JPH01101140A - 繊維強化複合樹脂管及びその製造法 - Google Patents

繊維強化複合樹脂管及びその製造法

Info

Publication number
JPH01101140A
JPH01101140A JP62260574A JP26057487A JPH01101140A JP H01101140 A JPH01101140 A JP H01101140A JP 62260574 A JP62260574 A JP 62260574A JP 26057487 A JP26057487 A JP 26057487A JP H01101140 A JPH01101140 A JP H01101140A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fiber
resin
reinforced
hollow tube
tube
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP62260574A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0745198B2 (ja
Inventor
Kichihei Yamamoto
山本 吉平
Akira Kobayashi
朗 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tonen General Sekiyu KK
Original Assignee
Toa Nenryo Kogyyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toa Nenryo Kogyyo KK filed Critical Toa Nenryo Kogyyo KK
Priority to JP62260574A priority Critical patent/JPH0745198B2/ja
Publication of JPH01101140A publication Critical patent/JPH01101140A/ja
Publication of JPH0745198B2 publication Critical patent/JPH0745198B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Moulding By Coating Moulds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、一般には繊維強化複合樹脂管(以後rFRP
管」という、)及びその製造法に関するものであり、更
に詳しく言えば接続長尺化が可能で、特に回転トルクの
伝達に適したFRP管に関するものであり、例えば土木
分野、石油開発等に於けるポーリング機械の掘削用連結
管及び自動車、船舶、航空機等の輸送機械の動力伝達用
プロペラシャフト等に好適に使用し得るものである。
勿論、本発明のFRP管は回転トルク伝達用に限定され
るものではなく、例えば建築分野等における柱、梁、流
体輸送用配管等のような引張力、圧縮力のかかる高強度
構造用材料としても好・適に使用可能である。
の      び、  へ 従来、例えばポーリング機械に使用される掘削用連結管
としては鋼製パイプが使用されている。
該鋼製パイプを掘削用連結管、つまり掘削用パイプとし
て使用する場合には、該各パイプの両端部に夫々雄ねじ
及び雌ねじを予め形成し、連結すべき隣接する二つのパ
イプの当接端部に形成された該雄ねじと雌ねじを螺合せ
しめることにより直接間パイプを接続し、所望の長さに
連結する方法が採用されている。又、別法として、各パ
イプの両端部には雌ねじを形成し、接続用の雄ねじ付短
管で両パイプを接続する方法もとられている。
上述のように、従来の掘削用パイプは鋼製とされるため
に、 (1)重量が大であり作業性が悪いのみならず。
特に数千メートルのポーリングになると掘削用パイプの
荷重だけでも数百トンとなり、特別に掘削用パイプのた
めの支持構造体が必要とされる。
(2)石油、天然ガスの掘削に見られる酸処理作業時に
は、使用される塩酸により掘削用パイプが腐食する。
等といった問題があった。
このような問題を解決するべく、繊維強化樹脂にて形成
された中空管の両端部分に所定の長さを有した管接続用
の金属製短管を取り付け、該金属製短管には雄ねじ又は
雌ねじが形成されたことを特徴とする接続長尺化可能の
FRP管が本出願人により提案されている(特願昭61
−314295号及び特願昭61−314298号を参
照せよ、)。
(し    −      る ロ 上記FRP管は従来の鋼製の掘削用パイプが有する問題
点を解決するものではあったが、繊維強化樹脂にて形成
された中空管と接続用金属製短管との接続は、(イ)圧
入、接着剤による接合、又は(ロ)繊維強化樹脂製中空
管及び金属製短管にネジ切りを行ない螺合せしめること
により行なわれており、前者(イ)の場合には接合強度
に限度があり、大トルクの伝達には不適であり、又後者
の(ロ)の場合にはネジ切り加工により特に繊維強化樹
脂製中空管の強度が減少され、好ましいものではなかっ
た。
本発明者等は、多くの研究実験の結果、繊維強化樹脂製
中空管の両端部内周部に係合する各金属製短管の外周囲
にローレット加工の如き凹凸形状を形成することよりF
RP管が有する上記欠点が大幅に改善されることを見出
した0本発明は斯る新規な知見に基づくものである。
発m薗− 本発明の目的は1重量を軽減し、腐食の問題をなくし、
且つ後機械加工等により繊維強化樹脂製中空管の強度を
低下させることがなく、耐引張り、耐内圧性が大きく、
接続長尺化可能なFRP管及びその製造法を提供するこ
とである。
本発明の他の目的は、相当大きな回転トルクを伝達する
ことができ、接続長尺化が可能なFRP管及びその製造
法を提供することである。
ロー 上記薄目的は本発明に係るFRP管によって達成される
。要約すれば本発明は、繊維強化複合樹脂にて形成され
た中空管の両端部内周部に接続用の金属短管を備えた接
続長尺化可能の繊維強化複合樹脂管において、前記繊維
強化複合樹脂中空管の両端部内周部に係合する各金属製
短管の外周囲は凹凸形状に形成されることを特徴とする
接続長尺化可能の繊維強化複合樹脂管であり、特に好ま
しくは、繊維強化複合樹脂中空管は、金属製短管の内部
端面に当接した所定の長さを有した第1の繊維強化樹脂
にて形成された中空管と、該第、l繊維強化樹脂中空管
及び両金属製短管の外周囲を被覆して形成された第2の
繊維強化樹脂中空管にて形成される。
斯るFRP管は、(a)一定の直径を有し所定の長さと
された本体部と、該本体部に一体に連接し、縮径された
一端部とを有した細長のマンドレルを用意する工程、(
b)該マンドレルの本体部の上に所定の肉厚を有した第
1の繊維強化樹脂層を形成し、所望に応じて硬化する工
程、(c)前記マンドレルの両端部よりそれぞれ外周囲
が凹凸形状に形成された接続用金属製短管を挿入し、前
記第1の繊維強化樹脂層の両層部に当接せしめる工程、
(d)次いで前記第1繊維強化樹脂層及び両金属製短管
の外周囲を被覆して、所定の肉厚を有した第2の繊維強
化樹脂層を形成し、硬化する工程、(e)前記マンドレ
ルを軸線方向一方向に引抜く工程、を少なくとも有する
ことを特徴とする製造法にて好適に製造し得る。好まし
い実施態様に従えば、(1)第1及び第2繊維強化樹脂
層は、それぞれ第1及び第2樹脂含浸繊錐を用いてフィ
ラメントワインディング法により形成されるか、(2)
第1繊維強化樹脂層は樹脂含浸繊維を用いてフィラメン
トワインディング法により形成され、第2繊維強化樹脂
層はプリプレグを用いてワインディング法により形成さ
れるか、(3)第1及び第2繊維強化樹脂層共にプリプ
レグを用いてワインディング法により形成される。
支ム1 次に、本発明に係るFRP管を図面に即して更に詳しく
説明する。
第1図には本発明に係るFRP管の一実施例が示される
0本発明に係るFRP管1は、繊維強化樹脂にて形成さ
れた所定長さ(L)及び所定直径(D)とされる繊維強
化複合樹脂中空管2と、該中空管2の両端部内周部分に
取付けられた管接続用の金属製短管4,6とを有する。
繊維強化複合樹脂中空管2は、本実施例では金属製短管
の内部端面に°当接した所定の長さを有した第1の繊維
強化樹脂にて形成された中空管2aと、該第1繊維強化
樹脂中空管2a及び両金属製短管4.6の外周囲を被覆
して形成された第2の繊維強化樹脂にて形成された中空
管2bとから構成されているが、第1の繊維強化樹脂中
空管2aは省略することも可能である。
又、一方の金属製短管4は端、部に雌ねじ4aが形成さ
れ、他方の金属製短管6には端部に前記雌ねじ4aに螺
合し得る雄ねじ6aが形成される。
該雄ねじ6a部分は、図示されるように、第2のms強
化樹脂中空管2bより外方へと突出して形成される。斯
る構成のFRPvlは一つのFRP管の金属短管の雌ね
じ4aと他のFRP管の雄ねじ6aを螺合せしめること
により複数本を互いに接続し長尺化することができる。
又、両金属短管4,6の外周部4c、6bには、第2図
及び第3図に図示されるように、凹凸形状が形成される
。該凹凸形状は、ローレフト加工にて形成することもで
き、例えばJIS  B0951に規定される平目又は
アヤ目とすることができ1例えばモジュール(m)が0
.5の平目又はアヤ目とすることができる。更には、J
IS規格のアヤ目ローレフト加工に類似しているが、ロ
ーレット加工角度(軸線方向に対するアヤ目のなす角度
)をJIS規定の30度から45度に変更したもの、或
いは、凸状に形成された冬目の頂部を偏平にしたもの等
を使用することができる。
従って、中空管2、本実施例では第2ffl維強化樹脂
中空管2bと金属製短管4.6との接続は、繊維強化樹
脂中空管2aの両端部内周部が各金属製短管の外周囲に
形成されたローレット加工の如き凹凸形状部に緊密に突
入することにより極めて大きな回転トルクにも耐え得る
ような強度にて接合される。更に好ましくは、繊維強化
樹脂中空管2aの両端部内周部及び各金属製短管の外周
囲の互いに嵌合する部分の形状を円形ではなく、楕円又
は多角形の如き非円形断面とし、相当大きな回転トルク
を伝達することができるように構成することも可能であ
る。
上記第1及び第2繊維強化樹脂中空管2a、2bは、(
L)それぞれ第1及び第2樹脂含浸1!!雄を用いてフ
ィラメントワインディング法によす形成するか、(2)
第1繊維強化樹脂中空管2aは樹脂含浸繊維を用いてフ
ィラメントワインディング法により形成され、第2繊維
強化樹脂中空管2bはプリプレグを用いてワインディン
グ法により形成するか、又は(3)第1及び第2繊維強
化樹脂中空管2a、2b共にプリプレグを用いてワイン
ディング法により形成される。
M!1lti強化樹脂中空管2、本実施例においては第
1のS雄強化樹脂中空管2a及び第2のJam強化樹脂
中空管2bは、強化amとしては家素繊錐。
ガラス繊維又はアラミド繊維が使用され、マトリクス樹
脂としてはエポキシ、不飽和ポリエステル、ウレタンア
クリレート、ビニルエステル、フェノール、ポリウレタ
ン等の熱硬化性樹脂及び。
ナイロン6、ナイロン66、ナイロン12.PBT、P
ET、ポリカーボネート、ポリアセタール、ポリフェニ
レンスルファイド、ポリエーテルエーテルケトン、ポリ
エーテルスルファイド、ポリフェニレンオキシド、ノリ
ル、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニール等の熱可塑性樹
脂が好適に使用され、またこれら樹脂の中にはCaCO
3゜マイカ、An (OH) 3.タルク等の充填剤を
添加しても構わない、更に耐熱性、耐候性を改良するた
めの添加剤及び着色剤等を添加することもできる。
以上の構成とされる本発明に係るFRP管及びその製造
方法を実施例についてより具体的に説明する。
支ム1ユ 第1図に図示されるように、本体部10aの長さLlが
1600mm、縮径部10bの長さが250mmの細長
のマンドレル10を用意した(第4図(イ))、該マン
ドレルlOは断面が円形とされ、本体部10aの直径D
1は98.0mm、縮径部10bの直径D2は85.0
mmとされた。
該マンドレル10に対し、その本体部領域(文士2Δi
)1000mmにわたって第1の繊維強化樹脂層2aが
厚さ6.0mmにて形成された。
該第1の繊維強化樹脂層2aは、強化繊維としてガラス
Jara、マトリックス樹脂としてエポキシ樹脂を使用
して作製されたガラスH&維クロスを通常のワインディ
ング法により巻付けることにより形成した。
第1の強化繊錐樹脂層2aを硬化した後、該樹脂層2a
の両端部をΔ皇=30mmにわたって切断し、所定の長
さ党=940mmの第1の強化繊錐樹脂層、つまり中空
管2aを形成した(第4図(ロ))。
次いで、マンドレル10の両端部よりそれぞれ外周囲が
凹凸形状に形成された。鋼製の接続用金属製短管4.6
を挿入し、前記第1の繊維強化樹脂層、つまり第1繊維
強化樹脂中空管2aの両短部に当接せしめた(第4図(
ハ))。
マンドレル10の本体部10aに装着された接続用金属
製短管4は、第2図に図示されるような雌ねじ短管とさ
れ、内径98.0mmの例えばJI S 、PFS管用
平行ねじ溝が形成された雌ねじ部4aと、内径98.5
mmの取付は部4bとから成り、又、外径は110.0
mmとされ、その外周面4Cには、JIS  B  0
951に規定されるモジュール(m)が0.5のアヤ目
であり、特に、ローレット加工角度(軸線方向に対する
アヤ目のなす角度)をJIS規定の30度から45度に
変更したローレット加工による凹凸形状を形成した。
又、マンドレル10の縮径部2bに装着される接続用金
属製短管6は、第3図に図示されるような雄ねじ短管と
され、内径部はマンドレルlOの縮径部2bと相補形状
に形成され、内径が85゜5mmと、98.5mmの2
段形状とされる取付は孔部6aと、外径が110.0m
mとされる外周面6bと、外径98.0mmの例えばJ
IS。
PF5管用平行ねじが形成された雄ねじ部6Cとを有す
る。その外周面6bには、雌ねじ短管4と同様の凹凸形
状が形成された。
各端管とも、ねじ部4a、6Cの長さW2は本実施例で
は130mmとされ、凹凸形状とされる外周面4c、6
bの長さWl、W3はそれぞれ130.300mmとさ
れた。
次いで、前記第1の繊維強化樹脂層、つまり第1!at
&強化樹脂中空管2a及び両金属製短管4.6の外周囲
を被覆して第2の繊維強化樹脂層2bを形成した。該第
2繊維強化樹脂層2bは、強化繊錐として炭素繊維を使
用したエポキシ樹脂プリプレグを厚さ6.0mmにて通
常のワインディング法により巻付けることにより形成さ
れた(第4図(ニ))。
本実施例では、前記エポキシ樹脂プリプレグを使用した
場合には成形性を良くするためにこれらプリプレグを圧
着ローラ(図示せず)にてマンドレル面に対し長手方向
線荷重5 k g / c m以上の荷重で加圧した。
更に又1本実施例においては、巻付けられたプリプレグ
等は形状保持のための外装テープ、本実施例では熱収縮
テープ(図示せず)を巻き付けた。
次いで、オートクレーブを使用して第2繊維強化樹脂層
、つまり第2繊維強化中空管2bを加熱硬化した。硬化
温度は樹脂によって若干異なるが本実施例ではlO℃/
分の割合で120℃〜140℃まで昇温し、2時間保持
した後、10℃/分の割合にて冷却した。
冷却後、熱収縮テープを取り除いた後マンドレル10を
、第4図(ニ)に図示するように矢印方向へと引抜いた
。第2繊維強化中空管2bの両端面部は適宜切断し、整
形することができる。これにより、第1図に図示される
ように、断面が円形をした全長りが1500mm(雄ね
じ突出部w2  。
=130mm)、外径りが122.0mmの炭素繊維強
化樹脂中空管1が得られた。
このようにして得られた物理的特性は表1に示す通りで
あった。
表1 縦弾性係数    !   −118Gpa  (富)
剪断弾性係数   G   −129Gpa  (を家
)最大耐久トルク  ila冨 −2,3X104N・
■(零攻宜)軸方向耐圧縮荷重 Pcomp = 10
0ton(912000KgF/會ll2 (零93000Kgf/肩、! (を本家)  2400Kgf@■ 上記実施例で、第1繊維強化樹脂層2aはガ、ラス繊維
強化樹脂層であるとして説明したが、第2繊維強化樹脂
N2bと同じく炭素繊維強化樹脂層とすることもでき、
又、第2繊維強化樹脂層2bは1強化繊錐として炭素繊
維を使用したエポキシ樹脂プリプレグを用いたがエポキ
シ樹脂フィラメントを通常のワインディング法により巻
付けることにより形成することも可能であり、又、他の
繊維強化樹脂層を他の方法で形成することもできる。
つまり、第1及び第2繊維強化樹脂層は1種々の強化繊
錐及びマトリクス樹脂を使用して。
(1)それぞれ第1及び第2樹脂含浸繊錐を用いてフィ
ラメントワインディング法により形成するか、(2)第
11強化樹脂層は樹脂含浸繊維を用いてフィラメントワ
インディング法により形成され、第2繊維強化樹脂層は
プリプレグを用いてワインディング法により形成するか
、又は(3)W41及び第2繊錐強化樹脂層共にプリプ
レグを用いてワインディング法により形成することがで
きる。又、上記(3)の方法のように第1及び第2繊維
強化樹脂層が共にプリプレグを用いたときは、第1繊維
強化樹脂層形成時には硬化処理を行なわず1次の第2繊
維強化樹脂層を形成した後。
第1.第2繊維強化樹脂層の硬化処理を行なうこともで
きる。
更には、第taam強化樹脂層2aを形成することなく
、即ち上記第4図(ロ)の工程を省略し、マンドレル1
0上に接続短管4.6をセットし。
直接第2繊維強化樹脂層2bを接続短管4.6及びマン
ドレル10を覆って形成することも可能である。
え豆立羞」 本発明に係るFRP管は以上の如くに構成されるために
、重量を軽減し、腐食の問題をなくし、且つ後機械加工
等により樹脂管の強度を低下させることがなく、耐引張
り、耐内圧性が大きく、接続長尺化が可能であるという
効果を有する。更に本発明のFRP管は相当大きな回転
トルクを伝達することも可能であり、種々の用途に好適
に採用し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係るFRP管の一実施例の断面図で
ある。 第2図及び第3図は、それぞれ第1図の本発明に係るF
RP管を製造する際に使用する接続用金属製短管の斜視
図である。 第4図(イ)〜(ニ)は1本発明に係るFRP管を製造
する工程を説明する工程説明図である。 1 m FRP管 2:繊維強化樹脂中空管 2a:第1の繊維強化樹脂中空管(暦)2b:第2の繊
維強化樹脂中空管(暦)4.6:管接続用金属製短管 第1図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)繊維強化複合樹脂にて形成された中空管の両端部内
    周部に接続用の金属短管を備えた接続長尺化可能の繊維
    強化複合樹脂管において、前記繊維強化複合樹脂中空管
    の両端部内周部に係合する各金属製短管の外周囲は凹凸
    形状に形成されることを特徴とする接続長尺化可能の繊
    維強化複合樹脂管。 2)繊維強化複合樹脂中空管は、金属製短管の内部端面
    に当接した所定の長さを有した第1の繊維強化樹脂にて
    形成された中空管と、該第1繊維強化樹脂中空管及び両
    金属製短管の外周囲を被覆して形成された第2の繊維強
    化樹脂にて形成された中空管とから成る特許請求の範囲
    第1項記載の接続長尺化可能の繊維強化複合樹脂管。 3)金属製短管の一方には雄ねじが、又他方には雌ねじ
    が形成されて成る特許請求の範囲第1項又は第2項記載
    の繊維強化複合樹脂管。 4)繊維強化樹脂中空管の強化繊錐は炭素繊維、ガラス
    繊維又はアラミド繊維であり、マトリクス樹脂はエポキ
    シ、不飽和ポリエステル、ビニルエステル等の熱硬化性
    樹脂、及びナイロン6、ナイロン66、ポリカーボネー
    ト、ポリアセタール、ポリフエニレンスルフアイド、ポ
    リプロピレン等の熱可塑性樹脂である特許請求の範囲第
    1項〜第3項のいずれかの項に記載の繊維強化複合樹脂
    管。 5)(a)一定の直径を有し所定の長さとされた本体部
    と、該本体部に一体に連接し、縮径された一端部とを有
    した細長のマンドレルを用意する工程; (b)該マンドレルの本体部の上に所定の肉厚を有した
    第1の繊維強化樹脂層を形成し、所望に応じて硬化する
    工程; (c)前記マンドレルの両端部よりそれぞれ外周囲が凹
    凸形状に形成された接続用金属製短管を挿入し、前記第
    1の繊維強化樹脂層の両短部に当接せしめる工程; (d)次いで前記第1繊維強化樹脂層及び両金属製短管
    の外周囲を被覆して、所定の肉厚を有した第2の繊維強
    化樹脂層を形成し、硬化する工程;(e)前記マンドレ
    ルを軸線方向一方向に引抜く工程; を少なくとも有することを特徴とする繊維強化複合樹脂
    管の製造法。 6)第1及び第2繊維強化樹脂層は、それぞれ第1及び
    第2樹脂含浸繊維を用いてフィラメントワインディング
    法により形成されて成る特許請求の範囲第5項記載の製
    造法。 7)第1繊維強化樹脂層は樹脂含浸繊維を用いてフィラ
    メントワインディング法により形成され、第2繊維強化
    樹脂層はプリプレグを用いてワインディング法により形
    成されて成る特許請求の範囲第5項記載の製造法。 8)第1及び第2繊維強化樹脂層は、それぞれプリプレ
    グを用いてワインディング法により形成されて成る特許
    請求の範囲第5項記載の製造法。 9)第1及び第2繊維強化樹脂層の強化繊維は炭素繊維
    、ガラス繊維又はアラミド繊維であり、マトリクス樹脂
    はエポキシ、不飽和ポリエステル、ビニルエステル等の
    熱硬化性樹脂、及びナイロン6、ナイロン66、ポリカ
    ーボネート、ポリアセタール、ポリフエニレンスルフア
    イド、ポリプロピレン等の熱可塑性樹脂である特許請求
    の範囲第6項〜第8項のいずれかの項に記載の繊維強化
    複合樹脂管の製造法。
JP62260574A 1987-10-15 1987-10-15 繊維強化複合樹脂管及びその製造法 Expired - Lifetime JPH0745198B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62260574A JPH0745198B2 (ja) 1987-10-15 1987-10-15 繊維強化複合樹脂管及びその製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62260574A JPH0745198B2 (ja) 1987-10-15 1987-10-15 繊維強化複合樹脂管及びその製造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01101140A true JPH01101140A (ja) 1989-04-19
JPH0745198B2 JPH0745198B2 (ja) 1995-05-17

Family

ID=17349838

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62260574A Expired - Lifetime JPH0745198B2 (ja) 1987-10-15 1987-10-15 繊維強化複合樹脂管及びその製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0745198B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0361639A2 (en) * 1988-06-24 1990-04-04 Tonen Corporation Bar-like molding made of fiber-reinforced plastic material and method of manufacturing the same
JPH1145626A (ja) * 1997-07-28 1999-02-16 Alps Electric Co Ltd 傾斜センサ
JP2015100967A (ja) * 2013-11-22 2015-06-04 株式会社ジェイテクト バー状部品の製造方法およびバー状部品
JP2015113359A (ja) * 2013-12-09 2015-06-22 株式会社ジェイテクト バー状部品の製造方法およびバー状部品
JP2015127187A (ja) * 2013-12-27 2015-07-09 高周波熱錬株式会社 中空ラックバー、ステアリング装置及び中空ラックバーの製造方法
CN104816753A (zh) * 2014-02-04 2015-08-05 株式会社捷太格特 制造杆状构件的方法以及杆状构件
US9956987B2 (en) 2013-11-22 2018-05-01 Jtekt Corporation Manufacturing method of bar component and bar component
JP2020142408A (ja) * 2019-03-05 2020-09-10 藤倉コンポジット株式会社 Frp複合成形品及びその製造方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101540386B1 (ko) * 2014-08-08 2015-07-29 전병섭 탄소융합복합소재와 금속재의 결합방법

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4970216A (ja) * 1972-09-18 1974-07-08
JPS55159310A (en) * 1979-05-29 1980-12-11 Celanese Corp Fiberrreinforced composit shaft with metallic connector sleeve fitted by mechanical interlock
JPS6426430A (en) * 1987-07-23 1989-01-27 Sumitomo Metal Ind Frp pipe with threaded joint

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4970216A (ja) * 1972-09-18 1974-07-08
JPS55159310A (en) * 1979-05-29 1980-12-11 Celanese Corp Fiberrreinforced composit shaft with metallic connector sleeve fitted by mechanical interlock
JPS6426430A (en) * 1987-07-23 1989-01-27 Sumitomo Metal Ind Frp pipe with threaded joint

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0361639A2 (en) * 1988-06-24 1990-04-04 Tonen Corporation Bar-like molding made of fiber-reinforced plastic material and method of manufacturing the same
EP0361639A3 (en) * 1988-06-24 1991-11-21 Tonen Corporation Bar-like molding made of fiber-reinforced plastic material and method of manufacturing the same
JPH1145626A (ja) * 1997-07-28 1999-02-16 Alps Electric Co Ltd 傾斜センサ
JP2015100967A (ja) * 2013-11-22 2015-06-04 株式会社ジェイテクト バー状部品の製造方法およびバー状部品
US9956987B2 (en) 2013-11-22 2018-05-01 Jtekt Corporation Manufacturing method of bar component and bar component
JP2015113359A (ja) * 2013-12-09 2015-06-22 株式会社ジェイテクト バー状部品の製造方法およびバー状部品
JP2015127187A (ja) * 2013-12-27 2015-07-09 高周波熱錬株式会社 中空ラックバー、ステアリング装置及び中空ラックバーの製造方法
CN104816753A (zh) * 2014-02-04 2015-08-05 株式会社捷太格特 制造杆状构件的方法以及杆状构件
JP2015145121A (ja) * 2014-02-04 2015-08-13 茨木工業株式会社 バー状部品の製造方法およびバー状部品
JP2020142408A (ja) * 2019-03-05 2020-09-10 藤倉コンポジット株式会社 Frp複合成形品及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0745198B2 (ja) 1995-05-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2805327B2 (ja) 繊維強化複合樹脂製棒状成形体及びその製造方法
JP3330651B2 (ja) 流体移送用フィラメント巻き管
US5236018A (en) Boring casing for boring machines
US5785092A (en) High-pressure fiber reinforced composite pipe joint
EP0524206B1 (en) Composite tubular member with multiple cells
US5837083A (en) Method of forming a rigid tubular body
US4605385A (en) Fibre reinforced plastics power transmission shaft
US5122417A (en) Fiber-reinforced composite resin pultrusion products and method of manufacturing the same
US3483896A (en) Composite reinforced plastic pipe
JPH01101140A (ja) 繊維強化複合樹脂管及びその製造法
US4757658A (en) Panel structure with composite coupling
GB2280889A (en) Hollow elongated or tubular bodies and their manufacture
US4522529A (en) Pre-stressed fiber-resin sucker rod and method of making same
CN112351878B (zh) 纤维增强聚合物管
JPH0723755B2 (ja) 繊維強化複合樹脂管の製造法
JPH05106629A (ja) 繊維強化プラスチツク製荷重伝達軸
WO2013146692A1 (ja) パイプおよびパイプの製造方法
US4775563A (en) Composite spring-lock coupling
JPS63167184A (ja) 繊維強化複合樹脂管の製造法
US4740422A (en) Multiple composite twine structure
JPH01166937A (ja) 長尺軽量繊維強化複合樹脂引抜成形品及びその製造法
RU213380U1 (ru) Муфта стеклокомпозитная биаксиальная
US20220288872A1 (en) Method for manufacturing structure and structure
JP2504689B2 (ja) 合成樹脂製ナット部材
JPS61114840A (ja) 繊維強化ねじ継手部を持つ部材の製造方法