JPH01109479A - 画像処理方法 - Google Patents

画像処理方法

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JPH01109479A
JPH01109479A JP62266472A JP26647287A JPH01109479A JP H01109479 A JPH01109479 A JP H01109479A JP 62266472 A JP62266472 A JP 62266472A JP 26647287 A JP26647287 A JP 26647287A JP H01109479 A JPH01109479 A JP H01109479A
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茂樹 山田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は画像処理方式、特に人物像から似顔絵を作成す
る似顔絵処理等のように、画像を色変換処理する画像処
理方式に関するものである。
[従来の技術] 従来、画像処理を応用した似顔絵処理等、原画像の色変
換処理を行う場合に、原画像に対しては微分オペレータ
を用いてエツジを抽出し、その結果を2値化してエツジ
によりイメージを表現する方法や、原画像を単に2値化
することによりイメージを表現する方法や、前記2つの
方法になんらかの方法で疑似カラーをつける方法等が用
いられていた。しかし、これらの方法では、熟練者によ
って描かれる似顔絵等と比較し、原画像のイメージを損
ない、原画像の印象を表現しているとは言いがたい。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明は、上述従来例の欠点を除去すると同時に、オペ
レータの経験や勘に頼ることなく、あたかも熟練者が描
くようなりリエイティブ・イメージを表現できる画像処
理方式を提供する。
[問題点を解決するための手段及び作用]上記目的を達
成するために本発明の画像処理方式は以下の様な構成か
ら成る。即ち、原画像のイメージを抽出する画像処理方
式であって、原画像の高周波成分には処理を施さないこ
とを特徴とする。
[実施例] 以下、本発明の実施例について図面を用いて詳細に説明
する。尚、本実施例では本発明の効果が特に顕著な、人
物像から似顔絵を作り出す似顔絵作成装置について説明
する。
第1図は本実施例の似顔絵作成装置の全体構成を示すも
のである。第1図において1は似顔絵の対象となる人物
、2は人物撮像部、3は前記撮像した画面を処理する画
像処理部、4は前記画像処理部により処理した結果をハ
ードコピーとして出力する出力部である。
以上のように構成された似顔絵作成装置について、以下
データの流れについて説明する。第1図において似顔絵
を作成しようとする人物1、特に人物の顔を人物撮像部
2、たとえばTVカメラ等で撮像する。その撮像信号に
よる画像データはAD変換され画像処理部3に取り込ま
れる。画像処理部3で処理された結果は、カラービデオ
プリンタなどの出力部4でハードコピーとして出力され
る。
第2図は画像処理部3をより詳細に示したブロック図で
ある。CPU5はコントロールプロセッサでCPυメモ
リ6とともに第1図の画像処理部3の全体のコントロー
ルを行う。
パラメータ設定用I108には、タブレットが接続され
、座標情報をCPU5に送ることが可能となっている。
イメージプロセッサ9は画像処理部3の中核となる部分
で、CPU5の命令に従い選択された任意のイメージメ
モリ10〜15から画像データを受けとって演算を行い
、その結果を選択した任意のイメージメモリ10〜15
や画像データ用17016へ送る。
イメージメモリ10〜14は512X512X8ビツト
の大きさを有する。また、ワーク用16ビツトメモリ1
5は16ビツト構成のメモリであり、累積加算1乗算、
除算等の8ビツトを超える画像演算に用いられる。イメ
ージメモリ10〜13はCPtJ−BUS20を通して
、CPtJ5からの命令で任意のイメージメモリ10〜
15に読み書きすることも任意のメモリ間でリアルタイ
ム演算することも可能である。画像データ用11016
には、第1図の人物撮像部2および出力部4が接続され
、CPU5の命令に従い画像データの入出力を行う。
第3図は第1図の画像処理部3で行われる似顔絵処理方
法のフローチャートを示す。以下、データの流れに従い
処理方法を詳細に説明する。
ここで便宜上、デジタル画像を構成する赤、緑。
青成分のデータをR,G、Bで表わす。また、1画素の
各成分はそれぞれ8ビツト構成、すなわち256階調表
現可能なデータであり、最高輝度を255とし最低輝度
を0とする。
くステップS1の説明〉 被写体である人物の顔に適当な照明を行って構図が決定
したなら、パラメータ設定用l108に接続されている
タブレットより処理開始の情報を送る。CPU5はその
情報を受けとると、画像データI1016にTVカメラ
等の人物撮像部2からの入力の命令を送り、その結果8
ビツトに量子化したRGBの輝度データをイメージメモ
リ10.11.12へ格納する。イメージメモリ10.
11.12は順にビデオ信号のRGBに対応しており、
作業者はVIDEO−Bυ521を通してCRTモニタ
により、イメージメモリ10.11.12の状態を確認
することができる。
〈ステップS2の説明〉 次に、CPU5の命令によりイメージプロセッサ9は等
色領域作成処理を行う、具体的には、エツジ抽出のため
に用いられる3×3の微分オペレータを用いて、等色領
域作成処理を行う。
第5図(a)〜(c)に代表的な微分オペレータの例を
示す。始めにR成分の処理を行う。つまり、イメージメ
モリ10に対して第5図(a)の微分オペレータを用い
てエツジ抽出を行い、その結果をワーク用イメージメモ
リ14に代入する。
そしてワーク用イメージメモリ13とのORをとり、結
果をワーク用イメージメモリ13へ格納する。同様に第
5図(a)を左回りに回転したi5図(b)のオペレー
タを用いて同様の処理を行う、同様に第5図(C)を用
いて処理を行い、以下8方向全てに対して処理を施す。
イメージメモリ10に対して処理が終了したらイメージ
メモリ11.イメージメモリ12に対しても同様な処理
を行いすべてのORをとる。最後に、所定のレベルをし
きい値として2値化処理を行う、この結果、エツジがつ
ながりあい、画像はいくつかの閉領域に分割される。以
後その領域の1つ1つを等色領域と呼ぶことにする。
くステップS3の説明〉 第6図にステップS2で得られた等色領域作成の結果例
を示す。この図で黒い部分は、概して空間周波数の高周
波側が多く白い部分は低周波側が多い部分である。また
第4図にはCRTモニタに表示する画面の優先順位を示
す、つまりワーク用イメージメモリ13がイメージメモ
リ10.11.12よりも優先順位が高いため、原画像
の上に輪郭線が描かれたように見える。イメージプロセ
ッサ9はCPU5の命令を受けて輪郭線で囲まれた各領
域のRGBの平均値を算出し、その値でイメージメモリ
10,11.12の各領域内をぬりつぶす。ここで、ぬ
りつぶされるのはイメージメそす13にビットの立って
ない部分 で、つまり第6図の白抜きの部分(低周波部分)で黒い
輪郭線部分(高周波部分)は原画情報がそのまま残る。
これが本実施例の特徴とする部分で、目、髪の毛の周辺
部など高周波成分は原画像が残り、低周波成分は均一な
ぬりつぶしとなり、あたかもイラストレイターがポスタ
ーカラーで描いたような細密なイラストレイターンのよ
うな絵ができ上がる。
くステップS4の説明〉 イメージメモリ13の内容を消去する。この結果、CR
Tモニタ上で見られた輪郭線が消え、似顔絵が完成する
くステップS5の説明〉 イメージメモリ10.it、12の内容をビデオプリン
タで出力して処理が完了する。
また、本実施例では画像処理の対象物に人物の顔を用い
ているが、それに限らず風景などでも同様の効果が得ら
れる。
くステップS3の他例の説明〉 ところで、ぬりつぶしを行う場合、特に人物の膚色が観
察者に与える印象は大きく、原画像の膚色部分の平均値
でぬりつぶしを行っても主観的に膚色として好ましい色
にはならないのが普通である。そこで他の実施例として
、実験的に好ましいとされるRGB値を求めておき、あ
らかじめ髪の毛と肌色をぬりつぶすのに適し、kRGB
値を記録し、自動的にぬりつぶしを行う。
ステップS3で、イメージプロセッサ9がCPtJ5の
命令を受は輪郭線で囲まれた各領域、例えば髪の毛領域
と顔の膚領域とにラベル付けを行う。各領域の面積の大
きい方から2つ選択し、上方にある領域を髪の毛部分−
第6図の■、下方にある領域を肌部分−第6図の■とす
る。
イメージプロセッサ9はCPU5の命令を受けそれぞれ
第6図の■、■の領域をCPUメモリ6に記録されてい
る値で自動的にぬりつぶしを行う、ここで、ぬりつぶさ
れるのはイメージメモリto、11.12の髪の毛と肌
部分でなおかつ、イメージメモリ13にビットの立って
ない部分だけである。つまり第6図の白抜き部分(低周
波部分)が予め記憶された色にぬりつぶされ、黒い輪郭
線部分(高周波部分)は原画情報がその゛まま残る。
この結果、目、髪の毛の周辺部など高周波成分は原画像
が残り、低周波成分は均一なぬりつぶしとなり、あたか
も熟練したイラストレイターがポスターカラーを用いて
描いたような細密なイラストレイターンのような絵がで
き上がる。
この例では、髪の毛と肌色の2色のみを記憶したが、更
に分割の数に対応して多種の色を記憶してもよい。
くステップS2の他例の説明〉 次に、大部分の場合、以上の処理で閉領域を作成するこ
とができるが、まゆ9口びる部分において、閉領域とな
らないことがある。そこで、第7図のように、第2図に
ワーク用イメージメモリ1フ、18.19を付加し、ス
テップS2において、前記ステップS2の処理後に、原
画からRGBそれぞれに対して異なる閾値により2値化
画像を作成し、その結果をワーク用イメージメモリ17
,18.19へ格納する。それぞれからエツジを抽出し
て、結果をワーク用イメージメモリ14へ格納する。そ
してワーク用イメージメモリ13とのORをとり、結果
をワーク用イメージメモリ13へ格納する。
このようにすれば、閉領域をより確実に作成できる。
本実施例では、TVカメラより直接3次元の被写体を撮
影し画像入力したが、印刷物。
フィルム、写真プリントから入力しても同様の効果が得
られる。また、入力装置としてTVカメラを用いたが、
スチルビデオフロッピーディスク、ビデオテープ、磁気
ディスク、磁気テープ、光ディスク等の記録媒体を介し
て画像データを入力しても同様の効果が得られる。
また、本実施例では画像処理の対象物に人物の顔を用い
ているが、それに限らず風景などでも同様の効果が得ら
れる。
以上説明したように (1)原画像を格納するイメージメモリ以外に高周波位
置データを格納するイメージメモリを用意し高周波位置
は原画像をそのまま残し、低周波成分は自動的に作成さ
れた色あるいはあらかじめ選択されてメモリに記憶しで
ある好ましい色でぬりつぶしを行うことにより、顔の肩
部分などの低周波部分はぬりつぶしてありながら目、髪
の毛の周辺部などは細密に再現されあたかも熟練したイ
ラストレイターが紙の上に描いたような似顔絵が作成で
きる。
(2)作業者の経験や勘、技量に頼ることなく自動的に
似顔絵が作成できる。
(3)処理した結果がぬりつぶし部分の占める割合が高
いので階調変化が少く、階調表現の不得意なインクジェ
ットプリンタの出力として適している。また、ぬりつぶ
しのための記憶色をプリンタの発色特性に応じて適宜選
択しておくことができるのでハードコピーとして好まし
い色を表現できる。
尚、本実施例では似顔絵作成装置について説明したが、
似顔絵等に限らず一般に原画像を色変換するイメージを
抽出する方法として適用できる。
[発明の効果] 本発明により、オペレータの経験や勘に頼ることなく、
あたかも熟練者が描くようなりリエイティブ・イメージ
を表現できる画像処理方式を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例の似顔絵作成装置の構成図、第2図は
本実施例の画像処理部の構成図、第3図は本実施例の画
像処理のフローチャート、 第4図はCRTモニタ画面への表示優先順位を示す図、 第5図(a)〜(c)は等色領域作成処理に用いる微分
オペレータを示す図、 第6図は等色領域作成の結果を示す図、第7図は画像処
理部の他の実施例の構成図である。 図中、1・・・人物、2・・・人物撮像部、3・・・画
像処理部、4・・・出力部、5・・・CPU、6・・・
cpuメモリ、8・・・パラメータ設定用I10.9・
・・イメージプロセッサ、10〜12・・・RGB用イ
メージメモリ、13〜14・・・ワーク用イメージメモ
リ、15・・・ワーク用16ビツトイメージメモリ、1
6・・・画像データ用110.17〜19・・・ワーク
用イメージメモリ、20・・・CPU  BLIS、2
1・VIDEOBusである。 (a)     (b)     (c)第5図 第6図 第7図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)原画像のイメージを抽出する画像処理方式におい
    て、 原画像の高周波成分には処理を施さないことを特徴とす
    る画像処理方式。
  2. (2)原画像は所定色要素に分解され、各色要素毎の微
    分オペレータによるエッジ成分の和を高周波成分とする
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の画像処理
    方式。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002352258A (ja) * 2001-05-25 2002-12-06 Sharp Corp 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラムならびに画像処理プログラムを記録した記録媒体

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