JPH01105040A - 変速装置 - Google Patents
変速装置Info
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- JPH01105040A JPH01105040A JP62257379A JP25737987A JPH01105040A JP H01105040 A JPH01105040 A JP H01105040A JP 62257379 A JP62257379 A JP 62257379A JP 25737987 A JP25737987 A JP 25737987A JP H01105040 A JPH01105040 A JP H01105040A
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- Japan
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- gears
- shaft
- input
- rotating shaft
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 title claims abstract description 40
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 8
- 230000004323 axial length Effects 0.000 description 3
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 239000003292 glue Substances 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Structure Of Transmissions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は変速装置に関し、特に入力回転軸方向の長さの
短縮が可能が変速装置に関する。この様な変速装置はた
とえば自動車用変速装置として有効に利用される。
短縮が可能が変速装置に関する。この様な変速装置はた
とえば自動車用変速装置として有効に利用される。
[従来の技術及びその問題点]
周知の様に、自動車においては、エンジンの出力軸から
の駆動回転力は所望の駆動力を得るため変速装置により
適時選択的に回転数を変化させた上で駆動輪へと伝達さ
れる。
の駆動回転力は所望の駆動力を得るため変速装置により
適時選択的に回転数を変化させた上で駆動輪へと伝達さ
れる。
この様な変速装置としては、従来、二軸並列歯車式のも
のが広く利用されている。この方式のものは一般にエン
ジン出力軸方向に延びた入力軸及び出力軸と該2軸と平
行に配置されたカウンタ軸とを有し、これら軸間をギヤ
比の異なる複数組のギヤを用いて選択的に結合する。従
って、この様な変速装置は軸方向にかなり長くなり、エ
ンジンに対しその出力軸の方向に突出した形態で配置さ
れる。
のが広く利用されている。この方式のものは一般にエン
ジン出力軸方向に延びた入力軸及び出力軸と該2軸と平
行に配置されたカウンタ軸とを有し、これら軸間をギヤ
比の異なる複数組のギヤを用いて選択的に結合する。従
って、この様な変速装置は軸方向にかなり長くなり、エ
ンジンに対しその出力軸の方向に突出した形態で配置さ
れる。
このため、上記の様な従来の変速装置とエンジンとは全
体としてかなり長くなり、この点が自動車設計上の制約
となることがあり特に自動車の小型化をはかる場合の障
害となっている。
体としてかなり長くなり、この点が自動車設計上の制約
となることがあり特に自動車の小型化をはかる場合の障
害となっている。
更に、近年、乗用車の駆動力伝達系のコンパクト化のた
め横置式エンジンが用いられる様になっており、この場
合には変速装置はエンジンに対し車体の幅方向に配置さ
れるので、車幅の制限からも特に長さ短縮が望ましい。
め横置式エンジンが用いられる様になっており、この場
合には変速装置はエンジンに対し車体の幅方向に配置さ
れるので、車幅の制限からも特に長さ短縮が望ましい。
そこで、本発明は上記従来技術の問題点に鑑み、軸方向
の長さの十分な短縮の可能な変速装置を提供することを
目的とする。
の長さの十分な短縮の可能な変速装置を提供することを
目的とする。
[問題点を解決するための手段J
本発明によれば、以上の如き目的を達成するものとして
。
。
入力回転軸に同軸状に複数のギヤが取付けられており、
該入力軸ギヤに対し中間ギヤユニットが接続されており
、該ギヤユニットのうちの少なくとも1つは同軸状に軸
方向に配置され且つ上記入力軸ギヤとそれぞれ直接また
は適宜の数のギヤを介して噛みあう2つ以上の第1のギ
ヤと該第1ギヤと同軸状に軸方向に配置された第2のギ
ヤと該第2ギヤと上記各第1ギヤとの間のクラッチとを
有しており、上記中間ギヤユニットの第2ギヤは出力回
転軸に取付けられたギヤと直接または適宜の数のギヤを
介して噛みあっていることを特徴とする、変速装置。
該入力軸ギヤに対し中間ギヤユニットが接続されており
、該ギヤユニットのうちの少なくとも1つは同軸状に軸
方向に配置され且つ上記入力軸ギヤとそれぞれ直接また
は適宜の数のギヤを介して噛みあう2つ以上の第1のギ
ヤと該第1ギヤと同軸状に軸方向に配置された第2のギ
ヤと該第2ギヤと上記各第1ギヤとの間のクラッチとを
有しており、上記中間ギヤユニットの第2ギヤは出力回
転軸に取付けられたギヤと直接または適宜の数のギヤを
介して噛みあっていることを特徴とする、変速装置。
及び、
出力回転軸に同軸状に複数のギヤが取付けられており、
該出力軸ギヤに対し中間ギヤユニットが接続されており
、該ギヤユニットのうちの少なくとも1つは同軸状に軸
方向に配置され且つ上記出力軸ギヤとそれぞれ直接また
は適宜の数のギヤを介して噛みあう2つ以上の第1のギ
ヤと該第1ギヤと同軸状に軸方向に配置された第2のギ
ヤと該第2ギヤと上記各第1ギヤとの間のクラッチとを
有しており、上記中間ギヤユニットの第2ギヤは入力回
転軸に取付けられたギヤと直接または適宜の数のギヤを
介して噛みあっていることを特徴とする。変速装置。
該出力軸ギヤに対し中間ギヤユニットが接続されており
、該ギヤユニットのうちの少なくとも1つは同軸状に軸
方向に配置され且つ上記出力軸ギヤとそれぞれ直接また
は適宜の数のギヤを介して噛みあう2つ以上の第1のギ
ヤと該第1ギヤと同軸状に軸方向に配置された第2のギ
ヤと該第2ギヤと上記各第1ギヤとの間のクラッチとを
有しており、上記中間ギヤユニットの第2ギヤは入力回
転軸に取付けられたギヤと直接または適宜の数のギヤを
介して噛みあっていることを特徴とする。変速装置。
が提供される。
[実施例]
以下、図面を参照しながら本発明の具体的実施例を説明
する。
する。
第1図は本発明による変速装置の第1の実施例を示す模
式的正面図であり、第2図、第3図及び第4図(a)は
それぞれその■−■断面図、■−■断面図及びVl−V
l断面図である。
式的正面図であり、第2図、第3図及び第4図(a)は
それぞれその■−■断面図、■−■断面図及びVl−V
l断面図である。
これらの図において、2は入力回転軸であり、該軸はエ
ンジン出力軸等の不図示の回転力源に接続される。該軸
2には4つの入力軸ギヤl、3゜4.5が取付けられて
いる。入力軸ギヤ1,3゜4は入力回転軸2に固定され
ており、入力軸ギヤ5は入力回転軸2に対し回転自在に
取付けられている。そして、該入力軸ギヤ5はクラッチ
5′により入力回転軸2と接続される。また、6は上記
入力回転軸2と平行に配置された出力回転軸であり、該
軸は不図示の被駆動機器の入力軸に接続される。該軸6
には2つの出力軸ギヤ8.9が固定されており、該出力
軸ギヤ9は上記入力軸ギヤ5と噛みあっている。
ンジン出力軸等の不図示の回転力源に接続される。該軸
2には4つの入力軸ギヤl、3゜4.5が取付けられて
いる。入力軸ギヤ1,3゜4は入力回転軸2に固定され
ており、入力軸ギヤ5は入力回転軸2に対し回転自在に
取付けられている。そして、該入力軸ギヤ5はクラッチ
5′により入力回転軸2と接続される。また、6は上記
入力回転軸2と平行に配置された出力回転軸であり、該
軸は不図示の被駆動機器の入力軸に接続される。該軸6
には2つの出力軸ギヤ8.9が固定されており、該出力
軸ギヤ9は上記入力軸ギヤ5と噛みあっている。
入力回転軸2及び出力回転軸6はハウジングlOに対し
回転自在に支持されている。尚、第1図ではt記ハウジ
ング10は図示を省略されている。
回転自在に支持されている。尚、第1図ではt記ハウジ
ング10は図示を省略されている。
上記ハウジング!0には2つの中間ギヤユニット14.
16が取付けられている。
16が取付けられている。
中間ギャユニツ)14は、上記入力回転軸2及び出力回
転軸6と平行に上記ハウジング10に対し回転自在に取
付けられた回転軸14a、該回転軸に対し回転自在に取
付けられそれぞれ上記入力軸ギヤ1.4と噛みあう第1
ギヤ14b 、14C1上記回転軸14aに固定され上
記出力軸ギヤ8と噛みあう第2ギヤ14d、及び上記回
転軸14aと上記第1ギヤ14b、14cとをそれぞれ
接続するクラッチ14b’ 、14c’を有する。
転軸6と平行に上記ハウジング10に対し回転自在に取
付けられた回転軸14a、該回転軸に対し回転自在に取
付けられそれぞれ上記入力軸ギヤ1.4と噛みあう第1
ギヤ14b 、14C1上記回転軸14aに固定され上
記出力軸ギヤ8と噛みあう第2ギヤ14d、及び上記回
転軸14aと上記第1ギヤ14b、14cとをそれぞれ
接続するクラッチ14b’ 、14c’を有する。
中間ギヤユニー/ ) l 6は、上記入力回転軸2及
び出力回転軸6と平行に上記ハウジング10に対し回転
自在に取付けられた回転軸16’a、該回転軸に対し回
転自在に取付けられそれぞれ上記入力軸ギヤ1.3と噛
みあう第1ギヤ16b、16C1上記回転軸16aに固
定され上記出力軸ギヤ8と噛みあう第2ギヤ16d、及
び上記回転軸16aと上記第1ギヤ16b、16cとを
それぞれ接続するクラッチ16b′、16c’を有する
。
び出力回転軸6と平行に上記ハウジング10に対し回転
自在に取付けられた回転軸16’a、該回転軸に対し回
転自在に取付けられそれぞれ上記入力軸ギヤ1.3と噛
みあう第1ギヤ16b、16C1上記回転軸16aに固
定され上記出力軸ギヤ8と噛みあう第2ギヤ16d、及
び上記回転軸16aと上記第1ギヤ16b、16cとを
それぞれ接続するクラッチ16b′、16c’を有する
。
上記中間ギヤユニット14.16におけるクラッチ14
b’ 、14c’ 、16b’ 、16c′としてはた
とえば油圧駆動多板式クラッチを用いることができ、ま
た上記クラッチ5′としてはたとえば小型化及び低コス
ト化に有利な油圧駆動式ドッグクラッチを用いることが
できる。
b’ 、14c’ 、16b’ 、16c′としてはた
とえば油圧駆動多板式クラッチを用いることができ、ま
た上記クラッチ5′としてはたとえば小型化及び低コス
ト化に有利な油圧駆動式ドッグクラッチを用いることが
できる。
次に、本実施例装置の動作を説明する。
入力回転軸2が回転すると、入力軸ギヤ1の回転力は中
間ギヤユニット14の第1ギヤ14b及び中間ギャユニ
ツ)16の第1ギヤ16bに伝達され、入力軸ギヤ3の
回転力は中間ギヤユニー/ ト16の第1ギヤ16cに
伝達され、入力゛軸ギヤ4の回転力は中間ギヤユニット
14の第1ギヤ14Cに伝達される。
間ギヤユニット14の第1ギヤ14b及び中間ギャユニ
ツ)16の第1ギヤ16bに伝達され、入力軸ギヤ3の
回転力は中間ギヤユニー/ ト16の第1ギヤ16cに
伝達され、入力゛軸ギヤ4の回転力は中間ギヤユニット
14の第1ギヤ14Cに伝達される。
ここで、中間ギヤユニット14のクラッチ14b′をO
Nとすると、第1ギヤ14bの回転力は回転軸14aを
介して第2ギヤ14dへと伝達され、更に該ギヤと噛み
あっている出力軸ギヤ8を介して出力回転軸6に伝達さ
れ、該回転軸が入力軸ギヤ1の径と出力軸ギヤ8の径と
中間ギャ二÷ット14の第1ギヤ14bの径と該中間ギ
ヤユニットの第2ギヤ14dの径とにより定まる変速比
にて回転する。この時は、該中間ギヤユニット14の他
方のクラッチ14c’、中間ギヤユニット16の2つの
クラッチ16b’ 、16c’、及びクラッチ5′はい
ずれもOFFである。
Nとすると、第1ギヤ14bの回転力は回転軸14aを
介して第2ギヤ14dへと伝達され、更に該ギヤと噛み
あっている出力軸ギヤ8を介して出力回転軸6に伝達さ
れ、該回転軸が入力軸ギヤ1の径と出力軸ギヤ8の径と
中間ギャ二÷ット14の第1ギヤ14bの径と該中間ギ
ヤユニットの第2ギヤ14dの径とにより定まる変速比
にて回転する。この時は、該中間ギヤユニット14の他
方のクラッチ14c’、中間ギヤユニット16の2つの
クラッチ16b’ 、16c’、及びクラッチ5′はい
ずれもOFFである。
また、中間ギヤユニット14のクラッチ140′をON
とすると、第1ギヤ14cの回転力は回転軸14aを介
して第2ギヤ14dへと伝達され、更に該ギヤと噛みあ
っている出力軸ギヤ8を介して出力回転軸6に伝達され
、該回転軸が入力軸ギヤlの径と出力軸ギヤ8の径と中
間ギヤユニy)14の第1ギヤ14cの径と該中間ギヤ
ユニットの第2キヤ14dの径とにより定まる変速比に
て回転する。この時は、該中間ギヤユニー/ )14の
他方のクラッチ14b′、中間ギヤユニット16の2つ
のクラッチ18b’ 、16c’、及びクラッチ5′は
いずれもOFFである。
とすると、第1ギヤ14cの回転力は回転軸14aを介
して第2ギヤ14dへと伝達され、更に該ギヤと噛みあ
っている出力軸ギヤ8を介して出力回転軸6に伝達され
、該回転軸が入力軸ギヤlの径と出力軸ギヤ8の径と中
間ギヤユニy)14の第1ギヤ14cの径と該中間ギヤ
ユニットの第2キヤ14dの径とにより定まる変速比に
て回転する。この時は、該中間ギヤユニー/ )14の
他方のクラッチ14b′、中間ギヤユニット16の2つ
のクラッチ18b’ 、16c’、及びクラッチ5′は
いずれもOFFである。
中間ギャユニッ)16のクラッチ16b ’ 、 16
c’をONとする場合も上記中間ギヤユニット14の場
合と同様にして回転力の伝達が行なわれ、クラッチ16
b ’がONの場合には出力回転軸6が入力軸ギヤlの
径と出力軸ギヤ8の径と中間ギヤユニット16の第1ギ
ヤ18bの径と該中間ギヤユニットの第2ギヤ16dの
径とにより定まる変速比にて回転し、クラッチlee’
がONの場合には出力回転軸6が入力軸ギヤlの径と出
力軸ギヤ8の径と中間ギャユニッ)16の第1ギヤ16
Cの径と該中間ギヤユニットの第2ギヤ16dの径とに
より定まる変速比にて回転する。この時は、他のクラッ
チは全てOFFである。
c’をONとする場合も上記中間ギヤユニット14の場
合と同様にして回転力の伝達が行なわれ、クラッチ16
b ’がONの場合には出力回転軸6が入力軸ギヤlの
径と出力軸ギヤ8の径と中間ギヤユニット16の第1ギ
ヤ18bの径と該中間ギヤユニットの第2ギヤ16dの
径とにより定まる変速比にて回転し、クラッチlee’
がONの場合には出力回転軸6が入力軸ギヤlの径と出
力軸ギヤ8の径と中間ギャユニッ)16の第1ギヤ16
Cの径と該中間ギヤユニットの第2ギヤ16dの径とに
より定まる変速比にて回転する。この時は、他のクラッ
チは全てOFFである。
また、上記クラッチ5′をONとすると、入力回転軸2
の回転力は入力軸ギヤ5から出力軸ギヤ9を介して直ち
に出力回転軸6に伝達され、該出力回転軸が入力軸ギヤ
5の径と出力軸ギヤ9の径とにより定まる変速比にて回
転する。この時は。
の回転力は入力軸ギヤ5から出力軸ギヤ9を介して直ち
に出力回転軸6に伝達され、該出力回転軸が入力軸ギヤ
5の径と出力軸ギヤ9の径とにより定まる変速比にて回
転する。この時は。
上記中間ギャユニツ)14の2つのクラッチ14b’
、14c’、及び中間ギヤユニット16の2つのクラッ
チ16b’、16c’はいずれもOFFである。尚、こ
の場合には、他のクラッチをONとする場合に対し出力
回転軸6の回転の向きが逆になる。
、14c’、及び中間ギヤユニット16の2つのクラッ
チ16b’、16c’はいずれもOFFである。尚、こ
の場合には、他のクラッチをONとする場合に対し出力
回転軸6の回転の向きが逆になる。
以上の様に、クラッチのうちの1つが選択的に結合され
ると、選択されたクラッチを経由して回転力の伝達がな
され、回転力伝達に関与するギヤの径により定まる変速
比を得ることができる。たとえば、上・記クラッチ14
0′を選択すると変速比2.70(第1速)が得られ、
上記クラッチ14b’を選択すると変速比1.55(第
2速)が得られ、上記クラッチ16C′を選択すると変
速比1.00(第3速)が得られ、上記クラッチ16b
’を選択すると変速比0.89(第4速)が得られ、上
記クララ≠5′を選択すると変速比2.21 (後退)
が得られる様にすることができる。
ると、選択されたクラッチを経由して回転力の伝達がな
され、回転力伝達に関与するギヤの径により定まる変速
比を得ることができる。たとえば、上・記クラッチ14
0′を選択すると変速比2.70(第1速)が得られ、
上記クラッチ14b’を選択すると変速比1.55(第
2速)が得られ、上記クラッチ16C′を選択すると変
速比1.00(第3速)が得られ、上記クラッチ16b
’を選択すると変速比0.89(第4速)が得られ、上
記クララ≠5′を選択すると変速比2.21 (後退)
が得られる様にすることができる。
尚、第4図(b)に本実施例の変形例を示す。
本図は上記第4図(a)に対応する部分を示すものであ
る0本変形例においては、上記実施例における入力軸ギ
ヤ5及びクラッチ5′が除去されており、その代りに入
力軸ギヤ4が幅広ギヤとされ且つ該入力軸ギヤと噛みあ
う位置に出力軸ギヤ9が配置され更に該出力軸ギヤ9は
クラッチ9′により出力回転軸6と接続される様になっ
ている。
る0本変形例においては、上記実施例における入力軸ギ
ヤ5及びクラッチ5′が除去されており、その代りに入
力軸ギヤ4が幅広ギヤとされ且つ該入力軸ギヤと噛みあ
う位置に出力軸ギヤ9が配置され更に該出力軸ギヤ9は
クラッチ9′により出力回転軸6と接続される様になっ
ている。
そして、該クラッチ9′を選択的に結合することにより
上記実施例におけるクラッチ5′の選択的結合と同様の
作用を行なう。
上記実施例におけるクラッチ5′の選択的結合と同様の
作用を行なう。
本変形例によれば、入力軸ギヤの数が少ないので、軸方
向長さをより短かくすることができる。
向長さをより短かくすることができる。
第5図は本発明による変速装置の第2の実施例を示す模
式的正面図であり、第6・図、第7図及び第8図はそれ
ぞれその■−vt断面図、■−■断面図及びvi−vz
断面図である。これらの図において、上記第1〜4図に
おけると同様の部材には同一の符号が付されている。
式的正面図であり、第6・図、第7図及び第8図はそれ
ぞれその■−vt断面図、■−■断面図及びvi−vz
断面図である。これらの図において、上記第1〜4図に
おけると同様の部材には同一の符号が付されている。
本実施例においては、入力軸ギヤ4が幅広ギヤとされて
おり、入力軸ギヤ5.クラッチ5′及び出力軸ギヤ9が
除去されており、更に中間ギヤユニット18が設けられ
ている点が主として上記第1実施例と異なる。
おり、入力軸ギヤ5.クラッチ5′及び出力軸ギヤ9が
除去されており、更に中間ギヤユニット18が設けられ
ている点が主として上記第1実施例と異なる。
即ち、ハウジング10に取付けられている中間ギヤユニ
ット18は、上記入力回転軸2及び出力回転軸6と平行
に上記ハウジング10に対し回転自在に取付けられた回
転軸18a、該回転軸に対し回転自在に取付けられ上記
入力軸ギヤ4と噛みあう第1ギヤ18b、上記回転輪1
8aに固定され上記中間ギヤユニット14の第2ギヤ1
4dと噛みあう第2ギヤ18c、及び上記回転輪18a
と上記第1ギヤ18bとを接続するクラッチ18b′を
有する。
ット18は、上記入力回転軸2及び出力回転軸6と平行
に上記ハウジング10に対し回転自在に取付けられた回
転軸18a、該回転軸に対し回転自在に取付けられ上記
入力軸ギヤ4と噛みあう第1ギヤ18b、上記回転輪1
8aに固定され上記中間ギヤユニット14の第2ギヤ1
4dと噛みあう第2ギヤ18c、及び上記回転輪18a
と上記第1ギヤ18bとを接続するクラッチ18b′を
有する。
本実施例において、クラッチ14b’、14c’、16
b’、16c’のうちの1つを選択的に結合した場合は
、中間ギヤユニット18のりラッチ18b′はOFFで
あり、上記第1実施例と同様の経路で回転力が伝達され
る。また、クラッチ18b′を選択的に結合した場合に
は、他のクラッチはいずれもOFFであり、入力軸ギヤ
4の回転力は中間ギヤユニット18の第1ギヤ18b、
回転軸18a及び第2ギヤ18cを介し中間ギヤユニッ
ト14の第2ギヤ14dに伝達され、更に該ギヤと噛み
あっている出力軸ギヤ8を介して出力回転軸6に伝達さ
れ、該回転軸が入力軸ギヤ4の径と出力軸ギヤ8の径と
中間ギャユニッ)18の第1ギヤ18bの径と該中間ギ
ヤユニットの第2ギヤ18cの径とにより定まる変速比
にて回転する。
b’、16c’のうちの1つを選択的に結合した場合は
、中間ギヤユニット18のりラッチ18b′はOFFで
あり、上記第1実施例と同様の経路で回転力が伝達され
る。また、クラッチ18b′を選択的に結合した場合に
は、他のクラッチはいずれもOFFであり、入力軸ギヤ
4の回転力は中間ギヤユニット18の第1ギヤ18b、
回転軸18a及び第2ギヤ18cを介し中間ギヤユニッ
ト14の第2ギヤ14dに伝達され、更に該ギヤと噛み
あっている出力軸ギヤ8を介して出力回転軸6に伝達さ
れ、該回転軸が入力軸ギヤ4の径と出力軸ギヤ8の径と
中間ギャユニッ)18の第1ギヤ18bの径と該中間ギ
ヤユニットの第2ギヤ18cの径とにより定まる変速比
にて回転する。
かくして、回転力伝達に関与するギヤの径により定まる
変速比を得ることができる。たとえば、上記クラッチ1
40′を選択すると変速比2.70(第1速)が得られ
、上記クラッチ14b′を選択すると変速比1.55(
第2速)が得られ。
変速比を得ることができる。たとえば、上記クラッチ1
40′を選択すると変速比2.70(第1速)が得られ
、上記クラッチ14b′を選択すると変速比1.55(
第2速)が得られ。
上記クラッチ160′を選択すると変速比1.00(第
3速)が得られ、上記クラッチ16b′を選択すると変
速比0.69(第4速)が得られ、上記クラッチ18b
’を選択すると変速比2.24(後退)が得られる様
にすることができる。
3速)が得られ、上記クラッチ16b′を選択すると変
速比0.69(第4速)が得られ、上記クラッチ18b
’を選択すると変速比2.24(後退)が得られる様
にすることができる。
第9図は本実施例変速装置をエンジンに接続した状態を
示す断面概略図である。
示す断面概略図である。
本図において、26はエンジンの出力軸であり、28は
該軸に接続されているトルクコンバータである。該トル
クコンバータの出力軸と本実施例変速装置の入力回転軸
2とが接続されている。
該軸に接続されているトルクコンバータである。該トル
クコンバータの出力軸と本実施例変速装置の入力回転軸
2とが接続されている。
また、出力回転軸6は一方の端部がディファレンシャル
29を介して前輪駆動系に接続されており、他方の端部
が後輪駆動系に接続されている。
29を介して前輪駆動系に接続されており、他方の端部
が後輪駆動系に接続されている。
図示される様に1本実施例の変速装置の入力回転軸及び
出力回転軸方向の長さは従来の変速装置(仮想線30で
示す)に比べて著しく短かい。
出力回転軸方向の長さは従来の変速装置(仮想線30で
示す)に比べて著しく短かい。
以上の実施例では、中間ギヤユニットの第1ギヤが常時
回転しているので、該ギヤからたとえばエンジン作動に
必須のタイミング機構の入力を得ることができる。即ち
、たとえば吸気及び排気用の弁駆動のためのカム軸の回
転及びディストリビュータ回転を駆動させることができ
る。この様に、上記実施例によれば従来専用に設けられ
ていたエンジンのタイミングベルトトレインを省略する
ことも可能となる。
回転しているので、該ギヤからたとえばエンジン作動に
必須のタイミング機構の入力を得ることができる。即ち
、たとえば吸気及び排気用の弁駆動のためのカム軸の回
転及びディストリビュータ回転を駆動させることができ
る。この様に、上記実施例によれば従来専用に設けられ
ていたエンジンのタイミングベルトトレインを省略する
ことも可能となる。
尚、上記実施例において入力側と出力側とを逆にしても
同様の作用効果が得られ、本発明はその様な態様をも含
むものである。
同様の作用効果が得られ、本発明はその様な態様をも含
むものである。
[発明の効果]
以上詳細に説明した様に、本発明によれば、変速装置の
軸方向の長さを十分に短縮することができ、且つこれに
基づき駆動力伝達系の設計の自由度を水曜的に向上させ
ることができる。
軸方向の長さを十分に短縮することができ、且つこれに
基づき駆動力伝達系の設計の自由度を水曜的に向上させ
ることができる。
更に、本発明によれば、複数の回転力伝達経路をもつ中
間ギヤユニットを有するので、該中間ギヤユニットの数
が少なくても十分な数の変速比を得ることができる。
間ギヤユニットを有するので、該中間ギヤユニットの数
が少なくても十分な数の変速比を得ることができる。
加えて、本発明によれば、入力回転軸から出力回転軸ま
での回転力伝達経路におけるギヤ噛みあいによる回転力
伝達の回数を少なくすることができるので、伝達エネル
ギーロスを少なくすることが可能である。
での回転力伝達経路におけるギヤ噛みあいによる回転力
伝達の回数を少なくすることができるので、伝達エネル
ギーロスを少なくすることが可能である。
第1図は本発明による変速装置を示す模式的正面図であ
り、第2図、第3図及び第4図(a)はそれぞれその■
−■断面図、■−■断面図及び■−■断面図である。 第4図(b)は本発明による変速装置を示す模式的断面
図である。 第5図は本発明による変速装置を示す模式的正面図であ
り、第6図、第7図及び第8図はそれぞれそのVl−V
I断面図、■−■断面図及び■−■断面図である。 第9図は本発明による変速装置をエンジンに接続した状
態を示す断面概略図である。 1.3,4,5:入力軸ギヤ、 2二人力回転軸、 5’、9’:クラッチ。 6:出力回転軸、 8.9二出力軸ギヤ、lO:ハウ
ジング。 14.16.18:中間ギヤユニット。 第1図 ■ ’1 ■ 第2図 第3図 第5図
り、第2図、第3図及び第4図(a)はそれぞれその■
−■断面図、■−■断面図及び■−■断面図である。 第4図(b)は本発明による変速装置を示す模式的断面
図である。 第5図は本発明による変速装置を示す模式的正面図であ
り、第6図、第7図及び第8図はそれぞれそのVl−V
I断面図、■−■断面図及び■−■断面図である。 第9図は本発明による変速装置をエンジンに接続した状
態を示す断面概略図である。 1.3,4,5:入力軸ギヤ、 2二人力回転軸、 5’、9’:クラッチ。 6:出力回転軸、 8.9二出力軸ギヤ、lO:ハウ
ジング。 14.16.18:中間ギヤユニット。 第1図 ■ ’1 ■ 第2図 第3図 第5図
Claims (8)
- (1)入力回転軸に同軸状に複数のギヤが取付けられて
おり、該入力軸ギヤに対し中間ギヤユニットが接続され
ており、該ギヤユニットのうちの少なくとも1つは同軸
状に軸方向に配置され且つ上記入力軸ギヤとそれぞれ直
接または適宜の数のギヤを介して噛みあう2つ以上の第
1のギヤと該第1ギヤと同軸状に軸方向に配置された第
2のギヤと該第2ギヤと上記各第1ギヤとの間のクラッ
チとを有しており、上記中間ギヤユニットの第2ギヤは
出力回転軸に取付けられたギヤと直接または適宜の数の
ギヤを介して噛みあっていることを特徴とする、変速装
置。 - (2)複数のクラッチを選択的に結合させる手段を備え
ている、特許請求の範囲第1項の変速装置。 - (3)中間ギヤユニットのうちの少なくとも1つが逆回
転用である、特許請求の範囲第1項の変速装置。 - (4)入力軸ギヤのうちの1つが出力軸ギヤのうちの1
つと直接噛みあっており、該入力軸ギヤと入力回転軸と
の間及び/または上記出力軸ギヤと出力回転軸との間に
はクラッチが介在している、特許請求の範囲第1項の変
速装置。 - (5)出力回転軸に同軸状に複数のギヤが取付けられて
おり、該出力軸ギヤに対し中間ギヤユニットが接続され
ており、該ギヤユニットのうちの少なくとも1つは同軸
状に軸方向に配置され且つ上記出力軸ギヤとそれぞれ直
接または適宜の数のギヤを介して噛みあう2つ以上の第
1のギヤと該第1ギヤと同軸状に軸方向に配置された第
2のギヤと該第2ギヤと上記各第1ギヤとの間のクラッ
チとを有しており、上記中間ギヤユニットの第2ギヤは
入力回転軸に取付けられたギヤと直接または適宜の数の
ギヤを介して噛みあっていることを特徴とする、変速装
置。 - (6)複数のクラッチを選択的に結合させる手段を備え
ている、特許請求の範囲第5項の変速装置。 - (7)中間ギヤユニットのうちの少なくとも1つが逆回
転用である、特許請求の範囲第5項の変速装置。 - (8)入力軸ギヤのうちの1つが出力軸ギヤのうちの1
つと直接噛みあっており、該入力軸ギヤと入力回転軸と
の間及び/または上記出力軸ギヤと出力回転軸との間に
はクラッチが介在している、特許請求の範囲第5項の変
速装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62257379A JPH01105040A (ja) | 1987-10-14 | 1987-10-14 | 変速装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62257379A JPH01105040A (ja) | 1987-10-14 | 1987-10-14 | 変速装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01105040A true JPH01105040A (ja) | 1989-04-21 |
Family
ID=17305570
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62257379A Pending JPH01105040A (ja) | 1987-10-14 | 1987-10-14 | 変速装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01105040A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5471892A (en) * | 1994-04-21 | 1995-12-05 | General Motors Corporation | Multi-speed parallel axis three countershafts and an output shaft power transmission |
-
1987
- 1987-10-14 JP JP62257379A patent/JPH01105040A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5471892A (en) * | 1994-04-21 | 1995-12-05 | General Motors Corporation | Multi-speed parallel axis three countershafts and an output shaft power transmission |
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