JPH01166937A - 長尺軽量繊維強化複合樹脂引抜成形品及びその製造法 - Google Patents
長尺軽量繊維強化複合樹脂引抜成形品及びその製造法Info
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- JPH01166937A JPH01166937A JP62325767A JP32576787A JPH01166937A JP H01166937 A JPH01166937 A JP H01166937A JP 62325767 A JP62325767 A JP 62325767A JP 32576787 A JP32576787 A JP 32576787A JP H01166937 A JPH01166937 A JP H01166937A
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Landscapes
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
−−の和
本発明は、円形断面を有した細長形状の補強材の表面に
繊維強化樹脂層が形成された長尺軽量の繊維強化複合樹
脂引抜成形品及びその製造法に関するものである。
繊維強化樹脂層が形成された長尺軽量の繊維強化複合樹
脂引抜成形品及びその製造法に関するものである。
本発明に係る長尺軽量繊維強化複合樹脂引抜成形品は円
形断面形状を有した細長の形材として具体化され、軸方
向の引張力、圧縮力のみならず曲げ力にも十分に耐える
ことができ、例えば航空、宇宙、自動車、船舶、鉄道の
分野におけるフレーム、機械部品として、又土木、建築
分野における柱等の骨組構造材等、その他種々の分野に
おいて軽31)構造材として使用することができる。
形断面形状を有した細長の形材として具体化され、軸方
向の引張力、圧縮力のみならず曲げ力にも十分に耐える
ことができ、例えば航空、宇宙、自動車、船舶、鉄道の
分野におけるフレーム、機械部品として、又土木、建築
分野における柱等の骨組構造材等、その他種々の分野に
おいて軽31)構造材として使用することができる。
−の七= −び[9,+1″夫
従来、上記種々の分野で長尺で且つ軽量の構造材が要求
されており、斯る構造材として従来炭素繊維、カラス繊
維等を強化繊維とした繊維強化複合材料が提案されてい
る。更に軽量化を図るべく複合材料は中空パイプ状に成
形ぎれ、更に軽量化を図るために中空パイプの肉厚は薄
くされる傾向にあるが、肉厚が薄くなるに従って曲げ強
度及び軸方向に対し直角方向への圧縮強度(耐座屈性)
が低ドすることとなり、肉厚を薄くするにも限界があっ
た。特に、引抜き成形においては、金型内部並びに引取
り部での成形体の損傷等の問題が発生し、成形が困難で
あった。
されており、斯る構造材として従来炭素繊維、カラス繊
維等を強化繊維とした繊維強化複合材料が提案されてい
る。更に軽量化を図るべく複合材料は中空パイプ状に成
形ぎれ、更に軽量化を図るために中空パイプの肉厚は薄
くされる傾向にあるが、肉厚が薄くなるに従って曲げ強
度及び軸方向に対し直角方向への圧縮強度(耐座屈性)
が低ドすることとなり、肉厚を薄くするにも限界があっ
た。特に、引抜き成形においては、金型内部並びに引取
り部での成形体の損傷等の問題が発生し、成形が困難で
あった。
本発明者等は、プラスチック発泡体にて形成された細長
形状の長尺補強材から成る長尺軽量補強材の外表面に薄
肉の繊維強化樹脂層を複a層、特に、強化繊維を軸方向
に整列して形成される軸方向繊維層と、強化繊維を軸線
に対し螺旋状に巻付けることにより形成される螺旋状繊
維層とを形成することにより、軸方向の引張強度、圧縮
強IWのみならず曲げ強度及び軸方向に対し直角方向へ
の圧縮強度(耐座屈性)にも優れた長尺軽量の繊維強化
複合樹脂成形品を実現化し得、又斯る成形品は通常の引
抜成形法(プルトルージョン)にて極めて好適に製造し
得ることを見出した。
形状の長尺補強材から成る長尺軽量補強材の外表面に薄
肉の繊維強化樹脂層を複a層、特に、強化繊維を軸方向
に整列して形成される軸方向繊維層と、強化繊維を軸線
に対し螺旋状に巻付けることにより形成される螺旋状繊
維層とを形成することにより、軸方向の引張強度、圧縮
強IWのみならず曲げ強度及び軸方向に対し直角方向へ
の圧縮強度(耐座屈性)にも優れた長尺軽量の繊維強化
複合樹脂成形品を実現化し得、又斯る成形品は通常の引
抜成形法(プルトルージョン)にて極めて好適に製造し
得ることを見出した。
又、斯る長尺軽量補強材は、成形品を引抜成形法にて製
造する際にマンドレルとして機能することができ、従っ
てマンドレルを特別に用意する必要がなく、更に又成形
品の損傷もなく極めて効率よく且つ迅速に製造し得ると
いう利点があることが分かった。
造する際にマンドレルとして機能することができ、従っ
てマンドレルを特別に用意する必要がなく、更に又成形
品の損傷もなく極めて効率よく且つ迅速に製造し得ると
いう利点があることが分かった。
本発明ば斯る新規な知見に基づきなされたものである。
灸」Lへ」ゴゲー
末完IJIの目的は、軸方向の引張強度、圧縮強度のみ
ならず曲げ強度及び軸方向に対し直角方向への圧縮強度
(耐座屈性)に優れた、種々の分野で軽1−構造材とし
て使用可能な円形断面を有した長尺軽j正の繊維強化複
合樹脂引抜成形品及びその製w法を提供することである
。
ならず曲げ強度及び軸方向に対し直角方向への圧縮強度
(耐座屈性)に優れた、種々の分野で軽1−構造材とし
て使用可能な円形断面を有した長尺軽j正の繊維強化複
合樹脂引抜成形品及びその製w法を提供することである
。
本発明の他の目的は、特別にマンドレルを必要とするこ
となく、更に成形品の損傷もなく極めて効率よく、引抜
成形法にて長尺軽量の繊維強化複合樹脂引抜成形品及び
その製造法を提供することである。
となく、更に成形品の損傷もなく極めて効率よく、引抜
成形法にて長尺軽量の繊維強化複合樹脂引抜成形品及び
その製造法を提供することである。
1占 t るための
上記薄目的は本発明に係る長尺軽量繊維強化複合樹脂引
抜成形品及びその製造法によって達成される。要約すれ
ば本発明は、円形断面を有した細長形状の軽量補強材と
、該軽量補強材の外周囲を囲包して形成された繊維強化
樹脂層とを具備し、該繊維強化樹脂層は、強化繊維を軸
方向に整列して形成される軸方向繊維層と、強化繊維を
軸線に対し螺旋状に巻付けることにより形成される螺旋
状繊維層とを有することを特徴とする長尺軽量繊維強化
複合樹脂引抜成形品である。前記軽量補強材は細長形状
のプラスチック発泡体とされ、又、好ましくは、軸方向
繊維層と螺旋状繊維層とは互い違いに複数層形成される
。
抜成形品及びその製造法によって達成される。要約すれ
ば本発明は、円形断面を有した細長形状の軽量補強材と
、該軽量補強材の外周囲を囲包して形成された繊維強化
樹脂層とを具備し、該繊維強化樹脂層は、強化繊維を軸
方向に整列して形成される軸方向繊維層と、強化繊維を
軸線に対し螺旋状に巻付けることにより形成される螺旋
状繊維層とを有することを特徴とする長尺軽量繊維強化
複合樹脂引抜成形品である。前記軽量補強材は細長形状
のプラスチック発泡体とされ、又、好ましくは、軸方向
繊維層と螺旋状繊維層とは互い違いに複数層形成される
。
更に、繊維強化樹脂層の強化繊維は炭素繊維、ガラス繊
維又はアラミド繊維であり、該繊維に含浸されるマトリ
クス樹脂はエポキシ、不飽和ポリエステル、ビニルエス
テル等の熱硬化性樹脂、及びナイロン6、ナイロン66
、ポリカーボネート、ポリアセタール、ポリフェニレン
スルファイド、ポリプロピレン等の熱可塑性樹脂とされ
る。
維又はアラミド繊維であり、該繊維に含浸されるマトリ
クス樹脂はエポキシ、不飽和ポリエステル、ビニルエス
テル等の熱硬化性樹脂、及びナイロン6、ナイロン66
、ポリカーボネート、ポリアセタール、ポリフェニレン
スルファイド、ポリプロピレン等の熱可塑性樹脂とされ
る。
斯る長尺軽量繊維強化複合樹脂引抜成形品は、(a)円
形断面を有した細長形状の軽量補強材を用意する工程:
(b)前記軽量補強材の上に樹脂含浸繊維を軸方向に
配置するか又は螺旋方向に巻付けて、所定の肉厚を有し
た第1の繊維層を形成する工程: (c)前記第1の繊
!l!IJを固化するに先立って該繊維層の上に樹脂含
浸繊維を前記第1のm#I層とは異なる方向に配列する
ことにより第2の繊維層を形成する工程: (d)必要
に応じて、前記(b)、(c)工程を所望回数繰り返し
行ない、軸方向繊維層及び螺旋方向繊維層から成る未硬
化繊維層積層体を形成する工程:次いで、(e)前記未
硬化繊維層積層体を有した軽量補強材を金型へと引込ん
で所定の寸法形状に賦形し、固化する工程:を有するこ
とを特徴とする長尺軽量繊維強化複合樹脂引抜成形品の
製造法にて好適に製造し得る。
形断面を有した細長形状の軽量補強材を用意する工程:
(b)前記軽量補強材の上に樹脂含浸繊維を軸方向に
配置するか又は螺旋方向に巻付けて、所定の肉厚を有し
た第1の繊維層を形成する工程: (c)前記第1の繊
!l!IJを固化するに先立って該繊維層の上に樹脂含
浸繊維を前記第1のm#I層とは異なる方向に配列する
ことにより第2の繊維層を形成する工程: (d)必要
に応じて、前記(b)、(c)工程を所望回数繰り返し
行ない、軸方向繊維層及び螺旋方向繊維層から成る未硬
化繊維層積層体を形成する工程:次いで、(e)前記未
硬化繊維層積層体を有した軽量補強材を金型へと引込ん
で所定の寸法形状に賦形し、固化する工程:を有するこ
とを特徴とする長尺軽量繊維強化複合樹脂引抜成形品の
製造法にて好適に製造し得る。
支亙遺
次に、本発明に係る長尺軽量繊維強化複合樹脂引抜成形
品について更に詳しく説明する。
品について更に詳しく説明する。
第1図には本発明に従った矩形断面を有した細長形状の
長尺軽量繊維強化複合樹脂引抜成形品が例示される8本
実施例によれば、本発明に係る長尺軽量繊維強化複合樹
脂引抜成形品1は、断面が円形とされる細長形状の長尺
軽量補強材2と、該補強材の外周囲を全部囲包して形成
された繊維強化樹脂層4とから成る。補強材2は、細長
形状のプラスチック発泡体とされ、硬質発泡ポリウレタ
ン、硬質発泡ポリスチレン等が好適である。
長尺軽量繊維強化複合樹脂引抜成形品が例示される8本
実施例によれば、本発明に係る長尺軽量繊維強化複合樹
脂引抜成形品1は、断面が円形とされる細長形状の長尺
軽量補強材2と、該補強材の外周囲を全部囲包して形成
された繊維強化樹脂層4とから成る。補強材2は、細長
形状のプラスチック発泡体とされ、硬質発泡ポリウレタ
ン、硬質発泡ポリスチレン等が好適である。
本発明に従えば、繊維強化樹脂層4は、第1図に図示さ
れるように、軽量補強材2の全外周囲を囲包して形成さ
れ、強化繊維を軸方向に整列して形成される軸方向繊維
層4aと、強化繊維を軸線に対し所定角度にて螺旋状に
巻付けることにより形成される螺旋状繊維層4bとを具
備するように構成される。又、軸方向繊維層4aと螺旋
状繊維層4bとは互い違いに複数層形成することができ
る。成形品の最内層は図示されるように軸方向繊維層4
aとすることもできるし、又螺旋状繊維層4bとするこ
ともできる。更に、最外層は螺旋状#a維雑居bとする
ことができるが、第2図に図示されるように、該螺旋状
a離層4bの上に軸方向繊維層4aを形成するのが好ま
しい、この理由は、成形品の最外層を軸方向繊維層4a
とすることにより成形品の連続製造に際し、円滑な運転
が可能となるからである。
れるように、軽量補強材2の全外周囲を囲包して形成さ
れ、強化繊維を軸方向に整列して形成される軸方向繊維
層4aと、強化繊維を軸線に対し所定角度にて螺旋状に
巻付けることにより形成される螺旋状繊維層4bとを具
備するように構成される。又、軸方向繊維層4aと螺旋
状繊維層4bとは互い違いに複数層形成することができ
る。成形品の最内層は図示されるように軸方向繊維層4
aとすることもできるし、又螺旋状繊維層4bとするこ
ともできる。更に、最外層は螺旋状#a維雑居bとする
ことができるが、第2図に図示されるように、該螺旋状
a離層4bの上に軸方向繊維層4aを形成するのが好ま
しい、この理由は、成形品の最外層を軸方向繊維層4a
とすることにより成形品の連続製造に際し、円滑な運転
が可能となるからである。
螺旋方向繊維層4bにおける軸線方向に対する巻付は角
度、及び各繊維層4a、4bにおける繊維の密度、層厚
さ等は任意に選択し得るが、−例を挙げれば1巻付は角
度は、45°〜800とされ1繊維層4a、4bにおけ
る繊維含有量は、体積%で50〜60%とされるのが好
適である。
度、及び各繊維層4a、4bにおける繊維の密度、層厚
さ等は任意に選択し得るが、−例を挙げれば1巻付は角
度は、45°〜800とされ1繊維層4a、4bにおけ
る繊維含有量は、体積%で50〜60%とされるのが好
適である。
又、繊維強化樹脂層4の強化繊維及びマトリクス樹脂は
任意のものを使用し得るが、強化繊維としては通常、炭
素mm、ガラス繊維又はアラミド繊維が好適であり、該
繊維に含浸されるマトリクス樹脂はエポキシ、不飽和ポ
リエステル、ビニルエステル等の熱硬化性樹脂、及びナ
イロン6、ナイロン66、ポリカーボネート、ポリアセ
タール、ポリフェニレンスルファイド、ポリプロピレン
等の熱可塑性樹脂とされる。マトリクス樹脂には、所望
に応じ、CaCO3,マイカ、AJI(OH)3.タル
ク等の充填剤と、更には耐熱性、耐候性を改良するため
の添加剤及び着色剤等が添加される。繊維強化樹脂層4
における繊維含有量は、上述のように、体積%で50〜
60%とされるのが好適である。
任意のものを使用し得るが、強化繊維としては通常、炭
素mm、ガラス繊維又はアラミド繊維が好適であり、該
繊維に含浸されるマトリクス樹脂はエポキシ、不飽和ポ
リエステル、ビニルエステル等の熱硬化性樹脂、及びナ
イロン6、ナイロン66、ポリカーボネート、ポリアセ
タール、ポリフェニレンスルファイド、ポリプロピレン
等の熱可塑性樹脂とされる。マトリクス樹脂には、所望
に応じ、CaCO3,マイカ、AJI(OH)3.タル
ク等の充填剤と、更には耐熱性、耐候性を改良するため
の添加剤及び着色剤等が添加される。繊維強化樹脂層4
における繊維含有量は、上述のように、体積%で50〜
60%とされるのが好適である。
次に、本発明に係る長尺軽量繊維強化複合樹脂引抜成形
品の製造法について説明する。
品の製造法について説明する。
概略説明すると、円形断面を有する細長形状の軽量補強
材2が連続的に金型(ダイス)へと供給される。一方、
マトリクス樹脂が含浸された強化繊維が補強材2の周囲
へと供給され、補強材2の上に強化繊維樹脂層4が形成
される。
材2が連続的に金型(ダイス)へと供給される。一方、
マトリクス樹脂が含浸された強化繊維が補強材2の周囲
へと供給され、補強材2の上に強化繊維樹脂層4が形成
される。
このとき、強化繊維樹脂層4を形成するに際しては、補
強材2の上に樹脂含浸繊維を、軸方向に配置するか又は
螺旋方向に巻付けて、所定の肉厚を有した第1の!iA
維層雑居成し、該第1の繊維層を固化するに先立って該
繊維層の上に樹脂含浸繊維を前記第1の繊維層とは異な
る方向に配列することにより第2の繊維層を形成し、必
要に応じて、前記工程を所望回数繰り返し行ない、軸方
向繊維層及び螺旋方向m雑居から成る未硬化m離層積層
体4が形成される。該繊維層積層体が形成された補強材
2が金型8へと引込まれ、該金型にて強化繊維樹脂層4
は所定の寸法形状に賦形されそして固化される。
強材2の上に樹脂含浸繊維を、軸方向に配置するか又は
螺旋方向に巻付けて、所定の肉厚を有した第1の!iA
維層雑居成し、該第1の繊維層を固化するに先立って該
繊維層の上に樹脂含浸繊維を前記第1の繊維層とは異な
る方向に配列することにより第2の繊維層を形成し、必
要に応じて、前記工程を所望回数繰り返し行ない、軸方
向繊維層及び螺旋方向m雑居から成る未硬化m離層積層
体4が形成される。該繊維層積層体が形成された補強材
2が金型8へと引込まれ、該金型にて強化繊維樹脂層4
は所定の寸法形状に賦形されそして固化される。
上記引抜成形は、通常のオーバーワイングーにて好適に
実施される。
実施される。
次に、オーバーワイングーを使用して第3図に図示され
る本発明に係る炭素繊維強化複合樹脂引抜成形品を製造
する場合について第4図を参照して説明する。
る本発明に係る炭素繊維強化複合樹脂引抜成形品を製造
する場合について第4図を参照して説明する。
第4図には上記円形断面形状を有した炭素繊維強化複合
樹脂引抜成形品lを製造するための引抜成形機lOの一
実施例が示される0本実施例では、特に、第3図に図示
されるように、最内層より軸方向炭素繊維強化樹脂層4
a、螺旋状炭素繊維強化樹脂層4b、軸方向炭素繊維強
化樹脂層4a、螺旋状炭素繊維強化樹脂層4b及び軸方
向炭素繊維強化樹脂層4aから成る5層構成の炭素繊維
強化複合樹脂引抜成形品lが製造されるものとする。
樹脂引抜成形品lを製造するための引抜成形機lOの一
実施例が示される0本実施例では、特に、第3図に図示
されるように、最内層より軸方向炭素繊維強化樹脂層4
a、螺旋状炭素繊維強化樹脂層4b、軸方向炭素繊維強
化樹脂層4a、螺旋状炭素繊維強化樹脂層4b及び軸方
向炭素繊維強化樹脂層4aから成る5層構成の炭素繊維
強化複合樹脂引抜成形品lが製造されるものとする。
本引抜成形機lOによれば、炭素繊維12が巻付けられ
た多数のクリール14がクリールスタンド16 (16
a、16b)に軸架される0本実施例では、クリールス
タンド16は3基設けられ、第1のクリールスタンド1
6aからの炭素繊維12aはガイド板18により樹脂含
浸槽20へと導入され、マトリクス樹脂が含浸される。
た多数のクリール14がクリールスタンド16 (16
a、16b)に軸架される0本実施例では、クリールス
タンド16は3基設けられ、第1のクリールスタンド1
6aからの炭素繊維12aはガイド板18により樹脂含
浸槽20へと導入され、マトリクス樹脂が含浸される。
余分の樹脂が絞られた樹脂含浸繊維繊ill l 2
aはガイド板22によりオーバーワイングー24に供給
され、該オーバーワイング−24に取付けられたマンド
レル、つまり本発明では円形断面を有した細長形状の軽
量補強材2に対し軸線方向に整列して縦添えされる(最
内層となる軸方向炭素繊維強化樹脂層4aの形成)、同
時に、該オーバーワイング−24は該オーバーワイング
ー24に搭載された複数個のクリール24aから繰り出
される炭素繊維24bが、上記縦添えされた軸方向炭素
1@維強化樹脂層4aの上に所定の角度、例えば70度
の巻付は角度にて巻付けられ、螺旋状炭素繊維強化樹脂
層4bが形成される。クリール24aからの炭素繊維に
はマトリクス樹脂は含浸されていないが、軽量補強材2
に巻付けられたとき、下層の軸方向炭素繊維強化樹脂層
及び次の工程にて縦添えされる軸方向炭素繊維強化樹脂
層からの余剰マトリクス樹脂が含浸される。
aはガイド板22によりオーバーワイングー24に供給
され、該オーバーワイング−24に取付けられたマンド
レル、つまり本発明では円形断面を有した細長形状の軽
量補強材2に対し軸線方向に整列して縦添えされる(最
内層となる軸方向炭素繊維強化樹脂層4aの形成)、同
時に、該オーバーワイング−24は該オーバーワイング
ー24に搭載された複数個のクリール24aから繰り出
される炭素繊維24bが、上記縦添えされた軸方向炭素
1@維強化樹脂層4aの上に所定の角度、例えば70度
の巻付は角度にて巻付けられ、螺旋状炭素繊維強化樹脂
層4bが形成される。クリール24aからの炭素繊維に
はマトリクス樹脂は含浸されていないが、軽量補強材2
に巻付けられたとき、下層の軸方向炭素繊維強化樹脂層
及び次の工程にて縦添えされる軸方向炭素繊維強化樹脂
層からの余剰マトリクス樹脂が含浸される。
第2及び第3のクリールスタンド16bはクリールスタ
ンド16aを挟んで対称に配置され、同様に作動するた
めに、第4図では図面上、手前側のクリールスタンド1
6bのみを詳細に図示し説明し、他方のクリールスタン
ド16bの説明は省略する。クリールスタンド16bか
らの炭素繊維12bの中の一部の繊維12cはガイド板
28により樹脂含浸槽30へと導入され、マトリクス樹
脂が含浸される。余分の樹脂が絞られた樹脂含浸炭素繊
維12cはガイド板32.34によりオーバーワイング
ー36に供給される。該樹脂含浸炭素繊維12cは、オ
ーバーワイングー24.36の中心部を貫通する、今や
軸線方向及び螺旋方向の2層の強化炭素繊維強化樹脂層
が形成されている軽量補強材2に対し軸方向へと供給さ
れ、螺旋状の炭素繊維24b上に縦添えされる(2番目
の軸方向炭素繊維強化樹脂層4aの形成)、同時に、該
オーバーワイングー36は該オーバーワイングー36に
搭載された複数個のクリール36aから繰り出される炭
素繊維36bが、上記縦添えされた軸方向炭素繊維強化
樹脂層4aの上に所定の角度、例えば70度の巻付は角
度にて巻付けられ、螺旋状炭素繊維強化樹脂層4bが形
成され−る。該オーバーワイングー36は前記オーバー
ワイングー24とは逆方向に回転され、従ってオーバー
ワイングー36にて形成される螺旋状炭素繊維強化樹脂
層4bの巻付方向と、オーバーワイングー24にて形成
された螺旋状炭素繊維強化樹脂層4bの巻付方向とは逆
向きと・なるiクリール36aからの炭素繊維にはマト
リクス樹脂は含浸されていないが、マンドレルに巻付け
られたとき、下層の軸方向炭素繊維強化樹脂層及び次の
工程にて縦添えされる軸方向炭素#a維強化樹脂層から
の余剰マトリクス樹脂が含浸される。
ンド16aを挟んで対称に配置され、同様に作動するた
めに、第4図では図面上、手前側のクリールスタンド1
6bのみを詳細に図示し説明し、他方のクリールスタン
ド16bの説明は省略する。クリールスタンド16bか
らの炭素繊維12bの中の一部の繊維12cはガイド板
28により樹脂含浸槽30へと導入され、マトリクス樹
脂が含浸される。余分の樹脂が絞られた樹脂含浸炭素繊
維12cはガイド板32.34によりオーバーワイング
ー36に供給される。該樹脂含浸炭素繊維12cは、オ
ーバーワイングー24.36の中心部を貫通する、今や
軸線方向及び螺旋方向の2層の強化炭素繊維強化樹脂層
が形成されている軽量補強材2に対し軸方向へと供給さ
れ、螺旋状の炭素繊維24b上に縦添えされる(2番目
の軸方向炭素繊維強化樹脂層4aの形成)、同時に、該
オーバーワイングー36は該オーバーワイングー36に
搭載された複数個のクリール36aから繰り出される炭
素繊維36bが、上記縦添えされた軸方向炭素繊維強化
樹脂層4aの上に所定の角度、例えば70度の巻付は角
度にて巻付けられ、螺旋状炭素繊維強化樹脂層4bが形
成され−る。該オーバーワイングー36は前記オーバー
ワイングー24とは逆方向に回転され、従ってオーバー
ワイングー36にて形成される螺旋状炭素繊維強化樹脂
層4bの巻付方向と、オーバーワイングー24にて形成
された螺旋状炭素繊維強化樹脂層4bの巻付方向とは逆
向きと・なるiクリール36aからの炭素繊維にはマト
リクス樹脂は含浸されていないが、マンドレルに巻付け
られたとき、下層の軸方向炭素繊維強化樹脂層及び次の
工程にて縦添えされる軸方向炭素#a維強化樹脂層から
の余剰マトリクス樹脂が含浸される。
前記螺旋状に巻付けられた炭素縁!136bの上には、
第2のクリールスタンド16bからの炭素f11維12
bの残余の11!112dであって、ガイド板40.4
2により樹脂含浸槽44へと導入され、マトリクス樹脂
が含浸され、次いで余分の樹脂が絞られ、ガイド板46
.48により案内供給された樹脂含浸炭素繊維12dが
軸線方向に整列して配置され、最外層の軸方向炭素繊維
強化樹脂層4aが形成される。
第2のクリールスタンド16bからの炭素f11維12
bの残余の11!112dであって、ガイド板40.4
2により樹脂含浸槽44へと導入され、マトリクス樹脂
が含浸され、次いで余分の樹脂が絞られ、ガイド板46
.48により案内供給された樹脂含浸炭素繊維12dが
軸線方向に整列して配置され、最外層の軸方向炭素繊維
強化樹脂層4aが形成される。
このようにして軽量補強材2上には軸方向炭素fam強
化樹脂層4a及び螺旋状炭素繊維強化樹脂層4bが所定
層だけ積層された炭素繊維強化樹脂層積層体50が形成
される。
化樹脂層4a及び螺旋状炭素繊維強化樹脂層4bが所定
層だけ積層された炭素繊維強化樹脂層積層体50が形成
される。
本実施例にて、軽量補強材2としては外径20mmの硬
質発泡ポリウレタンを使用した。
質発泡ポリウレタンを使用した。
強化seaとしては、線径7 Jlm 、強度340k
g / m rn’の炭素繊維を使用し、各樹脂含浸槽
20.30.44にはマトリクス樹脂としてはエポキシ
樹脂100wt%と、充填剤として炭酸カルシウムを1
0wt%加えた樹脂液を調製して収容し、炭素繊維に含
浸させた。
g / m rn’の炭素繊維を使用し、各樹脂含浸槽
20.30.44にはマトリクス樹脂としてはエポキシ
樹脂100wt%と、充填剤として炭酸カルシウムを1
0wt%加えた樹脂液を調製して収容し、炭素繊維に含
浸させた。
上述のようにして軽量補強材2上に内側より樹脂含浸炭
素繊維から成る軸方向炭素am強化樹脂層4a、螺旋状
炭素繊維強化樹脂層4b、軸方向炭素繊維強化樹脂層4
a、螺旋状炭素繊維強化樹脂層4b及び軸方向炭素繊維
強化樹脂層4aの5層から構成される炭素繊維強化樹脂
層積層体50が形成される。
素繊維から成る軸方向炭素am強化樹脂層4a、螺旋状
炭素繊維強化樹脂層4b、軸方向炭素繊維強化樹脂層4
a、螺旋状炭素繊維強化樹脂層4b及び軸方向炭素繊維
強化樹脂層4aの5層から構成される炭素繊維強化樹脂
層積層体50が形成される。
該軽量補強材2上に形成された炭素繊維強化樹脂層50
は次いで、円形断面形状を有した金型52内へと引入れ
られる。
は次いで、円形断面形状を有した金型52内へと引入れ
られる。
このようにして、極めて好適に金型52にて所定形状寸
法に賦形された繊維強化樹脂層50は加熱装置(図示せ
ず)を利用することにより固化(硬化゛)され、炭素繊
維強化複合樹脂引抜成形品1が形成される。金型52の
下流側には引抜機54及びカッター56が配置され、該
炭素繊維強化複合樹脂引抜成形品1を抜取ると共に、該
炭素繊維強化複合樹脂引抜成形品1を所定長さにて切断
する。引抜機54及びカッター56の構造及び作用は当
業者には周知であるのでこれ以上の説明は省略する。
法に賦形された繊維強化樹脂層50は加熱装置(図示せ
ず)を利用することにより固化(硬化゛)され、炭素繊
維強化複合樹脂引抜成形品1が形成される。金型52の
下流側には引抜機54及びカッター56が配置され、該
炭素繊維強化複合樹脂引抜成形品1を抜取ると共に、該
炭素繊維強化複合樹脂引抜成形品1を所定長さにて切断
する。引抜機54及びカッター56の構造及び作用は当
業者には周知であるのでこれ以上の説明は省略する。
以上の構成とされる製造方法及び引抜成形機を使用して
、外径が27mm、各炭素繊維強化樹脂層の厚さが内層
より順に0.5.1.0,0゜5.1.0.0.5mm
の肉厚3.5mmの炭素繊維強化樹脂引抜成形品を1m
/secの速度にて製造することができた。
、外径が27mm、各炭素繊維強化樹脂層の厚さが内層
より順に0.5.1.0,0゜5.1.0.0.5mm
の肉厚3.5mmの炭素繊維強化樹脂引抜成形品を1m
/secの速度にて製造することができた。
このようにして製造した引抜成形品lの強度は従来の成
形品に比較し優れていた。
形品に比較し優れていた。
兄」LL」L釆
以上説明したように、本発明に従った長尺軽量繊維゛強
化複合樹脂引抜成形品は軸方向のみならず横方向圧縮及
び曲げに対する強度(耐座屈性)が従来の成形品に比較
し飛躍的に向上したものとなり、又本発明による製造方
法によると斯るm#I強化複合樹脂引抜成形品が極めて
簡単に且つ連続的に製造し得るという利点がある。
化複合樹脂引抜成形品は軸方向のみならず横方向圧縮及
び曲げに対する強度(耐座屈性)が従来の成形品に比較
し飛躍的に向上したものとなり、又本発明による製造方
法によると斯るm#I強化複合樹脂引抜成形品が極めて
簡単に且つ連続的に製造し得るという利点がある。
第1図、第2図及び第3図は、本発明に係る長尺軽量繊
維強化複合樹脂引抜成形品の実施例の断面図である。 第4図は、本発明に従って長尺軽量繊維強化複合樹脂引
抜成形品を製造する際の工程を説明する概略説明図であ
る。 1:繊維強化複合樹脂引抜成形品 2:長尺軽量補強材 4:繊維強化樹脂層 52二金型 しユニ」 第3図
維強化複合樹脂引抜成形品の実施例の断面図である。 第4図は、本発明に従って長尺軽量繊維強化複合樹脂引
抜成形品を製造する際の工程を説明する概略説明図であ
る。 1:繊維強化複合樹脂引抜成形品 2:長尺軽量補強材 4:繊維強化樹脂層 52二金型 しユニ」 第3図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)円形断面を有した細長形状の軽量補強材と、該軽量
補強材の外周囲を囲包して形成された繊維強化樹脂層と
を具備し、該繊維強化樹脂層は、強化繊維を軸方向に整
列して形成される軸方向繊維層と、強化繊維を軸線に対
し螺旋状に巻付けることにより形成される螺旋状繊維層
とを有することを特徴とする長尺軽量繊維強化複合樹脂
引抜成形品。 2)軽量補強材は細長形状のプラスチック発泡体である
特許請求の範囲第1項記載の長尺軽量繊維強化複合樹脂
引抜成形品。 3)軸方向繊維層と螺旋状繊維層とは互い違いに複数層
形成されて成る特許請求の範囲第1項又は第2項記載の
長尺軽量繊維強化複合樹脂引抜成形品。 4)成形品の最内層及び最外層は軸方向繊維層である特
許請求の範囲第3項記載の長尺軽量繊維強化複合樹脂引
抜成形品。 5)繊維強化樹脂層の強化繊維は炭素繊維、ガラス繊維
又はアラミド繊維であり、該繊維に含浸されるマトリク
ス樹脂はエポキシ、不飽和ポリエステル、ビニルエステ
ル等の熱硬化性樹脂、及びナイロン6、ナイロン66、
ポリカーボネート、ポリアセタール、ポリフエニレンス
ルフアイド、ポリプロピレン等の熱可塑性樹脂である特
許請求の範囲第1項〜第4項のいずれかの項に記載の長
尺軽量繊維強化複合樹脂引抜成形品。 6)(a)円形断面を有した細長形状の軽量補強材を用
意する工程; (b)前記軽量補強材の上に樹脂含浸繊維を軸方向に配
置するか又は螺旋方向に巻付けて、所定の肉厚を有した
第1の繊維層を形成する工程; (c)前記第1の繊維層を固化するに先立つて該繊維層
の上に樹脂含浸繊維を前記第1の繊維層とは異なる方向
に配列することにより第2の繊維層を形成する工程; (d)必要に応じて、前記(b)、(c)工程を所望回
数繰り返し行ない、軸方向繊維層及び螺旋方向繊維層か
ら成る未硬化繊維層積層体を形成する工程;次いで、 (e)前記未硬化繊維層積層体を有した軽量補強材を金
型へと引込んで所定の寸法形状に賦形し、固化する工程
; を有することを特徴とする長尺軽量繊維強化複合樹脂引
抜成形品の製造法。 7)第1の繊維層及び最外層の繊維層は軸方向繊維層で
ある特許請求の範囲第6項記載の製造法。 8)軽量補強材は細長形状のプラスチック発泡体である
特許請求の範囲第6項又は第7項記載の製造法。 9)繊維強化樹脂層の強化繊維は炭素繊維、ガラス繊維
又はアラミド繊維であり、マトリクス樹脂はエポキシ、
不飽和ポリエステル、ビニルエステル等の熱硬化性樹脂
、及びナイロン6、ナイロン66、ポリカーボネート、
ポリアセタール、ポリフエニレンスルフアイド、ポリプ
ロピレン等の熱可塑性樹脂である特許請求の範囲第6項
〜第8項のいずれかの項に記載の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62325767A JPH01166937A (ja) | 1987-12-23 | 1987-12-23 | 長尺軽量繊維強化複合樹脂引抜成形品及びその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62325767A JPH01166937A (ja) | 1987-12-23 | 1987-12-23 | 長尺軽量繊維強化複合樹脂引抜成形品及びその製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01166937A true JPH01166937A (ja) | 1989-06-30 |
Family
ID=18180396
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62325767A Pending JPH01166937A (ja) | 1987-12-23 | 1987-12-23 | 長尺軽量繊維強化複合樹脂引抜成形品及びその製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01166937A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7169343B1 (en) * | 1999-08-24 | 2007-01-30 | Coretex Structures Limited | Method of molding a reinforced nodal structure |
CN103085289A (zh) * | 2013-02-19 | 2013-05-08 | 安徽省中阳管业有限公司 | 聚乙烯玻璃钢复合成型螺旋波纹管加工装置及其加工方法 |
US8715163B2 (en) | 2004-09-21 | 2014-05-06 | Olympus Corporation | Electronic apparatus with noise shielding |
JP2015518789A (ja) * | 2012-05-21 | 2015-07-06 | エボニック インダストリーズ アクチエンゲゼルシャフトEvonik Industries AG | Pmiフォームコアを用いるプルコア法 |
JP2016535689A (ja) * | 2013-10-30 | 2016-11-17 | エボニック レーム ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングEvonik Roehm GmbH | 発泡コアを備えたサンドイッチ構造の異形材の連続式製造方法及び硬質発泡体を充填した異形材 |
CN111136938A (zh) * | 2018-11-06 | 2020-05-12 | 航天特种材料及工艺技术研究所 | 一种破损能量可控的复合材料易碎杆及其制造方法 |
-
1987
- 1987-12-23 JP JP62325767A patent/JPH01166937A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7169343B1 (en) * | 1999-08-24 | 2007-01-30 | Coretex Structures Limited | Method of molding a reinforced nodal structure |
US8715163B2 (en) | 2004-09-21 | 2014-05-06 | Olympus Corporation | Electronic apparatus with noise shielding |
JP2015518789A (ja) * | 2012-05-21 | 2015-07-06 | エボニック インダストリーズ アクチエンゲゼルシャフトEvonik Industries AG | Pmiフォームコアを用いるプルコア法 |
CN103085289A (zh) * | 2013-02-19 | 2013-05-08 | 安徽省中阳管业有限公司 | 聚乙烯玻璃钢复合成型螺旋波纹管加工装置及其加工方法 |
CN103085289B (zh) * | 2013-02-19 | 2015-12-09 | 安徽省中阳管业有限公司 | 聚乙烯玻璃钢复合成型螺旋波纹管加工装置及其加工方法 |
JP2016535689A (ja) * | 2013-10-30 | 2016-11-17 | エボニック レーム ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングEvonik Roehm GmbH | 発泡コアを備えたサンドイッチ構造の異形材の連続式製造方法及び硬質発泡体を充填した異形材 |
CN111136938A (zh) * | 2018-11-06 | 2020-05-12 | 航天特种材料及工艺技术研究所 | 一种破损能量可控的复合材料易碎杆及其制造方法 |
CN111136938B (zh) * | 2018-11-06 | 2022-02-01 | 航天特种材料及工艺技术研究所 | 一种破损能量可控的复合材料易碎杆及其制造方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
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|
A621 | Written request for application examination |
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|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070724 |
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A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20071120 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |