JP7828641B2 - 除塵用立体スクリーン - Google Patents

除塵用立体スクリーン

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Description

本発明は、河川及び貯水池における放流水や、下水道設備における流入水などの流水から夾雑物(し渣、塵芥)を分離する除塵装置に使用される除塵用立体スクリーンに関する。
無端状に形成された多孔性スクリーンにより流水中の夾雑物を捕捉しながら、この多孔性スクリーンを回転運動させて除去する除塵装置が知られている。この種の除塵装置の多孔性スクリーンは、従来、金網など、夾雑物のろ過面(捕捉面)が平坦な平面スクリーンであるのが主流であった。
しかし、平面スクリーンは、ろ過面にビニールシートやプラスチック板がべたりと張り付き易く、短期間で通水性が損なわれるという課題がある。そこで、本願の出願人は、係る課題を解決する多孔性スクリーンとして、ろ過面に上流側に突出する突き出し通水管を設け、隣接する突き出し通水管に高低差をもたせた立体スクリーンを開発し、提案している(特許文献1)。この立体スクリーンによると、ろ過面にビニールシート等が張り付いても突き出し通水管に跨った状態(ブリッジ現象)となるため、通水路(通水穴)が完全に塞がれてしまうことが抑制され、その結果、通水性が保たれ易くなる。
特許第4444913号公報
特許文献1の立体スクリーンは、既述のように通水路が塞がれ難くなるという利点があるものの、突き出し通水管に、毛髪、糸、紐などの線状の夾雑物が絡み付き(巻き付き)、例えば、高低差の高い方の突き出し通水管に絡みついた線状の夾雑物により、当該突き出し通水管に隣接する高低差の低い方の突き出し通水管の通水穴が塞がれることが考えられる。従って、多孔性スクリーンの通水性を長期的に保つ上では、未だ改善の余地がある。
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、流水中の夾雑物を適切に捕捉しながら、より高度に通水性を確保することが可能な除塵用立体スクリーンを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一局面に係る除塵用立体スクリーンは、厚み方向に流水を通過させながら当該流水中の夾雑物を捕捉する除塵用立体スクリーンであって、前記厚み方向に各々貫通する複数の通水路を有するスクリーン本体部と、前記スクリーン本体部の上流側面から上流側に向かって突出して前記上流側面に沿って配置され、前記複数の通水路の流入口を複数個毎に仕切る仕切部とを備え、上流側からの平面視で、前記上流側面には、複数の前記流入口が一列に並んだ流入口の列が、当該流入口の並び方向と交差する方向に複数列設けられており、前記仕切部は、前記上流側面に沿って連続的に延びる仕切壁であって前記流入口の列を一乃至複数列毎に仕切るように複数備えられており、複数の前記仕切壁のうち、隣接する仕切壁同士は、前記上流側面からの仕切壁の突出寸法である高さが互いに異なる、ことを特徴とする。
この除塵用立体スクリーンの構成によると、スクリーン本体部の上流側面に仕切部が突設されているため、シート状や板状の夾雑物は、当該仕切部に跨って捕捉されることとなる。そのためスクリーン本体部の上流側面に当該夾雑物がべたりと張り付いて通水路の流入口が塞がれてしまうことが抑制される。しかも、仕切部は、前記複数の通水路の上流側の流入口を複数個毎に仕切るように設けられているため線状の夾雑物が絡み付き難い。従って、この除塵用立体スクリーンによると、流水中の夾雑物を適切に捕捉しながら、より高度に通水性を確保することが可能となる。
また、前記仕切部は、前記上流側面に沿って連続的に延びる仕切壁なので、シート状や板状の夾雑物が前記上流側面に張り付くことを効果的に抑制でき、また、線状の夾雑物が絡み付く余地もなくなる。また、前記流入口の列を複数列毎に仕切るように仕切壁が設けられた簡素な構成で、シート状や板状の夾雑物が流入口を塞ぐこと、また、線状の夾雑物が絡み付くことが抑制ないし防止される。
また、複数の仕切壁のうち、隣接する仕切壁同士は、前記上流側面からの仕切壁の突出寸法である高さが互いに異なっていているので、シート状や板状の夾雑物の場合でも、当該夾雑物と仕切壁との間に隙間が生じ易くなり、当該隙間を通じて通水路に流水が流れ込み易くなる。そのため、通水性を確保する上で有利となる。
また、上記の除塵用立体スクリーンにおいて、前記仕切壁を第1仕切壁と定義したときに、当該第1仕切壁と交差する方向に延びて当該第1仕切壁の長手方向の互いに異なる位置で、当該第1仕切壁と交差する、複数の第2仕切壁を備えていてもよい。
この構成によれば、複数の通水路の流入口がより少数に仕切られるため、シート状や板状の夾雑物により流入口がより塞がれ難くなる。また、仕切壁が格子状になり、仕切壁の強度がアップするため、除塵用立体スクリーンの耐久性を高める上で有利となる。
また、本発明の他の一局面に係る除塵用立体スクリーンは、厚み方向に流水を通過させながら当該流水中の夾雑物を捕捉する除塵用立体スクリーンであって、前記厚み方向に各々貫通する複数の通水路を有するスクリーン本体部と、前記スクリーン本体部の上流側面から上流側に向かって突出して前記上流側面に沿って配置され、前記複数の通水路の流入口を複数個毎に仕切る仕切部と、を備え、上流側からの平面視で、前記上流側面には、複数の前記流入口が一列に並んだ流入口の列が、当該流入口の並び方向と交差する方向に複数列設けられており、前記仕切部は、前記上流側面に沿って連続的に延びる仕切壁であって前記流入口の列を一乃至複数列毎に仕切るように複数備えられており、前記仕切壁を第1仕切壁と定義したときに、当該第1仕切壁と交差する方向に延びて当該第1仕切壁の長手方向の互いに異なる位置で、当該第1仕切壁と交差する、複数の第2仕切壁を備え、前記上流側面からの前記第1仕切壁の突出寸法である高さと前記第2仕切壁の同高さが互いに異なる、ことを特徴とする。
このような構成によれば、シート状や板状の夾雑物の場合でも、当該夾雑物と仕切壁との間に隙間が生じ易く、当該隙間を通じて通水路に流水が流れ込み易くなる。そのため、通水性を確保する上で有利となる。
また、本発明の他の一局面に係る除塵用立体スクリーンは、厚み方向に流水を通過させながら当該流水中の夾雑物を捕捉する除塵用立体スクリーンであって、前記厚み方向に各々貫通する複数の通水路を有するスクリーン本体部と、前記スクリーン本体部の上流側面から上流側に向かって突出して前記上流側面に沿って配置され、前記複数の通水路の流入口を複数個毎に仕切る仕切部と、を備え、前記仕切部は、前記上流側面に沿って断続的に並ぶドーム形突起である、ことを特徴とする。
このようなドーム形突起の場合も、シート状や板状の夾雑物が前記上流側面に張り付くことを効果的に抑制でき、また、線状の夾雑物が絡み付くことも抑制される。
また、上記除塵用立体スクリーンが、除塵装置の所定のフレーム部材に組み込まれるものである場合には、当該除塵用立体スクリーンは、前記スクリーン本体部と前記仕切部とが別体に構成されており、前記スクリーン本体部と前記仕切部とが互いに重ね合わされた状態で前記フレーム部材に組み込まれる構成であってもよい。
この構成によれば、スクリーン本体部と仕切部とを個別に製造できるために生産面で有利になる場合があり、また、劣化や破損等の具合に応じて、スクリーン本体部又は仕切部のいずれかだけを交換する等、メンテナンス面でも都合が良い。
以上説明したように、本発明の除塵用立体スクリーンによれば、流水中の夾雑物を適切に捕捉しながら、通水性をより高度に確保することが可能となる。
本発明に係る除塵用立体スクリーンを備えた除塵装置の斜視図である。 前記除塵装置の平断面略図である。 前記除塵用立体スクリーン(第1実施形態)の要部平面図である。 前記除塵用立体スクリーンを示す、図3の部分拡大図である。 前記除塵用立体スクリーンの断面図(図4のV-V線断面図)である。 前記除塵用立体スクリーンの断面図(図4のVI-VI線断面図)である。 第2実施形態に係る除塵用立体スクリーンの要部平面図である。 除塵用立体スクリーンの断面図(図7のVIII-VIII線断面図)である。 第2実施形態の変形例に係る除塵用立体スクリーンの断面図である。 第2実施形態の変形例に係る除塵用立体スクリーンの断面図である。 第3実施形態に係る除塵用スクリーンの要部平面図である。 除塵用立体スクリーンの断面図(図11のXII-XII線断面図)である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の好ましい実施の一形態について詳述する。
[除塵装置の構成]
図1は、本発明に係る除塵用立体スクリーンS1(以下、立体スクリーンS1と略す)が適用される除塵装置10を示す斜視図であり、図2は、除塵装置10の平断面略図である。また、図3は、立体スクリーンS1の要部平面図(除塵スクリーン1を内周側から視た平面図)である。なお、図1では、一部を破断した状態で除塵装置10を図示している。
図1及び図2に示すように、除塵装置10は、水路11を流れる流水中の夾雑物を捕捉するための除塵スクリーン1と、この除塵スクリーン1を駆動する駆動機構と、捕捉した夾雑物を除塵スクリーン1から脱落させて捕集するための除去装置14とを備える。本発明に係る立体スクリーンS1はこの除塵スクリーン1に組み込まれている。
除塵スクリーン1は、水路11の長手方向に貫通するように、無端ベルト状に形成されている。除塵スクリーン1は、水路11に突設される隔壁12とこの隔壁12の下流側において水路11の中央に立設された中間支柱壁13との間に、上部が水面上に露出するように縦長に設けられ、前記駆動機構の作動により回転移動するように構成されている。
より具体的には、隔壁12および中間支柱壁13にそれぞれ除塵スクリーン1を案内するガイド20が配置され、これらガイド20の上方に一対のスプロケット23を備えた回転体22が支持されている。これら回転体22およびガイド20に亘って除塵スクリーン1が掛け渡されるとともに、除塵スクリーン1の後記チェーン30が前記スプロケット23に各々噛合している。そして、回転体22の側方にモータ25が配設され、このモータ25の出力軸に装着されるスプロケット26と回転体22の回転軸に装着されたスプロケット27とに亘って駆動チェーン28が掛け渡されている。つまり、モータ25により回転体22が回転駆動されることにより、この回転体22の回転に伴い除塵スクリーン1が回転移動する。
図3に示すように、除塵スクリーン1は、互い平行な一対の無端状チェーン30(同図では片側のみ示している)と、それらの間に周方向に一列に並べられた状態で、両チェーン30に連結された複数のフレーム34(フレーム部材)と、各フレーム34にボルト・ナットで脱着可能に組付けられた立体スクリーンS1とを備えている。除塵スクリーン1において、周方向に隣接するフレーム34同士は例えばゴム製の連結部材(図示省略)を介して互いに連結されている。この構成によりフレーム34同士が自在性を保持した状態で隙間なく無端状に連結されている。
除去装置14は、図1に示すように、前記回転体22の直上方に配置されるスプレー装置40と、このスプレー装置40に対向して除塵スクリーン1の内側に配置されるトラフ42とを有している。
スプレー装置40は、例えば水路底に設置されるポンプにより流水を汲み上げつつ除塵スクリーン1に向かって高圧で水を噴射し、捕捉された夾雑物を水圧で脱落させるように構成されている。トラフ42は、前記スプレー装置40を挟んで除塵スクリーン1の下方に配置されており、水圧によって除塵スクリーン1から脱落する夾雑物を捕集しながら捕集箱44に案内するように構成されている。
以上のような除塵装置10において、水路11の流水は、図1及び図2中に白抜き矢印で示すように隔壁12の開口部12aを介して除塵用スクリーンの内側に案内され、除塵スクリーン1の周面を通じて下流側へと流下する。従って、除塵スクリーン1の内周面を透過する際に、当該流水中の夾雑物が捕捉される。
このようにして夾雑物が捕捉される一方で、モータ25の駆動力により除塵スクリーン1が回転移動する。この除塵スクリーン1の回転移動と共に、捕捉された夾雑物が水中から引き上げられてスクリーン上端部(回転体22の位置)まで運ばれる。そして、スプレー装置40により高圧水が吹き付けられることにより、夾雑物が除塵スクリーン1から除去されトラフ42内に捕集される。こうして捕集された夾雑物は、上記スプレー装置40の水流によりトラフ42に沿って捕集箱44へと案内され、作業者により水路外に搬出されることとなる。
[立体スクリーンS1(第1実施形態)の構造と作用効果]
次に、前記除塵スクリーン1に適用される立体スクリーンS1の詳細構造について説明する。図4は、立体スクリーンS1を示す、図3の要部拡大図である。図5及び図6は、立体スクリーンS1の断面図であり、図5は、図4のV-V線断面図、図6は、図4のVI-VI線断面図である。
図3~図6に示すように、立体スクリーンS1は、横方向に細長い平面視長方形の概略平板状である。既述の通り、立体スクリーンS1は、除塵スクリーン1の前記フレーム34に組付けられており、その厚み方向に流水を通過させながら当該流水中の夾雑物を捕捉する。
立体スクリーンS1は、その厚み方向に各々貫通する複数の通水路3を備えたスクリーン本体部2を有する。通水路3は、断面円形のストレート孔であり、スクリーン本体部2には、縦、横に各々一定間隔で複数の通水路3が整列して設けられている。当該通水路3は、スクリーン本体部2の略面内全域に設けられている。
通水路3は、当例では既述の通りストレート孔、すなわちスクリーン本体部2の厚み方向に亘って内径が一定の孔であるが、スクリーン本体部2の上流側面U2から下流側面D2に向かって漸次内径が大きくなるテーパ状の孔であってもよい。なお、「上流」、「下流」とは、当該立体スクリーンS1を通過する流水の流れ方向に基づく。
スクリーン本体部2の上流側面U2には、さらに、当該上流側面U2から上流側に向かって突出して当該上流側面U2に沿って延びる壁部4が設けられている。立体スクリーンS1は、これらスクリーン本体部2及び壁部4が同一の合成樹脂材料(例えばポリプロピレン)によって一体に成形されている。
壁部4は、周壁4aと複数の仕切壁4bとを含む。周壁4aは、前記複数の通水路3の流入口3aを外側から囲む平面視長方形の壁であり、スクリーン本体部2の周縁に沿って設けられている。複数の仕切壁4b(本発明の「仕切部」の一例)は、周壁4aの内側に設けられている。これら複数の仕切壁4bは、各々横方向に延在し、上下方向(縦方向)に一定間隔で互いに平行に設けられている。詳しくは、図3及び図4に示すように、横方向に一列に並んだ前記通水路3の流入口3aの列(横列)を二列毎に仕切るように設けられている。すなわち、仕切壁4bは、前記複数の通水路3の流入口3aを複数個毎に仕切っている。
なお、当例では、仕切壁4bは、横方向に一列に並んだ流入口3aの列(横列)を二列毎に仕切るように設けられているが、一列毎、又は三列以上毎に仕切るように設けられていてもよい。また、仕切壁4bは、縦方向に一列に並んだ流入口3aの列(縦列)を一乃至複数列毎に仕切るように設けられていてもよい。
壁部4(周壁4a及び仕切壁4b)の高さh(図6参照)、つまり上流側面U2からの突出寸法は一定であり、従って、壁部4の先端面は上流側面U2と平行である。また、各仕切壁4bの長手方向の両端は、各々周壁4aに一体に繋がっている。
以上のような立体スクリーンS1の構造は、スクリーン本体部2の上流側面U2に、横方向に一列に並んだ前記通水路3の流入口3aの列(横列)を二列毎に仕切る仕切壁4bが設けられた立体構造となっているため、捕捉される夾雑物が仕切壁4bに跨るブリッジ現象を起こし、その隙間を通って流水が通水路3に流れ込む。そのため、従来の立体スクリーン(特許文献1)と同様に、夾雑物が上流側面U2にべたりと張り付いて通水路3の流入口3aを塞いでしまうことが抑制される。
しかも、仕切壁4bは、流入口3aの列(横列)を仕切るように横方向に延在しているため、毛髪、糸、紐などの線状の夾雑物が仕切壁4bに絡み付くことが無い。従って、従来の立体スクリーンのように、突き出し通水管に線状の夾雑物が絡みついてその周囲の通水路(流入口3a)を塞ぐといった現象が生じない。従って、上記の立体スクリーンS1によると、流水中の夾雑物を適切に捕捉しながら、より高度に通水性を確保することが可能となる。
なお、この立体スクリーンS1の壁部4は、図5及び図6に示すように、周壁4aと仕切壁4bとの高さhが同じであるが、周壁4aと仕切壁4bとを互いに異なる高さにしてもよい。また、隣接する仕切壁4bの高さを異なる高さにしてもよい。具体的には、隣接する仕切壁4bの高さが交互に高低異なる高さとなるようにしてもよい。このように、壁部4の高さが部分的に異なる構成によれば、夾雑物がビニールシートやプラスチック板などの場合でも、当該夾雑物と壁部4との間に隙間が生じ易くなり、当該隙間を通じて通水路3に流水が流れ込み易くなる。そのため、立体スクリーンS1の通水性を確保する上で有利となる。
[立体スクリーンの第2実施形態]
図7は、第2実施形態に係る立体スクリーンS2の要部平面図であり、図8は、立体スクリーンS2の断面図(図8のVIII-VIII線断面図)である。
第2実施形態の立体スクリーンS2は、壁部4の構造が第1実施形態の立体スクリーンS1と異なる。すなわち、第2実施形態の壁部4は、図7及び図8に示すように、横方向に延在する複数の仕切壁4b(第1仕切壁4bという)に加えて、当該第1仕切壁4bと各々交差して縦方向に延在する複数の仕切壁4c(第2仕切壁4cという)を含む。
複数の第1仕切壁4bは、第1実施形態と同様に、横方向に一列に並ぶ通水路3の流入口3aの列(横列)を二列毎に仕切るように設けられている。複数の第2仕切壁4cは、各々縦方向(第1仕切壁4bに直交する方向)に延在し、横方向に一定間隔で互いに平行に設けられている。より詳しくは、図7に示すように、縦方向に一列に並ぶ通水路3の流入口3aの列(縦列)を二列毎に仕切るように設けられている。
その結果、第2実施形態の立体スクリーンS2では、スクリーン本体部2に設けられた複数の通水路3の流入口3aが、仕切壁4b、4cにより4つ毎に仕切られている。なお、第2仕切壁4cの長手方向の両端は、各々周壁4aに一体に繋がっており、また、第1仕切壁4bと第2仕切壁4cとはそれらの交差点で一体に繋がっている。
以上のような第2実施形態の立体スクリーンS2の構造によると、複数の通水路3の流入口3aが、より少数(4つ)の流入口3a毎に仕切られている。そのため、隣接する仕切壁の間にビニールシートやプラスチック板などの夾雑物が入り込み難く、夾雑物によって通水路3(流入口3a)が塞がれることがより高度に抑制される。また、第1仕切壁4bは横方向に延在し、第2仕切壁4cは縦方向に延在しているので、第1実施形態と同様に、線状の夾雑物が仕切壁4b、4cに絡み付くことも無い。さらに、仕切壁4b、4cが総じて格子状となり、当該仕切壁4b、4cの強度がアップする。そのため、立体スクリーンS2の耐久性を高める上でも有利となる。
なお、この立体スクリーンS2の壁部4は、図8に示すように、周壁4aと仕切壁4b、4cとの高さhが同じであるが、周壁4aと仕切壁4b、4cとを互いに異なる高さにしてもよい。また、図9に示すように、第1仕切壁4bと第2仕切壁4cとの高さを異なる高さにしてもよい。さらに、互いに隣接する第1仕切壁4bの高さを異なる高さにする、及び/又は、互いに隣接する第2仕切壁4cの高さを異なる高さにするようにしてもよい。具体的には、例えば図10に示すように、互いに隣接する第2仕切壁4cの高さが交互に高低異なる高さとなるようにしてもよい。第1実施形態でも説明した通り、このように壁部4の高さが部分的に異なる構成によれば、夾雑物がビニールシートやプラスチック板などの場合でも、当該夾雑物と壁部4との間に隙間が生じ易くなり、当該隙間を通じて通水路3に流水が流れ込み易くなる。そのため、立体スクリーンS2の通水性を確保する上で有利となる。なお、図9及び図10は、図8に相当する立体スクリーンS2の断面図である。
また、図7~図10の例では、横方向に一列に並んだ流入口3aの列(横列)を二列毎に仕切るように第1仕切壁4bが設けられるとともに、縦方向に一列に並んだ通水路3の流入口3aの列(縦列)を二列毎に仕切るように第2仕切壁4cが設けられている。しかし、流入口3aを複数個毎に仕切ることができれば、第1仕切壁4bが仕切る流入口3aの列(横列)の数や、第2仕切壁が仕切る流入口3aの列(縦列)の数は、図7~図10の例には限定されない。
[立体スクリーンの第3実施形態]
図11は、第3実施形態に係る立体スクリーンS3の要部平面図であり、図12は、立体スクリーンS3の断面図(図11のXII-XII線断面図)である。
第3実施形態の立体スクリーンS2は、前記壁部4(周壁4a、仕切壁4b、4c)に代えて半球状のドーム形突起5(本発明の「仕切部」の一例)が上流側面U2に設けられており、この点で、第1、第2実施形態の立体スクリーンS1、S2と構造が異なる。すなわち、第3実施形態の立体スクリーンS3は、第2実施形態の立体スクリーンS2の第1仕切壁4bの代わりに、当該第1仕切壁4bが設けられている位置に沿って複数のドーム形突起5が横方向に一定間隔で断続的に設けられ、また、第2仕切壁4cの代わりに、当該第2仕切壁4cが設けられている位置に沿って複数のドーム形突起5が上下方向に一定間隔で断続的に設けられている。
その結果、第3実施形態の立体スクリーンS3では、スクリーン本体部2に設けられた複数の通水路3の流入口3aが、横方向に並ぶ複数のドーム形突起5と上下方向に並ぶ複数のドーム形突起5とにより4つ毎に仕切られている。
以上のような第3実施形態の立体スクリーンS3の構造によると、断続的に並んだドーム形突起5により前記通水路3の流入口3aが4つ毎に設けられた立体構造となっているため、捕捉される夾雑物がドーム形突起5に跨るブリッジ現象を起こし、その隙間を通って流水が通水路3に流れ込む。そのため、従来の立体スクリーン(特許文献1)と同様に、夾雑物が上流側面U2にべたりと張り付いて通水路3の流入口3aを塞いでしまうことが抑制される。
また、ドーム形突起5は、半球状であり線状の夾雑物が絡み付き難いため、従来の立体スクリーンのように、線状の夾雑物が絡みついてその周囲の通水路(流入口3a)を塞ぐといった現象が生じ難い。従って、第3実施形態の立体スクリーンS3についても、流水中の夾雑物を適切に捕捉しながら、より高度に通水性を確保することが可能となる。
[変形例等]
以上、本発明の第1~第3実施形態の立体スクリーンS1~S3について説明したが、既述の立体スクリーンS1~S3は、本発明の好ましい実施形態の例示であって、その具体的な構成は本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、第1、第2実施形態の立体スクリーンS1、S2は、壁部4が周壁4aを備えているが、当該周壁4aが省略された構成であってもよい。この場合、第1実施形態の立体スクリーンS1については、仕切壁4bの強度を保つために、リブ等の補強部が仕切壁4bに設けられていてもよい。また、図4~図10に示した第1、第2実施形態の立体スクリーンS1、S2の壁部4(周壁4a、仕切壁4b、4c)の形状や高さhは、あくまでも例示であり、これに限定されるものではなく適宜変更可能である。
また、第3実施形態の立体スクリーンS3におけるドーム形突起5の配列も適宜変更可能である。例えば、横方向に一列に並ぶ複数のドーム形突起5のみが設けられることにより、横方向に一列に並んだ流入口3aの列(横列)が一乃至複数列毎に仕切られるように構成されていてもよい。また、縦方向に一列に並ぶ複数のドーム形突起5のみが設けられることにより、縦方向に一列に並んだ流入口3a(縦列)の列が一乃至複数列毎に仕切られるように構成されていてもい。また、ドーム形突起5は、流入口3aを複数個毎に仕切ることができれば、このように縦方向又は横方向に整然と並ぶ配列以外の配列で設けられていてもよい。
また、第1、第2実施形態の立体スクリーンS1、S2では、スクリーン本体部2と壁部4とが合成樹脂材料で一体成形されているが、これらは個別に構成されていてもよい。この場合、例えばスクリーン本体部2及び壁部4の何れか一方又は双方を金属製としてしてもよい。また、スクリーン本体部2と壁部4とは、同一の樹脂材料又は異なる樹脂材料で個別に成形されていてもよい。このようにスクリーン本体部2と壁部4とが個別に構成される場合には、、スクリーン本体部2と壁部4とは、接着、ねじ止め及び溶接等の固定手段により互いに固定することができる。
その場合の固定手段は前記フレーム34であってもよい。つまり、スクリーン本体部2と壁部4とがワンセットで重ね合わされた状態でフレーム34に組み込まれることにより、これらが実質的に一体化された状態で使用される構成であってもよい。この構成によれば、スクリーン本体部2と壁部4とを個別に製造できるために立体スクリーンS1、S2の生産面で有利となり、また、劣化や破損等の具合に応じて、スクリーン本体部2又は壁部4のいずれかだけを交換する等、メンテナンス面でも都合が良い。
また、第1~第3実施形態の立体スクリーンS1~S3では、通水路3は断面円形であるが、断面多角形(正方形、長方形、正六角形等)であってもよい。
1 除塵用スクリーン
2 スクリーン本体
3 通水路
3a 流入口
4 壁部
4a 周壁
4b 仕切壁/第1仕切壁(仕切部)
4c 第2仕切壁(仕切部)
5 ドーム形突起(仕切部)
S1、S2、S3 立体スクリーン(除塵用立体スクリーン)

Claims (5)

  1. 厚み方向に流水を通過させながら当該流水中の夾雑物を捕捉する除塵用立体スクリーンであって、
    前記厚み方向に各々貫通する複数の通水路を有するスクリーン本体部と、
    前記スクリーン本体部の上流側面から上流側に向かって突出して前記上流側面に沿って配置され、前記複数の通水路の流入口を複数個毎に仕切る仕切部とを備え
    上流側からの平面視で、前記上流側面には、複数の前記流入口が一列に並んだ流入口の列が、当該流入口の並び方向と交差する方向に複数列設けられており、
    前記仕切部は、前記上流側面に沿って連続的に延びる仕切壁であって前記流入口の列を一乃至複数列毎に仕切るように複数備えられており、
    複数の前記仕切壁のうち、隣接する仕切壁同士は、前記上流側面からの仕切壁の突出寸法である高さが互いに異なる、ことを特徴とする除塵用立体スクリーン。
  2. 請求項に記載の除塵用立体スクリーンにおいて、
    前記仕切壁を第1仕切壁と定義したときに、当該第1仕切壁と交差する方向に延びて当該第1仕切壁の長手方向の互いに異なる位置で、当該第1仕切壁と交差する、複数の第2仕切壁を備えている、ことを特徴とする除塵用立体スクリーン。
  3. 厚み方向に流水を通過させながら当該流水中の夾雑物を捕捉する除塵用立体スクリーンであって、
    前記厚み方向に各々貫通する複数の通水路を有するスクリーン本体部と、
    前記スクリーン本体部の上流側面から上流側に向かって突出して前記上流側面に沿って配置され、前記複数の通水路の流入口を複数個毎に仕切る仕切部と、を備え、
    上流側からの平面視で、前記上流側面には、複数の前記流入口が一列に並んだ流入口の列が、当該流入口の並び方向と交差する方向に複数列設けられており、
    前記仕切部は、前記上流側面に沿って連続的に延びる仕切壁であって前記流入口の列を一乃至複数列毎に仕切るように複数備えられており、
    前記仕切壁を第1仕切壁と定義したときに、当該第1仕切壁と交差する方向に延びて当該第1仕切壁の長手方向の互いに異なる位置で、当該第1仕切壁と交差する、複数の第2仕切壁を備え、
    前記上流側面からの前記第1仕切壁の突出寸法である高さと前記第2仕切壁の同高さが互いに異なる、ことを特徴とする除塵用立体スクリーン。
  4. 厚み方向に流水を通過させながら当該流水中の夾雑物を捕捉する除塵用立体スクリーンであって、
    前記厚み方向に各々貫通する複数の通水路を有するスクリーン本体部と、
    前記スクリーン本体部の上流側面から上流側に向かって突出して前記上流側面に沿って配置され、前記複数の通水路の流入口を複数個毎に仕切る仕切部と、を備え、
    前記仕切部は、前記上流側面に沿って断続的に並ぶドーム形突起である、ことを特徴とする除塵用立体スクリーン。
  5. 請求項に記載の除塵用立体スクリーンにおいて、
    当該除塵用立体スクリーンは、除塵装置の所定のフレーム部材に組み込まれるものであって、
    前記スクリーン本体部と前記仕切部とは別体に構成されており、前記スクリーン本体部と前記仕切部とが互いに重ね合わされた状態で前記フレーム部材に組み込まれる、ことを特徴とする除塵用立体スクリーン。
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