JPH0110157Y2 - - Google Patents

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JPH0110157Y2
JPH0110157Y2 JP1982139887U JP13988782U JPH0110157Y2 JP H0110157 Y2 JPH0110157 Y2 JP H0110157Y2 JP 1982139887 U JP1982139887 U JP 1982139887U JP 13988782 U JP13988782 U JP 13988782U JP H0110157 Y2 JPH0110157 Y2 JP H0110157Y2
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pressure
movable bed
hydraulic
hydraulic circuit
converter
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JP1982139887U
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案はプレス機の可動ベツド支持装置に関
する。
〈従来の技術〉 一般にプレス加工作業において故障、点検修
理、型位置調整作業の実施にあたり、油圧回路に
よりプレス機の可動ベツドを昇降させることがあ
る。
従来、この種の油圧回路ではプレス加工中にお
ける可動ベツドの保持力およびベツドの昇降を低
容量高圧油ポンプのみを使用する一系統の高油圧
回路で実施していた。
〈考案が解決しようとする課題〉 このため可動ベツドの昇降をするのに必要な時
間が長くなり、上記の作業にともなうプレス機の
休止時間が長いという課題がある。
この考案は上記にかんがみて、可動ベツドの昇
降をするのに時間を著しく短縮して、上記作業に
ともなうプレス機の休止時間を短縮し、稼動率を
高めることが可能な可動ベツド支持装置を提供す
ることを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 この考案は、上記目的を達成するプレス機の可
動ベツド支持装置である。そしてその構成は、 可動ベツドを昇降させる油圧シリンダに対し、 該油圧シリンダへ圧油を供給するポンプと油貯
蔵手段とを備えてなる高油圧回路を具備している
プレス機の可動ベツド支持装置において、 前記高油圧回路と並列に、 圧縮気体源、送排気弁、空圧/油圧コンバータ
を順設してなり、 前記空圧/油圧コンバータは、前記高油圧回路
の油貯蔵手段を兼用している。
構成の低油圧回路が設けられていることを特徴
とする。
〈実施例〉 以下、この考案装置の実施例を示す第1図によ
り具体的に説明する。同図において1は金型(下
型)、2は金型1を固着したボルスタ、3はボル
スタ2を固着した可動ベツドで機枠F内を昇降可
能である。4A,4Bは可動ベツド3の下方に装
設した油圧シリンダとしての第1および第2のシ
リンダ、5A,5Bは第1および第2シリンダ4
A,4B内を摺動する第1、第2ピストンロツド
で、いずれも可動ベツド3へ連結されている。
上記2つの油圧シリンダ4A,4Bに対し、こ
の実施例の可動ベツド支持装置は、(1)高油圧回路
100と、(2)低油圧回路200とを連結してい
る。
(1) 高油圧回路100は、油貯蔵手段としての空
圧/油圧コンバータ(以下「コンバータ」とい
う)13と、低容量高圧油ポンプ(以下「ポン
プ」という)15とを備えている。コンバータ
13の圧油貯溜部とポンプ15の入口端とは管
路T4で接続され、圧油貯溜部の油がポンプ1
5に吸入されるようにする。ポンプ15の吐出
端は管路T7,T11,T12を介して油圧シリンダ
4A,4Bへ接続され、ポンプ15から吐出さ
れる圧油が、油圧シリンダ4A,4Bに供給さ
れるようにする。
このポンプ15の吐出圧力は、調圧手段14
で調圧されている。この調圧手段14は、管路
T5から導入される空圧に対応した吐出圧力を
出させるように、ポンプ15を制御する。例え
ば、管路T5から導入される空圧が約3.7Kgf/
cm2以上になると、ポンプ15の吐出圧力を約
150Kgf/cm2(吐出量約0.1/min、一定)と
する。
符号Wは調圧手段14とポンプ15とを連結
する導線である。
又、符号19は、安全手段としての圧力スイ
ツチ19(約100Kgf/cm2を越える油圧が加わ
ると作動してプレス機を起動可能ならしめ、逆
にそれ未満に下降するとプレス機を停止させ
る。)であり、管路T13で管路T11へ接続されて
いる。
(2) 低油圧回路200は、圧縮気体源(以下「空
圧源」という)CA、送排気弁12、コンバー
タ13を備える。
空気源CAは、例えば5Kgf/cm2の圧縮空気
を大量(例えば約10/min)に送出する能力
がある。空気源CAの下流側にフイルタ11、
送排気弁12が配設されている。送排気弁12
はソレノイドバルブ製である。空気源CAの出
口端とフイルタ11の入口端とは管路T1で、
フイルタ11の出口端と送排気弁12の入口ポ
ートとは管路T3で、送排気弁12の出口ポー
トとコンバータ13の空圧貯溜部とは管路T3
でそれぞれ接続されている。
コンバータ13の圧油貯溜部とパイロツトチ
エツクバルブ16とは管路T8で、パイロツト
チエツクバルブ16と第1スロウリターンチエ
ツクバルブ17とを管路T9で、第1スロウリ
ターンチエツクバルブ17と第2スロウリター
ンチエツクバルブ18とを管路T10で、第2ス
ロウリターンチエツクバルブ18と上記第1お
よび第2シリンダ4A,4Bとを接続する管路
T12へ管路T11でそれぞれ接続している。
また、パイロツトチエツクバルブ16の空圧
導入口と送排気弁12の排気ポートとが管路
T14で接続されている。
つぎにこの考案装置の作動態様を説明する。上
記可動ベツド3を上昇させるには、まず低油圧回
路200を作動させる。すなわち、送排気弁12
を励磁させて管路T2,T3を連通させる。これに
より大量(約10/min)の低圧(約5Kgf/
cm2)の空圧がコンバータ13へ導入される。こう
するとコンバータ13内の圧油は管路T8、パイ
ロツトチエツクバルブ16、管路T9、第1スロ
ウリターンチエツクバルブ17、管路T10、第2
スロウリターンチエツクバルブ18、管路T11
管路T12をへて第1、第2シリンダ4A,4Bへ
導入され、第1、第2ピストンロツド5A,5B
に連結されている可動ベツド3は約10秒で所定位
置へ上昇する。また第1、第2シリンダ4A,4
Bへ導入した圧油の一部は管路T13をへて圧力ス
イツチ19にも導入されるが、前記圧油の圧力は
約100Kgf/cm2以下のため圧力スイツチ19は作
動せず、プレス機は停止中である。
このときコンバータ13へ導入する空圧の一扮
は管路T5をへて調圧手段14を作動させる。こ
れにより高油圧回路100が作動する。すなわ
ち、ポンプ15がコンバータ13内の圧油を一部
を吸引後、該圧油を約150Kg/cm2に加圧し、つい
で管路T13、管路T12をへて第1、第2シリンダ
4A,4Bへ導入するため、第1、第2ピストン
ロツド5A,5Bは可動ベツド3をますます強大
な油圧で支持する。またこの加圧油の一部は圧力
スイツチ19にも導入されて約100Kgf/cm2を越
えると、該圧力スイツチ19が作動(閉路)する
ため、図示しない駆動源によりプレス機は作動を
開始する。したがつて、プレス機の作動中、可動
ベツドは約150Kgf/cm2の油圧で支持されている。
また、プレス機の故障、点検修理、型位置調整
等のために可動ベツドを降下させるには、送排気
弁12の励磁を解除する。こうすると、コンバー
タ13内の空気は管路T3から送排気弁12をへ
て大気中へ排出され、空圧源CA、フイルタ11
からの空圧は管路T14をへてパイロツトチエツク
バルブ16へ導入されて圧油通路を拡開する。し
たがつて第1、第2シリンダ4A,4B内の圧油
は急速に管路T12、管路T11、第2スロウリター
ンチエツクバルブ18、管路T10、第1スロウリ
ターンチエツクバルブ17、管路T9、パイロツ
トチエツクバルブ16、管路T8をへてコンバー
タ13内へもどされる。これと同時に調圧手段1
4の作動空圧も管路T5および管路T3をへて大気
中へ排出されて設定圧力(約3.7Kgf/cm2)以下
に降下するため、ポンプ15は作動を停止する。
つまり高油圧回路100が停止する。
また、上記管路T11内の油圧も急速に約100Kg
f/cm2以下に降下するため、圧力スイツチ19が
作動(開路)するためプレス機は停止状態とな
る。
〈考案の作用・効果〉 以上説明したように、この考案の可動ベツド3
支持装置は、高油圧回路と低油圧回路とを併設し
たことを特徴とする。
かかる構成の支持装置によれば、プレス機が作
動しているときには、高油圧回路の発生した高圧
油を油圧シリンダへ送入することで、安定して可
動ベツドを支持することができる。
また、メインテナンス時等に、可動ベツドを大
きく降下させるときには、低油圧回路の送排気弁
を切り替えて圧縮空気を逃がすことで、油圧シリ
ンダから圧油をすみやかに排出させることができ
る。
これを従来例の支持装置(高油圧回路のみであ
つた)と比較すると、従来例ではポンプを逆転さ
せることになるが、ポンプは一般的に低容量であ
るため、排出に時間がかかつた。
本考案者らの検討によれば、本考案の支持装置
では、油圧シリンダから圧油を排出する(即ち可
動ベツドを下げる)のは約10秒で済んだ。一方、
従来例では約20分かかつていた。
そしてまた、油圧シリンダへ圧油を送給する際
にも、この考案の支持装置では、低油圧回路を使
つて大量の油を油圧シリンダへ送入しておいて、
ほぼ一杯になつたところで高油圧回路のポンプを
作動させて、油圧シリンダへ所望の高油圧をかけ
ることができる。従つて、ポンプの容量が小さく
ても短い時間で可動ベツドを上昇することができ
る。
本考案者の検討によれば、この考案では可動ベ
ツドを上昇するのに約10秒で済んだ。一方、低容
量のポンプのみに頼つている従来例のそれでは約
20分かかつていた。
このように、この考案に係る可動ベツド支持装
置によれば、プレス作業の効率を上げることがで
きる。
なおここで、低油圧回路として、高油圧回路と
は別のポンプ(大容量のもの)等を使うことが考
えられるが、この考案と比較すると、ポンプ等の
分設備コストが上昇するので好ましくない。
即ち、この考案は、空圧系を用いることにより
装置のコストを可及的に低下させている。
更には、高油圧回路の油貯蔵手段と低油圧回路
の空圧/油圧コンバータを兼用させることによつ
ても、装置の設備コストの低減を図つている。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例の可動ベツド支持装
置を示す系統図である。 3……可動ベツド、2A,2B……油圧シリン
ダ、12……送排気弁、13……空圧/油圧コン
バータ、油貯蔵手段、15……ポンプ、100…
…高油圧回路、200……低油圧回路、CA……
圧縮気体源。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 可動ベツドを昇降させる油圧シリンダに対し、
    該油圧シリンダへ圧油を供給するポンプと、油貯
    蔵手段とを備えてなる高油圧回路を具備している
    プレス機の可動ベツド支持装置において、 前記高油圧回路と並列に、下記構成の低油圧回
    路が設けられていることを特徴とするプレス機の
    可動ベツド支持装置; 前記低油圧回路は、圧縮気体源、送排気弁、空
    圧/油圧コンバータを順設してなり、 前記空圧/油圧コンバータは、前記高油圧回路
    の油貯蔵手段を兼用している。
JP13988782U 1982-09-14 1982-09-14 プレス機の可動ベツド支持装置 Granted JPS5944700U (ja)

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JPS5944700U JPS5944700U (ja) 1984-03-24
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5139372B2 (ja) * 2009-06-09 2013-02-06 トヨタ自動車東日本株式会社 プレス機械における安全装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5126943A (en) * 1974-08-29 1976-03-05 Mitsui Toatsu Chemicals Tosobutsu no hakuriseihogotomaku no keiseiho
JPS5438050U (ja) * 1977-08-22 1979-03-13

Patent Citations (2)

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JPS5438050U (ja) * 1977-08-22 1979-03-13

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