JP7846881B2 - 肉不含有つくね団子様又はミートボール様食品及びその製造方法 - Google Patents
肉不含有つくね団子様又はミートボール様食品及びその製造方法Info
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Description
<1> 油揚げと、メチルセルロースとを含み、
前記油揚げの長さが、8mm未満であり、
前記油揚げの配合量が、前記メチルセルロース1質量部に対して、20質量部超60質量部未満であることを特徴とする肉不含有つくね団子様又はミートボール様食品である。
<2> 前記メチルセルロースの配合量が、0.8質量%以上である前記<1>に記載の肉不含有つくね団子様又はミートボール様食品である。
<3> 前記油揚げの長さが、3mm以上7mm以下である前記<1>から<2>のいずれかに記載の肉不含有つくね団子様又はミートボール様食品である。
<4> 前記油揚げの配合量が、メチルセルロース1質量部に対して、30質量部以上55質量部以下である前記<1>から<3>のいずれかに記載の肉不含有つくね団子様又はミートボール様食品である。
<5> 肉不含有つくね団子様又はミートボール様食品の製造方法であって、
油揚げと、メチルセルロースと含有する生地を調製することを含み、
前記油揚げの長さが、8mm未満であり、
前記油揚げの配合量が、前記メチルセルロース1質量部に対して、20質量部超60質量部未満であることを特徴とする肉不含有つくね団子様又はミートボール様食品の製造方法である。
<6> 前記メチルセルロースの配合量が、0.8質量%以上である前記<5>に記載の肉不含有つくね団子様又はミートボール様食品の製造方法である。
<7> 前記油揚げの長さが、3mm以上7mm以下である前記<5>から<6>のいずれかに記載の肉不含有つくね団子様又はミートボール様食品の製造方法である。
<8> 前記油揚げの配合量が、メチルセルロース1質量部に対して、30質量部以上55質量部以下である前記<5>から<7>のいずれかに記載の肉不含有つくね団子様又はミートボール様食品の製造方法である。
本発明の肉不含有つくね団子様又はミートボール様食品は、油揚げと、メチルセルロースとを少なくとも含み、必要に応じて更にその他の成分を含む。
前記肉不含有つくね団子様又はミートボール様食品の製造方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、本発明の肉不含有つくね団子様又はミートボール様食品の製造方法が好ましい。
以下、本発明の肉不含有つくね団子様又はミートボール様食品の製造方法の説明と併せて、本発明の肉不含有つくね団子様又はミートボール様食品についても説明する。
本発明の肉不含有つくね団子様又はミートボール様食品の製造方法は、生地調製工程を少なくとも含み、揚げ調理工程、凍結工程など必要に応じて更にその他の工程を含む。
前記生地調製工程は、油揚げと、メチルセルロースと含有する生地を調製する工程である。
前記生地は、油揚げと、メチルセルロースとを少なくとも含み、必要に応じて更にその他の成分を含む。
前記油揚げは、薄切りにした豆腐を揚げた食品である。
前記油揚げは、公知の方法により製造した油揚げ又は市販の油揚げを所定の長さとしたものである。
前記油揚げの長さとしては、8mm未満であれば、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、3mm以上7mm以下が好ましい。前記好ましい範囲内であると、成形性、保形性、肉粒感、及びだしのしみ具合のすべてが優れた食品とすることができる点で、有利である。
本発明において、油揚げの長さとは、油揚げの厚み方向の長さ、並びに油揚げを平面視した際の縦方向及び横方向の長さの中で、最も長い部分の長さのことをいう。
前記所定の長さの油揚げは、公知の切断手段を用いて調製することができる。
前記メチルセルロースとしては、食品に用いることができるものであれば、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。前記メチルセルロースは、市販品を用いることができる。
前記その他の成分としては、本発明の効果を損なわない限り、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、植物油脂、水、豆腐、調味料、食物繊維、たまねぎ、でん粉などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記植物油脂の生地における配合量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、3質量%~8質量%などが挙げられる。
前記豆腐の形状、構造、及び大きさとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
前記調味料の生地における配合量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、2.5質量%~8.0質量%などが挙げられる。
前記たまねぎの形状、構造、及び大きさとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
前記加工処理でん粉とは、未加工でん粉に物理的、化学的、酵素的、人為的な加工を施したものをいう。
前記加工でん粉としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、酢酸でん粉、アセチル化リン酸架橋でん粉などが挙げられる。
前記でん粉の生地における配合量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、2.0質量%~6.0質量%などが挙げられる。
前記揚げ調理工程は、前記生地を揚げ調理する工程である。
前記揚げ調理の方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、120℃~130℃の油中で10秒間~3分30秒間揚げた後、135℃~145℃の油中で2分間~8分間揚げる方法などが挙げられる。なお、前記温度及び時間は、つくね団子様又はミートボール様食品の形状や大きさなどに応じて適宜選択することができる。
前記凍結工程は、前記揚げ調理した調理物を凍結する工程である。
前記凍結に用いる手段としては、特に制限はなく、公知の凍結手段を適宜選択することができる。
前記凍結の条件としては、特に制限はなく、つくね団子様又はミートボール様食品の形状や大きさなどに応じて適宜選択することができる。
前記その他の工程としては、本発明の効果を損なわない限り、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、上記した揚げ調理工程、凍結工程の他に、成形工程、煮込み工程などが挙げられる。
前記成形工程は、前記生地を所望の形状に成形する工程である。
前記形状としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。前記成形工程は、型を用いて成形してもよいし、型を用いずに成形してもよい。
前記煮込み工程は、前記凍結した成形物を煮込む工程である。
前記煮込みの条件としては、特に制限はなく、つくね団子様又はミートボール様食品の形状や大きさなどに応じて適宜選択することができる。
前記肉不含有つくね団子様又はミートボール様食品の形状、構造、及び大きさとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
下記のようにして、植物性のつくね団子様又はミートボール様食品の生地を製造し、各種評価を行った。
菜種油、メチルセルロース、及び水をサイレントカッターで混合して乳化させ、ペースト状のエマルジョンカードとした。前記エマルジョンカードに、豆腐及び油揚げを加えて混ぜた後、調味料(食塩、砂糖、香辛料、及び酵母エキス)及び食物繊維を加えて混ぜた。次いで、たまねぎ及び加工でん粉を加えて混ぜ、生地とした。
・ 菜種油 ・・・ 4.7質量%
・ メチルセルロース ・・・ 1.0質量%
(MCE100TS、信越化学工業社製)
・ 水 ・・・ 18.6質量%
・ 豆腐 ・・・ 35.2質量%
・ 油揚げ ・・・ 20.0質量%
(カット油揚げ(山一食品社製)を8mm以上10mm以下の範囲内の長さに切断したもの)
・ 食塩 ・・・ 0.9質量%
・ 砂糖 ・・・ 3.5質量%
・ 香辛料 ・・・ 0.2質量%
(ガーリック・ホワイトペッパー、ギャバン社製)
・ 酵母エキス ・・・ 0.3質量%
(酵母エキスRK、味の素社製)
・ 食物繊維 ・・・ 2.2質量%
(VITACEL HF200、レッテンマイヤージャパン社製)
・ たまねぎ ・・・ 11.2質量%
・ 加工でん粉 ・・・ 2.2質量%
(パインソフトB、松谷化学工業社製))
合計 100質量%
-成形性-
前記<生地の調製>の項目で調製した植物性のつくね団子様又はミートボール様食品の生地を、四角型若しくは小判型の型を用いて成形、又は手で球状に成形し、以下の評価基準で評価した。結果を下記の表1に示す。
[評価基準]
○ : 成形できる。
× : 成形できない。
下記のようにして、植物性のつくね団子様又はミートボール様食品の生地を製造し、各種評価を行った。
<<生地の調製>>
菜種油、メチルセルロース、及び水をサイレントカッターで混合して乳化させ、ペースト状のエマルジョンカードとした。前記エマルジョンカードに、豆腐及び油揚げを加えて混ぜた後、調味料(食塩、砂糖、香辛料、及び酵母エキス)及び食物繊維を加えて混ぜた。次いで、たまねぎ及び加工でん粉を加えて混ぜ、生地とした。
・ 菜種油 ・・・ 4.7質量%
・ メチルセルロース ・・・ 0.5質量%
(MCE100TS、信越化学工業社製)
・ 水 ・・・ 18.5質量%
・ 豆腐 ・・・ 11.3質量%
・ 油揚げ ・・・ 44.2質量%
(カット油揚げ(山一食品社製)を3mm以上7mm以下の範囲内の長さに切断したもの)
・ 食塩 ・・・ 0.9質量%
・ 砂糖 ・・・ 3.5質量%
・ 香辛料 ・・・ 0.2質量%
(ガーリック・ホワイトペッパー、ギャバン社製)
・ 酵母エキス ・・・ 0.3質量%
(酵母エキスRK、味の素社製)
・ 食物繊維 ・・・ 2.3質量%
(VITACEL HF200、レッテンマイヤージャパン社製)
・ たまねぎ ・・・ 11.3質量%
・ 加工でん粉 ・・・ 2.3質量%
(パインソフトB、松谷化学工業社製))
合計 100質量%
-成形性-
前記<生地の調製>の項目で調製した植物性のつくね団子様又はミートボール様食品の生地を、四角型若しくは小判型の型を用いて成形、又は手で球状に成形し、以下の評価基準で評価した。結果を下記の表2に示す。
[評価基準]
○ : 成形できる。
× : 成形できない。
前記-成形性-の項目で成形した植物性のつくね団子様又はミートボール様食品の生地を高さ15cmから落下させ、以下の評価基準で評価した。結果を下記の表2に示す。
[評価基準]
○ : 落下回数5回までに、成形物の形状の変化がない。
× : 落下回数5回までに、成形物が、潰れた形状又は崩れた状態となる。
試験例2-1の生地における各成分の配合割合を下記に変更した以外は、試験例2-1と同様にして生地を製造し、成形性及び保形性を評価した。結果を下記の表2に示す。
・ 菜種油 ・・・ 4.7質量%
・ メチルセルロース ・・・ 0.7質量%
(MCE100TS、信越化学工業社製)
・ 水 ・・・ 18.8質量%
・ 豆腐 ・・・ 11.2質量%
・ 油揚げ ・・・ 44.1質量%
(カット油揚げ(山一食品社製)を3mm以上7mm以下の範囲内の長さに切断したもの)
・ 食塩 ・・・ 0.9質量%
・ 砂糖 ・・・ 3.5質量%
・ 香辛料 ・・・ 0.2質量%
(ガーリック・ホワイトペッパー、ギャバン社製)
・ 酵母エキス ・・・ 0.3質量%
(酵母エキスRK、味の素社製)
・ 食物繊維 ・・・ 2.2質量%
(VITACEL HF200、レッテンマイヤージャパン社製)
・ たまねぎ ・・・ 11.2質量%
・ 加工でん粉 ・・・ 2.2質量%
(パインソフトB、松谷化学工業社製))
合計 100質量%
試験例2-1の生地における各成分の配合割合を下記に変更した以外は、試験例2-1と同様にして生地を製造し、成形性及び保形性を評価した。結果を下記の表2に示す。
・ 菜種油 ・・・ 4.7質量%
・ メチルセルロース ・・・ 0.8質量%
(MCE100TS、信越化学工業社製)
・ 水 ・・・ 18.7質量%
・ 豆腐 ・・・ 11.2質量%
・ 油揚げ ・・・ 44.1質量%
(カット油揚げ(山一食品社製)を3mm以上7mm以下の範囲内の長さに切断したもの)
・ 食塩 ・・・ 0.9質量%
・ 砂糖 ・・・ 3.5質量%
・ 香辛料 ・・・ 0.2質量%
(ガーリック・ホワイトペッパー、ギャバン社製)
・ 酵母エキス ・・・ 0.3質量%
(酵母エキスRK、味の素社製)
・ 食物繊維 ・・・ 2.2質量%
(VITACEL HF200、レッテンマイヤージャパン社製)
・ たまねぎ ・・・ 11.2質量%
・ 加工でん粉 ・・・ 2.2質量%
(パインソフトB、松谷化学工業社製))
合計 100質量%
試験例2-1の生地における各成分の配合割合を下記に変更した以外は、試験例2-1と同様にして生地を製造し、成形性及び保形性を評価した。結果を下記の表2に示す。
・ 菜種油 ・・・ 4.7質量%
・ メチルセルロース ・・・ 1.0質量%
(MCE100TS、信越化学工業社製)
・ 水 ・・・ 18.6質量%
・ 豆腐 ・・・ 11.2質量%
・ 油揚げ ・・・ 44.0質量%
(カット油揚げ(山一食品社製)を3mm以上7mm以下の範囲内の長さに切断したもの)
・ 食塩 ・・・ 0.9質量%
・ 砂糖 ・・・ 3.5質量%
・ 香辛料 ・・・ 0.2質量%
(ガーリック・ホワイトペッパー、ギャバン社製)
・ 酵母エキス ・・・ 0.3質量%
(酵母エキスRK、味の素社製)
・ 食物繊維 ・・・ 2.2質量%
(VITACEL HF200、レッテンマイヤージャパン社製)
・ たまねぎ ・・・ 11.2質量%
・ 加工でん粉 ・・・ 2.2質量%
(パインソフトB、松谷化学工業社製))
合計 100質量%
試験例2-1の生地における各成分の配合割合を下記に変更した以外は、試験例2-1と同様にして生地を製造し、成形性及び保形性を評価した。結果を下記の表2に示す。
・ 菜種油 ・・・ 4.7質量%
・ メチルセルロース ・・・ 2.0質量%
(MCE100TS、信越化学工業社製)
・ 水 ・・・ 18.3質量%
・ 豆腐 ・・・ 11.1質量%
・ 油揚げ ・・・ 43.6質量%
(カット油揚げ(山一食品社製)を3mm以上7mm以下の範囲内の長さに切断したもの)
・ 食塩 ・・・ 0.9質量%
・ 砂糖 ・・・ 3.4質量%
・ 香辛料 ・・・ 0.2質量%
(ガーリック・ホワイトペッパー、ギャバン社製)
・ 酵母エキス ・・・ 0.3質量%
(酵母エキスRK、味の素社製)
・ 食物繊維 ・・・ 2.2質量%
(VITACEL HF200、レッテンマイヤージャパン社製)
・ たまねぎ ・・・ 11.1質量%
・ 加工でん粉 ・・・ 2.2質量%
(パインソフトB、松谷化学工業社製))
合計 100質量%
下記のようにして、植物性のつくね団子様又はミートボール様食品を製造し、各種評価を行った。
<<生地の調製>>
菜種油、メチルセルロース、及び水をサイレントカッターで混合して乳化させ、ペースト状のエマルジョンカードとした。前記エマルジョンカードに、豆腐及び油揚げを加えて混ぜた後、調味料(食塩、砂糖、香辛料、及び酵母エキス)及び食物繊維を加えて混ぜた。次いで、たまねぎ及び加工でん粉を加えて混ぜ、生地とした。
・ 菜種油 ・・・ 4.7質量%
・ メチルセルロース ・・・ 1.0質量%
(MCE100TS、信越化学工業社製)
・ 水 ・・・ 18.6質量%
・ 豆腐 ・・・ 35.2質量%
・ 油揚げ ・・・ 20.0質量%
(カット油揚げ(山一食品社製)を3mm以上7mm以下の範囲内の長さに切断したもの)
・ 食塩 ・・・ 0.9質量%
・ 砂糖 ・・・ 3.5質量%
・ 香辛料 ・・・ 0.2質量%
(ガーリック・ホワイトペッパー、ギャバン社製)
・ 酵母エキス ・・・ 0.3質量%
(酵母エキスRK、味の素社製)
・ 食物繊維 ・・・ 2.2質量%
(VITACEL HF200、レッテンマイヤージャパン社製)
・ たまねぎ ・・・ 11.2質量%
・ 加工でん粉 ・・・ 2.2質量%
(パインソフトB、松谷化学工業社製))
合計 100質量%
前記生地を一般的なつくね団子又はミートボールの形状である球状に成形した後、122℃で3分15秒間、次いで138℃で4分間揚げた。その後、冷凍庫(-30℃)で凍結した。前記凍結したものを10分間だし汁で煮込み、次いで10分間静置した後、鍋から取り出し、植物性のつくね団子様又はミートボール様食品を得た。
-成形性-
前記<生地の調製>の項目で調製した植物性のつくね団子様又はミートボール様食品の生地を、四角型若しくは小判型の型を用いて成形、又は手で球状に成形し、以下の評価基準で評価した。結果を下記の表3に示す。
[評価基準]
○ : 成形できる。
× : 成形できない。
前記-成形性-の項目で成形した植物性のつくね団子様又はミートボール様食品の生地を高さ15cmから落下させ、以下の評価基準で評価した。結果を下記の表3に示す。
[評価基準]
○ : 落下回数5回までに、成形物の形状の変化がない。
× : 落下回数5回までに、成形物が、潰れた形状又は崩れた状態となる。
前記<調理>して得られた植物性のつくね団子様又はミートボール様食品の食感(肉粒感)を7名の評価者により、以下の評価基準で評価した。7名の評価者による評価の中で最も多かった評価を下記の表3に示す。
[評価基準]
○ : 咀嚼したときに組織が口の中で容易にほぐれ、とても肉の粒のような感触がある。
△ : 咀嚼したときに組織が口の中で容易にほぐれ、肉の粒のような感触がある。
× : 咀嚼したときに軟らかく均質な食感がある。または肉の粒の感触とは異なる食感がある。
前記<調理>における凍結後の凍結物の重量と、だし汁で煮込み鍋から取り出した後の植物性のつくね団子様又はミートボール様食品の重量を測定し、下記式により、吸水率を算出した。結果を下記の表4に示す。
吸水率=(だし汁で煮込み鍋から取り出した後の植物性のつくね団子様又はミートボール様食品の重量)/(凍結後の凍結物の重量)
前記だし汁で煮込み鍋から取り出した後の植物性のつくね団子様又はミートボール様食品を喫食し、だしのしみ具合を7名の評価者により、以下の評価基準で評価した。7名の評価者による評価の中で最も多かった評価を下記の表4に示す。
◎ : だしが非常にしみている。
○ : だしがしみている。
△ : だしがややしみている。
× : だしがしみていない。
試験例3-1の生地における各成分の配合割合を下記に変更した以外は、試験例3-1と同様にして生地の製造及び調理を行った。また、試験例3-1と同様にして、成形性、保形性、食感、吸水率、及びだしのしみ具合を評価した。結果を下記の表3及び4に示す。
・ 菜種油 ・・・ 4.7質量%
・ メチルセルロース ・・・ 1.0質量%
(MCE100TS、信越化学工業社製)
・ 水 ・・・ 18.6質量%
・ 豆腐 ・・・ 25.2質量%
・ 油揚げ ・・・ 30.0質量%
(カット油揚げ(山一食品社製)を3mm以上7mm以下の範囲内の長さに切断したもの)
・ 食塩 ・・・ 0.9質量%
・ 砂糖 ・・・ 3.5質量%
・ 香辛料 ・・・ 0.2質量%
(ガーリック・ホワイトペッパー、ギャバン社製)
・ 酵母エキス ・・・ 0.3質量%
(酵母エキスRK、味の素社製)
・ 食物繊維 ・・・ 2.2質量%
(VITACEL HF200、レッテンマイヤージャパン社製)
・ たまねぎ ・・・ 11.2質量%
・ 加工でん粉 ・・・ 2.2質量%
(パインソフトB、松谷化学工業社製))
合計 100質量%
試験例3-1の生地における各成分の配合割合を下記に変更した以外は、試験例3-1と同様にして生地の製造及び調理を行った。また、試験例3-1と同様にして、成形性、保形性、食感、吸水率、及びだしのしみ具合を評価した。結果を下記の表3及び4に示す。
・ 菜種油 ・・・ 4.7質量%
・ メチルセルロース ・・・ 1.0質量%
(MCE100TS、信越化学工業社製)
・ 水 ・・・ 18.6質量%
・ 豆腐 ・・・ 11.2質量%
・ 油揚げ ・・・ 44.0質量%
(カット油揚げ(山一食品社製)を3mm以上7mm以下の範囲内の長さに切断したもの)
・ 食塩 ・・・ 0.9質量%
・ 砂糖 ・・・ 3.5質量%
・ 香辛料 ・・・ 0.2質量%
(ガーリック・ホワイトペッパー、ギャバン社製)
・ 酵母エキス ・・・ 0.3質量%
(酵母エキスRK、味の素社製)
・ 食物繊維 ・・・ 2.2質量%
(VITACEL HF200、レッテンマイヤージャパン社製)
・ たまねぎ ・・・ 11.2質量%
・ 加工でん粉 ・・・ 2.2質量%
(パインソフトB、松谷化学工業社製))
合計 100質量%
試験例3-1の生地における各成分の配合割合を下記に変更した以外は、試験例3-1と同様にして生地の製造及び調理を行った。また、試験例3-1と同様にして、成形性、保形性、食感、吸水率、及びだしのしみ具合を評価した。結果を下記の表3及び4に示す。
・ 菜種油 ・・・ 4.7質量%
・ メチルセルロース ・・・ 1.0質量%
(MCE100TS、信越化学工業社製)
・ 水 ・・・ 18.6質量%
・ 豆腐 ・・・ 0.2質量%
・ 油揚げ ・・・ 55.0質量%
(カット油揚げ(山一食品社製)を3mm以上7mm以下の範囲内の長さに切断したもの)
・ 食塩 ・・・ 0.9質量%
・ 砂糖 ・・・ 3.5質量%
・ 香辛料 ・・・ 0.2質量%
(ガーリック・ホワイトペッパー、ギャバン社製)
・ 酵母エキス ・・・ 0.3質量%
(酵母エキスRK、味の素社製)
・ 食物繊維 ・・・ 2.2質量%
(VITACEL HF200、レッテンマイヤージャパン社製)
・ たまねぎ ・・・ 11.2質量%
・ 加工でん粉 ・・・ 2.2質量%
(パインソフトB、松谷化学工業社製))
合計 100質量%
試験例3-1の生地における各成分の配合割合を下記に変更した以外は、試験例3-1と同様にして生地の製造及び調理を行った。また、試験例3-1と同様にして、成形性、保形性、食感、吸水率、及びだしのしみ具合を評価した。結果を下記の表3及び4に示す。
・ 菜種油 ・・・ 4.7質量%
・ メチルセルロース ・・・ 1.0質量%
(MCE100TS、信越化学工業社製)
・ 水 ・・・ 18.6質量%
・ 油揚げ ・・・ 60.0質量%
(カット油揚げ(山一食品社製)を3mm以上7mm以下の範囲内の長さに切断したもの)
・ 食塩 ・・・ 0.9質量%
・ 砂糖 ・・・ 3.5質量%
・ 香辛料 ・・・ 0.2質量%
(ガーリック・ホワイトペッパー、ギャバン社製)
・ 酵母エキス ・・・ 0.3質量%
(酵母エキスRK、味の素社製)
・ 食物繊維 ・・・ 2.2質量%
(VITACEL HF200、レッテンマイヤージャパン社製)
・ たまねぎ ・・・ 6.4質量%
・ 加工でん粉 ・・・ 2.2質量%
(パインソフトB、松谷化学工業社製))
合計 100質量%
下記のようにして、油揚げに代えて、大豆たん白(試験例4-1)、豆腐(試験例4-2)、又はがんもどき(試験例4-3)を用いて食品を製造し、評価した。
-生地の調製-
菜種油、メチルセルロース、及び水をサイレントカッターで混合して乳化させ、ペースト状のエマルジョンカードとした。前記エマルジョンカードに、豆腐及び大豆たん白を加えて混ぜた後、調味料(食塩、砂糖、香辛料、及び酵母エキス)及び食物繊維を加えて混ぜた。次いで、たまねぎ及び加工でん粉を加えて混ぜ、生地とした。
・ 菜種油 ・・・ 4.7質量%
・ メチルセルロース ・・・ 1.4質量%
(MCE100TS、信越化学工業社製)
・ 水 ・・・ 18.7質量%
・ 豆腐 ・・・ 11.1質量%
・ 粒状大豆たん白 ・・・ 43.8質量%
(粒状大豆たん白14.6質量%、戻し水29.2質量%)
・ 食塩 ・・・ 0.9質量%
・ 砂糖 ・・・ 3.4質量%
・ 香辛料 ・・・ 0.2質量%
(ガーリック・ホワイトペッパー、ギャバン社製)
・ 酵母エキス ・・・ 0.3質量%
(酵母エキスRK、味の素社製)
・ 食物繊維 ・・・ 2.2質量%
(VITACEL HF200、レッテンマイヤージャパン社製)
・ たまねぎ ・・・ 11.1質量%
・ 加工でん粉 ・・・ 2.2質量%
(パインソフトB、松谷化学工業社製))
合計 100質量%
前記生地を一般的なつくね団子又はミートボールの形状である球状に成形した後、122℃で3分15秒間、次いで138℃で4分間揚げた。その後、冷凍庫(-30℃)で凍結した。前記凍結したものを10分間だし汁で煮込み、次いで10分間静置した後、鍋から取り出し、食品を得た。
得られた食品を喫食したところ、肉粒感は感じられるものの、えぐみや臭みが残り、満足のできる食品とはいえないものであった。
-生地の調製-
前記試験例4-1における大豆たん白を豆腐に代えた以外は、試験例4-1と同様にして、生地を調製した。
前記生地を用いた以外は、試験例4-1と同様にして、食品を得た。
得られた食品を喫食したところ、肉粒感が感じられず、満足のできる食品とはいえないものであった。
-生地の調製-
前記試験例4-1における大豆たん白をがんもどきに代えた以外は、試験例4-1と同様にして、生地を調製した。
前記生地を用いた以外は、試験例4-1と同様にして、食品を得た。
得られた食品を喫食したところ、肉粒感が感じられず、満足のできる食品とはいえないものであった。
大豆加工品から製造される食品として、「がんもどき」が知られている。そこで、本発明の植物性のつくね団子様又はミートボール様食品と、がんもどきとを比較した。
具体的には、がんもどきの凍結品(明月がんも10(R)、とうふあげ10(いずれも羽二重豆腐株式会社製)を、10分間だし汁で煮込み、次いで10分間静置した後、鍋から取り出し、上記した試験例3と同様にして、吸水率を算出した。
本発明品の一例である、試験例3-3の植物性のつくね団子様又はミートボール様食品(以下、「本発明品」と称することがある。)の吸水率の結果と併せて、下記の表5にがんもどきの吸水率を示す。
また、本発明品は、厚揚げ豆腐のようなペースト状のものでもない。
以上のことから、本発明によれば、大豆加工食品から製造される食品であって、今までにない食感を有する新たな食品を提供することができることが確認された。
Claims (4)
- 油揚げと、メチルセルロースとを含み、
前記油揚げの長さが、8mm未満であり、
前記油揚げの配合量が、前記メチルセルロース1質量部に対して、30質量部以上55質量部以下であり、
前記メチルセルロースの配合量が、0.8質量%以上であることを特徴とする肉不含有つくね団子様又はミートボール様食品。 - 前記油揚げの長さが、3mm以上7mm以下である請求項1に記載の肉不含有つくね団子様又はミートボール様食品。
- 肉不含有つくね団子様又はミートボール様食品の製造方法であって、
油揚げと、メチルセルロースと含有する生地を調製することを含み、
前記油揚げの長さが、8mm未満であり、
前記油揚げの配合量が、前記メチルセルロース1質量部に対して、30質量部以上55質量部以下であり、
前記メチルセルロースの配合量が、0.8質量%以上であることを特徴とする肉不含有つくね団子様又はミートボール様食品の製造方法。 - 前記油揚げの長さが、3mm以上7mm以下である請求項3に記載の肉不含有つくね団子様又はミートボール様食品の製造方法。
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