JPH01108358A - 溶融合金化亜鉛メッキ鋼板のメッキ層表面酸化物生成方法 - Google Patents
溶融合金化亜鉛メッキ鋼板のメッキ層表面酸化物生成方法Info
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- JPH01108358A JPH01108358A JP26395087A JP26395087A JPH01108358A JP H01108358 A JPH01108358 A JP H01108358A JP 26395087 A JP26395087 A JP 26395087A JP 26395087 A JP26395087 A JP 26395087A JP H01108358 A JPH01108358 A JP H01108358A
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Landscapes
- Coating With Molten Metal (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、溶融合金化亜鉛メッキ鋼板のメッキ層表面酸
化物生成方法に関するものである。
化物生成方法に関するものである。
（従来技術と発明の解決しようとする問題点）亜鉛メッ
キ鋼板、特に溶融合金化亜鉛メッキ鋼板の溶接性を向上
させるため、合金化メッキ層の表面にＺｎＯを主体とす
る酸化物を生成せしめることによシ、溶接チップ先端部
にメッキ金属が付着するのを防止して、チップの長寿命
化をはかり、溶接性を向上させることが知られている。
キ鋼板、特に溶融合金化亜鉛メッキ鋼板の溶接性を向上
させるため、合金化メッキ層の表面にＺｎＯを主体とす
る酸化物を生成せしめることによシ、溶接チップ先端部
にメッキ金属が付着するのを防止して、チップの長寿命
化をはかり、溶接性を向上させることが知られている。
（特開昭５９−１０４４６３号）
しかして、このようなＺｎＯを主体とする酸化物を工業
的に確実に、しかも低コストで生成せしめることが、要
求されるところである。
的に確実に、しかも低コストで生成せしめることが、要
求されるところである。
本発明は、このような要求を有利に満足するためになさ
れたものである。
れたものである。
（問題点を解決するための手段）
本発明の特徴とするところは、溶融亜鉛メッキ後、加熱
してメッキ層を合金化処理し、次いで水蒸気又は霧化水
を添加した合金化炉排ガスをメッキ鋼板に吹付けること
を特徴とする、溶融合金化亜鉛メッキ鋼板のメッキ層表
面酸化物生成方法に関するものである。
してメッキ層を合金化処理し、次いで水蒸気又は霧化水
を添加した合金化炉排ガスをメッキ鋼板に吹付けること
を特徴とする、溶融合金化亜鉛メッキ鋼板のメッキ層表
面酸化物生成方法に関するものである。
次に本発明方法を実施するだめの装置例を挙げる。図面
において、鋼帯１を溶融亜鉛メッキ浴２へ導き、メッキ
を施し、次いで合金化炉３へ導入し、ガス燃焼等により
、メッキ鋼帯ｌを加熱し、鉄−亜鉛合金化処理する、該
合金化メッキ鋼帯１に合金化炉３出側で、排ガス吹付は
ノズル４から高露点の合金化炉排ガスを吹付け、ＺｎＯ
を主体とする酸化物を生成せしめ、次いで冷却器８で冷
却する。
において、鋼帯１を溶融亜鉛メッキ浴２へ導き、メッキ
を施し、次いで合金化炉３へ導入し、ガス燃焼等により
、メッキ鋼帯ｌを加熱し、鉄−亜鉛合金化処理する、該
合金化メッキ鋼帯１に合金化炉３出側で、排ガス吹付は
ノズル４から高露点の合金化炉排ガスを吹付け、ＺｎＯ
を主体とする酸化物を生成せしめ、次いで冷却器８で冷
却する。
即ち、ファン５により合金化炉排ガスを取り出し、導管
６の途中で水蒸気管７から蒸気を添加し、高露点とした
後、ノズル４からメッキ鋼帯１へ吹付ける。
６の途中で水蒸気管７から蒸気を添加し、高露点とした
後、ノズル４からメッキ鋼帯１へ吹付ける。
又蒸気吹付はノズル４ａから蒸気を吹付け、メッキ鋼帯
１の温度調整後、上記のごとく、合金化炉排ガスを吹付
け、酸化物を生成せしめることもできる。
１の温度調整後、上記のごとく、合金化炉排ガスを吹付
け、酸化物を生成せしめることもできる。
即ち本発明においては上記のごとく、合金化炉の排ガス
に水蒸気等を添加し、排ガス中の露点を上昇させこれを
メッキ鋼板に吹付けＺｎＯを主体とする酸化物を生成さ
せるものであるが、溶接性を向上させるためには、メッ
キ層表面にＺｎＯを主体とする酸化物の生成量としては
、３０〜５００ｍ９／ｒｒ？（片面当り）で、ＺｎＯの
他不純物としてＡｅ、、 Ｆｅ等が若干含有されている
酸化物であればよい。
に水蒸気等を添加し、排ガス中の露点を上昇させこれを
メッキ鋼板に吹付けＺｎＯを主体とする酸化物を生成さ
せるものであるが、溶接性を向上させるためには、メッ
キ層表面にＺｎＯを主体とする酸化物の生成量としては
、３０〜５００ｍ９／ｒｒ？（片面当り）で、ＺｎＯの
他不純物としてＡｅ、、 Ｆｅ等が若干含有されている
酸化物であればよい。
従ってこのような酸化物を生成せしめるためには、合金
化炉排ガス温度２００〜５００℃、露点は２０〜９０℃
の高露点となるように水蒸気等を添加し、合金化後のメ
ッキ鋼板温度２００〜５００℃の間に吹付けることによ
り、確実に前記のとときＺｎＯを主体とする酸化物を生
成せしめることができる。
化炉排ガス温度２００〜５００℃、露点は２０〜９０℃
の高露点となるように水蒸気等を添加し、合金化後のメ
ッキ鋼板温度２００〜５００℃の間に吹付けることによ
り、確実に前記のとときＺｎＯを主体とする酸化物を生
成せしめることができる。
又このような高露点の排ガスをメッキ鋼板に吹付けるに
先立って、例えば、合金化メッキ鋼板が上記板温より高
温になっている場合は、温度調整（温度を下げる）のた
めに水蒸気又は霧化水を吹付けることにより、−層確実
な酸化物の生成ができ好ましいことである。
先立って、例えば、合金化メッキ鋼板が上記板温より高
温になっている場合は、温度調整（温度を下げる）のた
めに水蒸気又は霧化水を吹付けることにより、−層確実
な酸化物の生成ができ好ましいことである。
合金化炉排ガスとしては、例えば、コークス炉ガス、プ
ロパンガス等を燃料として燃焼させた排ガスを上記のご
とく、高露点にして用いることができ、合金化炉の排ガ
スの１部を取出し、このガス中へ水蒸気等を添加し高露
点とし、合金化炉の出側でメッキ鋼帯へ吹付け、このよ
うに排ガスを用いることから低コストで、しかも酸化性
ガスであり、確実に酸化物の生成ができる。
ロパンガス等を燃料として燃焼させた排ガスを上記のご
とく、高露点にして用いることができ、合金化炉の排ガ
スの１部を取出し、このガス中へ水蒸気等を添加し高露
点とし、合金化炉の出側でメッキ鋼帯へ吹付け、このよ
うに排ガスを用いることから低コストで、しかも酸化性
ガスであり、確実に酸化物の生成ができる。
（実施例）
次に本発明の実施例を挙げる。
注１＝溶融亜鉛メッキは通常成分の浴で連続溶融メッキ
装置にてメッキを捲した。
装置にてメッキを捲した。
注２：合金化炉の燃焼ガスはコークス炉発生ガスを用い
た。
た。
注３：通板速度を変化させ、メッキ鋼帯の在炉時間を調
整し、メッキ層中の鉄量を制御するとともに実施例３は
、排ガス吹付に先立って、水蒸気を吹付け、メッキ鋼帯
を冷却した。
整し、メッキ層中の鉄量を制御するとともに実施例３は
、排ガス吹付に先立って、水蒸気を吹付け、メッキ鋼帯
を冷却した。
注４：排ガスの吹付けは、合金化炉出側で施した。
注５：排ガスの露点調整は、実施例１は水蒸気、実施例
２．３は霧化水添加による。
２．３は霧化水添加による。
注６二酸化物はＺｎＯが９８％以上であった。（測定は
５チヨウ素メタノール溶液で、メッキ層のみ溶解し、抽
出残前を混合融剤（硼酸１、炭酸ナトリウム３）で融解
した後、塩酸で溶液化してＩＣＰで分析した亜鉛量をＺ
ｎＯに換算した） （発明の効果） かくすることにより、溶接性に良好なＺｎＯを主体とす
る酸化物を確実に生成することができ、又排ガスを用い
ることから低コストで施すことができる等の優れた効果
が得られる。
５チヨウ素メタノール溶液で、メッキ層のみ溶解し、抽
出残前を混合融剤（硼酸１、炭酸ナトリウム３）で融解
した後、塩酸で溶液化してＩＣＰで分析した亜鉛量をＺ
ｎＯに換算した） （発明の効果） かくすることにより、溶接性に良好なＺｎＯを主体とす
る酸化物を確実に生成することができ、又排ガスを用い
ることから低コストで施すことができる等の優れた効果
が得られる。
図面は、本発明を実施するための装置例を示す説明図で
ある。 ４・・・排ガス吹付はノズル ３・・・合金化炉 １：鋳帯 ２：泗融亜蚕し、キ浴 ３：合側チ ４：排ガス吹付ノズル ４ａ：蒸気吹付ノズル ５：ファン ６：導管 ７：水蒸気管 ８：冷却器
ある。 ４・・・排ガス吹付はノズル ３・・・合金化炉 １：鋳帯 ２：泗融亜蚕し、キ浴 ３：合側チ ４：排ガス吹付ノズル ４ａ：蒸気吹付ノズル ５：ファン ６：導管 ７：水蒸気管 ８：冷却器
Claims (2)
- （１）溶融亜鉛メッキ後、加熱してメッキ層を合金化処
理し、次いで、水蒸気又は霧化水を添加した合金化炉排
ガスをメッキ鋼板に吹付けることを特徴とする、溶融合
金化亜鉛メッキ鋼板のメッキ層表面酸化物生成方法。 - （２）水蒸気添加した合金化炉排ガスの吹付に先立つて
水蒸気をメッキ鋼板に吹付けることを特徴とする、特許
請求の範囲第１項の溶融合金化亜鉛メッキ鋼板のメッキ
層表面酸化物生成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26395087A JPH01108358A (ja) | 1987-10-21 | 1987-10-21 | 溶融合金化亜鉛メッキ鋼板のメッキ層表面酸化物生成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26395087A JPH01108358A (ja) | 1987-10-21 | 1987-10-21 | 溶融合金化亜鉛メッキ鋼板のメッキ層表面酸化物生成方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01108358A true JPH01108358A (ja) | 1989-04-25 |
Family
ID=17396504
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26395087A Pending JPH01108358A (ja) | 1987-10-21 | 1987-10-21 | 溶融合金化亜鉛メッキ鋼板のメッキ層表面酸化物生成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01108358A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2204464A1 (en) * | 2007-10-31 | 2010-07-07 | JFE Steel Corporation | Equipment for producing hot dip galvanized steel plate |
-
1987
- 1987-10-21 JP JP26395087A patent/JPH01108358A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2204464A1 (en) * | 2007-10-31 | 2010-07-07 | JFE Steel Corporation | Equipment for producing hot dip galvanized steel plate |
| EP2204464A4 (en) * | 2007-10-31 | 2010-10-27 | Jfe Steel Corp | EQUIPMENT FOR MANUFACTURING HOT GALVANIZED STEEL SHEET |
| US9222146B2 (en) | 2007-10-31 | 2015-12-29 | Jfe Steel Corporation | Apparatus for manufacturing molten zinc coated steel sheet |
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