JPH01105051A - 自動変速機の製御装置 - Google Patents
自動変速機の製御装置Info
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- JPH01105051A JPH01105051A JP62261623A JP26162387A JPH01105051A JP H01105051 A JPH01105051 A JP H01105051A JP 62261623 A JP62261623 A JP 62261623A JP 26162387 A JP26162387 A JP 26162387A JP H01105051 A JPH01105051 A JP H01105051A
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Landscapes
- Control Of Transmission Device (AREA)
- Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は自動変速機の制御装置に関するものである。
(従来技術)
自動変速機は、あらかじめ定められた変速特性に基づい
て変速制御が行われる。この変速特性は、自動変速機が
車両用の場合は、エンジン負荷と車速との両方をパラメ
ータとして作成されているのが一般的である。そして、
この変速特性を複数種用意、例えばエコノミモードと該
エコノミモードよりも高い車速で変速が行われるように
したパワーモードとの2種類を用意して、FE転者のマ
ニュアル操作によっていずれか所望の変速特性を任意に
選択し得るようにしたものが既に実用化されている。
て変速制御が行われる。この変速特性は、自動変速機が
車両用の場合は、エンジン負荷と車速との両方をパラメ
ータとして作成されているのが一般的である。そして、
この変速特性を複数種用意、例えばエコノミモードと該
エコノミモードよりも高い車速で変速が行われるように
したパワーモードとの2種類を用意して、FE転者のマ
ニュアル操作によっていずれか所望の変速特性を任意に
選択し得るようにしたものが既に実用化されている。
また、高地のように大気圧が低い地域を走行する場合は
、空気密度が小さいため同じアクセル踏込量であっても
平地を走行する場合に比してエンジン出力小さくなり、
駆動力が不足がちとなるが、このため、特開昭57−1
84755号公報に示すように、高地を走行する際には
、変速特性として自動的にパワーモードを選択するよう
にしたものが提案されている。
、空気密度が小さいため同じアクセル踏込量であっても
平地を走行する場合に比してエンジン出力小さくなり、
駆動力が不足がちとなるが、このため、特開昭57−1
84755号公報に示すように、高地を走行する際には
、変速特性として自動的にパワーモードを選択するよう
にしたものが提案されている。
(発明が解決しようとする問題点〕
ところで、エンジン負荷と車速とをパラメータとして設
定された変速特性による変速制御によっては、運転者の
期待しない変速がひんばんに繰り返されるような道路状
況が存在する0例えば、ワインティングロードを走行す
る場合、交通量が市街地に較べてはるか少ないためかな
りの高速走行がなされ、かつカーブが連続することから
ひんばんに加減速が行われることになる。
定された変速特性による変速制御によっては、運転者の
期待しない変速がひんばんに繰り返されるような道路状
況が存在する0例えば、ワインティングロードを走行す
る場合、交通量が市街地に較べてはるか少ないためかな
りの高速走行がなされ、かつカーブが連続することから
ひんばんに加減速が行われることになる。
このように、加減速がひんばんに行われるということは
、アクセル踏込量が大きく変化されることから生じるも
のであるが、このアクセル踏込量が大きく変化すること
は、変速特性°を定める1つのパラメータとしてのエン
ジン負荷が大きく変化することになる。したがって、変
速特性を少なくともエンジン負荷をパラメータとして作
成されているものを用いると、ワインティングロードに
おいては、シフトアップとシフトダウンとが繰り返し行
われることになってしまう。すなわち、かなりの速さで
走行している状態からカーブの手前で減速のためにアク
セルが戻されること、によってシフトアップされ、カー
ブの途中あるいはカーブの終期に加速すべく再びアクセ
ルが大きく踏込まれることによってシフトダウンされ、
カーブが極めて短距離の間に連続していることから、上
記シフトアップとシフトダウンとが短時間に繰り返し行
われることになる。そして、運転者のなかには、カーブ
の途中でアクセル踏込量を大きく変化させる者もいるの
で、この場合はカーブの途中で変速を生じてしまうこと
になる。
、アクセル踏込量が大きく変化されることから生じるも
のであるが、このアクセル踏込量が大きく変化すること
は、変速特性°を定める1つのパラメータとしてのエン
ジン負荷が大きく変化することになる。したがって、変
速特性を少なくともエンジン負荷をパラメータとして作
成されているものを用いると、ワインティングロードに
おいては、シフトアップとシフトダウンとが繰り返し行
われることになってしまう。すなわち、かなりの速さで
走行している状態からカーブの手前で減速のためにアク
セルが戻されること、によってシフトアップされ、カー
ブの途中あるいはカーブの終期に加速すべく再びアクセ
ルが大きく踏込まれることによってシフトダウンされ、
カーブが極めて短距離の間に連続していることから、上
記シフトアップとシフトダウンとが短時間に繰り返し行
われることになる。そして、運転者のなかには、カーブ
の途中でアクセル踏込量を大きく変化させる者もいるの
で、この場合はカーブの途中で変速を生じてしまうこと
になる。
上述のようなワインティングロードでのひ□んばんな変
速は、良好な走行性確保の上から好ましくなく、特にこ
の変速は運転者が期待しないものであることが多いので
、この点において何等かの対策が望まれることになる。
速は、良好な走行性確保の上から好ましくなく、特にこ
の変速は運転者が期待しないものであることが多いので
、この点において何等かの対策が望まれることになる。
勿論、ベテランドライバのなかには、上述した期待しな
い変速を避けるため、セレクトレバーをひんばんにマニ
ュアル操作して、とり得る最高変速段を制限しつつ走行
する者もいるが、この場合はひんばんなマニュアル操作
を強いられて自動変速機の利点がその分失われ、また一
般ドライバ、特に未熟なドライバに対してこのようなひ
んばんなマニュアル操作を要求することは無理である。
い変速を避けるため、セレクトレバーをひんばんにマニ
ュアル操作して、とり得る最高変速段を制限しつつ走行
する者もいるが、この場合はひんばんなマニュアル操作
を強いられて自動変速機の利点がその分失われ、また一
般ドライバ、特に未熟なドライバに対してこのようなひ
んばんなマニュアル操作を要求することは無理である。
上述のような点を考慮して、例えばワインティングロー
ドを走行するようなときに生じる特定の運転状態となっ
たときは、エンジン負荷と車速とをパラメータとする基
本変速特性による変速制御から、車速のみをパラメータ
として設定された車速感応変速特性による変速制御を行
うことが考えられつつある。
ドを走行するようなときに生じる特定の運転状態となっ
たときは、エンジン負荷と車速とをパラメータとする基
本変速特性による変速制御から、車速のみをパラメータ
として設定された車速感応変速特性による変速制御を行
うことが考えられつつある。
しかしながら、この場合は、基本変速特性による変速制
御から車速感応変速特性による変速制御ヘノ移行を、い
かにスムーズに行うかが問題となる。特に、変速特性変
更に伴って変速が生じてしまう場合があり、このような
場合に運転者にいかに違和感を与えないようにするかが
問題となる。
御から車速感応変速特性による変速制御ヘノ移行を、い
かにスムーズに行うかが問題となる。特に、変速特性変
更に伴って変速が生じてしまう場合があり、このような
場合に運転者にいかに違和感を与えないようにするかが
問題となる。
したがって、本発明の目的は、車両の運転状態に対応し
て基本変速特性と車速感応変速特性とを適宜切換えて使
用するようにしたものを前提としつつ、この基本変速特
性から車速感応変速特性への切換えを運転者に違和感を
与えることなくスムーズに行い得るようにした自動変速
機の制御装置を提供することにある。
て基本変速特性と車速感応変速特性とを適宜切換えて使
用するようにしたものを前提としつつ、この基本変速特
性から車速感応変速特性への切換えを運転者に違和感を
与えることなくスムーズに行い得るようにした自動変速
機の制御装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段、作用)前述の目的を達
成するため、本発明においては、通常は従来同様、変速
特性としてエンジン負荷と車速とをパラメータとする基
本変速特性に基づいて変速制御を行うようにしである。
成するため、本発明においては、通常は従来同様、変速
特性としてエンジン負荷と車速とをパラメータとする基
本変速特性に基づいて変速制御を行うようにしである。
また、例えばワインティングロードを走行するようなと
きに生じる特定運転状態が検出されたときは、変速特性
として、エンジン負荷を用いることなく車速のみをパラ
メータとする車速感応変速特性に基づいて変速制御を行
うようにしである。そして、基本変速特性から車速感応
変速特性への切換えを、上記特定運転状態が検出されて
いることを前提として、車両の加速または減速と同期し
て行うようにしである。これにより、加速または減速に
伴なう車両の変化によって、変速特性の変更がなされた
ことを運転者は殆ど感じることがなくなる。具体的には
1次のような構成としである。すなわち、第10図に示
すように、 所定の変速特性に基づいて自動変速機の変速制御を行う
変速制御手段と、 車両の特定運転状態を検出する運転状態検出手段と、 車両の加速あるいは減速の少なくとも一方を検出する加
減速検出手段と、 前記変速制御に用いる変速特性として、前記特定運転状
態以外のときはエンジン負荷と車速とをパラメータとす
る基本変速特性に設定すると共に、該特定運転状態が検
出されたと°きは加速あるいは減速と同期して該基本変
速特性から車速のみをパラメータとする車速感応変速特
性に変更する変速特性変更手段と、 を備えた構成としである。
きに生じる特定運転状態が検出されたときは、変速特性
として、エンジン負荷を用いることなく車速のみをパラ
メータとする車速感応変速特性に基づいて変速制御を行
うようにしである。そして、基本変速特性から車速感応
変速特性への切換えを、上記特定運転状態が検出されて
いることを前提として、車両の加速または減速と同期し
て行うようにしである。これにより、加速または減速に
伴なう車両の変化によって、変速特性の変更がなされた
ことを運転者は殆ど感じることがなくなる。具体的には
1次のような構成としである。すなわち、第10図に示
すように、 所定の変速特性に基づいて自動変速機の変速制御を行う
変速制御手段と、 車両の特定運転状態を検出する運転状態検出手段と、 車両の加速あるいは減速の少なくとも一方を検出する加
減速検出手段と、 前記変速制御に用いる変速特性として、前記特定運転状
態以外のときはエンジン負荷と車速とをパラメータとす
る基本変速特性に設定すると共に、該特定運転状態が検
出されたと°きは加速あるいは減速と同期して該基本変
速特性から車速のみをパラメータとする車速感応変速特
性に変更する変速特性変更手段と、 を備えた構成としである。
(実施例)
以下本発明の実施例を添付した図面に基づいて説明する
。
。
全体構成
第1図において、lはエンジン、2は自動変速機であり
、エンジンlの出力が自動変速a2を介して、図示を略
す駆動輪へ伝達される。
、エンジンlの出力が自動変速a2を介して、図示を略
す駆動輪へ伝達される。
自動変速Ia2は、トルクコンバータ3と遊星歯車式多
段変速機構4とから構成されている。このトルクコンバ
ータ3は、ロックアツプクラッチ(図示路)を備え、ロ
ックアツプ用のソレノイド5の励磁、消磁を切換えるこ
とにより、ロックアツプのON(締結)、OFF (解
除)がなされる。また、変速機構4は、実施例では前進
4段とされ、既知のように複数個の変速用ソレノイド6
に対する励磁、消磁の組合せを変更することにより、所
望の変速段とされる。勿論、上記各ソレノイド5.6は
、ロックアツプ用あるいは変速用の油圧式アクチュエー
タの作動態様を切換えるものであるが、これ等のことは
従来から良く知られている事項なので、これ以上の説明
は省略する。
段変速機構4とから構成されている。このトルクコンバ
ータ3は、ロックアツプクラッチ(図示路)を備え、ロ
ックアツプ用のソレノイド5の励磁、消磁を切換えるこ
とにより、ロックアツプのON(締結)、OFF (解
除)がなされる。また、変速機構4は、実施例では前進
4段とされ、既知のように複数個の変速用ソレノイド6
に対する励磁、消磁の組合せを変更することにより、所
望の変速段とされる。勿論、上記各ソレノイド5.6は
、ロックアツプ用あるいは変速用の油圧式アクチュエー
タの作動態様を切換えるものであるが、これ等のことは
従来から良く知られている事項なので、これ以上の説明
は省略する。
第1図中lOはマイクロコンピュータを利用して構成さ
れた制御ユニットで、これには各センサあるいはスイッ
チ11〜16からの信号が入力される。上記センサ11
は、アクセル踏込量すなりちアクセル開度を検出するも
のである。センナ12は車速を検出するものである。セ
ンサ13はハンドル舵角を検出するものである。センサ
14は、自動変速a2の現在のギア位置すなわち変速段
を検出するものである。スイッチ15は、変速特性とし
て、後述するパワーモードとエコノミモードとのいずれ
か一方をマニュアル式に選択するためのものである。ス
イッチ16は、ブレーキが作動しているか否かを検出す
るものである。また、制御ユニット10からは、スロッ
トルアクチュエータ7および前記各ソレノイド5.6に
出力される。このスロットルアクチュエータ7は、エン
ジン1の吸気通路に設けたスロットル弁8を駆動するも
ので、制御ユニット10は、アクセル踏込量に対応した
スロットル開度となるようにアクチュエータ7を制御す
る。
れた制御ユニットで、これには各センサあるいはスイッ
チ11〜16からの信号が入力される。上記センサ11
は、アクセル踏込量すなりちアクセル開度を検出するも
のである。センナ12は車速を検出するものである。セ
ンサ13はハンドル舵角を検出するものである。センサ
14は、自動変速a2の現在のギア位置すなわち変速段
を検出するものである。スイッチ15は、変速特性とし
て、後述するパワーモードとエコノミモードとのいずれ
か一方をマニュアル式に選択するためのものである。ス
イッチ16は、ブレーキが作動しているか否かを検出す
るものである。また、制御ユニット10からは、スロッ
トルアクチュエータ7および前記各ソレノイド5.6に
出力される。このスロットルアクチュエータ7は、エン
ジン1の吸気通路に設けたスロットル弁8を駆動するも
ので、制御ユニット10は、アクセル踏込量に対応した
スロットル開度となるようにアクチュエータ7を制御す
る。
なお、制御ユニットlOは、基本的にCPU、ROM%
RAM、CLOCK (ソフトタイマ)を備える他、A
/DあるいはD/A変換器さらには入出力インターフェ
イスを有するが、これ等はマイクロコンピュータを利用
する場合の既知の構成なので、その説明は省略する。な
お、以下の説明で用いる変速特性(マツプ)等は、制御
ユニ=1 )lOのROMに記憶されているものである
。
RAM、CLOCK (ソフトタイマ)を備える他、A
/DあるいはD/A変換器さらには入出力インターフェ
イスを有するが、これ等はマイクロコンピュータを利用
する場合の既知の構成なので、その説明は省略する。な
お、以下の説明で用いる変速特性(マツプ)等は、制御
ユニ=1 )lOのROMに記憶されているものである
。
支處竺五
次に、本実施例で用いられる変速特性について、第2図
〜第5図を参照しつつ説明する。この変速特性としては
、基本的に、エンジン負荷としてのアクセル踏込量およ
び車速をパラメータとして作成された基本変速特性と、
車速のみをパラメータとして作成された車速感応変速特
性と、の2種類を有する。そして、この両方の変速特性
に対して、パワーモードとエコノミモードとの各々を設
定するようにしである。
〜第5図を参照しつつ説明する。この変速特性としては
、基本的に、エンジン負荷としてのアクセル踏込量およ
び車速をパラメータとして作成された基本変速特性と、
車速のみをパラメータとして作成された車速感応変速特
性と、の2種類を有する。そして、この両方の変速特性
に対して、パワーモードとエコノミモードとの各々を設
定するようにしである。
これ等の変速特性についてより具体的に説明すると、第
2図、第3図はそれぞれ基本変速特性であり、第2図が
エコノミモードであり、第3図がパワーモードの場合を
示している。このパワーモード(第3図)の場合は、エ
コノミモード(第2図)の場合よりも、より高い車速で
変速がなされるように設定されている。一方、第4図、
第5図はそれぞれ車速感応変速特性であり、第4図がエ
コノミモードであり、第5図がパワーモードの場合を示
している。この車速感応変速特性においても、パワーモ
ード(第5図)の場合はエコノミモード(第4図)の場
合よりも、より高い車速で変速がなされるように設定さ
れている。
2図、第3図はそれぞれ基本変速特性であり、第2図が
エコノミモードであり、第3図がパワーモードの場合を
示している。このパワーモード(第3図)の場合は、エ
コノミモード(第2図)の場合よりも、より高い車速で
変速がなされるように設定されている。一方、第4図、
第5図はそれぞれ車速感応変速特性であり、第4図がエ
コノミモードであり、第5図がパワーモードの場合を示
している。この車速感応変速特性においても、パワーモ
ード(第5図)の場合はエコノミモード(第4図)の場
合よりも、より高い車速で変速がなされるように設定さ
れている。
ここで、車速感応変速特性について、エコノミモードの
場合を例にして、基本変速特性と比較しつつ詳述する。
場合を例にして、基本変速特性と比較しつつ詳述する。
先ず、車速感応変速特性は、ワインティングロードで多
用されるようなアクセル踏込量の範囲(はぼ478開度
以下)では、基本変速特性よりもより高い車速で変速が
行われるように変速ラインを設定して、道路がワインテ
ィングロードとされることが多い高地(空気密度小)で
の走行に伴なうエンジン出力の不足をカバーするように
設定しである。また、車速感応変速特性の変速ラインは
、アクセル踏込量が極めて大きくなったときに過度に駆
動力が大きくならないようにする点も考慮して設定され
ている。さらに、車速感応変速特性では、余裕駆動力を
十分に見込ん−であるため、変速シボツクが生じ易くな
るロックアツプは行わないようにしである(基本変速特
性では3速と4速とでロックアツプがなされる)。
用されるようなアクセル踏込量の範囲(はぼ478開度
以下)では、基本変速特性よりもより高い車速で変速が
行われるように変速ラインを設定して、道路がワインテ
ィングロードとされることが多い高地(空気密度小)で
の走行に伴なうエンジン出力の不足をカバーするように
設定しである。また、車速感応変速特性の変速ラインは
、アクセル踏込量が極めて大きくなったときに過度に駆
動力が大きくならないようにする点も考慮して設定され
ている。さらに、車速感応変速特性では、余裕駆動力を
十分に見込ん−であるため、変速シボツクが生じ易くな
るロックアツプは行わないようにしである(基本変速特
性では3速と4速とでロックアツプがなされる)。
これに加えて、車速感応変速特性では、4速は駆動力不
足となる傾向が強くなるので必要ないということで、余
計な変速を避けるべくl速〜3速の範囲で変速を行うよ
うにしである(基本変速特性では1〜4速の全変速段の
範囲で変速される)。
足となる傾向が強くなるので必要ないということで、余
計な変速を避けるべくl速〜3速の範囲で変速を行うよ
うにしである(基本変速特性では1〜4速の全変速段の
範囲で変速される)。
LむUじ」」
制御ユニット10による変速制御の概要について説明す
る。先ず、制御ユニットlOは、基本的に、ハンドル舵
角Qがあらかじめ定めた所定値Qo (第7図参照)
よりも大きく(旋回検出)かつ車両に加速あるいは減速
が生じたときは、変速制御に用いる変速特性として車速
感応変速特性を選択する。また、−旦車速感応変速特性
による変速制御を行なっている状態からハンドル舵角Q
があらかじめ定めた所定値Qt (Qo >Qtであ
る第7図参照)よりも小さくなったときは、変速制御に
用いる変速特性として基本変速特性を選択する。勿論、
2種類の車速感応変速特性(基本変速特性)のうちパワ
ーモード用とエコノミモード用とのいずれを選択するか
は、モード選択スイッチ15によってなされる。なお、
QoとQlの設定は、ハンチング防【ヒのためである。
る。先ず、制御ユニットlOは、基本的に、ハンドル舵
角Qがあらかじめ定めた所定値Qo (第7図参照)
よりも大きく(旋回検出)かつ車両に加速あるいは減速
が生じたときは、変速制御に用いる変速特性として車速
感応変速特性を選択する。また、−旦車速感応変速特性
による変速制御を行なっている状態からハンドル舵角Q
があらかじめ定めた所定値Qt (Qo >Qtであ
る第7図参照)よりも小さくなったときは、変速制御に
用いる変速特性として基本変速特性を選択する。勿論、
2種類の車速感応変速特性(基本変速特性)のうちパワ
ーモード用とエコノミモード用とのいずれを選択するか
は、モード選択スイッチ15によってなされる。なお、
QoとQlの設定は、ハンチング防【ヒのためである。
ここで、車両が加速状態であるか否かは、シフトダウン
時であるか、あるいは車両の実際の加速度(dv/dt
−vは車速)が所定値以上であるか、のいずれかによっ
てみるようにしである。また、車両の減速は、ブレーキ
が作動していることを前提として、車両の実際の減速度
(d v / dt)が所定値以下(減速時はd v
/ d tは負である)であるか否かをみることによっ
て行なうようにしである。なお、ブレーキが作動しただ
けで減速と判断しないのは、運転者、特に本発明が要求
されるような一部ドライバのなかには、旋回中に無意識
にブレーキペダルに足を置いて若干ブレーキが作用する
ようなことが往々にしてあり、このような状態を減速と
みないためである。
時であるか、あるいは車両の実際の加速度(dv/dt
−vは車速)が所定値以上であるか、のいずれかによっ
てみるようにしである。また、車両の減速は、ブレーキ
が作動していることを前提として、車両の実際の減速度
(d v / dt)が所定値以下(減速時はd v
/ d tは負である)であるか否かをみることによっ
て行なうようにしである。なお、ブレーキが作動しただ
けで減速と判断しないのは、運転者、特に本発明が要求
されるような一部ドライバのなかには、旋回中に無意識
にブレーキペダルに足を置いて若干ブレーキが作用する
ようなことが往々にしてあり、このような状態を減速と
みないためである。
また、車速が小さいときは、たとえワインティングロー
ドであっても交通量が多くて比較的渋滞気味であるとか
あるいは発進時さらには交差点等のときであり、この場
合は基本変速特性による変速制御を行うようにしである
(第4図、第5図でハツチングを施した領域参照)、な
お、この車速による基本変速特性と車速感応変速特性と
の切換えにハンチングを防止するため、該両変速特性間
での切換用車速にはヒステリシス設けである(第4図、
第5図ではこのヒステリシスを示していない)。
ドであっても交通量が多くて比較的渋滞気味であるとか
あるいは発進時さらには交差点等のときであり、この場
合は基本変速特性による変速制御を行うようにしである
(第4図、第5図でハツチングを施した領域参照)、な
お、この車速による基本変速特性と車速感応変速特性と
の切換えにハンチングを防止するため、該両変速特性間
での切換用車速にはヒステリシス設けである(第4図、
第5図ではこのヒステリシスを示していない)。
これに加えて、−旦車速感応変速特性による変速特性へ
移行したときは、基本変速特性へ復帰するのを所定時間
(例えば数十秒)遅延させて1.この遅延時間の間に、
基本変速特性へ復帰するような状況になったのか否かを
再度十分に確認し得るようにしである。すなわち、ワイ
ンティングロードでは、第8図に示すように、X点とY
点との間というようにかなり長い直線距離を有する場合
もあるが、この直線部分はあくまでワインティングロー
ドの一部であってすぐに元のカーブの連続した道路状況
となる場合がある。したがって、このようなX点とY点
との間での直線路で一旦基本変速特性による変速制御へ
復帰して再び短時間の間に車速感応変速特性による変速
制御へ移行するような嘗態を防止する上で、上記再確認
のための遅延時間設定が有利となる。なお、この遅延時
間は、つまるところワインティングロード中での比較的
長い距離の直線路に対応されるので、この遅延時間を走
行距II(例えば数百m)に置き換えることも可能であ
る。
移行したときは、基本変速特性へ復帰するのを所定時間
(例えば数十秒)遅延させて1.この遅延時間の間に、
基本変速特性へ復帰するような状況になったのか否かを
再度十分に確認し得るようにしである。すなわち、ワイ
ンティングロードでは、第8図に示すように、X点とY
点との間というようにかなり長い直線距離を有する場合
もあるが、この直線部分はあくまでワインティングロー
ドの一部であってすぐに元のカーブの連続した道路状況
となる場合がある。したがって、このようなX点とY点
との間での直線路で一旦基本変速特性による変速制御へ
復帰して再び短時間の間に車速感応変速特性による変速
制御へ移行するような嘗態を防止する上で、上記再確認
のための遅延時間設定が有利となる。なお、この遅延時
間は、つまるところワインティングロード中での比較的
長い距離の直線路に対応されるので、この遅延時間を走
行距II(例えば数百m)に置き換えることも可能であ
る。
変速制御の詳細
次に、第6A図、第6B図に示すフローチャートを参照
しつつ、制御ユニットlOによる変速制御の内容につい
て詳述する。なお、以下の説明でRあるいはSはステッ
プを示す。また、後述するタイマVi先のカウントは、
ソフトタイマを利用して割込処理等によりなされる。
しつつ、制御ユニットlOによる変速制御の内容につい
て詳述する。なお、以下の説明でRあるいはSはステッ
プを示す。また、後述するタイマVi先のカウントは、
ソフトタイマを利用して割込処理等によりなされる。
先ず、第6A図のR1においてシステム全体のイニシャ
ライズがなされるが、このR1において、WF(ワイン
ティングロード検出用フラグ)が0にセットされる。な
お、このWFは、「1」あるいは「2」がワインティン
グロードであることを示す。
ライズがなされるが、このR1において、WF(ワイン
ティングロード検出用フラグ)が0にセットされる。な
お、このWFは、「1」あるいは「2」がワインティン
グロードであることを示す。
R1の後R2において、データ入力、すなわちアクセル
踏込量α、車速V、ハンドル舵角Q等が読込まれ、引き
続きR3において車速Vを微分して車体加速度(減速度
)dV/dtが算出される。
踏込量α、車速V、ハンドル舵角Q等が読込まれ、引き
続きR3において車速Vを微分して車体加速度(減速度
)dV/dtが算出される。
R3の後R4において、WFがOであるか否かが判別さ
れるが、当初はWFが0であるのでR5へ移行する。こ
のR5では、第7図に示すマツプにしたがって、車速V
に応じたハンドル舵角Qoが設定される。次いでR6に
おいて、Q〉Qoであるか否かが判別される。このR6
の判別でNOのときは、ハンドル舵角が小さくてワイン
ティングロードにおける旋回時であるとはみなせないの
で、基本変速特性による変速制御を行うべきときとなる
。この場合は、R7においてWFを0にリセットした後
、P8において前述した遅延時間(道路状況確認時間)
のタイマ値tがOにリセットされる。
れるが、当初はWFが0であるのでR5へ移行する。こ
のR5では、第7図に示すマツプにしたがって、車速V
に応じたハンドル舵角Qoが設定される。次いでR6に
おいて、Q〉Qoであるか否かが判別される。このR6
の判別でNOのときは、ハンドル舵角が小さくてワイン
ティングロードにおける旋回時であるとはみなせないの
で、基本変速特性による変速制御を行うべきときとなる
。この場合は、R7においてWFを0にリセットした後
、P8において前述した遅延時間(道路状況確認時間)
のタイマ値tがOにリセットされる。
R8の後は、第6B図のSlへ移行する。このSlでは
、モードスイッチ15によりパワーモードが選択されて
いるか否かが判別される。このSlの判別でYESのと
きはS2において、第3図に示すパワーモード用の基本
変速特性が選択され、またSlの判別でNoのときはS
3において、第2図に示すエコノミモード用の基本変速
特性が選択される。
、モードスイッチ15によりパワーモードが選択されて
いるか否かが判別される。このSlの判別でYESのと
きはS2において、第3図に示すパワーモード用の基本
変速特性が選択され、またSlの判別でNoのときはS
3において、第2図に示すエコノミモード用の基本変速
特性が選択される。
上記S2あるいはS3の後は、S4、S5においてシフ
トアップ判定、シフトダウン判定がなされる。この判定
は、選択された変速特性に照して得られる変速段が、現
在の変速段よりも高位段であるか(シフトアップ判定)
あるいは低位段であるか(シフトダウン判定)をみるこ
とによって行われる。この後、S6においてWFが1あ
るいは2であるか否かが判別される。このS6の判別で
NOのときは、S7において、第3図あるいは第4図の
うち選択されている変速特性に照してロックアツプすべ
きか否かが判別される。また、S6の判別でYESのと
きは、車速感応変速特性が選択されているときでロック
アツプを行わないので、S8においてロックアツプをO
FF (解除)するようにセットされる。
トアップ判定、シフトダウン判定がなされる。この判定
は、選択された変速特性に照して得られる変速段が、現
在の変速段よりも高位段であるか(シフトアップ判定)
あるいは低位段であるか(シフトダウン判定)をみるこ
とによって行われる。この後、S6においてWFが1あ
るいは2であるか否かが判別される。このS6の判別で
NOのときは、S7において、第3図あるいは第4図の
うち選択されている変速特性に照してロックアツプすべ
きか否かが判別される。また、S6の判別でYESのと
きは、車速感応変速特性が選択されているときでロック
アツプを行わないので、S8においてロックアツプをO
FF (解除)するようにセットされる。
上記S7あるいはS8の後は、S4、S5、S7あるい
はS8での判定(セット)結果に応じて、ソレノイド5
.6の作動状態が変更される。
はS8での判定(セット)結果に応じて、ソレノイド5
.6の作動状態が変更される。
前記R6の判別でYESのときは、R9において現在ブ
レーキ中であるか否かが判別される。このR9の判別で
YSEのときは、RIOにおいてd v / d tが
所定値以下であ6か否かが判別される。このRIOの判
別でYESのときは、旋回中の減速時であり、このため
R11においてWFを2にセットした後、後述するR1
2へ移行する。
レーキ中であるか否かが判別される。このR9の判別で
YSEのときは、RIOにおいてd v / d tが
所定値以下であ6か否かが判別される。このRIOの判
別でYESのときは、旋回中の減速時であり、このため
R11においてWFを2にセットした後、後述するR1
2へ移行する。
上記R9あるいはRIOのいずれかの判別がNOのとき
は、R13に移行する。そして、このR13〜R15の
判別処理によって、アクセル踏込量αが所定値α1より
も大きく、シフトダウン時であるかdV/dtが所定値
より大きい、という全ての条件を満したときに、R16
へ移行する。
は、R13に移行する。そして、このR13〜R15の
判別処理によって、アクセル踏込量αが所定値α1より
も大きく、シフトダウン時であるかdV/dtが所定値
より大きい、という全ての条件を満したときに、R16
へ移行する。
このR16へ移行されたときは、旋回中の加速時であり
、このためR16においてWFが1にセットされる。次
いで、R12において現在の車速が所定車速V3(例え
ば20km/h)よりも大きいか否かが判別される。こ
のR12の判別でNOのときは、基本変速特性による変
速制御を行なう車速領域なので、前記R7へ移行する。
、このためR16においてWFが1にセットされる。次
いで、R12において現在の車速が所定車速V3(例え
ば20km/h)よりも大きいか否かが判別される。こ
のR12の判別でNOのときは、基本変速特性による変
速制御を行なう車速領域なので、前記R7へ移行する。
また、このR12の判別でYESのときは、後述するS
10へ移行して、車速感応変速特性による変速制御のた
めの処理がなされる。なお、前記R13,R・ 15の
いずれかの判別がNoのときは、旋回中であっても加速
あるいは減速を生じなかったときであり、このときは、
基本変速特性による変速制御を行なうべく、前記Slへ
移行する。
10へ移行して、車速感応変速特性による変速制御のた
めの処理がなされる。なお、前記R13,R・ 15の
いずれかの判別がNoのときは、旋回中であっても加速
あるいは減速を生じなかったときであり、このときは、
基本変速特性による変速制御を行なうべく、前記Slへ
移行する。
第6B図の510〜512の処理は、前記5L−33の
処理と対応しており、選択されるべき変速特性が車速感
応変速特性である点を除いて5l−33の場合と同じで
ある。勿論、このSlOを経るルートのときは、N6に
おける判別がYESとなり、ロックアツプはOFF (
解除)とされる。
処理と対応しており、選択されるべき変速特性が車速感
応変速特性である点を除いて5l−33の場合と同じで
ある。勿論、このSlOを経るルートのときは、N6に
おける判別がYESとなり、ロックアツプはOFF (
解除)とされる。
前記R4の判別でNoのときは、第7図に示すマツプに
照らして、車速Vに対応したハンドル舵角Qが設定され
る0次いで、R18において、Q>91であるか否かが
判別される。このR18の判別でYESのときは、R2
0においてV〉V4であるか否かが判別される。このR
20の判別は、車速感応変速特性による変速制御を行わ
ないような低車速領域であるか否かの判別であり、v4
の大きさはこの車速による車速感応変速特性と基本変速
特性との間で選択ハンチング防止のため、V3 >V4
(V4は例えば15Km/h)とされている、この
R20の判別でYESのときは、R21でタイマ値tを
0にセットした後、前記RIOへ移行する(車速感応変
速特性に基づく変速制御の続行)、また、R20の判別
でNOのときはSlへ移行する(基本変速特性による変
速制m>。
照らして、車速Vに対応したハンドル舵角Qが設定され
る0次いで、R18において、Q>91であるか否かが
判別される。このR18の判別でYESのときは、R2
0においてV〉V4であるか否かが判別される。このR
20の判別は、車速感応変速特性による変速制御を行わ
ないような低車速領域であるか否かの判別であり、v4
の大きさはこの車速による車速感応変速特性と基本変速
特性との間で選択ハンチング防止のため、V3 >V4
(V4は例えば15Km/h)とされている、この
R20の判別でYESのときは、R21でタイマ値tを
0にセットした後、前記RIOへ移行する(車速感応変
速特性に基づく変速制御の続行)、また、R20の判別
でNOのときはSlへ移行する(基本変速特性による変
速制m>。
前記R18の判別でNoのときは、R19にお、いて、
タイマ値tが所定の遅延時間t1よりも大きいか否かが
判別される。このR19の判別でNOのときはRIOへ
移行する(車速感応変速特性に基づく変速制御の続行)
、またR19の判別でYESのときは、R5へ移行して
、基本変速特性による変速制御を行うか車速感応変速特
性による変速制御を行うかの判断があらため°て行われ
ることになる。
タイマ値tが所定の遅延時間t1よりも大きいか否かが
判別される。このR19の判別でNOのときはRIOへ
移行する(車速感応変速特性に基づく変速制御の続行)
、またR19の判別でYESのときは、R5へ移行して
、基本変速特性による変速制御を行うか車速感応変速特
性による変速制御を行うかの判断があらため°て行われ
ることになる。
第9図は本発明の他の実施例を示すフローチャートであ
り、特定運転状態として、大気圧Pが所定値より小さい
ときとしである。すなわち、大気圧P(大気圧検出セン
サは図示略)が所定値P+ よりも小さいときは、高地
(山岳路でワインティングロードとされることが多い)
とされた特定運転状態であるとして、このときは加速と
同期して車速感応変速特性へと切換える。また、車速感
応変速特性から基本変速特性への復帰時における特定大
気圧P2は、PIよりも大きいもの(P2 >pt )
に設定して、この大気圧変動によるハンチングを防止す
るようにしである。
り、特定運転状態として、大気圧Pが所定値より小さい
ときとしである。すなわち、大気圧P(大気圧検出セン
サは図示略)が所定値P+ よりも小さいときは、高地
(山岳路でワインティングロードとされることが多い)
とされた特定運転状態であるとして、このときは加速と
同期して車速感応変速特性へと切換える。また、車速感
応変速特性から基本変速特性への復帰時における特定大
気圧P2は、PIよりも大きいもの(P2 >pt )
に設定して、この大気圧変動によるハンチングを防止す
るようにしである。
なお、第9図に示すフローチャートにおけるN1−N1
6は、ハンドル舵角Qに代えて大気圧Pの大きさをみる
ようにしている点、および第9図では減速を基ないよう
にしである点を除いて、第6A図の場合と同じであるの
で、そのステップ同士の対応関係を下記に列挙して、そ
の重複した説明は省略する。すなわち、対応関係は次の
通りである。
6は、ハンドル舵角Qに代えて大気圧Pの大きさをみる
ようにしている点、および第9図では減速を基ないよう
にしである点を除いて、第6A図の場合と同じであるの
で、そのステップ同士の対応関係を下記に列挙して、そ
の重複した説明は省略する。すなわち、対応関係は次の
通りである。
N4がR4に対応。
N5〜N7がR5−R8に対応。
N8〜N12がR13〜Rxet3よびR12に対応。
N13〜N16がR17〜R21に対応。
以上実施例について説明したが、基本変速特性設定用パ
ラメータとしてのエンジン負荷としては、アクセル踏込
量の他、スロットル開度、吸入空気量、燃料噴射量等、
従来用いられている適宜のものを用いることができる。
ラメータとしてのエンジン負荷としては、アクセル踏込
量の他、スロットル開度、吸入空気量、燃料噴射量等、
従来用いられている適宜のものを用いることができる。
また、変速特性設定用のパラメータとしての車速は、従
動輪の回転数、変速機出力軸回転数、さらにはトルクコ
ンバータ3のタービン回転数(変速比も考慮される)等
、適宜のものを利用し得る。また、特定運転状態として
は、実施例に示す他、例えば滑り易い路面での運転状態
(例えば駆動輪のスリップ率検出)等種々のものとして
設定し得る。
動輪の回転数、変速機出力軸回転数、さらにはトルクコ
ンバータ3のタービン回転数(変速比も考慮される)等
、適宜のものを利用し得る。また、特定運転状態として
は、実施例に示す他、例えば滑り易い路面での運転状態
(例えば駆動輪のスリップ率検出)等種々のものとして
設定し得る。
(発明の効果)
本発明は以上述べたことから明らかなように、運転状態
に応じて基本変速特性による変速制御と車速感応変速特
性による変速制御とを適宜切換えて、この運転状態に応
じた適切な変速制御を行うことができる。
に応じて基本変速特性による変速制御と車速感応変速特
性による変速制御とを適宜切換えて、この運転状態に応
じた適切な変速制御を行うことができる。
また、車速感応変速特性への切換えを、上記限定運転状
態であることを前提として、加速または減速と同期して
行うので、変速特性切換えを運転者に違和感を与えるこ
となく行うことができる。
態であることを前提として、加速または減速と同期して
行うので、変速特性切換えを運転者に違和感を与えるこ
となく行うことができる。
これに加えて、加速または減速と同期して車速感応変速
特性への切換えを行うということは、別の見方をすれば
、特定運転状態の一つの条件として事実上、この加速ま
たは減速が検出されたことを包含することになり゛、こ
のことは、特定運転状態としてワインティングロードで
生じる運転状態とする場合は、この加速または減速がひ
んばんに行われることの多いワインティングロードであ
ることの検出をより正確になし得ることにもな、 る。
特性への切換えを行うということは、別の見方をすれば
、特定運転状態の一つの条件として事実上、この加速ま
たは減速が検出されたことを包含することになり゛、こ
のことは、特定運転状態としてワインティングロードで
生じる運転状態とする場合は、この加速または減速がひ
んばんに行われることの多いワインティングロードであ
ることの検出をより正確になし得ることにもな、 る。
第1図は本発明の一実施例を示す全体系統図。
第2図〜第5図は変速特性の例を示すもので、第2図、
第3図が基本変速特性を示し、第4図、第5図が車速感
応変速特性を示している。 第6A図、第6B図は本発明の制御例を示すフローチャ
ート。 第7図は基本変速特性と車速感応変速特性との選択切換
えを行うときのハンドル舵角の大きさを示す図。 第8図はワインティングロードの一例を示す簡略平面図
。 第9図は本発明の他の制御例を示すフローチャート。 第1θ図は本発明の全体構成図。 l:エンジン 2:自動変速機 3:トルクコンバータ 4:変速機構 5:ロックアップ用ンレノイド 6:変速用ンレノイド lO二開制御ユニッ ト1:センサ(アクセル踏込量) 12:センナ(車速) 13:センサ(ハンドル舵角) 16:スイッチ(ブレーキ)
第3図が基本変速特性を示し、第4図、第5図が車速感
応変速特性を示している。 第6A図、第6B図は本発明の制御例を示すフローチャ
ート。 第7図は基本変速特性と車速感応変速特性との選択切換
えを行うときのハンドル舵角の大きさを示す図。 第8図はワインティングロードの一例を示す簡略平面図
。 第9図は本発明の他の制御例を示すフローチャート。 第1θ図は本発明の全体構成図。 l:エンジン 2:自動変速機 3:トルクコンバータ 4:変速機構 5:ロックアップ用ンレノイド 6:変速用ンレノイド lO二開制御ユニッ ト1:センサ(アクセル踏込量) 12:センナ(車速) 13:センサ(ハンドル舵角) 16:スイッチ(ブレーキ)
Claims (1)
- (1) 所定の変速特性に基づいて自動変速機の変速制
御を行う変速制御手段と、 車両の特定運転状態を検出する運転状態検出手段と、 車両の加速あるいは減速の少なくとも一方を検出する加
減速検出手段と、 前記変速制御に用いる変速特性として、前記特定運転状
態以外のときはエンジン負荷と車速とをパラメータとす
る基本変速特性に設定すると共に、該特定運転状態が検
出されたときは加速あるいは減速と同期して該基本変速
特性から車速のみをパラメータとする車速感応変速特性
に変更する変速特性変更手段と、 を備えていることを特徴とする自動変速機の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62261623A JP2862537B2 (ja) | 1987-10-19 | 1987-10-19 | 自動変速機の製御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62261623A JP2862537B2 (ja) | 1987-10-19 | 1987-10-19 | 自動変速機の製御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01105051A true JPH01105051A (ja) | 1989-04-21 |
JP2862537B2 JP2862537B2 (ja) | 1999-03-03 |
Family
ID=17364463
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62261623A Expired - Fee Related JP2862537B2 (ja) | 1987-10-19 | 1987-10-19 | 自動変速機の製御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2862537B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007085481A (ja) * | 2005-09-22 | 2007-04-05 | Mazda Motor Corp | 自動変速機の変速制御装置 |
JP2007118832A (ja) * | 2005-10-28 | 2007-05-17 | Toyota Motor Corp | コーナー判定装置、車両制御装置、及び運転者指向判定装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60146948A (ja) * | 1984-01-09 | 1985-08-02 | Fujitsu Ten Ltd | 自動変速制御装置 |
-
1987
- 1987-10-19 JP JP62261623A patent/JP2862537B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60146948A (ja) * | 1984-01-09 | 1985-08-02 | Fujitsu Ten Ltd | 自動変速制御装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007085481A (ja) * | 2005-09-22 | 2007-04-05 | Mazda Motor Corp | 自動変速機の変速制御装置 |
JP2007118832A (ja) * | 2005-10-28 | 2007-05-17 | Toyota Motor Corp | コーナー判定装置、車両制御装置、及び運転者指向判定装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2862537B2 (ja) | 1999-03-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |