JPH01107436A - 偏向ヨーク - Google Patents

偏向ヨーク

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JPH01107436A
JPH01107436A JP26430387A JP26430387A JPH01107436A JP H01107436 A JPH01107436 A JP H01107436A JP 26430387 A JP26430387 A JP 26430387A JP 26430387 A JP26430387 A JP 26430387A JP H01107436 A JPH01107436 A JP H01107436A
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JP
Japan
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wire
conductor
wires
twisted
insulating film
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JP26430387A
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English (en)
Inventor
Hideo Hishijo
菱城 秀夫
Toshio Kobayashi
敏夫 小林
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Victor Company of Japan Ltd
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、陰極線間を用いたテレビジョン受像機やコン
ピュータ端末等の各種のデイスプレィ装置に使用される
偏向ヨークに関し、特に、高精細なデイスプレィなどに
用いて好適な偏向ヨークに関するものである。
(従来の技#1) 高い解像度の要求される院極a管型デイスプレィ装置に
用いられる従来の偏向ヨークでは、偏向コイルでの渦電
流損、表皮効果による損失を低減し、コイル自体の発熱
を低減するため、実開昭57−107263号公報、実
開昭59−57844号公報および特開昭59−186
239@公報に記載のように、線径の小さな導体線を複
数本撚り合せた1重撚り線(以下リンツ線という)が用
いられている。
一方、偏向周波数の増加に伴なう回路素子等の制約から
、偏向コイルのインダクタンスしを小さくして、コイル
断面積を一定に保つためには、特開昭61−第1444
4号公報に記載のように1ターンの導体線の本数を増加
させる必要がある。例えば、水平偏向周波数が64kH
z、偏向コイルに流す電流を12Ap−El、偏向コイ
ルの総導体の断面積をほぼ25履2に保った場合の導体
線径、導体線本数と温度上昇値の関係は表1および第7
図示の如くなり、この条件では、導体線本数が30本付
近から温度上昇値が飽和し、このような動作条件の実際
の偏向コイルにおいても、導体線径φ0.144 im
、導体線本数7本のリンツ線を5本並列巻きにした35
本の導体線のものが用いられている。
このように複数本の導体線を並列巻きにすると、それぞ
れの導体が巻型内での巻崩れや巻型内に挿入される際の
位置のバラツキにより、各々の導体線は一体化すること
なくバラバラの位置でコイル状に巻回され、その結果そ
れぞれの導体線間でインダクタンスに差が生じ、それぞ
れの導体線に流れる電流が均一でなくなる。
そして、このことと各々の導体線がバラバラの位置にコ
イル状に巻回されることとが重なりあって局部的に歪ん
だ不均一な磁界を発生させることになり、電子銃より発
射された赤、緑、青色用の3本の電子ビームもこの影響
で部分的に歪んだ偏向を受けることになり、磁性片等で
外部より修正するのが困難なサイドビームの横線のうね
りによるズレやクロス状のズレ等のミスコンバーゼンス
が生じることや、水平偏向周波数が可変されるデイスプ
レィ装置等に於いては、水平偏向周波数変化により画面
上の赤(R)、緑(G) 、 第1 (B)のミスコン
バーゼンスの状態が変化し、水平偏向周波数が高くなる
ほど、この影響が大きくなるという事実が明らかになり
、高い解像度の要求されるデイスプレィ装置の偏向ヨー
クとしては使用に耐えられないものが多発すると云う欠
点があった。
前記のような欠点を解決するような偏向ヨークの一つと
して、本出願人会社では、先に昭和62年9月16日付
出願の特許願(発明の名称「偏向ヨーク」)により、複
数本の細線よりなるリッツ線を複数本撚り合せてなる1
本の集合撚り線を用いて水平偏向コイルおよび垂直偏向
コイルの少なくとも一方のコイルを形成することにより
、各導体線がバラバラの位置にコイル状に巻回されるこ
とを無くし、巻型内での巻崩れも出来る限り少なく形成
することにより、局部的に歪んだ不均一な磁界の発生が
少なく、ミスコンバーゼンス量も少なく、高い解像度の
要求されるデイスプレィ装置用として十分に使用に耐え
られるようにした偏向ヨークについての提案を行なった
(発明が解決しようとする問題点) 前記した本出願人会社による既出願の偏向ヨークで、従
来問題になっていたミスコンバーゼンスに関する問題は
解決したのであるが、新たに導体線の占積率が悪いため
に起る諸問題が発生した。
即ち、現在、水平偏向コイルは主として、第8図示のよ
うな鞍型偏向コイル1が用いられている。
このような鞍型偏向コイル1は、第9図示のように鞍型
偏向コイルの背面の形状に対応して鞍型凹面3が形成さ
れた雄型2と鞍型偏向コイルの内面の形状に対応して鞍
型凸面5が形成された雄型4とを第10図示の如く同一
軸上にて回転可能且つ互いに嵌脱可能に配備し、雌型2
と雄型4との嵌合によって雌型2と雌型4との間に鞍型
空間6を形成し、雌型2および雄型4を一体回転させて
、前記鞍型中ff第16に第第1図示の如く集合撚り線
12を積み重ね巻回し、コイル状に巻回されたそれぞれ
の導体線9に通電して、導体線9の融着層第1bを加熱
溶融しその後、プレスツール7を第第1図中矢印B方向
に移動させコイル状に巻回された集合撚り線の巻き終り
部分を規定位置まで押し込みコイルを形成し、その後同
図中矢印へ方向に前記プレスツール7を移動させて元の
位置に戻し、このコイルを雌型2と雄型4と共に冷却さ
せて互いに離脱せしめてコイルを取り出す工程により製
造される。
ところが、ここで用いる上記集合撚り線は第12図示の
如く導体部分10と絶縁被覆部第1とからなり、絶縁被
覆部第1はポリエステルイミド等からなる絶縁皮膜部第
1aとその表面に被着されたポリアミド等からなる融着
層第1bとの複合構成となされている導体線9を第13
図示の如く撚りピッチPで撚り合せた撚り$第18を1
単位として、これを第14図示の如く複数単位撚りピッ
チP′で撚り合せた集合撚り線12を用いているため、
各導体線9を撚り合せないで複数本用いて並列巻きした
ものや、撚り線8を複数本並列巻きしたものに比べ、導
体線間の空隙が大きくなり、その分だけ導体線の占積率
が悪くなる。
従って、前記したような本出願人会社による既出願の偏
向ヨークのように集合撚り線を用いると導体線本数が増
すほど、鞍型空間部内に巻き込める導体総面積が減るこ
とになり、前記表土で示した導体線径d=φ0,14 
#IIの導体線を7本撚り合せたリッツ線を5本並列に
巻回した条件と全く同一の条件で、このリッツ線5本を
1本の集合撚り線にしたもので偏向コイルを製造すると
、この偏向コイルがやや大きく仕上がるため第15図示
のようなサイドビームR,Bの縦線のミスコンバーゼン
スXHのズレが発生する原因となる。
また、偏向ヨークの場合は、使用条件(動作条件)で偏
向コイルの導体線の本数と巻数が決定されるので、5本
のリッツ線を用いて5本の並列巻線を行なった巻型と同
じ巻型を用いて、5本のリッツ線を1本にまとめたよう
な集合撚り線で巻回して、第15図示のようなコンバー
ゼンスのズレ恐を無くすためには、集合撚り線に強い張
力を加えながら巻線を行えば解決するが、細い導体線を
多数本撚った集合撚り線を用いている場合は断線不良が
発生すると云う問題が存在し、また、導体線径dを細く
すれば、コンバーゼンスズレや断線の問題は解決するが
、直流抵抗値や高周波抵抗値が増すことになり、その分
だけ偏向コイルの銅損が増し、コイルの発熱による温度
上昇値が大きくなると云う欠点があり、これらの問題点
の解決が求められていた。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上述の如き実情に鑑みてなされたものであり
、第1図に示す如く水平偏向コイルおよび垂直偏向コイ
ルの少なくとも一方のコイルを形成する集合撚り線23
として絶縁皮膜とその表面に被着された融M層を有する
導体線9と絶縁皮膜のみを有する導体121とをそれぞ
れ複数本混合して撚り合せて1本の集合撚り線23とし
たことを特徴とする偏向ヨークを提供することを目的と
する。
(作 用) 上述のような偏向ヨークにおいては、融1fflの無く
なった部分に相当する総断面積πX((d″−d’)/
2)”x本数X巻回数の分だけ、従来例のものより総断
面積が減ることになる。即ち、その分だけ導体線の占積
率が改善されることになり、導体線径dを細くしたもの
を用いたり、強い張力を加えながら巻回しなくとも、導
体線9を撚った撚り線を複数本並列巻きした場合と同様
の条件で規定の本数を規定の巻回数鞍型空間部へ挿入が
可能となり、その結果先に第15図にて示した如きコン
バーゼンスx8のズレの発生がなくなり、導体線の断線
やコイルの発熱による温度上屏値を増すことなく、本出
願人会社による既出願の偏向ヨークの数々の優れた特徴
を活かせる偏向コイルを実現させることができる。
(実施例) 以下、本発明の偏向ヨークの一実施例を図面を用いて詳
細に説明する。
なお、説明の便宜上、先に示した部材と同一な部材に対
しては同じ符号を付する。
第2図において、13は偏向ヨークであり、この偏向ヨ
ーク13はコア14と、コア14の外周にトロイダルに
巻回された垂直偏向コイル15と、コア14の内面にセ
パレータ16を介して鞍型に巻回された水平偏向コイル
17とから構成され、セパレータ16の後部側に形成し
た固定部18を介して陰極線管19の所定位置に固定さ
れる。
偏向ヨーク13を構成する水平偏向コイル17は、先に
第12図にて示したように線径dがφ0.14mmの導
体部分10と絶縁被覆部第1とからなり、絶縁被覆部第
1はポリエステルイミド等からなる絶縁!1i第1aと
その表面に被着されたポリアミド等からなる融着層第1
bとの複合構成となされている従来例でも用いている導
体線9を第3図示の如く7本用いて撚りピッチP1を2
2mで時計方向に撚り合せた撚り線20と、第4図示の
如く線径dがφ0.14am+の導体部分10とポリエ
ステルイミド等の絶縁層第1aとからなる導体線21を
第5図示の如く7本用いて撚りピッチP2を22mmで
反時計方向に撚り合せた撚りta22とをそれぞれ1単
位として、第1図示の如く、撚りm22の1単位を中心
線にしてその周りに4単位の撚り1a20を撚りピッチ
P3が22履で反時計方向に撚り合せた1本の集合撚り
線23を用いて、従来例と同様の手順で成される。
すなわち、上記集合撚り線23を第第1図に示したよう
に雌型2と雄型4とで形成される鞍型空間部6に積み重
ね巻回され、集合撚り線23に通電して融着層を有する
各導体線9,21の融着層第1bを加熱溶融し、プレス
ツール7を第第1図中矢印B方向に移動させ巻き終り端
面の集合撚り線23を規定位置まで押し込み鞍型コイル
状に成形優、前記プレスツール7を同図中矢印へ方向に
移動させて元の位置に戻し、冷却させて互いに接触する
導体線を接着固化し、雌型2と雄型4を互いに離脱せし
めて得られる第8図に示した如き鞍型形状の水平偏向コ
イル17が形成される。
この集合撚り線23は、各撚り線20.22の撚りピッ
チPi 、P2を粗くしておき、中心線となる撚り1!
22は撚りピッチP2が上記集合撚り線23の撚りピッ
チP3の約半分の長さになるようにし、中心線の周りに
撚り合せる撚り線20の撚りは、撚りが戻る方向に撚り
合せることにより、すき間がほとんど零の状態で粗いピ
ッチで中心線の周りに撚り合せられるようにしであるの
で、本数が多く太い集合撚り線にもかかわらず、小さい
外力で断面形状が変り易い構成になっている。
このような撚り線にしたことによって、占積率が悪くな
るのを極力防ぐようにしである。
更に中心線を構成する7本は融着層第1bの部分が削除
されているので、中心線は第4図示に於いてd= 0.
1451g、  d’ −0,180mmでその断面積
SはS−0,025mm!であり、融着層を有する導体
線9は、第12図示に於いて、d−0,140調。
d’ = 0.180m、  d“−0,2005mで
、その断面積SはS= 0.031.2となり、本発明
に用いた集合撚り線23の導体断面1as S G、t
S S = 1.04 m”となる。
一方従来例で用いられている集合撚り絵12の導体断面
積SSはSS−1,085,2となり、この実施例の場
合で約4%導体断面梢を小さくできることになる。
更に、第6図(a >、  (b )、  (C)図示
のように、中心線の周りに撚り合せる導体線として融着
層第1bがある導体19とともに融着層第1bのない導
体線21を組み合せたものを使うと、第6図(a )の
構成の場合で約6%、同図(b )の構成の場合で約8
%、同図(C)の構成の場合で約10%導体断面積を小
さくすることができ、いずれの場合も集合撚り線にした
ことにより占積率が悪くなる分を十分にカバーでき、前
記したように集合撚り線23を用いて巻回した鞍型水平
偏向コイル17を用いて鞍型形状の偏向コイルを巻回す
ると集合撚り123に強い張力を加えながら巻回しなく
とも、雌型2と雄型4との間に形成される鞍型空間部6
の形状に馴染み易く、しかも仕上り断面積も小さくなっ
ているので、巻始めから巻終りまで順序よく積み重ねら
れた巻線分布のバラツキの小さい鞍型形状の水平偏向コ
イル17が得られる。
その結果、先に第15図で示したようなミスコンバーゼ
ンスの発生もなくなり、導体線の断線やコイルの発熱に
よる温度上昇値を増すこともなく、本出願人会社による
既出願に係る偏向ヨークの数々の優れた特徴を合せもっ
た超高精細デイスプレィ用偏向ヨークとして性能、信頼
性面で実用上全く支障の無いレベルのものを生産性よく
得られるようにできた。
なお、本発明の偏向ヨークの一実施例においては、水平
偏向コイル17を鞍型、垂直偏向コイル15をトロイダ
ル型にそれぞれ巻いて偏向ヨークを構成するものについ
て述べたが、コイルの巻回形状は実施例に何等限定され
るものでなく、水平・垂直偏向コイルを共に鞍型に巻回
して構成してもよく、セパレータに巻溝を設け、その巻
溝に水平偏向コイルを巻回した構成のものや、フェライ
トコアに巻溝を設けその巻溝に水平偏向コイルや垂直偏
向コイルを巻回して構成しても良いものである。
また、本発明の一実施例においては、水平偏向コイルの
みに集合撚り線23を用いて巻回した構成のものについ
て述べたが、必要に応じて垂直偏向コイルにリッツ線や
集合撚り線23を用いて巻回してもよいものである。
さらに、本発明の一実施例においては、導体線9又は2
1を7本撚り合せたリッツ線20又は22を1単位とし
て、これを5単位合せて撚った集合撚り線23を用いた
場合について述べたが、リッツ線を構成する導体線の本
数はこれに何等限定されるものでなく導体線を3本以上
撚り合せたリッツ線を1単位として、これを2単位以上
撚り合せた集合撚り線を、使用される条件に合せて任意
に組み合せ用いればよい。
ただし、7本以下で構成できる場合は、一般に仕上り外
径が円形になる7本組のリッツ線があるので、わざわざ
集合撚りにする必要はなく、第6図<8 )、  (b
 )、  (0)図示のような7本撚りのちのを1本用
いればよい。
また、多数本の導体線をリッツ線にして1本で用いる場
合は、各導体線がバラバラにならないように撚リビッチ
Pを8#wI以下程度のものが多く用いられており、撚
り本数が多くなると仕上り外径も太くなり、撚りピッチ
が細いので弱い外力では変形せず、鞍型偏向コイルの先
端部のような狭い部分に挿入されにくくなる虞れがある
&、細線を用いると巻線時に断線したり、巻型の隙間に
はさまれて絶縁皮膜が破れたりするので、8本以上の場
合は、導体線径d=φ0.10 am以上の撚りピッチ
P1.P2の大きいりツツ線を複数単位撚り合せた集合
撚り線を用いた方が有利である。
また、リジツ線の撚りと集合撚りの場合の撚りピッチや
撚り方も実施例に述べたものに何等限定されるものでな
く、撚り本数、撚り線の導体線径に合せて支障なく使え
るものを選べばよく、それぞれの撚りピッチP1.P2
 、P3が8m以上で仕上り外径が円形に近くなるよう
にすれば形状が一番安定し好都合である。
(発明の効果) 以上述べた如く、本発明の偏向ヨークの鞍型偏向コイル
は、絶縁皮膜とその表面に被着された融着層を有する導
体線と絶縁皮膜のみを有する導体線とをそれぞれ任意に
組み合せた複数本の導体線よりなる撚り線単位を複数単
位大きなピッチでしかも、中心線は撚りが強くなる方向
に、中心線の周りに撚り合せる撚り線は撚りが戻る方向
に撚り合せて1本化することにより鞍型空間部内の形状
に馴染み易くし、巻き始め部から巻き終り側へ順序よく
巻型の鞍型空間部へ積み重なりながら巻回されるように
したので並列に接続される複数本の導体線間のインダク
タンスのバラツキと巻線分布のバラツキを小さくして、
偏向磁界の非対称成分を無くできるとともに、融着層を
無くした導体線を混合して使った分だけ、即ち、従来例
のものより融着層が無くなった分に相当する総面積の分
だけ導体線の占積率が改善されることになり、導体線径
を細くしたものを用いたり、強い張力を加えながら巻回
しなくとも正常な大きさの鞍型偏向コイルが巻回でき、
コイルが大きくなることによるミスコンバーゼンスや局
所的な不均一磁界の発生により生ずる偏向磁界の非対称
成分によるミスコンバーゼンス量を超高解像のデイスプ
レィに於いても十分に実用上支障のないレベルにでき、
その品位と生産性を著しく向上することができた。
さらに、融着層の無い′Rmは、融着層の有る電線より
も製造原価が安いので、融着層の無い電線を混合して用
いることにより集合撚り線の価格も安くできる等々その
工業的価値は大きなものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施した偏向ヨークの集合撚り線の一
女施例を示す一部破断斜視図、第2図は本発明の一実施
例における偏向ヨークを陰極線管上に装着した状態の一
部断面側面図、第3図は本発明を実施した撚り線単位の
一実施例を示す一部破断斜視図、 第4図は融着層の無い導体線の絶縁被覆の構成を説明す
る断面図、 第5図は本発明を実施した撚り線単位の一実施−各 撚り線単位61面図、 第7図は、水平偏向周波数64kHzの場合の鞍型水平
偏向コイルの導体線本数と温度上昇値の関係を示すグラ
フ、 第8図は鞍型状の偏向コイルの斜視図、第9図は巻型の
形状を示す斜視図、 第10図は付き合わせ状態の巻型を示す断面図、第第1
図はコイルが巻かれた状態の巻型を示すとともにプレス
ツールの動きを説明する断面図、第12図は融着層を有
する導体線の絶縁被覆の構成を説明する断面図、 第13図は従来の撚り線単位を示す一部破断斜視図、 第14図は従来例の偏向ヨークに用いた集合撚り線の一
部破断斜視図、 第15図はミスコンバーゼンスパターンを説明するため
の図である。 9.21・・・導体線、13・・・偏向ヨーク、15・
・・垂直偏向コイル、17・・・水平偏向コイル、第1
a・・・絶縁皮膜、第1b・・・融着層、23・・・集
合撚り線。 第1図 第 2(21 4cL二 補3[2第1 祐5 図 (1)        (b)        (c)
菊6図 茅7図 第8図 第9図

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)水平偏向コイルおよび垂直偏向コイルの少なくと
    も一方のコイルを形成する導体線を、複数本の導体線か
    らなる撚り線を1単位として、これを複数単位撚り合せ
    て1本化した集合撚り線とした偏向ヨークに於いて、前
    記導体線を絶縁皮膜とその表面に被着された融着層を有
    する導体線と絶縁皮膜のみを有する導体線とを混合して
    撚り合せて1本化した集合撚り線としたことを特徴とす
    る偏向ヨーク。
  2. (2)導体線を、絶縁皮膜のみを有する複数本の導体線
    と絶縁皮膜とその表面に被着された融着層を有する複数
    本の導体線からなる撚り線を1単位として、この撚り線
    を複数単位撚り合せて1本化した集合撚り線としたこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の偏向ヨーク。
  3. (3)導体線を、絶縁皮膜のみを有する複数本の導体線
    からなる撚り線単位と絶縁皮膜とその表面に被着された
    融着層を有する複数本の導体線からなる撚り線単位とが
    、それぞれ任意の単位数含まれた複数単位を撚り合せて
    1本化した集合撚り線としたことを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の偏向ヨーク。
  4. (4)導体線として絶縁皮膜のみを有する複数本の導体
    線からなる撚り線の1単位を中心線にして、その周りに
    絶縁皮膜とその表面に被着された融着層を有する複数本
    の導体線からなる撚り線単位を1単位としたものを複数
    単位撚り合せて1本化した集合撚り線を用いたことを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の偏向ヨーク。
  5. (5)中心に位置する撚り線の周りに絶縁皮膜のみを有
    する複数本の導体線と絶縁皮膜とその表面に被着された
    融着層を有する複数本の導体線からなる撚り線を1単位
    としたものを複数単位撚り合せて1本化した集合撚り線
    を用いたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    偏向ヨーク。
  6. (6)中心に位置する撚り線となる撚り線単位の撚り方
    向と逆方向に撚られた複数単位の撚り線を中心線の周り
    に中心線の撚り方向と同方向に撚り合せて1本化した集
    合撚り線を用いたことを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の偏向ヨーク。
  7. (7)各撚り線単位の撚りピッチと、これを複数単位撚
    り合せる場合の撚りピッチを略等しいピッチで撚り合せ
    て1本化した集合撚り線を用いたことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の偏向ヨーク。
  8. (8)各撚り線の撚りピッチを8mm以上としたことを
    特徴とする特許請求の範囲第7項記載の偏向ヨーク。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040051994A (ko) * 2002-12-13 2004-06-19 삼성전기주식회사 디스플레이 장치의 인너 핀 모듈

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20040051994A (ko) * 2002-12-13 2004-06-19 삼성전기주식회사 디스플레이 장치의 인너 핀 모듈

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