JPH01110357A - 歯科用ハンドピース - Google Patents

歯科用ハンドピース

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Publication number
JPH01110357A
JPH01110357A JP26827787A JP26827787A JPH01110357A JP H01110357 A JPH01110357 A JP H01110357A JP 26827787 A JP26827787 A JP 26827787A JP 26827787 A JP26827787 A JP 26827787A JP H01110357 A JPH01110357 A JP H01110357A
Authority
JP
Japan
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cooling water
magnet
hole
holder
main body
Prior art date
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Pending
Application number
JP26827787A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatoshi Fukuda
正俊 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Matsutani Seisakusho Co Ltd
Original Assignee
Matsutani Seisakusho Co Ltd
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Publication date
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  • Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 この発明は、歯科用バーによって歯またはクラウン等を
切削する際に用いられる歯科用ハンドピースに関する。
[従来の技術1 従来のこの種のハンドピースは、例えば第5図に示すよ
)に、本体1の内部に回転駆動される保持体(図示せず
)を設け、この保持体によって歯科用バーAのシャンク
Bを保持させつつ回転させることにより、刃部Cによっ
て歯Tを切削するようになっている。また、本体1にノ
ズル2を設置し、このノズルから噴射される冷却水を刃
部Cおよび歯Tに吹す付けることにより、それら刃部C
および歯Tを冷却し、これによって刃部Cの早期摩耗を
防止するとともに、切削熱で歯の神経が刺激されること
による患者の苦痛を軽減するようにしている。
[従来技術の問題点1 しかしながら、ノズル2から冷却水を吹き付けたのでは
、冷却水を切削箇所に直接吹き付けることが難しい。特
に、切削箇所が深い場合には、刃部Cの先端部および切
削箇所の深部へ冷却水がほとんど到達せず、このため冷
却効果が十分に得られないという問題があった。
[先の出願に係る技術] そこで、この出願人は、冷却効果が十分に得られる歯科
用ハンドピースを先に出H(特願昭62−215297
号)した。この先の出願に係る歯科用ハンドピースは、
歯科用バーとして刃部の先端面に開口する冷却水用孔が
内部に形成された歯科用バーを用いるようにしたもので
あり、本体の内部に冷却水用通路を形成する一方、歯科
用バーのシャンクが取り付けられる保持体に冷却水の流
入孔を形成し、冷却水を冷却水用通路および流入孔を介
して冷却水用孔に送り込み、その先端開口部から噴出さ
せるようにしたものである。
この歯科用ハンドピースによれば、歯科用バーの刃部先
端面から冷却水を噴出させることができるから、切削箇
所が深くても刃部の先端部および切削箇所に直接冷却水
を吹き付けることができ、したがって冷却効果を大幅に
向上させることがで外る。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、上記光の出願に係る歯科用ハンドピース
においては、保持体を例えばボールベアリングによって
支持させた場合、その内外輪および鋼球が早期に錆び付
くおそれがあった。すなわち、歯科用バーを保持する保
持体は、通常、30万回転程度の高速回転するため、冷
却水用通路が開口する本体の壁面と流入路が開口する保
持体の壁面とを接触させることができず、それらを離間
させておかなければならない。このため、冷却水用通路
から送られて来た冷却水の一部が冷却水用通路の開口部
から本体内に流出する。この流出した冷却水が保持体を
支持するボールベアリング内に入り込むと、ボールベア
リングの発する熱によって蒸発する。この結果、ボール
ベアリングが水蒸気の雰囲気によって包み込まれ、早期
に錆付く。
そして、ボールベアリングが錆び付くと、保持体がその
回転を阻害され、高速回′転できなくなるという問題を
招来する。
[発明の目的] この発明は、上記問題を解決するためになされたもので
、冷却効果を向上させることができるのは勿論のこと、
冷却水がボールベアリング等の回転支持部へ入り込むの
を防止することができる歯科用ハンドピースを提供する
ことを目的とする。
[発明の構成] この発明は、上記目的を達成するために、本体の内部に
、一端が冷却水供給源に接続され、他端が保持体に上っ
て区画される収納孔の底部側空間に臨む壁面に開口する
冷却水用通路を形成し、保持体の内部に、一端が取付孔
に連通され、他端が空1’J]l二臨む外面に開口する
流入孔を形成し、さらに本体の保持体に対する回転支持
部と冷却水用通路の開口部との開に位置する本体と保持
体との互いに対向する面の少なくとも一方に、保持体の
軸線を中心とした環状をなす磁石を、その内側に冷却水
用通路および流入孔の空間側開口部が位置するようにし
て設け、この磁石とこの磁石に対向する他方の面との開
に磁性流体を配置したものである。
[実施例] 以下、この発明の実施例について第1図ないし第4図を
参照して説明する。
第1図および第2図はこの発明の一実施例を示すもので
あり、第1図はその二部省略縦断面図、第2図は第1図
の要部の拡大図である。
第1図および第2図において、符号11は本体である。
この本体11は、把持部12とキャップ13とを備えて
いる。把持部12は、術者によって把持部れるために棒
状をなしており、その先端部には、下端面から上端面ま
で貫通する収納孔14が形成されている。この収納孔1
4の上端部には、上記キャップ13が螺合固定されてお
り、これによって収納孔14の上端部が密閉されている
また、収納孔14の内部には、回転軸線を収納孔14の
中心線と一致させた保持体15が回転自在に設けられて
いる。
この保持体15は、回転体16とコレットチャック17
とを備えている。
回転体16は、ボールベアリング18.19を介して収
納孔14の内周面に回転自在に支持されており、その外
周面には、多数の羽根16aが形成されている。この羽
根16aには、把持部12の内部に形成された供給孔1
2aを介して圧送される圧縮空気が吹き付けられ、これ
によって回転体16が回転するようになっている。なお
、符号12bは圧縮空気を排出するための排出孔である
また、回転体16の中央部には、その中心線に沿って延
びる貫通孔20が形成されている。この貫通孔20の略
中央部には、上方へ向かうにしたがうて漸次小径となる
テーパ孔部20aが形成され、貫通孔20の下端部には
、スリーブ21が液密に嵌合固定されている。
一方、フレットチャック17は、歯科用バーAのシャン
クBを保持するためのもので、回転体16の貫通孔20
に上下方向移動自在に挿入されている。このコレットチ
ャック17には、その内部に下端面から上方へ向かって
延びる取付孔22が形成され、下端部外層にテーパ孔部
20aに対応したテーパ部17aが形成されるとともに
、外周面から取付孔22*で延びるスリット23が複数
形成されている。したがって、テーパ部17aをテーパ
孔部20aに押圧嵌合させると取付孔22が縮径し、こ
れによって取付孔22に挿入したシャンクBを強固に保
持し得るようになっている。また、テーパ部17aをテ
ーパ孔部20aに押圧嵌合させるために、コレットチャ
ック17とスリーブ21との間には、コイルぼね24が
設けられている。
なお、キャップ13には、押しボタン25が設けられて
おり、この押しボタン25を押し下げると、コレットチ
ャック17が押し下げられ、これによってテーパ部17
gとテーパ孔部20aとの嵌合が解除されるようになっ
ている。また、押しボタン25とキャップ13との間に
は、押し下げられた押しボタン25を元の位置に復帰さ
せるための戻しばね26が設けられている。
また、本体11の内部には、冷却水を流すための通路2
7が形成されている。この通路27の一端は冷却水供給
源(図示せず)に接続されており、他端は押しボタン2
5の内部に形成された連通孔28に接続されている。こ
の連通孔28は、押しボタン25の下端面中央部に開口
せしめられている。一方、連通孔28と対向するコレッ
トチャック17の上端面中央部には、取付孔22に至る
流入孔29が形成されている。したがって、通路27を
通って供給された冷却水は、連通孔28および流入孔2
9を介して取付孔22内部へ送り込まれ、歯科用バーA
に形成された冷却水用孔りを通ってその先端開口部から
噴射される。
なお、冷却水用孔りを有しない歯科用バーを用いる場合
にも対処し得るよう、このハンドピースにおいては、把
持部12の内部に冷却水供給孔30および冷却風供給孔
31がそれぞれ形成されており、いずれも把持部12の
先端部下面に開口している。
ところで、前述したように、保持体15は30万回転と
いう高速回転するため、保持体15の回転時にはフレッ
トチャック17の上端面と押しボタン25の下端面とを
接触させることができない。
このため、連通孔28から流出した冷却水の一部は、キ
ャップ25、保持体15およびボールベアリング18に
よって区画される挿入孔14の空間S内に流れ出る。こ
の流れ出た冷却水がボールベアリング18の内輪18a
と外輪18bとの間に入り込むと、内、外輪18a、1
8bと鋼球18cとの間のころがり摩擦熱によって蒸発
し、ボールベアリング18を水蒸気の雰囲気で包み込む
。この結果、ボールベアリング18が早期に錆び付き、
保持体15の高速回転が阻害されるおそれがある。
そこで、この発明の歯科用ハンドピースにおいては、磁
性流体によって冷却水がボールベアリング18@へ流れ
出すのを防止している。すなわち、回転体16の上端面
には、回転体16の回転軸線を中心とする環状の凹部3
2が形成されている。
この環状の凹部32の底部には、リング状をなす永久磁
石33が固定されている。この永久磁石33は、上部と
下部とで極性が異なっており、例えば上部がS極とされ
、下部がN極とされている。
一方、凹部32と対向するキャップ13の下端面には、
リング状をなす永久磁石34が固定されている。この永
久磁石34は、その幅が凹部32の幅よりも若干狭くな
っており、その下部が凹部32内に入り込んでいる。こ
の凹部32内に入り込んだ下部が永久磁石33の上部と
異なる磁極、つま’l)N極とされ、上部がS極とされ
ている。そして、四部32の永久磁石33.34間の部
分に磁性流体35が充填されている。
このように、回転体16とキャップ13との間に、磁石
流体35を回転体16の回転軸線を中心として環状に配
置しているから、空間Sは、連通孔28および流入孔2
9が開口する内側空間S1とボールベアリング18が臨
む外側空間S2とに区画され、それら内側空間S1と外
側空間S2とは磁性流体35によって冷却水の流通が遮
断される。
したがって、冷却水がボールベアリング18内へ入り込
むのを防止する二とができる。しかも、回転体16とキ
ャップ13とに接するのが流体でありから、回転体16
と磁性流体35との間およびキャップ13と磁性流体3
5との間に作用する摩擦抵抗が少なく、したがって回転
体16(保持体15)の高速回転が阻害されることがな
く、*た高い摩擦熱が発生する二ともない。
次に、第3図および第4図に示すこの発明の他の実施例
について説明する。なお、上記実施例と同様な部分には
同一符号を付してその説明を省略する。
第3図および第4図に示す歯科用ハンドピースは、空間
S内に突出した回転体16の上端部外周面に内周側と外
周側とで極性が異なる環状の永久磁石36を上下に2列
配置する一方、永久磁石36に対向するキャップ13の
内周面に環状の凹部37を形成し、この凹部37の底部
に内周側の極性が永久磁石36の外周側の極性と異なる
永久磁石38を配置し、これら永久磁石37.39間の
凹部37内に磁性流体39を配置したものであり、磁性
流体39によりて空間Sは、連通孔28および流入孔2
9が開口する上部空間S、とボールベアリング18に面
する下部空間S4とに区画されている。
なお、上記の実施例においては、保持体15を圧縮空気
によって回転させるようにしているが、他の手段、例え
ばモータ等によって回転させてもよい。*た、保持体1
5と本゛体11とにそれぞれ永久磁石33,34:36
,38を配置しているが、保持体15または本体11と
のいずれか一方にのみ磁石を配置するようにしてもよい
[発明の効果1 以上説明したように、この発明は歯科用ハンドピースに
よれば、本体の内部に冷却水用通路を形成する一方、保
持体の内部に取付孔に連通ずる流入孔を形成し、冷却水
用通路から供給される冷却水を流入孔を介して取付孔に
送り込み、この冷却水を歯科用バーに形成された冷却水
用孔から噴出させるようにしているから、刃部および切
削箇所を直接冷却することができ、したがって冷却効果
を大幅に向上させることがで軽るのは勿論のこと、本体
と保持体との互いに対向する面の少なくとも一方に、保
持体の軸線を中心とした環状をなす磁石を、その内側に
冷却水用通路および流入孔の空間側開口部が位置するよ
うにして設け、この磁石とこの磁石に対向する他方の面
との開に磁性流体を配置しているから、冷却水が保持体
を回転自在に支持するボールベアリング等の支持部分に
入り込むのを防止することができる等の効果が得られる
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの発明の一実施例を示すもので
、第1図はその一部省略縦断面図、第2図は第1図の■
内部分の拡大図、第3図および第4図はこの発明の他の
実施例を示すもので、第3図はその一部省略縦断面図、
第4図は第3図の■内部の拡大図、第5図は従来の歯科
用ハンドピースの一例を示す一部省略側面図である。 11・・・本体、14・・・収納孔、15・・・保持体
、18.19・・・ボールベアリング、22・・・取付
孔、27・・・冷却水用通路、29・・・流入孔、 3
3゜34.37,39・・・永久磁石、35.40・・
・磁性流体。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  内部に一端が開口した収納孔が形成された本体と、こ
    の本体の収納孔の内周面によって回転自在に支持される
    とともに、回転駆動源によって回転せしめられる保持体
    とを備え、前記保持体の内部に前記収納孔の開口部から
    差し込まれた歯科用バーのシャンクが挿入される取付孔
    がその軸線を保持体の軸線と一致させて形成された歯科
    用ハンドピースにおいて、前記本体の内部に、一端が冷
    却水供給源に接続され、他端が前記保持体によって区画
    される前記収納孔の底部側空間に臨む壁面に開口する冷
    却水用通路を形成し、前記保持体の内部に、一端が前記
    取付孔に連通され、他端が前記空間に臨む外面に開口す
    る流入孔を形成し、さらに前記本体の保持体に対する回
    転支持部と前記冷却水用通路の開口部との間に位置する
    前記本体と前記保持体との互いに対向する面の少なくと
    も一方に、保持体の軸線を中心とした環状をなす磁石を
    、その内側に前記冷却水用通路および流入孔の前記空間
    側開口部が位置するようにして設け、この磁石とこの磁
    石に対向する他方の面との間に磁性流体を配置したこと
    を特徴とする歯科用ハンドピース。
JP26827787A 1987-10-26 1987-10-26 歯科用ハンドピース Pending JPH01110357A (ja)

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JP26827787A JPH01110357A (ja) 1987-10-26 1987-10-26 歯科用ハンドピース

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JP26827787A JPH01110357A (ja) 1987-10-26 1987-10-26 歯科用ハンドピース

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JPH01110357A true JPH01110357A (ja) 1989-04-27

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ID=17456321

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26827787A Pending JPH01110357A (ja) 1987-10-26 1987-10-26 歯科用ハンドピース

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JP (1) JPH01110357A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08322853A (ja) * 1995-05-31 1996-12-10 Nakanishi Shika Kikai Seisakusho:Kk センター注水型歯科用ハンドピース

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08322853A (ja) * 1995-05-31 1996-12-10 Nakanishi Shika Kikai Seisakusho:Kk センター注水型歯科用ハンドピース

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