JPH01100398A - 再生形ポンプ - Google Patents

再生形ポンプ

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JPH01100398A
JPH01100398A JP25687587A JP25687587A JPH01100398A JP H01100398 A JPH01100398 A JP H01100398A JP 25687587 A JP25687587 A JP 25687587A JP 25687587 A JP25687587 A JP 25687587A JP H01100398 A JPH01100398 A JP H01100398A
Authority
JP
Japan
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impeller
fluid passage
passage
casing
blade
Prior art date
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Pending
Application number
JP25687587A
Other languages
English (en)
Inventor
Sannojiyou Oosaki
大崎 三之亟
Kiyoshi Takizawa
滝澤 澄
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NIKOKU KIKAI KOGYO KK
Original Assignee
NIKOKU KIKAI KOGYO KK
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、再生ポンプなとの片羽根用略円形状流体通路
を有する再生形ポンプに関する。
(従来の技術) 再生形ポンプとして、再生ポンプの一例を第2図および
第3図に示して説明する。
図において、1は羽根車で、この羽根車1は、中央の軸
孔2を有するボス部3と、外周の羽根基部4とからなり
、この羽根基部4の外周部片側に羽根5が設けられてい
る。この羽根5は、放射方向に沿って複数の羽根板6が
設けられているとともに、この複数の羽根板6の間に羽
根基部4の外径部7の方向および羽根基部4の側面4a
、 4bのうちの一方の側面4aの方向に開口する羽根
溝8が設けられ、この羽M1溝8の底部9は側面4bの
最外径部から側面4aの最外径部よりも内径側にずれた
位置に渡って形成されている。
また、11はケーシングで、このケーシング11の一側
には軸受箱12が取付けられているとともに、もう−側
にはパツキンなどを介して密にカバー13が取付けられ
ている。また、軸受箱12には軸受14によって回転軸
15が回転自在に支持され、この回転軸15の一端は軸
受箱12の端面から突出し、図示しないモータなどが連
結されて回転駆動されるようになっており、一方、回転
#A15の他端はケーシング11とカバー13との間に
形成された空間16に進入し、前記羽根車1が固定され
ている。
また、ケーシング11のカバー13に対向する側面には
、羽根車1の羽根基部4がカバー13との間に回動可能
に嵌合する凹部17が設けられ、この凹部17の外周部
に流体通路18が環状に形成されている。この流体通路
18は、一端に吸込口19が連通ずるとともに他端に吐
出口20が連通し、この吸込口19と吐出口20との間
に、その吸込口19側の流体通路18と吐出口20側の
流体通路18とを隔離する隔離部21が羽根車1の外形
と略同−形状に設けられている。
なお、22は空間16内においてケーシング11と回転
軸15との間に介在してシールするメカニカルシールで
ある。
そして、羽根車1を回転させると、羽根車1の羽根溝8
内の流体は羽根車1の外周から流体通路18に流出する
とともに、流体通路18から羽根車1の側部を通じて羽
根溝8内に流入する。このとき、羽根車1の回転の遠心
力によって流体は圧力エネルギと速度エネルギを受け、
流体通路18内で速度エネルギが圧力エネルギに変換さ
れる。このような作用がそれぞれの羽根溝8内で繰返さ
れて流体の圧力が高められ、吐出口20を通じて吐出さ
れる。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、再生ポンプで用いられる流体通路の断面形状
は、円形のものや矩形のものなど種々あり、断面略円形
状の流体通路の場合には、流体通路内での流体の二次流
れを防止できるため再生ポンプとしては比較的高い効率
が得られる。
しかし、流体通路を断面略円形状としても、この流体通
路の形状寸法すなわち流体通路とこの流体通路に嵌合す
る羽根車の羽根との嵌合関係によって効率が大きく変化
する。そして、この片羽根用断面略円形状の流体通路で
の最も高い効率が得られる最適形状寸法は見い出されて
いない。
本発明は、上述のような点に鑑み、片羽根用断面略円形
状の流体通路を有する再生形ポンプにおいて、流体通路
内での損失を最小化する考え方を元にして、最も高い効
率が得られる流体通路の最適形状寸法を設定することを
目的とする。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本発明は、吸込口19および吐出口20に連通ずる環状
でかつ断面略円形状の流体通路18を有するケーシング
11と、このケーシング11の流体通路18内に外周部
片側に形成した羽根5を嵌合し回転によってその羽根5
が流体通路18内を回転移動する羽根車1とからなる再
生形ポンプにおいて、前記流体通路18の前記羽根車1
の外径よりも外径側の羽根出口側流路Aと、流体通路1
8の羽根車1の外径よりも内径側でかつ羽根車1の側部
の羽根入口側流路Bとの断面積比A/Bを0.6〜0.
9に設定したものである。
(作用) 本発明は、流体通路18の羽根出口側流路△と羽根入口
側流路Bとの断面積比A/Bを0.6〜0.9に設定す
ることにより、流体通路18内での損失を最小化して高
効率を得る。
(実施例) 以下、本発明の再生形ポンプの一実施例の構成を説明す
る。
なお、再生形ポンプとしては第2図および第3図に示す
再生ポンプを例にとって説明する。
この再生ポンプの構成は、前述したように、ケーシング
11内に回転軸15を回転自在に支持し、この回転軸1
5の空間16に進入する端部に羽根車1を固定する。こ
の羽根車1は、羽根基部4がケーシング11とカバー1
3との間の凹部17に回転自在に嵌合するとともに、羽
根5が流体通路18内に進入嵌合する。
そして、ケーシング11の流体通路18は断面が真円形
に形成されており、このケーシング11の流体通路18
と羽根車1との嵌合関係は、第1図に示すように、羽根
車1の外径部7よりも外径側の通路領域a−b−cで構
成される羽根出口側流路Aの断面積と、羽根車1の外径
部7よりも内径側でかつ側部の通路領域c−b−dで構
成される羽根入口側流路Bの断面積の比A/Bを0.6
〜0.9に設定しており、この設定値により高効率が得
られる。
次に、流体通路18の断面積比A/B=0.6〜0.9
の設定理由について、流体通路18内での損失を最小化
する考え方を元にして説明す金。
羽根車1の回転時での流体通路18内の流体は、第4図
のように、羽根車1の羽根溝8内から羽根車1の外周を
通じて流体通路18に流出するとともに、流体通路18
から羽根車1の側部を通じて羽根溝8内に流入し、そし
て、この回旋運動を行ないながら羽根車1の円周方向(
紙面と直角方向)へと進み、ケーシング11の吸込口1
9から吐出口20に至るまでに羽根車1の羽根溝8内を
複数回通過して圧力が高められる。そして、良い効率を
得るためには、羽根車1より与えられるエネルギを最小
の損失で流体通路18内で回収する必要があり、そのた
めには、羽根出口側速度ヘッド(Vz2/20)、羽根
入口側速度ヘッド(v12/2り)を無理なく圧力ヘッ
ドに変換させる必要がある。
前記速度ヘッドの回収は、流体通路18の形状寸法すな
わち流体通路18とこの流体通路18に嵌合する羽根車
1の羽根5との嵌合関係の適合性によると考えられ、こ
のことは、第5図のような断面矩形状の流体通路18を
有する再生ポンプにおいて、羽根出口側寸法(b1/a
2)の及ぼす影響が+  1 a2 (山崎憤三 日本機械学会論文 第37巻299号(l
IO和4和洋6年7月、 1340頁参照〕によって解
析されることでもわかる。しかし、この断面矩形状の流
体通路18は隅部に二次流れが生じやすいため、隅部に
丸みをつけて断面略円形状とすることにより性能が向上
することがよく知られているが、その断面略円形状の場
合に最も高い効率が得られる最適形状寸法については分
っていない。
そこで、断面略円形状の流体通路18における速度ヘッ
ドの回収のための最適形状寸法に必要とされる因子を推
測すると、第6図のように、前記断面矩形状の流体通路
18と同様に羽根出口側寸法(bt/az)を勘案する
とともに、さらに羽根入口側寸法(bz/a1)の影響
を加味した(b1/az 、bz /a1)(またはθ
2.θ1)の組合わせによって与えられるものと考えら
れる。
従って、両者の組合わせに最適値を与えることによって
、高効率の実現が達成できる。
一方、前記(b1/az 、bz /a1)(またはθ
2.θ1)は平均速度を決定づけるとともに、面積の拡
大率(流速の減少率)をも言い表わしているため、これ
による損失は、第7図(水力機械工学便覧(コロナ社)
「水力機械工学便覧編集委員会」を参照)のような一般
の広がり管と類似した特性を有するものと考えられる。
すなわち、損失は の式で表わすことができ、このfで表わせる抵抗値が少
ないほど損失は小さくなるが、第7図のように、抵抗f
が小さい角度域は最も小さい角度の±2〜3°程度の範
囲であり、その角度域を過ぎると急激に抵抗fの値が高
くなる。従って、前記θ2.θ1は適正角よりも多くて
も少なくても損失が増加するため、適正角と路間等な小
さな損失が得られる範囲は適正角よりせいぜい±2〜3
゜の許容角の範囲内にある。
以上のことから、流体通路18の形状は、羽根出口側寸
法および羽根入口側寸法(b1/a2゜bz/at)に
特定の値を与えると特定の形状として定まるため、羽根
車1の外径部7で外径側と内径側とに2分される前記羽
根出口側流路Aの断面積と羽根入口側流路B(7)Il
i面積との比A/Bで代行することができ、このA/B
の値を種々に変化させた実験によって適正値を出すこと
ができる。
そして、実験には前記のような再生ポンプを使用し、締
切揚程比2倍、最大流m比4倍の範囲で適正値を求めた
が、いずれの場合もA/B =0.75の近辺を示し、
この値に前記許容陶土2.5°を加味すると、A/B=
 0.6〜0.9が得られた。
すなわち、実験結果の一例を第8図および第9図に示ず
。なお、第9図で行なった実験は第8図で行なった実験
の場合よりも締切揚程比1.7倍、最大流m比3.8倍
にとっである。その結果、A/B=0.75で最大効率
が1qられることが確認された。しかも、再生ポンプと
してはきわめて高い効率を示し、従来に比べて最高効率
比で約20%程度増加させることができた。
続いて、前記許容角±2.5° (A/B= 0.6〜
0.9)を越えた場合の実験を4° (θ1−4°。
θ2+4°で、A/B= 1.05 )および6゜(θ
1+6°、θ2−6°で、A/B= 0.5)の2通り
の設定で行なったところ、最高効率比でそれぞれ約10
%および約20%程度低減する結果となった。
また、許容角±2.5° (A/B= 0.6〜0.9
)内では最大で約5%の低減にとどまることが確認され
た。
以上のように、流体通路18の羽根出口側流路Aと羽根
入口側流路Bとの断面積比A/B−0,6〜0,9に設
定することによって、高効率な再生ポンプを得ることが
できる。
なお、流体通路18の断面形状については、第10図の
ように、羽根出口側流路Aのa−b曲面の羽根車1に近
接する箇所を真円形の曲面31よりも外径側に配設して
開口部を広くすることにより、曲面31の場合の方が効
率の点ではよい結果が得られるが、ケーシング11の流
体通路18の製造を容易にすることができる。これらの
ように、流体通路18は、A/B=0.6〜0.9の範
囲さえ満足すれば真円形以外の断面略円形状でもよい。
〔発明の効果〕
本発明によれば、片羽根用略円形状流体通路を有する再
生形ポンプにおいて、流体通路の羽根車の外径よりも外
径側の羽根出口側流路Aと、流体通路の羽根車の外径よ
りも内径側でかつ羽根車の側部の羽根入口側流路Bとの
断面積比A/Bを0.6〜0,9に設定したことにより
、流体通路内での損失を最小化して高効率を得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の再生形ポンプの一実施例を示す流体通
路の断面図、第2図は再生ポンプを示す第3図のII−
II断面図、第3歯はその断面図、第4図ないし第6図
はそれぞれ流体通路の説明図、第7図は広がり管の特性
図、第8図および第9図はそれぞれ実験結果を示す性能
比較曲線図、第10図は本発明の他の実施例を示す流体
通路の断面図である。 1・・羽根車、5・・羽根、11・・ケーシング、18
・・流体通路、19・・吸込口、20・・吐出口、A・
・羽根出口側流路、B・・羽根入口側流路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)吸込口および吐出口に連通する環状でかつ断面略
    円形状の流体通路を有するケーシングと、このケーシン
    グの流体通路内に外周部片側に形成した羽根を嵌合し回
    転によってその羽根が流体通路内を回転移動する羽根車
    とからなる再生形ポンプにおいて、 前記流体通路の前記羽根車の外径よりも外径側の羽根出
    口側流路Aと、流体通路の羽根車の外径よりも内径側で
    かつ羽根車の側部の羽根入口側流路Bとの断面積比A/
    Bを0.6〜0.9に設定したことを特徴とする再生形
    ポンプ。
JP25687587A 1987-10-12 1987-10-12 再生形ポンプ Pending JPH01100398A (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50133506A (ja) * 1974-03-25 1975-10-22
JPS5319812B1 (ja) * 1971-04-18 1978-06-23
JPS5329804B2 (ja) * 1972-08-14 1978-08-23

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