JPH01110147A - プリント材料をマルチカラーシルクスクリーンプリンタのプリンティング位置にプリントが正確に施されるよう位置決めする方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 この発明は、多数のプリンティングステーションを有す
るマルチカラーシルクスクリーンプリンタにおいて、各
プリンティングステーションでプリント材料に対しステ
ンシルに形成された第１プリントパターンによって前記
プリント材料に施される第２プリントパターンを位置決
めし、各第２プリントパターンが前記プリント材料に対
し予め設定された位置を占めるようにする方法に関する
ものである。

マルチカラーシルクスクリーンプリンタの場合、各プリ
ンティング位置において、たとえばスキージによってイ
ンクコーティングまたはペーストが各第１パターンを形
成する布帛の孔に通され、プリント材料上に押し込まれ
、これによって第２パターンが形成される。

この発明は、プリント材料に対する第２プリントパター
ンの特定の位置を形成する座標がメモリーに記憶され、
どのような位置にも適用することができる座標がプリン
ト材料に対するパターンの特定の位置に適用することが
できる記憶された座標と比較され、位置の食い違いの大
きさおよび方向が指示されるということを前提とするも
のである。

ここでは“マルチカラー”プリンタおよび“マルチカラ
ー”プリントと記載したが、この用語は各プリントステ
ーションで“カラー”プリントが材料に施されるという
ことを意味するだけではな（、第２パターンが材料に施
され、たとえばプリント回路板の製造において、ハンダ
ペースト、ハンダ止めワニスなどの選定されたコーティ
ングが提供されるとき、それによって得られる“カラー
レス”パターンも含む。

背景従来技術 種々のシルクスクリーンプリンタの構成が知られている
が、いずれもステンシルに形成された第１パターンに対
応する単一の第２パターンがプリント材料に施されるよ
う構成されている。

これまでに提案されたマルチカラーシルクスクリーンプ
リンタの数はきわめて限られており、それは複数のパタ
ーンが重合位置で同一のプリント材料に相互に施される
種類の単一のプリンタであった。

この発明も、マルチカラープリントを得るためのシルク
スクリーンプリンタに関するもれのである。

ヨーロッパ特許出願第８７１１１０７８．２号および米
国特許第４５８９３３５号明細書に記載されているシル
クスクリーンプリンタは順次配置された多数のプリンテ
ィングステーションを有し、各プリンティングステーシ
ョンのプリンティングテーブルの上方にステンシルが張
られたステンシルフレームが配置されており、マルチカ
ラープリントを同一のプリント材料に施すことができる
。

この発明の方法に関連し、米国特許第４５１６６９５号
明細書も単一のプリンティングステーションでステンシ
ルに形成された第１パターンから得られる第２パターン
をその第２パターンを受けるプリント材料に対し位置決
めし、たとえばシルクスクリーンプリンタのスキージに
より、前記プリント材料の上面に施すコーティングまた
はインクペーストを第１パターンを形成するステンシル
、すなわち布帛の孔または開口メツシュに通し、これに
よって前記第２パターンを形成する方法を教示している
。　。

この知られている方法を適用するとき、基準ポイント、
普通はプリンタのフレームの一部に対する第２パターン
の二次元位置をメモリーに記憶し、第２パターンが施さ
れる材料がプリンティング位置に移動するとき、材料ま
たはそれに予め施されたパターンの位置を評価し、材料
に施される第２パターンと材料に生じ得る食い違いを評
価することが提案されている。

第１パターンを有するステンシルまたはプリンティング
テーブルまたは材料自体を確立された食い違いの大きさ
および方向に応じて移動させ、このプリンティングテー
ブル位置で第２パターンを材料にプリントし、確立され
た食い違いを完全に−１０＝ または十分に補償することも提案されている。

この知られている方法では、材料の位置を検出し、確立
する１つまたはそれ以上の手段がプリンティング位置で
ステンシルと材料間に移動し、これによって食い違いの
大きさおよび方向が評価され、プリンティングが開始さ
れる前、評価された食い違いが補償されるよう材料また
はパターンが移動する。

米国特許第４２２１１６５号明細書もこの点の従来技術
の現状を開示している。この明細書には、複数の把持ビ
ームを有するシルクスクリーンプリンタが記載され、第
１位置、すなわち送り位置で把持ビームがプリントが施
される材料を把持し、前記プリントが材料に施される第
２位置、すなわちプリント位置で把持ビームが位置合わ
せされる。これは材料を一定長さの正確な搬送路に沿っ
て材料送り位置からプリンティング位置まで移動させる
ことを可能にする。各把持ビームが両方の位置でプリン
タのシャシ−またはその一部に対し機械的に位置合わせ
され、これによって正確な材料の搬送路が得られる。

第１位置で材料を位置合わせする把持ビームと相互作用
する第１位置合わせ手段に加え、材料と相互作用する分
離手段によって前記第１位置で材料を正確に位置合わせ
し、位置合わせされた把持ビームによって予め位置合わ
せされている材料を収集し、その材料をプリンティング
位置に正確な材料搬送路に沿って搬送するこ七も提案さ
れている。

発明の概要 技術的課題 前述した従来技術を考慮したとき、技術的課題は、各プ
リンティング位置の外側でプリント材料を位置決めまた
は方向選定し、材料が各プリンティング位置に変位する
きき、材料が常時何らかの調節によって位置決めされ、
ステンシルの第１パターンから得られる第２パターンが
材料に最小限に食い違いをもって施されるようにするこ
とにあるのは明らかである。

他の技術的課題は、送り位置でプリンタのシャシ−に対
し、過度に正確に位置合わせしなくても、マルチカラー
プリントが最小限の食い違いをもって施されるようにす
ることにあるのも明らかである。

マルチカラープリンタの場合、技術的課題は、データシ
ステムの単一の光学デテクタによってプリンタのシャシ
−またはその他の基準ポイントに対する関連二次元位置
値を記憶し、ステッピングモータによって各ステンシル
の位置を適正位置に調整し、プリンティングのとき、プ
リンティング位置で各第２パターンを材料に対し正確に
方向選定することにあるのも明らかである。

前述した従来技術の状況を考慮したとき、他の技術的課
題は、各プリンティング位置で第２パターンを同一のプ
リント材料上に正確に位置決めし、米国特許第４５１６
４９５号明細書に記載されている種類のシルクスクリー
ンプリンタと同様の精度をもって位置決めし、米国特許
第４１５６４９５号明細書のプリンタよりも高い読み取
り精度が得られ、プリント回路板を製造するとき、プリ
ント材料上の第２パターンの位置決め精度に対する要求
が満たされるようにすることにあるのは明らかである。

この場合、他の技術的課題は、簡単な手段により、標準
化すなわち校正の後、各プリンティングステーションに
おいて、多数の互いに異なったパターンからなる多数の
プリントを受ける材料の関連位置を材料送り位置で容易
に確立し、材料に対するステンシルの第１パターンの位
置を必要に応じて送り位置で検出される位置に応じて変
化させ、材料が正確な搬送路に沿って各プリンティング
位置に変位したとき、各プリンティング位置で材料に施
される第２パターンが材料に対し予め方向選定されるよ
うにすることにある。

この場合、材料の位置を変化させなくても、材料を小さ
い公差をもって材料送り位置から各プリンティング位置
まで正確な搬送路に沿って移動させることができるよう
にすると有利である。

他の技術的課題は、材料が正確な搬送路からずれても、
第２パターンが材料上の正確な位置にプリントされるこ
とを補償するということにある。

材料送り位置の材料の位置を決定することについての他
の技術的課題は、スキージによって第１パターンが材料
に転写され、第２パターンが形成されるとき、各プリン
ティング位置で第１ステンシルパターンの引き延ばしに
よって生じると考えられる食い違いを補償することを可
能にすることにある。

他の技術的課題は、簡単な手段により、材料を第１材料
送り位置から各プリンティング位置まで正確に変位させ
、材料への第２パターンのプリンティングの後、プリン
トされた材料を材料送り位置に戻し、その送り位置で材
料に施されるプリントの位置を確立し、これによって得
られる二次元座標を記憶し、ステンシルの位置をプリン
ティング位置で調節し、第２パターンがプリント材料上
の正確な位置にプリントされるようにし、これによって
種々の第２パターンの位置の標準化、すなわち校正をな
すことを可能にすることにある。

それに関連する技術的課題は、簡単な手段により、その
情報によって各プリンティングステーションで各後続プ
リント材料上への第２パターンのプリンティングを制御
および調節し、第２パターンが０．５ｍｍよりも小さい
位置のずれ、たとえばプリント回路板の製造の精度とし
て要求される０、０３岨よりも小さい位置のずれをもっ
て予め設定された位置にプリントされるようにすること
にある。

他の技術的課題は、得られる精度が使用される検出手段
、すなわちカメラ装置の分解能、搬送路の測定能力、お
よびコンベヤベルトを高い精度をもって位置決めする能
力に大きく関連するということにある。

すべてのプリンティングステーションを通る単一のコン
ベヤベルトが使用されるプリンタの場合、他の技術的課
題は、コンベヤベルトの瞬間位置を直接確立し、ステン
シルを移動させる条件を生じさせ、材料に対する第２パ
ターンの位置を調節し、標準化すなわち校正処理のとき
、ベルトのずれを補償し、これによって各プリンティン
グステーションで材料の位置を間接的に確立することを
可能にすることにある。

解　　　　決 この発明は、多数のプリンティングステーションを有す
るマルチカラープリンタにおいて、各ステーションで第
２パターンを受けるプリント材料に対しステンシルの第
１パターンから得られる第２パターンを方向選定し、各
第２パターンがプリント材料に対し予め設定された位置
を占めるようにし、たとえばスキージによって各プリン
ティングステーションでコーティング物質を第１パター
ンに通し、プリント材料上に導き、これによって第２パ
ターンを形成し、施す方法に関するものである。

プリント材料に対し各第２パターンの位置を校正する目
的をもって、この発明によれば、ａ）第１位置合わせ位
置、すなわちプリント材料送り位置で材料の位置が基準
値、たとえばプリンタのシャシ−またはその一部の基準
ポイントに対し読み取られ、その情報が記憶され、−１
７＝ ｂ）材料が第２位置合わせ位置、すなわち第１プリンテ
ィングステーションの第２パターンを受ける第１プリン
ティングステーションのプリンティング位置に送られ、 Ｃ〉　工程すによって第２パターンが施された材料が再
度第１位置に移動し、前記基準値に対するプリントされ
た第２パターンの位置がこの位置合わせ位置で読み取ら
れ、記憶され、ｄ）工程すによって得られたパターンの
実際の位置とその予め設定された位置間の確立された食
い違いに応じて第１パターンを有するステンシルフレー
ムが第１プリンティングステーションで適正距離をもっ
て適正方向に変位し、これによって確立された食い違い
が最小限に止められ、 ｅ）第１、第２およびその後の位置で同様に位置合わせ
された各後続材料が第１およびその後のプリンティング
ステーションの第２およびその後の位置でコーティング
され、各第２パターンが最小限の食い違いをもって施さ
れる。

この発明を展開したものでは、用語“最小限の食い違い
”は確立された食い違いの完全補償、または少くとも一
般的状況下で十分であるとみなされる補償を意味する。

プリント材料はプリンティング機械全体を通る単一のコ
ンベヤベルト上に支持されることが好ましく、ベルトの
位置の確立によってプリント材料が第１位置で位置合わ
せされる。コンベヤベルトによって第２位置合わせ位置
まで送られる距離が測定され、その測定値が記憶され、
工程すによって第１プリンティングステーションで第２
パターンがプリント材料に施される。同一の搬送路に沿
って逆方向に送ることにより、プリント材料が第１位置
合わせ位置に復帰し、材料上の第２パターンの位置が評
価される。食い違いの大きさおよび方向が確立され、ス
テンシルフレームの位置が調節され、その後のプリント
の位置の食い違いが最小限にとどめられる。

その後、プリント材料が第３位置合わせ位置、すなわち
第２プリンティングステーションのプリンティング位置
に移動し、第２プリンティングステーションの第２パタ
ーンを受ける。

コンベヤベルトによって第３位置合わせ位置まで移動す
る距離が測定され、その測定値が記憶される。この場合
、その距離は前述した距離の２倍である。ここで工程す
によって材料に第２プリンティングステーションの第２
パターンが施され、その後、材料が搬送路に沿って逆方
向に送られ、材料が第１位置合わせ位置に復帰し、材料
上の第２パターンの位置が評価される。食い違いの大き
さおよび方向が確立され、ステンシルフレームの位置が
調節され、その後プリントが最小限の食い違いをもって
プリント材料上に位置決めされる。

その後、ベルトが搬送路に沿って第４位置合わせ位置ま
で移動し、工程すによってプリント材料に第３プリンテ
ィングステーションの第２パターンが施され、その後、
プリント材料が搬送路に沿って逆方向に送られ、第１位
置合わせ位置に復帰し、その後、必要に応じてこれが繰
り返される。第４位置合わせ位置までの搬送路の距離は
最初に記載した距離の３倍である。

材料上の第２パターンの実際の位置とその予め設定され
た位置間の食い違いが第１位置合わせ位置で測定され、
これが評価され、各プリンティングステーションで施さ
れる第２パターンが適正距離をもって変位し、これによ
って確立された食い違いが補償される。

チエツクするとき、各プリンティングステーションで校
正されるベルトおよび材料の位置と一般的プリンティン
グシーケンスのベルトおよび材料の位置間の食い違いを
確立し、ステンシルフレームの位置を調節し、この食い
違いを補償することもこの発明の技術的範囲内である。

さらに、この発明は、多数のプリンティングステーショ
ンを含み、プリントされる複数の材料を材料送り位置か
ら第１プリンティングステーションに送り、そこから第
２プリンティングステーションに送り、以下同様であり
、送り出し位置に送るコンベヤベルトを有し、各プリン
ティングステーションに第１プリントパターンを有する
ステンシルが設けられ、スキージによって第１プリント
パターンが第２プリントパターンとしてプリント材料に
転写されるシルクスクリーンプリンタに関するものであ
る。

各プリンティングステーションのステンシルおよびステ
ンシルフレームは変位可能に構成され、コンベヤベルト
によってプリント材料を送り、これをプリンティングス
テーションに対し一定の位置で停止させたとき、第２パ
ターンを最小限の食い違いをもってプリント材料に施す
ことができる。

各プリンティングステーションで各ステンシルフレーム
を変位させ、食い違いを最小限にとどめるとき、すべて
のプリンティングステーションに共通の制御ユニットに
よってその変位が制御される。

コンベヤベルトが停止するとき、プリント材料が各プリ
ンティングステーションに配置される。

各プリンティングステーションでコンベヤベルトの位置
およびその材料の位置を設定し、プリンティングの前、
各プリンティングステーションのステンシルフレームの
位置を調節し、材料の実際の位置とその予め設定された
位置間の食い違いを補償することができるようにするこ
とが好ましい。

利　　　　　点 この発明の主な利点は、プリント材料の位置をマルチカ
ラーシルクスクリーンプリンタの材料送り位置で位置合
わせすることができ、その材料が搬送路に沿って各プリ
ンティング位置に移動するとき、各第２パターンを正確
にプリント材料に施すことができ、位置検出手段をステ
ンシルと材料間に挿入し、これによってプリント位置を
チエツクしなくてもよいようにすることにある。

この発明の方法の特徴は特許請求の範囲第１請求項に記
載されており、マルチカラーシルクスクリーンプリンタ
の特徴は特許請求の範囲第８項に記載されている。

以下、この発明の詳細な説明する。

好ましい実施例の説明 第１図はマルチカラーシルクスクリーンプリンタの平面
図である。

符号（１）はプリント材料フィーダ（１ａ）を有する第
１プリンティングステーションを示す。

このプリンタはプリントされる種々のカラーの数に対応
する数の搬送路（Ｐ）の方向に配列されたプリンティン
グステーションを有する。普通、３つまたは４つのステ
ーションが設けられるが、その数はこれよりも多（でも
よく、少なくてもよい。

プリンティングステーションは互いに同一のものである
が、第１プリンティングステーション（１）はその次の
プリンティングステーションのステンシルの第１パター
ンとは異なる第１パターンをもつステンシルを有してお
り、以下同様である。

第１図が簡略化され、フィーダ（１ａ）を有する第１プ
リンティングステーション（１）およびフィーダ（ｌａ
’）を有する最後のプリンティングステーション（１′
）だけが示されている。

プリンティングステーションの数を変更してもよく、こ
れらプリンティングステーションは実質上同一の構造の
ものである。

便宜上、第１プリンティングステーションと同一の参照
符号によって最後のプリンティングステーション（１′
）の同様のエレメントが示され、プライム符号（（１）
と（ｌ゛）、（２）と（２′）など）が付されている。

第１図から明らかなように、第１プリンティングステー
ション（１）はフィーラ（３）を有するスキージ装置（
２）を含み、これをガイド（４）、（４ａ）の材料搬送
方向（Ｐ）を横切る方向に往復移動させることができる
。ステンシルフレーム（５）に移動可能にステンシル（
６）が取り付けられ、これはプリンタのシャシ−に対し
固定されており、第１パターン（６ａ）を有する。スキ
ージ装置（２）によってこのパターン（６ａ）が第２パ
ターン（７ａ）の形式でプリント材料（７）上に転写さ
れ、プリントされる。

したがって、２つのわずかに異なるパターン、すなわち
第１パターン（６ａ）と第２パターン（７ａ）が存在す
る。これら２つのパターンが互いに異なるのは、一方の
パターンがステンシル上に形成され、他方のパターンが
プリント材料上のプリントとして施されるということだ
けではなく、第１パターンがプリント材料に施され、第
２パターンが形成されるおき、スキージが移動すると、
ステンシルの布帛が引き延ばされ、これによって第１パ
ターンの小さい歪みが生じるという点である。

便宜上、第１図では、第１パターン（６ａ）の−方側に
おいて、材料（７）上の第２パターン（７ａ）の位置が
誇張されている。

この発明は、複数のプリンティングステーションを有し
、各ステーションでプリントを施すようにしたマルチカ
ラーシルクスクリーンプリンタにおいて、ステンシル（
６）上の第１パターン（６ａ）から得られる第２パター
ン（７ａ）を第２パターン（７ａ）を受けるプリント材
料（７）に対し方向選定、すなわち位置決めし、材料位
置設定手段を各プリンティング位置のステンシルとプリ
ンティングテーブル間に挿入しなくても、第２パターン
（７ａ）が前記プリント材料（７）に対し予め設定され
た位置を占めるようにすることができる方法に関するも
のである。

プリント材料（７）が配置される第１プリンティングス
テーションの位置において、たとえばスキージ（２）に
よってコーティング物質、プリンティングペーストなど
を布帛の孔またはメツシュに通し、第１パターン（６ａ
）をプリント材料（７）と接触させることにより、第２
パターン（７ａ）が形成される。前記プリント材料（７
）に対し設定された第２パターン（７ａ）の位置が中央
制御ユニット（８）のメモリーに記憶され、制御ユニッ
ト（８）はシルクスクリーンプリンタを操作するための
もので、第２パターンを位置決めするためのものである
。制御ユニット（８）はケーブル（９）を介して第１カ
メラ装置（１０）に接続され、導体（１１）を介して第
２カメラ装！（４２）に接続されている。

この発明は中央制御ユニット（８）の構造に関するもの
ではなく、このユニットの原理はシルクスクリーンプリ
ンタの技術分野で知られており、中央制御ユニット（８
）は種々のプリンティングステーションのプリント材料
上のパターンの位置を評価し、各プリンティングステー
ションのステンシルフレームのための周知のステッピン
グモータ（Ｉ３）、（１４）、（１５）を制御するが、
ここではその作用は説明しない。

前記パターンの位置を設定し、食い違いを算出し、ステ
ッピングモータを動作させることについては、米国特許
第６１０２００号明細書からその詳細を理解することが
できる。

ここに使用されている用語“位置合わせ位置“は、必ず
しもプリンタのシャシ−と正確に関連する位置を意味す
るものではなく、この位置は変化し得る。

しかしながら、プリント材料またはそれに施されたプリ
ントの位置の二次元座標を確立し、その座標を記憶し、
正確な位置の評価を可能にすることは重要である。

さらに、サイクルの校正において、プリント材料が予め
位置合わせされた位置に復帰するとき、二次元座標が確
立され、食い違いの大きさおよび方向が評価される。

第１図の実施例では、第１位置合わせ位置、すなわちプ
リント材料送り位置（Ａ）の装置を校正する目的で、カ
メラ装置（１０）、（１２）によって基準ポイント、た
とえばプリンタのシャシ−（１６）に対する材料（７′
）の位置が読み取られ、その確立された座標が中央ユニ
ット（８）のメモリーに記憶される。

そして、材料（７）が支持されたコンベヤベルト（２０
）が始動し、プリント材料（Ａ）が第２位置合わせ位置
（Ｂ）、すなわち第１プリンティングステーションのプ
リンティング位置に移動し、ここでスキージ（２）の移
動によって第２パターン（７ａ）がプリント材料に施さ
れる。材料が移動する距離は正確に設定され、その詳細
は後述する。

この発明によれば、第１プリンティングステーション（
１）で第２パターン（７ａ）がプリントされたプリント
材料（７）が正確な搬送距離をもって第１位置合わせ送
り位置（Ａ）に戻り、ここでプリントされた第２パター
ン（７ａ）の位置合わせ位置が前記基準ポイントに対し
読み取られる。これらの座標も読み取られ、周知の方法
で中央ユニット（８）に記憶される。これに関連する１
つの要件は、プリントされた第２パターンが広い交差範
囲内で材料上に方向選定されるということであり、その
範囲は普通はパターンの位置を確立するためのカメラ装
置が配置されている範囲である。

コンベヤベルト（２０）を同一長さの正確な距離をもっ
て材料送り位置（Ａ）に逆移動させ、第２プリント（８
ａ）の位置を評価することにより、この作用が得られる
。

この情報によって材料送り位置（Ａ）で材料の位置およ
びそれに施されたプリントの位置を再度確立し、この位
置を第１プリンティングステーションのプリントの正確
な位置と比較し、セントラルユニットによってステッピ
ングモータ（１３）、（１４）、（１５）を動作させ、
送り位置の材料が正確な搬送距離をもって第１プリンテ
ィングステーションに送られたとき、第２パターン（７
ａ）を最小限の食い違いをもって転写することが可能で
ある。

その後、前述した材料（７）上の第２パターン（７ａ）
の位置に関する校正を他のプリンティングステーション
で繰り返すことができる。

コンベヤベルトの位置の検出を容易にし、ベルトが移動
する距離の測定を可能にするため、第２図に示されてい
るように、スケールすなわち目盛マーキング（２３）が
コンベヤベルトの下面に設けられている。マーキング（
２３）は光学的に検出するこ七ができる個別のダッシュ
、すなわち磁化テープからなり、たとえば材料送り位置
（Ａ）において、読取ヘッドがコンベヤベルトの下面に
近接して配置される。

材料送り位置（Ａ）と第１プリンティングステーション
間の距離およびその正確な搬送路は第１および第２プリ
ンティングステーション間の距離、第２および第３プリ
ンティングステーション間の距離などに等しく、コンベ
ヤベルトが移動する正確な距離を評価する上に単一の読
取ヘッドが要求されるだけである。

コンベヤベルトの測定値が変化するおそれがある場合、
各プリンティングステーションで位置合わせ位置に近接
させて読取ヘッドを設け、各プリンティングステーショ
ンのコンベヤベルトの瞬間位置を評価し、校正処理にお
いて、この位置が確立された位置かられずかにずれたと
き、ステンシルフレーム、の位置を調節し、その食い違
いを補償することができるようにしてもよい。

コンベヤベルトの移動量、コンベヤベルトによって送ら
れる距離およびその位置を測定することができる装置の
一例がヨーロッパ特許出願公告第００８’３０８２号明
細書に記載されている。

たとえば、多数の第２パターンの最初のパターンである
第２パターン（７ａ）の望ましい位置に関連する座標が
周知の方法ですでに確立されている場合、カメラ装置（
１０）、（１２）および中央ユニット（８）のマイクロ
プロセッサによって関連する食い違いを確立し、第１プ
リンティングステーション（１）のステッピングモータ
（１３）、（１４）、（１５）を制御し、すべての後続
プリントの正確な方向選定を得ることが可能である。図
面の実施例では、ステッピングモータ（１３）、（１４
）、（１５）がステンシル（６）を有するステンシルフ
レームを動作させ、ステンシル（６）およびそのパター
ン（６ａ）の位置を調節し、このパターンが方向選定さ
れ、材料（７）上に正確にプリントが施される。

コンベヤベルトの位置を確立するための各プリンティン
グステーションの読取ヘッドの構成によってコンベヤの
長さの生じ得る食い違いを各プリンティングステーショ
ンの修正ファクタとして導入し、食い違いを最小限にと
どめる上に、各ステンシルフレームを移動させねばなら
ない距離を確立することも可能である。

ベルトの横方向の食い違いを評価し、これを修正ファク
タとして導入することもできる。

この場合、ベルトが機械を通って間欠移動するとき、プ
リント材料がベルトの上面に対しスライドすると仮定さ
れる。いわゆるトラベリングパキュームによってこのプ
リント材料の固定関係を得ることができる。

プリンティングステーション（１′）およびその他のプ
リンティングステーションで食い違いが確立されるとき
、ステッピングモータ（１３’）、（１４°）、（１５
’）によってステンシルフレーム（５゛）および第１パ
ターン（６Ａ’）をもつステンシル（６′）が一定距離
をもって一定方向に移動し、確立された食い違いが最小
限にとどめられる。確立された食い違いおよび各ステッ
ピングモータ（１３’）、（１４’）、（１５°）が動
作する量は周知の方法で中央ユニット（８）で評価され
る。

プリント材料上のすべての他のパターンの位置決め動作
が校正され、各ステンシルが確立された正確な位置に完
全に調節され、食い違いが最小限にとどめられ、その後
、実際のプリンティングプロセスが開始される。

そして、後続プリント材料が前述した方法で第１位置（
Ａ）（材料の位置の確立）で位置合わせされ、前記位置
（Ｂ）に送られるとき、前記材料の位置と校正プロセス
の材料の位置間の生じ得る食い違いの情報が伝達され、
第１プリンティングステーションのステンシル（６）が
移動し、その食い違いが補償され、第２パターン（７ａ
）が第２位置（Ｂ）で中央ユニット（８）に記憶された
情報およびそれに対応するステッピングモータの動作に
対し最小限の食い違いをもって材料に施される。

用語“最小限の食い違い”は確立された食い違いの完全
補償、または一般的状況下で十分であるとみなすことが
できる食い違いの補償を意味する。

その後、プリント材料が第２プリンティングステーショ
ンに移動し、前記ステーションに配置されているステン
シルも変位し、材料送り位置の食い違いから生じる食い
違いが最小限に七どめられる。

したがって、制御ユニット（８）に送りステーションの
各プリント材料の位置を認識させ、プリント材料が前記
ステーションから移動するとき、各プリンティングステ
ーションのステッピングモータを動作させ、第２プリン
トが常時最小限の食い違いをもって施されるようにする
必要がある。

第１図はコンベヤベルトによって送られる３片のプリン
ト材料（７″）、（７）、（７′）を示し、コンベヤベ
ルトはプリンティング機械全体にわたってのびている。

プリント材料（７”）は材料送り位置（Ａ）の位置合わ
せ位置に配置されている。プリント材料（７）は第１プ
リンティングステーション（１）の位置合わせ位置に配
置され、プリント材料（７′）は最後のプリンティング
ステーション（１゛）の位置合わせ位置に配置されてい
る。

ここに使用されている用語“位置合わせ位置”は、機械
的位置合わせ装置によってプリント材料がシャシ−に対
し一定の位置に押し込まれるということを意味するもの
ではなく、材料が一定個所に位置決めされ、ステンシル
フレームおよびステンシルを移動させ、パターンを予め
設定された方法で材料上に転写させることができるとい
うことを意味する。

次いで、コンベヤベルト（２０）が材料（７″）をプリ
ンティングステーション（１）に送り、これと同時に、
プリンティングステーション（１）のプリント材料（７
）が次のプリンティングステーションに移動し、以下同
様であり、多数のカラープリントが施された材料（７′
）はアウトフィーダ（ｌａ’）の支持面（２１）に送ら
れる。

各プリンティングステーション間の距離は同一または実
質上同一の長さであってもよい。

各プリンティングステーションで各プリント材料が同時
にプリントされる。

このシルクスクリーンプリンタは多数のプリンティング
ステーション（１〜１゛）を有し、各プリント材料が単
一のコンベヤベルト（２０）上で材料送り位置（Ａ）か
ら第１プリンティングステーション（１）に送られ、第
２プリンティングステーションなどに送られ、最後に送
り出し位置（ｌａ’）に送られ、各プリンティングステ
ーションはスキージ装置によって第２パターンの形式で
プリント材料に転写される第１パターンをもつステンシ
ルを有する。

各プリンティングステーションにおいて、各ステッピン
グモータによってステンシルを有するフレームおよびそ
のステンシルを移動させ、コンベヤによって材料を送り
、これをプリンティングステーションの特定の位置で停
止させ、その材料に第２パターンを最小限の食い違いを
もって施すことができる。

各プリンティングステーションの各ステンシルフレーム
を変位させ、プリントの食い違いを最小限にとどめると
き、各プリンティングステーションですべてのプリンテ
ィングステーションに共通の制御ユニットによってステ
ンシルフレームの変位が制御され、材料の位置、送り位
置、企図された材料の距離、ステンシルの位置およびそ
の他のパラメータが観測される。

コンベヤベルト（２０）が停止したとき、プリント材料
が各プリンティングステーションに配置される。

各プリンティングステーションでコンベヤベルトの位置
を読み取ることができ、プリンティングの前、各プリン
ティングステーションのプリント材料の位置およびステ
ンシルフレームの位置が調節され、プリント材料の実際
の位置とその予め設定された位置間に生じ得る食い違い
が補償される。

前述した補償に必要なすべてのデータが制御ユニット（
８〉に記憶され、処理される。

乾燥セクションが各プリンティングステーション間に配
置されているとき、他のプリントを施す前、濡れたプリ
ントを乾燥させることができるという利点が得られる。

長さ方向において、コンベヤベルトの位置（およびプリ
ント材料の位置）を確立するにあたって、分離したマー
キングを明瞭に個別に形成し、問題の搬送距離を確立す
ることを可能にしてもよい。

横方向のベルトの位置を確立するにあたって、１つまた
はそれ以上の読取ヘッドによってマーキングの位置を確
立するようにしてもよい。

たとえば、ベルトの一方のエツジ部分を検出する読取ヘ
ッド（２４）　（第２図参照）を配置し、ヘッド（２５
）によってベルトの中央部分を検出し、ヘッド（２６）
によって前記ベルトの他方のエツジ部分を検出し、これ
によって横方向のベルトの位置を確立するようにしても
よい。

前述した実施例はこの発明を限定するものではなく、特
許請求の範囲内で種々の変形を加えることが可能である
。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明かかるシルクスクリーンプリンタの平
面図、 第２図は第１図のコンベヤベルトおよびプリント材料の
位置を確立するためのコンベヤベルトの目盛を示す説明
図である。 （６）・・・・・・・・・・・・・・・・・・ステンシ
ル（６ａ）・・・・・・・・・・・・・・・第１パター
ン（７）・・・・・・・・・・・・・・・・・・プリン
ト材料（７ａ）・・・・・・・・・・・・・・・第２パ
ターン（８）・・・・・・・・・・・・・・・・・・制
御ユニット（Ａ）・・・・・・・・・・・・・・・・・
・第１位置合わせ位置アクティエ　ポラーグ ＝４１−

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. （１）多数のプリンティングステーションを有するマル
   チカラーシルクスクリーンプリンタにおいて、各プリン
   ティングステーションでステンシルの第１プリントパタ
   ーンによってプリント材料に施される第２プリントパタ
   ーンをプリント材料に対し位置決めし、各第２プリント
   パターンが前記プリント材料に対し予め設定された位置
   を占めるようにし、たとえばスキージによってコーティ
   ング物質を１つのプリンティング位置で第１パターンに
   通し、プリント材料上に導き、これによって第２パター
   ンを施す方法であって、 ａ）第１位置合わせ位置、すなわち材料送り位置で基準
   値、たとえばプリンタのシャシーに対するプリント材料
   の位置を設定し、その測定値を記憶し、 ｂ）プリント材料を第２位置合わせ位置、すなわち第１
   プリンティングステーションの第２パターンを受ける第
   １プリンティングステーションのプリンティング位置に
   送り、 ｃ）工程ｂによって第２パターンがプリントされた材料
   を第１位置合わせ位置に戻し、プリントされた第２パタ
   ーンの位置をこの位置合わせ位置で前記基準値に対し設
   定し、その測定値を記憶し、 ｄ）第１パターンを有するステンシルフレームを第１プ
   リンティング位置で適正距離をもって適正方向に変位さ
   せ、工程ｂの転写によって得られるパターンの実際の位
   置と前記パターンの予め設定された位置間の食い違いを
   最小限にとどめ、 ｅ）第２パターンを第１プリンティングステーションの
   第２位置合わせ位置で同様の方法で第１および第２位置
   合わせ位置で位置合わせされた後続材料に最小限の食い
   違いをもって施すことを特徴とする方法。
2. （２）最小限の食い違いとは確立された食い違いの完全
   補償、または一般的状況下で十分であるとみなすことが
   できる補償を意味する第１請求項に記載の方法。
3. （３）プリント材料がプリンティング装置全体にわたっ
   てのびるベルト上に支持され、第１位置合わせ位置で位
   置合わせされ、第２位置合わせ位置までの搬送路の距離
   が測定され、第１プリンティングステーションで工程ｂ
   によって材料に第２パターンが与えられ、プリント材料
   が同一の搬送距離をもって逆移動し、これによってプリ
   ント材料が第１位置合わせ位置に復帰する第１請求項ま
   たは第２請求項に記載の方法。
4. （４）前記プリント材料第３位置合わせ位置、すなわち
   第２プリンティングステーションのプリンティング位置
   に導かれ、第２プリンティングステーションの第２パタ
   ーンを受ける第１請求項または第３請求項に記載の方法
   。
5. （５）第３位置合わせ位置までのベルトの搬送距離を測
   定し、第２プリンティングステーションで第２パターン
   をプリント材料に施し、プリント材料を同一の搬送距離
   をもって逆移動させ、これによってプリント材料を第１
   位置合わせ位置に復帰させる第３請求項または第４請求
   項に記載の方法。
6. （６）第４位置合わせ位置までのベルトの搬送距離を測
   定し、第３プリンティングステーションで第２パターン
   をプリント材料に施し、プリント材料を同一の搬送距離
   をもって逆移動させ、プリント材料を第１位置合わせ位
   置に復帰させる第１請求項または第３請求項に記載の方
   法。
7. （７）第１位置合わせ位置でプリント材料の第２パター
   ンの実際の位置とその予め設定された位置間の食い違い
   を評価し、各ステーションで第２パターンを前記プリン
   ト材料に施すとき、各プリンティングステーションで施
   される第２パターンを前記食い違いが補償されるよう変
   位させる第１請求項〜第７請求項のいずれかに記載の方
   法。
8. （８）種々のプリンティングステーションをもち、プリ
   ント材料に多数のプリントが施され、コンベヤベルトに
   よって前記材料が材料送り位置から第１プリンティング
   ステーションおよびそこから第２プリンティングステー
   ションに搬送され、以下同様であり、最終的に送り出し
   位置に搬送され、各プリンティングステーションは第１
   パターンを有するステンシルを含み、スキージ装置によ
   って前記第１パターンが第２パターンの形式でプリント
   材料に転写されるシルクスクリーンプリンタにおいて、
   各プリンティングステーションのステンシルおよびステ
   ンシルフレームが変位可能に構成され、前記コンベヤベ
   ルトによってプリント材料が搬送され、前記プリンティ
   ングステーションの一定の位置で前記プリント材料が停
   止し、第２パターンが最小限の食い違いをもってそのプ
   リント材料に施されるようにしたことを特徴とするシル
   クスクリーンプリンタ。
9. （９）すべてのプリンティングステーションに共通の制
   御ユニットによって各プリンティングステーションのス
   テンシルフレームが変位し、最小限の食い違いが得られ
   るようにした第８請求項に記載のプリンタ。
10. （１０）前記コンベヤベルトが停止したとき、前記プリ
    ント材料が各プリンティングステーションに配置され、
    前記コンベヤベルトの位置およびそのプリント材料の位
    置が各プリンティングステーションで検出され、プリン
    ティングの前、各プリンティングステーションのステン
    シルフレームを変位させ、プリント材料の実際の位置と
    その予め設定された位置間の食い違いを補償するように
    した第８請求項または第９請求項に記載のプリンタ。