JP7843714B2 - 合成サンタレンシンターゼ - Google Patents
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Description
(a) 宿主細胞に対して生来型でないポリペプチド。そのような異種ポリペプチドのタンパク質配列は、合成、天然に存在しない、「人造の」タンパク質配列である;
(b) 宿主細胞に対して生来型のポリペプチドであるが、構造的改変(例えば、欠失、置換、及び/又は挿入)が、該生来型ポリペプチドを変化させるための組換えDNA技術による宿主細胞のDNAの操作の結果として含められる;又は
(c) 組換えDNA技術による宿主細胞のDNAの操作(例えば、より強力なプロモーター)の結果として、その発現が量的に変更されるか、又はその発現が生来型の宿主細胞とは異なるゲノム位置から行なわれる、宿主細胞に対して生来型であるポリペプチド。
(a) 宿主細胞に対して生来型でないポリヌクレオチド;
(b) 宿主細胞に対して生来型のポリヌクレオチドであるが、構造的改変(例えば、欠失、置換、及び/又は挿入)が、該生来型ポリヌクレオチドを変化させるための組換えDNA技術による宿主細胞のDNAの操作の結果として含められる;
(c) 組換えDNA技術によるポリヌクレオチドの調節エレメントの操作(例えば、より強力なプロモーター)の結果として、その発現が量的に変更されている、宿主細胞に対して生来型であるポリヌクレオチド;又は
(d) 組換えDNA技術による遺伝子操作の結果として、宿主細胞に対して生来型であるが、その天然の遺伝的環境内にインテグレーションされていないポリヌクレオチド。
・遺伝子編集
遺伝子編集又はゲノム編集は、DNAが挿入されるか、置き換えられるか又はゲノムから除去され、かつ改変された生物学的活性を有するタンパク質をコードする核酸若しくはその一部の変異体を作製するために(Castle et al., (2004) Science 304(5674): 1151-4;米国特許第5,811,238号及び同第6,395,547号)、DNAシャッフリングの反復及びそれに続く適切なスクリーニング及び/若しくは選択からなる「遺伝子シャッフリング」又は「指向性進化」などの様々な技術を用いることにより、又は生じるトランスジェニック生物が導入されたプロモーターに近接する遺伝子の改変された発現に起因して優性表現型を示す「T-DNA活性化」タグ付け(Hayashi et al. Science (1992) 1350-1353)、又は「TILLING」(ゲノム中の標的化誘発性局所的損傷(Targeted Induced Local Lesions In Genomes))により、取得できる、遺伝子操作の種類であり、改変された発現及び/又は活性を有するタンパク質をコードする核酸を作製及び/又は特定するために有用な突然変異誘発技術を意味する。TILLINGはまた、そのような突然変異体を保持する生物の選択も可能にする。TILLINGのための方法は、当技術分野で周知である(McCallum et al., (2000) Nat Biotechnol 18: 455-457;Stemple (2004) Nat Rev Genet 5(2): 145-50により総説される)。別の技術は、ジンクフィンガーヌクレアーゼ、転写活性化因子様エフェクターヌクレアーゼ(TALEN)、CRISPR/Casシステム、及び遺伝子操作型メガヌクレアーゼ(再遺伝子操作型ホーミングエンドヌクレアーゼなど)などの人工的に操作されたヌクレアーゼを用いる(Esvelt, KM.; Wang, HH. (2013), Mol Syst Biol 9 (1): 641; Tan, WS.et al. (2012), Adv Genet 80: 37-97; Puchta, H.; Fauser, F. (2013), Int. J. Dev. Biol 57: 629-637)。
DNA及びそれらがコードするタンパク質は、新規若しくは変化した特性を有する変異体タンパク質又は酵素を作製するために、分子生物学で公知の様々な技術を用いて、改変することができる。例えば、ランダムPCR突然変異誘発(例えば、Rice (1992) Proc. Natl. Acad. Sci. USA 89:5467-5471を参照されたい);又はコンビナトリアル多重カセット突然変異誘発(例えば、Crameri (1995) Biotechniques 18:194-196を参照されたい)。
- Needleman and Wunschアルゴリズム - Needleman, Saul B. & Wunsch, Christian D. (1970). "A general method applicable to the search for similarities in the amino acid sequence of two proteins". Journal of Molecular Biology. 48 (3): 443-453. このアルゴリズムは、例えば、2つの配列の全域アライメントを行なう、「NEEDLE」プログラム中に実装される。NEEDLEプログラムは、例えば、欧州分子生物学オープンソフトウェアスイート(EMBOSS)内に含められる。
Seq A:AAGATACTG 長さ:9塩基
Seq B:GATCTGA 長さ:7塩基。
それ故、より短い配列は、配列Bである。
アライメント中の「|」記号は、同一の残基(DNAに関しては塩基又はタンパク質に関してはアミノ酸を意味する)を示す。同一残基の数は6である。
それらの完全長にわたってアライメントされた配列を示すアライメント長は、10である。
したがって、その完全長にわたってSeq Aを示すアライメント長は、9である(Seq Aが本発明の配列であることを意味する)。
したがって、その完全長にわたってSeq Bを示すアライメント長は、8である(Seq Bが本発明の配列であることを意味する)。
アミノ酸Aは、アミノ酸Sに類似する
アミノ酸Dは、アミノ酸E;Nに類似する
アミノ酸Eは、アミノ酸D;K;Qに類似する
アミノ酸Fは、アミノ酸W;Yに類似する
アミノ酸Hは、アミノ酸N;Yに類似する
アミノ酸Iは、アミノ酸L;M;Vに類似する
アミノ酸Kは、アミノ酸E;Q;Rに類似する
アミノ酸Lは、アミノ酸I;M;Vに類似する
アミノ酸Mは、アミノ酸I;L;Vに類似する
アミノ酸Nは、アミノ酸D;H;Sに類似する
アミノ酸Qは、アミノ酸E;K;Rに類似する
アミノ酸Rは、アミノ酸K;Qに類似する
アミノ酸Sは、アミノ酸A;N;Tに類似する
アミノ酸Tは、アミノ酸Sに類似する
アミノ酸Vは、アミノ酸I;L;Mに類似する
アミノ酸Wは、アミノ酸F;Yに類似する
アミノ酸Yは、アミノ酸F;H;Wに類似する。
したがって、本説明に従えば、以下の類似性パーセントの算出が適用される:
%類似性=[(同一残基+類似残基)/その完全長にわたってより短い配列を示すアライメント領域の長さ]*100。つまり、本実施形態に従う2つのアミノ酸配列の比較に関連する配列類似性は、同一残基の数プラス類似残基の数をその完全長にわたってより短い配列を示すアライメント領域の長さによって除算することによって算出される。この値に100を乗じて、「%類似性」を与える。
〇グラム陽性:バシラス属(Bacillus)、ストレプトミセス属(Streptomyces)
・有用なグラム陽性細菌としては、限定するものではないが、バシラス(Bacillus)細胞、例えば、バシラス・アルカロフィウス(Bacillus alkalophius)、バシラス・アミロリクエファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)、バシラス・ブレビス(Bacillus brevis)、バシラス・サークランス(Bacillus circulans)、バシラス・クラウシイ(Bacillus clausii)、バシラス・コアグランス(Bacillus coagulans)、バシラス・フィルムス(Bacillus firmus)、バシラス・ジャウタス(Bacillus Jautus)、バシラス・レンタス(Bacillus lentus)、バシラス・リケニフォルミス(Bacillus licheniformis)、バシラス・メガテリウム(Bacillus megaterium)、バシラス・プミラス(Bacillus pumilus)、バシラス・ステアロサーモフィルス(Bacillus stearothermophilus)、枯草菌(Bacillus subtilis)及びバシラス・チューリンギエンシス(Bacillus thuringiensis)が挙げられる。最も好ましくは、原核生物は、バシラス(Bacillus)細胞、好ましくは、枯草菌(Bacillus subtilis)、バシラス・プミラス(Bacillus pumilus)、バシラス・リケニフォルミス(Bacillus licheniformis)、又はバシラス・レンタス(Bacillus lentus)のバシラス細胞である。
・一部の他の好ましい細菌としては、放線菌目(Actinomycetales)の菌株、好ましくは、ストレプトミセス属(Streptomyces)、好ましくはストレプトミセス・スフェロイデス(Streptomyces spheroides)(ATTC 23965)、ストレプトミセス・テルモビオラセウス(Streptomyces thermoviolaceus)(IFO 12382)、ストレプトミセス・リビダンス(Streptomyces lividans)又はストレプトミセス・ムリヌス(Streptomyces murinus)又はストレプトベルチシルム・ベルチシリウムssp.ベルチシリウム(Streptoverticillum verticillium ssp. verticillium)が挙げられる。他の好ましい細菌としては、ロドバクター・スフェロイデス(Rhodobacter sphaeroides)、ロドモナス・パルストリ(Rhodomonas palustri)、ストレプトコッカス・ラクチス(Streptococcus lactis)が挙げられる。さらに好ましい細菌としては、ミクソコッカス属(Myxococcus)に属する菌株、例えば、M.ビレセンス(M. virescens)が挙げられる。
・好ましいグラム陰性細菌は、大腸菌(Escherichia coli)、シュードモナス属種(Pseudomonas sp.)、好ましくは、シュードモナス・プルロシニア(Pseudomonas purrocinia)(ATCC 15958)又はシュードモナス・フルオレッセンス(Pseudomonas fluorescens)(NRRL B-11)である。
〇アスペルギルス属(Aspergillus)、フザリウム属(Fusarium)、トリコデルマ属(Tricoderma)
・微生物は、真菌細胞であり得る。本明細書中で用いる場合、「真菌」としては、子嚢菌門(Ascomycota)、担子菌門(Basidiomycota)、ツボカビ門(Chytridiomycota)、及び接合菌門(Zygomycota)並びに卵菌門(Oomycota)及び不完全菌亜門(Deuteromycotina)及びすべての栄養胞子形成性(mitosporic)真菌が挙げられる。子嚢菌門の代表的な群としては、例えば、ニューロスポラ属(Neurospora)、ユーペニシリウム属(Eupenicillium)(=ペニシリウム属(Penicillium))、エメリセラ属(Emericella)(=アスペルギルス属(Aspergillus))、ユーロチウム属(Eurotium)(=アスペルギルス属(Aspergillus))、及び以下に列記される正酵母(true yeast)が挙げられる。担子菌門の例としては、キノコ、さび菌、及び黒穂菌が挙げられる。ツボカビ門の代表的な群としては、例えば、アロミセス属(Allomyces)、ブラストクラジエラ属(Blastocladiella)、コエロモミセス属(Coelomomyces)、及び水生真菌が挙げられる。卵菌門の代表的な群としては、例えば、ワタカビ属(Achlya)などのサプロレグニオミセトス(Saprolegniomycetous)水生真菌(ミズカビ)が挙げられる。栄養胞子形成性真菌の例としては、アスペルギルス属(Aspergillus)、ペニシリウム属(Penicillium)、カンジダ属(Candida)、及びアルタナリア属(Alternaria)が挙げられる。接合菌門の代表的な群としては、例えば、クモノスカビ属(Rhizopus)及びケカビ属(Mucor)が挙げられる。
〇ピチア属(Pichia)
〇サッカロミセス属(Saccharomyces)
・真菌宿主細胞は、酵母細胞であり得る。本明細書中で用いる場合、「酵母」としては、子嚢胞子形成性(ascosporogenous)酵母(エンドミセタレス(Endomycetales))、担子胞子形成性(basidiosporogenous)酵母、及び不完全真菌(Fungi lmperfecti)(ブラストミセス属(Blastomycetes))に属する酵母が挙げられる。子嚢胞子形成性酵母は、スペルモフトラ科(Spermophthoraceae)及びサッカロミセス科(Saccharomycetaceae)に分けられる。後者は、4つの亜科:Schizosaccharomycoideae亜科(例えば、シゾサッカロミセス属(Schizosaccharomyces))、Nadsonioideae亜科、Lipomycoideae亜科、及びSaccharomycoideae亜科(例えば、クルイベロミセス属(Kluyveromyces)、ピチア属(Pichia)、及びサッカロミセス属(Saccharomyces))から構成される。担子胞子形成性酵母としては、ロイコスポリジウム属(Leucosporidim)、ロドスポリジウム属(Rhodosporidium)、スポリジオボラス属(Sporidiobolus)、フィロバシジウム属(Filobasidium)、及びフィロバシジエラ属(Filobasidiella)が挙げられる。不完全真菌に属する酵母は、2つの科:Sporobolomycetaceae科(例えば、スポロボロミセス属(Sporobolomyces)及びブレラ属(Bullera))及びCryptococcaceae科(例えば、カンジダ属(Candida))に分けられる。
〇非ヒト動物、非ヒト哺乳動物、鳥類、爬虫類、昆虫、植物、酵母、真菌。
ドメイン「テルペンシンターゼ、金属結合ドメイン」IPR005630、「テルペンシクラーゼ様1、C末端ドメイン」IPR034741及び「テルペンシンターゼ、N末端ドメイン」IPR001906
並びに相同スーパーファミリー「イソプレノイドシンターゼドメインスーパーファミリー」IPR008949、「テルペノイドシクラーゼ/タンパク質プレニルトランスフェラーゼアルファ-アルファトロイド」IPR008930及び「テルペンシンターゼ、N末端ドメインスーパーファミリー」IPR036965。
(a)配列番号1の位置267に対応するアミノ酸位置に、次のアミノ酸:
セリン、ロイシン、スレオニン、システイン、イソロイシン、バリン、トリプトファン、グリシン若しくはアラニン
のいずれかを有するか、又は
(b)配列番号1の位置291に対応するアミノ酸位置に、次のアミノ酸:
スレオニン、システイン、セリン、フェニルアラニン若しくはバリン
のいずれかを有するか、又は
(c)上記(a)及び(b)の組み合わせであるか、又は
(d)配列番号1の267位に対応するアミノ酸位置にアスパラギンを有し、及び配列番号1の291位に対応する位置は、次のアミノ酸:
スレオニン、システイン、セリン、フェニルアラニン若しくはバリン
のいずれかであるか、又は
(e)配列番号1の位置267に対応するアミノ酸位置に、次のアミノ酸:
セリン、ロイシン、スレオニン、システイン、イソロイシン、バリン、トリプトファン、グリシン又はアラニンのいずれかを有し、及び配列番号1の291位に対応する位置は、イソロイシンである。
(a)改良型ベータサンタレンシンターゼをコードする核酸を、宿主中で発現させるのに適した方法で提供する工程、
(b)(a)の核酸を、ファルネシルピロリン酸及びすべての必要な補助因子を活性化するサンタレンシンターゼに提供することができる宿主細胞に導入する工程、
(c)(a)の核酸によりコードされるサンタレンシンターゼを活性型で生成し、ファルネシルピロリン酸及びすべての必要な補助因子をサンタレンシンターゼに提供するように宿主細胞を培養する工程、
(d)改良型ベータサンタレンシンターゼの使用により、ベータ-サンタレン及びアルファ-サンタレン、並びに場合によりベルガモテンをファルネシルピロリン酸から生成する工程であって、生成されるベータ-サンタレンの量は生成されるアルファ-サンタレンの量よりも大きい工程、
(e)所望の量のこれらの化合物が生成された場合、生成されたベータ-サンタレン及びアルファ-サンタレン、並びに場合によりベルガモテンを回収する工程、
(f)場合により、ベータ-サンタレン及びアルファ-サンタレン、並びに場合によるベルガモテンを精製する工程。
本発明は、例えば以下の実施形態を包含する:
[実施形態1]合成ベータサンタレンシンターゼであって、配列番号1のアミノ酸272位~291位までのストレッチに対応する前記合成ベータサンタレンシンターゼの部分の三次構造が、天然に存在するサンタレンシンターゼの同じ三次構造の柔軟性と比較して、増加した柔軟性を有するという事実によって特徴付けられ、柔軟性が、これらの設定:pH8.0、300K、1気圧、水環境、基質なしで存在するイオンで、合成と天然に存在するサンタレンシンターゼの両方について500nsのシミュレーション、及びシミュレーションの最後の450nsでの各酵素構造の評価を使用した二乗平均平方根ゆらぎ分析によって決定され、前記合成ベータサンタレンシンターゼが、ベータ-サンタレンとアルファ-サンタレンの両方の生成に適した典型的な条件下で、1に等しいか又はそれを超える比でベータ-サンタレンとアルファ-サンタレンとを生成する能力によってさらに特徴付けられる、合成ベータサンタレンシンターゼ。
[実施形態2]ファルネシルピロリン酸からベータ-サンタレン及びアルファ-サンタレンを生成する合成ベータサンタレンシンターゼであって、サンタレンシンターゼが、
(a)配列番号2、3、29、57若しくは58のアミノ酸261~278位、好ましくは261位~272位であって、配列番号2、3、29、57若しくは58の261位に対応する位置が、アルギニン残基であり、配列番号2、3、29、57若しくは58の278位に対応する位置がプロリン残基であり、前記アルギニン及び前記プロリンが、配列同一性決定のために2つのタンパク質配列をアライメントさせるために使用される、又は
(b)配列番号2、3又は40のアミノ酸261~302位であって、配列番号2若しくは3の261位に対応する位置がアルギニン残基であり、3つのアスパラギン酸残基が配列番号2若しくは3若しくは29~40の298、299及び302位のアスパラギン酸に対応する位置に見出される、又は
(c)上記(a)及び(b)の組み合わせ、又は
(d)配列番号1の全長、
(e)上記(a)~(c)のいずれかと(d)の組み合わせ
に対して少なくとも50%の配列同一性を有し、前記合成ベータサンタレンシンターゼが、ベータ-サンタレン及びアルファ-サンタレンの生成に適した条件下で、ベータ-サンタレンとアルファ-サンタレンとを1に等しいか又はそれを超えるこれらの2つの比で生成する、合成ベータサンタレンシンターゼ。
[実施形態3]括弧内に提供される配列番号1の位置に対応する位置に次のアミノ酸:
アルギニン(261)、アスパラギン酸(262)、アルギニン(263)、ロイシン又はイソロイシン又はバリン又はメチオニン(264)、ロイシン又はイソロイシン又はバリン(265)、グルタミン酸又はグルタミン(266)及びヒスチジン又はチロシン(268)
をさらに有する、実施形態1又は2に記載の合成ベータサンタレンシンターゼ。
[実施形態4]
(a)配列番号1の267位に対応するアミノ酸位置に、次のアミノ酸:
セリン、ロイシン、スレオニン、システイン、イソロイシン、バリン、トリプトファン、グリシン若しくはアラニン
のいずれかを有するか、又は
(b)配列番号1の291位に対応するアミノ酸位置に、次のアミノ酸:
スレオニン、システイン、セリン、フェニルアラニン若しくはバリン
のいずれかを有するか、又は
(c)上記の(a)及び(b)の組み合わせであるか、又は
(d)配列番号1の267位に対応するアミノ酸位置にアスパラギンを有し、及び配列番号1の291位に対応する位置が、次のアミノ酸:
スレオニン、システイン、セリン、フェニルアラニン若しくはバリン
のいずれかであるか、又は
(e)配列番号1の267位に対応するアミノ酸位置に、次のアミノ酸:
セリン、ロイシン、スレオニン、システイン、イソロイシン、バリン、トリプトファン、グリシン若しくはアラニンのいずれかを有し、及び配列番号1の291位に対応する位置が、イソロイシンである、
実施形態1から3のいずれかに記載の合成ベータサンタレンシンターゼ。
[実施形態5]実施形態1から4のいずれかに記載の合成サンタレンシンターゼのいずれかをコードする合成核酸。
[実施形態6]実施形態5に記載の合成核酸を含む発現カセット。
[実施形態7]アルファ-サンタレンを超えるベータ-サンタレンを含む組成物を生成する方法であって、次の工程:
(I)実施形態1から4のいずれかに記載の1つ以上の改良型ベータサンタレンシンターゼを活性形態で、必要なすべての補助因子とともに提供する工程、
(II)サンタレンの生成を可能にする条件下で、ファルネシルピロリン酸を1つ以上の改良型ベータサンタレンシンターゼと接触させる工程、
(III)ベータ-サンタレン及びアルファサンタレン、並びに場合によりベルガモテンをファルネシルピロリン酸から生成する工程であって、生成されるベータ-サンタレンの量が生成されるアルファ-サンタレンの量よりも大きい工程、
(IV)場合により生成物を精製する工程
を含む方法。
[実施形態8]実施形態1から4のいずれかに記載のサンタレンシンターゼを、前記サンタレンシンターゼをコードする核酸から生成するのに適し、サンタレンシンターゼをファルネシルピロリン酸及びその活性に必要なすべての補助因子とともに提供するのに適した非ヒト宿主細胞であって、
宿主細胞が、実施形態1から4のいずれかに記載のサンタレンシンターゼをコードする核酸を含む、非ヒト宿主細胞。
[実施形態9]アルファ-サンタレンよりも多くのベータ-サンタレンを生成することに加えて、サンタレンシンターゼがアルファ-サンタレンよりも過剰のトランス-α-ベルガモテンを生成する、実施形態1から8のいずれかに記載のサンタレンシンターゼ、非ヒト宿主細胞、又は方法。
[実施形態10]実施形態1から9のいずれかに記載の合成サンタレンシンターゼ、方法又は非ヒト宿主細胞によって生成される組成物であって、アルファ-サンタレンを超えるベータ-サンタレンを含む組成物。
[実施形態11]ベルガモテンよりも多くのベータ-サンタレンを含み、及びアルファ-サンタレンよりも多くのベルガモテンを含む、実施形態10に記載の組成物。
[実施形態12]少なくとも12%(w/w)のトランス-α-ベルガモテンを含む、実施形態10又は11に記載の組成物。
[実施形態13]アルファ-サンタロールよりも多くのベータ-サンタロールを含む組成物を生成する方法であって、
(I)実施形態7に記載の方法によって、又は実施形態1から4及び9のいずれかに記載の宿主細胞若しくはサンタレンシンターゼを用いて、アルファ-サンタレンよりも多くのベータ-サンタレンを含む組成物を生成する工程、
(II)(a)において生成された組成物中のベータ-サンタレン及びアルファ-サンタレンの少なくとも一部をそれらのそれぞれのアルコールに酸化して、アルファ-サンタロールよりも多くのベータ-サンタロールを含む組成物を生成する工程、及び
(III)場合により生成物を精製する工程
を含む方法。
[実施形態14]アルファ-サンタロールよりも多くのベータ-サンタロールを含む、実施形態13に記載の方法によって生成された組成物。
[実施形態15]アルファ-サンタレン、ベータ-サンタレン及びトランス-α-ベルガモテンを含む組成物を生成するための配列番号2、3、13~53、56~58の合成サンタレンシンターゼのいずれかの使用。
公衆に利用可能な電子配列情報を用いて、標準的なソフトウェアツールによりサンタレンシンターゼ構造を分析した。通常のアルファ-サンタレンとベータ-サンタレンとの比を有する、WO2018160066として公開された国際特許出願において配列番号3として開示されているクスノキ由来のサンタレンシンターゼであるCiCaSSy(配列番号1)の3Dモデルを作製した。このような分析のための一般的なツールは、例えば、構造アライメントソフトウェア:DALI、CE、STAMPであり、選択のためのhttp://www.rcsb.org/pdb/home/home.doを参照されたい。
詳細な研究の後、CiCaSSyの残基267を突然変異のために選択した。本発明者らは、配列番号1のN267の周囲が非常に好ましいことを認識していたため、本発明者らは、267位のその異常なアスパラギンをセリン及びロイシンにも置換することを選択したが、これらは、性能が不十分であることが公知である他のサンタレンシンターゼの対応する位置に見出された。267位に2つの所望の突然変異を有するCiCaSSyタンパク質をコードするDNA配列を合成した。得られたN267S及びN267Lと命名されたタンパク質配列は、それぞれ配列番号2及び配列番号3に示される。
ガスクロマトグラフィーは、Restek RTX-SSil MSキャピラリーカラム(30m×0.25mm、0.5pm)を備えたShimadzu GC2010 Plus上で行われた。インジェクター及びFID検出器温度は、それぞれ280℃及び300℃に設定された。カラムを通過するガス流を40mL/分に設定した。オーブンの初期温度は160℃であり、2℃/分の速度で180℃に上昇させ、50℃/分の速度で300℃にさらに上昇させ、3分間その温度に保持した。注入された試料体積は1:50の分割比で1μLであり、窒素メークアップ流量は30ml/分であった。
相同性モデル
相同性モデルはSchrodingerプライムパッケージ(www.schrodinger.com/prime; Schrodinger Release 2020-2: Prime、Schrodinger, LLC、New York、NY、2020年; M Jacobsonら、Proteins、2004年、55巻、351-367頁)を使用して作製された。鋳型構造は、PDB-タンパク質データバンク(HM Bremanら、Nucleic Acid Research、2000年、28巻、235-242頁)からダウンロードし、各相同性モデル生成の鋳型構造を表2に示す。
MDシミュレーションは、ソフトウェアGROMACSのバージョン2018(www.gromacs.org; D van Der Spoelら、J Comput Chem、2005年、26巻、1701-1718頁)を使用して行われた。すべての酵素はOPLS-AA力場で定義され(WL Jorgensen及びJ Tirado-Rives、J Am Chem Soc、1988年、110巻、1657-1666頁)、酵素プロトン化はpH8.0で定義され、ツールpdb2pqr(TJ Dolinskyら、Nucleic Acids Res、2007年、35巻、W522-W525)を使用して計算された;3つの金属イオン(Mg2+)は、MW van der Kampら、Biochemistry、2013年、52巻、8094-8105頁に記載されるように、それらの配位アミノ酸残基に対する相対位置を固定することにより、モデルに含まれた。各酵素を1000nm3の立方系の中心に配置し、TIP4P水で明示的に溶媒和し(WL Jorgensenら、J Chem Phys、1983年、79巻、926-935頁)、系の全電荷を適切な量のNa+又はCl-イオンを添加することによって中和した。各システムは、最急降下アルゴリズムを使用して10000工程で最小化され、その後、10nsで平衡化された。平衡化後、各システムは500ns使用のためにシミュレートされた。v-rescaleアルゴリズム(G Bussiら、J Chem Phys、2007年、126巻、014101)を使用して温度を300Kで一定に保持し、Parrinello-Rahmanアルゴリズム(M Parrinello及びA Rahman、Phys Rev Lett、1980年、45巻、1196-1198頁.)を使用して圧力を1気圧で一定に保持し、静電相互作用は、拡張粒子メッシュEwaldアルゴリズム(U Essmannら、J Chem Phys、1995年、103巻、8577-8593頁)によってシミュレートされた。シミュレーションフレームは5psごとに保存された。
全シミュレーション長(500ns)上の各酵素構造について平均二乗偏差(RMSD)を評価した。平衡系を基準として各軌道フレーム(gmx trjconv)についてタンパク質構造の構造的重ね合わせを行った後、GROMACSパッケージのgmx rmsツールによって計算を行った。
シミュレーションの最後の450nsで、各酵素構造について二乗平均平方根ゆらぎ(RMSF)を評価した。各軌道フレーム(gmx trjconv)について、平衡系のタンパク質Cαを基準としてタンパク質構造の構造的重ね合わせを行った後、GROMACSパッケージのgmx rmsfツールによって計算を行った。
図2及び図3のタンパク質画像は、PyMOL(pymol.org)ソフトウェアを用いて作製した。RMSD及びRMSF画像は、Pythonのバージョン3.6(python.org)のMatplotlibライブラリー(matplotlib.org)を用いて作製した。
PFAMドメインPF01397「Terpene_synth」及びC末端PFAMドメインPF03936「Terpene_synth_C」は、2020年5月29日にPFAMソフトウェアのバージョン32.0を使用して同定され、2020年6月11日にリリースされたPFAMソフトウェアのバージョン33.1で確認された。PFAMに関する詳細については、「The Pfam protein families database in 2019: S. El-Gebali、J. Mistry、A. Bateman、S.R. Eddy、A. Luciani、S.C. Potter、M. Qureshi、L.J. Richardson、G.A. Salazar、A. Smart、E.L.L. Sonnhammer、L. Hirsh、L. Paladin、D. Piovesan、S.C.E. Tosatto、R.D. Finn Nucleic Acids Research(2019年)」及びhttp://pfam.xfam.org/、並びに「Pfam: The protein families database in 2021: J. Mistry、S. Chuguransky、L. Williams、M. Qureshi、G.A. Salazar、E.L.L. Sonnhammer、S.C.E. Tosatto、L. Paladin、S. Raj、L.J. Richardson、R.D. Finn、A. Bateman Nucleic Acids Research(2020年)doi: 10.1093/nar/gkaa913」を参照されたい。
以下のドメイン
「テルペンシンターゼ、金属結合ドメイン」 IPR005630
「テルペンシクラーゼ様1、C末端ドメイン」 IPR034741
「テルペンシンターゼ、N末端ドメイン」 IPR001906
及び、これらの相同なスーパーファミリー
「イソプレノイドシンターゼドメインスーパーファミリー」 IPR008949
「テルペノイドシクラーゼ/タンパク質プレニルトランスフェラーゼアルファ-アルファトロイド」 IPR008930
「テルペンシンターゼ、N末端ドメインスーパーファミリー」 IPR036965
は、2020年12月にリリースされたInterProスキャンソフトウェアのバージョン83.0で同定された。InterProのさらなる詳細については、Blum M、Chang H、Chuguransky S、Grego T、Kandasaamy S、Mitchell A、Nuka G、Paysan-Lafosse T、Qureshi M、Raj S、Richardson L、Salazar GA、Williams L、Bork P、Bridge A、Gough J、Haft DH、Letunic I、Marchler-Bauer A、Mi H、Natale DA、Necci M、Orengo CA、Pandurangan AP、Rivoire C、Sigrist CJA、Sillitoe I、Thanki N、Thomas PD、Tosatto SCE、Wu CH、Bateman A及びFinn RD The InterPro protein families and domains database: 20 years on. Nucleic Acids Research、2020年11月(doi: 10.1093/nar/gkaa977)を参照されたい。
Claims (11)
- 合成ベータサンタレンシンターゼであって、配列番号1のアミノ酸272位~291位までのストレッチに対応する前記合成ベータサンタレンシンターゼの部分の三次構造が、天然に存在するサンタレンシンターゼの同じ三次構造の柔軟性と比較して、増加した柔軟性を有するという事実によって特徴付けられ、柔軟性が、これらの設定:pH8.0、300K、1気圧、水環境、基質なしで存在するイオンで、合成と天然に存在するサンタレンシンターゼの両方について500nsのシミュレーション、及びシミュレーションの最後の450nsでの各酵素構造の評価を使用した二乗平均平方根ゆらぎ分析によって決定され、前記合成ベータサンタレンシンターゼが、ベータ-サンタレンとアルファ-サンタレンの両方の生成に適した典型的な条件下で、1に等しいか又はそれを超える比でベータ-サンタレンとアルファ-サンタレンとを生成する能力によってさらに特徴付けられ、ここでベータ-サンタレンは(-)-β-サンタレン(CAS番号511-59-1)であり、
前記合成ベータサンタレンシンターゼはファルネシルピロリン酸からベータ-サンタレン及びアルファ-サンタレンを生成し、該サンタレンシンターゼが、
(a)配列番号2、3、29、57若しくは58のアミノ酸261~278位であって、配列番号2、3、29、57若しくは58の261位に対応する位置が、アルギニン残基であり、配列番号2、3、29、57若しくは58の278位に対応する位置がプロリン残基であり、前記アルギニン及び前記プロリンが、配列同一性決定のために2つのタンパク質配列をアライメントさせるために使用される、又は
(b)配列番号2、3又は40のアミノ酸261~302位であって、配列番号2若しくは3の261位に対応する位置がアルギニン残基であり、3つのアスパラギン酸残基が配列番号2若しくは3若しくは29~40の298、299及び302位のアスパラギン酸に対応する位置に見出される、又は
(c)上記(a)及び(b)の組み合わせ、又は
(d)配列番号1の全長、
(e)上記(a)~(c)のいずれかと(d)の組み合わせ
に対して少なくとも90%の配列同一性を有し、
該サンタレンシンターゼが、
(i)配列番号1の267位に対応するアミノ酸位置に、次のアミノ酸:
セリン、ロイシン、スレオニン、システイン、イソロイシン、バリン、トリプトファン、グリシン若しくはアラニン
のいずれかを有するか、又は
(ii)配列番号1の291位に対応するアミノ酸位置に、次のアミノ酸:
スレオニン、システイン、セリン、フェニルアラニン若しくはバリン
のいずれかを有するか、又は
(iii)上記の(i)及び(ii)の組み合わせであるか、又は
(iv)配列番号1の267位に対応するアミノ酸位置にアスパラギンを有し、及び配列番号1の291位に対応する位置が、次のアミノ酸:
スレオニン、システイン、セリン、フェニルアラニン若しくはバリン
のいずれかであるか、又は
(v)配列番号1の267位に対応するアミノ酸位置に、次のアミノ酸:
セリン、ロイシン、スレオニン、システイン、イソロイシン、バリン、トリプトファン、グリシン若しくはアラニンのいずれかを有し、及び配列番号1の291位に対応する位置が、イソロイシンである、合成ベータサンタレンシンターゼ。 - 括弧内に提供される配列番号1の位置に対応する位置に次のアミノ酸:
アルギニン(261)、アスパラギン酸(262)、アルギニン(263)、ロイシン又はイソロイシン又はバリン又はメチオニン(264)、ロイシン又はイソロイシン又はバリン(265)、グルタミン酸又はグルタミン(266)及びヒスチジン又はチロシン(268)
をさらに有する、請求項1に記載の合成ベータサンタレンシンターゼ。 - アルファ-サンタレンよりも多くのベータ-サンタレンを生成することに加えて、サンタレンシンターゼがアルファ-サンタレンよりも過剰のトランス-α-ベルガモテンを生成する、請求項1から2のいずれか一項に記載のサンタレンシンターゼ。
- 請求項1から3のいずれか一項に記載の合成サンタレンシンターゼのいずれかをコードする合成核酸。
- 請求項4に記載の合成核酸を含む発現カセット。
- アルファ-サンタレンを超えるベータ-サンタレンを含む組成物を生成する方法であって、次の工程:
(I)請求項1から3のいずれか一項に記載の1つ以上のベータサンタレンシンターゼを活性形態で、必要なすべての補助因子とともに提供する工程、
(II)サンタレンの生成を可能にする条件下で、ファルネシルピロリン酸を1つ以上のベータサンタレンシンターゼと接触させる工程、
(III)ベータ-サンタレン及びアルファサンタレンをファルネシルピロリン酸から生成する工程であって、生成されるベータ-サンタレンの量が生成されるアルファ-サンタレンの量よりも大きく、ここでベータ-サンタレンは(-)-β-サンタレン(CAS番号511-59-1)である工程
を含む方法。 - 請求項1から3のいずれか一項に記載のサンタレンシンターゼを、前記サンタレンシンターゼをコードする核酸から生成するのに適し、サンタレンシンターゼをファルネシルピロリン酸及びその活性に必要なすべての補助因子とともに提供するのに適した非ヒト宿主細胞であって、
宿主細胞が、請求項1から3のいずれか一項に記載のサンタレンシンターゼをコードする核酸を含む、非ヒト宿主細胞。 - アルファ-サンタロールよりも多くのベータ-サンタロールを含む組成物を生成する方法であって、
(I)請求項6に記載の方法によって、又は請求項7に記載の宿主細胞若しくは請求項1から3のいずれか一項に記載のサンタレンシンターゼを用いて、アルファ-サンタレンよりも多くのベータ-サンタレンを含む組成物を生成する工程、
(II)(I)において生成された組成物中のベータ-サンタレン及びアルファ-サンタレンの少なくとも一部をそれらのそれぞれのアルコールに酸化して、アルファ-サンタロールよりも多くのベータ-サンタロールを含む組成物を生成する工程
を含む方法。 - 前記組成物が、ベルガモテンよりも多くのベータ-サンタレンを含み、及びアルファ-サンタレンよりも多くのベルガモテンを含む、請求項8に記載の方法。
- 前記組成物が少なくとも12%(w/w)のトランス-α-ベルガモテンを含む、請求項8又は9に記載の方法。
- アルファ-サンタレン、ベータ-サンタレン及びトランス-α-ベルガモテンを含む組成物を生成するための配列番号2、3、13~53、56~58の合成サンタレンシンターゼのいずれかの使用。
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