JPS6333639Y2 - - Google Patents

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JPS6333639Y2
JPS6333639Y2 JP5957783U JP5957783U JPS6333639Y2 JP S6333639 Y2 JPS6333639 Y2 JP S6333639Y2 JP 5957783 U JP5957783 U JP 5957783U JP 5957783 U JP5957783 U JP 5957783U JP S6333639 Y2 JPS6333639 Y2 JP S6333639Y2
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JP
Japan
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air
spray
port
particles
atomization
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JP5957783U
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JPS59166859U (ja
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  • Pressure-Spray And Ultrasonic-Wave- Spray Burners (AREA)
  • Air Humidification (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、液体を霧化・噴出せしめるものにし
て、液体燃料の燃焼器、農薬散布装置、加湿機等
に利用できる噴霧装置に関するものである。
従来例の構成とその問題点 液体の霧化手段には、霧化室内において超音波
振動子を用いる方法、スプレーノズルで直接噴霧
を発生させる方法、あるいはノズルから噴出せし
めた噴流を衝突体に衝突させ、ここで霧化させる
方法等あるが、従来、霧化粒子の搬送は、霧化室
で発生した霧化粒子を搬送し噴出するために空気
流を霧化室内に通し、この空気によつて霧化粒子
を搬送し、かつ噴霧口より噴出させるという方法
がとられていた。ここで送風手段により供給され
る空気の全量が霧化室内を経て流れる構成になつ
ており、該空気流の多少によつて夫々欠点を有し
ていた。即ち (1) 空気流が多い場合には、空気流中の粒子密度
も粗く、相互に衝突して大径の粒子になること
が避けられ、また噴霧口から放出される際にも
大きな流速を有しており、噴霧口至近で滞留・
落下することもないが、霧化室内を大量の空気
が高速が流れるために、大径の粒子まで搬出さ
れてしまい、適当な粒子の分級ができないとい
う欠点があつた。
(2) 逆に空気流が少ない場合には、霧化室内での
分級は行えるが、噴霧口から噴出される速度が
小さいために、噴霧口至急で噴霧が滞留し落下
してしまい、噴霧粒子が遠くまで到達分散でき
ないという欠点があつた。
考案の目的 本考案の噴霧装置は、霧化室内における霧化粒
子の分級を促進し、大経の粒子を除去すると共に
噴霧口から放出される噴霧は流速を大にして分散
せしめ到達距離を大にすることを目的とする。
考案の構成 本考案の噴霧装置は、送風手段によつて供給さ
れる空気流の、一部は霧化室内を経て流れ、霧化
粒子を分級し搬送すると共に、他部は霧化室内を
経ずして噴霧口外周の少くとも一部に略並流に供
給される構成となつている。
実施例の説明 本考案の噴霧装置の一実施例にかかる加湿機の
部分断面図を第1図に示す。1は給水用のカート
リツジタンク、2は下タンク、3はポンプで、ポ
ンプ3に連接してノズル4が備えられている。ノ
ズル4は内包して霧化筒5が配され、該霧化筒5
上方には噴霧筒6が嵌合されて、先端部は開放さ
れた噴霧口7となつている。8は送風用のフアン
で、該フアン8より送られる空気流は空気口9を
経て空気室10に送られ、一部は霧化筒5に流
れ、一部は送風筒11を経て、噴霧口7の外周部
に開口した送風口12より放出される。13は給
水管である。
動作について詳述する。カートリツジタンク1
より給水された水は下タンク2に流れ、給水管1
3を経てポンプ3に吸入される。ポンプ3で加圧
された水はノズル4に送られ、放射状に開口され
たノズル口4aより噴出される。この噴流は霧化
筒5の内壁に衝突してここで霧化され、微粒子が
発生する。
一方、フアン8より送られる空気流は空気口9
を経て空気室10に到るが、その一部は霧化筒5
の下端から霧化粒子の存在する霧化筒5内に流
れ、搬送しようとする。この際、大径の粒子は自
重で落下し、あるいは霧化筒5の内壁に付着して
除去され、浮遊する小径の粒子のみ噴霧筒6を経
て噴霧口7より搬出される。この分級の程度は霧
化筒5内に流入する空気量によつて決まるが、こ
の制御はカートリツジタンク1の注水口1aによ
つて決まる水面と霧化筒5の下端との間隙によつ
て行なわれる。
ところで、空気室10の空気の他の一部は送風
筒11を経て、噴霧口7の外周に開口する送風口
12より放出されるが、この空気は第2図に示す
様に噴霧口7より搬出された霧化粒子を含む気流
(矢印W)を内包して流れ(矢印D)、噴霧口7近
傍で霧化粒子を滞留させることなく、また落下さ
せることなく遠方まで搬送せしめる。かくして、
例えば本実施例の加湿機の場合には噴霧口7近傍
で粒子が降下して床面を濡らすことなく、室内全
域に広く分散せしめることが加能であり、また農
薬等の散布に用いる場合にも散布効果が増長され
る。
なお本実施例では、噴霧口7の全周を囲んで送
風口12を開口させているが、前記効果は噴霧口
7の下面のみに送風口12を開口させるだけで充
分発輝される。また送風筒11の中間に空気の加
熱手段を備えることにより霧化粒子を再凝集させ
ることなく搬送できる。
考案の効果 本考案の噴霧装置は、霧化粒子の搬送路と空気
のみの流路を分離し、噴霧口近傍に略並流の空気
口を設けることにより、下記効果をもたらす。
(1) 霧化室内に適当量の空気を流すことにより、
粒子の分級ができ、大径粒子の搬出飛散を防止
できる。
(2) 噴霧口から出る液体粒子を、滞留させたり沈
降させることなく、充分高速で分散でき、また
遠くまで到達せしめ得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の噴霧装置の一実施例にかかる
加湿機の部分切断正面図、第2図はその要部断面
作用説明図である。 4……ノズル、5……霧化筒、6……噴霧筒、
7……噴霧口、8……フアン、9……空気口、1
0……空気室、11……送風筒、12……送風
口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 液体の霧化手段を備えた霧化室と、該霧化室で
    発生せる霧化粒子を放出する噴霧口と、前記霧化
    粒子を搬送する空気流を供給する送風手段とを備
    えると共に、前記送風手段より供給される空気流
    の一部を、前記霧化室を経ずして前記噴霧口外周
    の少くとも一部に、略並流にて供給せしめる送風
    口を備えた噴霧装置。
JP5957783U 1983-04-20 1983-04-20 噴霧装置 Granted JPS59166859U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5957783U JPS59166859U (ja) 1983-04-20 1983-04-20 噴霧装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP5957783U JPS59166859U (ja) 1983-04-20 1983-04-20 噴霧装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59166859U JPS59166859U (ja) 1984-11-08
JPS6333639Y2 true JPS6333639Y2 (ja) 1988-09-07

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ID=30189817

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JP5957783U Granted JPS59166859U (ja) 1983-04-20 1983-04-20 噴霧装置

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WO2003084671A1 (fr) * 2002-04-08 2003-10-16 Yugen Kaisha Hayashi Seiko Dispositif d'alimentation en brouillard
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JPS59166859U (ja) 1984-11-08

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