JPH01105209A

JPH01105209A - 光コネクタ部品の光ファイバへの挿入方法及び挿入用型

Info

Publication number: JPH01105209A
Application number: JP18541188A
Authority: JP
Inventors: Kazuhiro Higuchi; 一弘樋口; Kenji Suzuki; 健司鈴木; Teruyoshi Uchida; 内田　輝義
Original assignee: Furukawa Electric Co Ltd
Current assignee: Furukawa Electric Co Ltd
Priority date: 1987-07-29
Filing date: 1988-07-27
Publication date: 1989-04-21
Anticipated expiration: 2012-02-19
Also published as: JP2583286B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は光コネクタ部品の光ファイバへの挿入方法及び
挿入用型に関する。

（従来の技術）光コネクタは光ファイバと光ファイバ、或いは光ファイ
バと発光器や受光器等の光デバイスとを接続する場合に
使用され、使用目的によって単心接続、直接プラグイン
接続、光デバイスの直接接続、多極接続等の各種の接続
形態がある。単心接続は単心プラグ対単心プラグの接続
方法であり、アダプタを使用するものと、ソケットを使
用するものとがある。アダプタを使用するタイプの光コ
ネクタは、第４図に示すように光ファイバ１．２の各一
端が挿入固定されているプラグ３．４と、これらの各プ
ラグ３．４を両端から挿入して整列させる中空円筒径の
アダプタ（スリーブ）５とにより構成され、各プラグ３
．４をアダプタ５を介して容易に脱着出来るようにした
もので、最も多く使用されている。

プラグ３への光ファイバ１の装着にはセラミンク製キャ
ピラリを用いる方法が採用され、プラグ３の整列により
割りスリーブを用いる方法が採用されている。光ファイ
バ１の端部の被覆を除去した後プラグ３のキャピラリ孔
に光ファイバを挿入し、エポキシ樹脂系接着剤で接着し
た後、端面を鏡面研磨することにより光コネクタプラグ
が完成する。割りスリーブ内装の光コネクタアダプタ５
０両側から夫々プラグ３．４を挿入し、ねじを締めるこ
により接続が行われる。

ところで、光コネクタを光ファイバに組み付ける場合に
は、最初の工程で当該光コネクタを構成する部品の中の
幾つかの部品を光ファイバに挿入しておく必要があり、
従来、かかる各部品は手作業により１個づつ光ファイバ
に挿入している。

（発明が解決しようとする問題点）しかしながら、必要部品を１個づつ手作業により光ファ
イバに挿入するという従来の挿入方法においては、部品
を入れ忘れたり、部品の挿入する順番や向きを間違えた
りする作業ミスが発生し易（、しかも、単純な作業であ
るにも拘らず挿入に手間が掛かり作業性が悪い等の問題
がある。

本発明は上述の問題点を解決するためになされたもので
、光ファイバに挿入する光コネクタ部品の当該光ファイ
バへの挿入過程における作業ミスをなくし、且つ作業時
間の短縮を図るようにした光コネクタ部品の光ファイバ
への挿入方法及び挿入用型を提供することを目的とする
。

（問題点を解決するための手段）上記目的を達成するために本発明によれば、２つ割りの
型に、光コネクタの各部品を光ファイバへの挿入順序で
、且つ当該光ファイバに挿入可能に配列して収納し、前
記型内に前記光ファイバを挿入し、当該光ファイバに前
記各部品を一括して挿入するようにし、及び２つ割りの
型より成り、光コネクタの各部品を光ファイバへの挿入
順序で、且つ当該光ファイバに挿入可能に配列して収納
する収納部を形成して挿入用型としたものである。

（作用）光ファイバに光コネクタ部品を挿入する過程において、
挿入用型の各部品の形状をした収納部に各部品を収納し
ておき、当該挿入用型内に光ファイバを挿入し、当該光
ファイバに前記各部品を一括して挿入する。

（実施例）以下本発明の一実施例を添付図面に基づいて詳述する。

第１図及び第２図において挿入用型２０は２つ割りの型
により構成され、上、下２つの型２１．２２は縦長の形
状をなし対向する各端面２１ａ、２２ａには中心線上に
長手方向に沿って断面半円形状の溝２１ｂ、２２ｂを形
成され、更にこれらの谷溝２１ｂ、２２ｂには長手方向
に沿って所定の間隔で複数例えば、５個の凹部２１ｃ〜
２１ｇ、２２ｃ〜２２ｇを形成されている。これらの谷
溝２１ｂと２２ｂ、各凹部２１ｃ〜２１ｇと２２ｃ〜２
２ｇとは対称形に形成されており、対向する２つの溝２
１ｂと２２ｂとにより光フアイバ挿通用の孔２３を形成
され、凹部２１ｃと２２ｃとにより１つの収納部２４が
形成される。同様に他の対向する凹部２１ｄ〜２１ｇと
２２ｄ〜２２ｇとにより収納部２５〜２８が形成される
。

これらの収納部２４〜２日は例えば、ＦＣ型光コネクタ
のプラグを光ファイバ１に取り付ける場合に最初の工程
で当該光ファイバ１に挿入しておかなければならない、
フード６、ホＪレダ７、フ゛ンシュ８、ストッパ９、ス
プリング１０等の各部品を、挿入すべき順序及び向きで
納まる形状に、且つこれらの各部品６〜１０の光ファイ
バ１に挿入する名札の中心が当該光ファイバ１を挿通す
る孔２３の中心と一致するように形成されている。

また、これらの型２１．２２は夫々光ファイバ１を挿入
する溝２１ｂ、２２ｂの開口端２１ｂ゛、２２ｂ′をテ
ーパ状に拡開して形成され、孔２３の開口端２３ａへの
当該光ファイバ１の挿入を容易とするようになされてい
る。かかかる形状の型２０は例えば、プラスチック等の
軽量、安価な合成樹脂部材により形成される。また、挿
入用型２０は、内部を透視できる様に、透明な材料が望
ましい。

以下に挿入用型２０により光ファイバに各部品を挿入す
る方法について説明する。

先ず、第１図に示すように一方の型例えば、下、側の型
２２の各凹部２２ｃ〜２２ｇ内に、フード６、ホルダ７
、ブツシュ８、ストッパ９、スプリング１０の各部品を
図示のように収納する。この収納状態において、これら
の各部品６〜１０は光ファイバ１への挿入順序に、且つ
挿入する方向に整列され、且つ当該光ファイバ１に挿入
する名札の中心が溝２２ｂの中心線上に一直線に整列し
て配列されている。

次いで、当該下側の型２２上に上側の型２１を載置して
これら両者を一体的に固定して型２０となし、当該型２
０の各収納部２４〜２８内に収納した前記各部品６〜１
０を固定する。次に、この型２０の一方の開口端２３ａ
から光ファイバ１の一端１ａを挿入する。この開口端２
３ａの内面は前述したようにテーパ状に形成されている
ために光ファイバ１の一端１ａの挿入が容易となる。こ
の開口端２３ａから型２０の孔２３内に挿入される光フ
ァイバ１の一端１ａは各部品６〜１０の各孔内を順次挿
通し、当該型２０の孔２３の他方の開口端２３ｂから突
出させる。

光ファイバ１の一端１ａが型２０の他方の開口端２３ｂ
から突出した後、当該型２０を再び分割し、光ファイバ
１から各部品６〜１０が落ちないように当該光ファイバ
１を取り出す。これにより、各部品６〜１０は光ファイ
バ１に所定の挿入順序で一括して納まることになる。

このようにして前記各部品６〜１０に光ファイバ１の一
端１ａを挿入した後、更に第３図に示すように当言亥一
端１ａにカンブリングナツト１１、ワッシャ１２、リン
グ１３、バイブ１４、フレーム１５及びフェルール１６
等の各部品を組み付け、当該光ファイバ１にＦＣ型の接
続プラグ３を取り付ける。

尚、挿入用型２０は各部品６〜ＩＯの梱包容器としても
使用することができる。即ち、挿入用型２０を容器とし
て成形品により前記型２１．２２を２つ割りに且つヒン
ジを介して開閉可能に一体的に形成し、当該容器内に前
記各部品を収納した状態でユーザに納入することにより
、当該ユーザ側では当該容器に前記光ファイバを挿通さ
せるだけでこれらの各部品の光ファイバへの挿入を完了
させることが可能となり、作業性の向上を図ることが可
能となると共に、前記容器を何度も使用することが可能
であり、且つ経済的でもある。

尚、本実施例においては光コネクタとしてＦＣ型のコネ
クタを使用する場合について記述したがこれに限るもの
ではなく、他の型の光コネクタにも適用できることはい
うまでもない。

（発明の効果）以上説明したように本発明によれば、２つ割りの、好ま
しくは内部を透視できるように透明な型に、光コネクタ
の各部品を光ファイバへの挿入順序で、且つ当該光ファ
イバに挿入可能に配列して収納し、前記型内に前記光フ
ァイバを挿入し、当該光ファイバに前記各部品を一括し
て挿入するようにしたので、透明な型への部品収納時に
部品の抜は配列順序を確認でき光コネクタ部品に光ファ
イバを挿入する過程において当該部品の挿入順番や挿入
方向を間違えることがなくなり、これに伴い作業性の向
上が図られ、この結果、作業時間を大幅に短縮すること
が可能となり、不良率も大幅に減少させることができる
。また、前記各部品を収納する型も簡単に構成するとか
でき、且つ繰り返して使用することができるために経済
的である等の優れた効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る光コネクタ部品の光ファイバへの
挿入方法に適用する挿入用型の一実施例を示す断面図、
第２図は第１図の組立図、第３図は光コネクタを取り付
けた光ファイバの断面図、第４図はアダプタを使用する
タイプの光コネクタの一例を示す斜視図である。１．２・・・光ファイバ、３．４・・・光コネクタ、５
・・・アダプタ、６・・・フード、７・・・ホルダ、８
・・・ブツシュ、９・・・ストッパ、１０・・・スプリ
ング、１１・・・カップリングナツト、１２・・・ワッ
シャ、１３・・・リング、１４・・・パイプ、１５・・
・フレーム、１６・・・フェルール、２０，２１２２・
・・型、２３・・・光フアイバ挿通孔、２，４〜２８・
・・部品収納部。出願人　　古河電気工業業株式会社代理人　　弁理士　　長　門　侃　二

Claims

【特許請求の範囲】

（１）２つ割りの型に、光コネクタの各部品を光ファイ
バへの挿入順序で、且つ当該光ファイバに挿入可能に配
列して収納し、前記型内に前記光ファイバを挿入し、当
該光ファイバに前記各部品を一括して挿入することを特
徴とする光コネクタ部品の光ファイバへの挿入方法。
（２）２つ割りの型より成り、光コネクタの各部品を光
ファイバへの挿入順序で、且つ当該光ファイバに挿入可
能に配列して収納する収納部を形成したことを特徴とす
る光コネクタ部品の光ファイバへの挿入用型。