JPH0657880A - 頂角60度の山形鋼 - Google Patents

頂角60度の山形鋼

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JPH0657880A
JPH0657880A JP20657592A JP20657592A JPH0657880A JP H0657880 A JPH0657880 A JP H0657880A JP 20657592 A JP20657592 A JP 20657592A JP 20657592 A JP20657592 A JP 20657592A JP H0657880 A JPH0657880 A JP H0657880A
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JP
Japan
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steel
angle
section
degrees
sides
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JP20657592A
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English (en)
Inventor
Masaaki Someya
公明 染谷
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Abstract

(57)【要約】 【目的】三角形状構造体をつくるに容易な形鋼を提供す
る。 【構成】断面が山形状でありその山形状の頂角が60度
であることを特徴とする頂角60度の山形鋼。頂角60
度の山形鋼は、平板状の2辺がその側端部で60度で交
わるように一体化されている。そのため3本柱の鉄塔を
作るには、この頂角60度の山形鋼を3本用い、角山形
鋼を3角形の各角に配置し、互いに隣接する山形鋼の側
辺同士を例えば平鋼で連結することにより構造的に堅く
て安定した3本柱の鉄塔ができる。また、鉄塔ばかりで
なく、この鉄塔を水平方向にした梁として利用すること
もできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、山形鋼とかH形鋼等と
して知られている、構造材として使用される形鋼に関す
る。
【0002】
【従来技術】山形鋼は断面が山形状でありその頂角は9
0度である。すなわち、山形鋼は平板状の2辺がその側
端部で直交するように一体化した形状をもつ。このため
山形鋼は角(隅)の部分が90度の構造体を作るのに都
合が良い。例えば4本柱の鉄塔とか6面体状の枠を作る
の適している。しかし角(隅)の部分が90度の構造体
はその基本構造が4辺形となるため3辺で構成されてい
る3角形状のものに比較して変形しやすい。4辺形をよ
り堅い構造体とするためには対角線に相当する部分に梁
を入れる必要がある。この梁により4辺形は2つの三角
形を組み合わせたものとなり変形しにくいより安定した
構造となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は堅い構造とな
る3角形状の構造体を作るのに便利な形鋼を提供するこ
とを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の目的を達成する
ため正3角形の頂角である60度をもつ山形鋼を思いつ
き本発明を完成したものである。本発明の第一の形鋼
は、断面が山形状でありその山形状の頂角が60度であ
ることを特徴とする頂角60度の山形鋼である。
【0005】そして本発明の第二の形鋼は、断面が裾広
がりのハ字形状を形成する2個の側辺と断面で各該側辺
の頂部を結ぶ頂辺とからなる台形状で2個の該側辺を含
む直線の交差角が60度であることを特徴とする台形鋼
である。
【0006】
【発明の作用・効果】本発明の第一の形鋼である頂角6
0度の山形鋼は、平板状の2辺がその側端部で60度で
交わるように一体化されている。そのため3本柱の鉄塔
を作るには、この頂角60度の山形鋼を3本用い、角山
形鋼を3角形の各角に配置し、互いに隣接する山形鋼の
側辺同士を例えば平鋼で連結することにより構造的に堅
くて安定した3本柱の鉄塔ができる。また、鉄塔ばかり
でなく、この鉄塔を水平方向にした梁として利用するこ
ともできる。
【0007】本発明の第二の形鋼である台形鋼は、前記
した頂角60度の山形鋼と同様な構造的に堅くて安定し
た3本柱の鉄塔とか断面3角形の鉄梁を作ることができ
る。さらに、この台形鋼は2つの側辺が頂辺により互い
に離れている。このため2つの側辺間の間隔が広い。こ
のため2つの側辺間にボルト等を組付けるのに便利であ
る。また、山形鋼の断面の頂部にあたる部分が、角でな
く平坦な頂辺となっている。この頂辺に平鋼を重ねて結
合することができ、適用範囲が広がる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の形鋼の実施例を挙げ、本発明
の形鋼をさらに詳細に説明する。 (第1実施例)第1実施例の形鋼は頂角60度の山形鋼
である。この山形鋼はその断面を図1に示すように断面
一定の長尺状である。この山形鋼は幅および厚さが等し
い2辺からなる。これら辺の幅は50mm、厚さ5mm
で、その断面の頂角が60度となっている。なお、頂部
は他の部分より厚肉化され、高強度となっている。
【0009】この山形鋼は、従来の形鋼と同様熱間圧
延、熱間押し出し、プレスフォーミング等で作ることが
できる。この山形鋼は、図2に示すように、3本の山形
鋼1を3角形の頂部に配置し、各隣接している2個の山
形鋼1、1の互いに対抗している辺を平鋼2で一体的に
結合することにより、断面3角形の鉄の構造体が作れ
る。この構造体は3角形をしているため極めて堅い安定
したものとなっている。
【0010】図2の3角構造体を用いて、例えば図3お
よび図4に示す鉄塔、梁を容易に作ることができる。従
来の4本の形鋼を用いた鉄塔や梁に比較し、これらの鉄
塔や梁は3本の形鋼で形成されているため、少ない材料
で良い。また加工、組立も少ない材料分少なくなり、極
めて安価となる。本実施例の頂角60度の山形鋼は辺の
幅を等しい等辺山形鋼としたが、2辺の幅がそれぞれ異
なる不等辺山形鋼としてもよい。また、2辺の厚さが異
なる不等厚山形鋼としてもよい。また、山形鋼は構造鋼
で作っても、ステンレス鋼等の合金鋼で作ってもよい。
【0011】(第2実施例)第2実施例の形鋼は台形鋼
3である。この台形鋼3はその断面を図5に示すように
断面が台形状の一定の長尺状である。この台形鋼3は幅
および厚さが等しい2個の側辺4、4とそれらを連結す
る頂辺5とからなる。これら側辺4、4および頂辺5は
いずれも幅50mm、厚さ5mmで、各側辺4と頂辺5
との断面における結合角度はいずれも120度となって
いる。また、各側辺4、4を含む2つの直線の交差角は
60度となっている。
【0012】この台形鋼3は、従来の形鋼と同様熱間圧
延、熱間押し出し、プレスフォーミング等で作ることが
できる。この山形鋼3は、図6に示すように、3本の台
形鋼3を3角形の頂部に配置し、隣接している2個の台
形鋼3、3の互いに対抗している側辺4、4を平鋼2で
一体的に結合することにより、図2と同様の断面3角形
の鉄の構造体が作れる。この構造体は3角形をしている
ため極めて堅い安定したものとなっている。
【0013】図6の3角構造体を用いて、例えば前に示
した図3および図4に示す鉄塔、梁を容易に作ることが
できる。この台形鋼3は2個の側辺4、4が頂辺5で分
離されている。このため2個の側辺4、4間の間隔が広
い。このため、図7に示すように、台形鋼3の頂辺5お
よび側辺4にそれぞれ平鋼2をボルトとナツトで固定す
るに際し、ボルトおよびナツトが抵触することなく容易
に固定できる。
【0014】本実施例の台形鋼は辺の幅を等しい等辺台
形鋼としたが、3辺の幅がそれぞれ異なる不等辺台形鋼
としてもよい。また、3辺の厚さが異なる不等厚台形鋼
としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の山形鋼の断面図
【図2】第1実施例の山形鋼を使用して作った3角構造
体の端面図
【図3】第1実施例の山形鋼を使用して作った鉄塔の斜
視図
【図4】第1実施例の山形鋼を使用して作った梁の斜視
【図5】本発明の第2実施例の台形鋼の断面図
【図6】第2実施例の山形鋼を使用して作った3角構造
体の端面図
【図7】第2実施例の山形鋼に平鋼をボルトしナットで
固定した状態を示す端面図
【符号の説明】
1…山形鋼、2…平鋼、3…台形鋼、4…側辺、5…頂

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】断面が山形状でありその山形状の頂角が6
    0度であることを特徴とする頂角60度の山形鋼。
  2. 【請求項2】断面が裾広がりのハ字形状を形成する2個
    の側辺と断面で各該側辺の頂部を結ぶ頂辺とからなる台
    形状で2個の該側辺を含む直線の交差角が60度である
    ことを特徴とする台形鋼。
JP20657592A 1992-08-03 1992-08-03 頂角60度の山形鋼 Pending JPH0657880A (ja)

Priority Applications (1)

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JP20657592A JPH0657880A (ja) 1992-08-03 1992-08-03 頂角60度の山形鋼

Applications Claiming Priority (1)

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JP20657592A JPH0657880A (ja) 1992-08-03 1992-08-03 頂角60度の山形鋼

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0657880A true JPH0657880A (ja) 1994-03-01

Family

ID=16525675

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20657592A Pending JPH0657880A (ja) 1992-08-03 1992-08-03 頂角60度の山形鋼

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JP (1) JPH0657880A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012107441A (ja) * 2010-11-18 2012-06-07 Tomoe Corp 塔状構造物用部材
RU2707898C1 (ru) * 2019-04-26 2019-12-02 Линар Салихзанович Сабитов Трехгранная решетчатая опора

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55116950A (en) * 1979-03-02 1980-09-08 Kenki Eng Angle steel

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