JP7679079B2 - 給湯器 - Google Patents
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Description
給気口からケース内に導入された燃焼排ガスは、傾斜壁部の下側の領域を前方に流れて、燃焼排ガスの熱量が伝熱管に回収された後、ケースの前壁部に沿って上昇し、開口部分を通じてケースの傾斜壁部と排気トップとの間の空間へと流入する。その後、燃焼排ガスは傾斜壁部に沿って後方に流れ、排気口を通じて外部に排出される。
(1)本開示の給湯器は、顕熱を回収するための一次熱交換器と、前記一次熱交換器の上側に配される二次熱交換器と、を備え、前記二次熱交換器は、複数の伝熱管と、前記複数の伝熱管が内部に配設される筐体と、を備え、前記複数の伝熱管のそれぞれは、左右方向に延びる複数の直管部と、隣接する2つの前記直管部の端部同士を連結する複数のU字管部と、を備え、前記複数の伝熱管が前記筐体の内部に配設された状態で、前記複数の直管部は上下方向及び前後方向に離間して配列され、前記筐体は、後部にガス入口を有するとともに、上部にガス出口を有し、前記筐体は、前記筐体の内部空間を前記複数の伝熱管が配される配設領域と、前記配設領域より上側に配されて前記ガス出口に連通する上側領域とに仕切る仕切部を備え、前記筐体には、前記複数の伝熱管より前側に配され、前記配設領域と前記上側領域とをつなぐ開口が形成され、前記ガス入口を通じて前記配設領域内に導入された燃焼排ガスを、前方に案内した後、前記開口を通じて前記上側領域内に案内し、前記ガス出口を通じて外部に排出させる給湯器であって、前記仕切部は、前記仕切部を上下方向に貫通し、前記配設領域と前記上側領域とを連通する複数の貫通孔を有する、給湯器である。
また、最上段に位置する伝熱管と仕切部との間に隙間を確保できるので、この隙間を燃焼排ガスが通過することができ、最上段の伝熱管付近の燃焼排ガスを円滑に流通させることができる。
以下、実施形態1について、図1ないし図16を参照しながら説明する。なお、複数の同一部材については、一部の部材にのみ符号を付し、他の部材の符号を省略する場合がある。
図1は、給湯器1を前方から見た正面図で、前面のフロントカバーを外した状態を示している。図2及び図3は、給湯器1の外ケーシング2の内部に配される主要構成である内胴3を示す図である。図1から図3に示すように、給湯器1は、バーナ装置4、一次熱交換器10、二次熱交換器20、経路部材50、入水管13、出湯管14、中継管15などを備え、外部から供給された水道水を加熱して出湯させる機能を有している。バーナ装置4は、燃焼ガスを燃焼させて燃焼排ガスを発生させる。バーナ装置4で発生した燃焼排ガスは、一次熱交換器10を通過した後、経路部材50を通って、二次熱交換器20へと送り込まれ、給湯器1の外部へと排出されるようになっている。一次熱交換器10においては燃焼排ガスの顕熱が回収され、二次熱交換器20においては燃焼排ガスの潜熱が回収される。
すなわち、給湯器1において、入水管13から流れ込んだ水は、二次熱交換器20の複数の伝熱管21、中継管15、一次熱交換器10の一次伝熱管12の順に流通する。そして、二次熱交換器20の複数の伝熱管21、及び一次熱交換器10の一次伝熱管12の内部を流通する通水は、燃焼排ガスの熱量を受け取って加熱され、湯となって出湯管14から流出する。
一次熱交換器10は、図2及び図3に示すように、缶体11と、一次伝熱管12と、を備えている。缶体11は、左右方向に長い平面視略矩形状をなすとともに、上下に貫通した筒状に形成されている。一次熱交換器10の一次伝熱管12は、缶体11の内部に配され、前後方向に延びる複数のストレート管と、缶体11の外側において左右方向に隣接する2本のストレート管の前端部同士または後端部同士を接続する接続管と、を備えて構成されている。複数のストレート管は接続管を介して一連に接続されている。すなわち、一次熱交換器10の一次伝熱管12は、全体として蛇行状に形成されている。缶体11及び一次伝熱管12は、熱伝導性に優れた銅製とすることができる。
次に、二次熱交換器20の構成について詳細に説明する。
図1から図3に示すように、二次熱交換器20は一次熱交換器10の上方に配置されている。二次熱交換器20と一次熱交換器10とは、一次熱交換器10を通過した燃焼排ガスを二次熱交換器20に導入するための経路部材50によって連結されている。
図12に示すように、筐体22は、上方が開放された有底箱型形状の筐体本体部23と、筐体本体部23を上方から閉塞する蓋体24と、筐体22の内部に配される仕切部25と、を備える。筐体22、蓋体24、筐体本体部23、及び仕切部25の左右方向における中央位置は略一致している。
図15に示すように、筐体本体部23は、底壁部23Aと、底壁部23Aの前縁から立ち上がる前壁部23Bと、底壁部23Aの後縁から立ち上がる後壁部23Cと、底壁部23Aの右縁から立ち上がる右壁部23Dと、底壁部23Aの左縁から立ち上がる左壁部23Eと、を備えている。前壁部23B、右壁部23D、後壁部23C、及び左壁部23Eは、筐体本体部23の周壁部を構成している。底壁部23Aの前側部分には、底壁部23Aを上下方向に貫通するドレン排出口26が設けられている。図5に示すように、給湯器1において、底壁部23Aは、前方に向かうにつれて下方に傾斜するように配されており、二次熱交換器20における潜熱回収に伴って生じるドレンがドレン排出口26へと排出されやすくなっている。
図15に示すように、筐体本体部23の後壁部23Cには、前後方向に貫通するガス入口28が形成されている。ガス入口28は、筐体22の内部に燃焼排ガスを導入するための開口である。後壁部23Cにおけるガス入口28の周縁部には、複数の被連結部29が形成されている。被連結部29は、雌ねじ状をなしており、図6及び図8に示すように、経路部材50が取り付けられるようになっている。すなわち、筐体22の内部には経路部材50からガス入口28を介して燃焼排ガスが導入されるようになっている。
図9に示すように、組付体35は、複数の伝熱管21と、板状の閉塞部材36と、第1ヘッダ37と、第2ヘッダ38と、を備えている。
図11に示すように、伝熱管21は、所定の平面方向に沿って蛇行するように延びている。伝熱管21の各々は共通形状をなしている。伝熱管21は、複数(本実施形態では6つ)の直管部21Aと、少なくとも1つ(本実施形態では5つ)のU字管部21Bと、第1接続部21Cと、第2接続部21Dと、を有する。
複数の直管部21Aの各々は、複数の直管部21Aが延びる方向(左右方向)に直交する方向(前後方向)に並列して配置されている。隣接する2つの直管部21Aの前後方向における端部は、U字状をなして屈曲するU字管部21Bによって接続されている。ただし、最前列に配される直管部21Aと最後列に配される直管部21Aの右端部は、U字管部21Bには接続されておらず、右方に開口している。最前列の直管部21Aの右端部は、第1接続部21Cとされており、最後列の直管部21Aの右端部は、第2接続部21Dとされている。第1接続部21Cから第2接続部21Dに至るまで複数の直管部21AとU字管部21Bとが交互に接続されることにより、伝熱管21は一連に接続されている。
各ヘッダ37,38の組み付け、及び閉塞部材36などに対する各ヘッダ37,38の固定の方法としては、ロウ付けや溶接などを用いることができる。
図12に示すように、蓋体24は、板状の部材であり、中央部分において上方に膨出する膨出部39と、膨出部39の外縁部に配される被固定部24Aと、を備えている。膨出部39の天面には、上下方向に貫通するガス出口41が形成されている。図4に示すように、ガス出口41は、筐体22における左右方向中央位置かつ前方寄りに位置している。図5に示すように、ガス出口41の周縁部には、上方に突出する円筒状の排気筒42が設けられている。二次熱交換器20において潜熱が回収された燃焼排ガスは、ガス出口41を通じて外部に排出されるようになっている。具体的には、燃焼排ガスは、排気筒42に接続された図示しない排気用の配管部などを介して外部へと排出されるようになっている。
図5に示すように、仕切部25は、蓋体24の下面に固定される板状の部材であって、筐体本体部23と蓋体24とによって構成される内部空間S1を上下に仕切っている。具体的には、仕切部25は内部空間S1を、複数の伝熱管21が配される配設領域S2と、配設領域S2よりも蓋体24側(上側)に配される上側領域S3と、に仕切っている。上側領域S3は上方においてガス出口41に連通している。配設領域S2と上側領域S3とは、後述する開口46及び複数の貫通孔43Aを介して連通している。
図14に示すように、仕切部25は、底板43と、底板43の左右両縁部及び後縁部から上方に延びる延設部44と、底板43の前縁部から上方に延びる固定片45と、を備える。底板43は、矩形の板状をなしている。底板43には、上下方向に貫通する複数(本実施形態では、22個)の貫通孔43Aが形成されている。複数の貫通孔43Aは、底板43における前側略三分の一の領域に前後に二列に配置されるとともに、左右中央寄りに配されている。図4に示すように、筐体22において、複数の貫通孔43Aの一部は、ガス出口41の直下に配されている。図5に示すように、複数の貫通孔43Aは配設領域S2と上側領域S3とを連通している。底板43は、蓋体24の下側に間隔を隔てて配されている。
図13に示すように、仕切部25は、底板43の下面から下方に突出する複数(本実施形態では7個)の突条部43Bを備える。突条部43Bは、前後方向に細長く形成されている。すなわち、突条部43Bは、直管部21Aの延びる方向である左右方向に直交する方向に延びている。複数の突条部43Bは、底板43の前側部分と後側部分とに配されている。前側の突条部43Bは、2つ設けられ、複数の貫通孔43Aの左右両側に配されている。後側の突条部43Bは、5つ設けられ、左右方向に間隔を空けて配されている。
また、最上段の直管部21Aと底板43との間に隙間CLが設けられることで、底板43を貫通する貫通孔43Aが最上段の直管部21Aによって塞がれることがないから、貫通孔43Aを介して配設領域S2から上側領域S3へと燃焼排ガスを案内することができる。
仕切部25が蓋体24に固定された状態においては、図13に示すように、蓋体24と仕切部25の前縁部とは、前後方向に開放された開口46を構成している。蓋体24と仕切部25の間の空間(上側領域S3)は、開口46により前方に開口している。図5に示すように、開口46は、上側領域S3と配設領域S2とを接続している。また、上側領域S3は後方において後方延設部44Bにより閉塞されている。図13に示すように、上側領域S3は両側方において側方延設部44Aにより画定されている。
したがって、図5に示すように、配設領域S2と上側領域S3とは、開口46及び複数の貫通孔43Aを介して、つながっている。ガス入口28から筐体22内へと導入された燃焼排ガスは、配設領域S2を前方へと通過し、開口46または貫通孔43Aを介して上側領域S3へと流れて、最終的にガス出口41から排出されるようになっている。
経路部材本体51は、前後方向において、前端部から後方に向かって徐々に高くなる形態で、上方に膨出して形成されている。経路部材本体51の後端は後方に開口しており、この開口の周縁には複数の被連結部が設けられている。この複数の被連結部は雌ねじ状をなし、連結部材52Aが連結されるようになっている。
経路部材後部52は、後方に膨出する角皿状に形成されている。経路部材後部52は、経路部材本体51の被連結部に対応する位置に挿通孔を有し、この挿通孔に挿通された連結部材52Aが経路部材本体51の被連結部に連結されるようになっている。これによって、図8に示すように、経路部材本体51の後部開口を塞ぐように、経路部材後部52が経路部材本体51に固定されている。経路部材本体51と経路部材後部52との間には、図示しないパッキンが設けられており、経路部材本体51と経路部材後部52との間の気体の通過を防止している。
このように、実施形態1の給湯器1は、顕熱を回収するための一次熱交換器10と、一次熱交換器10の上側に配される二次熱交換器20と、を備え、二次熱交換器20は、複数の伝熱管21と、複数の伝熱管21が内部に配設される筐体22と、を備え、複数の伝熱管21のそれぞれは、左右方向に延びる複数の直管部21Aと、隣接する2つの直管部21Aの端部同士を連結する複数のU字管部21Bと、を備え、複数の伝熱管21が筐体22の内部に配設された状態で、複数の直管部21Aは上下方向及び前後方向に離間して配列され、筐体22は、後部にガス入口28を有するとともに、上部にガス出口41を有し、筐体22は、筐体22の内部空間S1を複数の伝熱管21が配される配設領域S2と、配設領域S2より上側に配されてガス出口41に連通する上側領域S3とに仕切る仕切部25を備え、筐体22には、複数の伝熱管21より前側に配され、配設領域S2と上側領域S3とをつなぐ開口46が形成され、ガス入口28を通じて配設領域S2内に導入された燃焼排ガスを、前方に案内した後、開口46を通じて上側領域S3内に案内し、ガス出口41を通じて外部に排出させる給湯器1であって、仕切部25は、仕切部25を上下方向に貫通し、配設領域S2と上側領域S3とを連通する複数の貫通孔43Aを有する、給湯器1である。
また、最上段に位置する伝熱管21と仕切部25との間に隙間CLを確保できるので、この隙間CLを燃焼排ガスが通過することができ、最上段の伝熱管21付近の燃焼排ガスを円滑に流通させることができる。
本開示は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではない。例えば、上述又は後述の実施形態の特徴は、矛盾しない範囲であらゆる組み合わせが可能である。また、上述又は後述の実施形態のいずれの特徴も、必須のものとして明示されていなければ省略することもできる。更に、上述した実施形態を、次のように変更してもよい。
20…二次熱交換器
21…伝熱管、21A…直管部、21B…U字管部、21C…第1接続部、21D…第2接続部、22…筐体、23…筐体本体部、23A…底壁部、23B…前壁部、23C…後壁部、23D…右壁部、23E…左壁部、24…蓋体、24A…被固定部、25…仕切部、26…ドレン排出口、27…固定部、27A…フランジ部、27B…加締め部、27C…パッキン、28…ガス入口、29…被連結部、33…右側開口部、34…被連結部、35…組付体、36…閉塞部材、36A…連結部材、36B…パッキン、37…第1ヘッダ、37A…第1ヘッダ本体、37B…第1ヘッダ蓋体、37C…ジョイント筒、37D…第1底孔、37E…第1蓋孔、38…第2ヘッダ、38A…第2ヘッダ本体、38B…第2ヘッダ蓋体、38C…ジョイント筒、38D…第2底孔、38E…第2蓋孔、39…膨出部、41…ガス出口、42…排気筒、43…底板、43A…貫通孔、43B…突条部、44…延設部、44A…側方延設部、44B…後方延設部、44C…第1固定部、45…固定片、45A…第2固定部、45B…延出部、46…開口、CL…隙間、S1…内部空間、S2…配設領域、S3…上側領域
50…経路部材
51…経路部材本体、52…経路部材後部、52A…連結部材、52B…連結部材、52C…パッキン、53…開口部、S4…流通空間
Claims (4)
- 顕熱を回収するための一次熱交換器と、前記一次熱交換器の上側に配される二次熱交換器と、を備え、
前記二次熱交換器は、複数の伝熱管と、前記複数の伝熱管が内部に配設される筐体と、を備え、
前記複数の伝熱管のそれぞれは、左右方向に延びる複数の直管部と、隣接する2つの前記直管部の端部同士を連結する複数のU字管部と、を備え、
前記複数の伝熱管が前記筐体の内部に配設された状態で、前記複数の直管部は上下方向及び前後方向に離間して配列され、
前記筐体は、後部にガス入口を有するとともに、上部にガス出口を有し、
前記筐体は、前記筐体の内部空間を前記複数の伝熱管が配される配設領域と、前記配設領域より上側に配されて前記ガス出口に連通する上側領域とに仕切る仕切部を備え、
前記筐体には、前記複数の伝熱管より前側に配され、前記配設領域と前記上側領域とをつなぐ開口が形成され、
前記ガス入口を通じて前記配設領域内に導入された燃焼排ガスを、前方に案内した後、前記開口を通じて前記上側領域内に案内し、前記ガス出口を通じて外部に排出させる給湯器であって、
前記仕切部は、前記仕切部を上下方向に貫通し、前記配設領域と前記上側領域とを連通する複数の貫通孔を有する、給湯器。 - 前記ガス出口は、前記筐体の左右方向中央部寄りに位置しており、
前記貫通孔は、前記仕切部の左右方向中央部寄りに配されている、請求項1に記載の給湯器。 - 前記貫通孔は、前記仕切部の前記開口側に配されている、請求項1または請求項2に記載の給湯器。
- 前記仕切部には、前記仕切部の下面から下方に突出しつつ、前記複数の直管部の延びる方向と交差する方向に延びる複数の突条部が形成され、
前記突条部は、最上段に配される前記直管部に上方から当接している、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の給湯器。
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