JPH0322721A - 移動無線データ通信装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的コ （産業上の利用分野） 本発明は、無線回線によってデータ通信を行う移動無線
データ通信装置に関するものである。

（従来の技術） 車輌等の移動体内、あるいは利用者が携帯した状態で無
線回線によるデータ通信を行う移動形の無線データ通信
装置は、大別すると、無線モデム装置とデータ端末装置
によって構或されている。

このうち、無線モデム装置は、無線装置および該無線装
置を介してデータ通信を行う制御装置と、これら無線装
置および制御装置に対して動作用電源を供給する電池と
によって構成されている。一方、データ端末装置は携帯
用の小形コンピュータあるいはデータ人出力装置等の汎
用端末装置と、これに動作用電源を供給する電池とによ
って構威されている。このデータ端末装置は、従来、無
線モデム装置との接続のみを考えてｔｉ　ｔされるので
はなく、むしろデータ端末装置単体あるいは公衆電話回
線への接続等を考慮した広い応用が可能なように構成さ
れている。このため、無線モデム装置とはケーブルとコ
ネクタによって接続され、コネクタによって接続を切離
すことによってデータ端末装置単体で使用可能に溝戊さ
れている。従っ、て、無線モデム装置とデータ端末装置
のそれぞれには独立した電源スイッチが設けられている
。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、上記従来装置においてデータ端末装置は
利用者とのマンマシンインタフェースを構成するので電
源スイッチを切り忘れることは少ない。しかし、無線モ
デム装置は利用者が直接に操作するものではないため、
データ通信が終了しても電源スイッチをオンのままにし
て切り忘れることが多い。また、データ端末装置と接続
するコネクタが接続されておらず、無線データ端末とし
ての機能をしない場合でも電源スイッチがオンのままに
放置される場合が多い。

このため、無線モデム装置内の電池が無駄にｌＦ′１費
されるという問題があった。

本発明は、無線モデム装置内の電池の無駄な消費を防止
できる移動無線データ通信装置を提供することを目的と
する。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 本発明による移動無線データ通信装置は、無線モデム装
置内に、前記データ端末が非動作状態であることを検出
する検出手段と、この検出手段の検出出力によって無線
モデム装置内の無線装置および制御装置のうち少なくと
も無線装置に対する動作用電源の供給を停止するスイッ
チ手段とを設けたものである。

（作用） データ端末装置が切離されていたり、電源スイッチが投
入されていないような非動作状態では、これを検出手段
が険出して無線モデム装置内の無線装置および制御装置
のうち少なくとも無線装置への電源供給を停止する。こ
のため、無線モデム装置内の電通の無駄な消費を抑える
ことができる。

（実施例） 第１図は本発明の一実施例を示すブロック図であり、無
線モデム装置１は無線装置１０、制御装置としてのマイ
クロコンピュータ１１、電源スイッチ１２、電池１３お
よび半導体スイッチ１４によって構或され、相手局との
データ通信はマイクロコンピュータ１１が無線装置１０
を介して回線接続手順を実行し、回線接続後はデータ端
末装置２から入力されるデータを相手局に送信したり、
相手局から受信されるデータをデータ端末装置２に転送
する。これら無線装置１０およびマイクロコンピュータ
１１に対する動作用電源は電源スイッチ１２を介して電
池から供給される。但し、無線装置１０については消費
電力が大きいため、電源スイッチ１２の他に半導体スイ
ッチ１４を介して供給され、該半導体スイッチ１４をオ
フにすることにより、無線装置１０のみ動作用電源の供
給を停止するように購或されている。

一方、データ端末装置２は携帯用のマイクロコンピュー
タ２０と、これに電源スイッチ２１を介して動作用電源
を供給する電池２２によって構成され、無線モデム装置
１とはケーブル３およびコネクタＣＮによって接続され
ている。

第２図は無線モデム装置１内のマイクロコンピュータ１
１が実行し、データ端末装置２の動作／動作状態を検出
する処理の概要を示すフローチャートである。以下、こ
のフローチャートを参ｊｊＱ　Ｌて電池１３の消耗を防
止する動作について説明すると、まず、ステップＳ１で
はコネクタＣＮおよびケーブル３を介してデータ端末装
置２のマイクロコンピュータ２０に対して動作状態確認
のための信号を所定周期で送信する。これに対し、マイ
クロコンピュータ２０は動作状態にあれば、無線モデム
装置１からの信号に対する応答信号をケーブル３および
コネクタＣＮを通じて返信するので、無線モデム装置１
のマイクロコンピュータ１１はこの応答信号が返信され
てきたか否かをステップＳ２でｉｌ１定し、返信されて
きた時にはデータ端末装置２が動作状態にあることにな
るため、ステップＳ５で半導体スイッチ１４をオン状態
に切替え、無線装置１０への電池１３からの電源を供給
させる。

しかし、データ端末装置２からの応答信号が返信されて
来ない場合は、ステップＳ３で所定の制限時間が経過し
たかどうかを調べ、所定時間経過しても応答信号が返信
されて来ない場合にはデータ端末装置２の電源スイッチ
２１がオフになっているか、またはコネクタＣＮが接続
されていないものと判定し、ステップＳ４で半導体スイ
ッチ１４をオフ状態に切替え、無線装置１０への電源供
給を停止する。

これによって、無線モデム装置１内で最も消費電力の大
きな無線装置１０によって電池１３が無駄に消費される
ことを防止できる。

なお、マイクロコンピュータ１１は第２図の処理を一定
時間毎に起動し、その時にデータ端末装置２が動作状態
に変化していた場合はステップＳ５の処理によって無線
装置ｌ１への電源の供給を開始する。

この場合、第２図で示す処理はマイクロコンビュータ１
１の既存のプログラムに第２図の処理プログラムを挿入
するだけで済むので改良も容易であり、無線モデム装置
１の電源スイッチ１３を遠隔制御するのと同様の効果を
得ることができる。

特に、相手局がデータベースシステム等のように、自局
に対して何等かの問合せがあった時にのみ返信し、自局
からは呼出し信号を発信しないデータ通信システムに適
用する場合、データベースシステムに問合せを行う時以
外は、通常データ端末状態２は非動作状態に置かれるた
め、この非動作状態における無線モデム装置１の無駄な
電力消費を防止できる点で極めて有効である。

なお、マイクロコンピュータ１１に対しては電池１３か
らの電源を常に供給しているが、データ端末装置２が非
動作状態の時には動作クロックを低速に切替えることに
より、マイクロコンピュタ１１による無駄な電力消費を
防止できる。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明によれば、データ端末装置が
非動作状態の時には、無線モデム装置内の少なくとも無
線装置への電源供給を停止するように構威したため、無
線モデム装置内の電池の無駄な消費を抑え、該電地の耐
用時間を延長することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図、第２図は
電池の消費を抑えるための処理のｌ！Ｅ要を示すフロー
チャートである。 １・・・無線モデム装置、２・・・データ端末装置、３
・・・ケーブル、ＣＮ・・・コネクタ、１０・・・無線
装置、１１．，２０・・・マイクロコンピュータ、１２
．２１・・電源スイッチ、１３．２２・・・電池、１４
・・・半導体。 第１図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 無線装置、この無線装置を介して無線回線によってデー
   タ通信を行う制御装置、これら無線装置および制御装置
   に対する動作用電源を供給する電池を有する無線モデム
   装置と、この無線モデム装置にケーブルによって接続さ
   れ、自装置内の電池から動作用電源を受けて動作するデ
   ータ端末装置とを備えた移動無線データ通信装置におい
   て、前記無線モデム装置内に、 前記データ端末が非動作状態であることを検出する検出
   手段と、 この検出手段の検出出力によって無線モデム装置内の無
   線装置および制御装置のうち少なくとも無線装置に対す
   る動作用電源の供給を停止するスイッチ手段と を設けたことを特徴とする移動無線データ通信装置。