JP7767775B2 - 半導体装置及び半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置及び半導体装置の製造方法

Info

Publication number
JP7767775B2
JP7767775B2 JP2021139027A JP2021139027A JP7767775B2 JP 7767775 B2 JP7767775 B2 JP 7767775B2 JP 2021139027 A JP2021139027 A JP 2021139027A JP 2021139027 A JP2021139027 A JP 2021139027A JP 7767775 B2 JP7767775 B2 JP 7767775B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooling plate
front surface
recess
cooling
semiconductor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021139027A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2023032734A (ja
Inventor
一雄 榎本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP2021139027A priority Critical patent/JP7767775B2/ja
Priority to CN202210704630.1A priority patent/CN115732434A/zh
Priority to US17/850,688 priority patent/US20230066154A1/en
Publication of JP2023032734A publication Critical patent/JP2023032734A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7767775B2 publication Critical patent/JP7767775B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • H10W40/22
    • H10W70/027
    • H10W74/127
    • H10W76/15
    • H10W40/60
    • H10W72/07336
    • H10W72/30
    • H10W72/352
    • H10W72/552
    • H10W72/5522
    • H10W72/5524
    • H10W72/5525
    • H10W72/59
    • H10W72/691
    • H10W72/871
    • H10W72/884
    • H10W72/90
    • H10W74/114
    • H10W76/47
    • H10W90/00
    • H10W90/754
    • H10W90/764

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)
  • Structures Or Materials For Encapsulating Or Coating Semiconductor Devices Or Solid State Devices (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)

Description

本発明は、半導体装置及び半導体装置の製造方法に関する。
半導体装置は、パワーデバイスを含み、電力変換装置として用いられる。パワーデバイスは、例えば、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)、パワーMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)である。また、半導体装置は、金属により構成される冷却板上に配置されるパワーデバイスを含む半導体チップと絶縁回路基板とがケースに収納されて、ケース内が封止部材により封止されている。
特開2013-115297号公報
しかし、半導体装置において、封止部材と冷却板とは互いの密着性により密着している。このような密着性は経年劣化してしまい、時間の経過に伴って維持することが難しい。密着力が低下すると、封止部材が剥離してしまい、剥離箇所から水分が浸入してしまうことがある。これにより、半導体チップ及び絶縁回路基板等の絶縁性が維持できなくなる。また、密着力が低下すると、半導体チップ及び絶縁回路基板がケースから離脱してしまうおそれもある。このため、半導体装置の信頼性が低下してしまう。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、封止部材と冷却板との密着性が向上された半導体装置及び半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
本発明の一観点によれば、半導体チップを含む半導体ユニットと、前記半導体ユニットが冷却おもて面に配置される冷却板と、前記冷却おもて面の外縁部に接着剤を介して前記外縁部に沿って設けられ、前記半導体ユニットを取り囲むケースと、前記ケース内の前記冷却板上の前記半導体ユニットを封止する封止部材と、を備え、前記冷却板は、前記冷却おもて面に形成された凹状の窪み部と前記窪み部の内部に形成され、前記冷却おもて面に対して鋭角に傾斜した係合面とを含む結合部を備え、前記結合部は、前記半導体ユニットから離隔し、前記ケースが設けられた前記冷却おもて面の四隅に形成され、前記窪み部は、前記冷却おもて面よりも全体が下位に位置し、平面視で外縁部が環状を成す窪み底面と前記窪み底面を取り囲む内壁部とを含み、前記結合部は、前記窪み底面から前記冷却板に対する前記半導体ユニットの積層方向に突出し、前記係合面と前記係合面の反対側の内面とを含むブロック状を成し、前記内面は前記係合面と共に傾斜する突起部をさらに含み、前記突起部は、平面視で前記係合面が前記内壁部を向いて前記内壁部に沿って環状に等間隔に隙間を空けて形成され、前記内面により囲まれた中空部を構成している、半導体装置が提供される。
また、本発明の一観点によれば、半導体チップを含む半導体ユニットと冷却板とを用意する用意工程と、前記冷却板の冷却おもて面に前記半導体ユニットを配置して、前記冷却おもて面の外縁部に接着剤を介して前記外縁部に沿って、前記半導体ユニットを取り囲むケースを配置する配置工程と、前記ケース内の前記冷却板上の前記半導体ユニットを封止部材で封止する封止工程と、を有し、前記配置工程の前に、前記冷却板の前記冷却おもて面に凹状の窪み部と前記窪み部の内部に窪み底面から前記冷却板に対する前記半導体ユニットの積層方向に突出する、前記積層方向に平行な係合面及び前記係合面の反対側の内面を含む突起部とを前記冷却おもて面の、前記半導体ユニットが配置されるユニット領域から離隔し、前記ケースが配置されるケース領域に囲まれる領域の四隅に形成する形成工程と、前記係合面が前記冷却おもて面に対して鋭角に傾斜するように前記突起部を傾斜する傾斜工程と、をさらに含前記窪み部は、前記冷却おもて面よりも全体が下位に位置し、平面視で外縁部が環状を成す窪み底面と前記窪み底面を取り囲む内壁部とを含み、前記傾斜工程後において、前記突起部は、前記係合面と前記内面とを含むブロック状を成し、前記内面は前記係合面と共に傾斜し、平面視で前記係合面が前記内壁部を向いて前記内壁部に沿って環状に等間隔に隙間を空けて形成され、前記内面により囲まれた中空部を構成している、半導体装置の製造方法が提供される。
開示の技術によれば、封止部材と冷却板との密着性が向上して、半導体装置の信頼性の低下を抑制することができる。
第1の実施の形態における半導体装置の平面図である。 第1の実施の形態における半導体装置の側断面図である。 第1の実施の形態における半導体装置に含まれる半導体ユニットの平面図である。 第1の実施の形態における半導体装置に含まれる冷却板に形成された結合部の斜視図である。 第1の実施の形態における半導体装置に含まれる冷却板に形成された結合部の側断面図である。 第1の実施の形態における半導体装置の製造方法を示すフローチャートである。 第1の実施の形態における半導体装置の製造方法に含まれる搭載工程の図である。 第1の実施の形態における半導体装置の製造方法に含まれる取り付け工程の図である。 第1の実施の形態における冷却板の結合部の製造方法を示すフローチャートである。 第1の実施の形態における冷却板の結合部の製造方法に含まれる窪み形成工程の平面図である。 第1の実施の形態における冷却板の結合部の製造方法に含まれる窪み形成工程の側断面図である。 第1の実施の形態における冷却板の結合部の製造方法に含まれる傾斜付け工程の図(その1)である。 第1の実施の形態における冷却板の結合部の製造方法に含まれる傾斜付け工程の図(その2)である。 第1の実施の形態の変形例1-1における半導体装置に含まれる冷却板に形成された結合部の側断面図である。 第2の実施の形態における半導体装置の平面図である。 第2の実施の形態における半導体装置に含まれる冷却板に形成された結合部の平面図である。 第2の実施の形態における半導体装置に含まれる冷却板に形成された結合部の側断面図である。 第2の実施の形態の変形例2-1における半導体装置に含まれる冷却板に形成された結合部の平面図である。 第3の実施の形態における半導体装置に含まれる冷却板に形成された結合部の側断面図である。 第3の実施の形態における半導体装置に含まれる冷却板に形成された結合部の平面図である。 第4の実施の形態における半導体装置に含まれる冷却板に形成された結合部の側断面図である。 第4の実施の形態における半導体装置に含まれる冷却板に形成された結合部の平面図である。 第5の実施の形態における半導体装置に含まれる冷却板に形成された結合部の断面図である。
以下、図面を参照して、実施の形態について説明する。なお、以下の説明において、「おもて面」及び「上面」とは、半導体装置において、上側を向いた面(+Z方向)を表す。同様に、「上」とは、半導体装置において、上側の方向(+Z方向)を表す。「裏面」及び「下面」とは、半導体装置において、下側を向いた面(-Z方向)を表す。同様に、「下」とは、半導体装置において、下側の方向(-Z方向)を表す。必要に応じて半導体装置以外の図面でも同様の方向性を意味する。「おもて面」、「上面」、「上」、「裏面」、「下面」、「下」、「側面」は、相対的な位置関係を特定する便宜的な表現に過ぎず、本発明の技術的思想を限定するものではない。例えば、「上」及び「下」は、必ずしも地面に対する鉛直方向を意味しない。つまり、「上」及び「下」の方向は、重力方向に限定されない。また、以下の説明において「主成分」とは、80vol%以上含む場合を表す。
[第1の実施の形態]
以下、第1の実施の形態の半導体装置について、図1~図3を用いて説明する。図1は、第1の実施の形態における半導体装置の平面図であり、図2は、第1の実施の形態における半導体装置の側断面図であり、図3は、第1の実施の形態における半導体装置に含まれる半導体ユニットの平面図である。なお、図1では、封止部材68の図示を省略している。図2は、図1の一点鎖線Y1-Y1における断面図である。
半導体装置10は、半導体ユニット50と、半導体ユニット50が配置された冷却板70と、冷却板70に設けられ、半導体ユニット50を取り囲むケース60と、ケース60内の半導体ユニット50を封止する封止部材68と、を含んでいる。
半導体ユニット50は、絶縁回路基板20と、絶縁回路基板20上に設けられた半導体チップ30と、導電ブロック部24a,24b,24cと、配線部材40,41と、を含んでいる。
絶縁回路基板20は、平面視で矩形状である。絶縁回路基板20は、さらに、絶縁板21と絶縁板21のおもて面に設けられた回路パターン22a,22b,22cと絶縁板21の裏面に設けられた金属板23とを含んでいる。また、回路パターン22a,22bのおもて面には、半導体チップ30が接合部材(図示を省略)により機械的、かつ、電気的に接合されている。また、回路パターン22a,22b,22cのおもて面には、導電ブロック部24a,24b,24cが接合部材により機械的、かつ、電気的に接合されている。さらに、配線部材40が回路パターン22b上の半導体チップ30と回路パターン22cとを機械的、かつ、電気的に接続している。配線部材41が回路パターン22a上の半導体チップ30と回路パターン22bとを機械的、かつ、電気的に接続している。
絶縁板21は、平面視で矩形状を成す。また、絶縁板21は、角部がR形状や、C形状に面取りされていてもよい。絶縁板21は、熱伝導性のよいセラミックスにより構成されている。セラミックスは、例えば、酸化アルミニウム、窒化アルミニウム、または、窒化珪素を主成分とする材料により構成されている。また、絶縁板21の厚さは、0.2mm以上、2.0mm以下である。
回路パターン22a,22b,22cは、絶縁板21の縁部を除いた全面にわたって形成されている。好ましくは、平面視で、回路パターン22a,22b,22cの絶縁板21の外周に面する端部は、金属板23の絶縁板21の外周側の端部と重畳する。このため、絶縁回路基板20は、絶縁板21の裏面の金属板23との応力バランスが維持される。絶縁板21の過度な反り、割れ等の損傷が抑制される。具体的には、回路パターン22a,22b,22cはそれぞれ平面視で矩形状を成している。回路パターン22aは、絶縁板21のおもて面に対して、-X方向側の端部から、+X方向側の端部に渡り、また、-Y方向側に寄って形成されている。回路パターン22bは、絶縁板21のおもて面に対して、+X方向側の端部から、-X方向側の端部の手前まで延伸し、また、+Y方向側に寄って形成されている。回路パターン22cは、絶縁板21のおもて面に対して、回路パターン22の-X方向側に隣接する領域に形成されている。
また、回路パターン22a,22b,22cの厚さは、0.1mm以上、2.0mm以下である。回路パターン22a,22b,22cは、導電性に優れた金属により構成されている。このような金属は、例えば、銅、アルミニウム、または、少なくともこれらの一種を含む合金である。また、回路パターン22a,22b,22cの表面に対して、耐食性を向上させるために、めっき処理を行ってもよい。この際、用いられるめっき材は、例えば、ニッケル、ニッケル-リン合金、ニッケル-ボロン合金である。絶縁板21に対する回路パターン22a,22b,22cは、絶縁板21のおもて面に金属板を形成し、この金属板に対してエッチング等の処理を行って得られる。または、あらかじめ金属板から切り出した回路パターン22a,22b,22cを絶縁板21のおもて面に圧着させてもよい。なお、回路パターン22a,22b,22cは一例である。必要に応じて、回路パターンの個数、形状、大きさ等を適宜選択してもよい。
金属板23は、平面視で矩形状を成す。また、角部がR形状や、C形状に面取りされていてもよい。金属板23は、絶縁板21のサイズより小さく、絶縁板21の縁部を除いた裏面全面に形成されている。金属板23は、熱伝導性に優れた金属を主成分として構成されている。金属は、例えば、銅、アルミニウムまたは、少なくともこれらの一種を含む合金である。また、金属板23の厚さは、0.1mm以上、2.0mm以下である。金属板23の耐食性を向上させるために、めっき処理を行ってもよい。この際、用いられるめっき材は、例えば、ニッケル、ニッケル-リン合金、ニッケル-ボロン合金である。
このような絶縁板21と回路パターン22a,22b,22cと金属板23とを含む絶縁回路基板20として、例えば、DCB(Direct Copper Bonding)基板、AMB(Active Metal Brazed)基板を用いてもよい。
半導体チップ30は、シリコン、炭化シリコンまたは窒化ガリウムから構成されるパワーデバイス素子を含んでいる。半導体チップ30の厚さは、例えば、40μm以上、250μm以下である。パワーデバイス素子は、スイッチング素子またはダイオード素子である。スイッチング素子は、例えば、IGBT、パワーMOSFETである。このような半導体チップ30は、例えば、裏面に主電極としてドレイン電極(または、コレクタ電極)を、おもて面に、制御電極及び主電極としてゲート電極及びソース電極(または、エミッタ電極)をそれぞれ備えている。
ダイオード素子は、例えば、SBD(Schottky Barrier Diode)、PiN(P-intrinsic-N)ダイオードのFWD(Free Wheeling Diode)である。このような半導体チップ30は、裏面に主電極としてカソード電極を、おもて面に主電極としてアノード電極をそれぞれ備えている。半導体チップ30は、必要に応じて、スイッチング素子及びダイオード素子の少なくともいずれかが選択されて、その裏面側が回路パターン22a,22b上に接合部材により機械的、かつ、電気的に接合される。
また、半導体チップ30に、IGBT及びFWDの機能を合わせ持つRC(Reverse-Conducting)-IGBTを用いてもよい。なお、図3では、半導体チップ30がRC-IGBTである場合を例示している。半導体チップ30は、おもて面に、エミッタ電極である出力電極31とゲート電極である制御電極32と、裏面にコレクタ電極である入力電極(図示を省略)を備えている。このような半導体チップ30が、制御電極32が図3中+X方向側を、出力電極31が-X方向側を向いてそれぞれ回路パターン22a,22bに接合されている。
配線部材40,41は、例えば、リードフレームであり、導電性に優れた金属により構成されている。このような金属は、例えば、銅、アルミニウム、または、少なくともこれらの一種を含む合金である。また、配線部材40,41の表面に対して、耐食性を向上させるために、めっき処理を行ってもよい。この際、用いられるめっき材は、例えば、ニッケル、ニッケル-リン合金、ニッケル-ボロン合金である。
配線部材40は、一端部が回路パターン22cに接合部材により接合され、他端部が回路パターン22bの半導体チップ30の出力電極31に接合部材により接合され、回路パターン22b,22cを跨いでいる。配線部材41は、一端部が回路パターン22bに接合部材により接合され、他端部が回路パターン22aの半導体チップ30の出力電極31に接合部材により接合され、回路パターン22b,22aを跨いでいる。なお、配線部材40,41は、回路パターン22c,22bに対しては、接合部材による接合に代わり、超音波接合、レーザ溶接により接合してもよい。
導電ブロック部24a~24cは、ブロック状(立方体状)を成している。このような導電ブロック部24a~24cは、導電性に優れた金属により構成されている。このような金属は、例えば、銅、アルミニウム、または、少なくともこれらの一種を含む合金である。また、導電ブロック部24a~24cの表面に対して、耐食性を向上させるために、めっき処理を行ってもよい。この際、用いられるめっき材は、例えば、ニッケル、ニッケル-リン合金、ニッケル-ボロン合金である。導電ブロック部24a~24cは接合部材により機械的、かつ、電気的に接合されている。
導電ブロック部24aは、回路パターン22aの図3中の-X方向の端部に接合部材により接合されている。導電ブロック部24bは、回路パターン22bの図3中のX方向の端部であって、-Y方向側に寄って接合部材により接合されている。導電ブロック部24cは、回路パターン22cの図3中の-Y方向の端部に寄って接合部材により接合されている。
なお、上記で説明した全ての接合部材は、はんだ、または、金属焼結体である。はんだは、鉛フリーはんだが用いられる。鉛フリーはんだは、例えば、錫、銀、銅、亜鉛、アンチモン、インジウム、ビスマスの少なくとも2つを含む合金を主成分とする。さらに、はんだには、添加物が含まれてもよい。添加物は、例えば、ニッケル、ゲルマニウム、コバルトまたはシリコンである。はんだは、添加物が含まれることで、濡れ性、光沢、結合強度が向上し、信頼性の向上を図ることができる。金属焼結体で用いられる金属は、例えば、銀または銀合金である。
冷却板70は、平面視で矩形状を成している。また、冷却板70の厚さは、1.0mm以上、10.0mm以下であり、例えば、3.0mm程度である。このような冷却板70は、熱伝導性に優れた金属を主成分として構成されている。金属は、例えば、銅、アルミニウムまたは、少なくともこれらの一種を含む合金である。冷却板70の耐食性を向上させるために、めっき処理を行ってもよい。この際、用いられるめっき材は、例えば、ニッケル、ニッケル-リン合金、ニッケル-ボロン合金である。
また、冷却板70のおもて面(冷却おもて面)には、半導体ユニット50(絶縁回路基板20の金属板23)の裏面が接合部材52により接合される。なお、半導体ユニット50は、例えば、冷却板70のおもて面の中央部に接合される。この場合の接合部材52は、既述のはんだまたは金属焼結体であってよい。または、ろう材、サーマルインターフェースマテリアルでもよい。ろう材は、例えば、アルミニウム合金、チタン合金、マグネシウム合金、ジルコニウム合金、シリコン合金の少なくともいずれかを主成分とする。接合部材としてろう材を用いる場合には、絶縁回路基板20(金属板23)の裏面を冷却板70のおもて面の所定領域にろう付け加工で接合することができる。サーマルインターフェースマテリアルは、例えば、熱伝導性のグリス、エラストマーシート、RTV(Room Temperature Vulcanization)ゴム、ゲル、フェイズチェンジ材の様々な材料の総称である。グリスは、例えば、金属酸化物のフィラーが混入されたシリコーンである。また、この場合の冷却ユニットは、例えば、熱伝導性に優れたアルミニウム、鉄、銀、銅、または、少なくともこれらの一種を含む合金により構成されている。
さらに、このような冷却板70のおもて面には、結合部80が形成されている。結合部80は、例えば、後述するケース60が配置され、ケース60内の冷却板70の四隅にそれぞれ形成されている。結合部80の形成箇所、個数は、これに限られるものではない。結合部80は、ケース60内の冷却板70のおもて面に半導体ユニット50を避けて形成される。すなわち、結合部80は、冷却板70のケース60及び半導体ユニット50が配置される領域には形成されることはない。結合部80の詳細については後述する。
ケース60は、枠部61と、枠部61に一体成形された外部接続端子63,64,65及び制御端子66a,66bとを含んでいる。枠部61は、平面視で環状を成している。枠部61は、外側面61a,61b,61c,61dで外囲が順に囲まれており、内壁面61e,61f,61g,61hで収納領域61iを順に囲んでいる。また、枠部61は、内壁面61eに端子台62a,62bがそれぞれ間隔を空けて設けられている。端子台62a,62bは、それぞれ内壁面61eから収納領域61iに内壁面61eに対して垂直に突出している。このような端子台62a,62bは、内壁面61eに対して垂直を成し、上方(+Z方向)を向いたおもて面(X-Y平面)を含む。このような枠部61は、冷却板70の外縁部に沿って接着剤67を介して半導体ユニット50を取り囲んで設けられている。なお、接着剤67は、耐熱温度が100℃~200℃程度である、エポキシ系、シリコーン系、アクリル系の有機物系接着剤を使用できる。また、接着剤67は、ペースト状またはシート状のいずれでもよい。
外部接続端子63,64,65は、導電性に優れた金属により構成されている。このような金属は、例えば、銅、アルミニウム、または、少なくともこれらの一種を含む合金である。また、外部接続端子63,64,65の表面に対して、耐食性を向上させるために、めっき処理を行ってもよい。この際、用いられるめっき材は、例えば、ニッケル、ニッケル-リン合金、ニッケル-ボロン合金である。外部接続端子63,64,65は接合部材により機械的、かつ、電気的に接合されている。
外部接続端子63,64は、枠部61の外側面61c及び内壁面61gを貫通して枠部61に設けられている。外部接続端子63,64の一端部(枠部61の内側)は、導電ブロック部24c,24aに機械的、かつ、電気的に接合されている。外部接続端子63,64の他端部(枠部61の外側)は、外側面61cに垂直に外部に延伸している。外部接続端子65は、枠部61の外側面61a及び内壁面61eを貫通して枠部61に設けられている。外部接続端子65の一端部(枠部61の内側)は、導電ブロック部24bに機械的、かつ、電気的に接合されている。外部接続端子65の他端部(枠部61の外側)は、外側面61aに垂直に外部に延伸している。外部接続端子63,64,65の一端部は、導電ブロック部24c,24a,24bに対して既述の接合部材により接合され、超音波接合、または、レーザ溶接により接合されている。
制御端子66a,66bは、導電性に優れた金属により構成されている。このような金属は、例えば、銅、アルミニウム、または、少なくともこれらの一種を含む合金である。また、制御端子66a,66bの表面に対して、耐食性を向上させるために、めっき処理を行ってもよい。この際、用いられるめっき材は、例えば、ニッケル、ニッケル-リン合金、ニッケル-ボロン合金である。制御端子66a,66bは接合部材により機械的、かつ、電気的に接合されている。
制御端子66a,66bは、側面視(X-Z平面)で、L字状を成している。制御端子66a,66bの一端部は、それぞれ、端子台62a,62bのおもて面から表出されている。制御端子66a,66bは、外側面61aと内壁面61eとで挟まれる枠部61の部分を通り、制御端子66a,66bの他端部は枠部61のおもて面から垂直上方(Z方向)に延伸している。制御端子66a,66bの一端部と、回路パターン22b,22a上の半導体チップ30の制御電極32とがそれぞれワイヤ51により機械的、かつ、電気的に接続されている。ワイヤ51は、導電性に優れた材質により構成されている。当該材質として、例えば、金、銀、銅、アルミニウム、または、少なくともこれらの一種を含む合金により構成されている。また、ワイヤ51の径は、例えば、110μm以上、400μm以下である。
このようなケース60は、樹脂により構成されている。この樹脂は、熱可塑性樹脂を主成分として構成されている。熱可塑性樹脂は、例えば、ポリフェニレンサルファイド樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂、ポリブチレンサクシネート樹脂、ポリアミド樹脂、または、アクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂である。所定の金型に、外部接続端子63,64,65及び制御端子66a,66bを含む金属板をセットする。当該金型にこのような樹脂充填し固化して、金型を離脱させて、金属板から余分な箇所を切断する。このようにして、ケース60は、枠部61と外部接続端子63,64,65及び制御端子66a,66bとが一体成形されて形成される。
封止部材68は、半導体ユニット50とワイヤ51とケース60内の外部接続端子63,64,65及び制御端子66a,66bとを封止できる高さまでケース60内を封止する。また、この際、封止部材68は、後述するように、結合部80も封止している。封止部材68は、熱硬化性樹脂とフィラーとして熱硬化性樹脂に含有される充填剤とを含んでいる。熱硬化性樹脂は、例えば、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、マレイミド樹脂である。充填剤は、例えば、二酸化シリコン、酸化アルミニウム、窒化ホウ素または窒化アルミニウムである。このような封止部材68の一例として、エポキシ樹脂と充填剤(フィラー)とを含んでいる。フィラーは、既述の充填材の少なくとも一つが用いられる。
次に、冷却板70に形成されている結合部80について、図4及び図5を用いて説明する。図4は、第1の実施の形態における半導体装置に含まれる冷却板に形成された結合部の斜視図であり、図5は、第1の実施の形態における半導体装置に含まれる冷却板に形成された結合部の側断面図である。なお、図4は、図1の冷却板70に形成された結合部80を拡大して示している。また、図5は、図4の一点鎖線X1-X1における断面図である。
結合部80は、冷却板70のおもて面に形成された凹状の窪み部81と、窪み部81の内部に形成された複数(図4及び図5では4つ)の突起部82とを含んでいる。窪み部81は、窪み底面81aと窪み底面81aの外周に環状を成す内壁部81bとを含む凹状を成している。
窪み底面81aは、冷却板70のおもて面よりも(-Z方向に)低位に位置する。窪み底面81aの平面視の形状は、実質的な円形であることが好ましい。窪み部81の加工状況によっては、窪み底面81aの形状は、例えば、歪んだ円形、楕円形、角部がR形状の矩形状でもよい。また、窪み底面81aは、冷却板70のおもて面に対して実質的に平行であることが好ましい。窪み部81の加工状況によっては、窪み底面81aは冷却板70の裏面に対して、傾斜し、または、平らではなく一部が他より窪み、凹凸を含んでいてもよい。なお、窪み部81の深さは、冷却板70の厚さの10.0%以上、90.0%以下である。なお、窪み部81の深さとは、窪み底面81aの最低位から冷却板70のおもて面までの高さである。
内壁部81bは、冷却板70のおもて面に対して実質的に垂直であることが望ましい。窪み部81の加工状況によっては、内壁部81bは、窪み部81の上部(冷却板70のおもて面側)が下部(冷却板70の裏面側)よりも広がっていてもよい。なお、このように広がる内壁部81bは必ずしも対称に広がらなくてもよい。また、内壁部81bの窪み底面81aに対する繋ぎ目は、直角ではなく、R形状が形成されていることが好ましい。このため、結合部80に封止部材68が充填された際に、内壁部81bと窪み底面81aとの繋ぎ目まで封止部材68が空気(ボイド)を含むことなく充填される。ボイドが含まれると、冷却板70の冷却性の低下、封止部材68の結合部80に対する密着性の低下が懸念される。なお、窪み部81の上部(冷却板70のおもて面側)が下部(冷却板70の裏面側)よりも狭まっている場合については後述する。
突起部82は、冷却板70と同様の材質により構成されていてもよい。突起部82は、平面視で、例えば、筒状の部材を略均等に4つに分割して、それぞれを外側に傾倒したようなブロック状を成している。すなわち、突起部82は、窪み底面81aのおもて面に内壁部81bに沿って環状に複数形成されている。なお、この場合の分割の個数は、一例である。このような突起部82は、係合面82b及び内面82aを含んでいる。係合面82b及び内面82aは、それぞれ、内壁部81b側に突出するような曲面を成している。係合面82bは、内壁部81b側を向いており、内面82aは窪み底面81aの中心側を向いている。係合面82bは、冷却板70のおもて面に対して鋭角に傾斜している。図4及び図5では、冷却板70のおもて面と窪み底面81aとが略平行である場合を示している。したがって、係合面82bは、窪み底面81aに対して鋭角に傾斜している。なお、この際の傾斜角は傾斜角αで表され、傾斜角αは、45°以上、85°以下であることが好ましい。したがって、内面82aの傾斜角βは、180°-傾斜角αで表される。なお、突起部82に含まれる各面の繋ぎ目は、必ずしも直角である必要はなく、R形状を成していてもよい。また、このように傾倒した突起部82は、窪み部81から冷却板70のおもて面から突出していない。また、それぞれの突起部82に隣接する、係合面82bと内面82aとを繋ぐ面もまた、窪み底面81aに対して鋭角に傾斜していてもよい。
このような結合部80がおもて面に形成された冷却板70上に封止部材68が充填されると、封止部材68は結合部80の窪み部81内に入り込む。封止部材68が窪み部81内を充填されると、それぞれの突起部82もまた封止部材68に封止される。このように封止部材68はケース60内を封止して固化する。時間の経過に伴って封止部材68の冷却板70に対する密着性が低下すると、封止部材68の領域により冷却板70のおもて面から剥離してしまう。また、半導体装置10内では、冷却板70、ケース60、封止部材68の熱膨張係数の差により、応力が発生してしまう。特に、応力はケース60内の角部に集中しやすい。このような応力も相まって、封止部材68の剥離が進展してしまうおそれがある。
そこで、半導体装置10では、封止部材68に封止されている突起部82の係合面82bは、傾斜しているために封止部材68に対してアンカー効果を奏する。すなわち、結合部80の窪み部81内において、+Z方向に剥離しようとする封止部材68が突起部82の傾斜した係合面82bにより-Z方向に抑制される。突起部82が係合面82bにより封止部材68に係合する。特に、半導体装置10の結合部80は、ケース60が取り付けられた冷却板70の四隅に形成されている。このため、半導体装置10では、封止部材68の冷却板70からの剥離が抑制される。なお、このような結合部80は、封止部材68の剥離防止のために、半導体ユニット50が搭載された冷却板70の空いた領域に少なくとも1つ形成されていればよい。既述のように、ケース60が取り付けられた冷却板70の四隅に形成されていることが好ましい。
また、仮に、突起部82が係合面82bを含んでいたとしても、間隔が無く、中空部83も無く、逆円錐台状(または、漏斗状)を成して、窪み部81に形成されている場合、突起部82のサイズによっては、封止部材68が突起部82と窪み部81との隙間に入りにくく、ボイドができてしまうおそれもある。一方、図4及び図5では、複数(4つ)の突起部82は、環状に間隔を空けて形成されている。また、突起部82は中空部83を囲んでいる。このため、突起部82は、充填された封止部材68に絡まれやすく、確実に封止される。また、突起部82が窪み部81内で内壁部81b側に広がった形状であっても、突起部82間の隙間、中空部83のため、窪み部81も封止部材68により確実に封止される。したがって、結合部80内が確実に封止部材68により封止されるため、突起部82の係合面82bによる封止部材68に対する剥離抑制効果が得やすくなる。
次に、このような半導体装置10の製造方法について、図6~図8並びに図1及び図2を用いて説明する。図6は、第1の実施の形態における半導体装置の製造方法を示すフローチャートである。また、図7は、第1の実施の形態における半導体装置の製造方法に含まれる搭載工程の図、図8は、第1の実施の形態における半導体装置の製造方法に含まれる取り付け工程の図である。
まず、半導体装置10の構成部品を用意する用意工程を行う(ステップS10)。当該用意工程では、半導体装置10の構成部品である、少なくとも、半導体チップ30、絶縁回路基板20、ケース60、冷却板70を用意する。ケース60は、事前に、外部接続端子63,64,65及び制御端子66a,66bを一体成形により製造しておく。冷却板70もまた、事前に、結合部80をおもて面に形成しておく。なお、冷却板70の製造方法については、後述する。
次いで、ステップS10で用意した構成部品を用いて半導体ユニット50を製造する半導体ユニット製造工程を行う(ステップS11)。所定の固定治具に絶縁回路基板20をセットし、絶縁回路基板20の回路パターン22a,22bに半導体チップ30を、回路パターン22a,22b,22cに導電ブロック部24a,24b,24cを、それぞれ接合部材を介して搭載する。さらに、配線部材40の一端部を回路パターン22cに、他端部を回路パターン22bの半導体チップ30の出力電極31にそれぞれ接合部材を介して搭載する。配線部材41の一端部を回路パターン22bに、他端部を回路パターン22aの半導体チップ30の出力電極31に接合部材を介してそれぞれ搭載する。例えば、接合部材がはんだ板の際には、このように搭載したものを加熱してはんだ板を溶融し、溶融したはんだを冷却して固化することでそれぞれを接合することができる。以上により、半導体ユニット50が製造される。
次いで、冷却板70に半導体ユニット50を搭載する搭載工程を行う(ステップS12)。図7に示されるように、冷却板70の搭載領域(図7では中央部)に接合部材52を介して半導体ユニット50を搭載する。接合部材としてはんだ板である場合には、このように搭載したものを加熱してはんだ板を溶融し、溶融したはんだを冷却して固化することで冷却板70に半導体ユニット50を接合することができる。
次いで、半導体ユニット50が搭載された冷却板70にケース60を取り付ける取り付け工程を行う(ステップS13)。図8に示されるように、半導体ユニット50が搭載された冷却板70の外縁部に沿って環状に接着剤67を塗布する。塗布領域は、ケース60の取り付け領域であって、冷却板70の結合部80よりも外側の外縁部である。冷却板70の接着剤67上にケース60を取り付ける。ケース60が冷却板70に取り付けられると、外部接続端子63,64,65のケース60内の一端部が導電ブロック部24c,24a,24bのおもて面に当接される。このような外部接続端子63,64,65の一端部をレーザ溶接により導電ブロック部24c,24a,24bのおもて面に接合する(図1を参照)。
次いで、ケース60内で、半導体チップ30の制御電極32と制御端子66a,66bとをワイヤ51で機械的、かつ、電気的に接続する配線工程を行う(ステップS14)。ボンディング装置により、回路パターン22aの半導体チップ30の制御電極32と端子台62b上の制御端子66bとの間をワイヤ51で直接接続する(図2を参照)。また、同様に、回路パターン22bの半導体チップ30の制御電極32と端子台62a上の制御端子66aとの間をワイヤ51で直接接続する。
次いで、ケース60の収納領域61i内を封止部材68により封止する封止工程を行う(ステップS15)。ケース60の収納領域61i内の全体に密着性促進剤を塗布する。密着性促進剤は、例えば、ポリアミド系の樹脂が挙げられる。そして、ケース60の収納領域61i内に封止部材68を充填して、半導体ユニット50等を封止する。以上により、半導体装置10が製造される。
次に、図6のステップS10で用意される冷却板70の製造方法について、図9~図13を用いて説明する。図9は、第1の実施の形態における冷却板の結合部の製造方法を示すフローチャートである。図10は、第1の実施の形態における冷却板の結合部の製造方法に含まれる窪み形成工程の平面図である。図11は、第1の実施の形態における冷却板の結合部の製造方法に含まれる窪み形成工程の側断面図であり、図12及び図13は、第1の実施の形態における冷却板の結合部の製造方法に含まれる傾斜付け工程の図である。なお、図11は、図10の一点鎖線Y1-Y1における断面図である。図12及び図13は、図11の断面図に対応する。
まず、冷却板70となる金属板を用意する用意工程を行う(ステップS20)。ここで用意される金属板は、例えば、アルミニウムを主成分とするものである。また、このような金属板から、冷却板70に対応する領域を切り出す。以下、切り出されたものを冷却板70と称する。
次いで、ステップS20で用意した冷却板70の所定領域に窪みを形成する窪み形成工程を行う(ステップS21)。冷却板70の所定領域(ここでは、四隅からそれぞれ中央部に寄った4箇所)に対して、所定の金型を用いてプレス加工を行う。これにより、図10及び図11に示されるように、平面視で円形の窪み部81が形成される。さらに、窪み部81の窪み底面81aに内壁部81bに沿って環状に4つの突起部82が等間隔で、中空部83を取り囲んで形成されている。なお、突起部82間の間隔は、任意である。また、突起部82は分離されていれば互いに接していてもよい。4つの突起部82で中空部83を内部に備える円筒を構成する。このため、内面82a及び係合面82bは、図10に示したように、曲面を成している。この突起部82は、窪み底面81aに一体的に接続されており、冷却板70のおもて面に対して垂直上方(+Z方向)に延伸している。すなわち、それぞれの突起部82の内面82aが中空部83を向いており、係合面82bが内壁部81bを向いている。また、内面82aと係合面82bと内壁部81bとは略平行を成している。
次いで、突起部82に対して傾斜を付ける傾斜付け工程を行う(ステップS22)。窪み部81の窪み底面81aから垂直上方(+Z方向)に延伸する突起部82を傾倒するために、傾斜付け治具90を用いる。傾斜付け治具90は、少なくとも本体部の先端に尖塔部91を設ける。尖塔部91は、頂点部91bを備える傾斜面91aを含んでいる。傾斜面91aは、平面視で、頂点部91bを中心とする円形を成している。なお、傾斜面91aは、平面視で、円形に限らず、矩形状であってもよい。また、傾斜面91aの平面視の面積は、平面視で環状に配置された突起部82の面積よりも広いことが好ましい。側面視で、傾斜面91aの頂点部91bは任意の角度を成している。この角度は、図12に示すように、尖塔部91の頂点部91bを中空部83に入り込ませた際に、当該頂点部91bが中空部83の(Z方向の高さにおいて)中心から上方(+Z方向)に位置する程度であってよい。また、頂点部91bは、中空部83に入れば、必ずしも尖っていなくてもよい。
このような傾斜付け治具90の尖塔部91の頂点部91bを中空部83の中心に位置合わせする。傾斜付け治具90を傾斜面91aが突起部82に当接するまで、金属板側(-Z方向)に移動させる。そして、傾斜付け治具90を冷却板70側(-Z方向)に押圧する。すると、突起部82は傾斜面91aから外側(内壁部81b側)に押圧されることで、図13に示されるように、傾倒する。また、この際、突起部82は同時に外側(内壁部81b側)に傾倒する。突起部82の傾斜角は、傾斜付け治具90の押圧距離、頂点部91bの角度等に依存する。なお、突起部82を傾倒させるに当たり、傾斜付け治具90の利用は一例である。この場合に限らず、例えば、突起部82を一つずつ外側に折り曲げるように傾倒させてもよい。但し、傾斜付け治具90を用いることで、複数の突起部82を同時に傾倒させることができ、冷却板70を効率よく製造することができる。以上により、窪み部81と窪み部81内に傾斜した係合面82bを含む突起部82とを含む結合部80が形成された冷却板70が得られる。
上記の半導体装置10は、半導体チップ30を含む半導体ユニット50と、半導体ユニット50がおもて面に配置される冷却板70と、冷却板70のおもて面の外縁部に接着剤67を介して当該外縁部に沿って設けられ、半導体ユニット50を取り囲むケース60と、ケース60内の冷却板70上の半導体ユニット50を封止する封止部材68と、を備える。この際、冷却板70は、冷却板70のおもて面に形成された凹状の窪み部81と窪み部81の内部に形成され、冷却板70のおもて面に対して鋭角に傾斜した係合面82bとを含む結合部80を備える。このような結合部80もまた封止部材68により封止されると、突起部82の係合面82bが封止部材68に対してアンカー効果を有する。このため、封止部材68の冷却板70からの剥離が抑制される。
このような封止部材68の剥離を抑制する効果をより得るためには、突起部82の封止部材68との接触面積をできるかぎり増加させることが好ましい。したがって、冷却板70の空いた領域に許される範囲で、なおかつ、冷却板70の強度が低下しない程度のサイズの結合部80が数多く形成されることが好ましい。また、以下では、封止部材68の剥離をより抑制することができる変形例について、図14を用いて説明する。
(変形例1-1)
図14は、第1の実施の形態の変形例1-1における半導体装置に含まれる冷却板に形成された結合部の側断面図である。変形例1-1の結合部80では、突起部82が冷却板70のおもて面から延伸している。この場合、図4及び図5に示した場合と比べて、係合面82bが広くなるに伴って、係合面82bの封止部材68に対する接触面積が増加する。このため、図4及び図5の場合よりも、封止部材68の剥離をより確実に抑制することができるようになる。なお、突起部82は、平面視で、窪み部81を塞がない程度に冷却板70のおもて面から延伸することが好ましい。
[第2の実施の形態]
第2の実施の形態では冷却板70に形成される結合部をケース60に沿って環状に形成する場合を例に挙げる。このような半導体装置について、図15~図17を用いて説明する。図15は、第2の実施の形態における半導体装置の平面図である。図16は、第2の実施の形態における半導体装置に含まれる冷却板に形成された結合部の平面図であり、図17は、第2の実施の形態における半導体装置に含まれる冷却板に形成された結合部の側断面図である。なお、図16は、図15の破線で囲った領域の拡大平面図である。図17は、図16の一点鎖線X1-X1における断面図である。また、第2の実施の形態の半導体装置10は、結合部80a以外は、第1の実施の形態の半導体装置10と同様の構成である。このため、重複する構成部品に対する符号を省略して、必要箇所のみに符号を付している。
第2の実施の形態の半導体装置10は、ケース60が取り付けられた冷却板70のおもて面の外縁部にケース60に沿って環状に連続して結合部80aが形成されている。結合部80aは、図16に示されるように、窪み部81と窪み部81内に形成されている2つの突起部82とを含んでいる。窪み部81は、冷却板70のおもて面の外縁部に環状に連続して溝状に形成されている。窪み部81は、窪み底面81aと内壁部81bとを備えている。
窪み底面81aの平面視の形状は、冷却板70の各辺に実質的に平行であって連続した環状を成している。窪み部81の加工状況によっては、窪み底面81aは、必ずしも冷却板70の各辺に平行でなくてもよく、各辺に対して多少の角度を成して形成されていてもよい。また、窪み底面81aの角部は直角でなくてもよく、R形状を成していてもよい。また、窪み底面81aの幅(図16中のY方向の長さ)は、全体的に実質的に一定であればよく、幅にばらつきがあってもよい。窪み部81の加工状況によっては、窪み底面81aは冷却板70の裏面に対して、傾斜し、平らではなく一部が他より窪み、また、凸凹であってもよい。なお、窪み部81の深さは、冷却板70の厚さの10.0%以上、90.0%以下である。なお、窪み部81の深さとは、窪み底面81aの最低位から冷却板70のおもて面までの高さである。
内壁部81bは、冷却板70のおもて面に対して実質的に垂直であることが望ましい。窪み部81の加工状況によっては、内壁部81bは、窪み部81の上部(冷却板70のおもて面側)が下部(冷却板70の裏面側)よりも広がっていてもよい。なお、このような内壁部81bは必ずしも対称に広がらなくてもよい。また、内壁部81bの窪み底面81aに対する繋ぎ目は、直角ではなく、R形状が形成されていることが好ましい。なお、窪み部81の上部(冷却板70のおもて面側)が下部(冷却板70の裏面側)よりも狭まっている場合については後述する。
2つの突起部82は、冷却板70と同様の材質により構成されていてもよい。2つ突起部82は、平板状を成して、窪み底面81aのおもて面に内壁部81bに沿って環状に連続して形成されている。2つの突起部82の断面は、図17に示されるように、I字型を成して、上部(窪み部81の開口側)が内壁部81b側に傾倒している。このような突起部82は、係合面82b及び内面82aを含んでいる。それぞれの係合面82bは、内壁部81b側を向いており、それぞれの内面82aは互いに向き合っている。なお、中空部83は、2つの突起部82の内面82aで挟まれている。係合面82bは、冷却板70のおもて面に対して鋭角に傾斜している。係合面82bの傾斜については、第1の実施の形態の係合面82bと同様である。また、このように傾倒した突起部82は、窪み部81から冷却板70のおもて面から突出していない場合である。
このような結合部80aもまた、第1の実施の形態と同様に図9のフローチャートに沿って形成することができる。すなわち、ステップS20で用意した冷却板70のケース60の取り付け領域に沿って窪みを形成する窪み形成工程を行う(ステップS21)。冷却板70のケース60に沿った領域に対して、所定の金型を用いてプレス加工を行う。これにより、溝状の窪み部81が形成される。さらに、窪み部81の窪み底面81aに内壁部81bに沿って環状に2つの突起部82が平行に、中空部83を挟んで形成される。この2つの突起部82は、窪み底面81aに一体的に接続されており、冷却板70のおもて面に対して垂直上方(+Z方向)に延伸している。すなわち、それぞれの突起部82の内面82aが中空部83を向いており、係合面82bが内壁部81bを向いている。また、内面82aと係合面82bと内壁部81bとは略平行を成している。
次いで、突起部82に対して傾斜を付ける傾斜付け工程を行う(ステップS22)。窪み部81の窪み底面81aから垂直上方(+Z方向)に延伸する突起部82を傾倒するために、傾斜付け治具90を用いる。この場合の傾斜付け治具90もまた、少なくとも本体部の先端に尖塔部91を設ける。尖塔部91は、平面視で環状を成しており、頂点部91bを備える傾斜面91aを含んでいる。すなわち、断面が図12に示される傾斜付け治具90が環状に形成されている。側面視で、傾斜面91aの頂点部91bは任意の角度を成している。この角度は、図12に示すように、尖塔部91の頂点部91bを中空部83に入り込ませた際に、当該頂点部91bが中空部83の(Z方向の高さにおいて)中心から上方(+Z方向)に位置する程度であってよい。また、頂点部91bは、中空部83に入れば、必ずしも尖っていなくてもよい。
このような傾斜付け治具90を、第1の実施の形態と同様に冷却板70側に押圧することで、図17に示されるように、傾倒する。また、この際も2つの突起部82は同時に外側(内壁部81b側)に傾倒する。この場合に限らず、例えば、突起部82を一つずつ外側に折り曲げるように傾倒させてもよい。但し、傾斜付け治具90を用いることで、複数の突起部82を同時に傾倒させることができ、冷却板70を効率よく製造することができる。以上により、窪み部81と窪み部81内に傾斜した係合面82bを含む突起部82とを含む結合部80が形成された冷却板70が得られる。
第2の実施の形態の半導体装置10でも、封止部材68に封止されている突起部82の係合面82bは、傾斜しているために封止部材68に対してアンカー効果を奏する。また、第2の実施の形態の半導体装置10の結合部80は、ケース60が取り付けられた冷却板70の四隅を含んで環状に形成されている。したがって、第2の実施の形態の半導体装置10でも、封止部材68の冷却板70からの剥離が抑制される。なお、第2の実施の形態の結合部80は、冷却板70のケース60に沿って環状に連続して形成せずに、ケース60が取り付けられた冷却板70の角部近傍に平面視でL字状に形成してもよい。また、2つの突起部82は、第1の実施の形態の変形例1-1のように、冷却板70のおもて面から突出してもよい。
(変形例2-1)
第2の実施の形態の変形例2-1では、図16の場合に対して、2つの突起部82が連続しておらず、破線状に形成されている場合について、図18を用いて説明する。図18は、第2の実施の形態の変形例2-1における半導体装置に含まれる冷却板に形成された結合部の平面図である。
結合部80において、図16の2つの突起部82は、必ずしも、連続している必要はない。図18に示されるように、2つの突起部82は、破線状を成して、冷却板70の外縁部に環状に形成されていてもよい。第1の実施の形態で説明したように、2つの突起部82は、隙間を設けることで封止部材68から封止されやすく、また、窪み部81も封止部材68から封止されやすくなる。特に、2つの突起部82において、互い違いに隙間が位置することで、さらなる、封止部材68による封止が容易となる。
[第3の実施の形態]
第3の実施の形態では、第1の実施の形態の半導体装置10に含まれる結合部の窪み部の内壁部が傾斜している場合を例に挙げる。このような結合部について、図19及び図20を用いて説明する。図19は、第3の実施の形態における半導体装置に含まれる冷却板に形成された結合部の側断面図であり、図20は、第3の実施の形態における半導体装置に含まれる冷却板に形成された結合部の平面図である。なお、図19は、図20の一点鎖線Y1-Y1における断面図である。また、第3の実施の形態の結合部80b以外は第1の実施の形態の半導体装置10を参照することができる。
第3の実施の形態の半導体装置10に含まれる結合部80bは、第1の実施の形態の結合部80において、突起部82を含まず、窪み部81の内壁部81bが冷却板70のおもて面に対して鋭角に傾斜している。すなわち、ここでの内壁部81bは、第1の実施の形態の結合部80と同様に傾斜している。
このような結合部80bが形成された冷却板70を含む半導体装置10では、封止部材68で封止された結合部80bの内壁部81bが傾斜しているため、封止部材68に対してアンカー効果を奏する。すなわち、結合部80bの窪み部81内において、+Z方向に剥離しようとする封止部材68が窪み部81の傾斜した内壁部81bにより-Z方向に抑制される。窪み部81が内壁部81bにより封止部材68に係合する。このため、半導体装置10では、封止部材68の冷却板70からの剥離が抑制される。
第2の実施の形態の結合部80aにおいても、突起部82を除いて、窪み部81の内壁部81bを第3の実施の形態と同様に傾斜させてもよい。また、環状の結合部80aにおいて、一部の窪み部81の内壁部81bのみを傾斜させてもよい。例えば、環状の結合部80aにおいて、長辺部分及び短辺部分のみの内壁部81bを傾斜させてもよい。角部の傾斜を避けることで、角部に封止部材68を適切に封止させることが可能となる。または、環状の結合部80aの窪み部81の内周側及び外周側の内壁部81bの一方のみを傾斜させてもよい。但し、封止部材68の剥離を確実に抑制するためには、環状の結合部80aにおいて、傾斜される内壁部81bの面積は広いことが好ましい。
[第4の実施の形態]
第4の実施の形態では、第3の実施の形態の結合部80bの窪み部81に対して、第1の実施の形態の突起部82を形成する場合を例に挙げて説明する。このような結合部について、図21及び図22を用いて説明する。図21は、第4の実施の形態における半導体装置に含まれる冷却板に形成された結合部の側断面図であり、図22は、第4の実施の形態における半導体装置に含まれる冷却板に形成された結合部の平面図である。なお、図21は、図22の一点鎖線Y1-Y1における断面図である。また、第4の実施の形態の結合部80c以外は第1の実施の形態の半導体装置10を参照することができる。
第4の実施の形態の半導体装置10に含まれる結合部80cは、第3の実施の形態の結合部80bにおいて、第1の実施の形態の突起部82が窪み部81の窪み底面81aに形成されている。すなわち、突起部82及び窪み部81の内壁部81bが冷却板70のおもて面に対してそれぞれ鋭角に傾斜している。
このような結合部80cが形成された冷却板70を含む半導体装置10では、封止部材68で封止された結合部80cの内壁部81b及び突起部82が傾斜しているため、封止部材68に対してアンカー効果を奏する。すなわち、結合部80cの窪み部81内において、+Z方向に剥離しようとする封止部材68が窪み部81の傾斜した内壁部81b及び突起部82の係合面82bにより-Z方向に抑制される。窪み部81が内壁部81b及び突起部82により封止部材68に係合する。このため、半導体装置10では、封止部材68の冷却板70からの剥離が抑制される。特に、第4の実施の形態の結合部80cは、窪み部81の内壁部81b及び突起部82が封止部材68に係合するため、第1~第3の実施の形態の場合よりも、より確実に封止部材68の剥離を抑制することができる。
第2の実施の形態の結合部80aにおいても、傾斜している突起部82に対して、窪み部81の内壁部81bを第4の実施の形態と同様に傾斜させてもよい。この際もまた、環状の結合部80aにおいて、突起部82を傾斜させて、例えば、長辺部分、短辺部分だけといった一部の窪み部81の内壁部81bを傾斜させてもよい。また、環状の結合部80aの窪み部81の内周側及び外周側の内壁部81bの一方のみを傾斜させてもよい。
[第5の実施の形態]
第5の実施の形態では、窪み部に形成される突起部が窪み部の径方向または幅方向に沿って複数形成される場合を例に挙げる。このような結合部について、図23を用いて説明する。図23は、第5の実施の形態における半導体装置に含まれる冷却板に形成された結合部の断面図である。なお、図23は、図5及び図17に対応する断面図である。また、第5の実施の形態の半導体装置10は、結合部80d以外は第1の実施の形態の半導体装置10を参照することができる。
第5の実施の形態の半導体装置10に含まれる結合部80dは、第1の実施の形態の結合部80において、突起部82が窪み部81の径方向に沿って複数形成されている。なお図23では、突起部82が窪み部81の径方向に2つずつ形成されている場合を示している。
また、第2の実施の形態の結合部80aにおいて、第5の実施の形態の結合部80dに鑑みて、突起部82が窪み部81の幅方向に沿って複数形成されている。なお、図23では、突起部82が窪み部81の方向に2つずつ形成されている場合に対応する。
この場合、図5及び図17に示した場合と比べて、係合面82bが増加するに伴って、係合面82bの封止部材68に対する接触面積が増加する。このため、図5及び図17の場合よりも、封止部材68の剥離をより確実に抑制することができるようになる。
10 半導体装置
20 絶縁回路基板
21 絶縁板
22a,22b,22c 回路パターン
23 金属板
24a,24b,24c 導電ブロック部
30 半導体チップ
31 出力電極
32 制御電極
40,41 配線部材
50 半導体ユニット
51 ワイヤ
52 接合部材
60 ケース
61 枠部
61a,61b,61c,61d 外側面
61e,61f,61g,61h 内壁面
61i 収納領域
62a,62b 端子台
63,64,65 外部接続端子
66a,66b 制御端子
67 接着剤
68 封止部材
70 冷却板
80,80a,80b,80c,80d 結合部
81 窪み部
81a 窪み底面
81b 内壁部
82 突起部
82a 内面
82b 係合面
83 中空部
90 傾斜付け治具
91 尖塔部
91a 傾斜面
91b 頂点部

Claims (5)

  1. 半導体チップを含む半導体ユニットと、
    前記半導体ユニットが冷却おもて面に配置される冷却板と、
    前記冷却おもて面の外縁部に接着剤を介して前記外縁部に沿って設けられ、前記半導体ユニットを取り囲むケースと、
    前記ケース内の前記冷却板上の前記半導体ユニットを封止する封止部材と、
    を備え、
    前記冷却板は、前記冷却おもて面に形成された凹状の窪み部と前記窪み部の内部に形成され、前記冷却おもて面に対して鋭角に傾斜した係合面とを含む結合部を備え、
    前記結合部は、前記半導体ユニットから離隔し、前記ケースが設けられた前記冷却おもて面の四隅に形成され、
    前記窪み部は、前記冷却おもて面よりも全体が下位に位置し、平面視で外縁部が環状を成す窪み底面と前記窪み底面を取り囲む内壁部とを含み、
    前記結合部は、前記窪み底面から前記冷却板に対する前記半導体ユニットの積層方向に突出し、前記係合面と前記係合面の反対側の内面とを含むブロック状を成し、前記内面は前記係合面と共に傾斜する突起部をさらに含み、
    前記突起部は、平面視で前記係合面が前記内壁部を向いて前記内壁部に沿って環状に等間隔に隙間を空けて形成され、前記内面により囲まれた中空部を構成している、
    半導体装置。
  2. 前記突起部は、前記冷却おもて面を越えて、前記窪み底面から突出している、
    請求項に記載の半導体装置。
  3. 半導体チップを含む半導体ユニットと冷却板とを用意する用意工程と、
    前記冷却板の冷却おもて面に前記半導体ユニットを配置して、前記冷却おもて面の外縁部に接着剤を介して前記外縁部に沿って、前記半導体ユニットを取り囲むケースを配置する配置工程と、
    前記ケース内の前記冷却板上の前記半導体ユニットを封止部材で封止する封止工程と、 を有し、
    前記配置工程の前に、
    前記冷却板の前記冷却おもて面に凹状の窪み部と前記窪み部の内部に窪み底面から前記冷却板に対する前記半導体ユニットの積層方向に突出する、前記積層方向に平行な係合面及び前記係合面の反対側の内面を含む突起部とを前記冷却おもて面の、前記半導体ユニットが配置されるユニット領域から離隔し、前記ケースが配置されるケース領域に囲まれる領域の四隅に形成する形成工程と、
    前記係合面が前記冷却おもて面に対して鋭角に傾斜するように前記突起部を傾斜する傾斜工程と、
    をさらに含
    前記窪み部は、前記冷却おもて面よりも全体が下位に位置し、平面視で外縁部が環状を成す窪み底面と前記窪み底面を取り囲む内壁部とを含み、
    前記傾斜工程後において、前記突起部は、前記係合面と前記内面とを含むブロック状を成し、前記内面は前記係合面と共に傾斜し、平面視で前記係合面が前記内壁部を向いて前記内壁部に沿って環状に等間隔に隙間を空けて形成され、前記内面により囲まれた中空部を構成している、
    半導体装置の製造方法。
  4. 前記形成工程において、前記窪み部に対して、前記突起部を、平面視で前記係合面が外側を向いて環状に複数形成し、
    前記傾斜工程において、複数の前記突起部のそれぞれの前記内面を外側に押圧して、複数の前記突起部を傾斜する、
    請求項に記載の半導体装置の製造方法。
  5. 前記傾斜工程において、複数の前記突起部のそれぞれの前記内面を外側に同時に押圧する、
    請求項に記載の半導体装置の製造方法。
JP2021139027A 2021-08-27 2021-08-27 半導体装置及び半導体装置の製造方法 Active JP7767775B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021139027A JP7767775B2 (ja) 2021-08-27 2021-08-27 半導体装置及び半導体装置の製造方法
CN202210704630.1A CN115732434A (zh) 2021-08-27 2022-06-21 半导体装置及半导体装置的制造方法
US17/850,688 US20230066154A1 (en) 2021-08-27 2022-06-27 Semiconductor device and method of manufacturing the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021139027A JP7767775B2 (ja) 2021-08-27 2021-08-27 半導体装置及び半導体装置の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2023032734A JP2023032734A (ja) 2023-03-09
JP7767775B2 true JP7767775B2 (ja) 2025-11-12

Family

ID=85288434

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021139027A Active JP7767775B2 (ja) 2021-08-27 2021-08-27 半導体装置及び半導体装置の製造方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20230066154A1 (ja)
JP (1) JP7767775B2 (ja)
CN (1) CN115732434A (ja)

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004228286A (ja) 2003-01-22 2004-08-12 Mitsubishi Electric Corp 電力用半導体装置
JP2005353945A (ja) 2004-06-14 2005-12-22 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置およびその製造方法
JP2006100320A (ja) 2004-09-28 2006-04-13 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置
JP2006222347A (ja) 2005-02-14 2006-08-24 Toyota Motor Corp 半導体モジュールと半導体モジュールの製造方法
JP2006286977A (ja) 2005-03-31 2006-10-19 Eudyna Devices Inc 半導体装置およびその製造方法並びに金属部材および金属部材の製造方法。
JP2015072991A (ja) 2013-10-02 2015-04-16 株式会社三井ハイテック リードフレーム及びその製造方法並びにそれを用いた半導体装置
JP2018046057A (ja) 2016-09-12 2018-03-22 株式会社東芝 半導体パッケージ
JP2019040971A (ja) 2017-08-24 2019-03-14 富士電機株式会社 半導体装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5389167U (ja) * 1976-12-21 1978-07-21
JPS59111348A (ja) * 1982-12-17 1984-06-27 Toshiba Corp 樹脂封止型半導体装置用リ−ドフレ−ム
JP2865196B2 (ja) * 1996-06-04 1999-03-08 サンケン電気株式会社 半導体装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004228286A (ja) 2003-01-22 2004-08-12 Mitsubishi Electric Corp 電力用半導体装置
JP2005353945A (ja) 2004-06-14 2005-12-22 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置およびその製造方法
JP2006100320A (ja) 2004-09-28 2006-04-13 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置
JP2006222347A (ja) 2005-02-14 2006-08-24 Toyota Motor Corp 半導体モジュールと半導体モジュールの製造方法
JP2006286977A (ja) 2005-03-31 2006-10-19 Eudyna Devices Inc 半導体装置およびその製造方法並びに金属部材および金属部材の製造方法。
JP2015072991A (ja) 2013-10-02 2015-04-16 株式会社三井ハイテック リードフレーム及びその製造方法並びにそれを用いた半導体装置
JP2018046057A (ja) 2016-09-12 2018-03-22 株式会社東芝 半導体パッケージ
JP2019040971A (ja) 2017-08-24 2019-03-14 富士電機株式会社 半導体装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20230066154A1 (en) 2023-03-02
JP2023032734A (ja) 2023-03-09
CN115732434A (zh) 2023-03-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7338204B2 (ja) 半導体装置
JP2008227131A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP2002110893A (ja) 半導体装置
JP2025134066A (ja) 半導体装置
US12506043B2 (en) Semiconductor device
JP7528634B2 (ja) 半導体装置及び半導体装置の製造方法
US11587861B2 (en) Semiconductor device and manufacturing method thereof
JP7767775B2 (ja) 半導体装置及び半導体装置の製造方法
JP6981033B2 (ja) 半導体装置及び半導体装置の製造方法
JP7540248B2 (ja) 半導体モジュール
JP7559432B2 (ja) 半導体モジュール及び半導体モジュールの製造方法
JP5056105B2 (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP2003188318A (ja) 半導体装置及びその製造方法
CN116266563A (zh) 半导体装置及半导体装置的制造方法
CN115810615A (zh) 评价夹具以及评价夹具的安装方法
JP2023127609A (ja) 半導体装置
CN116368619A (zh) 半导体装置及半导体装置的制造方法
US20250096080A1 (en) Semiconductor device
JP2021093388A (ja) 半導体装置及び半導体装置の製造方法
JP7567243B2 (ja) 半導体装置
JP2025169676A (ja) 半導体装置
WO2024202585A1 (ja) 半導体装置
JP2024126061A (ja) 半導体モジュールの製造方法及び半導体モジュール
JP2024082296A (ja) 半導体装置
JP2025145980A (ja) 半導体装置及び半導体装置の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20240712

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20250326

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20250415

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20250611

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20250708

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20250904

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20250930

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20251013

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7767775

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150