JP7846517B2 - 歯車装置 - Google Patents

歯車装置

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Description

本開示は、歯車装置に関する。
特許文献1は、歯車装置と、歯車装置の出力軸と平行に配置された補助回転軸と、出力軸の回転を補助回転軸に伝達する回転伝達手段と、補助回転軸の回転を検出する回転検出器とを備えるものを開示する。特許文献1の開示技術では、歯車装置のケーシング外において回転検出器を取り付けるために、歯車装置とは別にプーリケース及びエンコーダケースを設けている。
特開2010-101447号公報
特許文献1の開示技術では、歯車装置のケーシング外において出力軸からオフセットさせた補助回転軸の回転を回転検出器により検出する構成である。よって、歯車装置と回転検出器との組み合わせが大型化しがちである。
本開示の目的の1つは、歯車装置と回転検出器の組み合わせの大型化を抑制することにある。
本開示の歯車装置は、ケーシングに設けられた内歯歯車と、前記内歯歯車と噛み合う外歯歯車と、前記外歯歯車に対して軸方向一側に設けられた第1キャリヤと、前記ケーシングと前記第1キャリヤとの間に配置された第1主軸受と、前記第1キャリヤ又は前記ケーシングの回転を検出する第1回転検出器と、を備える歯車装置であって、前記第1回転検出器は、前記第1主軸受と前記内歯歯車との間に配置される。
本開示によれば、歯車装置と回転検出器の組み合わせの大型化を抑制することができる。
第1実施形態の歯車装置の側面断面図である。 図1の拡大図である。 図1のA-A断面図である。 図2から回転検出器を省略した図である。 図5(A)は、無負荷状態の第1キャリヤと第2キャリヤが回転している状態を示す模式図であり、図5(B)は、有負荷状態の第1キャリヤと第2キャリヤが回転している状態を示す模式図である。 第1実施形態の歯車装置の一部の機能ブロックを示すブロック図である。 図7(A)は、第1実施形態の歯車装置の一部を示す模式図であり、図7(B)は、第2実施形態の歯車装置の一部を示す模式図であり、図7(C)は、第3実施形態の歯車装置の一部を示す模式図であり、図7(D)は、第4実施形態の歯車装置の一部を示す模式図である。 変形形態において有負荷状態の第1キャリヤと第2キャリヤが回転している状態を示す他の模式図である。
以下、実施形態を説明する。同一の構成要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。各図面では、説明の便宜のため、適宜、構成要素を省略、拡大、縮小する。図面は符号の向きに合わせて見るものとする。本明細書での「固定」、「当たる」、「接続」とは、特に明示がない限り、言及する条件を二者が直接的に満たす場合の他に、他の部材を介して満たす場合も含む。
(第1実施形態)図1を参照する。歯車装置10は、回転検出器52A、52Bに関連する内容に主な特徴があるが、先に周辺構造から説明する。また、本明細書では後述する第1主軸受28Aの中心線CL1に沿った方向を「軸方向」といい、その中心線CL1を円中心とする半径方向及び円周方向を「径方向」「周方向」という。
歯車装置10は、駆動源から回転が入力される入力部材12と、入力部材12の回転を変速する歯車機構14と、歯車機構14から取り出した出力回転を駆動対象となる被駆動部材に出力する出力部材16と、を備える。駆動源は、例えば、モータ、ギヤモータ、エンジン等である。被駆動部材の具体例は特に限定されない。被駆動部材は、例えば、コンベア、工作機械、車輪等の被駆動機械の一部でもよい。この他にも、被駆動部材は、例えば、多関節アームのアーム部材でもよい。
本実施形態では歯車機構14に対して軸方向一側(図中左側)に負荷となる被駆動部材が配置される。本明細書では、説明の便宜から、軸方向一側を負荷側、軸方向他側(図中右側)を反負荷側として説明するが、被駆動部材の配置位置は特に限定されない。被駆動部材は歯車機構14に対して軸方向他側に配置されてもよいし、歯車機構14に対して径方向に重なる位置に配置されてもよい。
本実施形態の歯車機構14は偏心揺動型歯車機構である。この歯車機構14は、互いに噛み合うとともに一方が揺動歯車18となる外歯歯車20A、20B及び内歯歯車22を備える。この歯車機構14は、揺動歯車18の揺動を伴い外歯歯車20A、20B及び内歯歯車22の一方を自転させ、その自転成分を出力回転として出力部材16に伝達可能である。本実施形態では外歯歯車20A、20Bが揺動歯車18となり、外歯歯車20A、20Bが自転可能である。本実施形態の歯車機構14は、入力部材12の回転を減速したうえで出力部材16に伝達する減速機構として機能する。
この他に、歯車装置10は、歯車機構14を収容するケーシング24と、歯車機構14の外歯歯車20A、20Bに対して軸方向側方に設けられるキャリヤ26A、26Bと、ケーシング24とキャリヤ26A、26Bとの間に配置される主軸受28A、28Bと、を備える。以下、各構成要素の詳細を説明する。
本実施形態の入力部材12は揺動歯車18を軸方向に貫通するクランク軸30である。クランク軸30は、揺動歯車18を揺動させる少なくとも一つの偏心体32を備える。偏心体32の軸芯CL2は、クランク軸30の回転中心線CL3に対して偏心している。本実施形態では、少なくとも一つの偏心体32として、複数(詳しくは二つ)の偏心体32を備える。複数の偏心体32の偏心位相は、偏心体32の個数をM個とするとき、360°/Mの分だけずれている。偏心体32の個数は特に限定されず、単数及び三つ以上のいずれでもよい。
外歯歯車20A、20B(揺動歯車18)は、複数の偏心体32のそれぞれに対応して個別に設けられ、偏心体軸受34を介して対応する偏心体32に相対回転自在に支持される。外歯歯車20A、20Bは、負荷側に配置される第1外歯歯車20Aと、反負荷側に配置される第2外歯歯車20Bとを含む。
内歯歯車22は、ケーシング24の内周部に設けられる。本実施形態の内歯歯車22は、ケーシング24と一体化される歯車本体22aと、歯車本体22aとは別体に設けられるとともに内歯歯車22の内歯を構成する複数のピン部材22bとを備える。ピン部材22bは、歯車本体22aの内周部に設けられるピン溝22cに回転可能に支持される。
キャリヤ26A、26Bは、外歯歯車20A、20Bに対して負荷側に配置された第1キャリヤ26Aと、外歯歯車20A、20Bに対して反負荷側に配置された第2キャリヤ26Bとを含む。キャリヤ26A、26Bは支持軸受35を介してクランク軸30を支持する。キャリヤ26A、26Bは、外歯歯車20A、20Bを貫通するとともに外歯歯車20A、20Bの自転成分と同期するためのピン体36と一体化される。ここでの「自転成分と同期」とは、ゼロを含む数字範囲内で外歯歯車20A、20B及びキャリヤ26A、26Bの自転成分を同じ大きさに維持することをいう。本実施形態のピン体36は、第1キャリヤ26A及び第2キャリヤ26Bを連結している。
主軸受28A、28Bは、ケーシング24と第1キャリヤ26Aとの間に配置される第1主軸受28Aと、ケーシング24と第2キャリヤ26Bとの間に配置される第2主軸受28Bとを含む。第1主軸受28Aは、ケーシング24と第1キャリヤ26Aの相対回転を許容する。第2主軸受28Bは、ケーシング24と第2キャリヤ26Bの相対回転を許容する。本実施形態の主軸受28A、28Bはアンギュラ軸受である。主軸受28A、28Bの具体例は特に限定されず、円すいころ軸受、円筒ころ軸受、球軸受、クロスローラ軸受等でもよい。
主軸受28A、28Bは、外輪38及び内輪40と、外輪38及び内輪40を転動する転動体42と、を備える。本実施形態の主軸受28A、28Bは、ケーシング24とは別体の専用の外輪38を備える。この他にも、主軸受28A、28Bは、専用の外輪38を備えずに、ケーシング24が外輪38を兼ねていてもよい。本実施形態の主軸受28A、28Bは、専用の内輪40を備えておらず、キャリヤ26A、26Bが内輪40を兼ねている。この他にも、主軸受28A、28Bは、キャリヤ26A、26Bとは別体の専用の内輪40を備えていてもよい。
本実施形態の出力部材16は第1キャリヤ26Aであり、被駆動部材は出力部材16に接続される。この場合、ケーシング24は、歯車装置10の外部にある被固定部材に固定される。
なお、ケーシング24と第1キャリヤ26Aとの間には第1主軸受28Aに対して反内歯歯車側(軸方向で内歯歯車22とは反対側)に第1オイルシール44Aが配置される。また、ケーシング24と第2キャリヤ26Bとの間には第2主軸受28Bに対して反内歯歯車側に第2オイルシール44Bが配置される。オイルシール44A、44Bは、歯車機構14を潤滑する潤滑剤が封入される封入空間を封止する。
以上の歯車装置10の動作を説明する。駆動源から入力部材12に回転が入力されると歯車機構14が作動する。歯車機構14が作動すると、入力部材12の回転に対して変速された出力回転が歯車機構14から出力部材16を通して取り出される。本実施形態では入力部材12が回転すると、揺動歯車18の揺動を伴い外歯歯車20A、20B及び内歯歯車22の噛合位置が順次に周方向に変化する。この結果、外歯歯車20A、20Bが自転し、その自転成分が出力回転として出力部材16から取り出される。
図2を参照する。回転検出器52A、52Bの説明に移る。歯車装置10は、第1回転部材50Aの回転を検出する第1回転検出器52Aと、第2回転部材50Bの回転を検出する第2回転検出器52Bとを含む。第1回転部材50Aは、第1キャリヤ26A又はケーシング24のうちの一方となり、本実施形態では第1キャリヤ26Aとなる。第2回転部材50Bは、第2キャリヤ26B又はケーシング24のうちの一方となり、本実施形態では第2キャリヤ26Bとなる。以下、第1キャリヤ26A又はケーシング24のうちの他方を第1固定部材54Aといい、第2キャリヤ26B又はケーシング24のうちの他方を第2固定部材54Bという。本実施形態では第1固定部材54A及び第2固定部材54Bのいずれもケーシング24となる。
第1回転検出器52Aは、第1主軸受28Aと内歯歯車22との間に配置される。本実施形態の第1回転検出器52Aは、第1主軸受28Aと、内歯歯車22のピン部材22bとの間に配置される。第2回転検出器52Bは、第2主軸受28Bと内歯歯車22との間に配置される。本実施形態の第2回転検出器52Bは、第2主軸受28Bと、内歯歯車22のピン部材22bとの間に配置される。
以下、第1回転検出器52Aと第2回転検出器52Bに共通する特徴を説明する。この共通する構成に関して、図2の他に、第1回転検出器52Aを示す図3を用いて説明する。図2、図3では、説明の便宜のため、キャリヤ26A、26Bにおいて被検出部60(後述する)を構成する箇所のみにハッチングを付す。
本実施形態の回転検出器52A、52Bは磁気式エンコーダである。回転検出器52A、52Bは、回転部材50A、50B(ここではキャリヤ26A、26B)に一体化された被検出部60と、固定部材54A、54B(ここではケーシング24)に固定される検出部62とを備える。本実施形態の検出部62は、被検出部60と間隔を空けて径方向に対向している。検出部62は、固定部材54A、54Bにねじ部材61等の固定具を用いて固定される。
本実施形態の検出部62は、エンコーダヘッドである。検出部62は、所定の物理量(例えば、磁場、光量等)を検出可能なセンサ64を備える。被検出部60は、回転部材50A、50Bが回転したとき、センサ64によって検出される物理量を変化させることができる。検出部62は、このように被検出部60に起因して変化する物理量を検出することで、回転部材50A、50Bの回転を検出可能である。言い換えると、検出部62は、被検出部60と協働して回転部材50A、50Bの回転を検出可能である。
例えば、回転検出器52A、52Bが磁気式エンコーダの場合、センサ64は磁場を検出可能な磁気センサとなり、被検出部60は、N極とS極を周方向に交互に並べた磁気スケールとなる。磁気スケールによって構成される被検出部60は、回転部材50A、50Bが回転したとき、センサ64によって検出される磁場を変化させることができる。検出部62は、このように被検出部60に起因して変化する磁場をセンサ64により検出することで、回転部材50A、50Bの回転を検出可能となる。
磁気スケールによって構成される被検出部60は回転部材50A、50Bに一体化される。本実施形態の被検出部60は回転部材50A、50B(ここではキャリヤ26A、26B)の外周に一体化される。本実施形態の被検出部60は、回転部材50A、50Bに一体化するうえで、回転部材50A、50Bの一部として一体成形される。これを実現するうえで、フェライト等の強磁性体によって回転部材50A、50Bを構成し、着磁器を用いて磁気スケール(被検出部60)を構成する磁気パターンを着磁してもよい。この他にも、被検出部60は、回転部材50A、50Bに一体化するうえで、回転部材50A、50Bとは別体に設けられていてもよい。これを実現するうえで、磁気スケールが設けられたリングを回転部材50A、50Bに取り付けてもよい。
検出部62は、センサ64によって生成したセンサ信号を処理することで、その検出結果として、回転部材50A、50Bの回転状態(回転角等)を示す検出信号を取得可能である。これを実現するためのセンサ信号の処理方式は特に限定されず、種々の公知の処理方式を採用してもよい。検出部62は、例えば、回転部材50A、50Bの相対回転角及び絶対回転角のいずれを取得してもよい。検出部62は、その取得した検出信号を外部の情報処理装置(ここでは後述する演算部84)に出力可能である。これらの検出部62の機能は、本実施形態において、検出部62を構成するエンコーダヘッドのハウジングに内蔵されるCPU等のハードウェアによって実現される。
なお、歯車装置10は、検出部62に接続される配線66を備える。検出部62の検出信号は、配線66を通して、外部の情報処理装置に伝送される。配線66は、ケーシング24に形成された配線孔68を通してケーシング24の外部に引き出される。
また、ケーシング24は、第1回転検出器52Aを収容する第1ケーシング収容部69Aと、第2回転検出器52Bを収容する第2ケーシング収容部69Bと、を備える。ケーシング収容部69A、69Bは、ケーシング24の内周部において径方向外側に凹むように設けられる。ケーシング収容部90A、90Bには、回転検出器52A、52Bの一部、本実施形態では、その検出部62の一部が収容される。検出部62は、ケーシング収容部69A、69Bの内歯歯車側の側面部に当てたうえで、ねじ部材61等の固定具によって、その側面部に固定される。ねじ部材91は、検出部62を軸方向に貫通したうえで、その先端部がケーシング24にねじ込まれる。
図2~図4を参照する。歯車装置10は、第1回転検出器52Aと軸方向位置において重なる第1規制部材70Aと、第2回転検出器52Bと軸方向位置において重なる第2規制部材70Bとを備える。ここでの「軸方向位置において重なる」とは、言及している回転検出器52A、52B及び規制部材70A、70Bのそれぞれの軸方向位置が少なくとも部分的に重なっていることをいう。以下、第1規制部材70Aと第2規制部材70Bに共通する特徴を説明する。
本実施形態の規制部材70A、70Bはリング状をなす。規制部材70A、70Bは、回転検出器52A、52Bと軸方向位置において重なる箇所に設けられ、その回転検出器52A、52Bを収容する検出器収容部72を備える。本実施形態の検出器収容部72は、規制部材70A、70Bを切り欠く切欠部によって構成される。この切欠部は、規制部材70A、70Bを径方向に貫通するとともに、反内歯歯車側に向かって開放している。
規制部材70A、70Bは、主軸受28A、28Bに対して内歯歯車側(軸方向で内歯歯車22がある側)から当たることで、主軸受28A、28Bの内側歯車側への軸方向移動を規制する。これを実現するうえで、本実施形態の規制部材70A、70Bは主軸受28A、28Bの外輪38に対して内歯歯車側から当たる。本実施形態において、第1規制部材70Aは、第1主軸受28Aに直接に当たり、第2規制部材70Bは、リング状の第1スペーサ74を介して第2主軸受28Bに当たる。
なお、主軸受28A、28Bは、キャリヤ26A、26Bに対して反内歯歯車側から当たることで、その反内歯歯車側への軸方向移動が規制される。これを実現するうえで、本実施形態では、主軸受28A、28Bの転動体42がキャリヤ26A、26Bに対して反内歯歯車側から当たる。つまり、主軸受28A、28Bは、規制部材70A、70B及びキャリヤ26A、26Bが軸方向両側から当たることで、その軸方向両側への移動が規制されることになる。
第1規制部材70Aは、内歯歯車22のピン部材22bに対して負荷側(図2の左側)から当たることで、ピン部材22bの負荷側への軸方向移動を規制する。第1規制部材70Aは、第1主軸受28Aとピン部材22bのそれぞれに当たることで、ピン部材22bと第1主軸受28Aとの間の間隔を保持するスペーサとして機能する。第2規制部材70Bは、ピン部材22bに対して反負荷側(図2の右側)から当たることで、ピン部材22bの反負荷側への軸方向移動を規制する。第2規制部材70Bは、第2主軸受28Bとピン部材22bのそれぞれに当たることで、ピン部材22bと第2主軸受28Bとの間の間隔を保持するスペーサとして機能する。本実施形態のピン部材22bは、第1規制部材70A及び第2規制部材70Bが軸方向両側から当たることで、その軸方向両側への移動が規制されることになる。
第1規制部材70Aは、第1外歯歯車20Aに対して負荷側から当たることで、第1外歯歯車20Aの負荷側への軸方向移動を規制する。第1規制部材70Aは、第1主軸受28Aと外歯歯車20A、20Bのそれぞれに当たることで、外歯歯車20A、20Bと第1主軸受28Aとの間の間隔を保持するスペーサとして機能する。第2規制部材70Bは、第2外歯歯車20Bに対して反負荷側から当たることで、第2外歯歯車20Bの反負荷側への軸方向移動を規制する。第2規制部材70Bは、第2主軸受28Bと外歯歯車20A、20Bのそれぞれに当たることで、外歯歯車20A、20Bと第2主軸受28Bとの間の間隔を保持するスペーサとして機能する。第1規制部材70Aと第2規制部材70Bの間にある外歯歯車20A、20Bは、第1規制部材70A及び第2規制部材70Bが軸方向両側から当たることで、その軸方向両側への移動が規制されることになる。なお、隣り合う外歯歯車20A、20Bは、それらの間に配置されるリング状の第2スペーサ76を介して当たる。
以上の歯車装置10の効果を説明する。
歯車装置10は、第1主軸受28Aと内歯歯車22との間に配置される第1回転検出器52Aを備える。これにより、第1回転検出器52Aは、歯車装置10のケーシング24内に配置されることになる。よって、歯車装置10のケーシング24外において第1回転検出器52Aを配置する場合と比べ、歯車装置10と回転検出器52Aの組み合わせの大型化(特に径方向の大型化)を抑制できる。また、歯車装置10のみを購入した顧客が第1回転検出器52Aを使用しようとする場合に、ケーシング24外において回転検出器52A、52Bを取り付けるための設計を顧客側で用意せずともよくなる。ひいては、第1回転検出器52Aを使用するうえで、顧客の労力の軽減を図ることができる。
また、顧客側での第1回転検出器52Aを使用するための設計が不要になるため、顧客側で必要となるコストの低減を図ることもできる。また、歯車装置10のケーシング24外に歯車装置10とは別に第1回転検出器52Aを配置した場合、第1回転検出器52Aを使用するにあたって、歯車装置10のみを購入した顧客側で第1回転検出器52Aのキャリブレーションを要してしまう。この点、本実施形態の第1回転検出器52Aは歯車装置10に組み込まれるため、製造者側で第1回転検出器52Aのキャリブレーションを行うことで、顧客によるキャリブレーションの手間を要さずに済む。
歯車装置10は、第1主軸受28A及び第2主軸受28Bを備え、第1回転検出器52Aは、第1主軸受28Aと内歯歯車22との間に配置される。よって、第1回転検出器52Aがない場合と比べ、一対の主軸受28A、28B間の軸受スパンLa(図1参照)を広げることができ、主軸受28A、28Bの軸受剛性を高めることができる。ここでの軸受スパンLaとは、図1に示すような、第1主軸受28A及び第2主軸受28Bそれぞれの作用点Pa間の間隔をいう。ここでの作用点Paとは、主軸受28A、28Bの作用線Lbと中心線CL1との交点をいう。
歯車装置10は、第2主軸受28Bと内歯歯車22との間に配置される第2回転検出器52Bを備える。よって、第2回転検出器52Bがない場合と比べ、一対の主軸受28A、28B間の軸受スパンLaを更に広げることができ、主軸受28A、28Bの軸受剛性を更に高めることができる。また、第1回転検出器52Aの他に第2回転検出器52Bを備えることで、回転検出機能に関して冗長性を持たせることができる。
規制部材70Aは、第1主軸受28Aの軸方向移動を規制する。よって、規制部材70Aにより第1主軸受28Aが第1回転検出器52Aに当たる事態を避けることができる。
規制部材70Aは、ピン部材22bの軸方向移動を規制する。よって、規制部材70Aによりピン部材22bが第1回転検出器52Aに当たる事態を避けることができる。
規制部材70Aは、外歯歯車20Aの軸方向移動を規制する。よって、規制部材70Aにより外歯歯車20Aが第1回転検出器52Aに当たる事態を避けることができる。
このように規制部材70Aにより第1主軸受28A等が第1回転検出器52A(本実施形態では第1回転検出器52Aの検出部62)に当たる事態を避けることで、第1回転検出器52Aの位置ずれを防ぐことができる。ひいては、第1回転検出器52Aの位置ずれを防ぐことで、第1回転検出器52Aの検出精度を確保することができる。
次に、歯車装置10の他の特徴を説明する。図5を参照する。図5(A)、図5(B)では各キャリヤ26A、26Bが回転方向Daに回転している状態を示す。各キャリヤ26A、26Bには回転方向Daでの位置を特定するための基準点A、Bを示す。
図5(A)は、出力部材16となる第1キャリヤ26Aに回転負荷Lが作用していない無負荷状態のもと、第1キャリヤ26A及び第2キャリヤ26Bが回転している状態を示す。無負荷状態は、第1キャリヤ26Aに回転負荷Lを作用させる被駆動部材が第1キャリヤ26Aに接続されていないときに実現される。第1キャリヤ26Aの回転角θAと第2キャリヤ26Bの回転角θBとの差分を回転角差φ(=θA-θB)とし、無負荷状態にあるときの回転角差φを初期回転角差φ0とする。ここでの回転角θA、θBは、基準回転位置からの回転量をいう。図5(A)の例では、第1キャリヤ26A及び第2キャリヤ26Bのいずれも回転角θA、θBをゼロとする基準回転位置にあり、初期回転角差φ0がゼロとなる。
図5(B)は、第1キャリヤ26Aに回転負荷Lが作用している有負荷状態のもと、第1キャリヤ26A及び第2キャリヤ26Bが回転している状態を示す。有負荷状態は、第1キャリヤ26Aに被駆動部材が接続されているときに実現される。ここでは、駆動源から歯車機構14を介して伝達される回転力を第1キャリヤ26Aから被駆動部材に出力する例を示す。このとき、被駆動部材から第1キャリヤ26Aに伝達される回転反力が回転負荷Lとして第1キャリヤ26Aに作用する。有負荷状態にあるとき、第1キャリヤ26Aに作用する回転負荷Lによって、第1キャリヤ26A及びピン体36が周方向に弾性的にねじれ変形する。回転反力が回転負荷Lとして第1キャリヤ26Aに作用する場合、無負荷状態にあるときよりも第2キャリヤ26Bに対して第1キャリヤ26Aの回転角が遅れるようにねじれ変形する。これにより、有負荷状態にあるときの第1キャリヤ26A及び第2キャリヤ26Bの回転角差φは、無負荷状態にあるときの初期回転角差φ0に対して変化量Δφの分だけ変化する。図5(B)の例では、初期回転角差φ0がゼロであるため、有負荷状態にあるときの回転角差φは変化量Δφそのものとなる。
この回転角差φの変化量Δφは、第1キャリヤ26Aに作用する回転負荷Lが大きくなるほど大きくなる。つまり、第1キャリヤ26Aに作用する回転負荷Lと変化量Δφとの間には正の相関関係(例えば、線形関係)がある。よって、回転負荷Lと変化量Δφの対応関係を予め求めておくことで、変化量Δφを用いて第1キャリヤ26Aに作用する回転負荷Lを算出することができる。本実施形態の歯車装置10では、このような考え方を用いて、第1キャリヤ26Aに作用する回転負荷Lを算出するための工夫を講じている。以下、その詳細を説明する。
図6を参照する。図6は歯車装置10の一部の機能ブロックを示すブロック図である。ブロック図に示す各ブロックは、ハードウェア的には、コンピュータのCPU(Central Processing Unit)をはじめとする電子部品、回路、機械装置等で実現でき、ソフトウェア的にはコンピュータプログラム等によって実現される。ここでは、これらの連携によって実現される機能ブロックを描く。これらの機能ブロックは、ハードウェア、ソフトウェアの組み合わせによっていろいろな態様で実現できることは、当業者に理解されるところである。
歯車装置10は、無負荷状態にあるときの第1キャリヤ26A及び第2キャリヤ26Bの初期回転角差φ0を格納する第1記憶部80を備える。初期回転角差φ0は、無負荷状態にあるとき、第1回転検出器52Aにより検出された第1キャリヤ26Aの回転角θAと、第2回転検出器52Bにより検出された第2キャリヤ26Bの回転角θBとの差分値によって特定すればよい。これらキャリヤ26A、26Bの回転角θA、θBは、無負荷状態で第1キャリヤ26A及び第2キャリヤ26Bが回転しているときに同じタイミングで回転検出器52A、52Bにより検出された検出信号を用いる。
歯車装置10は、第1キャリヤ26Aに作用する回転負荷Lと回転角差φの変化量Δφの対応関係を規定する関係式又は関係テーブルを格納する第2記憶部82を備える。この関係式又は関係テーブルは、実験又は解析等によって予め求めたうえで第2記憶部82に格納しておけばよい。
歯車装置10は、第1回転検出器52A及び第2回転検出器52Bの検出結果に基づき、第1キャリヤ26Aに作用する回転負荷Lを算出する演算部84を備える。演算部84は、以下に説明するように、回転検出器52A、52Bの検出結果に基づき第1キャリヤ26A及び第2キャリヤ26Bの回転角差φを算出し、その算出した回転角差φに基づき回転負荷Lを算出する。この回転負荷Lを算出するための演算処理の流れを説明する。
演算部84は、有負荷状態のもとで第1キャリヤ26A及び第2キャリヤ26Bが回転しているとき、第1回転検出器52A及び第2回転検出器52Bの検出結果を用いて、第1キャリヤ26Aと第2キャリヤ26Bの回転角差φを算出する(S10)。これは、例えば、前述と同様、第1回転検出器52Aにより検出された第1キャリヤ26Aの回転角θAと、第2回転検出器52Bにより検出された第2キャリヤ26Bの回転角θBとの差分値によって特定すればよい。これらキャリヤ26A、26Bの回転角θA、θBも、有負荷状態で第1キャリヤ26A及び第2キャリヤ26Bが回転しているときに同じタイミングで回転検出器52A、52Bにより検出された検出信号を用いる。
次に、演算部84は、第1記憶部80に格納された初期回転角差φ0を読み出し、S10において算出した回転角差φと初期回転角差φ0との差分値(=φ-φ0)である回転角差φの変化量Δφを算出する(S12)。
次に、演算部84は、第2記憶部82に格納された関係式又は関係テーブルを参照して、算出した回転角差φの変化量Δφに基づいて、第1キャリヤ26Aに作用する回転負荷Lを算出する(S14)。回転負荷Lは、例えば、第1キャリヤ26Aに作用するトルク又は荷重のいずれかとして算出してもよい。上の一連の演算処理を経ることで回転負荷Lが算出される。
以上の記憶部80、82、演算部84は、いずれかの検出部62を構成するエンコーダヘッドのハウジングに内蔵していてもよい。この他にも、記憶部80、82、演算部84は、検出部62とは別に歯車装置の一部(例えば、ケーシング24)に搭載されていてもよい。
歯車装置10は、以上の演算部84によって、第1キャリヤ26Aに作用する回転負荷Lを求めることができる。歯車装置10は、このように求めた回転負荷Lを用いて、歯車装置10の駆動源となるモータを制御するモータ制御部を備えてもよい。モータ制御部は、例えば、算出した回転負荷Lに基づいて、被駆動部材への障害物(例えば、人)への接触を検出し、モータを停止させてもよい。この他にも、モータ制御部は、算出した回転負荷Lに基づいて、被駆動部材を介して外部部材に所定の押付力を付与するようにモータを制御してもよい。
(第2~第4実施形態)図7(A)は、第1実施形態の歯車装置10で用いられた主軸受28A、28B、回転検出器52A、52Bの模式図を示す。図7(B)に示すように、歯車装置10は、第1回転検出器52Aのみを備えていてもよい。このように歯車装置10に用いられる回転検出器52A、52Bの個数は特に限定されず、この個数は三つ以上でもよい。
この他にも、図7(C)に示すように、第1回転検出器52Aは、周方向に離れて配置される複数の検出部62を備えていてもよい。複数の検出部62のそれぞれは、第1回転部材50Aが回転したとき、共通する被検出部60に起因して変化する物理量を検出することで、第1回転部材50A(第1キャリヤ26A)の回転を検出可能である。
この他にも、図7(D)に示すように、第2回転検出器52Bも、第1回転検出器52Aと同様、周方向に離れて配置される複数の検出部62を備えていてもよい。複数の検出部62のそれぞれは、第2回転部材50Bが回転したとき、共通する被検出部60に起因して変化する物理量を検出することで、第2回転部材50Bの回転を検出可能である。
以上のように回転検出器52A、52Bが複数の検出部62を備える場合、同じ回転部材50A、50Bの回転を検出するうえで冗長性を持たせることができる。また、回転部材50A、50Bの回転を検出するうえで、複数の検出部62の間で被検出部60を共用できる。よって、個々の検出部62毎に個別の被検出部60を用いる場合と比べ、部品点数を削減することができる。なお、回転検出器52A、52Bが複数の検出部62を備えるうえで、その個数は特に限定されない。この検出部62の個数は三つ以上でもよい。
次に、ここまで説明した各構成要素の変形形態を説明する。
歯車装置10に用いられる歯車機構14の具体例は特に限定されない。歯車機構14は、例えば、偏心揺動型歯車機構、撓み噛み合い型歯車機構、単純遊星歯車機構等でもよい。
偏心揺動型歯車機構を用いる場合、その種類は特に限定されない。この一例として、主軸受28A、28Bの中心線CL1上にクランク軸30が配置されるセンタークランクタイプを説明した。この他にも、主軸受28A、28Bの中心線CL1から径方向にオフセットした位置に複数のクランク軸30が配置される振り分けタイプでもよい。また、偏心揺動型歯車機構を用いる場合、内歯歯車22を揺動歯車18としてもよい。
撓み噛み合い型歯車機構を用いる場合、その具体的な種類は特に限定されない。この具体的な種類として、例えば、筒型、カップ型、シルクハット型等のいずれが用いられてもよい。
出力部材16はケーシング24となってもよい。この場合、第1キャリヤ26Aが歯車装置の外部にある被固定部材に固定されてもよい。
ここまで、入力部材12は高速回転する高速部材(クランク軸30)となり、出力部材16は低速回転する低速部材(第1キャリヤ26A)となり、歯車機構14は高速部材に入力された回転を減速して低速部材に伝達する例を説明した。この他にも、入力部材12は低速部材(第1キャリヤ26A等)となり、出力部材16は高速部材(クランク軸30等)となり、歯車機構14は低速部材に入力された回転を増速して高速部材に伝達してもよい。
内歯歯車22の歯車本体22aと内歯(ピン部材22b)は別体である例を説明したが、これらは一体成形されていてもよい。
歯車装置10は一対のキャリヤ26A、26B及び一対の主軸受28A、28Bを備える例を説明した。これに限定されず、歯車装置10は、第1キャリヤ26A及び第1主軸受28Aのみを備え、第2キャリヤ26B及び第2主軸受28Bを備えずともよい。
回転検出器52A、52Bの具体例は特に限定されない。回転検出器52A、52Bは、例えば、光学式エンコーダの他に、レゾルバ等の電磁誘導式エンコーダ等でもよい。
光学式エンコーダの場合、センサ64は、検出光の光量を検出可能な光学センサとなり、被検出部60は光源から射出される検出光を反射又は透過させるパターンを持つ光学スケールとなる。光学スケールによって構成される被検出部60は、回転部材50A、50Bが回転したとき、自身に検出光を経由させることで、センサ64によって検出される検出光の光量を変化させることができる。検出部62は、このように被検出部60に起因して変化する光量をセンサ64により検出することで、回転部材50A、50Bの回転を検出可能となる。
検出部62と被検出部60は径方向に対向する例を説明したが、軸方向に対向していてもよい。この場合、被検出部60は、固定部材54A、54Bの軸方向に対向する箇所に一体化されていればよい。
回転部材50A、50Bはキャリヤ26A、26B及びケーシング24のうちのキャリヤ26A、26Bであり、固定部材54A、54Bはケーシング24となる例を説明した。この他にも、回転部材50A、50Bはケーシング24であり、固定部材54A、54Bはキャリヤ26A、26Bであってもよい。これは、例えば、ケーシング24が出力部材16となる場合を想定している。
演算部84は、第1回転検出器52A及び第2回転検出器52Bの検出結果に基づいて第1キャリヤ26Aに作用する回転負荷を算出できればよく、その具体的な演算手順は実施形態の内容に限定されない。
図8を参照する。図5(B)では、駆動源から歯車装置10に回転力を入力しており、第1キャリヤ26Aから回転力を被駆動部材に出力する場合に、被駆動部材から第1キャリヤ26Aに伝達される回転反力を回転負荷Lとして算出する例を説明した。この他にも、被駆動部材から第1キャリヤ26Aに回転力が入力された場合に、第1キャリヤ26Aに作用する回転負荷Lを算出してもよい。この場合、被駆動部材から第1キャリヤ26Aに入力される回転力が回転負荷Lとして第1キャリヤ26Aに作用する。この場合、有負荷状態にあるとき、第1キャリヤ26Aに作用する回転負荷Lによって、第2キャリヤ26Bに対して第1キャリヤ26Aの回転角が進むように、第1キャリヤ26A及びピン体36が周方向に弾性的にねじれ変形する。この場合、前述のように算出した回転負荷Lに基づいて、被駆動部材への障害物への接触を検出できる。被駆動機械が多関節アームとなる場合、被駆動部材(アーム部材)への障害物への接触を検出することで、その障害物から回避する回避動作を実行可能となる。
歯車装置10は規制部材70A、70Bを備えずともよいし、いずれか一方の規制部材70A、70Bのみを備えていてもよい。規制部材70A、70Bは、第1主軸受28A、外歯歯車20A、20B、ピン部材22bのうちの少なくとも一つの軸方向移動を規制していればよい。例えば、規制部材70A、70Bは、第1主軸受28Aの軸方向移動のみを規制し、他の軸方向移動は規制していなくともよい。また、規制部材70A、70Bによって軸方向移動が規制される外歯歯車20A、20Bは、偏心揺動歯車機構に用いられる場合を説明したが、遊星歯車機構に用いられる遊星歯車でもよい。
以上の実施形態及び変形形態は例示である。これらを抽象化した技術的思想は、実施形態及び変形形態の内容に限定的に解釈されるべきではない。実施形態及び変形形態の内容は、構成要素の変更、追加、削除等の多くの設計変更が可能である。前述の実施形態では、このような設計変更が可能な内容に関して、「実施形態」との表記を付して強調している。しかしながら、そのような表記のない内容でも設計変更が許容される。図面の断面に付したハッチングは、ハッチングを付した対象の材質を限定するものではない。
10…歯車装置、20A、20B…外歯歯車、22…内歯歯車、22b…ピン部材、24…ケーシング、26A…第1キャリヤ、26B…第2キャリヤ、28A…第1主軸受、28B…第2主軸受、52A…第1回転検出器、52B…第2回転検出器、60…被検出部、62…検出部、70A、70B…規制部材、84…演算部。

Claims (8)

  1. ケーシングに設けられた内歯歯車と、
    前記内歯歯車と噛み合う外歯歯車と、
    前記外歯歯車に対して軸方向一側に設けられる第1キャリヤと、
    前記ケーシングと前記第1キャリヤとの間に配置された第1主軸受と、
    前記第1キャリヤ又は前記ケーシングの回転を検出する第1回転検出器と、を備える歯車装置であって、
    前記第1回転検出器は、前記第1主軸受と前記内歯歯車との間に配置され、
    前記第1回転検出器と軸方向位置において重なる規制部材を備え、
    前記規制部材は、前記第1主軸受の軸方向移動を規制する歯車装置。
  2. ケーシングに設けられた内歯歯車と、
    前記内歯歯車と噛み合う外歯歯車と、
    前記外歯歯車に対して軸方向一側に設けられる第1キャリヤと、
    前記ケーシングと前記第1キャリヤとの間に配置された第1主軸受と、
    前記第1キャリヤ又は前記ケーシングの回転を検出する第1回転検出器と、を備える歯車装置であって、
    前記第1回転検出器は、前記第1主軸受と前記内歯歯車との間に配置され、
    前記第1回転検出器と軸方向位置において重なる規制部材を備え、
    前記規制部材は、前記内歯歯車を構成するピン部材の軸方向移動を規制する歯車装置。
  3. ケーシングに設けられた内歯歯車と、
    前記内歯歯車と噛み合う外歯歯車と、
    前記外歯歯車に対して軸方向一側に設けられる第1キャリヤと、
    前記ケーシングと前記第1キャリヤとの間に配置された第1主軸受と、
    前記第1キャリヤ又は前記ケーシングの回転を検出する第1回転検出器と、を備える歯車装置であって、
    前記第1回転検出器は、前記第1主軸受と前記内歯歯車との間に配置され、
    前記第1回転検出器と軸方向位置において重なる規制部材を備え、
    前記規制部材は、前記外歯歯車の軸方向移動を規制する歯車装置。
  4. 前記外歯歯車に対して軸方向他側に設けられた第2キャリヤと、
    前記ケーシングと前記第2キャリヤとの間に配置された第2主軸受と、を備え、
    前記第1回転検出器は、軸方向において前記第1主軸受と前記第2主軸受との間に配置される請求項1から3のいずれかに記載の歯車装置。
  5. 前記第2主軸受と前記内歯歯車との間に配置される第2回転検出器と、
    前記第1回転検出器及び前記第2回転検出器の検出結果に基づいて、前記第1キャリヤに作用する回転負荷を算出する演算部と、を備える請求項に記載の歯車装置
  6. 前記第1回転検出器は、前記第1主軸受と前記外歯歯車との間に配置される請求項1から5のいずれかに記載の歯車装置。
  7. 前記第1回転検出器は、
    前記第1キャリヤ及び前記ケーシングのうちの一方に一体化された被検出部と、
    前記第1キャリヤ及び前記ケーシングのうちの他方に固定され前記被検出部と対向する検出部と、を備える請求項1からのいずれか1項に記載の歯車装置。
  8. 前記第1回転検出器は、周方向に離れて配置された複数の前記検出部を備える請求項に記載の歯車装置。
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