JPH01103626A - ポリアミド酸共重合体の製造方法 - Google Patents

ポリアミド酸共重合体の製造方法

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JPH01103626A
JPH01103626A JP1015288A JP1015288A JPH01103626A JP H01103626 A JPH01103626 A JP H01103626A JP 1015288 A JP1015288 A JP 1015288A JP 1015288 A JP1015288 A JP 1015288A JP H01103626 A JPH01103626 A JP H01103626A
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aromatic
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JP1015288A
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Renichi Akahori
廉一 赤堀
Hidenori Kawai
川井 秀紀
Kosaku Nagano
広作 永野
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Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ポリイミド樹脂の前駆体であるポリアミド酸
の製造方法に係るものである。さらに詳しくは、極めて
優れた熱的寸法安定性を有し、しかも従来公知のポリイ
ミド樹脂と同様に、優れた機械的緒特性を保持している
新規なポリイミド樹脂の前駆体となるポリアミド酸の製
造方法に係るものである。
(従来技術の説明1発明が解決しようとする問題点) ポリイミド樹脂は高度の耐熱性、耐薬品性、電気的特性
、機械的特性、その他優れた諸特性を有していることが
知られており、特に耐熱性を有する電気絶縁フィルム、
電線被膜をはじめとして、各種用途に非常に有用であり
広く利用されている。
しかしながら近年、より優れた熱的寸法安定性を有し、
しかも伸度等の機械的特製に優れたポリイミド樹脂に対
する要求が高まってきており、この目的で種々の検討が
行われている。例えば、一般式(1) で表される反復単位からなるポリイミド膜は、伸度など
の機械的特性に優れているが、一般に線膨張係数が大き
く、熱的寸法安定性が悪いことが知られている。一方、
一般式(n) で表される反復単位からなるポリイミド膜は、線膨張係
数が小さく熱的寸法安定性に優れるものの、非常に脆弱
であり、フィルムとしての実用性に欠け、実際に工業的
に使用できないという欠点を有していた。
また一般式(I)と一般式(n)の反復単位からなるラ
ンダム共重合ポリイミド膜等も必ずしも満足できる物性
を有していない。
本発明者らは、より優れた熱的寸法安定性を有し、しか
もより優れた機械的緒特性を兼ね備えた新規なポリイミ
ド膜を見いだすべく鋭意検討の結果本発明に到達した。
(問題点を解決するための手段) すなわち、本発明は有機溶媒中、全ジアミン成分に対し
て10〜90モル%の芳香族ジアミン成分(A)と、こ
のジアミン成分(A)に対して40〜99モル%の芳香
族テトラカルボン酸二無水物を反応させアミド酸プレポ
リマーを得、次いでこのアミド酸プレポリマー溶液に全
ジアミン成分に対して90〜10モル%の芳香族ジアミ
ン成分(B)を追加添加後、全ジアミン成分と実質的に
等モルとなるように、不足分の芳香族テトラカルボン酸
二無水物を添加反応することを特徴とするポリアミド酸
共重合体の製造方法である。このポリアミド酸の溶液を
、流延または塗布して膜状となしその膜を乾燥すると共
に該ポリアミド酸共重合体を、熱的或は化学的に脱水閉
環(イミド化)すると、熱的寸法安定性と機械的性質を
兼ね備えたポリイミド共重合体膜を得ることができる。
本発明に用いる芳香族ジアミン成分(A)としては、4
.4″−ジアミノジフェニルエーテルやバラフェニレン
ジアミンがあげられる。芳香族ジアミン成分(B)とし
ては同様なジアミンを用いることができるがジアミン成
分(A)とジアミン成分(B)は全く同じものであって
は意味がない。
本発明に用いる芳香族テトラカルボン酸無水物としては
ピロメリット酸無水物、3.3−.4゜4゛−ビフェニ
ルテトラカルボン酸二無水物、3゜3−.4.4−−ベ
ンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物、ナフタレン−
1,2,5,6,−二無水物などがあげられ本発明にお
いてはこれらを単独あるいは混合して用いることができ
るが、ピロメリット酸無水物を単独で使用するのが望ま
しい。
本発明においては重合時の単量体の添加方法が重゛要で
あり、全ジアミン成分に対して10〜90モル%、好ま
しくは15〜85モル%、更に好ましくは20〜80モ
ル%の芳香族ジアミン成分(A)と、この芳香族ジアミ
ン成分(A)に対して40〜99モル%の芳香族テトラ
カルボン酸二無水物とを反応し、アミド酸ブリポリマー
を得る。
次いでこのアミド酸プレポリマー溶液に、全ジアミン成
分に対して90〜10モル%、好ましくは85〜15モ
ル%、更に好ましくは80〜20モル%の芳香族ジアミ
ン成分(B)を追加添加後、全ジアミン成分と実質的に
等モルとなるように、不足分の芳香族テトラカルボン酸
二無水物を添加し、反応させて本発明のポリアミド酸共
重合体を得る。
ポリアミド酸共重合体の生成反応に使用される有機溶媒
としては、例えば、ジメチルスルホキシド、ジエチルス
ルホキシドなどのスルホキシド系溶媒、N、N−ジメチ
ルホルムアミド、N、N−ジエチルホルムアミドなどの
ホルムアミド系溶媒、N、N−ジメチルアセトアミド、
N、N−ジエチルアセトアミドなどのアセトアミド系溶
媒、N−メチル−2−ピロリドン、N−ビニル−2−ピ
ロリドンなどのピロリドン系溶媒、フェノール、0−1
m−1またはp−クレゾール、キシレノール、ハロゲン
化フェノール、カテコールなどのフェノール系溶媒、あ
るいはヘキサメチルホスホルアミド、γ−ブチロラクト
ンなどの有機極性溶媒を挙げることができ、これらを単
独または混合物として用いるのが望ましいが、更にはキ
シレン、トルエンのような芳香族炭化水素の添加も可能
である。また、このポリアミド酸共重合体は、前記の有
機溶媒中に5〜40重量%、好ましくは5〜30重量%
、更に好ましくは5〜25重量%溶解されているのが取
り扱いの面からも望ましい。
反応温度は0〜100℃、好ましくは5〜80℃、更に
好ましくは5〜50℃の温度範囲である。
かくして得られたポリアミド酸共重合体溶液からポリイ
ミドを得ることができるがこの製造方法としては一般に
公知の二つの方法が可能である。
即ち、 (イ)熱的に脱水閉環(イミド化)する方法(ロ)化学
的に脱水閉環(イミド化)する方法が・ある。詳しく説
明すると、 (イ)は例えばポリアミド酸溶液を加熱ドラム或はエン
ドレスベルト上に流延し乾燥した後、自己支持性の膜を
得る。これをドラム或はエンドレスベルト上から引き剥
し、両端を固定し、更に約450〜500℃の温度に徐
々に加温し、乾燥イミド化し、ポリイミド膜を得る方法
である。
(ロ)では例えばポリアミド酸溶液に無水酢酸などの脱
水剤及びピリジン、ピリコン類、キノリン類などの三級
アミン類を混合後、(イ)と同様にしてポリイミド膜が
得られる。このようにして得られるポリイミド共重合体
は、極めて優れた熱的寸法安定性を有し、しかも従来公
知のポリイミド樹脂と同様に、伸度などの機械的特性に
優れている。具体的には、線膨張係数2.5X10”以
下で且つ伸度20%以上を保持しており、例えば、−数
式(1)や(If)の反復単位を有するポリイミドやコ
ポリイミドよりも優れた熱的寸法安定性と機械的強度を
有しているのである。
(実施例) 実施例中、ODAは4.4゛−ジアミノジフェニルエー
テル、p−PDAはP−フェニレンジアミン、PMAは
無水ピロメリット酸を示す。
比較例1 500m、1’四ツロフラスコにOD A 21.54
9を採取し、245.009のN、N−ジメチルアセト
アミドを加え溶解した。他方、100mノナスフラスコ
にP M D A 23.489を採取し、前記ODA
溶液中に固形状で添加した。さらに、この100m、/
ナスフラスコ中の壁面に付着残存するPMDAを10.
009のN、N−ジメチルアセトアミドで反応系(四ツ
ロフラスコ)内へ流し入れた。更に引き続き1時間攪は
んを続け、15重量%のポリアミド酸溶液(1)を得た
一方、500m1!四ツ目フラスコにp−PDA14.
919を採取し、245.009のN、N−ジメチルア
セトアミドを加え溶解し、前記と同様の方法に従い30
.099のPMDAを反応させ15重量%のポリアミド
酸溶液(n)を得た。但し、最終の壁面に付着残存する
PMDAは10.009のN、N−ジメチルアセトアミ
ドで反応系(四ツロフラスコ)内へ流し入れた。いずれ
の場合も反応温度は5〜10℃に保ち、また以上の操作
でPMDAの取り扱い及び反応系内は乾燥窒素気流下に
置いた。
次に別途に、前記の方法により得られたポリアミド酸溶
液(1) 112.359を500mノ四ツロフラスコ
に採取し、更にポリアミド酸溶液(II)87.859
を混入し、乾燥窒素気流下5〜10℃で約10分間攪は
んした。
得られたポリアミド酸混合溶液をガラス板状に流延塗布
し約100℃にて約60分間乾燥後、ポリアミド酸塗膜
をガラス板より剥し、その塗膜を支持枠に固定し、その
後約100℃で約30分間、約200℃で約60分間、
約300℃で約60分間加熱し、脱水閉環乾燥後15〜
25ミクロンのポリイミド膜を得た。これらのフィルム
は以下の性質を示した。
線膨張係数(200℃) 0.89X 10う (cm / c+n / ’C)
伸     度    14.7% 比較例2 500mノ四ツロフラスコに0DA12.01 gとp
−PDAo、499を採取し、243.009のN、N
−ジメチルアセトアミドを加え溶解した。他方、100
mノナスフラスコにP M D A 26.18 gを
採取し、前記ジアミン混合溶液中に固形状で添加した。
さらに、この100mJ2ナスフラスコ中の壁面に付着
残存するPMDAを10.00 gのN、N−ジメチル
アセトアミドで反応系(四ツ目フラスコ)・内へ流し入
れた。更に引き続き1時間攪はんを続け、コポリアミド
酸溶液を得た。反応温度は5〜10℃に保った。但し以
上の操作でPMDAの取り扱い及び反応系内は乾燥窒素
気流下に置いた。
次に比較例1の方法に従い、このコポリアミド酸溶液よ
りコポリイミド膜を得た。このフィルムは以下の性質を
示した。
線膨張係数(200℃) 0.90X 10’  (cm / cm / ’C)
伸     度   20.0% 実施例1 500mノ四ツロフラスコに芳香族ジアミン成分(A)
とてp−PDA2.439を採取し、135.009の
N、N−ジメチルアセトアミドを加え溶解した。他方、
100mノナスフラスコにPMDA3.92gを採取し
1.前記p−PAD溶液中に固形状で添加し、そのまま
1時間攪はんを続はアミド酸プレポリマー溶液を得た。
次いで、50 m !ナスフラスコに芳香族ジアミン成
分(B)とじてOD A 18.03 gを採取し、こ
のアミド酸プレポリマー溶液に固形状で添加し、添加し
たODAが完全に溶解するまで十分に攪はんした後、別
途に100mノナスフラスコに不足分のPMDA20.
629を採取し、反応系(四ツ目フラスコ)内へ固形状
で添加した。引き続き、1時間攪はんを続はコポリアミ
ド酸溶液を得た。反応温度は5〜10℃に保った。但し
以上の操作でPMDAの取り扱い及び反応系内は乾燥窒
素気流下に置いた。
次に比較例1の方法に従い、このコポリアミド酸溶液よ
りコポリイミド膜を得た。このフィルムは以下の性質を
示した。
線膨張係数(200℃) 1.87810′5(c+n/c+n/ ’C)伸  
   度     68.8% 実施例2 500mノ四ツロフラスコに芳香族ジアミン成分(A)
としてOD A 15.479を採取し、255.00
9のN、N−ジメチルアセトアミドを加え溶解した。他
方、100mノナスフラスコにPMDAlB、019を
採取し、前記ODA溶液中に固形状で一添加し、そのま
ま1時間攪はんを続はアミド酸プレポリマー溶液を得た
。次いで、50m、+7ナスフラスコラ芳香族ジアミン
成分(B)としてp−P D A 4.199を採取し
、このアミド酸プレポリマー溶液に固形状で添加し、添
加したp−PDAが完全に溶解するまで十分に攪はんし
た後、別途に100mノナスフラスコに不足分のP M
 D A 9.349を採取し、反応系(四ツ目フラス
コ)内へ固形状で添加した。引き続き1時間攪はんを続
はコポリアミド酸溶液を得た。反応温度は5〜10℃に
保った。但し以上の操作でPMDAの取゛り扱い及び反
応系内は乾燥窒素気流下に置いた。
更にこのコポリアミド酸溶液、無水酢酸47.399と
ピリジン9.17g加え充分に混合した後、比較例1の
方法に従い、このコポリアミド酸溶液よりコポリイミド
膜を得た。このフィルムは以下の性質を示した。
線膨張係数(200℃) 0.37 X 10Ji(c+n / 0111 / 
’C)伸     度     40.5% 実施例3 500mi四ツロフラスコに芳香族ジアミン成分(A)
として0DA12.11 gを採取し、255.009
のN、N−ジメチルアセトアミドを加え溶解した。他方
、100m、+7ナスフラスコにPMDAll、889
を採取し、前記ODA溶液中に固形状で添加し、そのま
ま1時間攪はんを続はアミド酸プレポリマー溶液を得た
。次いで、50mノナスフラスコラ芳香族ジアミン成分
(B)としてp−P D A 8.539を採取し、こ
のアミド酸プレポリマー溶液に固形状で添加し、添加し
たp−PDAが完全に溶解するまで十分に攪はんした後
、別途に100mノナスフラスコに不足分のPMDA1
4.49 gを採取し、反応系(四ツロフラスコ)内へ
固形状で添加した。引き続き1時°間攪はんを続はコポ
リアミド酸溶液を得た。反応温度は5〜10℃に保った
。但し以上の操作でPMDAの取り扱い及び反応系内は
乾燥窒素気流下に置いた。
得られたコポリアミド酸混合溶液をガラス板状に流延塗
布し約100℃にて約60分間乾燥後1、コポリアミド
酸塗膜をガラス板より剥し、その塗膜を支持枠に固定し
、その後約150 ’Cで約30分間、約300℃で約
60分間加熱し、脱水閉環乾燥後15〜25ミクロンの
ポリイミド膜を得た。
このフィルムは以下の性質を示した。
線膨張係数(at  200℃) o、eox toう (crx / att / ’C
)仲     度       50.0%実施例4 500m1!四ツロフラスコに芳香族ジアミン成分(A
)としてp−PDA8.539を採取し、255.00
9のN、N−ジメチルアセトアミドを加え溶解した。他
方、100mノナスフラスコにP M D A 11.
8[19を採取し、前記p−PDA溶液中に固形状で添
加し、そのまま1時間攪はんを続はアミド酸プレポリマ
ー溶液を得た。次いで、50m1ナスフラスコに芳香族
ジアミン成分(B)として0DA12.ll 9を採取
し、このアミド酸プレポリマー溶液に固形状で添加し、
添加したODAが完全に溶解するまで十分に攪はんした
後、別途に100mノナスフラスコに不足分のP M 
D A 14.51 gを採取し、反応系(四ツロフラ
スコ)内へ固形状で添加した。引き続き1時間攪はんを
続はコポリアミド酸溶液を得た。反応温度は5〜10℃
に保った。但し以上の操作でPMDAの取り扱い及び反
応系内は乾燥窒素気流下に置いた。
得られたコポリアミド酸混合溶液をガラス板状に流延塗
布し約100℃にて約60分間乾燥後、コポリアミド酸
塗膜をガラス板より剥し、その゛塗膜を支持枠に固定し
、その後約150℃で約10分間、約200℃で約60
分間、約300℃で約60分間加熱し、脱水閉環乾燥後
15〜25ミクロンのコポリイミド膜を得た。このフィ
ルムは以下の性質を示した。
線膨張係数(at  200℃) 0.11x 1G′5(n/c11/”C)伸    
 度       33.8%実施例5 500mノ四ツロフラスコに芳香族ジアミン成−分(A
)としテOD A 8.429を採取し、855.00
gのN、N−ジメチルアセトアミドを加え溶解した。
他方、100m、j’ナスフラスコにP M D A 
4.59gを採取し、前記ODA溶液中に固形状で添加
し、そのまま1時間攪はんを続はアミド酸プレポリマー
溶液を得た。次いで、50 m 、J’ナスフラスコに
芳香族ジアミン成分(B)としてp−PDA9゜o99
を採取し、このアミド酸プレポリマー溶液に固形状で添
加し、添加したp−PDAが完全に溶解するまで十分に
攪はんした後、別途に100mノナスフラスコに不足分
のP M D A 22.919を採取した。引き続き
1時間攪はんを続はコポリアミド酸溶液を得た。反応温
度は5〜10℃に保った。
但し以上の操作でPMDの取り扱い及び反応系内は乾燥
窒素気流下に置いた。
次に比較例1の方法に従い、このコポリアミド酸溶液よ
りコポリイミド膜を得た。このフィルムは以下の性質を
示した。
線膨張係数(200°C) 一〇、62xlO−5(cm/cT1/’C)仲   
  度     30.4% 実施例6 500m1四ツロフラスコに芳香族ジアミン成分(A)
としてOD A 8.459を採取し、255.00g
のN、N−ジメチルアセトアミドを加え溶解した。
他方、100m、ffナスフラスコにP M D A 
8.32gを採取し、前記ODA溶液中に固形状で添加
し、そのまま1時間攪はんを続はアミド酸プレポリマー
溶液を得た。次いで、50mノナスフラスコに芳香族ジ
アミン成分(B)としてp−PDAlo、44 gを採
取し、このアミド酸プレポリマー溶液に固形状で添加し
、添加したp−PDAが完全に溶解するまで十分に攪は
んした後、別途に100mノナスフラスコに不足分のP
MDA21.79 gを採取し、反応系(四ツロフラス
コ)内へ固形状で添加した。引き続き1時間攪はんを続
はコポリアミド酸溶液を得た。反応温度は5〜10℃に
保った。但し以上の操作でPMDAの取り扱い及び反応
系内は乾燥窒素気流下に置いた。
次に比較例1の方法に従い、このコポリアミド酸溶液よ
りコポリイミド膜を得た。このフィルムは以下の性質を
示した。
線膨張係数(at200℃) −2,55X 10う (cm / on / ’C)
伸     度     21.1% 比較例1〜2及び実施例1〜6の結果を表1にまとめて
示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)有機溶媒中、全ジアミン成分に対して10〜90
    モル%の芳香族ジアミン成分(A)と、このジアミン成
    分(A)に対して40〜99モル%の芳香族テトラカル
    ボン酸二無水物を反応させアミド酸プレポリマーを得、
    次いでこのアミド酸プレポリマー溶液に全ジアミン成分
    に対して90〜10モル%の芳香族ジアミン成分(B)
    を追加添加後、全ジアミン成分と実質的に等モルとなる
    ように、不足分の芳香族テトラカルボン酸二無水物を添
    加反応することを特徴とするポリアミド酸共重合体の製
    造方法。
  2. (2)芳香族ジアミン成分(A)がパラフェニレンジア
    ミンであり、芳香族テトラカルボン酸二無水物がピロメ
    リット酸二無水物であり、芳香族ジアミン成分(B)が
    4,4′−ジアミノジフェニルエーテルである特許請求
    の範囲第1項記載のポリアミド酸共重合体の製造方法。
  3. (3)芳香族ジアミン成分(A)が4,4′−ジアミノ
    ジフェニルエーテルであり、芳香族テトラカルボン酸二
    無水物がピロメリット酸二無水物であり、芳香族ジアミ
    ン成分(B)がパラフェニレンジアミンである特許請求
    の範囲第1項記載のポリアミド共重合体の製造方法。
JP1015288A 1987-01-20 1988-01-20 ポリアミド酸共重合体の製造方法 Pending JPH01103626A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63254131A (ja) * 1987-04-10 1988-10-20 Mitsubishi Electric Corp 芳香族ポリイミドの製造方法
JPS63254130A (ja) * 1987-04-10 1988-10-20 Mitsubishi Electric Corp 芳香族ポリアミツク酸または芳香族ポリアミツク酸エステル共重合体

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JPS63254131A (ja) * 1987-04-10 1988-10-20 Mitsubishi Electric Corp 芳香族ポリイミドの製造方法
JPS63254130A (ja) * 1987-04-10 1988-10-20 Mitsubishi Electric Corp 芳香族ポリアミツク酸または芳香族ポリアミツク酸エステル共重合体

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