JPH01106531A - 移動局装置の電源制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、移動局装置、特に受信専用の携帯型無線機の
ような移動局装置の電源切断および投入の制御に関する
ものである。

〔従来の技術〕

従来この種の移動通信方式においては、移動局装置の電
源の切断および投入は、移動局装置の利用者が移動局装
置の利用状態に応じて手動操作により行なっていた。

また無線基地局装置は、移動局装置の電源の状態（切断
または投入）に関係なく、当該移動局装置に対する通信
要求を受け付けた場合には電波により当該移動局装置に
呼出信号を送出していた。

〔発明が解決しようとする問題前〕

上述したように、従来の移動局装置の電源操作は、移動
局側で、手動毘作で行なわれていたので、移動局装置の
利用者が電源の切断を忘れる等により移動局装置を使用
する必要がないにもかかわらず、電源が投入されたまま
となり、電池を浪費することがあるという問題点が有っ
た。

また、移動局装置の利用者が電池の投入を忘れているた
めｊ！Ｉｌｉ＃ｌ基地局装置がら当該移動局装置に対し
て、通信回線の設定を行なおうとしても設定できないこ
とによる無効処理が起こるという欠点もあった。

本発明は、このような従来の問題点に鑑み、移動局装置
の７４源の切断忘れによる電池の無効な消費、および移
動局装置が電源の切断状態である場合に、無線基地局装
置が、これに対する呼出信号を送るなどの無効な処理が
発生することを防止して、電波の有効利用を図ることの
可能な移動局装置の電源制御方式を提供することを目的
としている。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明によれば、上述の目的は、前記特許請求の範囲に
記載した手段により達成される。

すなわち、本発明は無線基地局装置と移動局装置から構
成される移動通信方式において、無線基地局装置に、移
動局装置に対して電源切断信号を送信する手段を設ける
とともに、移動局装置に無線基地局から送出された電源
切断信号を受信したとき、自装置の電源を切断する手段
を設け、無線基地局装置が電源切断信号を送信した移動
局装置に対する通信要求を受け付けた場合、当該通信要
求元に、移動局装置との接続が不可能である旨を報知し
、無線基地局装置と移動局装置との間の通信回線の設定
を行なわない移動局装置の電源制御方式である。

〔実施例〕

ｔｔＳ１図は本発明の詳細な説明するための系の構成の
例を示す図であって、１は無線基地局装置、２は移動局
装置、３は電源切断信号、４は電話機、５は交換機を表
わしている。

同図に示すように、無線基地局装置ｉ！１は、移動局装
置２に対してあらかじめ設定した時刻または、外部から
電源を切断することを要求された時に、電源切断信号を
送出する。

電源切断信号は、例えば、第２図（ａ）に示すように、
電源切断ＩＤと複数の移動局ＩＤとからなっており、移
動局装置は、電源切断ＩＤにつづく移動局ＩＤが、自移
動局装置の固有のｒＤと一致した場合に、自移動剤ｇ装
置の電源をＯＦＦとする。

電源切ｍ信号の他の構成としては、第２図（ｂ）に示す
ように、　電源切断ＩＤのみからなるものがあり、電源
切断ＩＤの番号は時間ごとに異なっていて、無線基地局
装置１では、ある時刻になると、その時刻に相当する電
源切断ＩＤを送出する。

この場合は、移動局装置では、ある時刻の電源切断信号
のみしか受信できず、その電源切断信号を受信すると自
移動局装置の電源をＯＦＦとする。

無線基地局装ｒＩｔ１は電源切断信号３を発出すること
によりその電源を切断せしめた移動局装置に対して、例
えば電話機４から交換機５を通じて通信要求を受けた場
合には、現在当該移動局装置の電源がＯＦＦ状態にあり
直ちに接続することが不可能である旨のメツセージを電
話機４に対して送出する。

無線基地局装置からの電源切断信号により電源を切断し
た移動局装置が再度電源を投入する方法は、必要に応じ
利用者が手動で行なうか、あるいは特許請求の範囲第（
３）項に示した実施態様のごとく、次のような方法をと
る。

すなわち、ｔｌ＆３図に示す移動局装置の実施例のごと
く移動局装ｆｉ６にタイマー９を設けておき、移動局装
Ｗｔ６は無線部７が電源切断信号を受信して制御部８が
電源１０を切断する時に、当該タイマー９を起動し、タ
イマー９があらかじめ設定した時間を経過した時に、移
動局装置６の電源を投入する。

この場合には、移動局装Ｗ１６は電源を切断した場合で
も、タイマー９および制御部８の一部には電流が供給さ
れるが、無線部と制御部のほとんどは電流が供給されな
い。

このようなタイマーによる制御を行なう場合は、後、述
するように、無線基地局装置も同様にタイマーによって
移動局装置の電源切断後の再投入を予測することによっ
て、制御を続行できる。

一方、手動で移動局装置の電源のスイッチを投入した場
合は、電源を投入したことを無線部Ｍまたは別の通信回
線により無線基地局装置へ連絡する方式を採る必要があ
る。

第４図は無線基地局装置の一実施例を示す図であって、
１１は無線基地局装置、１２は電源切断信号送出部、１
３は呼出受付部、１４は電源状態管理部、１５は外部入
力受付部、１６は制御部、１７は交換機、１８−１〜１
８−〇は電話機等の端末を表わしている。

同図において、電源状態管理部１４は、第５図に示すよ
うな電源状態管理テーブルを用いて、移動局装置の電源
に係る制御を行なう。

Ｐ２Ｓ５図における電源状態の表示“１　”は該当する
移動局装置の電源が切断されていることを表わしており
、′０　″は電源が投入状態であることを表わしている
。

すなわち、無線基地局装置１１は、ｔｊＳ５図に示す電
源状態管理テーブル上の移動局ＩＤ　“１２３４＠ある
いは”　１２３５　　″の加入者の移動局＊ｉに対して
切断時刻（５：ＯＯあるいは９：００）になると前記ｔ
ｔＳ２図（ａ）あるいは（ｂ）に示したような　７す−
マットの電源切断信号を送出する。そして、電源状態管
理テーブル上の電源状態の表示な１１にするが、その後
、移動局装置のタイマーが作動して電源が再投入された
時刻になったと予測される時刻になるとこれを“Ｏ″に
する０図における移動局ＩＤ　１２３４　″の電源状態
はこのような場合を示している。

移動局ＩＤ　“１２３６　”　および１１２３７　″に
ついては移動局装置がタイマーを有していない場合のも
ので、移動局ＩＤ　１２３６　″については、加入者が
手動で電源を再投入して、電話機から、その旨を無線基
地局装置へ連絡したもので、第４図に示すＳ線基地局装
ｒａ１１の外部入力受付部１５を経由して、電源状態管
理部１４が電源管理テーブル上の電源状態を　１０　＠
にした場合を示している。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば、無線基地局！！
置が移動局装置の電源を切断するので、利用者が電源の
切り忘れをすることによる電池の浪費を防止することが
可能になるとともに、無線基地局装置が移動局装置の電
源の切断投入の状態を認識できるので、無駄な無線回線
の保留を回避することができる利点がある。

【図面の簡単な説明】

ｔｔＳｉ図は本発明の詳細な説明するための系の構成の
例について示す図、第２図は電源切断信号の形式を示す
図、第３図は移動局装置の構成の例を示す図、第４図は
無線基地局装置の構成の例を示す図、ｔｊＳＳ図は電源
状態管理テーブルの例を示す図である。 １．１１　・・・・・・無線基地局装置、　　２　。 ６　・・・・・・移動局装置、　　　３　・・・・・・
電源切断信号、　　　４　・・・・・・電話機、　　　
５．１７　・・・・・・交換機、　　７　・・・・・・
無ｉｓ、　　　８　・・・・・・制御部、　　　９　・
・・・・・　タイマー、　　　１０　・・・・・・電源
、　　　１２　・・・・・・電源切断信号送出部、１３
　・・・・・・呼出受付部、　　　１４　・・・・・・
電源状態管理部、　　　１５　・・・・・・外部入力受
付部、１６　・・・・・・制御部、　　１８−１〜１８
−ｎ　・・・・・・端末 代理人　弁理士　本　　間　　　　　崇第４　図 第５回

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）無線基地局装置と移動局装置から構成される移動
   通信方式において、無線基地局装置に、移動局装置に対
   して電源切断信号を送信する手段を設けるとともに、移
   動局装置に無線基地局から送出された電源切断信号を受
   信したとき、自装置の電源を切断する手段を設け、無線
   基地局装置が電源切断信号を送信した移動局装置に対す
   る通信要求を受け付けた場合、当該通信要求元に、移動
   局装置との接続が不可能である旨を報知し、無線基地局
   装置と移動局装置との間の通信回線の設定を行なわない
   ことを特徴とする移動局装置の電源制御方式。
2. （２）移動局装置の加入者が電話回線等を経由して無線
   基地局装置に自移動局装置の電源切断を依頼したとき無
   線基地局装置が電源切断信号を送出する特許請求の範囲
   第（１）項記載の移動局装置の電源制御方式。
3. （３）移動局装置に、無線基地局装置からの電源切断信
   号により電源を切断した後、一定時間経過後に電源を再
   投入する手段を設けるとともに、無線基地局装置に当該
   移動局装置との通信回線の設定が可能な状態に復旧する
   手段を設けた特許請求の範囲第（１）項または第（２）
   項記載の移動局装置制御方式。
4. （４）電源切断中の移動局装置の加入者が自移動局装置
   の電源を投入したことを電話回線等を経由して無線基地
   局装置に通知したとき、該移動局装置と無線基地局装置
   との通信回線の設定が可能な状態に復旧する手段を無線
   基地局装置に設けた特許請求の範囲第（１）項〜第（３
   ）項記載の移動局装置の電源制御方式。