JPH01107708A - リクライニング装置 - Google Patents

リクライニング装置

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JPH01107708A
JPH01107708A JP26288587A JP26288587A JPH01107708A JP H01107708 A JPH01107708 A JP H01107708A JP 26288587 A JP26288587 A JP 26288587A JP 26288587 A JP26288587 A JP 26288587A JP H01107708 A JPH01107708 A JP H01107708A
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JP
Japan
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seat back
fin
plate
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rotary
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JP26288587A
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JPH0716454B2 (ja
Inventor
Juji Kojima
小島 銃二
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NHK Spring Co Ltd
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NHK Spring Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は車輛用シートにおけるリクライニング装置に関
する。
[従来の技術] リクライニングシートの外観を第11図に示す。シート
クッション1の側面にベースブラケット2が取り付けら
れると共に、シートバック3の側面にはアームブラケッ
ト4が取り付けられており、アームブラケット4がベー
スブラケット2に回動可能に枢支されている。これらベ
ースブラケット2およびアームブラケット4の間には、
リクライニング機構(図示せず)が設けられており、こ
れによりシートバック3がリクライニング調整可能とな
っている。
第12図および第13図はリクライニング機構の従来例
を示す側面図および正面図である。シートクッション2
のベースブラケット2には軸体5が取り付けられ、この
軸体5によってシートバック3のアームブラケット4が
回動可能に軸支されている。6はリクライニング姿勢か
らシートバック3を起立させるリターンスプリングであ
り、渦巻ばねが使用されている。このリターンスプリン
グ6の内端フック部6aは軸体5のスリット5a内に挿
入され、外端フック部6bはアームブラケット4に設け
られたビン7に掛止されて、シートバックを前方向に回
動するように附勢している。
第12図中、8はアームブラケット4に設けられたギヤ
であり、9はこのギヤ8に噛合するラチェットである。
このラチェット9はベースブラケット2に回動可能に枢
支されると共に、ばね10によってギヤ8−どの噛合方
向に附勢されており、ギヤ8とラチェット9との噛合に
よってシートバックのリクライニング角度の調整が行わ
れる。又、11はノブであり、この右端側にはカム片1
2が形成され、このカム片12がラチェット9の凹部1
3内に挿入されている。このような構成ではノブ11を
上方に引き上げるとカム片12がラチェット9を下方に
回動させるので、ラチェット9とギヤ8との噛合が解除
され、シートバック3はリターンスプリング6によって
起立方向に回動するようになっている。
ところが、ハードトップ型などの2ドアタイプの自動車
においては、リヤシートへの着座の際にフロントシート
のシートバックを前倒しさせる必要がある。このため、
このような自動車のフロントシートでは、シートバック
を前倒し方向に附勢するリターンスズ1ノング6が組み
付けられており、ノブ11操作によってラチェット9を
ギヤ8との噛合から解除すると、シートバックは前倒し
されてシートクッション上に折り重なるようになってい
る。
[発明が解決しようとする問題点コ このようにリターンスプリングによってシートバックが
前倒し回動する場合においては、リターンスプリングの
トルクが大きく、起立時および前倒し時にシートバック
が急激に回動する。従って、衝撃が激しく、危険なもの
となっている。
本発明はこのようなシートバックの急速回動を防止して
前倒しすることが可能なリクライニング装置を提供する
ことを目的とするものである。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するため本発明に係るリクライニング装
置は、シートバックをシートクッションに回動可能に軸
支する軸体に取り付けられる固定側部材と、この固定側
部材と対向するように前記シートバックに取り付けられ
る回転側部材と、この回転側部材と固定側部材との対向
部分に封入される粘性グリースとを備えていることを特
徴とする。
[作 用] 本発明に係るリクライニング装置は以上の通りに構成さ
れるので、回転側部材の回転の際には、粘性グリースは
剪断力によって、その回転速度を緩和し、シートバック
は緩スピードで回動するようになっている。
[実施例] 以下、本発明を図面を参照して具体的に説明する。
第1図は本発明の一実施例の断面図、第2図は取り付は
状態の側面図、第3図は全体の外観図である。本発明は
ユニットで構成され、従来のリクライニングシートにそ
のまま適用することができる。従って、リクライニング
シートの機構部分は第2図のように、従来例と同一の符
号を付して、その重複説明を省略する。この場合、シー
トバックの回動中心となる軸体5の端面には非円形の凹
部15が形成されている。このようなリクライニングシ
ートに対して、本実施例のリクライニングユニット20
は、固定側部材と、回転側部材と、これらの間に介在さ
れる粘性グリースとを備えて構成される。
固定側部材はシートクッションの軸体5に取り付けられ
るものであり、第1図および第3図に示すように、連結
プレート21と、フィン受プレート22とがねじ23に
よって組み付けられて固着されると共に、フィン受プレ
ート22に固定フィン24が多数取り付けられることで
構成される。
これらは第4図、第5図、第6図に示すように、いずれ
も外形が円板状に成形されている。連結プレート21は
前記軸体5に連結されるものであり、第4図に示すよう
に、軸体5側の側面に係合凸起21aが形成されると共
に、フィン受プレート22側の側面に係合凹部21bが
形成されている。係合凸起21は軸体5の端面に形成さ
れた非円形の凹部15に嵌入される形状および寸法に形
成されており、軸体5への取り付けによって連結プレー
ト21は回転が拘束され、これにより固定側部材全体の
回転が拘束されている。前記係合凹部21bも軸体5反
面の凹部15と同様に非円形に形成されている。一方、
フィン受プレート22は第5図に示すように、連結プレ
ート21側の側面に連結プレート21の係合凹部21b
に嵌入する非円形の係合凸起22aが形成されている。
従って、この係合凸起22aを連結プレート21の係合
凹部21bに嵌入し、ねじ23で結合させると連結プレ
ート21とフィン受はプレート22とが相互に回転拘束
状態で一体化される。前記固定フィン24は第6図に示
すように中央に非円形の取付穴24aが形成されており
、この取付穴24aにフィン受はプレート22の係合凸
起22aが内挿されている。これにより、固定フィン2
4はフィン受はプレート22と一体化されて回転が拘束
されている。又、取付穴24aの周囲には片側に隆起す
るリング状のリブ24bが形成されて、強度が付与され
ている。このような固定フィン24は第1図に示すよう
に、リブ24bを重合させた状態でフィン24同志が適
宜の間隔を有して多層状に取り付けられるものである。
次に前記回転側部材は第1図ないし第3図に示すように
、シートバックのアームブラケット4にビス16で連結
されるレバープレート25と、レバープレート25に被
せられるキャッププレート26と、これらの間に設けら
れるフィン受はプレート27と、フィン受はプレート2
7に取り付けられる回転フィン28とを備えている。レ
バープレート25はアームブラケット4との連結部位か
ら下方に延びており、その下端側の側面が軸体5の上方
に位置するように設けられている。そし゛ て、レバー
プレート25には第7図に示すように軸体5の上方位置
に相当する部分に円形穴25aが穿設されており、レバ
ープレート25は第1図のように組み付けの際に上記円
形穴25aを介して連結プレート21の円形段部21c
に回転自在に外挿される。また、第7図においてレバー
プレート25の円形穴25aの周囲に穿設された穴25
bは第1図のようにレバープレート25、キャッププレ
ート26、及びフィン受はプレート27、をリベット1
7で一体的に組み付けるためのリベット穴である。この
組み付けの際、キャッププレート26はその中央部に穿
設された円形穴26aがフィン受はプレート22の円形
段部22bに外挿されて回転自在に取り付けられる。こ
のためレバープレート25、キャッププレート26、及
びフィン受はプレート27の組み付は構造体はフィン受
はプレート22、及び連結プレート21のそれぞれの円
形段部22b、21cを中心に回転可能になっている。
フィン受はプレート27は第9図に示すように、内面に
矩形の凹部27aが90度間隔で形成されたリング状に
成形されている。又、回転フィン28は第10図に示す
ように、径の大きな穴28cが中央に形成されたリング
状となっており、その外周部にはリブ28bが形成され
ている。又、リブ28bの外側には90度間隔で矩形状
の突片28aが延設されており、この突片28aを前記
フィン受はプレート27の凹部27aに嵌入させること
により、フィン受はプレート27との一体化が図られて
いる。かかる回転フィン28は第1図に示すように、リ
ブ28bを重合させた状態でフィン28同志が適宜の間
隔を有して多層状に組み付けられるものである。
この組み付けに際しては固定フィン24と回転フィン2
8とが交互に重ね合うように行われる。すなわち、固定
フィン24と回転フィン28とは相互に対向して配設さ
れるものであり、この対向部分の間隙に粘性グリース2
つが封入されている。
粘性グリース29が回転フィン28と固定フィン24と
の間に介在することにより、回転フィン28の回転の際
に粘性グリース29の剪断力が作用し、回転フィン28
の回転速度が減じられるようになっている。
次に作動を説明する。リクライニングユニット20は固
定側部材を構成する連結プレート21の係合凸起21a
をシートクッション側の軸体5の凹部15に嵌入させる
と共に、回転側部材を構成するレバープレート25をシ
ートバックのアームブラケット4にビス16止めする(
第2図参照)、これによりリクライニングユニットの取
り付けが行われ、この状態でリクライニングされたシ−
ドパツクのロックを解除すると、シートバックはリター
ンスプリング6により、起立方向に回動する。この回動
によってシートバックにレバープレート25が連結され
た回転側部材、すなわちキャッププレート26、回転フ
ィン28、回転フィン28のフィン受はプレート27が
連結プレート21及びフィン受はプレート22を中心と
して一体的に回転する。ところが、回転フィン28と固
定フィン24との間には粘性グリース29か介在してお
り、その剪断力によって回転フィン28の回転速度が減
じられるのでシートバックは緩スピードで起立する。上
記剪断力はシートバックの回転速度が早くなればなる程
大きくなるので、シートバックの急速な回動を適格に防
止できるので安全性が向上する。
本発明は上記実施例に限定されることなく種々変更が可
能である0例えば回転フィン、固定フィンを円板状にし
ないで多角形状に成形し、あるいはフィン内にスリット
を穿設しててもよい。
[発明の効果] 本発明は以上説明した通り、回転側部材と固定側部材と
の間に粘性グリースが封入されているので、リターンス
プリングによるシートバックの復帰回動をゆっくりと行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係るリクライニング装置の第
3図(c)のA−A線断面図、第2図は取り付は状態の
側面図、第3図(a)、(b)、(C)はリクライニン
グユニットの左側面図、正面図、右側面図、第4図(a
)、(b)は連結プレートの断面図、右側面図、第5図
(a)、(b)は固定側部材のフィン受はプレートの断
面図および左側面図、第6図(a)、(b)は固定フィ
ンの側面図およびB−B断面図、第7図はレバープレー
トの側面図、第8図はキャッププレートの側面図、第9
図(a)、(b)は回転側部材のフィン受はプレートの
側面図よびC−C線断面図、第10図(a)、(b)は
回転フィンの側面図およびD−D断面図、第11図はリ
クライニングシートの外観斜視図、第12図および第1
3図は従来例の正面図および側面図である。 1・・・シートクッション、2・・・シートバック、2
0・・・リクライニングユニット、 21.22.23.24−・・固定側部材、25.26
.27.28・・・回転側部材、29・・・粘性グリー
ス。 特許出願人  日本発条株式会社 代理人 弁理士  佐 藤 英 昭 (α)        (+ り)(O) 】〉 −バー 2b l−5 3 /3日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. シートバックをシートクッションに回動可能に軸支する
    軸体に取り付けられる固定側部材と、この固定側部材と
    対向するように前記シートバックに取り付けられる回転
    側部材と、この回転側部材と固定側部材との対向部分に
    封入される粘性グリースとを備えていることを特徴とす
    るリクライニング装置。
JP26288587A 1987-10-20 1987-10-20 リクライニング装置 Expired - Fee Related JPH0716454B2 (ja)

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JP26288587A JPH0716454B2 (ja) 1987-10-20 1987-10-20 リクライニング装置

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JPH0716454B2 JPH0716454B2 (ja) 1995-03-01

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH054943U (ja) * 1991-07-09 1993-01-26 エヌデーシー株式会社 自動車用シ−トリクライニング装置
JP2007222360A (ja) * 2006-02-23 2007-09-06 Somic Ishikawa Inc リクライニング装置及びそれを具備する自動車用シート
JP2008163654A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Shin Nikkei Co Ltd 冷却用ユニット及びこれを用いた壁面又は屋根面の冷却構造

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