JPH01103045A - 分散処理システムの通信制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は独立した複数の処理装置間を通信回線で結び情
報交換を行なう分散処理システムの通信制御装置に係り
、特にプロセス制御に好適な分散形計装制御システムの
通信制御装置に関する。

〔従来の技術〕

従来の装置は、横河電機Ｔｌ３４８２Ｃ１−０１のＤ５
４ｒ制御ステｉジョン・メンテナンス機能」に記載のよ
うに複数の処理装置のうちいずれかの処理装置を保守、
メンテナンス等で通信回線から切離す場合、手動操作を
必要としかつ切離された処理装置に対しても他の処理装
置は依然として通信を試み、エラーとして処理するよう
になっていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記従来技術は、保守・メンテナンス等のために、いず
れかの処理装置の電源を切った場合、あるいはいずれか
の処理装置に異常が生じて他の処理装置との通信が満足
にできなくなった場合においても、他の処理装置がその
機能を損うことなく正常に稼動することについては配慮
がされておらず、一部の通信異常が全系の通信に影響を
与えるためシステム全体の性能２機能が低下してしまう
という問題があった。

本発明の目的は１分散処理システムの通信制御装置にお
いて、一部の処理装置が他の処理装置からみて通信不能
状態に陥った場合に、他の正常な処理装置間の通信に影
響を与えないよう異常な処理装置を通信系から自動的に
切離してしまい、正常に復帰したら再度通信系に自動的
に接続することのできる通信制御装置を提供することに
ある。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的は、独立した複数の処理装置と該処理装置のう
ち少なくとも１つを管理局とし該処理装置相互間を通信
回線で結び情報交換を行なう分散処理システムの通信制
御装置において、前記処理’Ａ置がそれぞれに有する前
記通信制御装置が、核外Ｆ１１′！ＡＩｉ！の処Ｊ１機
能を自己診断する自己診断部からの自装置診断結果デー
タを保持する自装置診断結果保持手段と、保持された該
自己診断状況データを前記管理局からの問い合せに応じ
て前記通ず１回線を介し該管理局へ伝送する伝送手段と
、前記通信回線を介して前記管理局から所定周期毎に伝
送されてくる他の前記処理装置の他′！Ａｍ診断結果デ
ータを受信する受信手段と、該他装置診断結果データを
保持する他装置診断結果保持手段と、保持された該他装
置診断結果データに基づき他の前記処理装置との通信の
実行、中断を制御する通信制御手段と、を備えることで
達成される。

〔作用〕

本発明の作用を第１図により説明する。

自装置診断結果保持手段１０１は、自処理装置１００の
自己診断結果データを保持し、管理局２００の問い合せ
に応じて該自己診断結果データを該管理局２００に伝送
手段１０２から通信回線４００を介して伝送する。他の
処理装置３００の診断結果である他装置診断結果データ
は所定周期毎に通信回線４００を介し前記管理局２００
から伝送されてくるものを受信手段１０３で受信し、他
装置診断結果保持手段１０４に保持され１通信制御手段
１０５は前記他の処理装置Ｉ！３００との通信の際に、
保持された該処の処理装置３００の前記他装置診断結果
データに基づき通信の実行、中断を判断制御する。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を第２図、第３１ｉｉ！ｌによ
り説明する。

第２図は個々の処理装置に組込まれる通信制御回路のブ
ロック図で、これらは第３図に示すような分散形計装制
御システムにおいて用いられる。

第３図において、オペレータズコンソールｌａ。

１ｂと、コントローラ２ａ、２ｂがシステムの構成要素
となる処理装置で、それらはデータハイウェイ−（通信
回線）３により相互に通信を行ない、プロセスインタフ
ェース４ａ、４ｂは接点入出力などのデジタル信号や、
４〜２０ｍＡＤＣなどのアナログ信号の入出力を行なう
、コントローラ４ａ、４ｂはそれぞれ独立して決められ
た単位プロセスを自動制御するが、多品種少量生産、運
転効率の向上などを目的として、コントローラ４ａ。

４ｂ相互間でデータハイウェイ３を介して若干のデータ
をやりとりすることもある。オペレータズコンソール１
ａは管理局として他の全局に対して（例えば１分に１回
）、全局のそれまでの自己診断状況をまとめたテキスト
を送り、その応答として今回の自己診断データの返信を
促す、このような巡回チエツクを各処理装置に対して順
次実行する。もしオペレータズコンソール１ａに異常が
発生するとオペレータズコンソール１ｂがそのバックア
ップとして巡回チエツクを行なう。管理局から他の全局
の自己診断データを受取った各処理装置、例えばコント
ローラ２ａは、他処理装置との通信において以下の働き
をする。

第２図においてテキスト受信部２１で管理局からの全局
自己診断データを受信するとシリアル・パラレル変換部
２２でパラレルデータに変換しステータス保持部２３で
記憶する。ステータス保持部２３は全局の正常・異常の
ステータスを記憶する部分で、自局の位置のステータス
には自ステータス設定部２４から自局の自己診断結果が
設定される。管理局からの問い合せに対する応答は、前
記ステータス保持部２３のデータをパラレル・シリアル
変換部２５を通じてシリアルデータに変換してテキスト
送信部２６より送信する。他の処理装置との通信に際し
てはステーション保持部２３を判定し相手局が正常な場
合にのみ通信を行なう。

以上のように、個々の処理装置は自己の正常。

異常を診断し、そのデータを管理局からの問い合せに応
じて管理局に返信すると同時に管理局から他の全処理装
置の診断データを受取り、自局の通信相手となる処理装
置が現在正常な状態にあるかどうかを判定し、正常な状
態になければ正常になるまでその処理装置との通信を中
断する。管理局となる処理装置は上記のように系の全処
理装置に対し診断データの送信を催促し、かつ各処理装
置に系の全処理装置の診断データを伝送する。若し管理
局からの問い合せに対して処理装置側から一定時間経過
しても応答がない場合、管理局はその処理装置が異常状
態にあるものとして他の全処理装置に伝える。

本実施例によれば、例えばある処理装置の電源を強制的
に切断しても、自動的に該当する処理装置を通信系から
切離し、電源を再投入すれば自動的に通信系へ接続でき
るので、他の処理装置は相互間の通信を継続することが
でき、通信系は停止中の処理装置の影響をといった効果
がある。

〔発明の効果〕

本発明によれば、分散処理システムの通信制御装置が、
処理装置相互間の通信に先立ってそれぞれの処理装置が
有する所定周期毎に更新保持された他の処理装置診断結
果データを参照し、通信相手装置の正常、異常を判定し
通信の継続・中断を選択できるので、通信系において一
部の故障処理装置の切離し、回復後の接続を自動的に行
なうことでシステムの可用性を高め、システムの信頼性
を向上させるといった優れた効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の構成図、第２図は本発明の一実施例の
通信制御装置のブロック図、第３図は本発明が適用され
る分散形計装制御システムの一構成図である。 １００・・・処理装置（自処理装置り、１０１・・・自
装置診断結果保持手段、１０２・・・伝送手段、１０３
・・・受信手段、１０４・・・他装置診断結果保持手段
、　−１０５・・・通信制御手段、１０６・・・通信制
御装置、１０７・・・自己診断部、２００・・・処理装
置（管理局）、３００・・・処理袋ｆｉｌ（他の処理装
置）、４００・・・通信回線。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、独立した複数の処理装置と該処理装置のうち少なく
   とも１つを管理局とし該処理装置相互間を通信回線で結
   び情報交換を行なう分散処理システムの通信制御装置に
   おいて、前記処理装置のそれぞれに備わる前記通信制御
   装置が、該処理装置の処理機能を自己診断する自己診断
   部からの自装置診断結果データを保持する自装置診断結
   果保持手段と、該自装置診断結果保持手段に保持された
   自装置診断結果データを前記管理局からの問い合せに応
   じて前記通信回線を介し該管理局へ伝送する伝送手段と
   、前記通信回線を介して前記管理局から所定周期毎に伝
   送されてくる他の前記処理装置の他装置診断結果データ
   を受信する受信手段と、該他装置診断結果データを保持
   する他装置診断結果保持手段と、該他装置診断結果保持
   手段に保持された他装置診断結果データに基づき他の前
   記処理装置との通信の実行、中断を制御する通信制御手
   段と、を備えることを特徴とする分散処理システムの通
   信制御装置。