JPH01103232A - 微細軸放電加工装置 - Google Patents

微細軸放電加工装置

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JPH01103232A
JPH01103232A JP26204687A JP26204687A JPH01103232A JP H01103232 A JPH01103232 A JP H01103232A JP 26204687 A JP26204687 A JP 26204687A JP 26204687 A JP26204687 A JP 26204687A JP H01103232 A JPH01103232 A JP H01103232A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
fine
machining
fine shaft
mandrel
Prior art date
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Pending
Application number
JP26204687A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Masaki
健 正木
Katsutoshi Yonemochi
米持 勝利
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Priority to US07/239,293 priority patent/US4900890A/en
Priority to DE8888114543T priority patent/DE3869024D1/de
Priority to EP88114543A priority patent/EP0306902B1/en
Publication of JPH01103232A publication Critical patent/JPH01103232A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、インクジェットプリンタ用ノズル、光フアイ
バコネクタ等のような微細穴を放電加工する場合に用い
られる微細穴放電加工用微細電極などの微細軸の放電加
工を行なう微細軸放電加工装置に関するものである。
従来の技術 従来、微細穴の放電加工に用いる微細電極を加工するに
は、第3図に示すように微細電極101を回転させなが
らこの微細電極101と、精密にボリシング仕上げした
金属ブロック102との側面で放電させ、金属ブロック
102を微小ステップずつ微細電極101側へ送ること
により、微細電極101の径を次第に減少させ、希望の
径に成形する(ナショナルテクニカルレボ−) : N
ational Technical Reports
 Vol−3L  No−5+  P2O3)。
発明が解決しようとする問題点 しかし、上記のような従来の加工方式では、金属ブロッ
ク102が消耗するため、切り込む量と加工される値が
一致しない。そのため、数回加工した径を確認して加工
する。したがって、加工される径におけるバラツキが大
きく、希望の径の精度を得るためには熟練が必要となる
。また、直径15ミクロンの微細電極101を加工する
場合、金属ブロック102との間の放電時の加工力によ
って微細電極101にたわみが生じるため、ストレート
形状に加工することができず、テーパ形状となる。この
ため、金属ブロック102の取り付けに微小角度を与え
ることにより微細電極101をストレート形状に加工し
ているので、やはり熟練が必要となる。
本発明は、上記のような従来技術の問題を解決するもの
で、加工精度の再現性を向上させることができ、しかも
作業者の熟練を不要とすることができ、更には真直度の
良好な形状に加工することができるようにした微細軸放
電加工装置を提供することを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 本発明は上記問題点を解決するため、微細軸を保持スる
マンドレルと、このマンドレルを支持するV字状軸受と
、上記マンドレルおよび微細軸の回転駆動手段と、絶縁
液が入れられた加工槽と、上記微細軸を放電加工するた
めの導電材製のワイヤを一定の張力と一定の速度で走行
させる手段と、上記ワイヤと微細軸との相対的な位置を
決める移動手段と、ワイヤと微細軸を相対的に上下動さ
せる手段と、ワイヤと微細軸とを相対的に接近させて放
電加工を行う送り速度と所長の長さの加工の後、逆方向
に送る速度をそれぞれ設定し得る制御装置と、微細軸と
ワイヤとの間に放電電力を発生させる放電回路とを備え
たものである。
作用 上記技術的手段による作用は次のようになる。
すなわち、走行するワイヤを工具として微細軸の放電加
工を行うので、見かけ上、加工点位置における消耗を無
視することができる。したがって、ワイヤと微細軸の相
対的な位置精度が加工径の精度に一致するため、再現性
が良好となる。また、制御装置により微細軸の加工速度
を送り方向と逆方向でそれぞれ設定することができるの
で、送り方向で加工されずに残った部分を逆方向で除去
する加工ができるようになり、真直度の良好な形状精度
を得ることができる。
実施例 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明
する。第1図(a)、(b)、(c)は本発明の一実施
例における微細軸放電加工装置を示し、第1図(a)は
平面図、第1図(b)は一部切欠正面図、第1図(c)
は第1図(b)のIC部の拡大断面図である。
第1図(a)、(b)に示すように微細軸1はマンドレ
ル2の先端に保持されている。マンドレル2にはプーリ
3が取り付けられ、このプーリ3とモータ4の回転軸に
取り付けられたプーリ5にベルト6が掛けられている。
マンドレル2はベルト6により保持された状態で定位置
に設けられたV字状軸受7に回転可能に、かつ軸方向に
移動可能に支持されている。マンドレル2の上方にはモ
ータ8と送りねじ9とよシなる送り機構10が設けられ
ている。そして、モータ4の駆動によシプーリ5、ベル
ト6、プーリ3を介してマンドレル2および微細軸1を
回転させることができ、また、送り機構10の駆動によ
りマンドレル2および微細軸1をV字状軸受7に沿って
軸方向(下方)に送ることができ、送りねじ9の後退に
より、ベルト6の張力によりマンドレル2および微細軸
1をV字状軸受7に沿って上昇させることができる。微
細軸1の下側には加工槽11が設けられ、加工槽11に
は絶縁液12が入れられている。加工槽11の外部には
供給ボビン13と巻き取りボビン14が設けられ、供給
ボビン13に巻かれた導電材製で微細径のワイヤ15が
巻き取りボビン14に巻き取られる。供給ボビン13は
DCモータ(図示省略)の駆動により回転され、巻き取
りボビン14はモータ16の駆動により回転される。そ
して、モータ16を駆動して巻き取りボビン14を回転
させると共に、DCモータを駆動して供給ボビン13を
回転させることにより、回転トルクの変化でワイヤ15
を走行させ、巻き取りボビン14に巻き取ることができ
、DCモータへの印加電流を一定とするように制御する
ことによりワイヤ15を一定の張力と一定の速度で走行
させることができる。ワイヤ15は加工槽ll内に設け
られたワイヤガイド17a、  17b、 17cによ
り加工槽11内での走行が案内される。加工槽11は移
動手段によりワイヤガイド17bの外周の加工位置部分
が微細軸1に対し、接近し、若しくは離隔する方向に移
動される。すなわち、架台18の一対の支持部19.2
0に雄ねじ21が回転可能に支持され、この雄ねじ21
に加工槽11に取り付けられたナツト22がボール(図
示省略)を介してかみ合わされ、雄ねじ21はモータ2
3の駆動により回転される。そして、雄ねじ21の回転
によりナツト22および加工槽11が上記の方向に移動
される。このボールねじにより加工槽11、すなわちワ
イヤ15は任意の位置に高精度に位置決めされる。上記
モータ5.8および23は制御装置24により制御され
、微細軸1の加工径を決定するワイヤ15の位置決めと
マンドレル2、すなわち、微細軸1の微小位置決めが行
なわれる。マンドレル2、すなわち微細軸1とワイヤ1
5との間には電源Vと抵抗RとコンデンサCとからなる
放電回路25により放電電力が供給される。
次に上記実施例の動作について説明する。
まず、モータ23の駆動により加工槽11およびワイヤ
ガイド17as 17bs 17cを移動させ、第1図
(c)に示すようにワイヤ15を位置決めする。次に放
電回路25によりワイヤ15と微細軸1に放電電力を供
給し、上記のようにワイヤ15を走行させると共に、モ
ータ4の駆動によりマンドレル2および微細電極1を回
転させなからモータ8の駆動によりマンドレル2および
微細電極1を下方にある速度で送り、両者が近接して短
絡した場合には引き上げる。このようにして微細軸1の
所定量を放電加工した後、マンドレル2および微細軸1
を上方にある速度で送り、下方に送った時に加工できな
い部分の除去加工を行う。下方に送るだけの加工であれ
ば次のような問題がある。
第2図(a)、(b)は微細軸1を下方に送るだけで、
放電加工した場合の説明図である。微細軸1の径が直径
15ミクロン程度になると、微細軸1は第2図(a)に
示すように放電加工による圧力を受けてたわみ、そのた
わみ量分が加工されずに第2図(b)に示すようにテー
パ形状となる。このテーパ形状の状態で微細軸1を高速
で引き上げると、ワイヤ15と微細軸1とが接触し、過
電流が流れ、微細軸1が溶失してしまう。そこで、引き
上げる際にも送り速度を設定し、短絡を回避することに
よりテーパ形状を除去する加工が可能となる。
なお、上記実施例では、加工槽11をボールねじ21.
22とモータ23により駆動し、ワイヤ15を微細軸1
に対し、接近、若しくは離隔する方向に移動させている
が、V字状軸受7等をボールねじ、モータ等により駆動
し、微細軸1をワイヤ15に対し、接近、若しくは離隔
する方向に移動させてもよく、要するにワイヤ15と微
細軸1を相対的に接近、若しくは離隔する方向に移動さ
せればよい。また、上記実施例では、送り機構10によ
りマンドレル2および微細軸1を下降させるようにして
いるが、加工槽11、供給ボビン13、巻き取りボビン
14等を上昇させるようにしてもよく、要するに微細軸
1とワイヤ15を相対的に上下動させるようにすればよ
い。
発明の効果 以上述べたように本発明によれば、走行するワイヤを工
具として微細軸の放電加工を行なうので、見かけ上、加
工位置における消耗を無視することができる。したがっ
て、ワイヤと微細軸の相対的な位置精度が加工径の精度
に一致するため、再現性が良好となシ、作業者の熟練を
不要とすることができる。また、制御装置により微細軸
の加工速度を送り方向と逆方向でそれぞれ設定すること
ができるので、送り方向で加工されずに残った部分を逆
方向で除去することができ、真円度の良好な形状精度を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
°第1図(a)、(b)、(c)は本発明の一実施例に
おける微細軸放電加工装置を示し、第1図(a)は平面
図、第1図(b)は一部切欠正面図、第1図(e)は第
1図(b)のIC部の拡大断面図、第2図(a)、(b
)は微細軸の加工動作説明図、第3図は従来の微細電極
加工方式を示す説明図である。 1・・・微細軸、2・・・マンドレル、4・・・モータ
、7・・・V字状軸受、8・・・モータ、10・・・送
り機構、11・・・加工槽、12・・・絶縁液、13・
・・供給ボビン、14・・・巻き取りボビン、15・・
・ワイヤ、23・・・モータ、24・・・制御装置、2
5・・・放電回路。 代理人の氏名弁理士 中尾敏男ほか1名jl111ff (a)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 微細軸を保持するマンドレルと、このマンドレルを支持
    するV字状軸受と、上記マンドレルおよび微細軸の回転
    駆動手段と、絶縁液が入れられた加工槽と、上記微細軸
    を放電加工するための導電材製のワイヤを一定の張力と
    一定の速度で走行させる手段と、上記ワイヤと微細軸と
    の相対的な位置を決める移動手段と、ワイヤと微細軸を
    相対的に上下動させる手段と、ワイヤと微細軸とを相対
    的に接近させて放電加工を行う送り速度と所定の長さの
    加工の後、逆方向に送る速度をそれぞれ設定し得る制御
    装置と、微細軸とワイヤとの間に放電電力を発生させる
    放電回路とを備えたことを特徴とする微細軸放電加工装
    置。
JP26204687A 1987-09-07 1987-10-16 微細軸放電加工装置 Pending JPH01103232A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26204687A JPH01103232A (ja) 1987-10-16 1987-10-16 微細軸放電加工装置
US07/239,293 US4900890A (en) 1987-09-07 1988-09-01 Electric discharge machining method and apparatus for machining a microshaft
DE8888114543T DE3869024D1 (de) 1987-09-07 1988-09-06 Verfahren und apparat zur elektroentladungsbearbeitung einer mikrowelle.
EP88114543A EP0306902B1 (en) 1987-09-07 1988-09-06 Electric discharge machining method and apparatus for machining a microshaft

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26204687A JPH01103232A (ja) 1987-10-16 1987-10-16 微細軸放電加工装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01103232A true JPH01103232A (ja) 1989-04-20

Family

ID=17370278

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26204687A Pending JPH01103232A (ja) 1987-09-07 1987-10-16 微細軸放電加工装置

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JP (1) JPH01103232A (ja)

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