JP7779151B2 - 厚み測定装置 - Google Patents

厚み測定装置

Info

Publication number
JP7779151B2
JP7779151B2 JP2022001478A JP2022001478A JP7779151B2 JP 7779151 B2 JP7779151 B2 JP 7779151B2 JP 2022001478 A JP2022001478 A JP 2022001478A JP 2022001478 A JP2022001478 A JP 2022001478A JP 7779151 B2 JP7779151 B2 JP 7779151B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ultrasonic
axis
measurement
thickness
waves
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2022001478A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2023101102A (ja
Inventor
誠治 泉尾
義雄 新井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2022001478A priority Critical patent/JP7779151B2/ja
Priority to CN202310012689.9A priority patent/CN116412785A/zh
Priority to US18/150,828 priority patent/US20230218273A1/en
Publication of JP2023101102A publication Critical patent/JP2023101102A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7779151B2 publication Critical patent/JP7779151B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B17/00Measuring arrangements characterised by the use of infrasonic, sonic or ultrasonic vibrations
    • G01B17/02Measuring arrangements characterised by the use of infrasonic, sonic or ultrasonic vibrations for measuring thickness
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B8/00Diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves
    • A61B8/44Constructional features of the ultrasonic, sonic or infrasonic diagnostic device
    • A61B8/4477Constructional features of the ultrasonic, sonic or infrasonic diagnostic device using several separate ultrasound transducers or probes
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B8/00Diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves
    • A61B8/42Details of probe positioning or probe attachment to the patient
    • A61B8/4209Details of probe positioning or probe attachment to the patient by using holders, e.g. positioning frames
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B8/00Diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves
    • A61B8/52Devices using data or image processing specially adapted for diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves
    • A61B8/5215Devices using data or image processing specially adapted for diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves involving processing of medical diagnostic data
    • A61B8/5223Devices using data or image processing specially adapted for diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves involving processing of medical diagnostic data for extracting a diagnostic or physiological parameter from medical diagnostic data

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Gynecology & Obstetrics (AREA)
  • Length Measuring Devices Characterised By Use Of Acoustic Means (AREA)

Description

本開示は、対象物の内部にある測定対象の厚みを測定する厚み測定装置に関する。
従来、超音波を用いて測定対象の厚みを測定する厚み測定装置が知られている(特許文献1~3参照)。
例えば、特許文献1に記載の厚み測定装置は、超音波プローブから超音波を体内に送信し、測定対象と当該測定対象に隣接する層との境界面で反射される反射波を、当該超音波プローブで受信する。そして、超音波の送信タイミングから反射波の受信タイミングまでの時間に基づいて、前記境界面までの距離を測定する。
特開昭61-220634号公報 特開2015-66219号公報 特開2003-4430号公報
しかしながら、上記のような従来の厚み測定装置では、超音波プローブから送信される超音波の送信方向が、測定対象の表面に対して垂直となるように、探触子を体表に当接させる必要があり、測定者に熟練した技術が求められる。例えば、特許文献1では、筋組織の表面の反射波を測定することで皮脂厚を計測するが、この場合、筋組織の表面に対して超音波の送信方向が垂直となるように、探触子を操作する必要があり、超音波の送信方向が筋組織表面の法線方向から傾斜すると、反射波の音圧が低下して測定精度が低下してしまう。また、特許文献3では、液体が満たされた容器に、ゴルフボールを保持する保持手段が設けられ、保持手段に設けられた超音波発信素子により液体を介在させてゴルフボールに対する超音波測定を行う。この構成では、ゴルフボールと、超音波発信素子が設けられる保持手段との間に液体を介在させる必要があり、装置の構成が複雑化する。
本開示の第一態様に係る厚み測定装置は、内部に測定対象が含まれる対象物に装着され、超音波を用いて前記測定対象の厚みを測定する厚み測定装置であって、前記対象物の表面から前記超音波を送信し、かつ前記測定対象で反射された反射波を受信して受信信号を出力する複数の超音波素子と、前記超音波素子を制御する制御部と、を備え、複数の前記超音波素子は、互いに異なる方向に超音波を送信し、前記制御部は、前記受信信号の信号強度と所定の閾値とを比較して、前記閾値よりも前記信号強度が大きい前記受信信号に基づいて、前記測定対象の厚みを測定する。
第一実施形態の厚み測定装置の概略構成を示すブロック図。 第一実施形態のベルトの一面に固定された超音波プローブを示す概略斜視図。 図3のX軸に沿った断面を示した概略断面図。 図3のY軸に沿った断面を示した概略断面図。 第一実施形態における厚み測定方法を示すフローチャート。 図5のステップS2における超音波素子と測定対象との位置関係の一例を示す図。 図5のステップS2における超音波素子と測定対象との位置関係の一例を示す図。 第一実施形態において、各超音波素子からの受信信号の時間的な変化の一例を示す図。 第二実施形態の測定ユニットにおける超音波プローブの斜視図。 図10の超音波プローブのX軸に沿った断面を示した概略断面図。 ステップS2における超音波素子と測定対象との位置関係の一例を示す図。 ステップS2における超音波素子と測定対象との位置関係の一例を示す図。 変形例2に係る超音波プローブの概略構成を示す図。 変形例2に係る他の超音波プローブの概略構成を示す図。 変形例2に係るさらに他の超音波プローブの概略構成を示す図。
[第一実施形態]
以下、第一実施形態の厚み測定装置について説明する。
本実施形態では、対象物の表面に固定し、対象物の内部の測定対象の境界を検出することで測定対象の厚みを測定する厚み測定装置を例示する。対象物としては、建築物等の各種構造体や人体等の生体が挙げられ、測定対象として建築物内部の鉄筋や生体内の臓器や筋肉、脂肪、骨等が挙げられる。
図1は、本実施形態の厚み測定装置1の概略構成を示すブロック図である。
本実施形態の厚み測定装置1は、図1に示すように、測定ユニット10と、制御ユニット20とを備えて構成されている。
(測定ユニット10の構成)
測定ユニット10は、対象物に対して装着可能に構成されて、対象物の内部に対する超音波測定を実施する。
測定ユニット10は、例えば、超音波プローブ100と、超音波プローブ100を対象物に固定する固定部11(図2~図4参照)とを含んで構成されている。固定部11の構成は特に限定されず、例えば、対象物に対して装着可能で、対象物に装着された状態で超音波プローブ100を対象物に密着させる構成等が例示できる。また、固定部11として超音波プローブ100が設けられた構造体を例示するが、超音波プローブ100を対象物に固定するものであればこれに限定されない。例えば、ジェル等の粘性ゲルを固定部として、超音波プローブ100と対象物とを接着固定するものであってもよい。
図2は、固定部11に設けられた超音波プローブ100を示す概略斜視図である。図3は、図2のX軸に沿った断面を示した概略断面図、図4は、図2のY軸に沿った断面を示した概略断面である。ここで、X軸とは、超音波プローブ100を対象物に固定させた場合に、対象物の表面に沿った一方向に平行な軸であり、Y軸とは、当該対象物の表面に沿い、かつX軸に直交する軸である。また、X軸及びY軸に直交する軸をZ軸とする。Z軸において+Z側は、固定部11から対象物に向かう方向となる。
本実施形態の超音波プローブ100は、図2から図4に示すように、保持部101と、複数の超音波素子110とを備える。
保持部101は、超音波素子110を保持する部材であり、本実施形態では固定部11に固定される。本実施形態において、保持部101は、各超音波素子110を保持する複数の保持面102A~102Eを備え、これらの保持面102A~102Eの法線方向は、それぞれ異なる方向となる。
例えば、本実施形態では、第一保持面102AはXY平面に平行であり、その法線方向はZ軸と平行となる。
第二保持面102Bは、第一保持面102Aの-X側に配置される。第二保持面102Bは、Y軸に平行で、XY平面に対してY軸回りに+θの角度で傾斜する。よって、第二保持面102Bの法線方向は、Z方向から-X側にθの角度で傾斜する。
第三保持面102Cは、第一保持面102Aの+X側に配置される。第三保持面102Cは、Y軸に平行で、XY平面に対してY軸回りに-θの角度で傾斜する。よって、第三保持面102Cの法線方向は、Z方向から+X側にθの角度で傾斜する。
第四保持面102Dは、第一保持面102Aの-Y側に配置される。第四保持面102Dは、X軸に平行で、図4に示すように、XY平面に対してX軸回りに+θの角度で傾斜する。よって、第四保持面102Dの法線方向は、Z方向から-Y側にθの角度で傾斜する。
第五保持面102Eは、第一保持面102Aの+Y側に配置される。第五保持面102Eは、Y軸に平行で、XY平面に対してX軸回りに-θの角度で傾斜する。よって、第五保持面102Eの法線方向は、Z方向から+Y側にθの角度で傾斜する。
なお、θ,θ、θ、及びθの角度は、全てが同一であってもよく、一部が異なっていてもよく、全てが異なっていてもよい。
複数の超音波素子110は、対象物に向かって超音波を送信し、対象物の内部の測定対象により反射された反射波を受信する。超音波素子110としては、超音波の送受信が可能な素子であれば、特に限定されない。
例えば、薄膜状の振動部に圧電素子を配置した超音波トランスデューサーをアレイ状に複数配置し、圧電素子への電圧の印加により各振動部を振動させることで超音波を送信させる、薄膜型超音波素子であってもよい。このような薄膜型超音波素子では、反射波によって振動膜が振動されることで圧電素子から受信信号が出力される。
或いは、圧電体に対して電圧を印加することで、圧電体自体を振動させて超音波を送信し、反射波による圧電体自体の歪みにより出力される受信信号により反射波を検出するバルク型超音波素子を用いてもよい。
測定ユニット10として、薄型化及び小型化を図るためには、薄膜型超音波素子を用いることが好適である。
これらの複数の超音波素子110は、各保持面102A~102Eに対してそれぞれ設けられている。
よって、第一保持面102Aに設けられた超音波素子110は、Z方向に沿って対象物に向かって(+Z側に)超音波を送信する。第二保持面102Bに設けられた超音波素子110は、Z方向より-X側にθの角度で傾斜する方向に超音波を送信する。第三保持面102Cに設けられた超音波素子110は、Z方向より+X側にθの角度で傾斜する方向に超音波を送信する。すなわち、X軸に沿って並ぶ超音波素子110は、XZ平面(第一平面)において互いに離隔する方向に超音波を送信する。
また、第四保持面102Dに設けられた超音波素子110は、Z方向より-Y側にθの角度で傾斜する方向に超音波を送信する。第五保持面102Eに設けられた超音波素子110は、Z方向より+Y側にθの角度で傾斜する方向に超音波を送信する。すなわち、Y軸に沿って並ぶ超音波素子110は、YZ平面(第二平面)において互いに離隔する方向に超音波を送信する。
(制御ユニット20の構成)
制御ユニット20は、例えば、測定ユニット10の固定部11の超音波素子110が設けられる面とは反対側の面に設けられていてもよく、測定ユニット10とは別体に設けられ、有線または無線で測定ユニット10と通信可能な構成としてもよい。
この制御ユニット20は、本開示の制御部に相当し、各超音波素子110の動作を制御し、超音波素子110から得られる受信信号に基づいて、対象物の内部の測定対象の厚みを測定する。
具体的には、制御ユニット20は、図1に示すように、各超音波素子110を駆動させる駆動回路21,受信信号を処理する受信回路22、各種情報を記憶するメモリー23、及び1つ又は複数のプロセッサー24を備えて構成されている。
駆動回路21は、プロセッサー24からの指令に基づいて、各超音波素子110に駆動信号を出力して駆動させ、超音波を送信させる。駆動回路21は、それぞれの超音波素子110毎に設けられてもよく、1つの駆動回路21と複数の超音波素子110とをスイッチ回路によって接続して、スイッチ回路により駆動信号を出力する駆動回路21を選択可能な構成としてもよい。
受信回路22は、超音波素子110から出力された受信信号を処理し、処理された受信信号をプロセッサー24に出力する。受信回路22は、各超音波素子110に対してそれぞれ設けられていてもよく、1つの受信回路22と複数の超音波素子110とがスイッチ回路を介して接続されていてもよい。
メモリー23は、超音波の送受信処理により測定対象の厚みを測定する測定プログラムを含む各種プログラムや、各種プログラムで使用される各種データが記録される。
プロセッサー24は、メモリー23に記憶された各種プログラムを読み込み実行することで各種演算処理を実施する。具体的には、プロセッサー24は、各種プログラムの実行により、測定制御部241、素子選択部242、及び厚み算出部243として機能する。
測定制御部241は、駆動回路21に超音波の送信指令を出力し、超音波素子110から超音波を送信させ、受信回路22から入力される受信信号を取得する。この際、測定制御部241は、複数の超音波素子110を独立して順次駆動させて、それぞれの超音波素子110からの受信信号を取得する。
素子選択部242は、各超音波素子110から得られた受信信号を比較して、所定の閾値以上の信号強度が得られた受信信号に対応する超音波素子110を、測定対象の厚みを測定するための超音波素子110として選択する。
厚み算出部243は、素子選択部242で選択された超音波素子110から得られる受信信号と、当該超音波素子110への超音波の送信タイミングとに基づいて、測定対象の厚みを算出する。
(厚み測定方法)
次に、本実施形態における厚み測定方法について説明する。
図5は、本実施形態の厚み測定方法に係るフローチャートである。
本実施形態の厚み測定装置1により対象物の内部の測定対象の厚みを測定する場合、まず、ユーザーは、固定部11を用いて測定したい対象物に測定ユニット10を固定し、超音波プローブ100を対象物に密着させる(ステップS1)。
この後、測定制御部241は、複数の超音波素子110を順次駆動させて超音波を送信させ、対象物の内部から反射された超音波を当該超音波素子110で受信させて受信信号を測定する(ステップS2)。すなわち、超音波素子110による超音波の送信処理、及び反射波の受信処理を含む超音波測定を、各超音波素子110でそれぞれ個別に実施する。
そして、素子選択部242は、得られた各超音波素子110からの受信信号から、所定の閾値以上でかつ、最大の受信信号に対応する受信信号を特定し、その受信信号を出力した超音波素子110を測定用の超音波素子110として特定する(ステップS3)。
図6及び図7は、図5のステップS2における超音波素子110と筋肉組織との位置関係の一例を示す図である。本実施形態では、対象物の内部の第二部分Ar2を測定対象とする。対象物の表面から第二部分Ar2の間にある部分を第一部分Ar1とし、本実施形態では、第一部分Ar1は、対象物の表面に最も近い位置に配置される。また、対象物の表面からの距離が第二部分Ar2よりも遠く、第二部分Ar2と隣接する部分を第三部分Ar3とする。
例えば、図6に示す例では、第一保持面102Aに設置された超音波素子110は、測定対象である第二部分Ar2の表面に対して、略垂直の超音波を送信する。一方、その他の保持面102B~102Eの超音波素子110から送信される超音波は、第一保持面102Aの超音波素子110よりも、第二部分Ar2の表面の法線に対して傾斜して送信される。なお、図6及び図7では、保持面102D,102Eに保持される超音波素子110の図示は省略している。
この場合、第一保持面102Aの超音波素子110から送信される超音波は、第二部分Ar2の表面で略正反射され、当該超音波素子110で比較的強い音圧の反射波が受信される。したがって、第一保持面102Aの超音波素子110から信号強度が大きい受信信号が出力される。その他の保持面102B~102Eの超音波素子110では、第一保持面102Aの超音波素子110に比べて、受信した反射波の音圧が小さく、受信信号の信号強度も弱くなる。
一方、図7に示す例では、第三保持面102Cに設置された超音波素子110が、第二部分Ar2の表面に対して、略垂直に超音波を送信し、その他の保持面102A,102B,102D,102Eの超音波素子110は、筋肉の表面の法線に対して傾斜する角度で超音波を送信する。したがって、この場合では、第三保持面102Cの超音波素子110から、他の超音波素子110よりも強い信号強度の受信信号が出力される。
ところで、対象物の内部の測定対象の厚みを測定する場合、第一部分Ar1、第二部分Ar2、及び第三部分Ar3までに至ることが可能な周波数の超音波を用いる。これにより、超音波の一部が、第一部分Ar1と第二部分Ar2との境界(第一境界P1)で反射し、第一境界P1を通過した超音波の一部が、第二部分Ar2と第三部分Ar3との境界(第二境界P2)で反射する。
したがって、第一境界P1で反射した反射波による受信信号、第二境界P2で反射した反射波による受信信号が得られるように、各超音波素子110は、超音波の送信タイミングから所定期間の間、超音波の受信処理を継続する。
図8は、各超音波素子110からの受信信号の時間的な変化の一例を示す図であり、実線は、第一保持面102Aの超音波素子110から出力される受信信号(第一受信信号)、破線は、第二保持面102Bの超音波素子110から出力される受信信号(第二受信信号)、一点鎖線は、第三保持面102Cの超音波素子110から出力される受信信号(第三受信信号)、を示している。
図8に示すように、各受信信号は、それぞれ、第一境界P1に対応した第一ピーク値、第二境界P2に対応した第二ピーク値を有する。
図8において、第一受信信号の第一ピーク値の位置をQ11、第二ピーク値の位置をQ12とし、第二受信信号の第一ピーク値の位置をQ21、第二ピーク値の位置をQ22とし、第三受信信号の第一ピーク値の位置をQ31、第二ピーク値の位置をQ32として示している。また、第一受信信号の第一ピーク値をq11、第二ピーク値をq12とし、第二受信信号の第一ピーク値をq21、第二ピーク値をq22とし、第三受信信号の第一ピーク値をq31、第二ピーク値をq32として説明する。
本実施形態では、ステップS3において、素子選択部242は、まず、これらの第一ピーク値及び第二ピーク値の双方が閾値F以上である受信信号を特定する。
例えば、図8の例では、第三保持面102Cの超音波素子110から出力される第三受信信号は、第一ピーク値q31及び第二ピーク値q32が閾値F未満となる。したがって、ステップS3において、第三保持面102Cの超音波素子110は、測定用の素子から除外される。
一方、第一保持面102A及び第二保持面102Bの超音波素子110から出力される受信信号は、第一ピーク値q11,q21及び第二ピーク値q12,q22の双方が閾値Fを超えるため、測定用の素子の候補として特定される。さらに、第一保持面102Aの超音波素子110からの第一受信信号の第一ピーク値q11及び第二ピーク値q12は、第二保持面102Bの超音波素子110からの第二受信信号の第一ピーク値q21及び第二ピーク値q22よりも大きい。したがって、図8の例では、第一保持面102Aの超音波素子110が測定用の素子として選択される。
なお、第一ピーク値及び第二ピーク値が共に閾値を超える受信信号が複数あり、第一ピーク値が最大の受信信号と、第二ピーク値が最大の受信信号とが異なる場合、ピーク値の比率に基づいて測定用の素子を選択してもよい。すなわち、最大となっていないピーク値が、最大値に近い受信信号を測定用に用いる。例えば、第一受信信号の第一ピーク値q11と第二受信信号の第一ピーク値q21とが、q11>q21であり、第一受信信号の第二ピーク値q12と第二受信信号の第二ピーク値q22とが、q22>q12である場合、q21/q11と、q12/q22と、を比較し、q21/q11>q12/q22の場合に、第二受信信号を出力した超音波素子110を測定用の素子とし、q21/q11<q12/q22の場合に、第一受信信号を出力した超音波素子110を測定用の素子として選択する。
或いは、第一ピーク値と第二ピーク値の合計値が最大となる受信信号を出力する超音波素子110を、測定用の素子として選択してもよい。
ステップS3の後、厚み算出部243は、ステップS3で選択された超音波素子110から出力された受信信号と、当該超音波素子110への送信指令の出力タイミングとに基づいて、測定対象である第二部分Ar2の厚みを算出する(ステップS4)。
つまり、厚み算出部243は、超音波の送信タイミングから受信信号の第一ピーク値が得られるまでの時間(第一時間)により、超音波素子110から第一境界P1までの距離L1(第一部分Ar1の厚み)を算出することができる。同様に、送信タイミングから受信信号の第二ピーク値が得られるまでの時間(第二時間)により、超音波素子110から第二境界P2までの距離L2を算出することができる。これにより、第二部分Ar2の厚みLをL=L2-L1により算出することができる。
[本実施形態の作用効果]
第一実施形態の厚み測定装置1は、測定ユニット10と制御ユニット20(制御部)とを備える。測定ユニット10は、対象物の表面から内部に超音波を送信し、かつ対象物の内部の測定対象である第二部分Ar2の表面で反射された反射波を受信して受信信号を出力する複数の超音波素子110を有し、これらの複数の超音波素子110は、互いに異なる方向に超音波を送信する。制御ユニット20は、受信信号の信号強度と所定の閾値Fとを比較して、閾値Fよりも信号強度が大きい受信信号に基づいて、第二部分Ar2の厚みを測定する。
受信信号の信号強度が閾値Fを超える場合、超音波が第二部分Ar2の表面(第一境界P1や第二境界P2)に対して、垂直に近い角度で入射し、音圧の強い反射波が超音波素子110で受信したと判定できる。したがって、このような受信信号に基づいて、第二部分Ar2の厚みを測定することで、第二部分Ar2の表面の法線方向に略沿った適正な厚みを測定できる。
また、第二部分Ar2の表面の法線に対して斜めから超音波が入力されると、第二部分Ar2の表面から超音波素子110に向かう正反射成分の超音波が減少する。すなわち、超音波の音圧が小さくなり、受信信号がノイズの埋もれる可能性が高くなることで、測定精度が低下する。これに対して、本実施形態では、受信信号の信号強度が閾値Fを超えるため、受信信号がノイズに埋もれる可能性が低く、測定精度の向上を図れる。
本実施形態では、複数の超音波素子110は、互いに離隔する方向に前記超音波を送信する。具体的には、超音波プローブ100は、X軸に沿って並ぶ複数の超音波素子110と、Y軸に沿って並ぶ複数の超音波素子110とを備える。そして、X軸に沿って並ぶ複数の超音波素子110は、XZ平面で互いに離隔する方向に超音波を送信し、Y軸に沿って並ぶ複数の超音波素子110は、YZ平面で互いに離隔する方向に超音波を送信する。
これにより、三次元空間内の広い範囲に超音波を送信することができ、対象物に対して測定ユニット10の装着位置を変更せずとも、第二部分Ar2の表面に対して略垂直に超音波を送信可能な超音波素子110を容易に特定でき、適正な超音波素子110からの受信信号に基づいた第二部分Ar2の厚みを算出することで測定精度の向上を図れる。
[第二実施形態]
上記第一実施形態では、送信超音波が互いに離隔する方向となるように複数の超音波素子110を配置する例である。これに対して、第二実施形態では、複数の超音波素子から送信される超音波が互いに近接する方向となる点で上記第一実施形態と相違する。
なお、以降の説明にあたり、既に説明した事項については、同符号を付し、その説明を省略または簡略化する。
図9は、第二実施形態の測定ユニットにおける超音波プローブ100Aの斜視図であり、図10は、図9の超音波プローブ100AのX軸に沿った断面を示した概略断面図である。
本実施形態の測定ユニットは、第一実施形態と同様、固定部11に保持された1つ以上の超音波プローブ100Aを備えている。
そして、超音波プローブ100Aは、保持部101Aと、複数の超音波素子110により構成されており、保持部101Aは、複数の保持面102F~102Jを備える。ここで、第一実施形態では、保持部101は、第一保持面102Aが+Z側に突出する凸状となるように、各保持面102B~102Eが配置されているが、第二実施形態では、保持部101Aが凹状に形成されている。
つまり、本実施形態では、XY平面と平行な第六保持面102Fの-X側の第七保持面102Gは、Y軸に平行で、XY平面に対してY軸回りに-θの角度で傾斜する。第六保持面102Fの+X側の第八保持面102Hは、Y軸に平行で、XY平面に対してY軸回りに+θの角度で傾斜する。
また、超音波プローブ100AのYZ平面で切断した場合の断面図は省略するが、Y軸に沿って配置される第九保持面102I、第六保持面102F、第十保持面102Jも同様に構成される。つまり、第六保持面102Fの-Y側の第九保持面102Iは、X軸に平行で、XY平面に対してX軸回りに-θの角度で傾斜する。第六保持面102Fの+Y側の第十保持面102Jは、X軸に平行で、XY平面に対してX軸回りに+θの角度で傾斜する。
本実施形態では、第一実施形態と同様、図5に示す厚み測定方法により、対象物の内部の測定対象である第二部分Ar2の厚みを測定することができる。
図11及び図12は、ステップS2における超音波素子110と、第二部分Ar2との位置関係の一例を示す図である。
本実施形態では、対象物に対して測定ユニットを装着して、ステップS2の超音波測定処理を実施すると、図11及び図12に示すように、各超音波素子110から互いに近接する方向に超音波が送信される。
例えば、図11に示す例では、第六保持面102Fに設置された超音波素子110は、第二部分Ar2の表面に対して、略垂直の超音波を送信し、その他の超音波素子110は、第二部分Ar2の表面の法線に対して傾斜する角度で超音波を送信する。したがって、第六保持面102Fの超音波素子110から送信される超音波は、他の超音波素子110と比べて比較的信号強度が強い受信信号を出力する。
これにより、ステップS3では、第一保持面102Aに設けられた超音波素子110が測定用の素子として選択され、ステップS4では、当該超音波素子110の受信信号に基づいて、第二部分Ar2の厚みが算出される。
一方、図13に示す例では、第七保持面102Gに設置された超音波素子110が、第二部分Ar2の表面に対して略垂直に超音波を送信し、その他の超音波素子110は、第二部分Ar2の表面の法線に対して傾斜する角度で超音波を送信する。したがって、第七保持面102Gの超音波素子110から、他の超音波素子110よりも強い信号強度の受信信号が出力されるので、ステップS3では、第七保持面102Gに設けられた超音波素子110が測定用の素子として選択される。
本実施形態においても、第一実施形態と同様に、測定ユニット10の各超音波素子110は、互いに異なる方向に超音波を送信する。そして、制御ユニット20は、受信信号の信号強度と所定の閾値Fとを比較して、閾値Fよりも信号強度が大きい受信信号に基づいて、測定対象である第二部分Ar2の厚みを測定する。
これにより、第一実施形態と同様、第二部分Ar2の表面の法線方向に略沿った適正な厚みを測定でき、かつ、受信信号がノイズに埋もれる可能性が低く、測定精度の向上を図れる。
さらに、本実施形態では、複数の超音波素子が互いに近接する方向に超音波を送信する。つまり、X軸に沿って並ぶ超音波素子110は、XZ平面で互いに近接する方向に超音波を送信し、Y軸に沿って並ぶ超音波素子110は、YZ平面で互いに近接する方向に超音波を送信する。この場合、対象物の内部の第二部分Ar2のサイズが小さい場合でも、好適に第二部分Ar2の厚みを測定できる。例えば、建築物のコンクリート内部に存在する微小な空孔等に対して好適な測定を実施できる。
[変形例]
なお、本発明は上述の各実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良、および各実施形態を適宜組み合わせる等によって得られる構成は本発明に含まれるものである。
(変形例1)
例えば、上記第一実施形態において、素子選択部242は、複数の超音波素子110のうち、信号強度が閾値以上であって、かつ最大信号強度の受信信号を出力する超音波素子110を選択した。
これに対して、素子選択部242は、信号強度が閾値F以上である受信信号を出力する複数の超音波素子110を選択してもよい。
また、保持面102A~102Eのいずれかに配置された超音波素子110によって、最大の第一ピーク値が検出され、保持面102A~102Eの他のいずれかに配置された超音波素子110によって、最大の第二ピーク値が検出される場合、第一実施形態では、信号強度の比に基づいて、測定用の素子を選択する例を示した。これに対して、最大の第一ピーク値の受信信号を出力した超音波素子110(第1の超音波素子)と、最大の第二ピーク値の受信信号を出力した超音波素子110(第2の超音波素子)とを測定用の素子として選択してもよい。
上記のように、複数の超音波素子110が選択された場合、厚み算出部243は、これらの受信信号により算出される筋肉厚の平均値を採用すればよい。
例えば、厚み算出部243は、第1の超音波素子から出力される受信信号に基づいて、超音波の送信タイミングから第一ピーク値が得られるまでの第一時間、及び第二ピーク値が得られるまでの第二時間を検出し、第1の測定対象の厚みを算出する。同様に、厚み算出部243は、第2の超音波素子から出力される受信信号に基づく第一時間及び第二時間から、第2の測定対象の厚みを算出する。そして、第1の測定大砲厚みと第2の測定対象の厚みの平均値を、測定対象の厚みとして採用する。
或いは、厚み算出部243は、各ピーク値が得られる平均時間に基づいて筋肉厚を算出してもよい。例えば、厚み算出部243は、測定用の素子として選択された複数の超音波素子110の各受信信号の第一ピーク値が得られるまでの第一時間の平均値により、超音波プローブ100から第一境界P1までの距離L1´を算出する。また、測定用の素子として選択された複数の超音波素子110の受信信号の第二ピーク値が得られるまでの第二時間の平均値により、超音波プローブ100から第二境界P2までの距離L2´を算出する。そして、厚み算出部243は、測定対象の厚みLをL=L2´-L1´により算出する。
さらに、上記の例は、受信信号に基づいた測定対象の厚みの平均、又は、受信信号における第一時間の平均、及び第二時間の平均を用いた筋肉厚の算出例であるが、その他の代表値を用いた筋肉厚の算出を行ってもよい。例えば、ピーク値が閾値を超える受信信号が3つ以上ある場合、各受信信号に基づいて測定対象の厚みを算出し、その中央値や最頻値等により、最終的な測定対象の厚みを求めてもよい。
(変形例2)
上記第一実施形態では、保持部101の各保持面102A~102Eにより、各超音波素子110から出力される超音波が互いに離隔する方向に送信される例を示した。また、第二実施形態では、保持部101Aの各保持面102F~102Jにより、各超音波素子110から出力される超音波が互いに近接する方向に送信される例を示した。これに対して、超音波の送信方向を、音響レンズにより変化させる構成としてもよい。
図13及び図14は、変形例2に係る超音波プローブ100B,100Cの概略構成を示す断面図である。
図13の超音波プローブ100Bは、XY平面に平行な保持面102Kを有する保持部101Bに、X方向に沿って複数の超音波素子(第一超音波素子111、第二超音波素子112、及び第三超音波素子113)が配置されている。第二超音波素子112は、第一超音波素子111の-X側に配置され、第三超音波素子113は、第一超音波素子111の+X側に配置される。
音響レンズ120は、保持部101B及び複数の超音波素子を覆って設けられている。この音響レンズ120は、第一超音波素子111に対向する第一レンズ面121、第二超音波素子112に対向する第二レンズ面122、第三超音波素子113に対向する第三レンズ面123を有し、+Z側の面が凸状に形成される。つまり、第一レンズ面121は、XY平面に平行な平面となる。第二レンズ面122は、Y軸に平行で、XY平面に対してY軸回りに-θの角度で傾斜する、第三レンズ面123は、Y軸に平行で、XY平面に対してY軸回りに+θの角度で傾斜する。
このような構成では、音響レンズ120によって超音波が屈折されることで、第一実施形態と同様、各超音波素子111,112,113から送信される超音波を互いに離隔する方向に送信することができる。
また、図14に示す超音波プローブ100Cは、超音波プローブ100Bと同様、XY平面に平行な保持面102Kを有する保持部101Bに、X方向に沿って複数の超音波素子(第一超音波素子111、第二超音波素子112、及び第三超音波素子113)が配置され、保持部101B及び超音波素子111,112,113を覆う音響レンズ120Aが設けられている。
そして、この超音波プローブ100Cでは、音響レンズ120Aの+Z側の面が凹状に形成される。つまり、第四レンズ面124は、XY平面に平行な平面となる。第五レンズ面125は、Y軸に平行で、XY平面に対してY軸回りに+θの角度で傾斜する、第六レンズ面126は、Y軸に平行で、XY平面に対してY軸回りに-θの角度で傾斜する。
このような構成では、音響レンズ120によって超音波が屈折されることで、第二実施形態と同様、各超音波素子111,112,113から送信される超音波を互いに近接する方向に送信することができる。
なお、Y方向に超音波素子を配置する場合も同様である。
図15は、変形例2に係る他の超音波プローブ100Dの構成例を示す斜視図である。
本開示の厚み測定装置1として、各超音波素子110は、超音波の送信方向が互いに異なっていればよい。第一実施形態及び第二実施形態では、X方向に配置された各超音波素子110が、Y軸に直交し、X軸及びZ軸に対する傾斜角度がそれぞれ異なる超音波を送信する例である。これに対して、図15の超音波プローブ100Dは、保持部101Cに保持面102K,102L,102Mが設けられており、それぞれ、X軸に平行で、XY平面に対してX軸回りの傾斜角度がそれぞれ異なる。各保持面102K,102L,102Mには、それぞれ超音波素子110が設けられている。このような構成により、各超音波素子110は、X軸に直交し、Y軸及びZ軸に対する傾斜角度がそれぞれ異なる超音波を送信することができる。
このような超音波プローブ100Dでは、対象物の内部において深度の異なる第二部分Ar2に対して超音波を送信できる。つまり、第一部分Ar1の厚みの違いによる誤差を低減できる。
(変形例3)
上記実施形態では、測定対象である第二部分Ar2の第一境界P1及び第二境界P2による反射波に基づいて第二部分Ar2の厚みを測定したが、測定対象を第一部分Ar1として、第一境界P1で反射される反射波に基づいて第一部分Ar1の厚みを測定してもよい。
[本開示のまとめ]
本開示の第一態様の厚み測定装置は、内部に測定対象が含まれる対象物に装着され、超音波を用いて前記測定対象の厚みを測定する厚み測定装置であって、前記対象物の表面から前記超音波を送信し、かつ前記測定対象で反射された反射波を受信して受信信号を出力する複数の超音波素子と、前記超音波素子を制御する制御部と、を備え、複数の前記超音波素子は、互いに異なる方向に超音波を送信し、前記制御部は、前記受信信号の信号強度と所定の閾値とを比較して、前記閾値よりも前記信号強度が大きい前記受信信号に基づいて、前記測定対象の厚みを測定する。
これにより、測定対象の表面に対して、垂直に近い角度で入射する超音波に基づいて測定対象の厚みを測定する。このため、測定対象の表面の法線方向に略沿った適正な厚みを測定できるとともに、超音波の減衰による測定精度の低下や測定誤差の増大を抑制できる。
第一態様の厚み測定装置において、複数の前記超音波素子は、互いに離隔する方向に前記超音波を送信する。
これにより、広い範囲に超音波を送信することができるので、対象物に対する複数の超音波素子の装着位置を変更せずとも、測定対象の表面に対して略垂直となる方向に超音波を送信可能な超音波素子を容易に特定できる。
第一態様の厚み測定装置において、複数の前記超音波素子は、第一軸に沿って並ぶ複数の前記超音波素子と、前記第一軸に直交する第一軸に沿って並ぶ複数の前記超音波素子とを備え、前記第一軸に沿って並ぶ複数の前記超音波素子は、前記第一軸及び第二軸に直交する軸を第三軸として、前記第一軸及び前記第三軸を含む第一平面において、互いに離隔する方向に前記超音波を送信し、前記第二軸に沿って並ぶ複数の前記超音波素子は、前記第二軸及び前記第三軸を含む第二平面において、互いに離隔する方向に前記超音波を送信する。
これにより、超音波を1平面内のみならず、三次元空間の広い範囲に送信することができ、測定対象に対して適正に超音波を送信できる超音波素子を特定することができ、厚み測定における測定精度の向上を図れる。
1…厚み測定装置、10…測定ユニット、20…制御ユニット、21…駆動回路、22…受信回路、23…メモリー、24…プロセッサー、100,100A,100C,100D…超音波プローブ、101,101A,101B,101C…保持部、110…超音波素子、241…測定制御部、242…素子選択部、243…厚み算出部。


Claims (3)

  1. 内部に測定対象が含まれる対象物に装着され、超音波を用いて前記測定対象の厚みを測定する厚み測定装置であって、
    前記対象物の表面から前記超音波を送信し、かつ前記測定対象で反射された反射波を受信して受信信号を出力する複数の超音波素子と、
    前記超音波素子を制御する制御部と、を備え、
    複数の前記超音波素子は、互いに異なる方向に超音波を送信し、
    前記制御部は、前記受信信号の信号強度と所定の閾値とを比較して、前記閾値よりも前記信号強度が大きい前記受信信号を出力した前記超音波素子を測定用の超音波素子として特定し、特定された測定用の前記超音波素子から出力された前記受信信号と、測定用の前記超音波素子への送信指令の出力タイミングとに基づいて、前記超音波の送信タイミングから前記受信信号の第一ピーク値が得られるまでの時間により、測定用の前記超音波素子から前記測定対象の第一境界までの距離L1を算出し、同様に、前記送信タイミングから前記受信信号の第二ピーク値が得られるまでの時間により、測定用の前記超音波素子から前記測定対象の第二境界までの距離L2を算出し、前記測定対象の厚みLをL=L2-L1により測定する、
    厚み測定装置。
  2. 複数の前記超音波素子は、互いに離隔する方向に前記超音波を送信する、
    請求項1に記載の厚み測定装置。
  3. 複数の前記超音波素子は、第一軸に沿って並ぶ複数の前記超音波素子と、前記第一軸に直交する第二軸に沿って並ぶ複数の前記超音波素子とを備え、
    前記第一軸に沿って並ぶ複数の前記超音波素子は、前記第一軸及び第二軸に直交する軸を第三軸として、前記第一軸及び前記第三軸を含む第一平面において、互いに離隔する方向に前記超音波を送信し、
    前記第二軸に沿って並ぶ複数の前記超音波素子は、前記第二軸及び前記第三軸を含む第二平面において、互いに離隔する方向に前記超音波を送信する、
    請求項2に記載の厚み測定装置。
JP2022001478A 2022-01-07 2022-01-07 厚み測定装置 Active JP7779151B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022001478A JP7779151B2 (ja) 2022-01-07 2022-01-07 厚み測定装置
CN202310012689.9A CN116412785A (zh) 2022-01-07 2023-01-05 厚度测定装置
US18/150,828 US20230218273A1 (en) 2022-01-07 2023-01-06 Thickness measurement device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022001478A JP7779151B2 (ja) 2022-01-07 2022-01-07 厚み測定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2023101102A JP2023101102A (ja) 2023-07-20
JP7779151B2 true JP7779151B2 (ja) 2025-12-03

Family

ID=87052247

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022001478A Active JP7779151B2 (ja) 2022-01-07 2022-01-07 厚み測定装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20230218273A1 (ja)
JP (1) JP7779151B2 (ja)
CN (1) CN116412785A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20140350397A1 (en) 2011-04-13 2014-11-27 Cornell University Ultrasound transducer probe and methods
US20210059634A1 (en) 2018-05-02 2021-03-04 Koninklijke Philips N.V. Systems and methods for ultrasound screening
JP2021113682A (ja) 2020-01-16 2021-08-05 Jfeスチール株式会社 被検体の肉厚測定装置及び肉厚測定方法

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62106749A (ja) * 1985-11-01 1987-05-18 キヤノン株式会社 角膜厚測定用超音波プロ−ブ
JPH0335698A (ja) * 1989-07-03 1991-02-15 Touitsu Kogyo Kk 超音波探触子
JP2002195986A (ja) * 2000-12-27 2002-07-10 Nkk Corp 超音波アレイ探触子及び超音波探傷方法
JP5844325B2 (ja) * 2013-09-13 2016-01-13 富士フイルム株式会社 超音波診断装置
EP3470775B1 (de) * 2017-10-11 2022-12-14 Flexim Flexible Industriemesstechnik GmbH Verfahren und messanordnung zur messung von schichtdicke und schallwellengeschwindigkeit in ein- oder mehrlagigen proben mittels ultraschall ohne a-priori kenntnis der jeweils anderen grösse
WO2019082892A1 (ja) * 2017-10-24 2019-05-02 株式会社Lily MedTech 超音波診断システム及び超音波診断方法
JP7189101B2 (ja) * 2019-08-28 2022-12-13 株式会社日立製作所 超音波センサ、形状推定方法、膜剥離検査方法及び超音波検査システム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20140350397A1 (en) 2011-04-13 2014-11-27 Cornell University Ultrasound transducer probe and methods
US20210059634A1 (en) 2018-05-02 2021-03-04 Koninklijke Philips N.V. Systems and methods for ultrasound screening
JP2021113682A (ja) 2020-01-16 2021-08-05 Jfeスチール株式会社 被検体の肉厚測定装置及び肉厚測定方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20230218273A1 (en) 2023-07-13
CN116412785A (zh) 2023-07-11
JP2023101102A (ja) 2023-07-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5499939B2 (ja) 測定装置、生体検査装置、流速測定方法、および圧力測定方法
JP5280927B2 (ja) 音速測定装置及び音速測定方法
US10682119B2 (en) Shape sensing for flexible ultrasound transducers
US20170205500A1 (en) Ultrasonic probe and ultrasonic apparatus
JP7264770B2 (ja) 超音波検査システム及び超音波検査方法
US20100018313A1 (en) Method and device of detecting shape and bone strength diagnostic device using the device
JP5374086B2 (ja) 骨強度診断装置及び骨強度測定方法
WO2011058986A1 (ja) 超音波診断システム
JP7779151B2 (ja) 厚み測定装置
WO2006011544A1 (ja) 血管形状測定装置、血流速度測定装置、および血流量測定装置
US6554772B2 (en) Ultrasonic diagnosis device
RU2604562C2 (ru) Способ ультразвукового измерения упругих свойств
JP6933038B2 (ja) 超音波信号処理装置、超音波診断装置、および、超音波信号処理方法
US6090046A (en) Apparatus and method for ultrasonic bone assessment
JP5854072B2 (ja) 血管径測定装置、血管径の測定方法
JP2015166024A (ja) 超音波センサーおよび超音波測定装置
JP4611064B2 (ja) 3次元超音波探触子及び3次元超音波診断装置
JPH09229748A (ja) 超音波液面レベルセンサ
CN208573752U (zh) 复合探头及测量系统
JP2012120722A (ja) 超音波骨評価装置
JP2009222701A (ja) 管体の肉厚形状測定装置、その方法および管体の製造方法
JP5772995B2 (ja) 測定装置、生体検査装置、流速測定方法、および圧力測定方法
JP2012075821A (ja) 超音波骨評価装置
JPH0375557A (ja) 超音波探触子
JP5620720B2 (ja) 超音波骨評価装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20241008

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20250730

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20250805

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20250929

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20251021

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20251103

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7779151

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150