JPH01109513A - 回転ヘッドドラム装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、テープの走行（長手）方向にヘッドを走査
させて、該テープの幅方向に複数の平行な記録トラック
を順次形成させる所謂平行スキャン方式の回転ヘッドド
ラム装置に関する。

［発明の概要］ この発明は、テープの走行方向にヘッドを走査させ、該
テープの幅方向に複数の平行なトラックを順次記録させ
る平行スキャン方式の回転ヘッドドラム装置であって、 ヘプト取付部材と駆動機構をユニット部材によりユニッ
ト化し、このユニット部材を回転ヘッドドラムに設けた
位置決め手段を介して該回転ヘッドドラム内に着脱自在
に設けたことにより、テープに無理な負荷が掛からない
状態でテープの走行方向とヘッドの走査方向を一致させ
て、記録、再生時の諸機能を一段と向上させることがで
きると共に、ヘッドの交換をワンタッチで行うことがで
きるようにしたものである。

［従来の技術］ 従来のＶＴＲには、映像信号を記録（再生）するヘッド
をテープ走行方向より傾けて配置し、回転させながらテ
ープ上に斜めのパターンで記録するヘリカルスキャン方
式の回転ヘッドドラム装置が一般的に用いられている。

このヘリカルスキャン方式の回転ヘッドドラム装置は、
例えばＶＴＲ本体のシャーシに対して所定角傾斜した回
転ヘッドドラムを回転自在に支持しである。この回転ヘ
ッドドラムは、前記シャーシに固定され、外周面に傾斜
したテープガイド部としてのテープガイド帯を有した下
ドラムと、この下ドラム上に回転軸を介して回転自在に
支持された上ドラムから成り、これら上、下ドラム間の
該上ドラムの下面には、それら外周面から先端部が所定
量突出するように一対のビデオヘッドをヘッドベースを
介してねじ等により締結固定しである。

そして、回転ヘッドドラムの回りに配設された引出ガイ
ド及び傾斜ガイド等から成るローディング機構により、
ＶＴＲ本体に装着された例えばテープカセット内からテ
ープを前記回転ヘッドドラムの外周面にヘリカルに巻き
付けて、該テープに対してビデオヘッドを斜め方向に走
査させて斜めのトラックを順次形成するようになってい
る。

［発明が解決しようとする問題点］ しかしながら、前記ヘリカルスキャン方式の回転ヘッド
ドラム装置では、シャーシに回転ヘッドドラムを傾斜さ
せて取り付けるのに高い取付精度を要し、また、テープ
を斜めに走行させるためテープ走行時の該テープに無理
な負荷がかかる欠点があった。さらに、ヘッドの寿命等
によりヘッドを交換する場合等には、上ドラムを下ドラ
ムから取り外し、且つ上ドラムにねじ止めされたヘッド
ベースを取り外さなければならないため、その交換作業
が煩雑である不具合があった。

そこで、この発明は、前記問題点を解決する所謂平行ス
キャン方式の回転ヘッドドラム装置を提供するものであ
る。

［問題点を解決するための手段〕 ヘッド取付部材と駆動機構をユニット部材によリユニッ
ト化し、このユニット部材を回転ヘッドドラムに設けた
位置決め手段を介して該回転ヘッドドラム内に着脱自在
に設けである。

［作用］ テープの走行方向はヘッドの走査方向と一致し、該テー
プの幅方向にトラックが順次平行に複数本記録される。

また、ヘッド等の交換時にはユニット部材は回転ヘッド
ドラムから容酩に着脱される。

［実施例］ 以下、この発明の一実施例を図面と共に詳述する。

第１．６図において、ｌはＶＴＲに用いられる回転ヘッ
ドドラム装置である。回転ヘッドドラム装置ｌの回転ヘ
ッドドラム２はＶＴＲ本体のシャーシＣに対して垂直状
態に起立して設けである。

詳述すると、回転ヘッドドラム２は、シャーシＣに垂直
に固定された固定ドラム３と、固定ドラム３の底部３ａ
の中央に垂直に突出した円筒状の軸受部３ｂに、一対の
ベアリング４．５を嵌合させた軸６を介して回転自在に
支持された回転ドラム７を有している。

回転ドラム７は、軸６の上端にナツト８を介して締結固
定された円筒状のフランジ９と、フランジ９の軸受部９
ｂに嵌合され、１つ上部９ａに図示しないねじ等により
上部１０ａを締結固定された円筒状の回転ドラム本体１
０と、回転ドラム本体ＩＯの周壁部１０ｂの上端縁内に
嵌合され、［つフランジ９の軸受部９ｂの上端部に複数
のねじｌ！により重なり合うように締結固定された円板
状の蓋体１２で構成されている。

固定ドラム３の底部３ａの下面には、軸６を回転させる
ブラシレスモータ１３を付設しである。

ブラシレスモータ１３のステータは、固定ドラム３の底
部３ａの下面に固定された略筒状のヨーク１４と、ヨー
ク１４の内周面と固定ドラム３の軸受部３ｂの間に該固
定ドラムの底部３ａと平行になるように配置された円板
環状のステータヨークｌ５と、ステータヨーク１５の下
面に環状になるように所定相固着されたステータコイル
１６と、ヨーク１４の下端開口部を閉塞するステータカ
バー１７で構成されている。また、ブラシレスモータＩ
３のロータは、軸６の下端に嵌着されたロータボス！８
と、ステータヨークＩ５に面対向するように該ロータボ
ス１８にかしめ固定された円板環状のロータヨーク１９
と、ステータコイル１６から所定クリアランス隔てて対
向するように該ロータヨーク１９の上面に固着された円
板環状のロータマグネット２０とで構成されている。尚
、７ランジ９の軸受部９ｂは、ベアリング４を介して軸
６の上部に螺合したナツト８により空回りしないように
該軸６の上部に締結固定してあり、ブラシレスモータＩ
３の回転力を軸６を介して回転ドラム７に確実に伝達で
きるようになっている。

回転ドラム本体ｌＯの周壁部ｔｏｂの外周面の下部側に
は、段環状に切り欠かれた凹１１０ｃを形成しであると
共に、該周壁部１０ｂの下端部から上部にかけて９０°
離れた位置には、縦（軸方向）に長い矩形の一対の開口
部１０ｄ、ＩＯｄをそれぞれ形成しである。回転ドラム
本体ＩＯの凹部１０ｃに固定ドラム３の周壁部３ｃの内
周面の上端部側に環状に突出形成した凸部３ｄが入り込
むようになっていて、回転ドラム本体ＩＯの周壁部！Ｏ
ｂの下部が固定ドラム３の周壁部３ｃ内に回転自在に収
容しである。また、該凸部３ｄの上端面３ｅが、回転ド
ラム本体１０の周壁部１０ｂの外周面に走行されるテー
プＴの下端縁をガイドするテープガイド部となっている
。

一対の開口部１０ｄ、ＩＯｄに対向する回転ドラム７内
には、記録、再生ヘッド用のユニット部材２１．２２を
収容するユニット収容空間２３．２３を形成しである。

各ユニット収容空間２３は、フランジ９の鍔状下部９ｃ
、軸受部９ｂ、上部９ａの略Ｔ字形に切り欠かれた凹部
９ｄと、回転ドラム本体ｌＯの上部１０ａ及び蓋体Ｉ２
の各コ字形切欠凹部１０ｅ、１２ａとで構成されている
。

一方のユニット収容空間２３には記録ヘッド用のユニッ
ト部材２Ｉを着脱自在に取付けである。

ユニット部材２１は、平面コ字形の背板２４と、背板２
１の上部両側に開閉自在にピン枢支された蓋板２５と、
背板２４に固着され、内部に空間２６ａを有するブロッ
ク体２６と、背板２４に固着された基板２７で構成され
ている。

該ブロック体２６の空間内２６ａ内には、ヘッド取付部
材としてのキャリッジ３０をリードネジ（ボールネジ）
３１を介して上下移動自在に配設しである。即ち、キャ
リッジ３０は、平坦部の一端側にリードネジ３１に螺合
する軸受部３２を嵌合し、平坦部の他端側に垂直に一体
形成されて前記開口部１０ｄに遊挿する垂直部の中央に
、一対のヘッド露出孔３０ａ、３０ａを有している。さ
らに、キャリッジ３０の平坦部には、前記垂直に起立し
たリードネジ３１と平行になるようにブロック体２６の
上、下部２６ｂ、２６ｃに支持された′ガイド軸３３を
貫通させている。該リードネジ３１の上。

下部は、ブロック体２６の上、下部２６ｂ、２６ｃに嵌
合されたベアリング３４．３５により回転自在に支持し
である。

また、キャリッジ３０の平坦部の上、下面には、ねじ３
６により固定されたベース３７を介して一対の記録ヘッ
ド３８．３８を固着しである。各記録ヘッド３８は、各
ヘッド露出孔３０ａに挿入されていて、その各先端部は
、キャリッジ３０の垂直起立部の外面より僅かに外側に
突出している。

この垂直起立部の外面は、回転ドラム本体１０の周壁部
１０ｂの外周面と面一になるように湾曲面になっている
。

リードネジ３Ｉの上部は、ブロック体２６の一ヒ１２６
ｂの上面に取付けられた偏平、ｐｉ型のＰＭ形ステッピ
ングモータ（パルスモータ）４０に連結しである。この
ＰＭ形ステッピングモータ４０のステータは、前記上部
２６ｂの上部にねじ（図示しない）により固定され、内
周面に多数の極歯３３ａ。

・・・を環状に配置した環状のステータヨーク４１と、
ステータヨーク４１の内周面側から外周面側にかけて上
、下２相巻き回してなる環状の巻線４２．４２とで構成
されている。

また、ＰＭ形ステッピングモータ４０のロータは、ステ
ータヨーク４１内に回転自在に内装された円筒状のロー
タヨーク４３と、ステータヨーク４１の多数の極歯から
所定クリアランス隔てて該ロータヨーク４３の外周面に
等間隔毎に固着された多数のロータマグネット４４．・
・・とで構成されている。而して、ロータヨーク４３の
中央部に突出して固着した環状のボス部４３ａに前記リ
ードネジ３１の上部を嵌合しであると共に、該ボス部４
３ａとリードネジ３１の上部はねじ４５により締結固定
しである。

前記ＰＭ形ステッピングモータ４０とリードネジ３１と
で、記録ヘッド３８をテープＴの少なくとも記録領域に
相当する幅方向の距離だけステップ送りするように前記
キャリッジ３０を上下方向に対して往復移動させる駆動
機構４６が構成されている。これらキャリッジ３０と駆
動機構４６はユニット部材２Ｉによりユニット化され、
位置決め手段４７により回転ドラム７のユニット収容空
間２３に位置決めされて収容されるようになっている。

即ち、位置決め手段４７は、フランジ９上部９ａ及び下
部９ｃにそれぞれ埋設された位置決めピン４８ａ及び４
８ｂと、ブロック体２６の」−１下部２６ｂ、２６ｃの
前記ピン４８ａ、４８ｂの対応する位置に形成された穴
部４９ａ、４９とで構成されている。また、ユニット部
材２１は、蓋板２５を閉じることにより押圧手段５０に
より下方に押し付けられるようになっている。押圧手段
５０は、蓋板２５の一側部に突出した係止ピン５Ｉと、
回転ドラム本体ＩＯの上部１０ａに固定されたＬ字形の
板バネ５２と、板バネ５２１により下方に付勢された押
圧バー５３と、抑圧バー５３の先端に螺合され、蓋板２
５の閉状態時に前記係止ピン５Ｉに係合するナツト５４
で構成されている。

尚、ユニット部材２１の基板２７の上下位置には、ステ
ッピングモータ４０接続用のパターン２８ａ及び記録ヘ
ッド３８接続用のパターン２８ｂを形成しである。記録
ヘッド３８とパターン２８ｂとはフレキシブ配線基板２
９により接続されている。また、他方のユニット収容空
間２３には、再生ヘッド用のユニット部材２２を着脱自
在に取り付けである。ユニット部材２２に再生ヘッド５
５を取付けたキャリッジ（ヘッド取付部材）、駆動機構
により上下移動自在に配設しであるが、前記ユニット部
材２２とキャリッジ及び駆動機構の構造は、記録ヘッド
用のユニット部材２１とキャリッジ３０．駆動機構４６
の構造と全く同じであるのでそれらの説明は省略する。

固定ドラム３の軸受部３ｂの外周面とフランジ９の内周
面の間には、記録時の記録ヘッド３８へ記録信号を供給
し、また、再生時の再生ヘッド５５へ再生信号を取り出
すための回転トランス５６を介在しである。回転トラン
ス５６は、固定ドラム３の固定側に取付けられた回転ト
ランスステータ５７と、フランジ９の回転側に取付けら
れた回転トランスロータ５８で構成されている。回転ト
ランス５６は、配線５９により回転ドラム７内に配置さ
れた基板６０の端子６１に接続されている。

また、蓋体１２の上面中央には、複数のブラシ６２に接
触して記録ヘッド３８．再生ヘッド５５等に電源電流を
供給する棒状のスリップリング６３を連結しである。ス
リップリング６３は配線６４により基板６０の端子６５
に接続されている。

而して、回転ヘッドドラム装置ｌを用いるＶＴＲ本体内
の所定位置に、テープカセット７０を装着すると、第６
図に示すように該テープカセット７０のテープＴは図示
しないローディング駆動機構により駆動する左右２組の
引出ガイド７１，７２等で回転ドラム７の外周面にロー
ディングされろようになっている。尚、第６図中７３は
キャプスタン軸、７４はピンチローラ、７５はテンンヨ
ンアーム（図示しない）により移動するガイド、７６は
ガイドローラである。

以上の実施例の回転ヘッドドラム装置ｌの記録ヘッド３
８による走査の結果得られるテープＴ面上の記録トラッ
クの模様とその寸法関係であるテープフォーマット（テ
ープパターン）を第７図に簡略化して示す。該テープフ
ォーマットの下段に位置するトラック（１）は、回転ド
ラム７の回転で回転ヘッドドラム２の外周面にローディ
ングされたテープＴの下端縁と平行に走査する記録ヘッ
ド３８により、回転ドラム７が所定角度回転する間で記
録される。この記録が終了すると、ステッピングモータ
４０によりリードネジ３１が所定方向に回転してキャリ
ッジ３０が上昇し、回転ドラム７が所定角度回転する間
に記録ヘッド３８が１ステツプ上昇してトラック（２）
の記録が開始される。このトラック（２）の開始点は、
テープＴがテープ速度Ｖで第７図中左側に移動するため
、長さＳだけ第７図中右側に位置を変える。このように
して順次トラックをテープＴの上端縁側に向かって該縁
と平行に記録し、上限で最上のトラックが記録される。

この最上のトラックが記録されると、ステッピングモー
タ４０が反転し、リードネジ３１を介してキャリッジ３
０が下降し、記録ヘッド３８が１／２ステツプ下方に送
られて既に記録されたトラック間に新しいトラックが記
録される。この後、記録ヘッド３８はｌステップ下方に
ステップ送りされてトラック（Ｎ）まで記録される。以
上を繰り返すことにより、テープＴ上に無駄なスペース
なく記録トラックが順次形成されて行く。

また、再生ヘッド５５のヘッド走査による再生時には、
前記シーケンス制御を繰り返すと同時にトラッキング制
御を行う。

このように、回転ドラム７の外周面にその軸方向に対し
て垂直方向にテープＴを走行させ、テープパス系を同一
平面上に構成することができるので、ローディング機構
のテープガイドをローラ化することが可能になることと
相俟って、記録、再生時にテープＴに無理な負荷が掛か
らない状態でテープＴの走行方向とヘッド３８．５５の
走査方向を一致させることができる。従って、従来のヘ
リカルスキャン方式の回転ヘッドドラム装置のようにテ
ープを回転ヘッドドラムの外周面に対して斜めに案内す
るための傾斜ガイド等は不要になり、テープローディン
グ、アンローディング中のテープパスの正常化に対する
配慮がより行い易い。このため、テープＴにテープテン
ション分布の偏りが生じにくく、テープを保護してロー
ディング。

アンローディングのテープ送りの高速化を図ることがで
きると共に、ローディング機構等の構造を大幅に簡素化
することができる。

さらに、テープの走行方向とヘッドの走査方向を一致す
ることができるため、ヘリカルスキャン方式で起こって
いたようなＲＦ（ヘッドからの出力信号）が所謂ソロパ
ン玉になることがなくデータ処理が可能な限りどのよう
な速度でもノイズのない画を再生することができる。

また、固定ドラム３側に設けられたブラシレスモーフ１
３により回転する回転ドラム７に、駆動機構４６により
＝ヒ下移動する記録ヘッド３８等を設けたので、回転ド
ラム７の外周面とこの外周面を走行するテープＴとの間
に均一なエアフィルムを作ることができる。このため、
前記ヘッド３８等の回転ドラム７の外周面からの突出量
を可及的に小さく押さえることが可能となり、この小さ
い突出量でテープＴのへラドタッチを充分確保すること
ができる。従って、ヘッドの寿命が長くなり、テープの
保護、摺動ノイズの軽減等を大幅に図ることができる。

而して、駆動機構４６の駆動源となる偏平、薄型のステ
ッピングモータ４０が回転ドラム７内に収容されるので
、該回転ドラム７をコンパクト化することができ、回転
ヘッドドラム装置！全体の小型、軽量化を一段と図るこ
とができる。

また、記録ヘッド３８の寿命によりヘッド交換をする場
合には、第５図に示すように、ユニット部材２１の蓋板
２５を上方に開動させると、板バネ５２の付勢力でナツ
ト５４を介して下方に押圧されていた該ユニット部材２
１の押圧力が解除され、第３図の矢印に示すように、蓋
板２５を閉状で上方に持ら上げることにより、キャリッ
ジ３０と駆動機構４６をユニット化したユニット部材２
１は簡単に取り外しことができる。そして、新しユニッ
ト部材２１をユニット収容空間２３にはめ込み、蓋板２
５を閉じるだけの簡単な作業で位置決め手段４７で位置
決めして取付けることができる。

尚、前記実施例によれば、ＶＴＲに使用される回転ヘッ
ドドラム装置について説明したが、これらに限らず、例
えば、デジタルオーディオテープデツキ（ＤＡＴデツキ
）に使用される回転ヘッドドラム装置等に適用できるこ
とは勿論である。

［発明の効果コ 以上のようにこの発明の回転ヘッドドラム装置によれば
、テープの走行方向ヘッドの走査方向を一致させる平行
スキャン方式にしたことにより、回転ヘッドドラムにテ
ープを斜めにローディングする必要がなくなり、テープ
に無理な負荷が掛からず、記録、再生時の諸機能を一段
と向上させることができる。また、ヘッドの寿命により
ヘッド等を交換する際に、ユニット部材を回転ヘッドド
ラムに着脱するだけで簡単に交換することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の回転ヘッドドラム装置の一実施例を
示す縦断面図、第２図は同一部断面で示す概略平面図、
第３図は同要部断面図、第４図は第１図に示すＡ部分の
拡大断面図、第５図は同要部の分解斜視図、第６図は回
転ヘッドドラム装置を用いたＶＴＲの概略平面図、第７
図は同装置によるテープフォーマットの説明図である。 ！・・・回転ヘッドドラム装置、２・・・回転ヘッドド
ラム、６・・・軸、１０ｄ・・・開口部、３０・・・キ
ャリッジ（ヘッド取付部材）、３８．５５・・・ヘッド
、４６・・・駆動機構、４７・・・位置決め手段、Ｔ・
・・テープ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 外周面にその軸方向に沿って延びる開口部を有し、テー
   プの走行方向に対し軸を介して垂直かつ回転自在に設け
   られた回転ヘッドドラムと、この回転ヘッドドラムの外
   周面より外側に突設させたヘッドを前記テープの幅方向
   に移動させるように前記開口部に沿って変位するヘッド
   取付部材と、このヘッド取付部材を前記軸方向に対して
   往復移動させる駆動機構とを備え、前記ヘッド取付部材
   と駆動機構をユニット部材によりユニット化し、このユ
   ニット部材を前記回転ヘッドドラムに設けた位置決め手
   段を介して該回転ヘッドドラム内に着脱自在に設けたこ
   とを特徴とする回転ヘッドドラム装置。