JPH01101569A - レーザービームプリンタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明の産業上の利用分野） 本発明はレーザービームにより感光体を露光するレーザ
ービームプリンタに関する。特には、感光体の複数ケ所
をレーザービームで露光することが可能なレーザービー
ムプリンタに関する。

（背景技術） 近年、オフィスコンピューターやパーソナルコンピュー
ターの出力機としてレーザービームプリンタが解像度の
高さ、印字の鮮明さから普及してきている。

そして、レーザービームプリンタの更なる多機能化が望
まれている。

例えば、特開昭５２−１０６７４３号公報に記載されて
いるように、ｌプロセスで多重画像を行ない一括して転
写するプリンターが考えられている。

このように多機能なプリンターの光源とじてレーザーチ
ップ自体が変調されたレーザービームを出射する自己変
調型のレーザーを使用した場合の一例を第３図に示子。

半導体レーザとコリメーターレンズを有するレーザユニ
ット２０から出射したレーザービームはシリンドリカル
レンズ２２を通過した後、回転鏡２５により偏向走査さ
れる。この偏向走査されたレーザービームはｆθ特性を
備えた結像レンズ系２６．２７を通過した後、不図示の
感光ドラムの所定位置を偏向走査される。

半導体レーザとコリメータレンズを備えたレーザユニッ
ト２１から出射したレーザービームはミラー２３により
光路を変更され、シリンドリカルレンズ２４を通過した
後、回転鏡２５により偏向走査される。この偏向走査さ
れたレーザービームはｆθ特性を備えた結像レン゛ズ系
２８，２９を通過した後、レーザユニット２０から出射
したレーザービームとは感光ドラムの異なる位置を偏向
走査する。

この後、レーザユニット２０からのレーザービームによ
り形成される潜像、レーザユニット２１からのレーザー
ビームにより形成される潜像、夫々に対応する不図示の
現像器により現像される。

（発明か解決する問題点） この場合、２つの半導体レーザー夫々に対応してコリメ
ータレンズ、駆動回路を夫々必要となる。

また、これらレーザー及びコリメータレンズの調整を必
要とするうえに、これら２つのレーザーレンズの両方を
所望の特性に合わせる必要がある。

（問題点を解決するための手段） 上記問題点を解決する本発明は感光体の第１位置に第１
画像情報に応じて変調された第１レーザービームを照射
し、第２位置に第２画像情報に応じて変調された第２レ
ーザービーム゛を照射するレーザービームプリンタに於
て、上記第１及び第２レーザービームな出射する共通の
レーザー源と、このレーザー源から出射するレーザービ
ームを偏向走査する回転鏡を有し、この回転鏡は第１レ
ーザービームな偏向走査するための第１偏向部と第２レ
ーザービームな偏向走査するための第２偏向部を有する
と共に、−これら偏向部は鏡面部と非鏡面部を備え且つ
、回転鏡の回転方向において、第１偏向部の鏡面部と第
２偏向部の鏡面部は異なる位置に設けられていることを
特徴とするものである。

（発明の実施例） 第１図は本発明の実施例の主要部を示す斜視図である。

１は半導体レーザーチップとコリメータレンズとを収容
するレーザー五ニットである。この半導体レーザーチッ
プは不図示の駆動回路により駆動され変調されたレーザ
ービームな出射する。

このレーザユニット１から出射したコリメートビームは
半導体レーザ光源ｌから発せられた光束は、ビームスプ
リッタ２により真直ぐ進むビームと真上に進むビームに
分けられる。真上に進んだビームはミラー３によって反
射され真直進むビームと平行に進む。それぞれのビーム
はシリンドリカルレンズ４，５を通過して回転鏡６によ
って偏向走査される。回転鏡６は実質的に上下二段にな
っていて、シリンドリカルレンズ４を通過してきたビー
ムを走査する走査部６ａとシリンドリカルレンズ５を通
過してきたビームを走査する走査部６ｂとから構成され
ている。走査部６ａは鏡面と非鏡面が交互に設けられて
いて６ａ−１とこの６ａ−１と対向する６ａ−３が鏡面
で、６ａ−２とこの６ａ−２と対向する６ａ−４が非鏡
面になっている。走査部６ｂは鏡面の位相が回転鏡の回
転方向で走査部６ａの鏡面とは重ならないようにずらし
て設けられ６ｂ−１と６ｂ−１と対向する ６ｂ−３が非鏡面で、６ｂ−２とこの ６ｂ−２に対向する６ｂ−４が鏡面になっている。走査
部６ａによる走査ビームを７ａとし、走査部６ｂによる
走査ビームを７ｂとする。このように同時に複数のビー
ムを走査しないようにこの実施例ては交互に鏡面と非鏡
面を構成している。８，９は球面レンズ、１０．１１は
トーリックレンズである。この球面レンズとトーリック
レンズは感光ドラム１２に結像走査するためのｆθ特性
を有するレンズ系である。

１３．１４．１５は感光ドラム１２の所定の異なる位置
に走査ビームを夫々導くための反射ミラーである。１６
は走査部６ａによる走査光の同期信号検出器で、１７も
同様に走査部６ｂによる走査ビームの同期信号検出器で
ある。

次に動作の説明をする。まず半導体レーザーを変調する
ための画像データは走査部６ａ。

６ｂの鏡面に対応して一走査ごとに赤色現像剤で現像す
る画像のデータと黒色現像剤で現像する画像のデータと
を交互に出力されるようになっている。プリント指令が
くると回転鏡が回転を始め、所定゛の回転に達すると半
導体レーザが発光する。２本のビームは交互に入れ替わ
って来る鏡面と非鏡面により交互に偏向走査される。走
査部６ａの鏡面６ａ−１により走査された走査ビーム７
ａが同期信号検出器１６により検出され、インターロッ
クされて書込みの準備か完了する。そして次に感光ドラ
ムか回転して所定の時間を経過後、同期信号検出器１６
のタイミング指示に従って赤色現像剤で現像されるべき
画像に対応した画像信号が出力される。赤色画像用の走
査ビームによる一走査が終ると回転鏡６の回転方向での
次の走査面である６ｂ−２で走査される。この６ｂ−２
で操作されたビームは同期信号検出器１７により検出さ
れ黒色現像剤で現像されるべき画像に対応した画像信号
が出力される。さらに次は鏡面６ａ−３で赤色画像用ビ
ーム、またその次は鏡面６ｂ−４で黒色画像用ビームと
言うふうに交互に２録されて行く。このように走査部６
ａ、６ｂの鏡面を回転鏡の回転方向でずらして設ける。

特には回転鏡の走査部を実質的に上下２段にして鏡面が
各面ごとに上下交互に配置すれば光路の切替のシャッタ
ーやガルバノミラ−などが不要になる。この実施例では
回転鏡は４面体であったが何面でもよい。また２色で説
明しているが３面体以上で上、中、下と３つの走査部を
設は上段、中段、下段で一面づつ位相を変えて鏡面を配
置することで３色も可能である。さらに４面以上では最
大４色も可能である。またそれぞれの走査ビームに合わ
せてビームのスポット径を変えたり、異なった種類の信
１　・号を記録するのに使ったりできる。

また回転鏡は一体であっても、何枚かの回転鏡を鏡面部
の位相を変えて重ねたものでも同様な効果が得られる。

またその他の実施例として、第２図のように光源からの
光束を予め分割せずに、回転鏡の２つの走査部、即ち上
下部を同時に照射しても交互に走査光束を得ることがで
きる。勿論、複数段を照射すればその数の走査光束を交
互に得ることが可能になる。但し、偏向走査後にビーム
が半円状になることから第１図のようにビームを一度複
数に分割することが好ましい。

更には、鏡面と非鏡面は複数面おきに設けても良いか、
走査ライン間ピッチを一定とするためには一面おきが好
、ましい。

（発明の効果） 以上説明した通り、本発明によれば１つのレーザー源で
、簡単に感光体の複数位置を走査することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す斜視図、第２１は本発明
の他の実施例を示す斜視図、第３図は本発明の背景とな
る技術を説明するための図である。 図において、ｌはレーザユニット、２はビームスプリッ
タ、３はミラー、６は回転鏡、８゜９．１０．１１は結
像し′ンズ系、１２は感光ドラム。 烹３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）感光体の第１位置に第１画像情報に応じて変調さ
   れた第１レーザービームを照射し、第２位置に第２画像
   情報に応じて変調された第２レーザービームを照射する
   レーザービームプリンタに於て、 上記第１及び第２レーザービームを射出する共通のレー
   ザー源と、このレーザー源から出射するレーザービーム
   を偏向走査する回転鏡を有し、この回転鏡は第１レーザ
   ービームを偏向走査するための第１偏向部と第２レーザ
   ービームを偏向走査するための第２偏向部を有すると共
   に、これら偏向部は鏡面部と非鏡面部を備え、且つ、回
   転鏡の回転方向において、 第１偏向部の鏡面部と第２偏向部の鏡面部は異なる位置
   に設けられていることを特徴とするレーザービームプリ
   ンタ。