JPH01107017A - 電子レンジ用の加熱箱 - Google Patents

電子レンジ用の加熱箱

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JPH01107017A
JPH01107017A JP63182351A JP18235188A JPH01107017A JP H01107017 A JPH01107017 A JP H01107017A JP 63182351 A JP63182351 A JP 63182351A JP 18235188 A JP18235188 A JP 18235188A JP H01107017 A JPH01107017 A JP H01107017A
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heating box
microwave oven
sheet
electrically conductive
plate
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Yuji Tanaka
田仲 有司
Shuji Nagao
長尾 修次
Takeshi Nakagawa
健 中川
Tetsuji Ono
哲司 小野
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、複数枚の金属製部材を重合した調理機器に用
いられる内箱の接合部に利用し、接合部の強度を上げる
ために切断方向を規制することにより、−緒に切断絞シ
出し加工をして、圧着カシ3ヘー。
メにて接合強度を確保するとともに、接合部材料間を電
気的に導通させ電波漏れを効果的に解消することができ
る。寸だ熱膨張による外れもなくカシメ強度も確保でき
る。
従来の技術 従来の電子レンジの加熱室においては、第7図に示すよ
うに、開口1aを有する前板1と、断面U型をなす底板
2.天板3および後板4の各々接合部2a、  2b、
2C,3a、  3bに、第8図に示す電気抵抗溶接(
グロジェクション溶接、スポット溶接)や、第9図に示
す絞り出しカシメ等の加工により、各構成部品を接合し
て加熱室を形成している。
発明が解決しようとする課題 ところが、このような接合方法では、樹脂塗料を塗布し
た塗装鋼板や、樹脂の薄膜を表面に構成したラミネート
鋼板を使用することができないという問題があった。す
なわち、第8図の電気抵抗溶接の場合、溶接をする突部
3′と後板4の間の電気的導通を図るとともに天板3と
後板4の間に同時に所定圧力を加え、この間に瞬間的な
大電流を流し、材料自体の発熱によって溶接する方式で
あるため、導通性のない塗膜を有する塗装鋼板は、事実
上使用でき々かった。
丑だ、第9図に示す絞シ出しカシメの構成では、その接
合強度は、絞り出し′た後のカシメ部、すなわち天板3
と後板4のそれぞれのカシメ部3“、4“の押し広げ角
度と、それぞれの板の硬度によって決まるが、実際の加
工では、金型の形状も考慮されなければ々らないので押
し広げ角度にも限界があり、従って充分な接合強度が得
られないという問題があった。ましてや塗装皮膜を施し
た塗装鋼板を使用した場合この皮膜がさらに、カシメ部
間に介在するだめ、著しく接合強度が低下するため、事
実上このような塗装鋼板は使用できないと眠う問題があ
った。
本発明は、このような従来の問題点を解消するものであ
り、充分な接合強度が得られるとともに、塗装鋼板やビ
ニール鋼板のような電気絶縁皮膜を施した鋼板でも使用
することができ、接合後は、5ヘー/ その接合部分で確実な電気的導通も得られると同時に、
電波漏れを効果的に解消させる結合方法であシ、優れた
調理機器の内箱を提供するものである。
課題を解決するだめの手段 本発明は塗装されたステンレス鋼板および亜鉛鋼板材料
の構成部品を2枚またはそれ以上の板を重合し、切断方
向を規制することによシ、−緒に切断数シ出し加工をし
て圧着カシメにて接合強度を確保すると七もに、接合部
材料間を電気的に導通させ、電波シールを確保させた構
成である。
作  用 この発明は、内部にマイクロ波を供給する加熱箱におい
て、この加熱箱は複数個の金属製部材を、その各々の接
合部において互いに接合する構成とし、前記接合部には
この加熱箱の内隅辺から外側方向に異なる距離に複数個
の電気導通部を形成することによシ、電波漏れを効果的
に解消することができ、またカシメ強度を確保すること
を特徴とする加熱箱である。
6ベー。
実施例 以下、本発明の一実施例の加熱箱を図面を参照して説明
する。
第1図(a)は、調理機器の一例として電子レンジ内箱
の部品構成を略図的に示す斜視図である。内箱は、複数
枚の塗装された塗装鋼板、すなわち前板6.天板6.底
板7および後板8から構成されている。天板6と底板7
と構成している胴部は、筒状の構成であり、天板6およ
び断面U型状の底板7からなる。前板5は、開口部5a
が設けられている。
第1図(b)は、天板6と底板7の接合部6 a、 7
a。
胴部と後板8の接合部eb、7bを第1図で示す切断数
シ出しカシメ加工後の内箱を示した斜視図である。まだ
この図には、詳しく示していないが、天板6.底板7お
よび後板8は片面が塗装された塗装鋼板が用いられてお
シ、それぞれ内面が塗装面側となるように切断数シ出し
カシメ加工によシ接合されている。したがって、被調理
物を収納する内面が塗装されており、他方の外面は塗膜
を有7ページ しない鋼板によシ形成されていることになる。
第2図(、)〜(d)は、天板6と後板8との接合部分
を示す部分切欠断面図である。天板6および後板8は内
面が塗膜6Cおよび8aによシ覆われている。切断絞シ
出しカシメピッチPはλ/4(λは電子レンジの使用電
波の波長)以下であシ、切断方向は内箱の側面に沿って
加工する。
第2図(b) −、−(d)は、カシメ部の切欠断面図
であり、切断絞り出しカシメ加工後、カシメ絞り出し幅
3寸法が B≧A+%(t1+ t 2 ) になるように、カシメ圧着厚さC寸法をC≦o −s 
(t1+ t2) にし、さらに圧着深さ0寸法を D中t1+t2 に設定することにより、確実な結合が図れるものである
ただし、Aはパンチ切断幅、Bはカシメ絞り出し幅、C
はカシメ圧着厚さ、Dはパンチ圧着深さ。
Eはパンチ切断底長さ、tlは天板6の板厚、t2は後
板8の板厚である。
また、パンチ切断底長さEの両脇には、カシメ底部ハよ
りほぼ45°の傾斜で立上る傾斜部二を設けたため、切
断が容易になるとともに、確実な結合が得られる。
このようにすれば、複数枚の金属製部材の接合部を重合
し、相対向する2辺で切断した中間部をその板厚方向に
押し出し、かつ、この押し出した部分を圧縮して形成し
た機械的結合部の4隅に、4ケ所の(tlx t2)の
電気導通部を確保できる。
その結合部は、加熱箱の奥行9幅、高さ方向の少なくと
も一辺に形成され、電気導通部は、この一辺の長さ方向
に平行に2列配列する。そのため、内部にマイクロ波を
供給する加熱箱において、この加熱箱の内隅辺から外側
方向の電波漏れに対して、電気導通ピッチがλ/4−(
E + 2 t 1)、電波透過方向に2列Aピッチ配
列しているため、塗膜の発熱焼けに基づく電波漏れを効
果的に減衰させることができる。また熱膨張による外れ
もなく、カシメ強度を確保できる。
9へ−・ 本発明の切断絞り出しカシメ加工の方法は、第3図(−
)に示すように、塗装されたフラットな塗装鋼板天板6
b及び後板8の接合部にダイ9のストレートピン10と
スプリング11で保持されたブレード12を当てた後、
パンチ13側が下降し押え具14で接合部を押えながら
、パンチ13を下降加圧することにより、接合部を切断
した後、さらにパンチを加圧すると同時に拡げることに
よシ、第3図(b)の如く鋼板の切断部がダイ9で押し
つぶされることになシ切断面より拡げられることになる
。この拡げられた部分が機械的結合の機能を果す。
第4図は、本発明の他の実施例を示すもので、接合部A
の切断方向を交互に900回転させたもので、切断方向
の接合強度の改善を図シ、接合部の強度を上げることが
できるものである。
第6図(、)は、調理機器の他の一例としてヒータ付電
子レンジ内箱の部品構成を略図的に示す斜視図である。
内箱は、天板6.後板8に天板付属板16、後外板17
の3枚を重合した構成になって10、−あ いろ。
第5図(b)は、天板6と天板付属板16と底板7の接
合部6a、7a、17a、胴部と後板8と後外板17の
接合部6b、7bを第6図で示す切断絞り出しカシメ加
工後の内箱を示した斜視図である。
第6図(a)〜(d)は、底板7と後板8と後外板17
との接合部分を示す部分切欠断面図である。
この3枚カシメは、前記の2枚カシメと同様に、切断絞
シ出しカシメ加工後、カシメ絞シ出し幅1寸法が F≧八へ%(t1+t2+t3) にな′るように、カシメ圧着厚さ0寸法をC≦o、8(
t1+t2+t3) にし、さらに圧着深さH寸法を Hキt1+t2+t3 に設定することにより、確実な結合が図れるものである
ただし、Fはカシメ絞シ出し幅、Gはカシメ圧着厚さ、
Hはパンチ圧着深さ、tl  は底板7の板11、、p 厚、t は後板8の板厚、t3は後外板17の板厚であ
る。
また、パンチ切断底長さEの両脇には、カシメ底部よシ
はぼ45°の傾斜で立上る傾斜部ルを設けたため、切断
が容易になるとともに、確実な結合が得られる。
このようにすれば、接合部が相対向する2辺で切断した
中間部をその板厚方向に押し出し、かつ、この押し出し
た部分を圧縮して形成した機械的結合部の4隅に、4ケ
所の(t1Xt2+t3(t1+t2))の電気導通部
を確保できると同時に、電波漏れに対しても、2枚の結
合と同様の効果が得られる。
発明の効果 以上のように本発明は、内部にマイクロ波を供給する加
熱箱において、この加熱箱は複数個の金属製部材を、そ
の各々の接合部において互いに接合する構成とし、前記
接合部には、この加熱箱の内隅辺から外側方向に異なる
距離に複数個の電気導通部を形成することによシ、電波
漏れを効果的に解消することができ、また、熱膨張によ
る外れもなくカシメ強度を確保できる。さらに、接合部
の塗装マスキング処理、事前プレス加工が不要であり、
また、締結ビス等も不要なため、作業性の向上およびコ
スト低減に大いに役立つものである。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明の一実施例における調理機器の内
箱の分解斜視図、第1図(b)は同外観斜視図、第2図
(、)は同要部斜視図、第2図(b)は第2図(、)の
イーイ′断面図、第2図(c)は第2図(a)の要部正
面図、第2図(d)は第2図(a)のローロ′断面図、
第3図(a)。 山)は本発明の加工説明図、第4図は本発明の他の実施
例の要部斜視図、第6図(a)は本発明の他の実施例に
おける調理機器の内箱の分解斜視図、第5図(b)は同
外観斜視図、第6図(−)は同要部斜視図、第6図(b
)は第6図(−のへ−へ′断面図、第6図(C)は第6
図(−)の要部正面図、第6図(d)は第6図(a)の
トービ断面図、第7図は従来の内箱の分解斜視図、第8
図は同接合要部断面図、第9図(a)、 (b)、第1
゜図(a)、 (b)はそれぞれ従来の他の接合要部の
一部切欠斜視図および断面図である。 13A−ア ロ・・・・・・天板、6a、6b・・・・・・天板接合
部、7・・・・・・底板、7a、7b・・・・・・底板
接合部、8・・・・・・後板。 代理人の氏名 弁理士 粟 野 重 孝 ほか1名己 第6図 (d〕 <”’  ”−”>  7− 第8図

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)内部にマイクロ波を供給する加熱箱において、こ
    の加熱箱は複数個の金属製部材を、その各々の接合部に
    おいて互いに接合する構成とし、前記接合部にはこの加
    熱箱の内隅辺から外側方向に異なる距離に複数個の電気
    導通部を形成した事を特徴とする電子レンジ用の加熱箱
  2. (2)複数個の電気導通部の近傍に、機械的結合部を設
    けた事を特徴とする請求項1記載の電子レンジ用の加熱
    箱。
  3. (3)接合部は加熱箱の奥行、幅、高さ方向の少なくと
    も一辺に形成され、前記電気導通部は、この一辺の長さ
    方向に平行に少なくとも2列配列したことを特徴とする
    請求項1記載の電子レンジ用の加熱箱。
  4. (4)前記複数個の電気導通部間に、機械的結合部を設
    けた事を特徴とする請求項2または請求項3記載の電子
    レンジ用の加熱箱。
  5. (5)複数個の金属製部材の少なくとも一つは、耐腐蝕
    性塗膜を施し、加熱箱の内側に配設して形成した事を特
    徴とする請求項1記載の電子レンジ用の加熱箱。
  6. (6)複数個の電気導通部は、金属製部材の厚み部分で
    構成してなる請求項1記載の電子レンジ用の加熱箱。
  7. (7)複数個の電気導通部は、複数枚の金属製部材の接
    合部を重合し、相対向する2辺で切断した中間部をその
    板厚方向に押し出し、かつ、この押し出した部分を圧縮
    して形成した機械的結合部の4隅に設けた事を特徴とす
    る請求項1記載の電子レンジ用の加熱箱。
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