JPH0110114Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0110114Y2
JPH0110114Y2 JP1982025893U JP2589382U JPH0110114Y2 JP H0110114 Y2 JPH0110114 Y2 JP H0110114Y2 JP 1982025893 U JP1982025893 U JP 1982025893U JP 2589382 U JP2589382 U JP 2589382U JP H0110114 Y2 JPH0110114 Y2 JP H0110114Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
preset
camshaft
sleeve
handle
swing arm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1982025893U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58128720U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP2589382U priority Critical patent/JPS58128720U/ja
Publication of JPS58128720U publication Critical patent/JPS58128720U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0110114Y2 publication Critical patent/JPH0110114Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、油圧配管作業時に、スリーブをパイ
プに取付ける際のカシメ作業に用いるスリーブカ
シメ器に関するものである。
従来、油圧配管においてはパイプにスリーブを
カシメて一体化し、エルボ、コネクタ等の継手に
入れて、ナツトで締めて配管を行なつている。そ
して、このスリーブカシメ作業は、継手をバイス
に固定し、パイプにナツトと、スリーブを通した
状態でスリーブのはまつたパイプを継手に差し込
みスパナ等でナツトを締め付けることによつて行
なうか、あるいは、分割式のスリーブプリセツト
またはナツトプリセツトを具備したカシメ器で行
なつている。しかし、継手を用いる場合は、カシ
メ用の継手が必要であり、しかも、この継手は
7,8回使用すると交換しなければならないう
え、ナツトを回転させてカシメるため時間が掛か
る。また、カシメる時に、ナツトの回転方向にか
なりのトルクが必要であるため、しつかりとした
バイス、台、柄の長いスパナ等が必要であつた。
また、カシメ器を用いる場合は、カシメ器本体が
大きく場所をとり、移動および持ち運びの際、き
わめて不便であり、また、スリーブプリセツトの
取付け、取外しを毎回行なわなければならないう
え、スリーブプリセツトを受けが固定のため作業
性が悪い。また、スリーブプリセツトを取付ける
ため曲部の近くではカシメができない等の問題点
があつた。
本考案は、上記の従来技術における問題点に鑑
みてなされたものであり、安全性に富み、作業性
に優れ、時間短縮、品質向上に著しく寄与すると
共に原価低減が大幅に果せるパイプへのスリーブ
カシメ器を提供することを目的とするものであ
る。
このため、本考案のパイプへのスリーブカシメ
器は、ベースに固定されてカム軸を回転可能に支
持するサポートと、該サポートに上下に摺動可能
に内装され、前記カム軸のカム部に下端が支持さ
れて上端部にスリーブを受けるメスプリセツトが
固定されるプリセツト取付バーと、前記カム軸を
中心として回動可能に配設された揺動アームと、
該揺動アームを一方向へ付勢する付勢手段と、該
揺動アームの一方向への回動を規制し前記付勢手
段と協働して該揺動アームを常時カシメ位置に位
置決めする手段と、前記揺動アームに一体に取付
けられて一側面にパイプ係合用の溝を有するオス
プリセツトと、前記カム軸に一体に取付けられ上
方へ延ばした自由端部の一方向への回動により前
記カム軸のカム部を介して前記プリセツト取付バ
ーを上動させるハンドルと、前記ハンドルの自由
端部の他方向への回動に前記揺動アームを追従さ
せる手段とからなることを特徴としている。
以下、本考案の一実施例を図に基づいて説明す
る。
第1図は本考案の一実施例の一部断面正面図、
第2図は作用を説明するための第1図の左側面
図、第3図は同じく第1図の右側面図、第4図は
同じく第1図のもう1つの右側面図、第5図はオ
スプリセツトの平面図である。
第1図ないし第5図において、1はカシメ器の
基台となるベースで、バイスに挾んだり、溝に入
れて固定するものである。2はベース1に固定さ
れたサポートで、後述するカム軸およびプリセツ
ト取付バー等を支持するものである。3はカム軸
であつてカム部3aを有しており、カム部3aの
中心はカム軸3の中心に対して距離e(第1図、
第2図参照)だけ偏心している。4はカム部3a
を支持しているローラベアリングである。5はサ
ポート2に上下に摺動可能に支持されたプリセツ
ト取付バーであり、その上端部には、スリーブ6
を受けるメスプリセツト7が固定される。8は左
右に一対に設けられてカム軸3を中心として回動
可能である揺動アームであり、該左右一対の揺動
アーム8はプレート9を介してボルト10にて一
体化されている。11は揺動アーム8を常時前方
(第2図においては右方)に引張る如く付勢する
スプリングである。12は揺動アーム8に一体に
取付けられたオスプリセツトであり、その前方に
はパイプ13が係合するU字状の溝12a(第5
図参照)が設けられている。このオスプリセツト
12はパイプ13のサイズによりワンタツチで交
換が可能となるように構成されている。14はオ
スプリセツト12の落下を防止するオスプリセツ
ト受けである。15はカム軸3に一体に取付けら
れたハンドルである。なお、16はサポート2に
取付けられて揺動アーム8の回動を規制するスト
ツパであり、17はハンドル15の前方への回動
を規制するストツパ、18はハンドル15の後方
への回動を規制するストツパである。また、19
はハンドル15に取付けられて揺動アーム8に係
合するピンを示している。また、20はスリーブ
6をパイプ13にカシメ固定する際に、スリーブ
6とオスプリセツト12間に介在せしめるナツト
であり、カシメ後はパイプ13を継手のねじと螺
合するナツトとなる。
以上が一実施例の構成であるが、次に作用を説
明する。
先ず、第3図に示す如く、ハンドル15を後方
に倒す。このとき、ハンドル15はストツパ18
(第2図参照)に当つて、その回動は規制される
が、ハンドル15の回動はピン19を介して揺動
アーム8に伝えられ、揺動アーム8もスプリング
11の付勢力に抗してハンドル15と共に回動す
る。ハンドル15がストツパ18に当つてその回
動が阻止されたとき、ハンドル15から手を離し
ても揺動アーム8は元に戻れないように、ハンド
ル15の自重の大きさが設定されている。この第
3図の状態において、スリーブ6、パイプ13お
よびナツト20をセツトする。なお、第3図にお
いては、スリーブ6とナツト20とが離れて示さ
れているが、スリーブ6、パイプ13、ナツト2
0等をセツトするときは、スリーブ6とナツト2
0は当接する如くにする。
次に、ハンドル15を手前側、すなわち、第3
図においては反時計針方向に回動する。このと
き、ハンドル15は手で回動させるが、揺動アー
ム8はスプリング11の付勢力により回動する。
ハンドル15は第4図に示す矢印aの如く垂直状
態から約90度の角度となる迄回動する。そして、
このハンドル15の回動は、ストツパ17(第1
図参照)にその基部が当接して阻止される。一
方、揺動アーム8もストツパ16(第1図、第2
図参照)に当接してその回動は止まるが、このと
き、オスプリセツト受け14により揺動アーム8
に一体に取付けられたオスプリセツト12のU字
状の溝12aはパイプ13に係合すると共にナツ
ト20は、オスプリセツト12のF面に当たる状
態となる。
第4図に示す如く、ハンドル15を一杯に回動
すると、カム軸3が垂直状態から90度回動し、カ
ム部3aの頂点は偏心量eの分だけ上昇する。こ
のカム部3aの頂点の上昇は、ローラベアリング
4を介してプリセツト取付バー5に伝えられ、結
局、スリーブ6を受けているメスプリセツト7が
矢印bで示す如く上昇する。一方、ナツト20は
オスプリセツト12により位置規制されているの
で、スリーブ6はナツト20に当接して、ここに
おいて、メスプリセツトの上昇によりスリーブ6
はパイプ13に食い込み、パイプ13のカシメ作
業が完了する。カシメ作業完了後は、ハンドル1
5を第3図に示す如く戻せば、スリーブのかしめ
られたパイプ13は簡単に抜ける。そして、スリ
ーブ6、パイプ13、ナツト20等を再セツトす
れば、次のパイプカシメ作業が行なえる。
以上述べた如き本考案によれば、カムと共に倍
力機構をなすハンドルを一方向へ回動させて、ワ
ンタツチでカシメを行なうことができ、カシメ作
業性の著しい向上を達成できる。またハンドルの
動きに揺動アームを追従させることによりパイプ
等のセツトが容易となり、カシメ作業性の一層の
向上を達成できる。さらにカムの利用により、装
置全体の軽量化および小型化に寄与し、可搬性の
著しい向上を達成できる。安全性に富み、作業性
に優れ、しかも、時間短縮、品質向上に著しく寄
与すると共に、原価低減が大幅に果せるスリーブ
カシメ器が提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る一実施例の一部断面正面
図、第2図は作用を説明するための第1図の左側
面図、第3図は作用を説明するための第1図の右
側面図、第4図は同じく第1図のもう1つの右側
面図、第5図はオスプリセツトの平面図である。 1……ベース、2……サポート、3……カム
軸、5……プリセツト取付バー、6……スリー
ブ、7……メスプリセツト、8……揺動アーム、
11……スプリング、12……オスプリセツト、
12a……溝、13……パイプ、15……ハンド
ル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ベースに固定されてカム軸を回転可能に支持す
    るサポートと、該サポートに上下に摺動可能に取
    付けられ、前記カム軸のカム部に下端が支持され
    て上端部にスリーブを受けるメスプリセツトが固
    定されるプリセツト取付バーと、前記カム軸を中
    心として回動可能に配設された揺動アームと、該
    揺動アームを一方向へ付勢する付勢手段と、該揺
    動アームの一方向への回動を規制し前記付勢手段
    と協働して該揺動アームを常時カシメ位置に位置
    決めする手段と、前記揺動アームに一体に取付け
    られて一側面にパイプ係合用の溝を有するオスプ
    リセツトと、前記カム軸に一体に取付けられ上方
    へ延ばした自由端部の一方向への回動により前記
    カム軸のカム部を介して前記プリセツト取付バー
    を上動させるハンドルと、前記ハンドルの自由端
    部の他方向への回動に前記揺動アームを追従させ
    る手段とからなることを特徴とするスリーブカシ
    メ器。
JP2589382U 1982-02-25 1982-02-25 スリーブカシメ器 Granted JPS58128720U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2589382U JPS58128720U (ja) 1982-02-25 1982-02-25 スリーブカシメ器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2589382U JPS58128720U (ja) 1982-02-25 1982-02-25 スリーブカシメ器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58128720U JPS58128720U (ja) 1983-08-31
JPH0110114Y2 true JPH0110114Y2 (ja) 1989-03-22

Family

ID=30037849

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2589382U Granted JPS58128720U (ja) 1982-02-25 1982-02-25 スリーブカシメ器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58128720U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58128720U (ja) 1983-08-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4477865A (en) Mounting device for lighting device for bicycle
JPS587087A (ja) 二重カム作用を有するジヨ−アセンブリ−
JPH0110114Y2 (ja)
CA1217175A (en) Mounting device for lighting device for bicycle
US4729269A (en) Powered pipe wrench
CN220051526U (zh) 一种自动定位防偏的抄网三通件夹具
RU170512U1 (ru) Механизм фиксации сварочной головки на трубопроводе
LU504367B1 (en) Manual Pipe Bending Mechanism
JPS624340Y2 (ja)
JP2734081B2 (ja) パイプクランプ装置
JP3040280U (ja) レンチ
JPH0648051Y2 (ja) クランプ金具
CN218611164U (zh) 一种弯曲装置
US2772525A (en) Drill grinder attachment
JPH0428283Y2 (ja)
JP2006110669A (ja) 配管用接続工具
JPS646989Y2 (ja)
JPS5828745Y2 (ja) 工作機械の手動クランパ−
JPH0413053Y2 (ja)
JPH0113022Y2 (ja)
JPH065056Y2 (ja) 電動ノコ用パイプクランプ工具
US4536161A (en) Articulator
JPH0123614Y2 (ja)
JPS5840173Y2 (ja) アンカ−装置
JPH0633878Y2 (ja) ランバーサポート装置