JP7843213B2 - 車両用シート装置のヘッドレスト - Google Patents

車両用シート装置のヘッドレスト

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Description

本発明は、車両用シート装置のヘッドレストに関する。
下記特許文献1、2には、ヘッドレストを備える車両用シート装置が開示されている。
下記特許文献1のヘッドレストは、前面が開放された中空の枠体と、枠体に対してシート前後方向に移動可能な移動体と、移動体を枠体に対してシート前後方向に移動させる駆動力を発生可能な駆動機構と、外周側から枠体、移動体及び駆動機構を覆う表皮材と、を備える。駆動機構によって移動体を後方に移動させると、表皮材の前面と移動体との間にクリアランスが形成される。そのためヘッドレストの表皮材の前面に乗員の後頭部が接触したときに、後頭部がヘッドレストの内部側(後部側)に移動し易い。従って、乗員の後頭部がヘッドレストの表皮材の前面に接触したときに、乗員が快適さを感じ易い。
下記特許文献2のヘッドレストは、ヘッドレストの前部を構成するヘッドレスト本体部と、ヘッドレストの両側部を構成するサイドサポート部と、駆動機構と、を備える。駆動機構が発生する駆動力により、左右のサイドサポート部の間隔が変化する。そのため、このヘッドレストは、様々な大きさの頭部を左右のサイドサポート部によって支持可能である。従って、このヘッドレストは、乗員の頭部が左右方向に移動したときに、頭部を確実に支持できる。
特開2009-234286号公報 特開2010-42209号公報
上記特許文献1のヘッドレストは、乗員の頭部が左右方向に移動したときに、頭部を確実に支持できないおそれがある。
上記特許文献2のヘッドレストは、ヘッドレストの前部が前後方向に移動できない。そのため、ヘッドレストの前部に乗員の後頭部が接触したときに、後頭部がヘッドレストの内部側(後部側)に移動し難い。即ち、乗員の後頭部が上記特許文献2のヘッドレストの表皮材の前面に接触したときに、乗員が快適さを感じ難い。
本発明は上記事実を考慮し、乗員の後頭部を支持したときに乗員に快適さを感じさせ易く、乗員の頭部が左右方向に移動したときに頭部の両側部を確実に支持できる車両用シート装置のヘッドレストを得ることを目的とする。
請求項1に記載の発明に係る車両用シート装置のヘッドレストは、シート前後方向の前面が開放された中空の枠体と、前記枠体の内部に設けられ、前記枠体に対してシート前後方向に相対移動可能な移動体と、前記移動体を前記枠体に対してシート前後方向に移動させる駆動力を発生可能な駆動機構と、左側部及び右側部が前記枠体に固定され且つ後面の一部が前記移動体の前面に固定された、可撓性を有する布材と、前記枠体の前面を覆い、且つ、前記布材とシート前後方向に対向する部位が可撓性を有する表皮材と、を備える。
請求項1に記載の車両用シート装置のヘッドレストの表皮材が枠体の前面を覆う。さらに表皮材の布材とシート前後方向に対向する部位が可撓性を有する。さらに駆動機構によって移動体のシート前後方向の位置を調整することにより、表皮材と移動体との間にクリアランスが形成される。そのため請求項1のヘッドレストの表皮材の前面に乗員の後頭部が接触したときに、後頭部がヘッドレストの内部側(後部側)に移動し易い。従って、乗員の後頭部が請求項1に記載の車両用シート装置のヘッドレストの表皮材の前面に接触したときに、乗員が快適さを感じ易い。
さらに可撓性を有する布材の左側部及び右側部が枠体に固定され且つ布材の後面の一部が移動体の前面に固定される。そのため請求項1に記載の車両用シート装置のヘッドレストは、乗員の頭部が左右方向に移動したときに、頭部の両側部を確実に支持できる。
請求項2に記載の発明に係る車両用シート装置のヘッドレストは、請求項1に記載の車両用シート装置のヘッドレストにおいて、前記布材が弾性を有する。
請求項2に記載の車両用装置の布材は弾性を有する。そのためヘッドレストの表皮材の前面に乗員の後頭部が接触したときに、布材が弾性変形することにより後頭部の後方移動を許容する。従って、請求項2に記載の車両用シート装置のヘッドレストによれば、乗員の後頭部が表皮材の前面に接触したときに、乗員が快適さをより感じ易い。
請求項3に記載の発明に係る車両用シート装置のヘッドレストは、請求項1又は請求項2に記載の車両用シート装置のヘッドレストにおいて、前記布材の上部及び下部が前記枠体に固定される。
請求項3に記載の車両用シート装置のヘッドレストの布材の上部及び下部が枠体に固定される。そのため請求項3に記載の車両用シート装置のヘッドレストは、布材の上部及び下部が枠体に固定されない場合と比べて、乗員の後頭部をより確実に支持できる。
請求項4に記載の発明に係る車両用シート装置のヘッドレストは、請求項1又は請求項2に記載の車両用シート装置のヘッドレストにおいて、前記駆動機構が、前記駆動力を発生するアクチュエータを備える。
請求項4に記載の車両用シート装置のヘッドレストは、アクチュエータを利用することにより、移動体のシート前後方向の位置を簡単に調整できる。
請求項5に記載の発明に係る車両用シート装置のヘッドレストは、請求項1又は請求項2に記載の車両用シート装置のヘッドレストにおいて、前記駆動機構が、前記移動体がシート前後方向に移動したときに前記移動体の移動力を受ける、シート前後方向に伸縮可能な圧縮コイルバネと、前記移動体がシート前後方向に移動したときに前記移動体から前記移動力を受ける、前記圧縮コイルバネとシート前後方向に並ぶゴム部材と、を備える。
車両に生じた前後方向の加速度等によって乗員の頭部が、請求項5に記載の車両用シート装置のヘッドレストに対して前後方向に移動すると、圧縮コイルバネが弾性変形することにより、頭部の位置に応じて移動体の前後位置が変化する。即ち、移動体が頭部の位置変化に追従する。さらに頭部が移動体に力を及ぼしたときに、圧縮コイルバネが弾性変形することにより、頭部から表皮材に及んだ力を吸収する。さらに頭部が移動体に力を及ぼしたときに、ゴム部材がダンパ効果を発揮する。そのため請求項5に記載の車両用シート装置のヘッドレストは、乗員の頭部を支持したときに、乗員に快適さを感じさせ易い。
請求項6に記載の発明に係る車両用シート装置のヘッドレストは、請求項5に記載の車両用シート装置のヘッドレストにおいて、前記駆動機構が、前記移動力が前記圧縮コイルバネに伝わるのを許容するアンロック状態と、前記移動力が前記圧縮コイルバネに伝わるのを規制するロック状態とに、前記駆動機構を切り替える切替部材を備える。
請求項6に記載の車両用シート装置のヘッドレストでは、切替部材によって、駆動機構がアンロック状態とロック状態とに切り替えられる。駆動機構がアンロック状態にあるときは、圧縮コイルバネ及びゴム部材が機能するので、乗員の後頭部がヘッドレストの表皮材の前面に接触したときに、乗員が快適さを感じ易い。一方、駆動機構がロック状態にあるときは、圧縮コイルバネが機能しないので、乗員の頭部をより確実に支持できる。
以上説明したように、本発明に係る車両用シート装置のヘッドレストは、乗員の後頭部を支持したときに乗員に快適さを感じさせ易く、乗員の頭部が左右方向に移動したときに頭部の両側部を確実に支持できる。
本発明の第1実施形態に係るヘッドレストを有する車両用シート装置及び乗員の側面図である。 第1実施形態に係るヘッドレストの縦断側面図である。 表皮材及びクッション材を取り外したときのヘッドレストの正面図である。 移動体が図2の前端位置から後端位置へ移動したときのヘッドレストの縦断側面図である。 移動体が前端位置にあるヘッドレストの表皮材の前面を乗員の後頭部が後方に押したときのヘッドレストの縦断側面図である。 移動体が後端位置にあるヘッドレストの表皮材の前面を乗員の後頭部が後方に押したときのヘッドレストの縦断側面図である。 図6の7-7矢線に沿う断面図である。 本発明の第2実施形態に係るヘッドレストの表皮材及びクッション材を取り外したときのヘッドレストの正面図である。 本発明の第3実施形態に係るヘッドレストの表皮材及びクッション材を取り外したときのヘッドレストの正面図である。 第3実施形態に係るヘッドレストの図6と同様の縦断側面図である。 本発明の第4実施形態に係るヘッドレストの図2と同様の縦断側面図である。 第4実施形態に係るヘッドレストの図4と同様の縦断側面図である。 本発明の第5実施形態に係るヘッドレストの図2と同様の縦断側面図である。 第5実施形態に係るヘッドレストの図4と同様の縦断側面図である。
以下、図1~図7を用いて本発明の第1実施形態に係る車両用シート装置のヘッドレスト20について説明する。なお、各図中に適宜示される矢印FRは車両前後方向(シート前後方向)の前方向を示し、矢印UPは車両上下方向(シート上下方向)の上方向を示し、矢印LHは車両左右方向(シート左右方向)の左側を示す。以下、単に前後、左右、上下の方向を用いて説明する場合、シート前後方向の前後、シート左右方向(車両幅方向)の左右、シート上下方向の上下を示す。
図1に示された車両用シート装置15(以下、シート装置)は、車両10の車室11に設けられている。シート装置15は、シートクッション16と、シートクッション16の後端部に下端部が回転可能に接続されたシートバック17と、シートバック17の上端部に接続されたヘッドレスト20と、を備える。シートクッション16は、車室11の床面12に設けられた前後方向に延びるスライドレール装置13のアッパレールに固定されている。
ヘッドレスト20は、本体部25及びヘッドレストフレーム50を有する。
図2及び図3に示されたように、本体部25は、枠体27、駆動機構30、移動体35、布材40及び表皮材48を有する。
硬質樹脂製の一体成形品である枠体27は、前面のみが開放された中空体である。図3に示されたように枠体27の正面形状は略正方形である。例えば枠体27は、発泡ポリプロピレンを含む樹脂材料により製造される。
枠体27の内部空間には駆動機構30が設けられている。駆動機構30は、電動モータ(アクチュエータ)31及び送りねじ33を有する。電動モータ31のケース32は固定手段(図示省略)によって枠体27の後部の内面に固定されている。電動モータ31は、ケース32から前方に向かって延びる回転軸(図示省略)を備える。この回転軸に、回転軸と同軸をなす送りねじ33が固定されている。従って、送りねじ33はケース32に対して回転軸と一緒に相対回転する。
図1に示されたように本体部25の側面にはスイッチ23が設けられている。さらに電動モータ31は制御装置(図示省略)に接続されている。スイッチ23を所定方向に移動させると、車両10に搭載されたバッテリ(図示省略)の電力(正転信号)が制御装置から電動モータ31に送られ、電動モータ31の回転軸及び送りねじ33が正転する。一方、スイッチ23を所定方向と反対方向に移動させると、バッテリの電力(逆転信号)が制御装置から電動モータ31に送られ、回転軸及び送りねじ33が逆転する。
枠体27の内部空間には、硬質樹脂製の一体成形品である移動体35が設けられている。例えば移動体35は、発泡ポリプロピレンを含む樹脂材料により製造される。移動体35は、基部36及び板状部37を有する。前後方向と略平行な基部36の後端面には、前方に向かって延びる雌ねじ溝(図示省略)が形成されている。送りねじ33の表面に形成され雄ねじ溝が雌ねじ溝に螺合されている。さらに基部36は、枠体27の内面に固定された支持手段(図示省略)によって、上記回転軸まわりに回転不能且つ回転軸の軸線方向に移動可能に支持されている。そのため、電動モータ31が正転すると基部36が電動モータ31に対して後方へ相対移動し、電動モータ31が逆転すると基部36が電動モータ31に対して前方へ相対移動する。
板状部37の後面の中央部に基部36の前端が固定されている。板状部37は基部36の軸線(上記回転軸)に対して直交する。板状部37は常に枠体27の内部空間に位置する。図3に示されたように板状部37の正面形状は枠体27の正面形状と略同一である。但し、板状部37の上下寸法及び左右寸法は枠体27より小さい。換言すると、正面視において枠体27の内周面と板状部37の外周面との間にはクリアランスが形成される。図2に示された板状部37の位置が、板状部37の前端位置である。板状部37が前端位置に位置するとき、板状部37の前面は枠体27の前端面より僅かに後方に位置する。また、この状態で乗員がスイッチ23を上記所定方向に移動させると電動モータ31が正転し、基部36及び板状部37が電動モータ31に対して後方に相対移動する。これにより、基部36及び板状部37が、例えば図4に示された位置まで移動する。図4に示された板状部37の位置が、板状部37の後端位置である。なお、板状部37は、前端位置と後端位置との間の任意へ移動可能である。
弾性材料製の布材40は可撓性を有する。布材40は、例えば網目状(メッシュ状)の布材である。図3に示されたように布材40は、正面視略正方形の本体部41を備える。さらに布材40は、本体部41の周縁部からそれぞれ外周側に延びる上端固定部42、下端固定部43、左端固定部44及び右端固定部45を備える。布材40は前方から枠体27の前面に被せられている。さらに、上端固定部42が枠体27の前端面の上部に固定され、下端固定部43が枠体27の前端面の下部に固定され、左端固定部44が枠体27の前端面の左側部に固定され、右端固定部45が枠体27の前端面の右側部に固定されている。さらに図2及び図3に示されたように、本体部41の後面の中央部が板状部37の前面の中央部37Mに固定手段により固定されている。この固定手段は、例えば接着剤である。図2に示されたように板状部37が前端位置に位置するとき、布材40は緊張状態になる。さらに板状部37が前端位置より後方に移動したときも、布材40は緊張状態になる。即ち、布材40は常に緊張状態になる。
図2に示されたように、枠体27の表面全体には袋状のクッション材47が被せられている。クッション材47は、例えばウレタン製である。さらにクッション材47の表面全体に、可撓性を有する布材によって構成された袋状の表皮材48が被せられている。さらにクッション材47及び表皮材48の下面には左右一対の貫通孔(図示省略)がそれぞれ形成されている。
金属製のヘッドレストフレーム50は左右一対の上下方向に延びる支持部51を有する。左右の支持部51の上部は上述の各貫通孔を通って枠体27の内部空間に位置し、且つ、枠体27の下部に固定されている。さらに左右の支持部51の下端部はシートバック17の上端部にスライド可能に支持されている。
(作用及び効果)
次に、本実施形態の作用及び効果について説明する。
例えば、図1に示されたようにシート装置15に乗員P1が着座し、且つ、乗員P1の頭部P1Aが本体部25の表皮材48の前部に寄り掛かった場合を想定する。このとき、図2に示されたように板状部37は前端位置に位置する。
この場合は図5に示されたように、乗員P1の後頭部P1Bが表皮材48の前部の略中央部を後方に押す。そのため表皮材48の前部が後方に凹み、クッション材47の前部の後面が布材40(本体部41)の前面に接触する。板状部37が前端位置に位置する場合は、図2に示されたように、乗員P1がシート装置15に着座していない状態において表皮材48の前部と板状部37との前後方向の距離が小さい。そのため図5に示されたように、表皮材48の前部が僅かに凹んだときに、後頭部P1Bが、表皮材48、クッション材47、本体部41及び板状部37によって支持される。従って、この場合は、例えば車両10に発生した加速度に起因して後頭部P1Bが表皮材48に押し付けられたときに、乗員P1の後頭部P1Bが本体部25によって確実に支持される。
例えば、乗員P1がスイッチ23を上記所定方向に移動させると電動モータ31が正転し、基部36及び板状部37が電動モータ31に対して後方に相対移動する。これにより、基部36及び板状部37が、例えば図4に示された後端位置まで移動する。この場合は図4に示されたように、乗員P1がシート装置15に着座していない状態において、表皮材48の前部と板状部37との前後方向の距離が大きい。即ち、表皮材48の前部と板状部37との間に前後方向の大きなクリアランスが形成される。そのため図6及び図7に示されたように、後頭部P1Bから表皮材48の前面に力が及んだときに、後頭部P1Bが本体部25の内部側(後部側)に移動し易い。従って、この場合は、例えばシートバック17が後方に倒されることにより乗員P1の後頭部P1Bが表皮材48の前部に押し付けられたときに、乗員P1が快適さを感じ易いように、表皮材48、クッション材47及び本体部41が後頭部P1Bを支持する。
さらに図7に示されたように、左端固定部44及び右端固定部45が枠体27に固定され、且つ、本体部41の左側部及び右側部が、表皮材48及びクッション材47を介して後頭部P1Bの左右両側部を支持する。そのため車両の振動等に起因して頭部P1Aがヘッドレスト20に対して左右方向に移動したときに、後頭部P1Bの両側部が本体部25によって確実に支持される。
さらに図6に示されたように、上端固定部42及び下端固定部43が枠体27に固定され、且つ、本体部41の上部及び下部が、表皮材48及びクッション材47を介して後頭部P1Bの上部及び下部を支持する。そのため、本体部41の上部及び下部が枠体27に支持されていない場合と比べて、後頭部P1Bが本体部25によって確実に支持される。
続いて、図8を用いて本発明の第2実施形態に係るヘッドレスト20Aについて説明する。なお、第1実施形態と同じ部材には同じ符号を付すにとどめて、その詳細な説明は省略する。
第2実施形態のヘッドレスト20Aの布材40Aは布材40と同じ材料により成形されており、本体部41、左端固定部44及び右端固定部45を有し、上端固定部42及び下端固定部43を具備しない。
そのため第2実施形態においても、乗員P1の頭部P1Aが本体部25の表皮材48の前部に寄り掛かった場合に、布材40A(本体部41)の左側部及び右側部が、表皮材48及びクッション材47を介して後頭部P1Bの左右両側部を支持する。そのため車両の振動等に起因して頭部P1Aがヘッドレスト20Aに対して左右方向に移動したときに、後頭部P1Bの両側部が本体部25によって確実に支持される。
続いて、図9及び図10を用いて本発明の第3実施形態に係るヘッドレスト20Bについて説明する。なお第1実施形態と同じ部材には同じ符号を付すにとどめて、その詳細な説明は省略する。
第3実施形態のヘッドレスト20Bでは、布材40の本体部41の中央部より上方に位置する部位が、板状部37の前面の上部37Uに固定されている。そのため、乗員P1がシート装置15に着座していないときの布材40の形状及び緊張状態が、第1実施形態の布材40とは異なる。
図10に示されたように第3実施形態では、乗員P1の頭部P1Aが本体部25の表皮材48の前部に寄り掛かった場合に、後頭部P1Bの下部P1Cと本体部41との接触領域が第1実施形態より大きくなる。そのため、表皮材48、クッション材47及び布材40が後頭部P1Bの下部P1Cを安定した状態で支持し易い。
続いて、図11及び図12を用いて本発明の第4実施形態に係るヘッドレスト20Cについて説明する。なお第1実施形態と同じ部材には同じ符号を付すにとどめて、その詳細な説明は省略する。
第4実施形態のヘッドレスト20Cは駆動機構55の構成が第1実施形態と異なる。駆動機構55はマニュアル式の駆動機構であり電動モータ31を具備しない。駆動機構55は、ベース部材56、筒状支持部材58、スライダ60、支持ピン62、第1リンク64、支持部材66、支持ピン68、第2リンク70、支持ピン72、操作レバー74及び支持ピン76を備える。
枠体27の後部の前面には平板状部材であるベース部材56が固定されている。ベース部材56の前面には筒状支持部材58及び支持部材66の後端部が固定されている。筒状支持部材58は前後方向と略平行であり、その前端面に開口部が設けられている。さらに筒状支持部材58の側面には、筒状支持部材58の外周側空間と筒状支持部材58の内部空間とを連通する長孔59が形成されている。前後方向と略平行なスライダ60の前端部が、基部36の後端面に固定されている。さらにスライダ60の後部が、筒状支持部材58の前端面の開口部から筒状支持部材58の内部空間にスライド可能に挿入されている。さらに左右方向と平行な支持ピン62の一端部がスライダ60の側面に固定され、支持ピン62の他端部が長孔59を介して筒状支持部材58の外周側に位置する。
支持部材66の中間部には、支持ピン62と平行な支持ピン68の一端部が固定されている。支持ピン68が第1リンク64の中間部を回転可能に支持している。さらに筒状支持部材58の外周側に位置する第1リンク64の一部が、支持ピン62に回転可能に支持されている。第1リンク64の下部には支持ピン62と平行な支持ピン72の一端部が固定されている。さらに支持ピン72が第2リンク70を回転可能に支持している。第2リンク70の支持ピン72と反対側の端部には、略L字形の操作レバー74が固定されている。操作レバー74は、第2リンク70に固定された連結部74Aと、連結部74Aの第2リンク70と反対側の端部から延び且つ連結部74Aと直交する把持部74Bと、を有する。操作レバー74の一部は枠体27、クッション材47及び表皮材48の下部に形成された貫通孔78に挿入されており、連結部74Aの下端部及び把持部74Bは表皮材48の下部より下方に位置する。表皮材48の下面にはブラケット(図示省略)が固定されており、このブラケットに支持ピン62と平行な支持ピン76の一端部が固定されている。さらに連結部74Aと把持部74Bの接続部が、支持ピン76に回転可能に支持されている。
乗員は把持部74Bを握りながら操作レバー74を支持ピン76回りに回転させられる。さらに上記ブラケットにはストッパ機構が設けられている。乗員が操作レバー74に外力を付与すると、操作レバー74は支持ピン76回りに回転する。乗員が操作レバー74に付与していた外力が消失すると、ストッパ機構の働きにより、操作レバー74の回転方向位置が固定される。
図11及び図12に示されたように、乗員が把持部74Bを把持しながら操作レバー74を回転させると、第1リンク64が支持ピン68回りに回転し、スライダ60が筒状支持部材58に対して前後方向にスライドする。なお、このとき支持ピン62が支持ピン68回りに回転するが、長孔59の内面と支持ピン62の外周面との間には、両者を接触させないためのクリアランスが形成されている。これにより基部36が筒状支持部材58に対して前後方向へ相対移動する。そのため第4実施形態のヘッドレスト20Cは第1実施形態のヘッドレスト20と同様の作用効果を発揮可能である。
続いて、図13及び図14を用いて本発明の第5実施形態に係るヘッドレスト20Dについて説明する。なお第4実施形態と同じ部材には同じ符号を付すにとどめて、その詳細な説明は省略する。
第5実施形態のヘッドレスト20Dは駆動機構80の構成が第4実施形態と異なる。駆動機構80はマニュアル式の駆動機構であり電動モータ31を具備しない。駆動機構80は、スライダ60、ベース部材81、筒状支持部材83、圧縮コイルバネ85、ダンパゴム(ゴム部材)89、切替部材93、抜止部材95及び把持部97を備える。
枠体27の後部の前面には平板状部材であるベース部材81が固定されている。ベース部材81の前面には筒状支持部材83の後端部が固定されている。筒状支持部材83は前後方向と略平行であり、その前端面及び後端面に開口部が設けられている。スライダ60の後部が、筒状支持部材83の前端面の開口部から筒状支持部材83の内部空間にスライド可能に挿入されている。さらに筒状支持部材83の内部空間に、その軸線が前後方向に延びる圧縮コイルバネ85が設けられている。圧縮コイルバネ85の後端部はベース部材81に固定され、圧縮コイルバネ85の前端部はスライダ60の後端面に固定されている。スライダ60の前端面には円柱形状のダンパゴム89の後端面が固定されている。スライダ60、圧縮コイルバネ85及びダンパゴム89は互いに略同軸をなす。スライダ60の中間部には、スライダ60を上下方向に貫通するロック孔88が設けられている。
枠体27、クッション材47及び表皮材48の下部には貫通孔91が形成されている。さらに枠体27の内部空間には、枠体27の下部に固定された支持機構(図示省略)が設けられている。支持機構は、上下方向と略平行な切替部材93を、上下方向にスライド可能に支持している。切替部材93の下部は貫通孔91を通り抜けて表皮材48の下部より下方に位置する。切替部材93の中間部には抜止部材95が固定されている。切替部材93の軸線に沿って見た場合、抜止部材95の外周面は貫通孔91より外周側に位置する。さらに切替部材93の下端部には環状部材である把持部97が固定されている。
移動体35及びスライダ60に対して圧縮コイルバネ85の付勢力以外の外力が及ばないとき、図13に示されるように、圧縮コイルバネ85の付勢力によって移動体35は前端位置に位置する。移動体35が前端位置に位置するとき、スライダ60のロック孔88と貫通孔91が同軸をなす。そのため切替部材93が図13に示されたロック位置へ移動すると、切替部材93の上端部がロック孔88に入る。そのため、駆動機構80は移動体35及びスライダ60が筒状支持部材83に対して前後方向に移動不能、且つ、圧縮コイルバネ85が弾性変形不能なロック状態になる。一方、乗員が把持部97を利用して切替部材93を下方に移動させると、切替部材93は図14に示されたアンロック位置へ移動し、切替部材93の上端部がロック孔88から脱出する。そのため、駆動機構80は移動体35及びスライダ60が筒状支持部材83に対して前後方向に移動可能なアンロック状態になる。
駆動機構80がロック状態にあるヘッドレスト20Dの表皮材48の前部の略中央部を乗員P1の後頭部P1Bが後方に押すと、表皮材48の前部が後方に凹み、後頭部P1Bが表皮材48、クッション材47及び本体部41によって支持される。そのため、乗員P1の後頭部P1Bが本体部25によって確実に支持される。さらに駆動機構80がロック状態にあるときも、ダンパゴム89がダンパ効果を発揮する。そのため、車両10に発生した微小な振動をダンパゴム89が吸収可能である。このような微小振動の一例は、車両10のエンジンのアイドリングに起因する振動である。
一方、駆動機構80がアンロック状態にあるヘッドレスト20Dの表皮材48の前部の略中央部を乗員P1の後頭部P1Bが後方に押すと、後頭部P1Bから表皮材48、クッション材47及び本体部41を介して板状部37に伝わった力によって圧縮コイルバネ85が圧縮され、板状部37が後方へ移動する。即ち、表皮材48の前部に接触した後頭部P1Bが本体部25の内部側(後部側)に移動する。
さらに車両10に生じた前後方向の加速度によって頭部P1Aがヘッドレスト20Dに対して前後方向に移動すると、圧縮コイルバネ85が弾性変形することにより、後頭部P1Bの位置に応じて板状部37の前後位置が変化する。即ち、板状部37が後頭部P1Bの位置変化に追従する。さらに後頭部P1Bが表皮材48の前面を通じて板状部37に力を及ぼしたときに、圧縮コイルバネ85が弾性変形することにより、後頭部から表皮材に及んだ力を吸収する。さらに後頭部P1Bが表皮材48の前面を通じて板状部37に力を及ぼしたときに、ダンパゴム89がダンパ効果を発揮する。そのためヘッドレスト20Dが後頭部P1Bを支持したときに、乗員P1が快適さを感じ易い。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記各実施形態に限定されるものではない。
例えば、枠体27及び移動体35の少なくとも一方が樹脂とは異なる材料によって製造されてもよい。例えば、枠体27及び移動体35の少なくとも一方が金属によって製造されてもよい。
板状部37が前端位置に位置するとき、板状部37の前面が枠体27の前端面と同一平面上に位置してもよい。
布材40、40Aが、弾性を有する網目状(メッシュ状)ではない布材であってもよい。
布材40、40A、40Bが弾性を有さなくてもよい。
15 車両用シート装置(シート装置)
20 20A 20B 20C 20D ヘッドレスト
27 枠体
30 駆動機構
31 電動モータ(アクチュエータ)
35 移動体
40 40A 布材
48 表皮材
55 駆動機構
80 駆動機構
85 圧縮コイルバネ
89 ダンパゴム(ゴム部材)
93 切替部材

Claims (6)

  1. シート前後方向の前面が開放された中空の枠体と、
    前記枠体の内部に設けられ、前記枠体に対してシート前後方向に相対移動可能な移動体と、
    前記移動体を前記枠体に対してシート前後方向に移動させる駆動力を発生可能な駆動機構と、
    左側部及び右側部が前記枠体に固定され且つ後面の一部が前記移動体の前面に固定された、可撓性を有する布材と、
    前記枠体の前面を覆い、且つ、前記布材とシート前後方向に対向する部位が可撓性を有する表皮材と、
    を備える車両用シート装置のヘッドレスト。
  2. 前記布材が弾性を有する請求項1に記載の車両用シート装置のヘッドレスト。
  3. 前記布材の上部及び下部が前記枠体に固定された請求項1又は請求項2に記載の車両用シート装置のヘッドレスト。
  4. 前記駆動機構が、前記駆動力を発生するアクチュエータを備える請求項1又は請求項2に記載の車両用シート装置のヘッドレスト。
  5. 前記駆動機構が、
    前記移動体がシート前後方向に移動したときに前記移動体の移動力を受ける、シート前後方向に伸縮可能な圧縮コイルバネと、
    前記移動体がシート前後方向に移動したときに前記移動体から前記移動力を受ける、前記圧縮コイルバネとシート前後方向に並ぶゴム部材と、
    を備える請求項1又は請求項2に記載の車両用シート装置のヘッドレスト。
  6. 前記駆動機構が、
    前記移動力が前記圧縮コイルバネに伝わるのを許容するアンロック状態と、前記移動力が前記圧縮コイルバネに伝わるのを規制するロック状態とに、前記駆動機構を切り替える切替部材を備える請求項5に記載の車両用シート装置のヘッドレスト。
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