JPH01108814A - A−d変換器 - Google Patents

A−d変換器

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JPH01108814A
JPH01108814A JP26535387A JP26535387A JPH01108814A JP H01108814 A JPH01108814 A JP H01108814A JP 26535387 A JP26535387 A JP 26535387A JP 26535387 A JP26535387 A JP 26535387A JP H01108814 A JPH01108814 A JP H01108814A
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JP
Japan
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converter
charge
capacitor
amplifier
capacitors
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Application number
JP26535387A
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Inventor
Takashi Katashiro
片白 剛史
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明はA−D変換器、特に低速多ビツト変換をCMO
3で構成する場合にキャパシタを少く使用して高精度な
変換を行なわせるようにしたA−D変換器に関する。
[従来の技術] オーディオ機器、特にDAT、DAD、CDなどディジ
タル処理を行う機器においては、A−D変換器及びD−
A変換器が必要である。オーディオ機器等の低速用のA
−D変換器及びD−A変換器はビット数増加の傾向があ
り、14.16ビツトのA−D、D−A変換が一般的に
なりつつある。
低速(サンプリング速度44KS/S)ではあるが、モ
ノトニシティ (単調増加特性)については厳しいもの
があり、歪率0.003%以内であることが通常要求さ
れている。例えば16ビツトA−りでは 1/2”X100%−0,0015%の精度がA−り変
換器の内部回路に必要となる。
こうした精度のものを実現するために、−膜内には積分
型が多く採用されている。この積分型(後述)では、モ
ノトニシティを獲保するため多数の抵抗とトランジスを
使用してその比をそろえることにより実現しようとして
いるが、それでも不十分なため、更にPROMによる補
正を行っている。そして、その回路にはコンパレータが
必要であるが、この精度も抵抗比精度に見合ったもので
なければならない。この精度調整は通常外部調整によっ
て行われることが多い。
第2図は従来のA−D変換器の代表例である積分型A−
D変換器のブロック図である。図において、SW1〜S
W6は0N10FFスイツチ、11〜■3は電流源、V
R2〜VR4は参照電圧源、SHはサンプルホールド回
路、A1はアンプ、CHはサンプルホールド用コンデン
サ(以下コンデンサという)である。(14)はコンパ
レータ、(1B)は符号器(CODER) 、(17)
はスイッチSW1〜SW6の0N10FFを順次指示す
るレジスタ(S AR) 、(18)はプログラマブル
・リードオンリーメモリ(以下PROMという)で、(
19)はサンプルホールド回路である。vlは信号入力
で、v6は符号出力である。
第2図のA−D変換器の動作を説明する。信号人力v1
はサンプルホールド回路(19)によりサンプルホール
ドされ、コンデンサCHにその電荷がホールドされる。
そこで、−例として単位電流をIとして電流源11.I
2,13にそれぞれ重み付けをしておく。例えばll−
10241,12−321,I3−Iとする。当初スイ
ッチSW1のみをONとし、I 1−1024 Iにて
コンデンサCHにホールドされた電荷を差し引いて行く
このときレジスタ(17)により差し引いて行く時間を
カウンタで計数していく。
このスイッチSW1がONとなっているとき、スイッチ
SW4もONにしておき、アンプA1の出力はその過程
で参照電圧VR2とコンパレータ(14)で比較され、
アンプA1の出力と参照電圧VR2の大小関係が逆転し
たときのカウンタの読みにより、上位6ビツトの符号が
符号器(1B)により決定される。
次にスイッチ5W4−OFF、スイッチ5W5−〇N1
スイッチ5WI−OFF、スイッチ5W2−ONとして
I 2−321を差し引いて行く。
前述と同様にして、−コンパレータ(14)の出力が反
転したときのカウンタの読みにより中間5ビツトの符号
が決まる。
次にスイッチ5W5−OFF、スイッチ5W6−ON、
スイッチ5W2−OFF、スイッチ5W3−ONとして
、13−1を差し引いて行く。前述と同様にしてコンパ
レータ(14)の出力が反転したときのカウンタの読み
により下位4ビツトの符号が決まる。
このようにして16ビツトの全符号が決まるが、前述の
ようにモノトニシティを0.003%獲保するためには
、電流比13/11.I2/11と、参照電圧比VR2
/VR4,VR3/VR4が高精度であることが絶対必
要条件となる。
上記の例において精度を試算してみると以下のとおりで
ある。A−D変換精度±1/2LSBを獲保するために
は(カウンタのクロック誤差−〇とする)、次の精度が
必要である。
1/1024X1/2X100%−0,05%ここで、
参照電圧比は外部調整により誤差−〇にするものとする
。前述のように電流源は多数のトランジスタと抵抗で構
成されることが一般的(バイポーラプロセスでは)であ
る。このような電流源に高精度を求めることは製造上困
難であるため、チップ製造後P RP OM (lit
)による補正により抵抗値を微調する方法が多く採用さ
れている。
このようなことから、主として電流比及び参照電圧比を
高精度に実現する回路方式及び製造法が要求されて久し
い状況ばある。。
〔発明が解決しようとする問題点1 以上のように従来方式の積分型A−Dにおいては、 イ)高精度を要求する電流比の実現の際その構成上多数
の抵抗及びトランジスタを必要とするため、チップサイ
ズが大きくなること、 口)補正のためのPROMの設定を行うための製造コス
トが大きくなること、 ハ)更に、参照電圧比も又同様な高精度を必要とし、A
−D変換器を1ケの部品であるLSIで実現した場合に
は、装置に組込んだ後、その微調を行わなければならな
いという煩わしさが残っていること、 等の問題点があり、従来の回路方式では到底満足のい<
 A−D変換器は得られていなかった。
そして、上記の問題点にもかかわらず高精度のA−D変
換器を実現しようとすると、電流比精度の実現及び参照
電圧の外部調整に製造コストがかかるという問題点があ
った。
本発明はかかる問題点を解決するためになされたもので
、従来の回路で用いていた電流比及び参照電圧比を必要
としない回路構成によりA−D変換してその精度を高め
なA−D変換器を得ることを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明に係るA−D変換器は、第1のA−D変換器と第
2のA−D変換器とから構成され、第1のA−D変換器
を上位ビット用とし、第2のA−D変換器を下位ビット
用とする。
第1のA−D変換器は、アンプとその負帰還ループに並
列接続された複数個のコンデンサから成り、各コンデン
サの容量はC、C/ n 、  C/ n 2・・・(
nは2以上の整数)の関係をもち、当初容量の1番大き
いコンデンサに入力信号が充電されるホールド手段と、
前記コンデンサの容量に比例した容量の電荷を吸収する
電荷吸収手段とを有する。
更に、前記ホールド手段の充電されたコンデサの電荷を
前記電荷吸収手段へ、前記アンプの出力が所定値以下に
なるまで繰り返し転送する電荷転送手段と、前記アンプ
の出力が所定の値以下になったときの前記のコンデンサ
の電荷をそのコンデンサより次に容量の小さいコンデン
サに転送し、アンプの出力電圧を増幅する電圧増幅手段
と、前記電荷転送手段によって各コンデンサから電荷を
電荷吸収手段に転送した回数を符号変換する符号変換器
とを有する。
また、第2のA−D変換器は、入力信号であるアナログ
信号をデジタル信号に変換するフラシュA−D変換器(
並列比較形A−D変換器)から構成されている。
[作用] 本発明においては、ホールド手段の1番容量の大きいコ
ンデンサ(コンデンサC2)に入力信号が充電され、そ
の電荷を電荷転送手段によって電荷吸収手段に転送し、
そのコンデンサの容量に対応した電荷量が吸収され、コ
ンデンサC2の電荷量が差し引かれて行く。この電荷転
送は、アンプ出力が所定の電圧になるまで繰り返される
。そして、アンプ出力が所定の電圧になると、前記のコ
ンデンサに残っている電荷を電圧増幅手段により、その
コンデンサより次に容量の小さいコンデンサ(コンデン
サC3)に転送する。このとき、そのコンデンサC3の
容量はコンデンサC2に比べて小さいので結果的に電位
は上昇し、アンプ出力も上昇することになる。このよう
なことから前記の電荷転送の手段を電圧増幅手段と称し
ている。
次に、再び電荷転送手段によってコンデンサC3の電荷
が転送され、コンデサC3から所定の電荷が減じられる
。この時の減じられる電荷量はコンデンサC3に対応し
た大きさとなっている。
以上の電荷転送手段及び電圧増幅手段による電荷転送が
、ホールド手段のコンデンサの全てについて行われる。
そして、電荷転送手段による電荷の転送が行われている
間、その回数を各コンデンサ毎に計数してそれを符号器
により符号変換する。
このようにして入力信号の上位ビットが得られる。
一方、第2のA−D変換器は、入力信号の内下位ビット
信号を得る。第1のA−D変換器による上位ビット信号
と第2のA−D変換器による下位ビット信号を組み合わ
せることにより、アナログ入力信号のデジタル化がなさ
れる。
〔実施例〕
本発明の詳細な説明に先だって本発明の詳細な説明する
。第1図は本発明の原理を示したブロック図であり、第
2図と同一符号のものは相当部を示す。図において、(
11)はホールド回路で、アンプA1及びその負帰還ル
ープに並列接続されたコンデンサC2,CB、C4(C
2>CB>C4)から構成されている。図のC2〜C4
の各ブロックはその電荷を他のブロックのコンデンサに
転送するためのスイッチ系(電圧増幅手段)を含んでい
るものとする。(12)は電荷吸収手段で、コンデンサ
C5(−C2)、C6(−C3)及び、C7(−C4)
から構成されている。
(13)はスイッチ(電荷転送手段)で、複数のスイッ
チで構成されている。(14)はコンパレータ、(15
)はフラシュA−D変換器、(IB)は符号器、(17
)はレジスタで、VRIは参照電圧VRを出力する参照
電圧発生器である。
上記の構成において、入力信号v1はホールド回路(1
9)によりサンプリングされ、ホールド回路(11)の
内容量が最大のコンデンサC2にてホールドされる。
次に、コデンサC2と容量の等しいコンデンサC5に参
照電圧VRとで決まる電荷容量を蓄える。
ここで、コンデンサC2の電荷とコンデンサC5の電荷
とを逆極性になるように設定しておけば、スイッチ(1
3)を介してコンデンサC2をコンデンサC5に接続す
ると、コンデンサC2の電荷からコンデンサC5の電荷
量が吸収されて消滅する。
このことは換言すると、コンテナC2の電荷をコンデン
サC5に転送したことになる。そして、コンパレータ(
14)の出力が反転するまで(アンプ出力<VR)その
転送を繰り返すことにより、Q−C2・Vmaxの電荷
量は、Q”−C5−VRの規格化された電荷量の何倍の
電荷量であるかが分かる。即ち、QからQ−を引くこと
を繰り返した回数は、Q/Q−の整数値を表す。
ここで、C2−C5であるから、Qmax;Q−はホー
ルド電圧の最大値Vmax;VRとなる。即ち、カウン
トできる最大の回数はホールド電圧の最大値v ala
xとVRの比で決まることになる。例えば後述する実施
例のように8;1とすると、23−8であるから3ビツ
ト分の変換ができることになる。同様に、16;1.3
2;1とすると、4ビツト分、5ビツトのA−D変換が
できることになる。
以上のようにして最初の1サイクルが終了すると、次に
際コンデンサC2に残っている全電荷をコンデンサC3
に転送する。この時CB<C2であるからその電圧は上
昇して電圧増幅される。そして、このコンデンサC3と
コンデンサC6(C3−C6)との間で上記と同様な電
荷転送を行うことにより、次の3ビツト分の変換ができ
る。
なお、コンデンサC2とコンデンサC3の容量比は8;
1に設定しであるが、これはコンテナC2の電位を8倍
に上昇させないと、次の引き算ができないことによる。
コンデンサC3とコンデンサC4との関係も上記と同様
であり、コンデンサC3の電荷転送が終了すると、次の
サイクルでコンデンサC4の電荷転送がなされ、これに
より次の3ビツト分の変換がなされる。以上のコンデン
サC2、C3、C4の電荷転送が終了すると、合計で上
位9ビツトの変換が行われたことになる。
一方、下位のビットについては、フラジ5A−D変換器
(15)及び符号器(1B)により一括して変換される
本発明は、以上のようにホールド手段のコンデンサの電
荷転送によるA−D変換と従来のフラシュA−D変換と
を組み合わせることによりビット数の調整及び演算処理
の迅速化を図っている。
次に、コンデンサ、測定レンジ、参照電圧等の関係を要
約すると以下のとおりである。
2の1サイクルのビット数;1 −レンジ最大電圧;1 − Cx  ; Cx−1−C’x; C’X−1なお
、Cx、Cx−1はホールド手段のコンテナ、C’x、
  C’x−1は電荷吸収手段のコデンサで、上記の例
では8;1となっている。
次に、本発明の実施例を図に基づいて説明する。
第3図は本発明の一実施例のブロック図であり、第1図
及び第2図と同一符号のものは相当部を示す。図におい
て、R1,R2,R3は抵抗、A1はアンプで、これら
はサンプルホールド回路(19)を構成している。A3
はコンパレータ(14)を構成するアンプで、A4はコ
ンパレータ(20)を構成するアンプである。φ1〜φ
6及びφl〜φ6はスイッチである。VRはアンプA1
の負入力、V3はアンプA1の正入力、v4はアンプA
1の出力、v5はコンパレータ出力、vKはフラシュA
−D変換器(15)のコンパレータ出力である。C8は
コンパレータ(14)、  (20)の動作に必要なコ
ンデンサである。
第4図は第3図の各部の動作波“形を示したタイムチャ
ートである。図において、Hは高レベル、Lは低レベル
、GNDはグランドレベルをそれぞれ示す。A、B、C
,D、E及びFは各モードの名称で、b15〜b0は符
号ビット出力(b15:MO。
SB、b  、LSB)である。
以下第3図のブロック図の動作を第4図のタイムチャー
トを参照しながら説明する。
スイッチφ1〜φB、φ1〜φBは各々複数個間じもの
が使用されており、φ1〜φB −ONのときその符号
に対応したスイッチφ1〜φ6は自動的にOFFになり
、逆にφ1〜φ6−0FFのとき自動的にφl〜φB−
ONになるものとする。
A、B、C,D、E、Fの各モードは次のように定義す
る。
Aモード:オフセット・キャンセル Bモード:サンプリング Cモード:コンパレート後、電荷転送とコンパレートを
最大7回行って上位3ビツトの符号を決める。
Dモード:電圧増幅(8倍)行った後、コンパレートを
して、電荷転送とコンパレートを最大7回行って中間3
ビツトの符号を決める。
Eモード:同様にして中間下位3ビツトの符号を決める
Fモード:フラシュA−Dにより下位7ビツトの符号を
決める。
スイッチφ1〜φ7の役割は08時に有為動作を行い、
以下の機能を司どる。
φ0 :オフセット・キャンセル φ1 :サンプリング φ2:ホールド φ3.φ4:電圧増幅(電荷転送) φ5 :電荷転送 φ6 :コンバレート φ7 :フラシュA−D内コンパレート単位容量−Cと
して、コンデンサC2,CB。
C4,C5,C6,C7は下記の関係で選ばれるが、C
1,C3は任意の値でよい。
C2〜C5−8192C C3−C6−(C2/8)霧1024 CC4−C7−
(C3/8)  −1000次に、動作の理解を容易に
するため次のように各部のレベル等を設定する。
Vl−0〜−4(V) 1−R2 v4−0〜4(■) VR−0,5(V) (V4のMAXレンジの1/8) 次に、動作シーケンスの説明に移るが、各モードは、モ
ードA→B→C−D→E→Fの順に演算が行われる。第
4図のタイムチャートを参照しながら各モード毎に説明
を進める。
(Aモード): スイッチφOのみをONにする。従って、コンデンサC
1はアンプA1の一人力と中入力との間に接続された状
態になり、アンプA1のオフセットがコンデンサC1に
与えられる。
このコンデンサC1の電圧は、以下のモードではアンプ
A1の中入力に逆極性で接続されたまま保持されるので
、アンプA1のオフセットはキャンセルされる。
(Bモード): スイッチスチφ1のみをONにし、入力信号V1はコン
デンサC2の両端に逆極性でホールドされ、V4−−V
lにより、コンデンサC2には8192C−Vlの電荷
がホールドされる。
(Cモード): スイッチφ2のみがONとなり、更にスイッチφ6もO
Nすることで、アンプA1の出力v4はコバレータ(1
4)にて参照電圧VRと比較され、その大小による比較
結果が出力v5に現れる。更に詳細に説明すると、スイ
ッチφBは予めONとなっているからコンデンサC8は
参照電圧発生器VR1からの電荷が充電されており、コ
ンパレータ(14)の帰還回路もONとなっている。こ
のような状態になっているとき、スイッチφiがONに
なると、出力v4が参照電圧VRより大きい場合と小さ
い場合とではその出力v5は異なったものとなる。ここ
ではまだV4>VRなので、V5−Hとなっている。
次に、スイッチφ6■OFF、スイッチφ5−ONとな
る。第4図はこの時の等価回路を示した図で、コンデン
サC2の電荷はコンデンサC5へ転送され、 8192C−Vl−8192C−VR となり、アンプA1の出力v4は  1−VR となり、この出力v4は上記と同様に参照電圧VRと比
較される。V4>VRなのでV5−Hとなっている。
同様に再度電荷転送されV4>VRよりV5−Hで、再
度電荷転送されて今度はV4<VRとなり、その結果V
5−Lとなる。この時点でCモードは終り、レジスタ(
17)により電荷転送の回数が計数され、その計数値が
符号器(16)に送られ、そこで上位3ビツトが演算さ
れ、 b   (MSB)−0,b14−1.b’−1が決ま
る。
(Dモード): スイッチφ3のみがONL、以下スイッチφB。
φ5がCモードと同様にON、OFFを繰り返す。
第5図はスイッチφ3がONになったときの等価回路を
示した図であり、コンデンC2に残っている電荷はコン
デンサC3に転送される。この時コンデンサC3の容量
はコンデンサC2の178であるから、コンデンサC3
の両端の電圧、即ちアンプA1の出力v4は電荷の転送
前に比べて8倍の大きさに上昇する。
この後は上記のCモードのときと同様にスイッチφB、
φ5がCモードと同様にON、OFFを繰り返して、コ
ンデンサC6への電荷の転送、更にアンプA1の出力と
参照電圧vRとの比較を繰り返し、 b  −0、b 11−1 、  b ”−0が決めら
れる。
(Eモード): スイッチφ4のみをONにし、Dモードと同様にして、
コンデサC3に残っている電荷をコンデンサC4に転送
して電位を上昇させた後、スイッチφ6.φ5がDモー
ドと同様にON、OFFを繰り返して、コンデンサC7
への電荷の転送、更にアンプA1の出力と参照電圧VR
との比較を繰り返し、 b  −0,b  −0,b  −0,b7−1が決め
られる。
(Fモード): コンデンサC4の残りの電荷に基づいたアンプA1の出
力は、そのまま抵抗RS、コンデンサC8及びコンパレ
ータ(20)から構成されるフラシュA−D変換器(1
5)及び符号器(1B)にて1度に7ビツト分の符号<
 b 8〜b0)が判定される。即ち直列に接続された
抵抗R8により分圧された角基準電圧とアンプ出力■4
とがコンパレータ(20)テ比較され、その比較結果は
符号器(1B)で演算されて7ビツト分の符号(b  
−b’)が判定される。
以上の動作にて一連の16ビツトのA−D変換動作は完
了する。
このように入力信号をサンプルした後、C,D。
Eモードにて電荷転送、比較、電圧増幅をサイクリック
に行ったところに特徴があり、1変換に最大27回、最
小4回のクロックが必要となる。
−設計例では、デバイス構造は、 ダブル・ポリシリコンゲートCMOS 電源電圧V   −5V C バイアスで電圧v   −−5v E C冒0.2PF となっている。
次に、上記実施例の効果の説明をする。
上記実施例で使用するコンデンサの総量は(オフセット
及びコンパレータ用コンデンサは除く)(8192C+
1024C+128C)X2−18688C だけであり、従来の積分型(第2図)における多数の電
流源設定用トランジスタは不要で、また、別の方式であ
るキャパシタによる電荷配分型A−Dにおける容量65
536Cに比較して大幅なコンデンサの削減効果が得ら
れている。
次に電圧増幅手段について、例えばDモードでは、 C21 (a:アンプA1のオーブンループゲイン)で示される
ように、ゲインaが(資)でないことにより、C2/C
3による誤差よりも異ってくるおそれがある。
従って、上記実施例ではF ROM (1g)による補
正により、C2/C3の補正と増幅率の補正とを兼ねて
実施している。即ち、コンデンサC5に微少キャパシタ
を4ビットPROMで増減し、コンデンサC6には3ビ
ットPROMで増減している。
ところで、上記実施例では電荷転送によるA−D変換が
9ビツトで、フラシュA−D変換が7ビツトの場合につ
いて説明したが、両者の割合はその割合に限定されるも
のではなく、必要に応じて適宜変更し得るものであるこ
とはいうまでもない。
また、フラシュA−D変換器として抵抗ストリング形式
のものを示したが、コ・ンデンサストリング形式のもの
でもよいことはいうまでもない。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、ホールド手段に容量の異
なる複数のコンデンサを設けてその間で電荷転送するこ
とにより電圧増幅して、その電圧と1つの参照電圧とを
比較するようにしたので、参照電圧値を無調整のままで
S/Nを劣化させることなく、高精度なA−D変換を行
うことができる。更に、下位ビットについてはフラシュ
A−D変換により一括して変換するようにしたので、演
算時間の遅れも生じない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理を示したA−D変換器のブロック
図、第2図は従来のA−D変換器のブロック図、第3図
は本発明の一実施例に係るA−D変換器のブロック図、
第4図は第3図のA−D変換器の動作を示したタイムチ
ャート、第5図は第3図の回路の電荷転送時の説明図、
第6図は第3図の回路の電圧増幅時の説明図である。 図において、(11)はホールド回路、(12)は電荷
吸収回路、(■3)は電荷転送手段、(14)はコンパ
レータ、(15)はフラシュA−D変換器、(18)は
符号器、(17)はレジスタ、(19)はサンプルホー
ルド回路である。 なお、図中同一符号は同−又は相当部を示す。 も 49尺」月め芙力乞イW+の壇刀イ乍芝ホすグイムチτ
−ト第4図 1゜事件の表示 特願昭62−265353号 2、発明の名称 A−D変換器 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所    東京都港区虎ノ門1丁目7番12号名 
称    (029)沖電気工業株式会社代表者 橋本
南海男 4、代理人 住 所    東京都港区芝浦4丁目10番3号56補
正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄及び図面。 6、補正の内容 (1)明細書の第3頁第15行「獲保」を、「確保」と
補正する。 (2)明細書第4頁第7行rSHはサンプルホールド回
路、」を削除する。 (3)明細書第4頁第8行〜第9行「(以下・・・・・
・という)」を削除する。 (4)明細書第6頁第4行「4」を、「5」と補正する
。 (5)明細書第6頁第7行「獲保」を、「確保」と補正
する。 (6)明細書第6頁第13行「獲保」を、「確保」と補
正する。 (7)明細書第9頁第17行「1番」を、「最も」と補
正する。 (8)明細書第10頁第1行「電荷量」を、「電荷」と
補正する。 (9)明細書第10頁第1行〜第2行「電荷量」を、「
電荷」と補正する。 (lO)明細書第10頁第14行「電荷量」を、「電荷
」と補正する。 (11)明細書第12頁第5行「ホールド」を、「サン
プル・ホールド」と補正する。 (12)明細書第12頁第10行「とで決まる電荷容量
」を、「で決まる電荷」と補正する。 (13)明細書第12頁第19行rQJを、「Qmax
Jと補正する。 (14)明細書第12頁第20行「Q′」を、「Q・」
と補正する。 (15)明細書第13頁第1行「電荷量」を、「電荷」
と補正する。 (16)明細書第13頁第2行「QからQ”Jを、r 
Q maxからQ’ Jと補正する。 (17)明細書第13頁第3行「Q/Q−の整数値」を
、rQmax/Q’ の整数部分」と補正する。 (18)明細書第13.貞節4行rQmax;Q−Jを
、rQmax対Q・」と補正する。 (19)明細書第13頁第5行「;・・・となる」を、
「対VRと等しくなる」と補正する。 (20)明細書第13頁第8行「;」を、「対」と補正
する。 (21)明細書第13第1O行r16.1.32;IJ
を、「16対1.32対1」と補正する。 (22)明細書第13頁第14行「際」を、「該」と補
正する。 (23)明細書第14頁第1行「;」を、r対」と補正
する。 (24)明細書第14頁第17行「調整」を、「増加」
と補正する。 (25)明細書第14第20行「2の・・・・・・;1
」を、「1サイクルのビット数:1」と補正する。 (2B)明細書第15頁第1行「;」を、「:」と補正
する。 (27)明細書第15頁第2行rCx −・・・・−C
−x−I Jを、rCx : CIK+1−C1x :
 C’ x+l Jと補正する。 (28)明細書箱15貞節3rCx−IJを、rcx+
IJ補正する。 (29)明細書箱15貞節4行rC−x 、  C”x
−I Jを、rC’ x 、C’ x+l Jと補正す
る。 (30)明細書第15頁第5行「;」を、「:」と補正
する。 (31)明細書箱15貞節9行r、R8は・・・・・・
AIJを、「は抵抗、Al、A2Jと補正する。 (32)明細書第15頁第13行「φl・・・及びφl
〜φ6」を、「φ0〜φ7及びφ0〜φ7」と補正する
。 (33)明細書第18頁第8行「φl〜φ6.φl〜I
」を、「φ0〜φ7,1]−〜マ了」と補正する。 (34)明細書第16頁第9行「φl〜φ6」を、「φ
0〜φ7」と補正する。 (35)明細書第16頁第1O行「φl〜φ6」を、「
φ0〜φ7」と補正する。 (36)明細書第16頁第11行「φ1〜φB−OFF
」を、「φ0〜φ7−ONJと補正する。 (37)明細書第14頁第12行rφl〜φB−ONJ
を、「φ0〜φ7−OFFJと補正する。 (3B)明細書第17頁第7行「φ1」を「φ0」と補
正し、「有為動作」を「有為動作(導通)」と補正する
。 (39)明細書第17頁第12行「(電荷転送)」を削
除する。 (40)明細書第19頁第12行「ON」を、rOFF
Jと補正する。 (41)明細書第20頁第2行「第4図」を、「第5図
」と補正する。 (42)明細書第21頁第2行「第5図」を、「第6図
」と補正する。 (43)明細書第22頁第12行「角」を、「各」と補
正する。 (44)明細書第23頁第4行「電源電圧」を、「正電
源電圧」と補正する。 (45)明細書第23頁第5行「パイ・・・電圧」を、
「負電源電圧」と補正する。 (4B)図面の第3図を別紙補正図面のとおり補正する
。 以上

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)イ)アンプとその負帰還ループに並列接続された
    複数個のコンデンサから成り、各コンデンサの容量はc
    、c/n、c/n^2・・・(nは2以上の整数)の関
    係を有し、当初容量の1番大きいコンデンサに入力信号
    が充電されるホールド手段と、前記各コンデンサの容量
    に比例した電荷量を吸収する電荷吸収手段と、 前記ホールド手段の充電されたコンデサの電荷を前記電
    荷吸収手段へ、前記アンプの出力が所定値になるまで繰
    り返し転送する電荷転送手段と、前記アンプの出力が所
    定の値以下になったときの前記のコンデンサの電荷をそ
    のコンデンサより次に容量の小さいコンデンサに転送し
    、アンプの出力電圧を増幅する電圧増幅手段と、 前記電荷転送手段によって各コンデンサから電荷を電荷
    吸収手段に転送した回数を符号変換する符号器と を有する第1のA−D変換器と、 ロ)入力信号が入力し、アナログ信号をデジタル信号に
    変換するフラシュA−D変換器からなる第2の第2の変
    換器と からなり、第1のA−D変換器を上位ビット用とし、第
    2のA−D変換器を下位ビット用としたことを特徴とす
    るA−D変換器。
  2. (2)電荷吸収手段は、ホールド手段と同一の個数で、
    同一の容量のコンデンサを有すると共に、該コンデサの
    容量を補正する補正用PROMを有する特許請求の範囲
    第1項記載のA−D変換器。
JP26535387A 1987-10-22 1987-10-22 A−d変換器 Pending JPH01108814A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016517674A (ja) * 2013-03-15 2016-06-16 アルフレッド イー. マン ファウンデーション フォー サイエンティフィック リサーチ 高電圧モニタリングを行う逐次比較型アナログ・デジタル変換器

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JP2016517674A (ja) * 2013-03-15 2016-06-16 アルフレッド イー. マン ファウンデーション フォー サイエンティフィック リサーチ 高電圧モニタリングを行う逐次比較型アナログ・デジタル変換器

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