JPH01100999A - 無線通信機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は電池によって動作する無線通信機に関するもの
である。

従来の技術 近年、無線通信機にもマイクロコンピュータを搭載した
ものが現れて来た。この様な無線通信機ではマイクロコ
ンピュータ内部或は外部にメモリーが設けられマイクロ
コンピュータの動作に必要な情報を記憶して無線通信機
の種々の機能を実現する為に使用されている。コードレ
ス電話機を例にとって説明すれば、メモリーに相手の電
話番号を記憶させ、電話をかける時には一つのボタンを
押すだけでダイヤル信号を送出する事ができる。又、ラ
ジオ等特定のチャンネルを有する無線受信機に於てはそ
の特定のチャンネルの周波数をメモリーに記憶させれば
、一つのボタンを押すだけででそのチャンネルを受信す
る事ができるようになる。

このような無線通信機では電池の電圧が下がってきて電
池を交換する場合等に、電池を取りはずすと無線通信機
内の回路に電流が供給されなくなる為、メモリーの記憶
内容が破壊され、上述した電話番号やチャンネルを示す
データが消滅してしまう。従って電池を交換後再度電話
番号やチャンネルを設定し直さなければならないという
不具合点が発生ずる。

この不具合点を解決する為、電池を使用した無線通信機
は無線通信機の電源スイッチをオフにした時は、無線通
信機を構成する回路のうちマイクロコンピータとメモリ
ー以外の回路には電流を供給せず、電源スイッチががオ
フになった事をマイクロコンピュータが検出し、レジス
タ等に記憶した内容の保護のためメモリー内にすべての
データの待避を行わせた後、スタンバイ状態になるよう
にすることができる。この状態では、マイクロコンピュ
ータとメモリーの消費電力は非常に少なくなっており、
電池を交換する間等の短時間にマイクロコンピュータと
メモリで消費される電力は電源回路にバックアップ用の
コンデンサーを設けることで十分に供給することができ
る。このようにすることによって−度設定した電話番号
やチャンネル等のデータは短時間電池を外しても再度設
定する必要はな（なる。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記の様な構成では電源スイッチがオン
となっている場合には無線通信機内のすべての回路に電
池から電源が供給されているため、この状態で電池を交
換したり、この状態で誤まって電池をはずしてしまった
りすると、電源回路に設けられたバックアップ用のコン
デンサーの電荷は瞬時に消費され、メモリーの記憶内容
が破壊されてしまう。また通信中に誤まって電池をはず
すと通信が中断してしまうという問題点を有していた。

特に無線通信機の場合、−旦通信が中断するとチャンネ
ルが空いたと見なされ、それまで通信をして来たチャン
ネルを他の通信機が占有する可能性があり、場合によっ
てはしばらく通信ができなくなる可能性がある。

本発明は上記従来技術に鑑みてなされたもので、電源ス
イッチがオンとなっている場合には電池を取りはずしで
きないようにする事により、メモリーの記憶内容の破壊
や、通信の中断を防止する事の出来る無線通信機を提供
するものである。

問題点を解決する為の手段 この目的を達成する為に本発明の無線通信機は、電源ス
イッチをオンにした時電池の蓋の開放を阻止するロック
手段を有している。

作用 この構成によって、電源スイッチがオンとなっている時
は電池蓋の開放が阻止される事となる。

実施例 以下本発明の一実施例を特にコードレス電話機を例示し
て図面を参照しながら説明する。

第１図〜第７図に於て、１はキャビネットであり、この
キャビネット１には電池収納部２が設けられている。３
は電源スイッチであり、電源スイッチ３にはオンオフの
操作をするつまみ４が設けられ、つまみ４はキャビネッ
ト１の外部に露出している。そしてつまみ４にはロッド
５が結合され、ロッド５の先端は電池収納部２に設けた
開口に挿入されている。６は電池蓋であり、電池７の先
端に被せられる。また電池蓋６は側面に開口８および突
起９が設げられ、前面に溝１０が設けられている。そし
て突起９は電池収納部２の側面に設けられた鉤状の溝１
１に挿入できる大きさであり、開口８はロッド５の先端
を挿入することのできる大きさである。１２はスピーカ
、１３はダイヤルキー、１４はマイクである。第７図は
本実施例の回路の主要部分を示すブロック図である。１
５はバックアップ用のコンデンサ、１６は送信回路、受
信回路、ダイヤル信号送出回路、変調回路、増幅回路等
を含む回路ブロックである。１７は回路ブロック１６か
ら送られて来る信号に基づいて、回路ブロック１６に制
御信号を出力する制御手段である。

以上のように構成されたコードレス電話機について、以
下その動作について説明する。まず、使用に際して電池
７を電池蓋６に挿入し、電池収納部２の鉤形の溝１１に
電池蓋６の突起９を挿入しながら電池蓋６を電池収納部
２に押しこむ。電池蓋６を奥まで押しこんだ後、電池Ｍ
６の溝１０にドライバーやコイン等を挿入して電池蓋６
を右方向に回転させると鉤形の溝１１に沿って突起９が
移動し、電池蓋の抜は止めがされる。

次に、電源スイッチ３のつまみ４をオン側に移動させる
と、回路ブロック１６に電池７から電流が供給され、コ
ードレス電話機は動作状態になり電話回線に接続された
固定機からの呼び出し信号に応答したり、ダイヤルキー
１３を操作してダイヤル信号を固定機に送出したり、あ
るいはマイク１４やスピーカ１２を用いて固定機と通信
できる状態となる。

このスイッチ３をオンにした状態では、第３図および第
４図に示すようにっまみ４に結合したロッド５が上部に
引上げられ、ロッド５の先端が電池収納部の孔を貫通し
電池蓋の開口８に挿入される。この状態では電池蓋６を
回す事ができなくなり、電池Ｍ６の取りはずし、即ち電
池７の取りはずしはできな（なる。

次に、電池７の交換の手順について説明をする。電源ス
イッチ３のっまみ４をオフ側に移動さゼると、回路ブロ
ック１６および制御手段１７に電池７から電流が供給さ
れなくなり、制御手段１７にバックアップコンデンサ１
５より電流が供給される。回路ブロック１６へ供給され
る電圧がＯになった事を制御手段１３が検出し、レジス
タ等に記憶された記憶内容をメモリー１８の中に待避さ
せ、スタンバイ状態になる。制御手段１７がスタンバイ
状態になると消費電力は少なく、電池７の交換に要する
時間は充分にコンデンサ１５に蓄積された電荷で供給す
る事ができる。

この電源スイッチ３をオフにしだ状態では第５図および
第６図に示すようにロッド５がスイッチ３のつまみ４に
より押し下げられ、電池蓋６の開口８からロッド５の先
端部が引き抜かれる。ロッド５の先端が開口８から引き
抜かれた事により電池蓋６は回転可能となり電池収納部
２より電池７とともに取りはずす事ができるようになる
。ここで電池７を電池Ｍ６とともに電池収納部２より引
き抜き、さらに電池蓋６より電池７を引き抜き、新しい
電池を電池蓋６に挿入して電池収納部２へ挿入して電池
の交換を終了する。

以上の実施例では電源スイッチをオフにした時に電流を
一時的に供給するバックアップコンデンサを設けた例を
示したが、バックアップコンデンサがない場合であって
も、誤って電池が外されることによって起きる不都合を
解消することができる。

発明の効果 以上の様に本発明の無線通信機は、電源スイッチをオン
にした時電池の蓋の開放を阻止するロック手段を設ける
事により、電源スイッチをオンにしている時に誤まって
電池蓋を開放にし、電池を取りはずすことによってメモ
リー内容の破壊や、通信の中断をすることを防止する事
が出来る・

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に於けるコードレス電話機の
要部拡大断面斜視図、第２図は同斜視図、第３図は電源
スイッチをオンにした状態の正断面図、第４図は同側断
面図、第５図は電源ス、イッチをオフにした状態の正断
面図、第６図は同側断面図、第７図は同回路示すブロッ
ク図である。 １・・・キャビネット　　　　　　　２・・・電池収納
部３・・・電源スイッチ　　４・・・つまみ　　５・・
・ロッド６・・・電池蓋　　　　７・・・電池　　　　
　８・・・開口９・・・突起　１０・・・溝　１１・・
・溝　１２・・・スピーカ１３・・・ダイヤルキー　　
　　　　　１４・・・マイク１５・・・バックアップコ
ンデンサ １６・・・回−路ブロック　　　　　　１７・・・制御
手段１−−−キｙｔ’不ソＬ ５−−一口、バ ６゛−電；忙に ９−　　交起 第５図　　　　第６図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　電源スイッチと、電池と、前記電池の収容部分を覆う
   電池蓋とを備え、前記電源スイッチに連動し前記電源ス
   イッチをオンにした時のみ前記電池蓋の開放を阻止する
   ロック手段を設けた事を特徴とする無線通信機。