JPH01109848A - 通信装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は通信装置、特にデータ通信に用いられるモデム
に関するものである。

〈従来技術〉 伝送路（回線）には、ディジタル信号用ディジタル回線
と、アナログ信号用アナログ回線がある。

電話機で用いている回線は言うまでもな°〈アナログ回
線である。この電話回線を利用してディジタル信号を伝
送するには、ディジタル信号をアナログ信号乗せる変・
復調器いわゆるモデムが必要となる。

このモデムは、ファクシミリ、パソコン通信等が発展す
るＫつれて発達してきた。

一方、ｌ５ＤＮ等の進展につれ、ディジタル回線が徐々
に整備され、ディジタル通信用機器も発展しつつある。

又、将来は全てディジタル回線におきかわる予定である
。このディジタル通信機器の一つに０４フアツクスがア
ル。

〈発明の解決しようとする問題点〉 ところでこの様なディジタル回線とアナログ回線の双方
を用いてディジタル情報の送信を可能とすることが出来
る通信装置としてはディジタル回線用にディジタル処理
を行うデイジタルジタル処理部と、該ディジタル処理を
行った後のディジタルデータをアナログ信号に変調する
変調部を有するアナログ回線用処理部とを夫々有してい
たため、必然的に回路規模は大きくなり、装置のコスト
ＵＰ、小型化等の妨げになるばかりか、前述のディジタ
ル回線用処理部とアナログ回線用処理部とが夫々互いに
悪影響を及ぼすことも生ずることがあるという問題点が
発・　生じていた。

本発明は、上述の問題点に鑑みアナログ回線とディジタ
ル回線と、通信を可能とすることを目的とする。

〈問題点を解決するための手段〉 本発明は上述の目的を達成するために、デジタル信号に
所定のディジタル処理を行ってアナログ信号に変換した
後に通信を行う通信装置であって、前記アナログ信号に
変換する前のディジタル処理された信号を送信可能とす
る切換手段を有する。

く作用〉 上記構成に於いて前記切換手段によりアナログ信号に変
換する前のディジタル処理された信号が送信可能とされ
る。

〈実施例〉 本発明の実施例の概要は、従来アナログ伝送に用いてい
たアナログ機器用モデムの入出力部分をディジタル化し
た装置（ディジタルモデム）を提供する事により、アナ
ログ回線用機器によるディジタル回線へのデータ伝送を
可能にし、又、その逆に、ディジタル回線機器にも本デ
ィジタルモデムを設置する事によりディジタル回線機器
からアナログ機器へディジタル回線を通じてデータ伝送
を可能にすることである。

第１図に本発明のディジタルモデムの概略構成図を示す
。従来のモデムと異なるのは、通信路側の切り口がディ
ジタルであることで、すなわち、従来用いられていたＤ
／Ａ、Ａ／Ｄ変換器が無い。

第１図に本発明のディジタルモデムを示す。

１００は送信ディジタル信号を発生する送信端末、又１
１８は同信号を受ける受信端末である。

１０１は受信側で信号の区切りを明確にする等の役目を
果し送信データを白色化する（ランダムに並べ変える）
スクランブラであり１０２はスクランブラ出力信号をト
リビット、ダイビット毎に符号を割りつける符号器であ
り、１０３は信号の符号量干渉を防止する為のパルス成
形フィルタ（ロールオフフィルタ）である。１０４は信
号を予めＧｌの送信規格において決められているＦＳＫ
、ＰＳＫ、ＱＡＭ等の変調を行う変調器である。この変
調器における変調方法はディジタル的に行われており、
ディジタル的に変調処理されたデータが外付けされたＤ
／Ａ変・換器によってアナログ信号に変換される。この
変調方式としては例えば 位相変調（ＰＳＫ）・・・搬送波の位相を変化周波数変
調（Ｆ’ＳＫ）　　・・・　　　　　周波数　〃〃 振巾変調（ＡＭ）・・・・・　〃　　振巾　〃直交振巾
変調（ＱＡＭ）・・・　　〃　位相と振巾を変化等があ
る。以上が送信系であり、本実施例のディジタルモデム
の送信部は端末１００を除き出力端子１０５で囲まれる
点線で示した部分２００となる。本来は全てディジタル
信号であり、従って出力される信号もディジタルとなり
、ディジタル回線と接続できる（従来のモデムはこれに
Ｄ／Ａ変換器及びローパスフィルタが付加されていた）
。

次に受信側であるが、ディジタル回線からのディジタル
データは直接ディジタル復調器１１３へ入力され変調前
の信号へ復調される。１１４は等化器であり、本来は回
線歪を補正する為のものであり、これにより、伝送品質
が向上される。

ディジタル回線に於いては、アナログ回線に比べ歪は少
ないが、実施例では従来のアナログ回線用モデムとコン
パチブルをとる為、等化器を用いている。

この等化出力信号は、判定器１１５により符号ポイント
に判定され、復号器１１６で復号され、デイスクランブ
ラ１１７で白色化された、（スクランブルされた）信号
を元の信号へ戻し元来の送信４号がＧｌ［機の受信端末
１１８で受信される。

このディジタルモデムの受信部は端末１１８を除き、入
力端子１，１２、出力端子１１９で囲まれる点線で示し
た部分２０１となる。

尚ディジタルモデムと呼ばれるのは前記送受信部を含め
２０３の部分である。

以上の様に本実施例ではＤ／Ａ変換前のディジタルデー
タを通信路へ送出可能としたのでアナログ回線用機器の
出力をディジタル回線で送出可能に出来、従来不可能で
あったアナログ回線用機器とディジタル回線用機器をデ
ィジタル回線を通じて接続し、データ相互伝送が可能と
なった。

このデータの相互伝送の例を第２図を用いて説明する。

３００．３０１．３０２は従来のディジタル回線用機器
（例えばＧ４ＦＡＸ）であり、３０３は従来のアナログ
回線用機器（例えば０３　ＦＡＸ　）である。この両端
末に本実施例のディジタルモデム２０３を図の様にディ
ジタル回＃１Ｉ３０５との間に設置すれば、従来不可能
であったＧ３　ＦＡＸと０４　Ｆ’ＡＸとの相互通信が
可能となった。

尚Ｇ３ＦＡＸ　、Ｇ４　ＦＡＸとｔＤ相互通信に限らず
他の通信にも本発明が適用可能であることは言うまでも
ない。

以上説明した実施例に於いて、特にアナログ回線用機器
へディジタルモデムを設ける場合、本モデムが従来のア
ナログモデムと共通要因をもっている為、第３図に示す
様にその共通要素を兼用化し、スイッチ３００で両方向
（アナログ回線とディジタル回線）を切り換え可能にす
れば、より効率の良いコンパクトな機器が実現できる。

尚アナログ回線に送出する場合の非共通要素としては送
信側では、Ｄ／Ａ変換器４０１及びローパスフィルタ４
０２であり受信側ではバンドパスフィルタ４０３、ＡＧ
Ｃ４Ｑ４及びＡ／Ｄ変換器４０５であって、その他の部
分は共通要素と考えられる。

以上説明した様に、本実施例によるディジタルモデムを
用いればアナログ回線用機器の回線側の出力端子に出力
される信号をディジタル信号化する事で同機器のディジ
タル回線へのデータ送出を可能とし、ディジタル回線用
機器との相互データ通信を可能とした。

又第３図に示す実施例に依ればディジタルモデムと従来
のアナログモデムとの共通部分を共有化可能な為、より
モデム部を有効にコンパクトにでき、装置自体をコンパ
クトにコストパフォーマンスの高いものにすることがで
きる効果がある。

〈発明の効果〉 以上説明した様に本発明に依れば簡単な構成でアナログ
回線とディジタル回線との両者を用いて通信が可能とな
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例のディジタルモデムの構成を示
すブロック図、 第２図はディジタルモデムを用いた時のディジタル回線
を用いたアナログ回線用機器とディジタル回線用機器と
の相互通信の状態を表わす図、 第３図は本実施例のディジタルモデムと従来のアナログ
モデムとの共通部分を兼用した場合の構成図である。 １００・・・端末 １０１・・・スクランブラ ２００・・・送信部

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）デジタル信号に所定のデジタル処理を行つてアナ
   ログ信号に変換した後に通信を行 う通信装置であつて、 前記アナログ信号に変換する前のデジタ ル処理された信号を送信可能とする切換手 段を有することを特徴とする通信装置。