JPH01109199A - 板状体の折たたみに使用するヒンジ構造 - Google Patents
板状体の折たたみに使用するヒンジ構造Info
- Publication number
- JPH01109199A JPH01109199A JP62266207A JP26620787A JPH01109199A JP H01109199 A JPH01109199 A JP H01109199A JP 62266207 A JP62266207 A JP 62266207A JP 26620787 A JP26620787 A JP 26620787A JP H01109199 A JPH01109199 A JP H01109199A
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- Japan
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- hinge
- folding
- plate
- apex angle
- miura
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- Pending
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 abstract description 2
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 7
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Hinges (AREA)
- Pivots And Pivotal Connections (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は折たたみ可能な集熱板、宇宙通信用のパラボラ
アンテナの折たたみ機構、あるいは海洋構造物等大面積
を有する板状体の折たたみに使用可能なヒンジ構造に関
するものである。
アンテナの折たたみ機構、あるいは海洋構造物等大面積
を有する板状体の折たたみに使用可能なヒンジ構造に関
するものである。
(従来技術)
折り紙を小さく畳み込む折り方に「三浦折り」と称する
方法がある。これは、第3図に示す如く、平面を縦と傾
斜した横の折れ線で複数の平行四辺形をなす区画に仕切
り(第3図では■■・・・■区画)、仕切られた区画の
折れ線a、d・・・等で相互に折曲げ可能にしたもので
ある。この場合、各区画は角(α)の対角と角(18G
”−α)の対角を有する平行四辺形であるが、横に隣接
する区画は対称形をなし、一つ置きに同一区画となって
いる。
方法がある。これは、第3図に示す如く、平面を縦と傾
斜した横の折れ線で複数の平行四辺形をなす区画に仕切
り(第3図では■■・・・■区画)、仕切られた区画の
折れ線a、d・・・等で相互に折曲げ可能にしたもので
ある。この場合、各区画は角(α)の対角と角(18G
”−α)の対角を有する平行四辺形であるが、横に隣接
する区画は対称形をなし、一つ置きに同一区画となって
いる。
第3図の例では区画■と■、■と■、■と■は横の折れ
線a、b、cで夫々手前に凹に折り曲げる。
線a、b、cで夫々手前に凹に折り曲げる。
又縦の折れ線dとe及びfとgは第4図に示す如く、前
記横の折れ線で各区画を夫々手前に折り曲げると同時に
1区画■と■及び■と■は縦の折れ線fとeを尾根とし
て折曲げる。又区画■と■及び■と■は縦の折れ線dと
gを谷として折曲げられる。そして最終的には区画■に
、第3図の斜線を付した2等辺3角形の部分を加えた台
形に折りたたまれる。
記横の折れ線で各区画を夫々手前に折り曲げると同時に
1区画■と■及び■と■は縦の折れ線fとeを尾根とし
て折曲げる。又区画■と■及び■と■は縦の折れ線dと
gを谷として折曲げられる。そして最終的には区画■に
、第3図の斜線を付した2等辺3角形の部分を加えた台
形に折りたたまれる。
ところで、第3図の様な折り紙を第4図のように折りた
たむとき、互に交叉する縦横の4本の折れ線の交点Pに
おいては、区画■がY軸まわりに(θ)回転し、X軸ま
わりに(−φ)回転する。また区画■がY軸まわりに(
−〇)回転し、X輔まわりに(φ)回転して、θとφの
間にt門φ=tanα°sinθなる式に拘束されて折
りたたまれることがしられている。
たむとき、互に交叉する縦横の4本の折れ線の交点Pに
おいては、区画■がY軸まわりに(θ)回転し、X軸ま
わりに(−φ)回転する。また区画■がY軸まわりに(
−〇)回転し、X輔まわりに(φ)回転して、θとφの
間にt門φ=tanα°sinθなる式に拘束されて折
りたたまれることがしられている。
さて、第3図の三浦折りにおいて、最終的に台形まで折
りたたんでコンパクト化可能であるが、その条件として
平行四辺形の各区画■・・・■は夫々平面である必要が
ある。換言すれば、各区画■・・・■が凸又は凹面に反
っていると、直線の折れ線では最終的にフラットな台形
への折たたみは不可能であり、折りたたむのに極めて大
きな空間を必要とする。
りたたんでコンパクト化可能であるが、その条件として
平行四辺形の各区画■・・・■は夫々平面である必要が
ある。換言すれば、各区画■・・・■が凸又は凹面に反
っていると、直線の折れ線では最終的にフラットな台形
への折たたみは不可能であり、折りたたむのに極めて大
きな空間を必要とする。
(発明により解決しようとする問題点)小さな同一形状
の四辺形パネルをヒンジを介して折たたみ可能に連結し
て、大きな平板を構成し。
の四辺形パネルをヒンジを介して折たたみ可能に連結し
て、大きな平板を構成し。
かつこれを折りたたむとき、前記三浦折りの挙動により
折たたんでコンパクト化可能なヒンジ構造を提供せんと
するものである。
折たたんでコンパクト化可能なヒンジ構造を提供せんと
するものである。
(発明による解決手段)
三浦折りの折れ線のなす角と同じ頂角(α)を有するヒ
ンジプレートと、頂角を(180°−α)有するヒンジ
プレートとを互に対向させ、各ヒンジプレートの頂角を
挟む2辺に蝶番の一方の蝶番片を固着し、他方の蝶番片
を三浦折りの1区画に相当する隣接パネルに固着し、三
浦折りと同一の挙動を行いうるようにした。
ンジプレートと、頂角を(180°−α)有するヒンジ
プレートとを互に対向させ、各ヒンジプレートの頂角を
挟む2辺に蝶番の一方の蝶番片を固着し、他方の蝶番片
を三浦折りの1区画に相当する隣接パネルに固着し、三
浦折りと同一の挙動を行いうるようにした。
(実施例)
第1図に基いて説明する。三浦折りにおいて第4図の如
く折りたたむとき、各平行四辺形をした区画■■・・・
■の折れ線の交叉する点Pにおいて、tanφ=tan
α・sinθであることは先にのべた。
く折りたたむとき、各平行四辺形をした区画■■・・・
■の折れ線の交叉する点Pにおいて、tanφ=tan
α・sinθであることは先にのべた。
第1図Aは、上記拘束式に基いた折曲げを可能とするヒ
ンジを示す、ヒンジAは頂角が(α)と(180°−α
)の1対のヒンジプレート1及び2を有し、ヒンジプレ
ート1は頂角(180°−α)を挟む2辺に蝶番3と4
の蝶番片3aと48が夫々固着されている。そして蝶番
軸30と40が夫々第3図に於ける縦の折れ線dと横の
折れ線すとその芯が合致している。
ンジを示す、ヒンジAは頂角が(α)と(180°−α
)の1対のヒンジプレート1及び2を有し、ヒンジプレ
ート1は頂角(180°−α)を挟む2辺に蝶番3と4
の蝶番片3aと48が夫々固着されている。そして蝶番
軸30と40が夫々第3図に於ける縦の折れ線dと横の
折れ線すとその芯が合致している。
又同様にヒンジプレート2は頂角(α)を挾む2辺に蝶
番5と6の蝶番片5aと68が夫々固着されている。そ
して蝶番軸5Cと60が夫々第3図に於ける縦の折れ線
eと横の折れ線aとその芯が合致している。
番5と6の蝶番片5aと68が夫々固着されている。そ
して蝶番軸5Cと60が夫々第3図に於ける縦の折れ線
eと横の折れ線aとその芯が合致している。
以上説明したヒンジAは第3図の折れ線の交叉部Pの部
分に適用するものであるが、交叉部0の部分は交叉部P
と上下逆であるから、第1図のものと勝手違いのヒンジ
(図示しない)を別に用意しておく。
分に適用するものであるが、交叉部0の部分は交叉部P
と上下逆であるから、第1図のものと勝手違いのヒンジ
(図示しない)を別に用意しておく。
さて、第3図のような折れ線を有する折り紙を第4図の
如く折りたたむとき、前述したように。
如く折りたたむとき、前述したように。
tanφ= tanα・sinθの式により拘束された
挙動をするが、第1図に示したヒンジをこれに適用する
には次の如く取付ける。
挙動をするが、第1図に示したヒンジをこれに適用する
には次の如く取付ける。
第3図の区画■と■を省き、区画■と■を上式の拘束に
従って折りたたむことを考える。即ち第3図の区画■と
■を第1図のヒンジで代替した後。
従って折りたたむことを考える。即ち第3図の区画■と
■を第1図のヒンジで代替した後。
区画のを区画■を包含するまで拡張し、同様に区画■を
区画■を包含するまで拡張することにより、第2図の区
画■と■が上式により拘束されて挙動する。
区画■を包含するまで拡張することにより、第2図の区
画■と■が上式により拘束されて挙動する。
同様に折れ線の交叉部Qに第1図のヒンジと勝手違いヒ
ンジを適用して、第3図の折り紙の三浦折りの挙動をさ
せることができる。
ンジを適用して、第3図の折り紙の三浦折りの挙動をさ
せることができる。
かくして第2図に示すような収納展開が可能となる。
(効果)
三浦折りの折れ線の交叉角度と等しい1対のヒンジプレ
ート夫々に、その頂角を挟む2辺に蝶番を取りつけ、該
蝶番の蝶番片に三浦折りの区画に相当するパネルを取り
つけた。即ち、三浦折りの折れ線をヒンジで代替させる
ことによって、三浦折りに基く平板の収納展開が可能と
なった。
ート夫々に、その頂角を挟む2辺に蝶番を取りつけ、該
蝶番の蝶番片に三浦折りの区画に相当するパネルを取り
つけた。即ち、三浦折りの折れ線をヒンジで代替させる
ことによって、三浦折りに基く平板の収納展開が可能と
なった。
このことにより、集熱板や板状アンテナ等のコンパクト
な収納・展開が可能となった。
な収納・展開が可能となった。
第1図は本発明に係るヒンジ構造を示す。
第2図は本発明ヒンジ構造によりパネルが三浦折りと同
じ挙動を示した状態を示す。 第3図は三浦折りの説明図。 第4図は三浦折りの各区画の挙動説明図。 図において; A ヒンジ 1.2 ヒンジプレート 3a、 3b 蝶番片 3,4 蝶番3c、
4c 蝶番軸 4a、4b 蝶番片5.6 蝶
番 5a、5b 蝶番片5c、 6c 蝶番
軸 6a、 6b 蝶番片°以上 出願人 住友重機械工業株式会社 復代理人 弁理士 大 橋 実 弟2図 第4図
じ挙動を示した状態を示す。 第3図は三浦折りの説明図。 第4図は三浦折りの各区画の挙動説明図。 図において; A ヒンジ 1.2 ヒンジプレート 3a、 3b 蝶番片 3,4 蝶番3c、
4c 蝶番軸 4a、4b 蝶番片5.6 蝶
番 5a、5b 蝶番片5c、 6c 蝶番
軸 6a、 6b 蝶番片°以上 出願人 住友重機械工業株式会社 復代理人 弁理士 大 橋 実 弟2図 第4図
Claims (1)
- 三浦折りの折れ線のなす角と同じ頂角(α)を有するヒ
ンジプレート(1)と、頂角(180゜−α)を有する
ヒンジプレート(2)とを互に対向させ、各ヒンジプレ
ートの頂角を挟む2辺に蝶番の一方の蝶番片を固着し、
他方の蝶番片を三浦折りの1区画に相当する隣接パネル
に固着するようにしたことを特徴とする板状体の折たた
みに使用するヒンジ構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62266207A JPH01109199A (ja) | 1987-10-23 | 1987-10-23 | 板状体の折たたみに使用するヒンジ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62266207A JPH01109199A (ja) | 1987-10-23 | 1987-10-23 | 板状体の折たたみに使用するヒンジ構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01109199A true JPH01109199A (ja) | 1989-04-26 |
Family
ID=17427750
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62266207A Pending JPH01109199A (ja) | 1987-10-23 | 1987-10-23 | 板状体の折たたみに使用するヒンジ構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01109199A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005240304A (ja) * | 2004-02-24 | 2005-09-08 | Bunka Shutter Co Ltd | 開閉体装置 |
CN105539880A (zh) * | 2016-01-13 | 2016-05-04 | 广西大学 | 一种大面积可展太阳能翻板 |
US9512618B2 (en) | 2013-11-20 | 2016-12-06 | Brigham Young University | Rigidly foldable array of three-dimensional bodies |
US9742348B2 (en) | 2013-09-16 | 2017-08-22 | Brigham Young University | Foldable array of three-dimensional panels including functional electrical components |
-
1987
- 1987-10-23 JP JP62266207A patent/JPH01109199A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005240304A (ja) * | 2004-02-24 | 2005-09-08 | Bunka Shutter Co Ltd | 開閉体装置 |
US9742348B2 (en) | 2013-09-16 | 2017-08-22 | Brigham Young University | Foldable array of three-dimensional panels including functional electrical components |
US9512618B2 (en) | 2013-11-20 | 2016-12-06 | Brigham Young University | Rigidly foldable array of three-dimensional bodies |
CN105539880A (zh) * | 2016-01-13 | 2016-05-04 | 广西大学 | 一种大面积可展太阳能翻板 |
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