JP7859778B2 - アミノレブリン酸塩の凍結乾燥製剤の製造方法 - Google Patents
アミノレブリン酸塩の凍結乾燥製剤の製造方法Info
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Description
本発明は、薬物製剤の技術分野に属し、具体的には、アミノレブリン酸塩の凍結乾燥製剤の製造方法に関するものである。
5-ALAまたは5-アミノレブリン酸(5-Aminolevulinic acid)を5-アミノ-4-オキソペンタノイン酸(5-Amino-4-oxopentanoic acid)ともいう。その分子式(molecular formula)はC5H9NO3であり、分子量は131.13であり、その化学構造式は
である。5-ALAは、プロドラッグ(prodrug)であり、ヘモグロビン合成における天然アミノ酸のプロドラッグである。5-ALA自体は、感光性をもっていないが、細胞ミトコンドリア(Cellular mitochondria)のいろいろな酵素(enzyme)の作用により強い感光活性をもっているプロトポルフィリアIX(protoporphyrias IX、PPIX)を製造することができる。PPIXはフェロシェラターゼ(ferrochelatase)の作用によってFe2+と結合することによりフェロヘム(ferroheme)に変換されることができる。腫瘍細胞中のフェロシェラターゼのレベルが低下し、血液脳関門(blood-brain barrier)の破壊、新血管(New blood vessels)の生成および増加、膠腫細胞(Glioma cells)の膜輸送タンパク質(membrane transport protein)の過剰表現(Over-expression)等により、腫瘍細胞が5-ALAを摂取(Ingestion)することが増加する。それにより、大量の外因性(exogenous)の5-ALAを投与するとき、PPIXは腫瘍細胞内に選択的に凝集するおそれがある。波長が約400nmである励起光(Excitation light)を照射するとき、PPIXは強い紫色赤色蛍光(波長が約600nm)を発光することができる。手術をする前に5-ALAを患者に飲ませることにより、光力学的診断(Photodynamic Diagnosis)をし、かつ手術をするとき腫瘍の部位を蛍光色にすることにより腫瘍の位置を正確に把握することができる。それにより悪性腫瘍が含まれている組織と正常的な組織をよく区別し、安全の範囲内において腫瘍を最大限に切除するとの目標を実現することができる。そのため、臨床において5-ALAを感光性診断薬(Photosensitive diagnostic drug)として使用する。
アミノレブリン酸塩酸塩は5-ALAの塩酸塩(5-ALA HCl)であり、その分子量は167.59である。現在、アミノレブリン酸塩酸塩は5-ALAの主な応用形態である。アミノレブリン酸塩酸塩の水溶性が良く、吸湿力が強いが、塩酸アミノレブリン酸溶液の安定性が悪いため、塩酸アミノレブリン酸が分解(degrades)することにより不純物が形成されやすい。アミノレブリン酸塩酸塩で凍結乾燥製剤を製造することにより、製剤の安定性を高め、輸送や保管を容易にすることができる。凍結乾燥の利点は次のとおりである。
1.低温の条件において乾燥することにより感熱性製品の分解を軽減することができる。
2.液体の状態において工程を行うことにより原料を正確に補給することができる。
3.工程において最終製品の水分含量を制御することができる。
4.凍結乾燥が実施された製品は良好な物理的形状をもっている。
1.低温の条件において乾燥することにより感熱性製品の分解を軽減することができる。
2.液体の状態において工程を行うことにより原料を正確に補給することができる。
3.工程において最終製品の水分含量を制御することができる。
4.凍結乾燥が実施された製品は良好な物理的形状をもっている。
しかしながら、アミノレブリン酸塩酸塩は塩酸塩(hydrochloride)に属するため、調製された薬液の濃度は非常に高くなり、かつ製剤に補助材料(auxiliary material)が含まれていないため、事前凍結の過程に形成される結晶核(Crystal nucleus)は緻密(densification)になるおそれがある。また、薬溶の共晶点(Eutectic point)と崩壊温度(Collapse Temperature)が低いため、水分の昇華に寄与せず、凍結乾燥が実施されたサンプルに隆起、局部の再溶解および凹入が容易に生ずるおそれがある。それにより、製品の外観と品質に影響を与え、凍結乾燥の実施が非常に難しくなってしまう。
そのため、本発明を提供する必要がある。
アミノレブリン酸塩酸塩の冷凍乾燥工程を改良し、凍結乾燥製剤の外観と品質が悪い問題を解決し、所定の外観と品質を有している製品を製造するため、本発明は下記技術的事項を提供する。
本発明の第一例示においてアミノレブリン酸塩の凍結乾燥製剤の製造方法を提供する。アミノレブリン酸塩の凍結乾燥製剤の製造方法は、アミノレブリン酸塩溶液を調製するステップS1と、充填をするステップS2と、凍結乾燥するステップS3とを含み、
アミノレブリン酸塩溶液を調製するステップS1は具体的に、処方量の70~90%に対応する注入水、好ましくは処方量の80%に対応する注入水を容器に注入し、攪拌を開始した後、処方量のアミノレブリン酸塩を添加することと、全量の注入水を注入し、攪拌を開始し、アミノレブリン酸塩が完全に溶解すると攪拌を停止させ、0.22μm以下の濾過装置で濾過と滅菌をするか或いは22μmの濾過滅菌装置で滅菌をすることと、アミノレブリン酸塩溶液の最終濃度を100~200mg/ml、好ましくは150mg/mlにすることとを含み、
充填をするステップS2は具体的に、ステップS1において獲得した液体を7.5~15ml/瓶の標準、好ましくは10ml/瓶の標準で50mlのバイアルに充填し、つぎにストッパリング(ここでは部分的ストッパリング)を実施することを含み、
凍結乾燥するステップS3は、
5.0~15.0℃/hの速度で温度を-45℃または-45℃以下に下げ、温度が所定の温度まで下がるとその状態を10~20h保持する事前凍結工程S3.1と、
圧力を≦50Paにすることにより真空を形成する真空化工程S3.2と、
0.5~5.0℃/hの速度で温度を-15℃または-15℃以下に昇温させ、温度が所定の温度まで昇温するとその状態を100~150h保持する一回目の昇華工程S3.3と、
1.0~10.0℃/hの速度で温度を35℃または35℃以下に昇温させ、温度が所定の温度まで昇温するとその状態を6~10h保持する二回目の昇華工程S3.4と、
昇圧試験が完了すると窒素を導入し、圧力を0.1~1.0BarAに設定することにより真空状態においてストッパリングを実施し、ストッパリングが完了すると、プレート層を持ち上げて外部の空気を吸入することにより正常の圧力に回復させ、凍結乾燥製品を獲得するストッパリング工程S3.5とを含む。
アミノレブリン酸塩溶液を調製するステップS1は具体的に、処方量の70~90%に対応する注入水、好ましくは処方量の80%に対応する注入水を容器に注入し、攪拌を開始した後、処方量のアミノレブリン酸塩を添加することと、全量の注入水を注入し、攪拌を開始し、アミノレブリン酸塩が完全に溶解すると攪拌を停止させ、0.22μm以下の濾過装置で濾過と滅菌をするか或いは22μmの濾過滅菌装置で滅菌をすることと、アミノレブリン酸塩溶液の最終濃度を100~200mg/ml、好ましくは150mg/mlにすることとを含み、
充填をするステップS2は具体的に、ステップS1において獲得した液体を7.5~15ml/瓶の標準、好ましくは10ml/瓶の標準で50mlのバイアルに充填し、つぎにストッパリング(ここでは部分的ストッパリング)を実施することを含み、
凍結乾燥するステップS3は、
5.0~15.0℃/hの速度で温度を-45℃または-45℃以下に下げ、温度が所定の温度まで下がるとその状態を10~20h保持する事前凍結工程S3.1と、
圧力を≦50Paにすることにより真空を形成する真空化工程S3.2と、
0.5~5.0℃/hの速度で温度を-15℃または-15℃以下に昇温させ、温度が所定の温度まで昇温するとその状態を100~150h保持する一回目の昇華工程S3.3と、
1.0~10.0℃/hの速度で温度を35℃または35℃以下に昇温させ、温度が所定の温度まで昇温するとその状態を6~10h保持する二回目の昇華工程S3.4と、
昇圧試験が完了すると窒素を導入し、圧力を0.1~1.0BarAに設定することにより真空状態においてストッパリングを実施し、ストッパリングが完了すると、プレート層を持ち上げて外部の空気を吸入することにより正常の圧力に回復させ、凍結乾燥製品を獲得するストッパリング工程S3.5とを含む。
好ましくは、前記充填工程においてA級層から流下する液体を充填機で充填する。
好ましくは、凍結乾燥製品のキャッピングと密閉を実施する。
好ましくは、前記凍結乾燥製剤は凍結乾燥粉末または凍結乾燥シートである。
好ましくは、前記凍結乾燥製剤は無菌凍結乾燥製剤を含む。
本発明の第二例示において、本発明の第一例示のアミノレブリン酸塩の凍結乾燥製剤の製造方法で製造するアミノレブリン酸塩の凍結乾燥製剤を提供する。
好ましくは、前記アミノレブリン酸塩の凍結乾燥製剤の水分の含量は≦1.0%であり、類縁物質(related substance)の含量は≦1.0%である。
前記類縁物質は既知の不純物と未知の不純物を含む。前記アミノレブリン酸塩の凍結乾燥製剤中の前記既知の不純物の含量は0.1%を超えておらず、前記既知の不純物は不純物Aとイソプロピリデンアセトン(Isopropylidene acetone)である。前記不純物Aは3,3’-(ピラジン-2,5-ジイル)ジプロピオン酸であり、その構造は
である。
好ましくは、前記アミノレブリン酸塩の凍結乾燥製剤中の前記未知の不純物中の最大含量の成分の含量は0.2%を超えていない。
好ましくは、前記凍結乾燥製剤中の有効成分の含量は表示量の95~105%であり、前記有効成分はアミノレブリン酸塩である。
好ましくは、前記凍結乾燥製剤のpH値は2.0~3.0である。
好ましくは、前記凍結乾燥製剤の再溶解の時間は≦2分である。
好ましくは、前記凍結乾燥製剤は凍結乾燥粉末または凍結乾燥シートである。
好ましくは、前記凍結乾燥製剤は薬学分野において用いることができる補助材料を更に含む。
本発明により下記発明の効果を奏することができる。
本発明は、いろいろな濃度の薬液、いろいろな充填量がアミノレブリン酸塩の凍結乾燥製剤に影響を与える測定した結果、充填量が7.5~15mlであり、濃度が100~200mg/mlであることが好ましいことを分かった。
本発明は、いろいろな濃度の薬液、いろいろな充填量がアミノレブリン酸塩の凍結乾燥製剤に影響を与える測定した結果、充填量が7.5~15mlであり、濃度が100~200mg/mlであることが好ましいことを分かった。
本発明は、アミノレブリン酸塩薬品の性能形状、水分、類縁物質を評価インジケータ(evaluating indicator)にし、事前凍結と昇華過程の温度、速度、時間、複数回の凍結に関する工程を模索している。拡大後の凍結乾燥工程の最適化をすることにより、本発明の凍結乾燥工程は凍結乾燥工程中の薬品上に隆起、再溶解および凹入が生ずることを防止し、かつ凍結乾燥後の製品の性能形状、外観および品質に関する要求を満たすことができる。
以下、本発明の技術的事項をより詳細に説明するため、本発明の具体的な実施例により本発明の技術的事項をより詳細に説明する。
実施例1
アミノレブリン酸塩(Aminolevulinic acid hydrochloride)の凍結乾燥粉末(Freeze-dried powder)の製造工程と品質管理
1、凍結乾燥工程(freeze-drying process)
(1)アミノレブリン酸塩溶液(Aminolevulinic Acid Hydrochloride Solution)の調製
処方量(Prescription quantity)の80%に対応する注入水(Injection water)を液体調製タンク(Liquid preparation tank)に注入し、攪拌を開始した後、処方量のアミノレブリン酸塩(3.3Kg)を添加する。全量(33L)の注入水を注入し、攪拌を開始し、アミノレブリン酸塩が完全に溶解すると攪拌を停止させる。0.22μmのフィルターで濾過と滅菌をした後、充填(filling)を待つ。
アミノレブリン酸塩(Aminolevulinic acid hydrochloride)の凍結乾燥粉末(Freeze-dried powder)の製造工程と品質管理
1、凍結乾燥工程(freeze-drying process)
(1)アミノレブリン酸塩溶液(Aminolevulinic Acid Hydrochloride Solution)の調製
処方量(Prescription quantity)の80%に対応する注入水(Injection water)を液体調製タンク(Liquid preparation tank)に注入し、攪拌を開始した後、処方量のアミノレブリン酸塩(3.3Kg)を添加する。全量(33L)の注入水を注入し、攪拌を開始し、アミノレブリン酸塩が完全に溶解すると攪拌を停止させる。0.22μmのフィルターで濾過と滅菌をした後、充填(filling)を待つ。
(2)充填
A級層から流下する液体を充填機で50mlのバイアル(vial)に充填する。標準充填量は15ml/瓶である。ストッパリング(封栓:Stoppering)、ここでは部分的ストッパリング(半打栓:partially stoppering)を実施した後、箱に入れて凍結乾燥を実施する。
A級層から流下する液体を充填機で50mlのバイアル(vial)に充填する。標準充填量は15ml/瓶である。ストッパリング(封栓:Stoppering)、ここでは部分的ストッパリング(半打栓:partially stoppering)を実施した後、箱に入れて凍結乾燥を実施する。
(3)凍結乾燥
事前凍結:5.0℃/hの速度で温度を-45℃または-45℃以下に下げ、温度が所定の温度まで下がるとその状態を10h保持する。
事前凍結:5.0℃/hの速度で温度を-45℃または-45℃以下に下げ、温度が所定の温度まで下がるとその状態を10h保持する。
真空ポンプを起動させて排気をすることにより真空を形成し、真空が≦50Paにされると昇華(sublimation)を開始する。
一回目の昇華工程:0.5℃/hの速度で温度を-15℃または-15℃以下に昇温させ、温度が所定の温度まで昇温するとその状態を100h保持する。
二回目の昇華工程:1.0℃/hの速度で温度を35℃または35℃以下に昇温させ、温度が所定の温度まで昇温するとその状態を6h保持する。
ストッパリング、トランスファリング(transferring):昇圧試験が完了すると窒素を導入し、圧力を0.1BarAに設定することにより真空状態においてストッパリングを実施する。ストッパリングが完了すると、プレート層を持ち上げて外部の空気を吸入することにより正常の圧力に回復させ、製品を転送(transferred)する。
(4)キャッピング
凍結乾燥製品のキャッピング(Capping)と密閉を実施する。
凍結乾燥製品のキャッピング(Capping)と密閉を実施する。
本実施例において製造したサンプルの外観には、隆起、凹入、再溶解(redissolve)等が生じていない。
実施例2
アミノレブリン酸塩の凍結乾燥粉末の製造工程と品質管理
1、凍結乾燥工程
(1)アミノレブリン酸塩溶液の調製
処方量の80%に対応する注入水を液体調製タンクに注入し、攪拌を開始した後、処方量のアミノレブリン酸塩(3.3Kg)を添加する。全量(16.5L)の注入水を注入し、攪拌を開始し、アミノレブリン酸塩が完全に溶解すると攪拌を停止させる。0.22μmのフィルターで濾過と滅菌をした後、充填を待つ。
アミノレブリン酸塩の凍結乾燥粉末の製造工程と品質管理
1、凍結乾燥工程
(1)アミノレブリン酸塩溶液の調製
処方量の80%に対応する注入水を液体調製タンクに注入し、攪拌を開始した後、処方量のアミノレブリン酸塩(3.3Kg)を添加する。全量(16.5L)の注入水を注入し、攪拌を開始し、アミノレブリン酸塩が完全に溶解すると攪拌を停止させる。0.22μmのフィルターで濾過と滅菌をした後、充填を待つ。
(2)充填
A級層から流下する液体を充填機で50mlのバイアルに充填する。標準充填量は7.5ml/瓶である。ストッパリング、ここでは部分的ストッパリングを実施した後、箱に入れて凍結乾燥を実施する。
A級層から流下する液体を充填機で50mlのバイアルに充填する。標準充填量は7.5ml/瓶である。ストッパリング、ここでは部分的ストッパリングを実施した後、箱に入れて凍結乾燥を実施する。
(3)凍結乾燥
事前凍結:5.0℃/hの速度で温度を-45℃または-45℃以下に下げ、温度が所定の温度まで下がるとその状態を20h保持する。
事前凍結:5.0℃/hの速度で温度を-45℃または-45℃以下に下げ、温度が所定の温度まで下がるとその状態を20h保持する。
真空ポンプを起動させて排気をすることにより真空を形成し、真空が≦50Paにされると昇華を開始する。
一回目の昇華工程:5.0℃/hの速度で温度を-15℃または-15℃以下に昇温させ、温度が所定の温度まで昇温するとその状態を150h保持する。
二回目の昇華工程:10.0℃/hの速度で温度を35℃または35℃以下に昇温させ、温度が所定の温度まで昇温するとその状態を10h保持する。
ストッパリング、トランスファリング:昇圧試験が完了すると窒素を導入し、圧力を1.0BarAに設定することにより真空状態においてストッパリングを実施する。ストッパリングが完了すると、プレート層を持ち上げて外部の空気を吸入することにより正常の圧力に回復させ、製品を転送する。
(4)キャッピング
凍結乾燥製品のキャッピングと密閉を実施する。
凍結乾燥製品のキャッピングと密閉を実施する。
本実施例において製造したサンプルの外観には、隆起、凹入、再溶解等が生じていない。
実施例3
実施例1と実施例2において製造したアミノレブリン酸塩の凍結乾燥粉末の測定
各アミノレブリン酸塩の凍結乾燥粉末を測定した結果は下記表1を参照することができる。表1に示すとおり、アミノレブリン酸塩の凍結乾燥粉末の各指標はいずれも、所定の要件を満たしている。
実施例1と実施例2において製造したアミノレブリン酸塩の凍結乾燥粉末の測定
各アミノレブリン酸塩の凍結乾燥粉末を測定した結果は下記表1を参照することができる。表1に示すとおり、アミノレブリン酸塩の凍結乾燥粉末の各指標はいずれも、所定の要件を満たしている。
表1:アミノレブリン酸塩の凍結乾燥粉末の各指標
実施例4
アミノレブリン酸塩の凍結乾燥粉末の製造工程と品質管理
1、凍結乾燥工程
(1)アミノレブリン酸塩溶液の調製
処方量の80%に対応する注入水を液体調製タンクに注入し、攪拌を開始した後、処方量のアミノレブリン酸塩(3.3Kg)を添加する。全量(22L)の注入水を注入し、攪拌を開始し、アミノレブリン酸塩が完全に溶解すると攪拌を停止させる。0.22μmのフィルターで濾過と滅菌をした後、充填を待つ。
アミノレブリン酸塩の凍結乾燥粉末の製造工程と品質管理
1、凍結乾燥工程
(1)アミノレブリン酸塩溶液の調製
処方量の80%に対応する注入水を液体調製タンクに注入し、攪拌を開始した後、処方量のアミノレブリン酸塩(3.3Kg)を添加する。全量(22L)の注入水を注入し、攪拌を開始し、アミノレブリン酸塩が完全に溶解すると攪拌を停止させる。0.22μmのフィルターで濾過と滅菌をした後、充填を待つ。
(2)充填
A級層から流下する液体を充填機で50mlのバイアルに充填する。標準充填量は10ml/瓶である。ストッパリング、ここでは部分的ストッパリングを実施した後、箱に入れて凍結乾燥を実施する。
A級層から流下する液体を充填機で50mlのバイアルに充填する。標準充填量は10ml/瓶である。ストッパリング、ここでは部分的ストッパリングを実施した後、箱に入れて凍結乾燥を実施する。
(3)凍結乾燥
事前凍結:5.0℃/hの速度で温度を-40℃までに下げ、温度が所定の温度まで下がるとその状態を20h保持する。
事前凍結:5.0℃/hの速度で温度を-40℃までに下げ、温度が所定の温度まで下がるとその状態を20h保持する。
真空ポンプを起動させて排気をすることにより真空を形成し、真空が100Paにされると昇華を開始する。
一回目の昇華工程:5.0℃/hの速度で温度を-15℃まで昇温させ、温度が所定の温度まで昇温するとその状態を70h保持する。
二回目の昇華工程:10.0℃/hの速度で温度を35℃まで昇温させ、温度が所定の温度まで昇温するとその状態を4h保持する。
ストッパリング、トランスファリング:昇圧試験が完了すると窒素を導入し、圧力を1.0BarAに設定することにより真空状態においてストッパリングを実施する。ストッパリングが完了すると、プレート層を持ち上げて外部の空気を吸入することにより正常の圧力に回復させ、製品を転送する。
(4)キャッピング
凍結乾燥製品のキャッピングと密閉を実施する。
凍結乾燥製品のキャッピングと密閉を実施する。
本実施例において製造したサンプルの外観には、隆起、凹入、再溶解等が生じていない。
出願者は、従来の技術を検出してみたが、本発明の凍結乾燥技術に関する特許を見つけていない。本発明の事項により、無菌凍結乾燥製剤(Aseptic freeze-dried preparation)を製造することができ、凍結乾燥をするとき薬品上に隆起、再溶解および凹入が生ずることを防止し、かつ凍結乾燥後の製品の性能形状、外観および品質に関する要求を満たし、製品の安定性を向上させることができる。
Claims (8)
- アミノレブリン酸塩の凍結乾燥製剤の製造方法であって、アミノレブリン酸塩溶液を調製するステップS1と、充填をするステップS2と、凍結乾燥するステップS3とを含み、
アミノレブリン酸塩溶液を調製するステップS1は具体的に、処方量の70~90%に対応する注入水を容器に注入し、攪拌を開始した後、処方量のアミノレブリン酸塩を添加することと、全量の注入水を注入し、攪拌を開始し、アミノレブリン酸塩が完全に溶解すると攪拌を停止させ、0.22μm以下の濾過装置で滅菌と濾過をすることと、前記アミノレブリン酸塩溶液の最終濃度を100~200mg/mlにすることとを含み、
充填をするステップS2は具体的に、ステップS1において獲得した液体を7.5~15ml/瓶の標準で50mlのバイアルに充填した後、部分的ストッパリングを実施することを含み、
凍結乾燥するステップS3は、
ステップS2において獲得した製品の温度を5.0~15.0℃/hの速度で-45℃以下に下げ、温度が所定の温度まで下がるとその状態を10~20h保持する事前凍結工程S3.1と、
事前凍結工程S3.1において獲得した製品を真空状態にし、かつ真空状態の圧力を50Pa以下にする真空化工程S3.2と、
真空化工程S3.2において獲得した製品の温度を0.5~5.0℃/hの速度で-15℃以下に昇温させ、温度が所定の温度まで昇温するとその状態を100~150h保持する一回目の昇華工程S3.3と、
一回目の昇華工程S3.3において獲得した製品の温度を1.0~10.0℃/hの速度で35℃以下に昇温させ、温度が所定の温度まで昇温するとその状態を6~10h保持する二回目の昇華工程S3.4と、
昇圧試験が完了すると窒素を導入し、圧力を0.1~1.0BarAに設定することにより真空状態においてストッパリングを実施し、ストッパリングが完了すると、プレート層を持ち上げて外部の空気を吸入することにより正常の圧力に回復させ、凍結乾燥製品を獲得するストッパリング工程S3.5とを含むことを特徴とするアミノレブリン酸塩の凍結乾燥製剤の製造方法。 - 前記ステップS1は薬学分野において用いることができる補助材料を添加することを更に含むことを特徴とする請求項1に記載のアミノレブリン酸塩の凍結乾燥製剤の製造方法。
- 前記アミノレブリン酸塩の凍結乾燥製剤の水分の含量は1.0%以下であり、類縁物質含量は1.0%以下であり、前記含量はいずれも質量含量(Mass Content)であることを特徴とする請求項1又は2に記載のアミノレブリン酸塩の凍結乾燥製剤の製造方法。
- 前記類縁物質は既知の不純物と未知の不純物を含み、前記アミノレブリン酸塩の凍結乾燥製剤中の前記既知の不純物の含量は0.1%以下であり、前記既知の不純物は3,3’-(ピラジン-2,5-ジイル)ジプロピオン酸とイソプロピリデンアセトンであることを特徴とする請求項3に記載のアミノレブリン酸塩の凍結乾燥製剤の製造方法。
- 前記アミノレブリン酸塩の凍結乾燥製剤中の前記未知の不純物中の最大成分の含量は0.2%以下であることを特徴とする請求項4に記載のアミノレブリン酸塩の凍結乾燥製剤の製造方法。
- 前記凍結乾燥製剤中の有効成分の含量は表示量の95~105%であることを特徴とする請求項1又は2に記載のアミノレブリン酸塩の凍結乾燥製剤の製造方法。
- 前記凍結乾燥製剤のpH値は2.0~3.0であることを特徴とする請求項1又は2に記載のアミノレブリン酸塩の凍結乾燥製剤の製造方法。
- 前記凍結乾燥製剤は凍結乾燥粉末または凍結乾燥シートであることを特徴とする請求項1又は2に記載のアミノレブリン酸塩の凍結乾燥製剤の製造方法。
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| CN202211440166.6 | 2022-11-17 | ||
| CN202211440166.6A CN115671059B (zh) | 2022-11-17 | 2022-11-17 | 一种盐酸氨酮戊酸冻干制剂及制备方法 |
| PCT/CN2022/134834 WO2024103440A1 (zh) | 2022-11-17 | 2022-11-29 | 一种盐酸氨酮戊酸冻干制剂及制备方法 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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| JP2007530523A (ja) | 2004-03-26 | 2007-11-01 | フォトキュア エイエスエイ | 5−アミノレブリン酸又はその誘導体の酸付加塩 |
| CN108261545A (zh) | 2017-01-03 | 2018-07-10 | 苏州蔓尔生物科技有限公司 | 一种光敏剂冻干组合物及其制备方法 |
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| Title |
|---|
| 独立行政法人医薬品医療機器総合機構,審議結果報告書,2013年,[Online], [Text], [取得日:2025年9月29日], 取得先 <https://www.pmda.go.jp/drugs/2013/P201300043/620095000_22500AMX00883000_A100_1.pdf> |
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