JPH0110720Y2 - - Google Patents

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JPH0110720Y2
JPH0110720Y2 JP1985049747U JP4974785U JPH0110720Y2 JP H0110720 Y2 JPH0110720 Y2 JP H0110720Y2 JP 1985049747 U JP1985049747 U JP 1985049747U JP 4974785 U JP4974785 U JP 4974785U JP H0110720 Y2 JPH0110720 Y2 JP H0110720Y2
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signal
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bus
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はバスの運行制御に関するバス情報を
伝送するバス情報伝送装置に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に、バスの円滑な運行制御を行なう目的
で、バスに車上送信機を搭載し、該車上送信機か
らバス情報を送信することが知られている。
第1図は従来の車上送信機のブロツク図であ
る。図において、車上送信機1は、上り、下り、
系統番号、車番号等の各種バス情報と運転者が手
動操作で設定するための情報設定部11と、設定
情報を符号化するための符号化回路12と、変調
回路13と、局部発振回路14と、電力増幅回路
15とを有し、この電力増幅回路15の出力側に
送信用アンテナ2が関連的に接続されている。
つぎに、動作について説明する。バス運行制御
用のバス情報を伝送する場合、運転手が情報設定
部11に含まれる各種スイツチ類を適宜操作して
バス情報を手動的に設定入力する。設定入力され
たバス情報は、符号化回路12で符号化されて変
調回路13に与えられる。変調回路13は符号化
されたバス情報を局部発振回路14の発振周波数
で変調し、電力増幅回路15に与える。電力増幅
回路15は符号化されかつ変調されたバス情報を
増幅して送信用アンテナ2から送信する。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、車上送信機1の情報設定部11でバ
ス情報を設定入力する従来のバス情報伝送装置
は、運転手が情報設定部11に設けられている各
種スイツチを手動的に設定することによつて行つ
ているため、バス情報の設定入力が非常に煩雑で
あり、設定入力誤りを生じ易い問題点があつた。
また、最近では、バスのワンマン化に伴い、運
転手の負担すべき労働が増加し、このようなバス
情報の設定まで運転者に負担させると、運転者の
疲労が激しく、注意力が散漫となり、交通事故の
原因ともなる問題点もある。
この考案は上述のような問題点を解消するため
になされたもので、バスの運行に関するバス情報
の設定入力を自動的に行え、バス情報の設定入力
誤りを防止でき、運転者の負担を軽減できるよう
なバス情報伝送装置を提供することを目的とす
る。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係るバス情報伝送装置は、案内放送
用の音声情報を録音したトラツク(第1トラツ
ク)と異なるトラツク(第2トラツク)に、第1
周波数の開始信号と第2周波数の複数個のバス情
報設定信号および第3周波数の停止信号を1グル
ープとして記録されたテープと、前記テープから
案内放送用の音声情報が再生されるとき同時に再
生された第2トラツクの記録内容を、第1周波数
の開始信号と第2周波数のバス情報設定信号およ
び第3周波数の停止信号のそれぞれに分離してパ
ルス信号として出力する再生信号分離回路と、前
記開始信号に対応するパルス信号を入力して前記
バス情報設定信号に対応するパルス信号を計数す
る計数回路をリセツトするリセツト回路と前記開
始信号に対応するパルス信号を入力して開き前記
停止信号に対応するパルス信号を入力して閉じる
ゲート回路よりなる情報設定部および該情報設定
部から出力されたパルス数をバス情報の符号化信
号に変換して出力する符号化回路を有する車上送
信機とを具備したものである。
〔作用〕
この考案におけるバス情報伝送装置は、運転者
がテープ再生装置を作動させて、前記第1トラツ
クに録音されている案内放送用の音声情報を再生
して、車内および車外へ放送すると同時に、第2
トラツクに磁気記録されているバス情報を再生
し、この再生信号をパルス信号として車上送信機
の情報設定部に入力することにより、自動的にバ
ス情報が設定でき、その設定入力の誤まりを防止
して運転者の負担を軽減する。
以下に、図面を参照してこの考案の具体的な実
施例について説明する。
第2図はこの考案の一実施例によるバス情報伝
送装置を示すブロツク図である。第2図におい
て、前記第1図に示す従来装置と異なる点は、車
上送信機1の情報設定部11として計数回路11
aとリセツト回路11b及びゲート回路11eを
設け、第1トラツクに案内放送用の音声情報を録
音し第2トラツクにバス情報設定信号を記録した
テープ3と、上記第2トラツクからの再生信号を
信号毎に分離してパルス信号として出力する再生
信号分離回路4を設けたものである。
なお、車上送信機1に含まれるその他の各構成
部分は第1図と同様であるため同一部分を同一参
照符号で示し、その詳細な説明を省略する。
前記再生信号分離回路4は、具体的には第2ト
ラツクの記録内容を再生する磁気ヘツド41と、
増幅回路421,422,423と、第1周波数
帯域1の信号を導出する帯域フイルタ431、第
2周波数帯域2の信号を導出する帯域フイルタ4
32、第3の周波数帯域3信号を導出する帯域フ
イルタ433と、テープ3に磁気記録されたバス
情報の信号を検出する信号検出回路441,44
2,443と、この信号検出回路で検出された信
号をパルス化して発生する信号発生回路451,
452,453とを含む。
第3図は前記テープ3に録音または磁気記録さ
れた案内放送用の音声情報とバス情報の記録態様
を図解的に示した図であり、特にaは第1トラツ
クと第2トラツクの詳細を示し、bは第2トラツ
クの記録内容を拡大して示した図である。
図において、テープ3はその長手方向に沿つ
て、第1トラツクと第2トラツクに分割される。
このテープ3の第1トラツクは、案内放送用の音
声情報が録音されている。一方、テープ3の第2
トラツクには、グループ毎に、最初に開始を表わ
す周波数1(Hz)の信号をT1秒間記録しかつT2
間何ら録音しない領域を隔てて周波数2(Hz)の
信号をT1秒間録音し、以下同様にしてT2秒間隔
をおいて周波数2(Hz)の信号を交互に複数個繰
返して記録し、最後にバス情報の終了を示す周波
3(Hz)の停止信号を記録している。
周知のように、案内放送は、出発時および停留
所に近づいたときに、運転者が手動スイツチを操
作すると、バスの系統(出発時)や次の停留所名
または停留所に近づいたことを音声で知らせるも
のである。
そこで、第1のトラツクには、これらの音声情
報が録音されている。また、必要に応じて、運賃
表示板の変更を行つたり、その他各種の制御信号
を録音しておき、それに基づいて自動的に制御す
る場合はトラツク数を増加し各種必要な制御信号
をそれぞれのトラツクに録音するようにすればよ
い。
次に、第2図および第3図を参照してこの実施
例の具体的な動作を説明する。前記録音テープ3
がテープ再生装置(図示せず)に装着される。運
転者が再生指令スイツチ(図示せず)を操作する
と、該テープ再生装置が駆動され、音声再生用ヘ
ツド(図示せず)が第1トラツクに録音されてい
る案内放送用の音声情報を再生し、その再生信号
に基づいて案内放送用の音声情報を車内および車
外へ放送する。
これと同時に、磁気ヘツド41が第2トラツク
の記録内容を再生する。例えば、磁気ヘツド41
が最初の第1周波数1の信号を再生すると、この
再生された信号が増幅回路421で増幅されて帯
域フイルタ431に与えられるとともに、増幅回
路422,423で増幅されて帯域フイルタ43
2,433に与えられる。
このとき、帯域フイルタ431が第1周波数1
の帯域を通過させ、帯域フイルタ432,433
は第1周波数1の信号を通過させないため、信号
検出回路441が信号を検出し、信号発生回路4
51に与える。
信号発生回路451はリレーを駆動してパルス
信号を発生し、このパルス信号を中継ケーブル5
を介して車上送信機1の情報設定部11に含まれ
るリセツト回路11bに与え、このリセツト回路
11bの出力で計数回路11aをリセツトさせる
と共に、ゲート回路11eに与えて該ゲート回路
を開く。
その後、磁気ヘツド41が第2周波数2の信号
を再生すると、この信号が増幅回路422で増幅
され、帯域フイルタ432で通過されて信号検出
回路442に与えられ、信号検出回路422で信
号検出され、信号発生回路452に与えられる。
信号発生回路452は第2周波数2の信号に応
じたT1秒間にパルスを発生し、このパルスを中
継ケーブル5を介して情報設定部11の計数回路
11aに与える。計数回路11aは以後信号発生
回路452から与えられるパルスを計数する。
その後、磁気ヘツド41が第3周波数3の信号
を再生すると、この信号が増幅回路423で増幅
され、帯域フイルタ433に与えられ、信号検出
回路443で信号検出され、信号発生回路453
に与えられる。信号発生回路453は第3周波数
3の信号に応じたパルスを発生し、このパルスを
中継ケーブル5を介して情報設定部11のゲート
回路11eに与える。
ゲート回路11eは、第1周波数1の開始信号
で開いたゲートを、第3周波数3の終了信号でゲ
ートを閉じる。
これにより、雑音等による不必要な情報をバス
情報として符号化回路12に送らないようにす
る。
ところで、バスから送信されるバス情報は、パ
ルス数によつて異なるバス情報を設定する。例え
ば、パルス数が1のときバス情報として上り第1
系統を表わし、パルス数2のとき上り第2系統を
表わし、パルス数3のとき上り第3系統を表わ
し、パルス数4のとき上り第4系統を表わし、同
様にパルス数5〜8のとき下り第1〜第4系統を
表わすものとする。
したがつて、計数回路11aが計数したパルス
数によつて、テープ3の第2トラツクに録音され
ていたバス情報が設定入力されることになる。
そして、計数回路11aで計数されたパルス数
が符号化回路12で当該パルス数に対応するバス
情報の符号化信号に変換されて、変調回路13に
与えられる。変調回路13は符号化されたバス情
報を局部発振回路14の発振周波数で変調し、増
幅回路15で増幅させた後、送信アンテナ2から
発生させる。
なお、バス情報はバス出発後終点に到着するま
で一定であり、バス情報を録音するテープの録音
位置は出発案内時刻または出発案内時刻および第
1の停留所接近予告の位置などのなるべく最初の
位置に近い所に一か所ないし数か所に録音してお
けばよい。
上述の実施例では情報設定部11として、バス
情報に相関するパルス数を計数する計数回路11
aを初期状態にするためのリセツト回路11bと
パルス数を計数する時間を規制するゲート回路1
1eを設けた場合を示すが、その他各種の変形例
が考えられる。
第4図は情報設定部11の他の実施例を示すブ
ロツク図である。この実施例では、バス情報の手
動設定および自動設定を切換える手動−自動切換
回路11cを設けるとともに、操作器11dを設
け、自動設定または手動設定のいずれでもできる
ように構成してもよい。
なお、上述の説明では2トラツク2チヤンネル
で説明したが、バス情報用のトラツクを音声トラ
ツクと平行して増加し、テープに録音する周波数
の種類を増加すれば、さらにバス搭載用の機器を
制御するための設定信号として利用できる利点が
ある。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案によれば、案内放送用
の音声情報を録音したトラツクとは異なるトラツ
クに車上送信機のバス情報を設定するバス情報設
定信号および開始信号、停止信号を1グループと
して記録しておき、上記案内放送用の音声情報を
再生することにより、この再生に関連して再生し
た上記バス情報設定信号に基づいて必ずバス情報
を設定入力するように構成したので、運転手によ
るバス情報の設定忘れや設定誤りを防止できると
ともに、運転手の運転業務の負担を軽減でき、安
全運転に役立つなどの効果が奏される。
また、常に計数回路を初期化した後にテープ再
生装置からのパルスを計数するようにしたので、
車内放送毎に異なつたバス情報(例えば、上り第
4系統、現在A停留所など)を送信できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の車上送信機を示すブロツク図、
第2図はこの考案の一実施例のブロツク図、第3
図は放送用テープの録音態様を図解的に示した
図、第4図は情報設定部の他の例を示すブロツク
図である。 図において、2は送信用アンテナ、3はテー
プ、11aは計数回路、11bはリセツト回路、
12は符号化回路、13は変調回路、41は磁気
ヘツド、431,432は帯域フイルタ、45
1,452は信号発生回路を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 テープ3と、再生分離回路4と、車上送信機1
    とを含むバス情報伝送装置であつて、 テープ3は、案内放送用の音声情報を録音した
    第1のトラツクと、第1周波数1の開始信号と、
    第2周波数2の複数個のバス情報設定信号と、お
    よび第3周波数3の停止信号とを1グループとし
    て記録してある第2のトラツクとを有し、 再生分離回路4は、前記テープ3を磁気ヘツド
    41で読み出し、その再生信号を、第1周波数1
    の開始信号と、第2周波数2のバス情報設定信号
    と、および第3周波数3の停止信号とのそれぞれ
    に分離してパルス信号として出力するものであ
    り、 車上送信機1は、情報設定部11と符号化回路
    12とを有し、 情報設定部11は、計数回路11aと、リセツ
    ト回路11bと、およびゲート回路11eとから
    なり、且つ前記再生分離回路4の出力を入力する
    ものであり、計数回路11aは、前記バス情報設
    定信号に対応するパルス信号を計数して出力する
    ものであり、 リセツト回路11bは前記開始信号に対応する
    パルス信号を入力して前記計数回路11aをリセ
    ツトするものであり、 ゲート回路11eは、前記開始信号に対応する
    パルス信号を入力して開き、前記計数回路11a
    の計数値を通過させ、前記停止信号に対応するパ
    ルス信号を入力して閉じるものであり、 符号化回路12は、前記情報設定部11から出
    力された計数値を入力して、バス情報の符号化信
    号に変換して出力するものであることを特徴とす
    るバス情報伝送装置。
JP4974785U 1985-04-03 1985-04-03 バス情報伝送装置 Granted JPS60180099U (ja)

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JP4974785U JPS60180099U (ja) 1985-04-03 1985-04-03 バス情報伝送装置

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JPS60180099U JPS60180099U (ja) 1985-11-29
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JP4974785U Granted JPS60180099U (ja) 1985-04-03 1985-04-03 バス情報伝送装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53137391A (en) * 1977-05-06 1978-11-30 Mitsubishi Electric Corp Starting method of transmitter on bus

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53137391A (en) * 1977-05-06 1978-11-30 Mitsubishi Electric Corp Starting method of transmitter on bus

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JPS60180099U (ja) 1985-11-29

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