JP7846460B2 - エアバッグ装置 - Google Patents
エアバッグ装置Info
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Description
本発明は前記事情に鑑み案出されたものであり、本発明は、エアバッグの展開性能の向上を図る上で有利なエアバッグ装置を提供することを目的とする。
なお、以下の図面において、符号FRは車両前方を示し、符号UPは車両上方を示す。
図4に示すように、本実施の形態のエアバッグ装置10は、ウインドシールドガラス12の下端とフード14の後端との間からエアバッグ16を膨張展開させてフード14の上面の後部を覆うようにしたものである。
フード14は前開き式であり、フード14の後端寄りの箇所が、図3、図5、図6に示すように、車幅方向両側の一対のヒンジ機構18を介して揺動可能に支持されることで、フード14の前端が開閉される。
図3に示すように、フード14はアウタパネル20とインナパネル22とを含んで構成されている。
図2に示すように、インナパネル22の下面の後部には、車幅方向に延在しつつ下方に膨出する膨出部24が設けられている。
平面視した場合、アウタパネル20およびインナパネル22の後縁は湾曲形状となっており、リンフォース26の輪郭もこの湾曲形状に沿った湾曲形状を呈している。
図5に示すように、リンフォース26の延在方向の両端部26Aは、後述するヒンジ機構18を構成する上部ブラケット44の取り付け板4402に重ね合わされ取り付け板4402と共にインナパネル22の下面に取り付けられている。
すなわち、リンフォース26の延在方向の両端部26Aは、ヒンジ機構18とフード14の下面との間に重ねられてヒンジ機構18と共にフード18の下面に取り付けられている。
図2に示すように、リンフォース26の延在方向の中間部26Bで前後方向の中間部には、エアバッグケース28の略上半部を収容する上方に窪んだ凹部2602が設けられ、図1に示すように、凹部2602の周囲にはエアバッグケース28を取り付けるための取り付け面2604が設けられている。
図2に示すように、凹部2602の車両前方に位置する取り付け面2604の箇所がリンフォース側前取り付け部30となっており、また、凹部2602の車両後方に位置する取り付け面2604の箇所がリンフォース側後取り付け部32となっている。
リンフォース側後取り付け部32は、リンフォース側前取り付け部30よりも上方に変位した箇所に設けられている。
また、リンフォース側前取り付け部30の車両前方に位置するリンフォース26の箇所は、リンフォース側前取り付け部30から起立する前縦壁34となっており、リンフォース側後取り付け部32の車両後方に位置するリンフォース26の箇所は、リンフォース側後取り付け部32から起立する後縦壁36となっている。
前縦壁34の上端は、膨出部24の前方のインナパネル22の箇所に接合され、後縦壁36の上端は、膨出部24の後傾斜壁2402に接合されている。
言い換えると、リンフォース26には、下方に突出形成されて車幅方向に延設された前側凸条部30Aと後側凸条部32Aとが前後に間隔を開けて設けられている。
エアバッグケース28は、前側凸条部30Aと後側凸条部32Aの間に形成された凹条部2602Aに配置される。
リンフォース側前取り付け部30は、前側凸条部30Aの下面に設けられ、リンフォース側後取り付け部32は、後側凸条部32Aの下面に設けられている。
リンフォース26は、後側凸条部32Aの下面の位置が前側凸条部30Aの下面に対して高い位置に設定されている。
下部ブラケット38は、ダッシュパネルの前方でフード14の下方の車両前部空間の車幅方向両側に位置するアッパーフレームなどの車体側部材46に取り付けられている。
図5、図6に示すように、第1揺動アーム40の後端は、下部ブラケット38に第1ピンP1を介して回動可能に連結され、第1揺動アーム40の前端は、上部ブラケット44に第2ピンP2を介して回動可能に連結されている。
第2揺動アーム42の後端は、上部ブラケット44に第3ピンP3を介して回動可能に連結され、第2揺動アーム42の前端は、第4ピンP4を介して第1揺動アーム40の前部に回動可能に連結されている。
なお、第3ピンP3は、第1揺動アーム40に支持される箇所と、第2揺動アーム42に支持されると共に上部ブラケット44に支持される箇所との間が、後述するポップアップ機構48の作動時に破断できるように形成されている。
すなわち、フード14の開閉時には、図5に示すように、第1ピンP1を支点として第1揺動アーム40、上部ブラケット44、フード14とが一体に上下に揺動し、フード14の前端が開閉される。
また、衝突検知時あるいは衝突予知検知時に、図6に示すように、不図示のエアバッグECUによる制御によりポップアップ機構48のロッド4802が突出することでフード14の後部を押し上げると、フード14の前端は不図示のラッチ機構により車体側で支持されていることから第3ピンP3が破断し、第1ピンP1を支点として第1揺動アーム40が上方に変位し、第4ピンP4を支点として第2揺動アーム42が上方に揺動し、これによりフード14の後端が上昇し、図4、図6に示すように、フード14の後端とウインドシールドガラス12の下端との間にエアバッグ16が膨出展開するための空間Sが形成され、この空間Sを介してエアバッグ16がフード14の上面の後部に膨張展開する。
エアバッグ装置10は、図3に示すポップアップ機構48、エアバッグケース28と、図2に示すエアバッグケース28に収容され膨張展開するエアバッグ16、インフレータ50とを含んで構成されている。
ポップアップ機構48は、不図示のガス発生器から供給される作動ガスによりロッド4802が上方に突出するアクチュエータを含んで構成されている。
本実施の形態では、図5、図6に示すように、ポップアップ機構48は、リンフォース26の両端部26Aと、ヒンジ機構18を構成する上部ブラケット44の取り付け板4402とが重ね合わされた箇所を、ロッド4802が車両上方に押すことで、フード14の後端を持ち上げるように構成されている。
収容室52の周囲の上ケース2802、下ケース2804の外周のフランジ2810は、ボルトナットBを介してリンフォース26の取り付け面2604に取り付けられている。
図2に示すように、収容室52の車両前方に位置する外周のフランジ2810の箇所は、ケース側前取り付け部54となっており、収容室52の車両後方に位置する外周のフランジ2810の箇所は、ケース側後取り付け部56となっている。
ケース側前取り付け部54はリンフォース側前取り付け部30にボルトナットBを介して取り付けられ、ケース側後取り付け部56は、リンフォース側前取り付け部30よりも上方に変位した箇所に設けられたリンフォース側後取り付け部32にボルトナットBを介して取り付けられている。
そして、図4に示すように、エアバッグ16の膨張時に下ケース2804がテアライン2812で破断した際に、下ケース2804の後部が下方に揺動することで収容室52を開放する大きな開放部52Aが形成されるように図られている。
インフレータ50は、エアバッグケース28内で不図示のブラケットを介して支持され、エアバッグECUから供給される作動信号により作動し、エアバッグ16内に膨張用ガスを供給する。
衝突検知時あるいは衝突予知検知時に、エアバッグECUから供給される作動信号によりポップアップ機構48が作動することで、図6に示すようにフード14の後端は、車両上方に上昇し、フード14の後端とウインドシールドガラス12の下端との間に空間Sが形成される。
また、図4に示すように、エアバッグECUから供給される作動信号により作動したインフレータ50から膨張用ガスが供給されることでエアバッグ16が膨張し、エアバッグケース28がテアライン2812から切断され、下ケース2804が下方に揺動することで収容室52が開放されて開放部52Aが形成され、この開放部52Aと空間Sを介してエアバッグ16がフード14の上面に沿って膨張展開する。
そのため、ヒンジ機構18が取り付けられたフード14の後端の箇所およびこのフード14の後端の箇所を含むフード14の後端の幅方向の全域における強度剛性がリンフォース26によって高められるため、衝突検知時あるいは衝突予知検知時に、車幅方向両側の一対のポップアップ機構48によってフード14の後端が上昇された際に加わる荷重によってフード14の後部の車幅方向中央が下方に撓むことを抑制する上で有利となる。
したがって、エアバッグ16をフード14の上面に沿って確実に安定して展開させることができ、エアバッグ16の展開性能を向上させる上で有利となる。
したがって、前後の凸条部30A、32Aを設けたことでリンフォース26の剛性を確保する上で有利となることから、フード14の後端が上昇された際に加わる荷重によってフード14の後部の車幅方向中央が下方に撓むことを抑制する上でより有利となり、エアバッグ16をフード14の上面に沿って確実に安定して展開させ、エアバッグ16の展開性能を向上させる上でより有利となる。
また、エアバッグケース28を凹条部2602Aに配置したので、エアバッグ装置10をフード14の下方の限られたスペースにおいて上下方向にコンパクトに配置する上で有利となる。
したがって、前側凸条部凸状部30A、後側凸条部32Aによってリンフォース側前取り付け部30、リンフォース側後取り付け部32の座面剛性を確保する上で有利となり、エアバッグケース28のリンフォース26への取り付け強度の向上を図る上で有利となる。
そのため、衝突検知時あるいは衝突予知検知時に、エアバッグ16の膨張によりテアライン2812が破断されてエアバッグケース28が開放された部分と空間Sを介してエアバッグ16が車両後方に向かって膨張展開する際、エアバッグケース28に収容室52を開放する大きな開放部52Aが形成され、膨張展開するエアバッグ16に対してリンフォース側後取り付け部32が干渉することを抑制する上で有利となる。
したがって、エアバッグ16をフード14の上面に沿って確実に安定して展開させる上でより有利となり、エアバッグ16の展開性能を向上させる上でより有利となる。
したがって、車幅方向両側の一対のポップアップ機構48によってフード14の後端が上昇された際に加わる荷重によってフード14の後部の車幅方向中央が下方に撓むことを抑制する上でより有利となり、エアバッグ16の展開性能を向上させる上でより有利となる。
したがって、衝突検知時あるいは衝突予知検知時に、ポップアップ機構48によってフード14の後端が上昇された際に加わる荷重によってフード14の後部の車幅方向中央が下方に撓むことを抑制する上でより有利となり、エアバッグ16の展開性能を向上させる上でより有利となる。
しかしながら、図7に示す変形例のように、前縦壁34および後縦壁36の上端をインナパネル22から切り離し、言い換えると、リンフォース側前取り付け部30およびリンフォース側後取り付け部32をインナパネル22(フード14)から切り離してもよく、この場合も本実施の形態と同様の効果が奏される。
12 ウインドシールド
14 フード
16 エアバッグ
18 ヒンジ機構
20 アウタパネル
22 インナパネル
24 膨出部
2402 後傾斜壁
26 リンフォース
26A 両端部
26B 中間部
2602 凹部
2602A 凹条部
2604 取り付け面
28 エアバッグケース
2802 上ケース
2804 下ケース
2810 フランジ
2812 テアライン
30 リンフォース側前取り付け部
30A 前側凸条部
32 リンフォース側後取り付け部
32A 後側凸条部
34 前縦壁
36 後縦壁
38 下部ブラケット
40 第1揺動アーム
42 第2揺動アーム
44 上部ブラケット
4402 取り付け板
46 車体側部材
48 ポップアップ機構
4802 ロッド
50 インフレータ
52 収容室
52A 開放部
54 ケース側前取り付け部
56 ケース側後取り付け部
P1 第1ピン
P2 第2ピン
P3 第3ピン
P4 第4ピン
B ボルトナット
S 空間
Claims (5)
- フードの後端寄りの車幅方向両側の箇所を車体に対して揺動可能に支持する一対のヒンジ機構と、
前記フードの下面の後端寄りの箇所に設けられエアバッグを収容するエアバッグケースとを備え、
前記フードの後端から前記エアバッグを展開するエアバッグ装置であって、
前記フードの後端の下方で車幅方向に延在するリンフォースを設け、
前記リンフォースの延在方向の両端部は、前記ヒンジ機構と前記フードの下面との間に重ねられて前記ヒンジ機構と共に前記フードの下面に取り付けられ、
前記リンフォースの延在方向の中間部に前記エアバッグケースが取り付けられており、
前記リンフォースには、下方に突出形成されて車幅方向に延設された前側凸条部と後側凸条部とが前後に間隔を開けて設けられ、
前記エアバッグケースは、前記前側凸条部と後側凸条部の間に形成された凹条部に配置される
ことを特徴とするエアバッグ装置。 - 前記エアバッグケースの前部と後部にケース側前取り付け部とケース側後取り付け部とがそれぞれ設けられ、
前記リンフォースは、前記ケース側前取り付け部が取り付けられるリンフォース側前取り付け部と、前記ケース側後取り付け部が取り付けられるリンフォース側後取り付け部とを備え、
前記リンフォース側前取り付け部が前記前側凸条部の下面に設けられ、前記リンフォース側後取り付け部が前記後側凸条部の下面に設けられる
ことを特徴とする請求項1記載のエアバッグ装置。 - 前記エアバッグのケース側後取り付け部の下方の近傍箇所にテアラインが形成されており、
前記リンフォースは、前記後側凸条部の下面の位置が前記前側凸条部の下面に対して高い位置に設定されている
ことを特徴とする請求項2記載のエアバッグ装置。 - 平面視した場合、前記リンフォースの輪郭は、前記フードの後縁の湾曲形状に沿った湾曲形状を呈している、
ことを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載のエアバッグ装置。 - 前記フードは、後端側がポップアップ機構で車両上方に上昇可能に構成されており、
前記ポップアップ機構は、前記リンフォースと前記ヒンジ機構が重ね合わされた箇所を、車両上方に押すことで、フードを持ち上げる
ことを特徴とする請求項1に記載のエアバッグ装置。
Priority Applications (1)
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| JP2023055214A JP7846460B2 (ja) | 2023-03-30 | 2023-03-30 | エアバッグ装置 |
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| JP2024142853A JP2024142853A (ja) | 2024-10-11 |
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| JP2015136978A (ja) | 2014-01-21 | 2015-07-30 | トヨタ自動車株式会社 | フード付け車両用歩行者保護エアバッグ装置の搭載構造 |
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-
2023
- 2023-03-30 JP JP2023055214A patent/JP7846460B2/ja active Active
Patent Citations (5)
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