JP7680331B2 - 注型ポリウレタンエラストマー - Google Patents
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ポリカーボネートポリオールを含むマクロポリオール成分と、3,3’-ジクロロ-4,4’-ジフェニルメタンジアミンを含む鎖伸長成分との反応生成物を含み、前記マクロポリオール成分の数平均分子量が、500超過2000未満である、ポリウレタンエラストマーである。
の反応生成物を含み、マクロポリオール成分の数平均分子量が、500超過2000未満である。そのため、本発明のポリウレタンエラストマーは、圧縮永久歪、耐酸性、耐アルカリ性、および耐熱水性の向上を図ることができる。
合成例1
攪拌機、温度計、還流管、および、窒素導入管を備えた4つ口フラスコに、m-XDI(1,3-キシリレンジイソシアネート、商品名「タケネート500」、三井化学社製)27.9質量部と、数平均分子量1000のPCD1000(ポリカーボネートジオール、商品名:UH-100W、宇部興産社製)72.1質量部とを装入し、窒素雰囲気下、80℃にてイソシアネート基含量が6.0質量%になるまで反応させ、イソシアネート基末端プレポリマー成分を得た。なお、PCD1000中の水酸基(OH)に対する、m-XDI中のイソシアネート基の当量比(NCO/OH)は、2.0であった。
攪拌機、温度計、還流管、および、窒素導入管を備えた4つ口フラスコに、m-XDI33.2質量部と、数平均分子量1000のPCD1000を40.1質量部、および数平均分子量500のPCD500(ポリカーボネートジオール、商品名:UH-50、宇部興産社製)を26.7質量部とを装入し、窒素雰囲気下、80℃にてイソシアネート基含量が7.0質量%になるまで反応させ、イソシアネート基末端プレポリマー成分を得た。なお、PCD1000およびPCD500中の水酸基(OH)に対する、m-XDI中のイソシアネート基の当量比(NCO/OH)は、2.0であった。
攪拌機、温度計、還流管、および、窒素導入管を備えた4つ口フラスコに、m-XDI20.1質量部と、数平均分子量1000のPCD1000を14.4質量部、および数平均分子量2000のPCD2000(ポリカーボネートジオール、商品名:UH-200W、宇部興産社製)を65.5質量部とを装入し、窒素雰囲気下、80℃にてイソシアネート基含量が5.0質量%になるまで反応させ、イソシアネート基末端プレポリマー成分を得た。なお、PCD1000およびPCD2000中の水酸基(OH)に対する、m-XDI中のイソシアネート基の当量比(NCO/OH)は、2.3であった。
攪拌機、温度計、還流管、および、窒素導入管を備えた4つ口フラスコに、m-XDI24.8質量部と、数平均分子量1000のPCD1000を75.2質量部とを装入し、窒素雰囲気下、80℃にてイソシアネート基含量が4.8質量%になるまで反応させ、イソシアネート基末端プレポリマー成分を得た。なお、PCD1000中の水酸基(OH)に対する、m-XDI中のイソシアネート基の当量比(NCO/OH)は、1.75であった。
攪拌機、温度計、還流管、および、窒素導入管を備えた4つ口フラスコに、m-XDI32.2質量部と、数平均分子量1000のPCD1000を67.8質量部とを装入し、窒素雰囲気下、80℃にてイソシアネート基含量が8.7質量%になるまで反応させ、イソシアネート基末端プレポリマー成分を得た。なお、PCD1000中の水酸基(OH)に対する、m-XDI中のイソシアネート基の当量比(NCO/OH)は、2.5であった。
攪拌機、温度計、還流管、および、窒素導入管を備えた4つ口フラスコに、p-XDI(1,4-キシリレンジイソシアネート、三井化学社製)27.7質量部と、数平均分子量1000のPTMEG1000(ポリテトラメチレンエーテルグリコール、商品名:PTMG1000、三菱化学社製)を72.3質量部とを装入し、窒素雰囲気下、80℃にてイソシアネート基含量が5.7質量%になるまで反応させ、イソシアネート基末端プレポリマー成分を得た。なお、PTMEG1000中の水酸基(OH)に対する、p-XDI中のイソシアネート基の当量比(NCO/OH)は、2.0であった。
攪拌機、温度計、還流管、および、窒素導入管を備えた4つ口フラスコに、p-XDI27.7質量部と、数平均分子量1000のPCD1000を72.1質量部とを装入し、窒素雰囲気下、80℃にてイソシアネート基含量が6.0質量%になるまで反応させたところ、固化を生じ、イソシアネート基末端プレポリマー成分が得られなかった。なお、PCD1000中の水酸基(OH)に対する、p-XDI中のイソシアネート基の当量比(NCO/OH)は、2.0であった。
攪拌機、温度計、還流管、および、窒素導入管を備えた4つ口フラスコに、m-XDI27.7質量部と、数平均分子量1000のPTMEG1000を72.3質量部とを装入し、窒素雰囲気下、80℃にてイソシアネート基含量が5.7質量%になるまで反応させ、イソシアネート基末端プレポリマー成分を得た。なお、PTMEG1000中の水酸基(OH)に対する、m-XDI中のイソシアネート基の当量比(NCO/OH)は、2.0であった。
攪拌機、温度計、還流管、および、窒素導入管を備えた4つ口フラスコに、m-XDI42.3質量部と、数平均分子量500のPCD500を57.7質量部とを装入し、窒素雰囲気下、80℃にてイソシアネート基含量が9.4質量%になるまで反応させたところ、固化を生じ、イソシアネート基末端プレポリマー成分が得られなかった。なお、PCD500中の水酸基(OH)に対する、m-XDI中のイソシアネート基の当量比(NCO/OH)は、2.0であった。
攪拌機、温度計、還流管、および、窒素導入管を備えた4つ口フラスコに、m-XDI18.1質量部と、数平均分子量2000のPCD2000を81.9質量部とを装入し、窒素雰囲気下、80℃にてイソシアネート基含量が4.6質量%になるまで反応させ、イソシアネート基末端プレポリマー成分を得た。なお、PCD2000中の水酸基(OH)に対する、m-XDI中のイソシアネート基の当量比(NCO/OH)は、2.4であった。
表1に記載した各合成例のイソシアネート基末端プレポリマー成分(プレポリマー)を、80℃に加熱した。また、表2に記載の鎖伸長剤を、120℃に加熱した。そして、プレポリマーと鎖伸長剤とを、当量比(活性水素基/NCO)が0.90となる割合で混合した。次いで、これらの混合物を、予め110℃に温調した金型に流し込み、110℃のオーブン中で2時間硬化させ、ポリウレタンエラストマーを得た。また、金型からポリウレタンエラストマーを脱型した。その後、ポリウレタンエラストマーを、110℃のオーブン中で16時間、熱処理した。これにより、シート形状のポリウレタンエラストマーを得た。このとき、比較例4および比較例6は、プレポリマーと鎖伸長剤の混合直後から増粘して金型に流し込むことができなかったため、成形できなかった。
(1)圧縮永久歪み
円柱状金型で作成したポリウレタンエラストマーを測定試料とし、25%圧縮治具へセットして一定の圧縮歪みを加え、70℃×22時間後に圧縮治具から取り出し、23℃×30分放置後の永久歪みを測定した。結果を表2に示す。
2mmシート金型で作成したポリウレタンエラストマーを8mm幅×20~35mm長さの短冊状に打ち抜いて測定試料とし、試験前の重量(W1)と、23℃、10%塩酸液中に1週間浸漬試験した後の重量(W2)を測定した。試験前後の重量変化(W=(W1-W2)/W1×100(単位:%))により耐酸性を評価した。評価方法は、0.5%未満を「○」とし、0.5%以上を「×」とした。結果を表2に示す。
2mmシート金型で作成したポリウレタンエラストマーを8mm幅×20~35mm長さの短冊状に打ち抜いて測定試料とし、試験前の重量(W1)と、23℃、10%水酸化ナトリウム液中に1週間浸漬試験した後の重量(W2)を測定した。試験前後の重量変化(W=(W1-W2)/W1×100(単位:%))により耐アルカリ性を評価した。評価方法は、0.5%未満を「○」とし、0.5%以上を「×」とした。結果を表2に示す。
2mmシート金型で作成したポリウレタンエラストマーを、3号形試験片形状に打抜いて測定試料を作製した。測定試料は80℃熱水中に9日間浸漬したものを試験後サンプル(T1)、浸漬していないものを試験前サンプルとし(T2)、引張圧縮試験機を用いて、JIS K-6400(2012年)に従って引張試験し、破断時における破断強度を測定した。試験前後の破断強度変化(T=(T1-T2)/T1×100(単位:%))により耐熱水性を評価した。評価方法は、20%未満を「○」とし、20%以上を「×」とした。結果を表2に示す。
Claims (3)
- m-キシリレンジイソシアネートを含むポリイソシアネート成分と、
ポリカーボネートポリオールを含むマクロポリオール成分と、
3,3’-ジクロロ-4,4’-ジフェニルメタンジアミンを含む鎖伸長成分と
の反応生成物を含み、
前記マクロポリオール成分の数平均分子量が、500超過2000未満であり、
前記ポリイソシアネート成分中の前記m-キシリレンジイソシアネートの割合は、50質量%以上であり、
前記マクロポリオール成分中の前記ポリカーボネートポリオールの割合は、50質量%以上であり、
前記鎖伸長成分中の前記3,3’-ジクロロ-4,4’-ジフェニルメタンジアミンの割合は、50質量%以上である、
注型ポリウレタンエラストマー。 - 前記ポリイソシアネート成分、および前記マクロポリオール成分の1次反応生成物を含むイソシアネート基末端プレポリマー成分と、前記鎖伸長成分との2次反応生成物を含む、請求項1に記載の注型ポリウレタンエラストマー。
- 前記マクロポリオール成分中の水酸基に対する、前記ポリイソシアネート成分中のイソシアネート基の当量比(NCO/OH)が、1.5超過3.0未満である、請求項2に記載の注型ポリウレタンエラストマー。
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