JP7764467B2 - 電鋳型の製造方法及びフォトマスク - Google Patents

電鋳型の製造方法及びフォトマスク

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Description

本発明は、電鋳型の製造方法及びフォトマスクに関する。
例えば、時計の部品等微小な形状の構造物を、電鋳(電気鋳造;電気めっき法による金属製品の製造・補修又は複製方法)により製造することが行われている。電鋳で部品(電鋳品)を製造する場合、基板にフォトレジスト層を形成し、そのフォトレジスト層に、可溶部と不溶部のパターンを形成することで、電鋳型を製造する(例えば、特許文献1参照)。
可溶部と不溶部のパターンによる電鋳型は、遮光部と透光部とによってパターンが形成されたフォトマスクを用いて光を照射して形成する方法や、フォトマスクを用いずに、不溶部に対応する領域を、レーザ光を走査することにより照射して形成する方法などがある。
特許第4550569号公報
ところで、フォトレジスト層は、露光の工程や化学増幅型レジストの場合は露光後のPEB(Post Exposure Bake:露光後・現像前の焼き)の工程において、わずかに変形して、電鋳型のうち角部が鈍る現象がある。つまり、角部は、先端が丸くなって、解像度(先鋭度)が低下する。このため、電鋳型を用いて製造された電鋳品において、角部の先端形状の再現性が低下することがある。
本発明は上記事情に鑑みなされたものであって、フォトレジスト層のパターンにおける角部の先端が鈍るのを防止することができる電鋳型の製造方法及びフォトマスクを提供することを目的とする。
本発明の第1は、基板に積層して形成されたフォトレジスト層に、可溶部と不溶部とで構成されるパターンを形成し、前記可溶部を除去して空洞を形成する電鋳型の製造方法において、前記可溶部に角部が形成されるときは、前記可溶部の角部の頂点を挟んで前記可溶部の角部に対向する領域に、前記可溶部の角部の先鋭度の低下を抑制する、可溶部角補正部を形成する、電鋳型の製造方法である。
本発明の第2は、基板に積層して形成されたフォトレジスト層に、可溶部と不溶部とで構成されるパターンを形成し、前記可溶部を除去して空洞を形成する電鋳型の製造方法において、前記不溶部に角部が形成されるときは、前記角部の頂点を挟んで前記角部に対向する領域に、前記角部の先鋭度の低下を抑制する、不溶部角補正部を形成する、電鋳型の製造方法である。
本発明の第3は、基板に積層して形成されたフォトレジスト層に、可溶部と不溶部とで構成されるパターンを形成するために用いるフォトマスクであって、遮光部と透光部とで構成されるパターンが形成され、前記遮光部に角部が形成されているときは、前記遮光部の角部の頂点を挟んで前記遮光部の角部に対向する領域に、前記遮光部の角部の先鋭度の低下を抑制する、遮光部角補正部を形成したフォトマスクである。
本発明の第4は、基板に積層して形成されたフォトレジスト層に、可溶部と不溶部とで構成されるパターンを形成するために用いるフォトマスクであって、遮光部と透光部とで構成されるパターンが形成され、前記透光部に角部が形成されているときは、前記透光部の角部の頂点を挟んで前記透光部の角部に対向する領域に、前記透光部の角部の先鋭度の低下を抑制する、透光部角補正部を形成したフォトマスクである。
本発明に係る電鋳型の製造方法及びフォトマスクによれば、フォトレジスト層のパターンにおける角部の先端が鈍るのを防止することができる。
電鋳型の製造方法の一例が適用された電鋳品の製造方法の流れを模式的に示した断面図である。 図1に示した電鋳型の製造方法において、従来用いられていた一例のフォトマスクの平面図である。 図1に示した電鋳型の製造方法において用いられる、本発明に係るフォトマスクの一実施形態の平面図である。 従来のフォトマスクを用いた電鋳型の製造方法においてフォトレジスト層の空洞に形成される角部の様子を模式的に表した図である。 従来のフォトマスクを用いた電鋳型の製造方法においてフォトレジスト層の不溶部に形成される角部の様子を模式的に表した図である。 フォトマスクの遮光部の角部に対向して形成された遮光部角補正部の詳細を模式的に示す図である。 フォトマスクの透光部の角部に対向して形成された透光部角補正部の詳細を模式的に示す図である。 本実施形態のフォトマスクを用いた電鋳型の製造方法においてフォトレジスト層の空洞に形成される角部の様子を模式的に表した図である。 本実施形態のフォトマスクを用いた電鋳型の製造方法においてフォトレジスト層の不溶部に形成される角部の様子を模式的に表した図である。 本実施形態のフォトマスクを用いた電鋳型の製造方法によって製造された電鋳型により製造された電鋳品の効果を説明する図(その1)である。 本実施形態のフォトマスクを用いた電鋳型の製造方法によって製造された電鋳型により製造された電鋳品の効果を説明する図(その2)である。 本実施形態のフォトマスクを用いた電鋳型の製造方法によって製造された電鋳型により製造された電鋳品の効果を説明する図(その3)である。 本実施形態のフォトマスクを用いた電鋳型の製造方法によって製造された電鋳型により製造された電鋳品の効果を説明する図(その4)である。 本実施形態のフォトマスクを用いた電鋳型の製造方法によって製造された電鋳型により製造された電鋳品の効果を説明する図(その5)である。
以下、本発明に係る電鋳型の製造方法及びフォトマスクの実施形態について、図面を用いて説明する。
図1は電鋳品200の製造方法の一例の流れを模式的に示した断面図、図2は図1に示した電鋳品200の製造方法において、従来用いられていた一例のフォトマスク180の平面図、図3は図1に示した電鋳品200の製造方法において用いられる、本発明に係るフォトマスクの一実施形態の平面図である。
なお、図1に示した電鋳品200の製造方法において、フォトマスク80を用いたものは本発明に係る電鋳型の製造方法の一実施形態が適用された電鋳品200の製造方法であり、フォトマスク180を用いたものは従来の電鋳型の製造方法の一例が適用された電鋳品200の製造方法である。
電鋳品200の製造方法は、図1に示すように、基板10にフォトレジスト層20が積層される。基板10は、基板本体11が導電性を有するものであってもよいし、基板本体11が導電性を有しない、例えば樹脂の場合は、基板本体11の、フォトレジスト層20が積層される面に、導電性を有する導電膜(導電層)12を形成したものであってもよい。
基板本体11が導電性を有するものであるときは、導電膜12を備えなくてもよい。また、基板本体11が導電性を有さず、かつ、導電膜12を形成しない場合は、空洞部23が形成された後、少なくとも空洞部23に導電膜を形成してもよい。
フォトレジスト層20は、紫外光(紫外線)が照射された部分が溶ける可溶部、照射されなかった部分が不溶部に構成されるポジ型レジストであってもよいし、紫外光が照射された部分が溶けない不溶部、照射されなかった部分が可溶部に構成されるネガ型レジストであってもよい。図1に示した電鋳品200の製造方法におけるフォトレジスト層20は、ネガ型レジストであることを前提として説明する。
電鋳品200の製造方法は、次に、フォトレジスト層20の表面(図示の上面)側に、フォトマスク80又はフォトマスク180を配置し、上方から、フォトマスク80又はフォトマスク180を介してフォトレジスト層20に紫外光Lを照射する。
フォトマスク80及びフォトマスク180はいずれも、紫外光Lを通過させる透光部81と紫外光Lを通過させない遮光部82とで構成されたパターンを有する。パターンは、電鋳品200の輪郭形状に対応した電鋳型を形成する。
フォトマスク80,180を介して紫外光Lが照射されると、フォトレジスト層20のうち、透光部81の下方の部分は、紫外光Lが透光して照射されたことによって不溶部21となり、現像処理によっても残存する。一方、フォトレジスト層20のうち、遮光部82の下方の部分は、紫外光Lが遮光して照射されないことにより可溶部22となり、現像処理によって除去される。
このように、フォトマスク80,180の遮光部82はフォトレジスト層20に可溶部22を形成し、透光部81はフォトレジスト層20に不溶部21を形成する。なお、フォトレジスト層20がポジ型レジストの場合は、これとは反対に、遮光部82はフォトレジスト層20に不溶部を形成し、透光部81はフォトレジスト層20に可溶部を形成する。
現像処理によって可溶部22が除去されると、可溶部22が存在していた部分は空洞部23となり、この空洞部23では、基板10が露出した状態となり、この空洞部23と不溶部21とのパターンが電鋳品200を成形する型(電鋳型)となる。
そして、電気めっきの工程により、空洞部23においては、基板10からニッケル等の金属が成長し、空洞部23の輪郭形状に対応した、ニッケル等の金属の電鋳品200が製造される。なお、基板10が導電性を有しない絶縁物の場合は、この段階で、少なくとも空洞部23に導電膜を形成すればよい。
ここで、従来の電鋳型の製造方法で用いられていたフォトマスク180が、例えば図2に示すように、星形の遮光部82と、星形の遮光部82の周囲の部分である透光部81とで構成されたパターンを有しているものとして説明する。なお、遮光部82の星形が、製造しようとする電鋳品200の輪郭形状である。
図4は、従来のフォトマスク180を用いた電鋳型の製造方法においてフォトレジスト層20の空洞部23に形成される角部23aの様子を模式的に表した図である。この場合、フォトマスク180が、遮光部82に角部(角度180[度]未満で屈曲した部分)82aが形成されているものであるときは、図4の左半分の領域に示すように、角部82aに対応して本来形成されるべき空洞部23の角部23aが、図4の右半分の領域に示すように、角部23aの先端が鈍って丸くなり、角部23aの先端の頂点23bが消失したものとなる。
図5は、従来のフォトマスク180を用いた電鋳型の製造方法においてフォトレジスト層20の不溶部21に形成される角部21aの様子を模式的に表した図である。また、フォトマスク180が、図2に示すように、透光部81に角部(角度180[度]未満で屈曲した部分)81aが形成されているものであるときは、図5の左半分の領域に示すように、角部81aに対応して本来形成されるべき不溶部21の角部21aが、図5の右半分の領域に示すように、角部21aの先端が鈍って丸くなり、角部21aの先端の頂点21bが消失して、空洞部23が拡張したものとなる。
このように、不溶部21の角部21aの先端が鈍って丸くなるのは、紫外光Lによる露光の際や、フォトレジスト層20が化学増幅型レジストの場合は露光後のPEB(Post Exposure Bake:露光後・現像前の焼き)の際の、不溶部21の分子同士の架橋で不溶部21が収縮するためと推定される。
また、空洞部23の角部23aの先端が鈍って丸くなるのは、空洞部23の角部23aを挟む2つの不溶部21間で、分子同士の架橋による収縮で引っ張り合いが生じ、この引っ張り合いの応力によって、頂点23bを挟んで角部23aに対向する領域の不溶部21が角部に引き寄せられるためと推定される。
上述したように、空洞部23の角部23aの先端が鈍ったり、不溶部21の角部21aの先端が鈍ったりすると、空洞部23の形状が、意図した設計の形状を再現したものではなくなり、空洞部23と不溶部21とのパターンで形成される電鋳型により製造される電鋳品200の寸法が、意図した設計の寸法と異なるものとなる。
これに対して、本実施形態のフォトマスク80も、図3に示すように、星形の遮光部82と、星形の遮光部82の周囲の部分である透光部81とで構成されたパターンを有し、遮光部82の星形が、製造しようとする電鋳品200の輪郭形状である。
フォトマスク80は、遮光部82に角部(角度180[度]未満で屈曲した部分)82aが形成されているものであるときは、遮光部82の角部82aの頂点82bを挟んで遮光部82の角部82aに対向する領域に、遮光部82の角部82aの先鋭度の低下を抑制する、遮光部角補正部84が形成されている。
遮光部角補正部84は、遮光部82と同様に、紫外光を通過させない遮光部である。つまり、遮光部角補正部84は、フォトレジスト層20に可溶部(空洞)である可溶部角補正部24を形成させる。
図6は、フォトマスク80の遮光部82の角部82aに対向して形成された遮光部角補正部84の詳細を模式的に示す図、図7は、フォトマスク80の透光部81の角部81aに対向して形成された透光部角補正部85の詳細を模式的に示す図である。
また、図8は、本実施形態のフォトマスク80を用いた電鋳型の製造方法が適用された電鋳品200の製造方法において、フォトレジスト層20の空洞部23に形成される角部23aの様子を模式的に表した図、図9は、本実施形態のフォトマスク80を用いた電鋳型の製造方法が適用された電鋳品200の製造方法においてフォトレジスト層20の不溶部21に形成される角部21aの様子を模式的に表した図である。
遮光部角補正部84は、例えば、図6に示すように、矩形に形成されている。矩形の1辺の長さL2は、例えば1[μm]であるが、1[μm]に限定されるものではなく、1[μm]よりも大きくてもよいし、1[μm]より小さくてもよい。また、遮光部角補正部84は、矩形に限定されるものではなく。三角形や、その他の多角形、円形、その他の形状であってもよい。
遮光部角補正部84は、要するに、遮光部82によって形成される空洞部23の角部23aを挟む2つの不溶部21間で、分子同士の架橋による収縮で引っ張り合いが生じた場合であっても、頂点23bを挟んで角部23aに対向する領域に、角部23aの頂点23b付近に引き寄せられる不溶部21を除去するものであればよい。
遮光部角補正部84は、矩形や多角形の場合、その頂点が、頂点82bを挟んで角部82aに対向する向き(姿勢)に形成されることが、角部23aを挟む2つの不溶部21に生じる応力を緩和するうえで好ましいが、矩形や多角形の辺が、頂点82bを挟んで角部82aに対向する向きに形成されてもよい。
なお、遮光部角補正部84は、遮光部82の角部82aの頂点82bと接して遮光部角補正部84と遮光部82とが接した構成又は遮光部82の角部82aの頂点82bから離れて遮光部角補正部84と遮光部82とが離れた構成であってもよいが、遮光部角補正部84と遮光部82の角部82aの頂点82bとが重なって遮光部角補正部84と遮光部82とが繋がった構成であってもよい。遮光部角補正部84と、遮光部82の角部82aの頂点82bとが離れているときは、その離れている距離は10[μm]以内であることが好ましい。
また、フォトマスク80は、図3に示すように、透光部81に角部(角度180[度]未満で屈曲した部分)81aが形成されているものであるときは、透光部81の角部81aの頂点81bを挟んで透光部81の角部81aに対向する領域に、透光部81の角部81aの先鋭度の低下を抑制する、透光部角補正部85が形成されている。透光部角補正部85は、透光部81と同様に、紫外光を通過させる透光部である。つまり、透光部角補正部85は、フォトレジスト層20に不溶部である不溶部角補正部25を形成させる。
透光部角補正部85は、例えば、図7に示すように、矩形に形成されている。矩形の1辺の長さL3は、例えば1[μm]であるが、1[μm]に限定されるものではなく、1[μm]よりも大きくてもよいし、1[μm]より小さくてもよい。また、透光部角補正部85は、矩形に限定されるものではなく。三角形や、その他の多角形、円形、その他の形状であってもよい。
透光部角補正部85は、透光部角補正部85の頂点と透光部81の角部81aの頂点81bとが接して透光部角補正部85と透光部81とが接した構成又は透光部角補正部85の頂点と角部81aの頂点81bとが重なって透光部角補正部85と透光部81とが繋がった構成である。
また、透光部角補正部85は、矩形や多角形の頂点が、頂点81bを挟んで角部81aに対向する向きに形成されることが、角部21aに生じる応力を緩和するうえで好ましいが、矩形や多角形の辺が、頂点81bを挟んで角部82aに対向する向きに形成されてもよい。
このように構成された本実施形態のフォトマスク80を用いて、図1に示した工程で、電鋳型を製造すると、図8に示すように、図4の右半分の領域に示した場合(従来のフォトマスク180を用いて製造した場合)に比べ、可溶部角補正部24によって、電鋳型の角部23aの先鋭度が低下する(鈍る)のを防止又は抑制することができる。
つまり、空洞部23の角部23aを挟む2つの不溶部21間で、分子同士の架橋による収縮で引っ張り合いが生じた場合であっても、頂点23bを挟んで角部23aに対向する領域に、遮光部角補正部84により空洞が形成されて、角部23aの頂点23b付近に引き寄せられて角部23aの先鋭度を低下させることとなる不溶部21(図4の右半分の領域参照)を形成させない。
また、フォトマスク80を用いて、図1に示した工程で、電鋳品200を製造すると、図9に示すように、図5の右半分の領域に示した場合(従来のフォトマスク180を用いて製造した場合)に比べ、不溶部角補正部25によって、電鋳型の角部21aの先鋭度が低下するのを防止又は抑制することができる。
つまり、不溶部21の角部21aと透光部角補正部85により形成された不溶部角補正部25との間で、分子同士の架橋による収縮で引っ張り合いが生じて、角部21aの頂点21bが残る。
この結果、本実施形態のフォトマスク80を用いた電鋳型の製造方法によれば、空洞部23の角部23aの先端の先鋭度が低下することが無いか又は抑制され、不溶部21の角部21aの先端が低下することが無いか又は抑制されるため、空洞部23の形状を、意図した設計の形状を再現したものとすることができる。
したがって、本実施形態のフォトマスク80を用いた電鋳型の製造方法によれば、従来のフォトマスク180を用いた電鋳型の製造方法に比べて、角部21a,23aの先鋭度の低下を防止又は抑制することができる。この結果、本実施形態の電鋳型の製造方法が適用された電鋳品の製造方法によれば、従来の電鋳型の製造方法が適用された電鋳品の製造方法に比べて、製造された電鋳品200の寸法精度を向上させることができる。
なお、本実施形態のフォトマスク80を用いた電鋳型の製造方法によって製造された電鋳型は、透光部角補正部85に対応した部分に不溶部角補正部25が形成されている。したがって、不溶部角補正部25を有する電鋳型を用いて製造された電鋳品200は、一例として図10に示すように、透光部角補正部85に対応した部分に、空洞210が形成されたものとなる。
つまり、電鋳品200が、図10に示すように、角度180[度]を超えて屈曲した角部220を有する場合、その角部220には、図9に示した不溶部角補正部25に対応した空洞210が形成されたものとなる。
したがって、電鋳品200は、その空洞210の分だけ、空洞210が形成されていない従来の製造方法で製造された電鋳品に比べて、重量を軽くすることができ、この電鋳品200が、動くものとして使用された場合に、軽量化による省エネルギを実現することができる。
また、角度180[度]を超えて屈曲した角部220を有し、空洞210が形成された電鋳品200は、例えば図11に示すように、電鋳品200の表面230に潤滑油300が塗布された場合、空洞210内とその周囲の隅部等に潤滑油300を保持することができる。
したがって、電鋳品200の表面230が他の物体400と摺動する場合に、空洞210内に保持された潤滑油300が、電鋳品200と他の物体400との摺動面(表面230と同じ)に供給されて、摺動面(表面230)での潤滑油300を保持することができ、電鋳品200と他の物体400との摺動面(表面230)の耐久性を向上する(寿命を延ばす)ことができる。
また、例えば図12に示すように、電鋳品200が他の物体400と摺動して、両者(電鋳品200と他の物体400)の摺動面(表面230)に、摺動による摩耗粉が生じた場合や他の部品からの異物が付着した場合(以下、摩耗粉や異物を摩耗粉等310という)、摩耗粉等310は摺動の動きによって、空洞210内に入り込む。このため、摩耗粉等310が摺動面(表面230)に滞留するのを防ぐことができ、電鋳品200と他の物体400との摺動面(表面230)の耐久性を向上する(寿命を延ばす)ことができる。
また、例えば図13に示すように、電鋳品200が他の物体400と接着剤500によって接合される場合、電鋳品200の表面230に接着剤500が予め塗布されるが、角度180[度]を超えて屈曲した角部220に形成された空洞210内に接着剤500を保持することができる。
したがって、他の物体400を電鋳品200の表面230に向けて矢印方向に進めて、電鋳品200と他の物体400とを接合する場合に、空洞210内や空洞210の周囲の隅部等に保持された接着剤500が、電鋳品200と他の物体400との間に供給されて、電鋳品200と他の物体400との間の接着剤500を十分に供給することができ、電鋳品200と他の物体400とを強固に接合することができる。
また、例えば図14に示すように、電鋳品200に形成された、幅W1の凹部250に、幅W1と略同じ幅W2(≒W1)か又は幅W1よりも広い幅W2(>W1)の他の物体400を挿入する際に、凹部250を形成している両側部260,260が、凹部250に挿入された他の物体400によって、幅方向の外側にそれぞれ押圧される。このとき、電鋳品200の、角度180[度]を超えて屈曲した角部220に形成された空洞210,210が押し広げられることで、両側部260,260を、幅方向の外側にそれぞれ変位(変形)させることができる。
したがって、電鋳品200に形成された、幅W1の凹部250に、幅W1と略同じ幅W2(≒W1)か又は幅W1よりも広い幅W2(>W1)の他の物体400を挿入することができる。
本実施形態の電鋳型の製造方法は、フォトマスク80を用いて紫外光Lで露光する対象のフォトレジスト層20が、ネガ型レジストであったが、本発明に係る電鋳型の製造方法は、フォトマスク80を用いて紫外光Lで露光する対象のフォトレジスト層20が、ポジ型レジストであってもよい。
この場合、フォトマスク80は、図6,7に示した遮光部82がフォトレジスト層20の不溶部を形成し、透光部81がフォトレジスト層20の可溶部を形成する。そして、フォトレジスト層20は、図8,9における符号21の部分が可溶部(空洞)となり、符号25の部分が空洞となる可溶部角補正部となり、符号23の部分が不溶部となり、符号24の部分が不溶部角補正部となる。
このため、本発明の電鋳型の製造方法を、ポジ型レジストのフォトレジスト層を用いた場合は、遮光部角補正部84が遮光部82と接した構成又は繋がった構成とし、透光部角補正部85は透光部81と0~10[μm]の距離だけ接しているか若しくは離れているか又は透光部81と繋がった構成とすればよい。
上述した実施形態の電鋳型の製造方法及びフォトマスク80は、フォトレジスト層20に、可溶部22(空洞部23)の角部23aと不溶部21の角部21aとの両方を備えたパターンによる電鋳型を形成するものであるが、本発明に係る電鋳型の製造方法及びフォトマスクは、フォトレジスト層に、可溶部(空洞)の角部のみを有するパターンを形成するものであってもよいし、又は不溶部の角部のみを有するパターンを形成するものであってもよい。
本実施形態の電鋳型の製造方法は、紫外光Lを遮蔽する遮光部82と紫外光Lを透光する透光部81とによりパターンが形成されたフォトマスク80を用いて、ネガ型レジストであるフォトレジスト層20に可溶部22と不溶部21(ポジ型レジストのフォトレジスト層20の場合は、可溶部と不溶部とが反対になる)とのパターンによる電鋳型を形成する電鋳型の製造方法であるが、本発明に係る電鋳型の製造方法は、フォトレジスト層を、フォトマスクを用いて露光するものに限定されない。
すなわち、本発明に係る電鋳型の製造方法は、フォトマスクの透光部で露光されるべきフォトレジスト層の領域(ポジ型レジストにおける可溶部及び可溶部角補正部、ネガ型レジストにおける不溶部及び不溶部角補正部)を、フォトマスクを用いずに、例えば、レーザ光によって走査し、フォトマスクの光部で遮光されるべきフォトレジスト層の領域(ポジ型レジストにおける不溶部及び不溶部角補正部、ネガ型レジストにおける可溶部及び可溶部角補正部)を、レーザ光で照射しないようにすることで、可溶部と不溶部とで構成されるパターンによる電鋳型を製造する製造方法であってもよい。
関連出願の相互参照
本出願は、2021年3月29日に日本国特許庁に出願された特願2021-054711に基づいて優先権を主張し、その全ての開示は完全に本明細書で参照により組み込まれる。

Claims (8)

  1. 基板に積層して形成されたフォトレジスト層に、可溶部と不溶部とで構成されるパターンを形成し、前記可溶部を除去して空洞を形成する電鋳型の製造方法において、
    前記可溶部に角部が形成されるときは、前記可溶部の角部の頂点を挟んで前記可溶部の角部に対向する領域に、前記可溶部の角部の頂点に対して離隔した、前記可溶部の角部の先鋭度の低下を抑制する、前記可溶部で形成された可溶部角補正部を形成する、電鋳型の製造方法。
  2. 前記可溶部角補正部は、多角形又は円形に形成されている、請求項1に記載の電鋳型の製造方法。
  3. 前記不溶部に角部が形成されるときは、前記不溶部の角部の頂点を挟んで前記不溶部の角部に対向する領域に、前記不溶部の角部の頂点に接して又は重なって配置された、前記不溶部の角部の先鋭度の低下を抑制する、前記不溶部で形成された不溶部角補正部を形成する、請求項1又は2に記載の電鋳型の製造方法。
  4. 基板に積層して形成されたフォトレジスト層に、可溶部と不溶部とで構成されるパターンを形成し、前記可溶部を除去して空洞を形成する電鋳型の製造方法において、
    前記不溶部に角部が形成されるときは、前記角部の頂点を挟んで前記角部に対向する領域に、前記不溶部の角部の頂点に接して又は重なって配置された、前記角部の先鋭度の低下を抑制する、前記不溶部で形成された不溶部角補正部を形成する、電鋳型の製造方法。
  5. 前記不溶部角補正部は、多角形又は円形に形成されている、請求項3又は4に記載の電鋳型の製造方法。
  6. 電鋳型を形成するために用いる、基板に積層して形成されたフォトレジスト層に、可溶部と不溶部とで構成されるパターンを形成するために用いるフォトマスクであって、
    遮光部と透光部とで構成されるパターンが形成され、
    前記遮光部に角部が形成されているときは、前記遮光部の角部の頂点を挟んで前記遮光部の角部に対向する領域に、前記遮光部の角部の頂点に対して離隔した、前記遮光部の角部の先鋭度の低下を抑制する、前記遮光部で形成された遮光部角補正部を形成したフォトマスク。
  7. 前記透光部に角部が形成されているときは、前記透光部の角部の頂点を挟んで前記透光部の角部に対向する領域に、前記透光部の角部の先鋭度の低下を抑制する、前記透光部で形成された透光部角補正部を形成する、請求項に記載のフォトマスク。
  8. 前記遮光部角補正部は、前記遮光部の角部の頂点に対して、距離10[μm]以下で離隔している、請求項6又は7に記載のフォトマスク。
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