JPH01104091A - 新規化合物、その製法及びそれを含む医薬組成物 - Google Patents

新規化合物、その製法及びそれを含む医薬組成物

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JPH01104091A
JPH01104091A JP63226311A JP22631188A JPH01104091A JP H01104091 A JPH01104091 A JP H01104091A JP 63226311 A JP63226311 A JP 63226311A JP 22631188 A JP22631188 A JP 22631188A JP H01104091 A JPH01104091 A JP H01104091A
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Eric Hunt
エリック・ハント
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Beecham Group PLC
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07HSUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
    • C07H17/00Compounds containing heterocyclic radicals directly attached to hetero atoms of saccharide radicals
    • C07H17/04Heterocyclic radicals containing only oxygen as ring hetero atoms
    • C07H17/08Hetero rings containing eight or more ring members, e.g. erythromycins
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P31/00Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
    • A61P31/04Antibacterial agents

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は新規な化学的化合物、その製造及びその用途そ
して特にエリスロマイシン誘導体の新規な群に関する。
これらの化合物は特にダラム陽性菌に対してのみならず
成るダラム陰性菌に対して抗菌性を有しそしてそれ故そ
れらは広範囲の生物によ)生ずるビト及び動物の細菌性
感染の治療に用いられる。
〔従来の技術〕
エリスロマイシンは米国特許F 2653899号明細
書(R,L、パンチ(Bunch )ら:イーライーリ
リー〕に先ず記載された。エリスロマイシン類の構造は
下記のように示される。
Met (式中H&は水素又はヒドロキシルを示しそしてRbは
水素又はメチルを示す)。
基本的なエリスロマイシン構造は以下の環によりなる。
(1)上記の式で示されるようなダッシュのつかない数
字により数えられるエリスロノリド環として呼ばれる1
4員ラクトン環、 (11)シングルのダッシュのついた数字により数えら
れるデンサミン環として知られている第一の塘の環そし
て (lit)ダブルのダッシュのついた数字により数えら
れるフラジノース環として知られている第二の糖の環。
エリスロノリド環は2種の形で存在しうる。
エリスロノリドA(Ra=OI() エリスロノリドB(Ra=H) 4種の主な天然に存在するエリスロマイシン類は下記の
通りである。
エリスロマイシン   Ra     RbA    
    OHCHs B         T(CHs COHT( D         HH その中でエリスロマイシンAがとりわけ最も重要である
エリスロマイシン類ソシて特にエリスロマイシンAはダ
ラム陽性そして成るダラム陰性の細菌に点はそれらの低
い酸安定性であり、そのため低い゛しかも不安定な経口
吸収をも念らす。 ・エリスロマイシンを変性して抗菌
活性を失うことなく改善された酸安定性を有する誘導体
を生成する多数の試みがなされてきた。
文献に記載されてきた多くのエリスロマイシン誘導体の
中に、エリスロマイシンA9−ヒドラゾンがありそれは
エリスロマイシンの初期の分解中に無水メタノール中の
エリスロマイシンAと無水ヒドラジンとの反応によシ製
造されるC M、V、シガル(Sigal )Jr、ら
r J、A、C6S、J 78 、38ト395(19
56) )。エリスロマイシンA9−ヒドラゾン及びそ
のN1〜イソプロピリジン誘導体は又接触的水素化によ
るエリスロマイシルアミンの製造の中間体として挙げら
れている( E、H,マツセイ(Massey)ら、[
テトラヘドロン・レターズ(Tetrahedron 
Letters ) JNa2 m 157〜160 
a1970 ]。
エリスロマイシンA又はR9−ヒドラゾンとアルデヒド
又はケトンと反応させて式 式中Eは9−デオキシエリスロマイシンA又はBの核を
示しR1及びR”はさらに詳細に参考文献において規定
しているように水素、アルキルなどを種々示す) の種々の抗菌的に活性なエリスロマイシンアジン誘導体
を得ることは、米国特許第3780020号明細書CD
、エバンス(Evans ) *リリーフに記載されて
いる。
古くからヒドラゾンはヒドラジンとカルボニル化合物と
の反応により製造されるが、エリスロマイシンの9−ケ
ト基はヒドラジンそれ自体とはゆるやかに反応するに過
ぎずそして置換ヒドラジン例えばフェニルヒドラジン及
びセミカルバジドとは反応しない(M、V、シガルJr
、 同上)。
エリスロマイシンの置換ヒドラゾンハエリスロマイシン
9−イミンから(9−ケト化合物からの代りに)製造さ
れ、その経路はエリスロマイシンの種々の新規な置換ヒ
ドラゾン誘導体を導きさらにこのような誘導体は抗菌活
性を有することが見い出された。
本発明はエリスロマイシン9−ヒドラゾンの種々の新規
な抗菌的に活性なNl−置換誘導体を提供する・。
特に本発明は式(1) 〔式中R1は水素原子又は6個以内の炭素原子を有する
アルキル基を示し: Rz は未置換又は置換アルキル基、未置換又は置換ア
リール基、未置換又は置換複素環式基又はカルバモイル
基を示し; R3は水素原子を示し; R4は水素原子又はヒドロキシル基を示すか;又は R1及びR2は−緒になって3〜6個の炭素原子を有す
る直鎖状アルキレン又はアルケニレン基を示すか;又は R1及びR3は−緒になって未置換又は置換炭化水素基
又は未置換又は置換複素環式基により置換されていても
よいか又は未置換であってもよいメチレン基を示し; OR3及びR4は−緒になってカーボネート基を示し:
そして R7は水素又はメチルを示し: R’ 及ヒR・ の一つは水素、ヒドロキシル、9アル
コ牟シ、アルカノイルオキシ、アミノ、置換アミノ又は
式RA−8O*−0−(式中RAは有機基を示す)の基
を示しセしてRa 及びR9の他は水素を示すか;又は R1及ヒR’ は−緒になってオギシ基、オキシム基又
は置換オキシム基を示す〕 の化合物又はその製薬上許容しうるエステル又は酸付加
塩を提供する。
本明細書で用いられる用語「炭化水素」は18個以内の
炭素原子適当には10個以内の炭素原子好都合には6個
以内の炭素原子を有する基を含む。適当な炭化水素基は
(C+〜6)アルキル、(02〜6)アルケニル、(C
z〜6)アルキニル、(Cs〜7)シクロアルキル、ア
リール、(Cs〜7)シクロアルキルCC1〜6)アル
キル、了り−ル(C+〜6)アルキル、(C>〜6)ア
ルキル(Cs〜))シクロアルキル及び(C1〜6)ア
ルキルアリールヲ含ム。
上述の炭化水素基のための適当な任意の置換基の例はへ
テロシクリル、アミノ%(C1〜6)アルカノイルアミ
ノ、(モノ、ジ又はトリ)−(Cr〜6)アルキルアミ
ノ、ヒドロキシル、(C1〜6)アルコキシ、メルカプ
ト、(C,〜6)アルキルチオ、ヘテロシクリルチオ、
アリールチオ、スルファモイル、カルバモイル、アミジ
ノ、グアニジノ、ニトロ、クロロ、フロモ、フルオロ、
カルボキシ及びその塩及びエステル、(C1〜6)アル
カノイルオキシ、アリールカルボニルオキシ、ヘテロシ
クリルカルボニルオキシ及びアシル基合金む。
本明細書で言及されている任意のアルキル基又は部分は
線状又は枝分れ状、未置換又は置換であり例えば12個
以内の炭素原子適当には6個以内の炭素原子を含みつる
。特にアルキル基又は部分は未置換か又は置換メチル、
エチル、n−プロピル。
イン−プロピル、n−ブチル、第二級ブチル、イソブチ
ル又は第三級ブチル基でありうる。このような任意のア
ルキル基又は部分の適当な任意の置換基の例は炭化水素
基の上述の置換基そして又上述のアルキル以外の炭化水
素基例えば(C2〜6)アルケニル及びアリ−ルミt含
む。
本明細書で用いられる用語「アリール」はフェニル及び
ナフチルを含みそれらは未置換か又は炭化水素基の上述
の置換基及び上述の炭化水素基から選ばれる5個以内好
ましくけ3個以内の基により置換されていてもよく、こ
れら置換基は・・ロゲン、(Cr〜6)アルキル、フェ
ニル、(C+〜6)アルコキシ、ハロ(C3〜6)アル
キル、ヒドロキシq′アミノ、ニトロ、カルボキシ、(
01〜6)アルコキシカルボニル、(C,〜6)アルコ
キシカルボニル(C1〜6)アルキル、(C,〜6)ア
ルカノイルオキシそして(01〜6)アルカノイル基か
ら選ばれた置換基を含む。
本明細書で用いられる用語「アシル」はホルミル、未置
換及び置換炭化水素−カルボニル及びヒドロカルボツキ
ジ−カルボニル基ヲ含みそれらは例えば未置換及び置換
アルカノイル、シクロアルキルカルボニル、アリールカ
ルボニル、アルコキシカルボニル、アリールオキシカル
ボニル及ヒヘテロシクリルカルポニル基を含む。用語「
アシルオキシ」も同様に用いられる。
本明細書で用いられる用語「複素環式」及び「複素環式
の」は、酸素、窒素及び硫黄から選ばれる4個以内のへ
テロ原子を各環中に適当に含む芳香族及び非芳香族の単
一及び縮合環を含み、これらの環は未置換か又は例えば
ノ・ロゲン、(C,〜6)アルキル、(C+〜6)アル
コキシ、71口(CI〜6)アルキル、ヒドロキシル、
アミン、カルボキシ、カルボキシ塩、カルボキシエステ
ル、(Cj〜6)アルコキシカルボニル、(01〜6)
アルコキシカルボニル(C1〜6)アルキル、7リール
及びオキソ基から選ばれる3個以内の基により置換され
て一一もよい。各複素環式環は適当にはj2オ4〜7個
好ましくは5又は6個の環原子を有する。
縮合複素環式環系は炭素環式環を含みそして唯一の複素
環式環を含む必要がある。
本発明によるエリスロマイシン誘導体の特徴は9位にお
けるy置換ヒドラゾン置換基(それは任意には11−ヒ
ドロキシル基と組合わさって9−N。
11−〇−環状誘導体を生じてもよい)にある。
R1により示されるN1置換基は水素原子又は(C]〜
6)アルキル基好ましくはメチル基である。
R2により示されるN1置換基はアルキル、了り−ル又
は複素環式基でありそのそれぞれは置換されているか又
はカルバモイル基−CONH2でありうる。
アルキル基R2は有利には任意に置換されていてもよい
(C1〜6)アルキル基である。適当なアルギル基R2
の例はメチル及びβ−ヒドロキシエチル基を含む。
アリール基R1は有利には任意に置換されていてもよい
フェニル基である。
複素環式基R2は芳香族又は芳香族以外の複素環式基で
ありうる。有利にはそれはN含有複素環式基である。有
利にはそれは5−又は6−員複素環式基である。適当な
複素環式基の例はピリジル基である。
R1及びR2は−緒になって直鎖状(Cs〜6)アルキ
レン又はアルケニレン基を示して、R’eR2そしてそ
れらが結合している窒素原子は一緒になって窒素原子を
経て分子の残りに結合している4−〜7−員の不飽和又
は飽和窒素含有複素環式基を示すこともある。この上う
な複素環式基の例はピロリジン−1−イル基でありその
場合R1及びR2は−緒になってテトラメチレン基を示
す。
R3は天然に存在するエリスロマイシン類におけるよう
に水素原子を示しうる。
R1及びR3は−緒になってメチレン基を示しそれは未
置換か又は未置換又は置換炭化水素基により又は未置換
又は置換複素環式基により置換されて9− N 、 1
1−旦一環状誘導体が式%式%) (式中R2は前記同様でありそしてR10は水素。
未置換又は置換炭化水素基又は未置換又は置換複素環式
基を示す) の9.11−置換基含有して形成される。適当な炭化水
素基Rtoの例は(01〜6)アルキル及びアリールで
あり適当な複素環式基のそれはフリル、ピラニル、チエ
ニル、ジヒドロピラニル及びテトラヒドロフリルを含む
さらに−殺伐(1)の化合物は11 、12−カーボネ
ート基を含み、その場合OR”及びR4は−緒になって
カーボネート基即ち を糸す。
一般式(1)の化合物においてR4により示される12
−置換基は好ましくはエリスロノリFA環におけるよう
にヒドロキシル基であり又は換言すれば一般式(1)の
化合物は好ましくはエリスロマイシンAの誘導体である
。しかし別に本化合物はエリスロマイシンBの誘導体で
あり、その場合R4は水素原子又は他の天然に存在する
エリスロマイシンのそれを示す。
フラジノース環(9−3”位の一〇R’基はヒドロキシ
ル基又はメトキシ基でありうる。好ましくはR7はエリ
スロマイシンAにおけるようにメチル基を示す。
フラジノース環の41位は適当にはエリスロマイシンA
Kおけるようにヒドロキシル基を有しうる( R8=H
: R’=OH)。フラジノース環の41位の種々の修
飾は既に記述されそしてこれらの修飾は本発明により化
合物に装入されうる。
(I)4”−デオキシ−41−オキソ誘導体(R8+R
’=0=]は米国特許用3842069及び38849
03号明細書〔両者ともP、H,ジョーンズ(Jone
s )ら、アボット・ラボラトリーズ〕及び米国特許第
4150220号明細書CF、C,シアボリノ(5ci
avolino ) *ファイザー〕に記載されている
: (11)4’−五X−ヒドロキシ誘導体(R8=OH:
R9=H)及ヒ41−デオ牛シー41−アルカノイルオ
キシ−4′−五e誘4体(R”=アルカノイルオキッシ
特にCH3COO−: R’= H)は前記の米国特許
第3884903号明細書及び米国特許第438208
5号明細書(F、C,シアボリノ、ファイザー)に記載
されている: (fil) 4” −0−アルキル誘導体(R’ 又は
H9=アルコ牛シ特にメトキシ;R8及びR9の他=−
H)はヨーロッパ特許第0080818A1号明細書(
大正農薬)に記載されている: (IV) 4”−デオキシ−41−アミノ誘導体(R’
 又はR9=アミノ又は置換アミノ:R8及びR9の他
=I()は前記の米国特許第4150220号明細書に
記載されている; (V) 4”−デオ#−/−4”−オキシム誘導体c 
R’+R’記の米国特許@ 4150220号明細書に
記載されている: (Vi) 4’−0−スル* = ル誘s体(Ra=H
,R”=RA−3ow−0−)は米国特許箱38365
19゜3869445及び4063014号明細書(す
べてR。
ハラス(Hallas )ら、アボット・ラボラトリー
ズ〕に記載されている。
(vll)41−デオキシ誘導体(R’=R’=H) 
ld 日本特許第58−049396号明細書(東洋醸
造)に記載されている。
41−デオキシ−41−(置換アミノ)誘導体において
置換アミノ基R8又はR9は適当には式%式% C式中Rは炭化水素基を示す) の基でありうる。
R8又はR9が式 %式% のスルホニルオキシ基を示す4’−0−スルホニル誘導
体において、有機基Rは適当には未置換又は置換炭化水
素、オキサ炭化水素、チア炭化水素又はアザ炭化水素基
さらK特にアルキル、アルケニル、未置換又は置換アリ
ール(4?にフェニル、ニトロフェニル、ハロフェニル
又ハアルキルフェニル)、未置換又は置換アルアルキル
(特にベンジル、ニトロベンジル、ハロペンシル又ハア
ルキルベンジル)、未置換又は置換アリールオキシアル
キル(特にフェノキシアルキル、ニトロフェノキシアル
キル、ハロフェノキシアルキル又はアルキルフェノキシ
アルキル)又は置換エチル〔特にRo−CH鵞−CH*
−(式中Rは下記に規定される)〕基でありうる。
4″置換基 R” CH2−CH2−SO2−0− における基Rの例はアミノ、置換アミノ、カルバモイル
、置換カルバモイル、スルファモイル、置換スルファモ
イル、置換ウレイド、置換チオウレイド、アルコキシ、
アルキルチオ、任意に置換されていてもよいアリールオ
キシ、任意に置換されていてもよいアリールチオ、任意
に置換されていてもよいベンジルオキシ、任意に置換さ
れていてもよいベンジルチオ、置換スルホニル、置換ス
ルフィニル、置換アルキル、置換アルカノイル、置換シ
アンそして前記の米国特許箱3869445及び406
3014号明細書にさらに詳しく記載された他の基を含
む。
好ましくはRけ炭化水素基特に(C1〜6)アルキル基
さらにメチル基を示す。
本発明は一般式(1)の化合物の農薬上許容しうるエス
テル特に生体内で加水分解しうるエステルを含む。この
ようなエステルは一般式(1)の化合物の任意のヒドロ
キシル基で形成しうるが、通常はエステルはデソサミン
環の21−ヒドロキシル基で形成され、それ故米国特許
第2862921号明細省(R,E、ブース(Boot
h )ら、アップジョン・カンパニー〕、米国特許第2
993833号明細書(V、C,ステフェンス(5te
phens ) *イーライ・リリー〕、米国特許第3
884904号明細書CP、H。
ジョーンズ(Jones )ら、アボット・ラボラトリ
ーズ〕、前記の米国特許箱3836519 。
3842069 、3869445 、3884903
 。
4150220号明細書に記載されたタイプの21−0
−アシル誘導体を生ずる。
適当な製薬上許容しうる生体内で加水分解しうるエステ
ルはヒトの体内で容易に分解して元の化合物又はその塩
を残すものを含む。適当なエステル基は例えば製薬上許
容しうる脂肪族カルボン酸、特にアルカン酸、アルケン
酸、シクロアルカン酸及びアルカンニ酸から誘導したも
のを含み、そのそれぞれのアルキル又はアルケニル部分
は有利には6個以内の炭素原子を有する。特別なエステ
ルの例はホルメート、アセテート、プロピオナート、ブ
チラード、アクリレート及びエチルサクシナートを含む
本発明は一般式(1)の化合物の酸付加塩特に製薬上許
容しうる酸付加塩も含む。このような酸付加塩は特にデ
ソサミン環の31−ジメチルアミノ基で形成しうる。
エリスロマイシンの種々の酸付加塩は米国特許第276
1859号明細書(C,E、ホフハイン(Hoff−h
 i n e ) ’J r 、 *アボット・ラボラ
トリーズ】及び米国特許第2852429号明細書(J
、T、シエプラ−(5hepler ) *イーライ・
リリー〕に記載されている。
本発明の化合物の適当な酸付加塩は製薬上許容しうる無
機酸付加塩例えば硫酸塩、硝酸塩、燐酸塩、硼酸塩、塩
酸塩及び臭化水素酸塩そして又製薬上許容しうる有機酸
付加塩例えば酢酸塩、酒石酸塩、マレイン酸塩、くえん
酸塩、こはく酸塩、安息香酸塩、アスコルビン酸塩、メ
タンスルホン酸塩、α−ケト−ゲルタール酸塩、α−グ
リセロ燐酸塩及びグルコース−1−燐酸塩を含む。好ま
しくは酸付加塩はラウリル硫酸塩である。
本発明による個々の化合物の例は次のものを含む。
(1)エリスロマイシンA9−セミカルバゾン:(11
)エリスロマイシンA9−フェニルヒドラゾン:(11
1)エリスロマイシンA−9−メチルヒドラゾン:(+
V)エリスロマイシンA9−(2−とドロ千ジエチル]
ヒドラゾン; (V)エリスロマイシンA9−テトラメチレンヒドラゾ
ン; (Vl)エリスロマイシンA9−C2−ピ9ジル)ヒド
ラゾン: (Vll)エリスロマイシンA9−ジメチルヒドラゾン
;(vffi) 9− (Z) −:!−9スロ? イ
シ7 A 9− (N −y’チル−N 、 11−0
−メチレン)ヒドラゾン:(1×)エリスロマイシンA
9−(N−メチル−N−(2−ヒドロキシエチル)〕ヒ
ドラゾン:(x) 9− (Z)−エリスロマイシンA
9−(N−(2−ヒドロキシエチル) −N 、 11
−0−メチレンツヒドラゾン; (xI )エリスロマイシンh9−ジメチルヒドラゾン
11 、12−カーボネート: (x++)9− (Z)−11xa−vイシンA9− 
<N−メーチルーN 、 11−0−メチレン)ヒドラ
ゾン;(×ttl)  9− (Z) −xリスo−+
rイシykg −(N−メチル−N 、 11−0−エ
チジデン)ヒドラゾン:(刈■) エリスロマイシンA
9−(N’−メチル)−エチルヒドラゾン セして又 41位が前述の如く修飾されている対応する誘導体さら
に これら化合物の調薬上許容しうるエステル及び酸付加塩
本発明によるシモノ置換9−ヒドラゾン誘導体はエリス
ロマイシンA9−イミン〔任意の反応性基(9−イミン
基以外)が任意に保護されてhてもよい〕と置換ヒドラ
ジンとを反応させ:次にもし必要ならば1種以上の下記
の工程即ち(a)  従来のやり方でエリスロマイシン
構造の置換基を他のそのような置換基に転化する工程:
(b)  任意の保fi5に除去する工程:そして(c
)  H薬上許容しうるエステル又は酸付加基金形成す
る工程 を行うことにより製造しうる。
さらに詳細には、前述の一般式(1)の化合物又はその
製薬上許容しうるエステル又は酸付加塩は一般式(11
) 〔式中R’ 、 R)e R’及びR9は一般式(1)
に関して規定した通りでありそして任意の反応性基(9
−イミン基以外)は任意に保護されていてもよめ〕の化
合物と一般式(1) %式%([1) (式中RIAは水素原子を示し、そしてR2は一般式(
1)に関して規定した通りであるが、又は RIA及びR2は−緒になって3〜6個の炭素原子を有
する直鎖状アルキレン又はアルケニレン基を示す) の置換ヒドラジンとを酸の存在下反応させて一般式(I
A) (IA) (式中RIA* R2* R’ @ R’ @ ’ft
”及びR9は前記同様でありそして保護基が任意に存在
してもよい)の化合物を得、そして次に任意の適当な順
序で(a)  もし−殺伐(1)の所望の化合物におい
てR1及びR3が−緒になって未置換又は置換炭化水素
基又は未置換又は置換複素環式基によシ置換されていて
もよいか又は未置換でもよいメチレンを示すならば、−
殺伐(IA)の化合物と(1〕−殺伐(IV) RIO−CHO(F/) (式中Pw ”は前記同様であるか又はその反応性誘導
基である) の化合物:又は (11)−殺伐(V) ■ Rlo−C−H ■ Y      (V) (式中Rtoは前記同様であり:そしてX及びYのそれ
ぞれは同一でも又は異ってもよく容易に置換しうる基を
示す) の化合物 と全反応させて一般式(IB) Hs (IB) (式中R2# R’e R7@ R8及びR9は前記同
様でありそしてRtoは水素、未置換又は置換炭化水素
基又は未置換又は置換複素環式基でありそして保護基が
任意に存在してもよい) の化合物を得; (b)  もし−殺伐(1)の所望の化合物においてR
1がアルキルを示すならば、前記の一般式(IA)の化
合物又は下記の一般式(ID) (式中R1#i水素を
示ず)の化合物に還元的アル中ル化を行って一般式(I
C) (Ic) (式中RIBは6個以内の炭素原子を有するアルキル基
を示し、 R”、R”、R’、R’、R”  及ヒR’ [前記同
様テロ リソして保護基は任意に存在してもよい) の化合物を得; (c)  もし−殺伐(1)の所望の化合物において 
R3及びR4が−緒になってカーボネート基を示すなら
ば、−殺伐(IA) (式中R4はヒドロキシルを示す
)の化合物又は−殺伐(Ic) C式中R3は水素を示
しセしてR4はヒドロキシルを示す)の化合物と反応性
カルボニル化合物とを反応させて一般式(ID) (ID) (式中R1@ R” I R7@ R畠及びR9は前記
同様でありそして保護基は任意に存在してもよい)の化
合物を得; (d)  R” 及びR9により示される基の何れか又
は両者を他のこのような基に転化し; (e)  存在するかもしれない任意の保護基を除去し
;そして (f)  製薬上許容しうるエステル又は酸付加塩を形
成する ことなる方法により製造しうる。
一般式(It)(式中R4及びR9のそれぞれはヒドロ
キシルを示しs R’ はメチルを示しそしてR8は水
素を示す)の化合物は、エリスロマイシンA9−イミン
であり、それは周知の方法例えばG、H。
f ムス(Tirrfnss )ら「テトラヘドロンe
レターズ」N12.195〜198 、1971に記載
された方法によりエリスロマイシンA9−オキシムラ経
てエリスロマイシンAから製造しうる。
一般式(II) (式中R4及びR8のそれぞれは水素
を示し R7はメチルを示しセしてR9はヒドロキシル
を示す)の化合物はエリスロマイシンB9−イミンであ
り、それはエリスロマイシンBから同様に製造しうる。
一般式(It)の他の化合物は又エリスロマイシンA又
は他の天然に存在するエリスロマイシンからそれ自体周
知の方法により製造しうる。例えば41位が天然に存在
するエリスロマイシン類とは異って置換されている(即
ちR8が水素以外及び/又はR9がヒドロキシル以外)
化合物は前記のそれぞれの参考文献に記載されているよ
うに製造しうる。
一般にエリスロマイシンからの一般式(If)の9−イ
ミン化合物の製造において、9−イミン基へのエリスロ
マイシンの9−オキソ基の転化はエリスロマイシン分子
の他の位置の修飾前又はその後に行われうる。
一般式(U)の化合物と一般式(I[)の置換ヒドラジ
ンとの反応を行う前に、−殺伐(It)の化合物の任意
の反応性基(9−イミン基以外)は周知のやり方で任意
に保護してもよいが、それは一般に必要とは考えられな
い(もしR8及びRe がともにオキソ基を示すならば
その基はヒドラジンとの反応中周知のやり方で保護され
ねばならないことを除いて)。
本発明による方法において一般式(n)のエリスロマイ
シンイミンは所望の置換基BiA及びR2に従って選ば
れた一般式(I[[)の置換ヒドラジンと反応する。
反応は酸の存在下で行われる。所望の酸は対応するヒド
ラジニウム塩例えばヒドラジン塩酸塩又はヒドラジニウ
ム硫酸塩の形のヒドラジン化合物を用いることにより提
供しうる。一方、もしヒドラジン化合物が塩基の形で用
いられる々らば酸は適当には少くとも1当!(ヒドラジ
ン化合物に関して)の量で反応混合物に添加されねばな
らない。
反応は例えば03〜60℃の範囲内の温度で好都合には
外界温度で行いうる。
反応は不活性溶媒(水又は有機溶媒でもよい〕の存在下
行いうる。適当な不活性有機溶媒は例えばメタノール、
エタノール、テトラヒドロフラン、ジオキサン及びジメ
トキシエタンを含む。水混和性有機溶媒は水との混合で
用いうる。
ヒドラジン化合物は適当にはエリスロマイシン9−イミ
ンに関して少くとも等モル量で、有利には1〜10当量
の量で用いられる。
−殺伐(n)の9−イミン化合物と一般式(III)の
ヒドラジン化合物との反応の中間体生成物は、−殺伐C
IA)のN+置換エリスロマイシン9−ヒドラシンであ
ろう。その生成物に、次に一般式(1)の所望の生成物
に従って任意の適当な順序で1種以上の種々の追加の工
程(a)〜(f)を任意に行ってもよい0 前記の工8(a)(1)によればもし−殺伐<1)の所
望の生成物がN’、11−0−メチレン基〔それは未置
換でも又は置換(R1+R’は一〇HRto−を示す)
されていてもよい〕を含むならば一般式(IA〕の化合
物は一般式(■)のアルデヒド又はその反応性誘導体と
反応して一般式(IB)の生成を生じうる。
−殺伐(fV)のアルデヒド又はケトンの適当な反応性
誘導体は例えば−殺伐(Vl) RIO RIIO−C−0R12 H(M) のアセタール、−殺伐(■) RIO RIIO−C−OH H(■) のヘミアセタールそして一般式(■) のエノールエーテルを含む。式(Vl)〜(■)におい
てRIOは前記同様であり、R11及びRHのそれぞれ
は同−又は異ってもよく、炭化水素基有利には(C+〜
6)炭化水素基好ましくはアルキル基特にメチル又はエ
チル基であり;そしてR13は遊離の原子価を有する炭
素原子の水素原子を失った任意に置換されていてもよい
一価炭化水素又は複素環式基R10に対応する任意に置
換されていてもよい二価炭化水素又は複素環式基を示す
工程(a)(1)による反応は適当には酸触媒の存在下
行われる。好ましい酸触媒はピリジニウム塩例えばビリ
ジニウムトシラート及びピリジニウムクロリドを含む。
他の適当な酸触媒は例えば塩化亜鉛、硫酸第二銅、三弗
化硼素エーテル溶媒及び有機スルホシ酸NFIJ、tば
P−)ルエンスルホン酸)を含み、任意に例えば第三級
有機塩基(例えばピリジン、ジメチルピリジン及びトリ
メチルピリジン)と組合わされてもよい。
有利には反応は又乾燥剤例えば無水硫酸カルジム、硫酸
マグネシウム、硫酸ナトリウム、硫酸第二鋼又は分子ふ
るいの存在下で行われる。
工8(a)(1)による反応は適当には不活性溶媒中性
われうる。適当な溶媒は例えばエーテル溶媒(例えばテ
トラヒドロフラン、ジオキサン、エトキシエタン及ヒ1
.2−ジメトギシエタン)、ハロゲン化溶媒(例えばク
ロロホルム及び塩化メチレン)及び芳香族溶媒〔例えば
トルエン)を含む。
工程(aHI)による反応は適当には冷い温度からやや
高い温度好ましくは外界温度で行いうる。反応は例えば
−(9)℃〜+30℃好ましくは0℃〜+30℃特に+
10℃〜+5℃の範囲内の温度で行いうる。
−殺伐(1)の化合物が未置換N’、11−0−メチV
 :/ Is (R1+ R” カーCHt −’r:
示す)t−含むとき一般式(IA)の化合物はホルムア
ルデヒド(R1(1は式(■)においてH’に示す〕と
反応して一般式(IB) (RIOはHを示す)の生成
物を生ずる。このような反応は少くとも1当量(有利に
は1〜50当量)のホルムアルデヒドを用いて0℃〜ω
℃の温度で温和な酸条件(例えば声2〜pI(5)下で
不活性溶媒(例えば前記のもの)の存在下行いうる。
前記の工程(aHil)に従って一般式(IA) (任
意に保護基を含んでいてもよい)の化合物は一般式(V
)の化合物と反応する。−殺伐(V)においてX及びY
のそれぞれは互に同一であってもよいが好ましくは互に
異っており脱離基を示す。
適当な脱離基X及びYの例はハロゲン原子(例えば塩素
、臭素及び沃素)、アルキルスルホニルオキシ基(例え
ばメタンスルホニルオキシ)及ヒアリールスルホニルオ
キシ基(例えIdp−トルエンスルホニルオキシ)t−
含tr。
好ましくはX及びYのそれぞれはハロゲン原子特に異る
ハロゲン原子を示す。さらに好ましくはXは塩素又は臭
素を示しセしてYは臭素又は沃素を示す。Xが塩素を示
しセしてYが沃素を示す一般式(V)の化合物が特に好
ましい。
工程(a)(lI)による反応は適当には強塩基性の条
件下で行われる。適当な強塩基の例は水素化ナトリウム
、水素化カリウム、リチウムアミド、ナトリウムアミド
、カリウムアミド、カリウムt−ブトキシド、ブチルリ
チウム及びリチウムシイツブコピルアミドを含む。
工程(a)(11)による反応は適当には不活性溶媒中
で行いうる。適当な溶媒は例えば極性非プロトン性溶媒
(例えばN、N−ジメチルホルムアミド、N、N−ジメ
チルアセトアミド、ジメチルスルホキシド、ヘキサメチ
ルホスホリックトリアミド及びN−メチルピロリジノン
及び2種以上のこのような溶媒の混合物)及び1種以上
のエーテル溶媒(例えばテトラヒドロフラン、ジオキサ
ン、エトギルエタン及び1.2−ジメトキシエタン)と
の1種以上の極性非プロトン性溶媒の混合物を含む。
工程(a)(il)による反応は適当には冷えた温度か
ら外界温度好ましくは冷えた温度で行いうる。反応は例
えば−30℃〜+30’tC好ましくは一り℃〜+20
’C特に0℃〜+li℃の範囲内の温度で行いうる。
前述の工8 (b) Kよればもし一般式(1)の所望
の化合物がさらにNl−アルギル置換(R1が(C1〜
6)アルキルを示す)されているならば−殺伐(IA)
又は(ID) (式中RIA又はR1は水素を示す)の
N1−モノ置換化合物に還元的アルキル化を行って一般
式(IC)の生成物を生じさせる。
このような還元的アルキル化は有利には有機溶媒(例え
ばエタノール)中でo℃〜(資)℃の温度で温和な酸条
件下(例えばpH3〜pH5)で遷移金属触媒(例えば
木炭上のバラジクムjの存在下水素雰囲気中でホルムア
ルデヒド又は(C3〜、)アルキルアルデヒドとの反応
により行いうる。
還元的アルキル化がホルムアルデヒドを用いて行われる
とき還元的メチル化の生成物は一般に一般式(IC)の
化合物(式中RIBはメチルを示す)と−殺伐(IB)
の化合物C式中BIGは水素を示す)との代表的には約
1=1の比の混合物であろう。
このようにして得られた混合物は従来の方法例えばクロ
マトグラフィにより分離しうる。もししかしホルムアル
デヒドとのこのような還元的メチル化が11 、12−
カーボネート基を含む一般式(ID)の化合物について
行われるならば、9.11−環化はもち輪生することが
できずそして生成物は一般式(IC) (式中RIBF
iメチルを示す)の化合物のみであろう◇ 前述の方法の変法として還元的アルキル化は一般式(■
) Hs (K) (式中R4、R? I R8及びR9は前記同様である
)のエリスロマイシン9−ヒドラゾンCM、V、シカル
Jr、ら及びE、)I、マツセイら、ともに前出参照〕
について行われて一般式(Ic) (式中R2は(01
〜6)アルギルを示しセしてR1は水素を・示す)の化
合物を生ずるか又はホルムアルデヒドが還元的アルキル
化について用いられるとき一般式(IB) (式中RI
Oは水素を示す)及び(Ic) (式中RIB及びR2
はメチルを示しセしてR3は水素を示す)の化合物の混
合物を生ずる。
前述の工程(c)によればもし−殺伐(1)の所望の化
合’1M!11 、12− カー yNネート基(OR
3+R4はカーボネートを示す)を含むならば一般式(
IA)又は(Ic)の化合物C式中R4はヒドロキシル
を示しそして式(IC)においてR3は水素を示す)は
反応性カルボニル化合物と反応して一般式(ID)の生
成物を得る@ 11 、12−カーボネート基の導入のための適当な反
応性カルボニル化合物の例はホスゲンC0CA!2 :
オキザリルクロリド(C0C1h:カルボニルジーイミ
ダゾール 及びアリールイソシアナート、ArNC0(式中Arは
アリール基を示す)t−含み、それらは好ましくはアリ
ール部分に電子引き抜き置換基をもつべきであり例えば
ニトロフェニルイソシアナート及びメチルスルホニルフ
ェニルイソシアナートである。
反応性カルボニル化合物は適邑にはエリスロマイシン化
合物に基づいて1〜10当景過剰で用いうる。
種々の反応性カルボニル化合物の反応性は変化しそして
それに従って反応条件を選ぶ必要がある。
さらに反応性のあるカルボニル化合物例えばホスゲン及
びオキザリルクロリドの場合には反応は不活性溶媒中で
好都合には−I〜+50’C好ましくは一加〜十加℃の
範囲内の温度で行いうる。ホスゲン及びオキザリルクロ
リドの場合和は反応は好ましくは酸受容体としての弱塩
基(例えばトリエチルアミン)の存在下で行われ、触媒
量の例えばジメチルアミノピリジンの存在も又有利であ
る。
例えばカルボニルジ−イミダゾールの場合反応は不活性
溶媒中で好都合に0〜150℃好ましくは30〜100
℃の温度で行いうる。カルボニルジーイそれは好都合に
は例えば2当−It(エリスロマイシン化合物に基づい
て)の量で用いうる。
反応性カルボニル化合物との反応用の適当な不活性溶媒
は例えばジクロロメタン、クロロホルム、ジエチルエー
テル、テトラヒドロフラン、ジオキサン及びジメトキシ
エタンを含む(反応がより高い温度で行われるとき低沸
点の溶媒はもち論適当ではないだろう)。
成る試薬ではもし41位が保護されずにあったならば置
換はその位で生じ、例えばカルボニルジ−イミダゾール
を用いるときイミグゾイルカルボニル基の置換は41−
〇一原子で生ずる。任意のこのような置換基は所望なら
ばアルコールによる置換だよって容易に除きうる。例え
ばベンジルアルコールによる置換は41−ベンジルカー
ボネート誘導体を生じ、4′−ヒドロキシ基は次に下記
のやり方で水素化により元に戻される。一方、二価アル
コール例えばエチレングリコールによる置換ば4@−ヒ
ドロキシル基を直接元に戻す。
前述の工程(d)によりそして前述の任意の工’ll 
(a)〜(C)の何れかの前又は後で、基R8及びR9
は当業者に周知の方法例えば上述の参考文献に開示され
ている方法により前記に規定されたR8 及びR9によ
り示される任意の他のこのような基に転化しうる。例え
ばR9が水素を示しそしてR8がヒドロキシルを示す化
合物はR8及びR9が−緒になってオキソを示す化合物
に転化され、そして任嫌に次にR9がヒドロキシル又は
アセトキシを示しセしてR8が水素を示す化合物に転化
されてもよく、これは前記の米国特許g 388490
3号明細書に記載されているのと同様な方法による。
前記の工程(e)によればそして好ましくは任意の次の
工程(a)〜(d)のいずれかの後で、存在するかもし
れない任意の保護基は従来の方法により除去しうる0 前記の工程(f)によれば−殺伐(1)の化合物は、 
 ゛製造工程の任意の好都合な段階でしかも特に前記の
工程(d)及び/又は工程(e)の前又は後で従来のや
り方で#!築上許容しうるその塩又はそのエステルに転
化しうる。
本発明による化合物の単離及び精製は従来の方法を用い
て行われそしてクロマトグラフィーの工8を含みうる。
好ましくは生成物は結晶状の形で単離される。
本発明による化合物即ち一般式(1)の化合物及びその
製薬上許容しうる塩及びエステルは、抗菌性の性質を有
しそして動物特にヒトを含む哺乳動物特にヒト及び家畜
(農場の動物を含む)における細菌性感染の治療に有用
である。化合物は例えばバチルス・ズブチリス(Bac
illus 5ubtilis Lコリネバクテリウム
・ゼロシス(corynebacter−す ium xerosis ) 、サルチρ0ルテア(5
arcinalutea ) 、スタヒロコツカス・ア
ウレウス(5taphylococcus aure/
us )、ストレプトコッカス・フェカリス(5tre
ptococcua faecalis )sストレプ
トコッカス・ピオゲネス(Streptococcus
pyogenes Lストレプトコッカス・アガラクチ
ェ(5treptococcus agalactia
e )sストレプトコツカスmニューモニアエ(5tr
eptococcus pneumo−niae )、
ヘモフィラス(HaemoPhilus 8p、 )、
ネイセリア(Ne1sseria sp)* クラミジ
ア(Clamydia sp)及びレジオネラ(Leg
ionellasp、 )を含む広範囲のダラム陽性及
びダラム陰性菌により生ずる感染の治療に用いうる。
本発明は製薬上許容しうる担体又は添加物とともに本発
明による化合物よりなる製薬組成物を提供する。
本発明は又動物特にヒトそして家畜の細菌性感染を治療
する方法を提供し、それはその必要のある患者に本発明
による化合物又は組成物を投与することよりなる。
本発明による化合物及び組成物は他の抗生物質と同様に
ヒト又は動物の薬剤に用いられるための任意の好都合な
やり方で投与されるように処方しうる0 本発明による化合物及び組成物は任意の経路例えば経口
、局所又は非経口により投与しうるように処方しうる。
組成物は例えば錠剤、カプセル、粉末、顆粒、トローチ
、クリーム、シロップ又は液剤例えば溶液又は懸濁液の
形に製造され、それらは経口の用途に、又は注射又は潅
流により非経口投与されるための滅菌の形に処方しうる
経口投与用の錠剤及びカプセルは単位投与の形はポリビ
ニルピロリドン;充填剤例えばラクトース、砂糖、とう
もろこし澱粉、燐酸カルシウム。
ソルビトール又はグリシン;打錠用滑沢剤例えばステア
リン酸マグネシウム、メルク、ポリエチレングリコール
又はシリカ;崩壊剤例えばジャガイモ澱粉:そして製薬
上許容しうる湿潤剤例えばナトリウムラウリルサルフェ
ートを含む従来の添加物を含みうる。錠剤は通常の製薬
上の実際において周知の方法に従ってコーティングされ
うる。
経口液剤は例えば水性又は油性の懸濁液、溶液、エマル
ション、シロップ又はエリキシルの形テアりうるか又は
使用前に水又は他の適当な媒体により再溶解しうる乾燥
生成物として提供しうる。このような液剤は従来の添加
物を含みそれらは例えば懸濁剤例えばソルビトール、メ
チルセルロース、グルコースシロップ、ゼラチン、ヒド
ロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース
、ステアリン酸アルミニウムゲル又は水素化食用脂肪;
乳化剤例えばレシチン、ンルビタンモノオレエート又は
アラビアガム;非水性媒体(食用油を含みうる)例えば
アーモンド油、油状エステルC例えばグリセリン)、プ
ロピレングリコール又はエチルアルコール;保存料例え
ばメチル又はプロピルp−ヒドロキシベンゾエート又ハ
ンルビン酸:ソして所望ならば従来の香味料及び着色剤
を含む。
本発明による化合物又は組成物は適当には抗菌的に有効
な量で患者に投与しうる。
本発明による組成物は適当l/c/fi投与方法に依存
して0.1重量−チ以上好ましくは10〜60重量%(
組成物の全重量に基づく)の本発明による化合物を含み
うる。
本発明による化合物は適当には1.5〜50〜/Jcg
体重の1日当りの投与量で患者に投与しうる。成人(体
重的707cg)については100〜3000■例えば
約1500 m9の本発明による化合物が1日当り投与
されうる。適当には成人に対する投与量は1日当り5〜
20+119 / kgである。しかしこれより多い又
は少い投与量が通常の臨床上の実際に従って用いうる。
本発明による組成物が単位投与の形で提供されるとき各
単位投与物は適当には25〜1000■好ましくは50
〜500■の本発明による化合物を含みうる。
本発明による化合物が前述の投与量の範囲内で投与され
たとき有害な毒性学士の作用は示されない0 〔実施例〕 下記の実施例は本発明による化合物の製造を説明する。
一般的な方法 溶液は無水硫酸ナトリウムを用いて乾燥した。
溶媒は30’Cを超えない浴温度で回転蒸発器を用いて
減圧下の蒸発により除いた。他に示されない限リクロマ
トグラフイは溶離液として1:9:90の原料 エリスロマイシンA9−イミン メタノール(20+d)中のエリスロマイシンA9−オ
キシム(2,0,9) を酢酸アンモニウム(5,09
)により処理しそして混合物を窒素下攪拌しつつ三塩化
チタン溶液C51Lt)を滴下した。添加完了後混合物
をさらに40分間窒素下で撹拌した。混合物を次にクロ
ロホルム(100d )に注ぎ攪拌しつつ10%炭酸カ
リウム溶液C60m1)を加えた。混合物を濾過し固体
をさらにクロロホルム(2X20rnt )により洗っ
た。炉液の層を分離した(水柱層はpH10〜11を有
した)。クロロホルム溶液を水洗(2X50111t)
L次に乾燥(Na*5O4) した。溶媒を減圧下蒸発
して白色の泡(1,839)としてエリスロマイシンA
9−イミンtiた。
エリスロマイシンA9−ヒドラゾン エリスロマイシンA9−ヒドラジン塩M、V、−/ カ
ル、Jrらr J、A、C0S、J 1956.78.
388により記述されたように製造した。
実施例1 エリスロマインンA9−セミカルバゾン1.2−ジメト
キシエタン(2rLt)中のエリスロマイシンA9−イ
ミン(2001# )を水(5滴)及びセミカルバジド
塩酸塩(33H!9)により処理した。
混合物を冴時間攪拌した。それを次にクロロホルム(3
0IrLt)により希釈し10%炭酸カリウム溶液C2
0mt)及び水(2X20rnt)により洗った。溶液
を乾燥し、溶媒を除きそして得られた残渣をクロマトグ
ラフィにかけて白色の固体(1307119)として表
題化合物を得た。〔α〕に= −22,8’ (C1,
0。
CHCl3  )FAB MS: m/z 813 (
MNa+)。
実施例2 実施例1に記載したのと同じ方法を用rるがただしセミ
カルバジド塩酸塩の代りにフェニルヒドラジン塩酸塩(
4577+9)を用いて、表題化合物を淡黄色の固体(
601!v)として得た。実測値二M+823.519
7 (CaHnNs01!としてM823.5194 
)。
実施例3 エリスロマイシンA9−メチルヒドラゾンメタノール(
3In!)中のエリスロマイシンA9−イミン(280
■)をメチルヒドラジニウムサルフェート(65■)及
びトリエチルアミン(30mg)により処理した。5時
間後溶液を酢酸エチル(30d)により希釈し10チ炭
酸カリクム溶液(20m)及び水(2X201d)によ
り洗った。溶液を乾燥しそして溶媒を除いて白色の固体
を得た。アセトン/水の結晶化により無色の結晶(22
01ng)として表題化合物を得た。
m、p、 128−129°G、(α)’=−50,1
° (C,1,0゜CHCl g ) 、実測値: C
e59.75:He9.45:N、5.2s:C朋I(
71Ns Ol雪としてC、59,9: F(、9,4
:N、 5.5 %。
ヒドラゾン エリスロマイシンA9−イミン(5001R9)及び2
−ヒドロキシエチルヒドラジン(80■)をメタノール
(4d)中の0.2MHCl1に溶解した。加時間後溶
液を酢酸エチル(50m)により希釈し10%炭酸カリ
ウム溶液(301rLt)及び水(2X30IILt)
により洗った。溶液を乾燥し溶媒を除き残渣をクロマト
グラフィにかけて白色の固体(330# )として表題
化合物を得た。〔α〕に= −44,5° (C1,0
゜CHCA!@)。アセトン/水から無色の結晶を得た
m、p、 130〜131 ’C0実測値: M”79
1.5159 t((4@HnNs01sとしてM79
1.5143 )。
実施例5 エリスロマイシンA9−テトラメチレンヒドラゾメタノ
ール(2rLt)中のエリスロマイシンA9−イミン(
2001W)f:窒素下1−アミノピロリジン塩酸塩(
40ダ)Kよシ処理した。19時間後反応物を取り出し
クロマトグラフィ(実施例4におけるように)かけて白
色の固体(90■)として表題化合物を得た。
(r17=−tao、oo (C−1,O,CHCl5
 ) : FAB MS : m/z824 (MNa
+)。
実施例6 シン メタノール(2rILt)中のエリスロマイシンA9−
イミン(200rn9)t−2−ヒドラジノビリジンニ
塩酸塩(60mP)により処理した。n時間後反応物を
取り上げクロマトグラフィ(実施例4におけるように)
にかけて淡黄色のガム(140■)として表題化合物を
得た。実測値: M+824.5172(C42Hyz
N40+zとしてM824.5147 )。
実施例7 エタノール(121m)/アセテートバッファー(pH
4,8:117)中のエリスロマイシンA9−メチルヒ
ドラゾン(100■)を4時間水素(1気圧)下木炭上
10%パラジウム(35#)及び37チホルムアルデヒ
ド(0,411!t)とともに振盪した0触媒を戸去し
エタノール及び水により洗った。エタノールをP液から
除き含水残渣を炭酸カリウムを用いて塩基性(pH11
)とし酢酸エチルにより抽出した。
溶液を乾燥し溶媒を除去し残渣をクロマトグラフィにか
けて白色の固体(80■)として表題化合物の混合物(
約1=1)を得た。
実施例8 エリスロマイシンA9−(2−ヒドロキシエチル)ヒド
ラゾン(120■)に実施例7に記述した方法を行った
。クロマトグラフィによりエリスロマイシンA9− (
N−メチル−N−(2−ヒドロキシエチル)〕ヒドラゾ
ンが無色のガム(70Tn9)として得られた。〔α〕
に=−138,1° (旦、1.0゜CHCl5 )、
FAB MS : m/z 828 (MNa”)。セ
して9−(2)−エリスロマイシンA9−(N−(2−
ヒドロキシエチル)−N、1l−Q−メチレンツヒドラ
ゾンも又無色のガム(40m9)として得られた。
〔α)”!=−151゜1° (旦、1゜0.ぽIs 
) −F超MS : m/z 826 CMNa  )
実施例9 ドラシン テトラヒドロフラン(5ml)中のエリスロマイシンA
9−(2−ヒドロキシエチル)ヒドラゾン(200mg
>を37%ホルムアルデヒド(0,5mA )により処
理した。2時間後溶液を酢酸エチルにより希釈し希炭酸
カリウム溶液及び水(2×)により洗った。溶液を乾燥
し溶媒を除くと白色の泡を得た。泡をメタノール(5r
ILt)に溶解し2 M HClを溶液のpHが2にな
るまで加えた。加分後混合物を酢酸エチル(501d)
により希釈し1096炭酸カリウム(30IILt)及
び水(2X30uLt)により洗った。溶液を乾燥し溶
媒を除き残渣をクロマトグラフィにかけて白色の固体(
85■)として表題化合物を得た。〔αす=−155,
8″(C1,0、CI(CI s )。
実施例10 エリスロマイシンA9−ジメチルヒドラシン11゜実施
例7の反応i 500 rn9のエリスロマイシンA9
−メチルヒドラゾンを用いて繰返し、生成物を1:9:
90の0.880 NHs/MeOH/Et 20 を
用いるシリカゲルのクロマトグラフィにかけて白色の泡
(140即)として殆んど純粋なエリスロマイシンA9
−ジメチルヒドラゾンを得た。この生成物を乾燥テトラ
ヒドロフラン(5rnl)に溶解し溶液を油C2511
9)中の50%水素化ナトリウム分散物により処理し混
合物を5分間攪拌した。カルボニルジイミダゾール(2
002F−9)を次に加え混合物を閏分間■℃で攪拌し
た。さらに水素化ナトリウム(12■)及びカルボニル
ジイミダゾール(80■)を加え攪拌をさらに45分間
50’Cで続けた。混合物を室温に冷却しベンジルアル
コールC0,5ml)を加えた。混合物t−I分間(資
)℃で攪拌した。混合物を室温に冷却し酢酸エチルによ
シ希釈し水洗した。溶液を乾燥し溶媒を除去して無色の
ガムを得た。ガムをエタノール(15I!Lt)及びア
セテートバツファ−(+)H4,8,1゜5mj)に溶
解し溶液を2時間水素(1気圧)下木炭(50mf;’
 )上10チパラジウムとともに振盪した。触媒を炉去
しエタノール及び水により洗った。エタノールを減圧下
戸液から除き残渣を炭酸ナトリウムを用いて塩基性にし
酢酸エチルにより抽出した。有機溶液を乾燥し溶媒を除
いて無色のガムを得た。ガムは1゜5:15:200の
0.880 NE(a / MeOH/EtzOを用い
るシリカゲルのクロマトグラフィにかけて白色の泡(7
01nIi)として表題化合物を得た。〔α):=−1
08゜C(旦1゜0゜CHCA!3) : FAB M
S : m/z 824 (MNa )。
実施例11 マイシンA9−ヒドラゾンから) エタノールC2Dllt)、アセテートバッファー(1
)H4,8、1mJ )及び37 % ホ/I/ ム7
 A、デヒド溶液(1rrLt)中のエリスロマイシン
A9−ヒドラゾン(500Tn9)を3時間水素(1気
圧)下、木炭(15079)上10チパラジウムととも
に振盪した。実施例7におけるように処理しクロマトグ
ラフィを行って白色の固体として2種の表題化合物の混
合物が得られそれは実施例7に記載されたのと同一であ
った。
実施例12 エタノール(47)中のエリスロマイシンA9−メチル
ヒドラゾン(100rn9) e37’%ホルムアルデ
ヒド溶液(0,5d )、酢酸(0゜5rrLt)及び
0.5M MCI (3滴)により処理した。溶液を2
時間保ち次に酢酸エチル(501d)により希釈し10
チ炭酸カリウム(3Qd)及び水(2X30m)により
洗った。溶液を乾燥し溶媒を除き残渣をクロマトグラフ
ィにかけて白色の泡(70171g)として表題化合物
を得た。
m、p、 130−133℃* (a )、: =−1
50,0°(CI、0 。
CHCl g ) 、実測値: C、60,35:H,
9,45:N、 5.25 。
C5eHnNsO1tとしてC,60,5:H,9,2
5:N、 5.45俤。
質量スペクトル: M” * 773.5020. C
5eHt】NsO+zとしてM、 773゜5038゜ 実施例13 実施例12に記載された方法を用いるが37%ホルムア
ルデヒドの代りにアセトアルデヒド(0,31m)によ
り、エリスロマイシンA9−メチルヒドラゾン(100
■)を表題化合物に転化した。生成物はジクロロメタン
・ヘキサンにより無色の結晶(50■)として得た。
m、 p、129−132°C−(” )::  17
8.4@(C1,0−CHCIs ) 。
実測値: Ce 60.95*H,9,4:I’L 5
.0 、 C4oHysNsO1意としてC,60,9
5:H,9,35:N、 5.35チ。
質Jlスペクト/l/ : M+787.5184 、
 C4oHysNsOstとしてM 、 787.51
94゜ 実施例14 エリスロマイシンA9−(N−メチル)−エチルヒドラ
ゾン アセテートバッファーN)H4,8:21114)t”
含むエタノール(201d)中のエリスロマイシンA9
−メチルヒドラゾン(180■)及びアセトアルデヒド
(0,5m )を5時間水素(1気圧)下木炭(60■
)上10 %パラジウムとともに振盪した。実施例7に
おけるように処理且クロマトグラフィを行って白色の固
体(1207#)として表題化合物を得た。
ジクロロメタン・ヘキサンにより生成物は無色の結晶と
して得られた。
m、p、 126−127℃、(a)g −149,4
’  (C1,0mCHCl s ) 、実測値: C
e 60.9 : ’H* 9.8 : N * 5.
3 、C40HtsNsOIzとしてC,60,8:H
,9,55,N:5.3チ。
買電スペクトA/ : M+* 789,5325.C
40H75N3012としてM 、 789,5351
゜ 代理人 弁理士  秋 沢 政 光 他1名 自発手わ°こ打1↑工仙1: 特+97i[g3−2263//号 2、発明の名称 を斤現化合物、その製法及びそれを含む医薬1u成物3
、補正をする皆 Jlt件との関係  出 願 人 4に  所 イギリス国、ミドルセックス用、ブレント
フ(・−ド、グレートウェストロード、ビーチャムハウ
ス(番地なし)名作  ビーヂャムーグループ・ビーエ
ルシー4、代理人

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中R^1は水素原子又は6個以内の炭素原子を有す
    るアルキル基を示し; R^2は未置換又は置換アルキル基、未置換又は置換ア
    リール基、未置換又は置換複素環式基又はカルバモイル
    基を示し; R^3は水素原子を示し; R^4は水素原子又はヒドロキシル基を示すか;又は R^1及びR^2は一緒になつて3〜6個の炭素原子を
    有する直鎖状アルキレン又はアルケニレン基を示すか;
    又は R^1及びR^3は一緒になつて未置換又は置換炭化水
    素基又は未置換又は置換複素環式基により置換されてい
    てもよいか又は未置換があつてもよいメチレン基を示し
    ; OR^3及びR^4は一緒になつてカーボネート基を示
    し;そして R^7は水素又はメチルを示し; R^8及びR^9の一つは水素、ヒドロキシル、アルコ
    キシ、アルカノイルオキシ、アミノ、置換アミノ又は式
    R^A−SO_2−O−(式中R^Aは有機基を示す)
    の基を示しそしてR^8及びR^9の他は水素を示すか
    ;又は R^8及びR^9は一緒になつてオキシ基、オキシム基
    又は置換オキシム基を示す〕 の化合物又はその製薬上許容しうるエステル又は酸付加
    塩。
  2. (2)R^1及びR^3が一緒になつて未置換メチレン
    基を示す請求項1記載の化合物。
  3. (3)R^1がメチル基を示す請求項1記載の化合物。
  4. (4)R^2が未置換又は置換(C_1_〜_6)アル
    キル基、未置換又は置換フェニル基、又は未置換又は置
    換N含有複素環式基を示す請求項1〜3の何れか一つの
    項記載の化合物。
  5. (5)(i)エリスロマイシンA9−セミカルバゾン;
    (ii)エリスロマイシンA9−フエニルヒドラゾン; (iii)エリスロマイシンA9−メチルヒドラゾン;
    (iv)エリスロマイシンA9−(2−ヒドロキシエチ
    ル)ヒドラゾン; (v)エリスロマイシンA9−テトラメチレンヒドラゾ
    ン; (vi)エリスロマイシンA9−(2−ピリジル)ヒド
    ラゾン; (vii)エリスロマイシンA9−ジメチルヒドラゾン
    ; (viii)9−(Z)−エリスロマイシンA9−(N
    −メチル−N,11−O−メチレン)ヒドラゾン;(i
    x)エリスロマイシンA9−〔N−メチル−N−(2−
    ヒドロキシエチル)〕ヒドラゾン;(x)9−(Z)−
    エリスロマイシンA9−〔N−(2−ヒドロキシエチル
    )−N,11−O−メチレン〕ヒドラゾン; (xi)エリスロマイシンA9−ジメチルヒドラゾン1
    1,12−カーボネート; (xii)9−(Z)−エリスロマイシンA9−(N−
    メチル−N,11−O−メチレン)ヒドラゾン;(xi
    ii)9−(Z)−エリスロマイシンA9−(Nメチル
    −N,11−O−エチリデン)ヒドラゾン; (xiv)エリスロマイシンA9−(N−メチル)−エ
    チルヒドラゾン さらに これら化合物の製薬上許容しうるエステル及び酸付加塩 よりなる群から選ばれる化合物。
  6. (6)一般式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼、 (II) 〔式中R^4、R^7、R^8及びR^9は一般式(
    I )に関して請求項(1)で規定した通りでありそして
    任意の反応性基(9−イミン基以外)は任意に保護され
    ていてもよい〕 の化合物と一般式(III) ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (式中R^1^Aは水素原子を示し、そしてR^2は一
    般式( I )に関し請求項(1)で規定した通りである
    か、又は R^1^A及びR^2は一緒になつて3〜6個の炭素原
    子を有する直鎖状アルキレン又はアルケニレン基を示す
    ) の置換ヒドラジンとを酸の存在下反応させて一般式(
    I A) ▲数式、化学式、表等があります▼ ( I A) (式中R^1^A、R^2、R^4、R^7、R^8及
    びR^9は前記同様でありそして保護基が任意に存在し
    てもよい)の化合物を得、そして次に任意の適当な順序
    で(a)もし一般式( I )の所望の化合物においてR
    ^1及びR^3が一緒になつて未置換又は置換炭化水素
    基又は未置換又は置換複素環式基により置換されていて
    もよいか又は未置換でもよいメチレンを示すならば、一
    般式( I A)の化合物と(i)一般式(IV) R^1^0−CHO(IV) (式中R^1^0は前記同様であるか又はその反応性誘
    導基である) の化合物;又は (ii)一般式(V) ▲数式、化学式、表等があります▼(V) (式中R^1^0は前記同様であり;そしてX及びYの
    それぞれは同一でも又は異つてもよく容易に置換しうる
    基を示す) の化合物 とを反応させて一般式( I B) ▲数式、化学式、表等があります▼ ( I B) (式中R^2、R^4、R^7、R^8及びR^9は前
    記同様でありそしてR^1^0は水素、未置換又は置換
    炭化水素基又は未置換又は置換複素環式基でありそして
    保護基が任意に存在してもよい) の化合物を得; (b)もし一般式( I )の所望の化合物においてR^
    1がアルキルを示すならば、前記の一般式( I A)の
    化合物又は下記の一般式( I D)(式中R^1は水素
    を示す)の化合物に還元的アルキル化を行って一般式(
    I C) ▲数式、化学式、表等があります▼ ( I C) (式中R^1^Bは6個以内の炭素原子を有するアルキ
    ル基を示し、 R^2、R^3、R^4、R^7、R^8及びR^9は
    前記同様でありそして保護基は任意に存在してもよい) の化合物を得; (c)もし一般式( I )の所望の化合物において、R
    ^3及びR^4が一緒になつてカーボネート基を示すな
    らば、一般式( I A)(式中R^4はヒドロキシルを
    示す)の化合物又は一般式( I C)(式中R^3は水
    素を示しそしてR^4はヒドロキシルを示す)の化合物
    と反応性カルボニル化合物とを反応させて一般式( I
    D) ▲数式、化学式、表等があります▼ ( I D) (式中R^1、R^2、R^7、R^8及びR^9は前
    記同様でありそして保護基は任意に存在してもよい) の化合物を得; (d)R^8及びR^9により示される基の何れか又は
    両者と他のこのような基に転化し; (e)存在する任意の保護基を除去し; そして (f)製薬上許容しうるエステル又は酸付加塩を形成す
    る ことよりなる請求項(1)に示された一般式( I )の
    化合物又はその製薬上許容しうるエステル又は酸付加塩
    を製造する方法。
  7. (7)製薬上許容しうる担体は賦形剤とともに請求項(
    1)〜(6)の何れか一つの項記載の化合物よりなる製
    薬組成物。
  8. (8)細菌性感染の治療に用いられる請求項(1)〜(
    5)の何れか一つの項記載の化合物。
  9. (9)薬剤の製造用の請求項(1)〜(5)の何れか一
    つの項記載の化合物の用途。
JP63226311A 1987-09-09 1988-09-09 新規化合物、その製法及びそれを含む医薬組成物 Pending JPH01104091A (ja)

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