JPH0110519Y2 - - Google Patents

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JPH0110519Y2
JPH0110519Y2 JP1983042417U JP4241783U JPH0110519Y2 JP H0110519 Y2 JPH0110519 Y2 JP H0110519Y2 JP 1983042417 U JP1983042417 U JP 1983042417U JP 4241783 U JP4241783 U JP 4241783U JP H0110519 Y2 JPH0110519 Y2 JP H0110519Y2
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JP
Japan
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rod
valve body
packing
disk
recess
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JP1983042417U
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JPS59147960U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、デイスク・パツキンが弁座との対
向面に取付けられている弁体に関するものであ
る。
従来の技術 第3図を参照して、弁本体Bの弁座20対向面
に形成せられた円形凹所15の中央に、先端部に
有底孔16を有する棒状突起17が設けられ、中
央が棒状突起17により貫通せしめられた状態で
円形凹所15に収められているデイスク・パツキ
ン18の表面に、棒状突起17の先端部が有底孔
16の外周に広げまげられ座金19を介してかし
め付けられている弁体は、すでに知られている
(実公昭15−4789号参照)。
考案が解決しようとする問題店 デイスク・パツキンの材料はゴムないし合成樹
脂である。そのために長時間圧縮力を付加する
と、デイスク・パツキンにおける座金裏部分に応
力緩和すなわち弾性による反発力が減少する現象
が生じる。その結果、デイスク・パツキンに対す
る固定力が弱められ、デイスク・パツキンがゆる
んで流体力により回転するようになる。すると第
3図の矢印aで示すように、座金の裏側へ進入し
た流体は、棒状突起の周囲からデイスク・パツキ
ンの裏面にまわり、凹所周壁内面にそつて矢印b
で示すように、弁体の外へ流れる。したがつて、
デイスク・パツキンが弁座に密接せしめられた閉
の状態において漏洩が生じることになる。さらに
デイスク・パツキンは度重なる回転に起因し、上
記座金裏部分の劣化が進行すると、デイスク・パ
ツキンが破損して凹所から脱落するに至る。
この考案の目的は、上記従来品のような液体漏
洩やデイスク・パツキンの脱落のおそれのない弁
体を提供することにある。
問題点を解決するための手段 この考案による弁体は、上記目的を達成するた
めに、弁本体の弁座対向面に形成せられた円形凹
所の中央に、先端部に周縁の尖つた有底孔を有す
る棒状突起が設けられ、中央が棒状突起により貫
通せしめられた状態で円形凹所に収められている
デイスク・パツキンの周面が弁座に向かつて先細
のテーパ面に形成せられ、凹所周壁がデイスク・
パツキンのテーパ面にそうように傾斜せしめられ
てこれにかしめ付けられるとともに、棒状突起の
先端部が有底孔の外周に広げまげられその尖つた
周縁がデイスク・パツキンの表面に喰込む状態に
かしめ付けられているものである。
作 用 この考案による弁体は、上記のような構成を有
し、棒状突起の先端部が有底孔の外周に広げまげ
られその尖つた周縁がデイスク・パツキンの表面
に喰込む状態にかしめ付けられているので、第3
図に矢印aで示した流体の弁体内への流入口が閉
ざされ、漏洩のおそれがない。
また円形凹所に収められているデイスク・パツ
キンの周面が弁座に向かつて先細のテーパ面に形
成せられ、凹所周壁がデイスク・パツキンのテー
パ面にそうように傾斜せしめられてこれにかしめ
付けられているので、デイスク・パツキンに応力
緩和が生じても上記有底孔付棒状突起によるかし
め付けと相俟つてデイスク・パツキンが流体力に
より回転することはない。
実施例 次に、この考案の実施例を図面を参照して説明
する。
第1図および第2図に示すこの考案による弁体
は、弁本体Aの弁座対向面に形成せられた円形凹
所3の中央に、先端部に周縁14の尖つた有底孔
6を有する棒状突起5が設けられ、中央が棒状突
起5により貫通せしめられた状態で円形凹所3に
収められているデイスク・パツキン2の周面が弁
座12に向かつて先細のテーパ面に形成せられ、
凹所周壁4がデイスク・パツキン2のテーパ面に
そうように傾斜せしめられてこれにかしめ付けら
れるとともに、棒状突起5の先端部7が有底孔6
の外周に広げまげられその尖つた周縁14がデイ
スク・パツキンの表面に喰込む状態にかしめ付け
られているものである。図中、4A,7Aはとも
にかしめ後の周壁および棒状突起5の先端部を示
す。
10は弁体Aの上部に設けられている弁棒13
先端部挿入用凹部、11は凹部10に挿入せられ
た弁棒先端部の環状溝に弁体Aを係止するための
抜け止め輪差込み用の窓部である。
考案の効果 この考案の弁体によれば、これに備わつたデイ
スク・パツキンに長期使用による応力緩和が生じ
ても流体漏洩のおそれがなく、また弁体からデイ
スク・パツキンが脱落する心配もない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による弁体の実施例を示す底
面図、第2図は第1図の−線にそう断面図、
第3図はデイスク・パツキンを備えた弁体の従来
例を示す縦断面図である。 A……弁本体、2……デイスク・パツキン、3
……円形凹所、4……凹所周壁、5……棒状突
起、6……有底孔、7……棒状突起の先端部、1
4……有底孔の周縁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弁本体Aの弁座対向面に形成せられた円形凹所
    3の中央に、先端部に周縁14の尖つた有底孔6
    を有する棒状突起5が設けられ、中央が棒状突起
    5により貫通せしめられた状態で円形凹所3に収
    められているデイスク・パツキン2の周面が弁座
    12に向かつて先細のテーパ面に形成せられ、凹
    所周壁4がデイスク・パツキン2のテーパ面にそ
    うように傾斜せしめられてこれにかしめ付けられ
    るとともに、棒状突起5の先端部7が有底孔6の
    外周に広げまげられその尖つた周縁14がデイス
    ク・パツキンの表面に喰込む状態にかしめ付けら
    れている弁体。
JP4241783U 1983-03-24 1983-03-24 弁体 Granted JPS59147960U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4241783U JPS59147960U (ja) 1983-03-24 1983-03-24 弁体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4241783U JPS59147960U (ja) 1983-03-24 1983-03-24 弁体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59147960U JPS59147960U (ja) 1984-10-03
JPH0110519Y2 true JPH0110519Y2 (ja) 1989-03-27

Family

ID=30172959

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4241783U Granted JPS59147960U (ja) 1983-03-24 1983-03-24 弁体

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JPS59147960U (ja) 1984-10-03

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