JPH01105711A - 多層プリント板成形用多段ホットプレス - Google Patents

多層プリント板成形用多段ホットプレス

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JPH01105711A
JPH01105711A JP26263087A JP26263087A JPH01105711A JP H01105711 A JPH01105711 A JP H01105711A JP 26263087 A JP26263087 A JP 26263087A JP 26263087 A JP26263087 A JP 26263087A JP H01105711 A JPH01105711 A JP H01105711A
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hot plates
hot
pressure
plates
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JP26263087A
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English (en)
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Masayuki Kyoi
正之 京井
Hideyasu Murooka
室岡 秀保
Noriaki Ujiie
氏家 典明
Akemi Miyashita
宮下 明己
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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    • B29C43/00Compression moulding, i.e. applying external pressure to flow the moulding material; Apparatus therefor
    • B29C43/02Compression moulding, i.e. applying external pressure to flow the moulding material; Apparatus therefor of articles of definite length, i.e. discrete articles
    • B29C43/20Making multilayered or multicoloured articles
    • B29C43/203Making multilayered articles
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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
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    • B29C43/32Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C43/36Moulds for making articles of definite length, i.e. discrete articles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
    • B30B15/16Control arrangements for fluid-driven presses
    • B30B15/24Control arrangements for fluid-driven presses controlling the movement of a plurality of actuating members to maintain parallel movement of the platen or press beam
    • B30B15/245Control arrangements for fluid-driven presses controlling the movement of a plurality of actuating members to maintain parallel movement of the platen or press beam using auxiliary cylinder and piston means as actuating members

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、プリント板とプリプレグとを交互に重ねて多
層化した多層体を熱板間へ挿入し、加圧シリンダによっ
て前記熱板を介して前記多層体を加圧することにより、
たとえば大型コンピュータ用の多層プリント板を成形す
る多層プリント板成形用多段ホットプレスに係り、特に
、前記多層プリント板の層間ずれ2層間気泡の低減を志
向した多層プリント板成形用多段ホットプレスに関する
ものである。
[従来の技術] 従来の多層プリント板成形用多段ホットプレスは、たと
えば特開昭59−87894号公報に記載のように、各
熱板間に熱板間平行度制御用シリンダおよび変位検出器
を設け、この変位検出器により検出した熱板間隔を制御
器へ取り込み、平行度の演算を行なうとともに平行度修
正値を求め、この修正量を圧力へ変換し、前記熱板間平
行度制御用シリンダの圧力制御弁へ指令値を出すことに
より、熱板間の平行度を維持し、これにより多層プリン
ト板の各プリント板間の面内でのずれ、すなわち層間ず
れを抑止するようにしていた。
以下、これを図面を用いて詳細に説明する。
第3図は、従来の多層プリント板成形用多段ホットプレ
スを示す略示正面図、第4図は、第3図に係る多層プリ
ント板成形用多段ホットプレスの熱板間平行度制御の原
理を示す模式図である。
この多層プリント板成形用多段ホットプレスは、多層体
1、すなわち、予め配線を形成しガイド穴を穿設したプ
リント板と、絶縁層であるプリプレグとを交互に重ねて
なるものを挟持する上治具板2、下治具板3と、この多
層体1 (本ホットプレスは3段のものであるので、3
組の多層体1)を加熱する上熱板4.中間熱板5.下熱
板6と、これら熱板と下ボルスタ10を介して前記多層
体1を加圧する加圧シリンダ9と、上熱板4の熱をプレ
スフレーム7と断熱する断熱板8と、下熱板6の熱を下
ボルスタ10と断熱する断熱板11と、前記各熱板をガ
イドするスライドガイド]−2,スライドレール13と
、前記各熱板間の間隔を読取る変位検出器14と、この
変位検出器14で検出した検出値を演算し、各熱板間の
平行度修正量を算出して、この修正量を圧力変換し、熱
板間平行度制御用シリンダ15の圧力制御弁への指令値
を出す制御器16とからなるものである。
このように構成した多層プリント板成形用多段ホットプ
レスの動作を、第4図を用いて説明する。
この第4図において、4aは、−組の多層体1の上側に
位置する上熱板、5aは、該多層体1の下側に位置する
下熱板であり、その他は、第1図と同一番号を付したも
のは同一部分である。
下治具板2と下治具板3とで挟持した多層体1を、上熱
板4a、下熱板5aで加熱し、加圧シリンダ9(第3図
参照)で加圧すると、多層体1を構成する前記プリプレ
グが溶解し、プリント板同志が接着して、所望の多層プ
リント板が成形される。
このとき、多層体1が加圧されるので、この加圧により
、多層体1の周辺部へ溶融樹脂が流出し、多層体1の板
厚が減少する。この板厚減少量は。
プリプレグの面内の板厚分布、上、下熱板4a。
5aの温度分布、上、下治具板2,3のそりなどによる
加圧の分布、その他多くの原因により、面内で不均一と
ならざるをえない。また、プリプレ、グの面内における
板厚減少速度も均一に分布せずに不均一となる。このた
め、上、下熱板間隔は一様ではなく、上、下熱板間の平
行度が崩れる。そこで、この上、下熱板の間隔を変位検
出器14で測定し、制御器16の演算部17によってこ
の検出値を計算し、各熱板間の平行度修正量を求める。
そして演算指令部18により、この平行度修正量を圧力
に変換し、この圧力を圧力変換器19へ指令して、熱板
間平行度制御用シリンダ15の圧力制御を行なう。この
制御により、熱板間平行度制御用シリンダ15が、各熱
板間の平行度を修正し、各熱板間の平行度を維持するこ
とができる。
そして、多層のプリント板の層間ずれも、これにより抑
止される。
[発明が解決しようとする問題点] 上記した従来技術は、下記事項については配慮されてお
らず、多層プリリント板の層間ずれ2層間気泡を低減す
ることができないという問題点があった。
■、平行度修正量から、圧力変換器19へ指令する圧力
を決定するために、予め非常に多数回の実験を繰返して
データを容積する必要があり、これに相当の労力を要す
るものであった。
■、平行度修正量に対応する圧力を決めたとしても、プ
リプレグなどの材料にばらつきがあるので、修正量が多
すぎ(すなわち、当該個所の上。
下熱板間隔が狭くなりすぎ)たり、少なかったりして、
必ずしも適正な平行度修正ができなかった。
■、熱板間の平行度が仕様の範囲内に、適正に修正され
ないときには、接着後の多層プリント板に層間ずれを発
生し、これが配線の信頼性を低下させるものであった。
00局部的に加圧されて修正量が多すぎる個所があった
場合には、それ以外の個所(たとえば、18o°離れた
周辺部)に圧力抜けを生じ、溶融樹脂内に気泡が発生し
た。すなわち層間気泡が発生し、この気泡が多層プリン
ト板の絶縁不良の原因となった。
■、平行度制御を行なうために1.高価な圧力変換器1
9を必要とした。
本発明は、上記した従来技術の問題点を解決して、層間
ずれ2層間気泡のない多層プリント板を容易に成形する
ことができる、安価な多層プリント板成形用多段ホット
プレスの提供を、その目的とするものである。
[問題点を解決するための手段] 上記問題点を解決するための本発明に係る多層プリント
板成形用多段ホットプレスの構成は、プリント板とプリ
プレグとを交互に重ねて多層化した多層体を熱板間へ挿
入し、加圧シリンダによって前記熱板を介して前記多層
体を加圧することにより多層プリント板を成形するよう
にした多層プリント板形成用多段ホットプレスにおいて
、対向する熱板間の熱板間隔を、当該熱板間の少なくと
も3検出個所で検出することができる変位検出器と、前
記各検出個所近傍の前記熱板間に配設され、熱板間隔減
少速度を減速させるための反力を当該熱板間へ負荷する
ことができる油圧シリンダと、これら油圧シリンダのそ
れぞれに接続され、roFFJ状態では、当該油圧シリ
ンダへ供給する油圧を調節して、前記反力をほぼ0にす
ることができ、「ON」状態では、当該油圧シリンダか
らの戻り油の流量および油圧を調節して、前記熱板間隔
減少速度および前記反力を所定値にすることができる弁
装置と、これら弁装置へ油圧を供給することができる油
圧モータと、前記変位検出器で検出した熱板間隔の検出
値を入力し、これらに基づいて前記対向する熱板間の平
行度を演算し、この平行度が予め設定した許容平行度を
超えたときには、前記検出値のうちの最小値を検出した
検出個所近傍に配設された油圧シリンダに接続された弁
装置へrONj信号を発信し、その弁装置をroNJ状
態にすることができる演算器とを具備したものである。
さらに詳しくは、各熱板間隔を4個所(すなわち四隅)
で測定し、これら測定値に基づいて演算した当該熱板間
の平行度が許容平行度を超えたときには、最も狭い個所
の熱板間隔減少速度を減速調節でき、熱板間の仕様平行
度が得られれば、減速動作を解除できる油圧シリンダに
係る熱板間制御用シリンダを設けることにより、多層体
の平行度を維持でき、且つ接着中の当該多層体に圧力抜
けを生じさせることがないようにしたものである。
[作用コ 接着中の多層体は、加熱、加圧のために、そのプリプレ
グが溶融し、該多層体の板厚が減少するので、熱板間の
間隔は時間とともに狭くなる。熱板間に設けた熱板間平
行度制御用シリンダは、熱板間隔減少速度を調節するこ
とができるものであるが、もし該シリンダに反力が生じ
て熱板を押し返すようなことがあれば、プリント板に対
する接着圧力が低下してしまう。そこで、この接着圧力
低下をなくすために、各熱板間隔を検出し、これらの検
出値に基づいて演算した熱板間の平行度が仕様範囲に維
持されているときには、前記熱板間平行度制御用シリン
ダに反力が生じないように、該シリンダからの戻り油を
弁装置の方向制御弁を介して油圧タンクへ直接排出させ
る。接着の進行により、平行度が仕様範囲を超えたとき
は、平行度を再び仕様範囲に維持するために、熱板間隔
の最もせまい検出個所を算出し、その個所での多層体の
板厚減少速度を減少させ、他の個所(たとえば、他の三
隅)の板厚減少を待つことにより、平行度を維持すると
ともに、該多層体に圧力抜けが生じない。
前記した、多層体の板厚減少速度を調節するためには、
熱板間平行度制御用シリンダからの戻り油を、弁装置の
方向制御弁を介して流量調節弁。
圧力調節弁を通過させて、前記油圧タンクへ排出する。
このようにして、多層体の局部的な加圧は生ぜず、圧力
抜けがなくなるので、接着中多層体に気泡は発生せず、
また熱板間の平行度が仕様の範囲に調節できるため、接
着後の多層プリント板の層間ずれは発生しない。
[実施例コ 以下、本発明を実施例によって説明する。
第1図は、本発明の一実施例に係る多層プリント板成形
用多段ホットプレスの要部−来園、第2図は、第1図に
おける熱板間平行度制御用シリンダ、弁装置の詳細図で
ある。
この多層プリント板成形用多段ホットプレスの概要を、
第1図を用いて説明すると、これは、対向する上熱板4
b、下熱板5b間の熱板間隔を、当該熱板間の四隅すな
わち4検出個所で検出することができる変位検出器20
と、前記各検出個所近傍の前記熱板間に配設され、熱板
間隔減少速度(=板厚減少速度)を減速させるための反
力を当該熱板へ負荷することができる熱板間平行度制御
用シリンダ22と、これらシリンダ22のそれぞれに接
続され、「OFF」状態では、当該シリンダ22へ供給
する油圧を調節して、前記反力をほぼOにすることがで
き、roNJ状態では、当該油圧シリンダ22からの戻
り油の流量および油圧を調節して、前記熱板間隔減少速
度および前記反力を所定値にすることができる弁装[V
と、これら弁装置Vへ油圧を供給することができる油圧
モータ24と、前記変位検出器20で検出した熱板間隔
の検出値を入力し、これらに基づいて前記対向する熱板
間の平行度を演算し、この平行度が予め設定した許容平
行度を超えたときには、前記検出値のうちの最小値を検
出した検出個所近傍に配設された熱板間平行度制御用シ
リンダ22に接続された弁装rlvへ「○N」信号を発
信し、その弁装[Vを「ON」状態にすることができる
演算器21とを具備した多層プリント板成形用ホットプ
レスである。
以下詳細に説明する。
第1図に示すものは、この多層プリント板成形用多段ホ
ットプレスのうちの任意の1段、すなわち上熱板4bと
これに対向する下熱板5bとの間を示したものであり、
多層体1を上治具板2と上治具板3とにより挟持してい
る状態である。
ホットプレス本体(図示せず)は、複数の熱板を装着し
、各熱板(前記上熱板4b、下熱板5bを含む)はそれ
ぞれ加熱、冷却が可能で、上、下面からの加圧力を前記
熱板を介して多層体1へ伝えることのできる構造となっ
ている点に関しては、従来の多層プリント板成形用多段
ホットプレスと同様である。
対向する一組の熱板に着目すれば、上熱板4b。
下熱板5b間の熱板間隔の検出は、該熱板の四隅に配設
した変位検出器20により行ない、これらの検出値に基
づいて、演算器21は、該熱板間の平行度を算出し、熱
板間平行度が予め設定した許容平行度を超えているかど
うかを判断し、もし超えているならば、最も熱板間隔の
狭い検出個所を選び出し、当該個所の熱板間平行度制御
用シリンダ22に接続させた弁装置VへroNJの電気
信号を出せるようになって−)る。前記弁装置■は、詳
細後述するが、従来の多層プリント板成形用多段ホット
プレス°における圧力変換器に代わるものであって、こ
れは、圧力調節弁25.29と方向制御弁27と流量調
節弁28とからなっている。
前記熱板間平行度制御用シリンダ22は、上。
下熱板4b、5b間の、四隅の変位検出器20の近傍に
配設されている。そして、この熱板間平行度制御用シリ
ンダ22は単動シリンダであり、そのピストンロッド2
3の先端を上熱板4bと常に接触させるために、演算器
21が「OFF」の指令値の場合には、油圧モータ24
からの圧油を、低圧(ビンスンロッド23を上昇させる
に最低必要な圧力)に設定された圧力調節弁25を介し
て油圧タンク26へ排出すると同時に、方向制御弁27
を介して熱板間平行度制御用シリンダ22へ流入さぜる
ことにより、ピストンロッド23の上端が上熱板4bと
軽く当接する。また演算器21が「ON」の指令値の場
合には、方向制御弁27を切替えて、油圧モータ24か
らの油圧を、圧力調節弁25を介して直接油圧タンク2
6へ排出させる。一方熱板間平行度制御用シリンダ22
からの、熱板間の反力により生ずる戻り油を、方向制御
弁27.流量調節弁28.圧力調節弁29を介して油圧
タンク26へ排出させることにより、「ON」にされた
熱板間平行度制御用シリンダ22が配設された個所の熱
板間隔減少速度(=板厚減少速度)は、流量調節弁28
で調節でき、任意に板厚減少速度を遅くすることができ
、また該熱板間平行度制御用シリンダ22に生ずる反力
は。
圧力調節弁29で調節でき、任意の大きさに調節できる
前記熱板間平行度制御用シリンダ22および弁装置Vの
詳細を、第2図を用いて、さらに詳細に説明する。
熱板間平行度制御用シリンダ22を構成するピストンロ
ッド23の先端は、上熱板4bが傾いていても該熱板の
反力をこのピストンロッド23へ伝達することができる
ように、球面状をなしている。また、上熱板4bからの
熱が熱板間平行度制御用シリンダ22へ伝導しないよう
に、ピストンロッド23の先端部に断熱材30が介挿さ
れている。ピストンロッド23を支持するシリンダパッ
ケージ31の下面は下熱板5bの一部に固定され、この
シリンダパッケージ31と下熱板5bの固定面との間に
も断熱板30が介挿されている。また、熱板間平行度制
御用シリンダ22の全体が、熱板からの熱伝導および輻
射熱により温度上昇しないように、前記シリンダパッケ
ージ31には、冷却水を流すための冷却水用穴32が穿
設されている。
ピストンロッド23の先端と上熱板4bとを常に接触さ
せるために、演算器21がrOFFJの指令値の場合の
圧油33の圧力(低圧)は圧力調節弁25により調節す
る。この圧力は、調節ねじ35で調節することができ、
その圧力は方向制御弁27を介し、細管36を通り、ピ
ストンロッド23下部へ伝わり、この部分の油圧を一定
にすることができるようになっている。また、前記方向
制御弁27は、演算器21のroFFJ指令値が信号線
37を経由してソレノイド38に伝えられたときに開き
、前記のごとく、油圧モータ24からの低圧の油圧がピ
ストンロッド下部へ伝えられる。一方、演算器21がr
oNJの指令値の場合には、方向制御弁27が閉じ、細
管36の圧油33は、流量調節弁28を通り、圧力調節
弁29へ至る。前記細管36の圧油33は、調節ねじ3
9で所定の流量になるように調節された流量調節弁28
により、その流量が調節され、また、調節ねじ40で、
前記圧力調節弁25に設定した圧力(前記低圧)よりも
高い所定の圧力に調節された圧力調節弁29により、そ
の圧力が調節されるようになっている。
ピストンロッド23の面積と、細管36の断面積との比
は、信号の伝達を敏感にするために、100倍以上の大
きさにしである。
圧力調節弁25.29を通過した圧油33は、いずれも
排出口41を経て油タンク26へ排出されるようになっ
ている。
上記のように構成したので、上、下治具板2゜3の間へ
挿入した多層体1は、上、下熱板4b。
5bによって加熱されるとともに、加圧シリンダ(図示
せず)によって加圧される。そして、プリプレグが溶解
し、プリント板同士が接着し始める。
接着の開始後、熱板間隔が減少するが、この熱板間隔を
四隅の変位検出器20により検出し、これらの検出値に
基づいて、演算器21により、上。
下熱板4b、5b間の平行度を算出し、この平行度が予
め設定した許容平行度を超えたときには。
熱板間隔の最も狭い個所を選定し、この個所の熱板間平
行度制御用シリンダ22へ、弁装置Vを介して、電気信
号「ON」を伝える。「ON」になった熱板間平行度制
御用シリンダ22が配設されている個所は、最も熱板間
隔の縮まろうとしている個所であるため、当然、上熱板
4bがピストンロッド23を押すために反力を生じ、こ
のピストンロッド23下部の圧油33に圧力を発生させ
る。
このため、圧油33は、方向制御弁27.流量調節弁2
8を経て圧力調節弁29へ流れ、当該個所の熱板間隔減
少速度が遅くなる。このとき、ピストンロッド23に生
ずる反力の大きさは、圧力調節弁29によって圧油33
の圧力が設定されているので、一定となる(反力が設定
圧力以下の場合は、ピストンロッド23は動かない)。
このようにして、最も熱板間隔の狭い個所の熱板間隔減
少速度が遅れている(または停止している)間に、他の
個所の熱板間隔が減少して熱板間の平行度が修正される
2そして、変位検出器20からの検出値を演算器21で
演算し、熱板間の平行度が許容平行度以内になったと判
定したときには、当該個所の熱板間平行度制御用シリン
ダ22へrOFFjの信号が送られる。熱板間の平行度
が修正されないまま、最も熱板間隔の狭い個所が他に出
現した場合には、新しくできた個所の熱板間平行度制御
用シリンダ22へroNJの信号を送(,3したのち、
いままで最も熱板間隔が狭い個所の熱板間平行度制御用
シリンダ22へro F FJの信号を送信することに
より、同様にして、平行度を修正することができる。
以上説明した実施例によれば5次に効果がある。
■。従来のように圧力変換器を使用するものではないの
で、変位検出器から求めた平行度修正量を、前記圧力変
換器に指令する圧力へ変換するという手間は全く不要で
あり、容易に平行度を修正することができる。
(■、プリプレグなどの材料のばらつきに係わらず、常
に適正な平行度修正ができる。
θ、熱板間の平行度を常に許容平行度以内に、適正に修
正することができるので、接着後の多層プリント板に層
間ずれが発生しない。
■、上、下熱板間で、多層体を局部的に加圧することが
ないので、圧力抜けが生ずることはなく、したがって層
間気泡が発生しない。
■、従来使用していた圧力変換器が不要であるので、多
層プリント板成形用ホットプレスが安価になる。
なお1本実施例においては、変位検出器2oを4個(四
隅に配設)使用するようにしたが、少なくとも3個あれ
ば、熱板間の熱板間隔を知ることができる。
[発明の効果] 以上詳細に説明したように本発明によれば、層間ずれ2
層間気泡のない多層プリント板を容易に成形することが
できる、安価な多層プリント板成形用多段ホットプレス
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例に係る多層プリント板成形
用多段ホットプレスの要部略来園、第2図は、第1図に
おける熱板間平行度制御用シリンダ、弁装置の詳細図、
第3図は、従来の多層プリント板成形用多段ホットプレ
スを示す略示正面図。 第4図は、第3図に係る多層プリント板成形用多段ホッ
トプレスの熱板間平行度制御の原理を示す模式図である
。 1・・・多層体、4b・・・上熱板、5b・・・下熱板
、20・・・変位検出器、21・・・演算器、22・・
・熱板間平行度制御用シリンダ、24・・・油圧モータ
、■・・・弁装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.プリント板とプリプレグとを交互に重ねて多層化し
    た多層体を熱板間へ挿入し、加圧シリンダによって前記
    熱板を介して前記多層体を加圧することにより多層プリ
    ント板を成形するようにした多層プリント板成形用多段
    ホットプレスにおいて、対向する熱板間の熱板間隔を、
    当該熱板間の少なくとも3検出個所で検出することがで
    きる変位検出器と、前記各検出個所近傍の前記熱板間に
    配設され、熱板間隔減少速度を減速させるための反力を
    当該熱板間へ負荷することができる油圧シリンダと、こ
    れら油圧シリンダのそれぞれに接続され、「OFF」状
    態では、当該油圧シリンダへ供給する油圧を調節して、
    前記反力をほぼ0にすることができ、「ON」状態では
    、当該油圧シリンダからの戻り油の流量および油圧を調
    節して、前記熱板間隔減少速度および前記反力を所定値
    にすることができる弁装置と、これら弁装置へ油圧を供
    給することができる油圧モータと、前記変位検出器で検
    出した熱板間隔の検出値を入力し、これらに基づいて前
    記対向する熱板間の平行度を演算し、この平行度が予め
    設定した許容平行度を超えたときには、前記検出値のう
    ちの最小値を検出した検出個所近傍に配設された油圧シ
    リンダに接続された弁装置へ「ON」信号を発信し、そ
    の弁装置を「ON」状態にすることができる演算器とを
    具備したことを特徴とする多層プリント板成形用多段ホ
    ットプレス。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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