JP7658577B2 - 理容室用車椅子支持装置および理容室用洗髪台装置 - Google Patents

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Description

本発明は、理容室用車椅子支持装置および理容室用洗髪台装置に関する。
理容室および美容室などの、散髪および洗髪のサービスを行う店舗は、健常者だけではなく高齢者および障害者にも利用される場合がある。ただし、高齢者および障害者は車椅子を使用している場合も多く、その車椅子使用者が理容室または美容室を利用する際、その車椅子から理容椅子などに移乗させることが一般的である。しかしながら、その移乗動作には多大な労力を要し、介護者が同行していない場合などは車椅子利用者に肉体的負担がかかる。また、理容師などの店舗スタッフがサポートする場合、その操作に不慣れなため場合によっては落下させるなどによって車椅子利用者を負傷させてしまう可能性がある。
そこで、車椅子使用者が車椅子に乗った状態で理容または美容などのサービスを受けることを可能とする、さまざまな技術が提案されている。
従来技術の1例としては、理容室内において、たとえば洗髪用シンクなどの理容機器の近傍に、後傾させた状態の車椅子を支承し保持するサポート部材が設けられており、車椅子利用者は車椅子に乗った状態で後傾され頭部の理容サービスが受けられるものが知られる(たとえば特許文献1参照)。
また、他の1例としては、シャンプーシンクと、車輪を取り付けた車輪取付プレートと、シャンプーシンクの車輪取付プレート間に伸縮可能の支柱と、を有しており、その支柱を伸縮させることで任意の位置にシャンプーシンクを配置するものも知られる(たとえば、特許文献2参照)。
特開2005-103194号公報 特開2009-112565号公報
前記特許文献1の装置では、前述のサポート部材が全体的に門型をなすものであり、直立した一対のステーと、その上端部分同士を連結し水平に配置した支承部と、を有して設けられており、車椅子のハンドルをその支承分に保持ベルトを用いて締結する。すなわち、前記特許文献1の装置の場合、車椅子は前輪が浮いた状態で固定支持されるため車椅子使用者に不安感を与える可能性がある。
また、前記特許文献2の装置では、前述の支柱が電動式パンタグラフ型アクチュエータによって伸縮可能に設けられるものである。たとえば車椅子使用者がその車椅子とともに(前輪が浮いた状態で)傾斜して支持される場合、車椅子使用者の不安感および安全性を考慮するとその傾斜角度には限界がある。前記特許文献2の装置ではシャンプーシンクは水平の状態で昇降されるものであり、かかる場合には車椅子使用者の頭部にシンクを適切に位置させることができず十分に対応することができない可能性がある。
前記特許文献1および前記特許文献2は、不安感の払拭および利便性の向上の点などで改善の余地があったといえる。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであり、車椅子使用者が車椅子に乗った状態で車椅子を傾斜可能として散髪または洗髪などの理容または美容のサービスを受け、かつその際に車椅子自体の傾斜にともなう不安感を払拭するとともにその利便性を高めることができる理容室用車椅子支持装置および理容室用洗髪台装置を提供する。
本発明の前述した目的は、後記の構成により達成される。
(1)車椅子が載置されるために板状に延在して形成され、前記車椅子が載置された状態で前記車椅子の一対の前輪が載置されて支持する第1載置部と、前記車椅子が載置された状態で前記車椅子の一対の後輪が載置されて支持する第2載置部と、に分割される載置部と、前記載置部を一体的に旋回可能に保持する旋回保持部と、前記第1載置部を高さ方向に沿って昇降するとともに、前記第1載置部を上昇させる際、前記第1載置部の、前記車椅子の前後方向に沿う前端部が後端部と比較して下方となるように前記第1載置部を傾斜させる昇降部と、含む、理容室用車椅子支持装置。
(2)前記第1載置部には、前記一対の前輪のそれぞれをその幅方向で挟持して保持する一対の前輪保持部が設けられており、前記前輪保持部のそれぞれは、一対の挟持爪部と、前記一対の挟持爪部の間の離間距離を調整可能とする第1スライダ部と、前記一対の挟持爪部および前記第1スライダ部を一体的に保持して前記車椅子が前記載置部に載置された状態でその前後方向またはその幅方向に沿ってスライド移動させる第2スライダ部と、を含む、(1)に記載の理容室用車椅子支持装置。
(3)前記第2載置部には、前記一対の後輪が前記第2載置部から脱輪させないための後輪ストッパ機構が設けられており、前記後輪ストッパ機構は、前記車椅子が載置された状態でその前後方向に沿って棒状に延在して配設され、その先端部が前記第2載置部に対し高さ方向に沿って揺動可能に支持される揺動部材と、前記車椅子が載置された状態でその幅方向に沿って棒状に延在して配設され、その中間部で前記揺動部材の先端部に連結し、かつその両端部のそれぞれには前記車椅子が載置された状態で前記一対の後輪を係止するための係止部が配設される係止部材と、前記揺動部材がその高さ方向で揺動されて前記係止部材の前記係止部が前記一対の後輪に係合した際、その高さ位置で前記揺動部材をロックするロック機構と、を含む、(1)または(2)に記載の理容室用車椅子支持装置。
(4)シンク部と、前記シンク部も含めて装置全体を載置面から支持する第1ベース部と、前記第1ベース部の少なくとも一方の側部に立設される第1サイドフレームおよび第2サイドフレームと、前記シンク部を鉛直方向で傾斜可能に保持する第2ベース部と、複数のリンクを有して前記複数のリンクのそれぞれは互いに回動可能に連結されており、かつその一端部は前記第1サイドフレームに連結するとともにその他端部は前記第2ベース部の一端部に回動可能に連結するリンク機構と、長尺状に延在して形成され、その長手方向に沿ってガイド孔が形成され、かつ所定の駆動軸にその基端部が連結されるとともに当該基端部が前記所定の駆動軸を回転中心として回動可能に支持されるガイド片部と、を含み、前記第2ベース部の他端部の側部には、ピン部が配設され、前記ピン部は、前記ガイド片部の前記ガイド孔に挿通される、理容室用洗髪台装置。
(5)前記第2ベース部の下端側には突出部が配設され、前記第1ベース部に立設され、伸縮可能に設けられる伸縮機構をさらに含み、前記所定の駆動軸による前記ガイド片部の回動にともなって前記突出部が前記伸縮機構の先端部に近接して配置された際、前記伸縮機構が伸長することで前記突出部を上方に向けて押圧することにより、前記シンク部は前記突出部および前記第2ベース部を介して前記第1ベース部に対して首振り可能に支持される、(4)に記載の理容室用洗髪台装置。
(6)前記第1ベース部には、複数の車輪が配設される、(4)または(5)に記載の理容室用洗髪台装置。
前記(1)の構成によれば、昇降部は、第1載置部をその前端部が垂下するように、換言するとその後端部と比較して下方となるように第1載置部を傾斜させた状態でリフトアップする。この傾斜したリフトアップにより、車椅子使用者が車椅子に乗った状態で車椅子を傾斜可能として散髪または洗髪などの理容または美容のサービスを受け、かつその際に車椅子自体の傾斜にともなう不安感を払拭するとともにその利便性を高めることができる。
前記(2)の構成によれば、さまざまなサイズの前輪に対し一対の挟持爪部で前輪のそれぞれを挟持して保持するとともに、第1スライダ部および第2スライダ部により任意の位置で前輪のそれぞれが前後方向に沿った(まっすぐな)状態で規制されることになる。これにより、車椅子が載置部に載置された状態でも安全性を高めることができる。
前記(3)の構成によれば、揺動部材がその高さ方向で揺動されて係止部材の係止部が一対の後輪に係合した際、ロック機構によりその高さ位置で揺動部材がロックされる。このロックにより、載置部に載置された状態の車椅子がその後輪での移動が規制され、載置部からの脱輪が抑制される。その抑制により、車椅子が載置部に載置された状態でもさらに安全性を高めることができる。
前記(4)の構成によれば、使用者によってガイド片部においてその長手方向が水平方向に略一致するように回動移動される場合、リンク機構が全体的に縮短して第2ベース部が水平方向に略一致するような姿勢に設定される。これにより、洗髪台装置の第1初期状態が実現される。その一方、使用者によってガイド片部においてその長手方向が略鉛直方向(高さ方向)に沿うように回動移動される場合、リンク機構が全体的に伸長して第2ベース部がその前端部が上方となるように傾斜した姿勢となる。これにより、理容室用洗髪台装置の第2初期状態が実現される。その結果、シンク部がその初期状態で傾斜して配置されることになり、理容室用車椅子支持装置によって傾斜して支持される車椅子使用者の頭部に対し、理容室用洗髪台装置を適切に設置することができる。つまり、リンク機構とガイド片部を含んで構成され、第2ベース部の側部に配設されるピン部がガイド片部のガイド孔に挿通されることで、第1初期状態および第2初期状態の、2つの初期状態の切替が実現される。これにより、健常者または車椅子使用者などのさまざまな利用者に対応して初期状態を適宜切り替えることで1台で対応することができる。
前記(5)の構成によれば、シンク部は第2ベース部を介して突出部および第2ベース部を介して第1ベース部に対して首振り可能に支持される。つまり、シンク部が第2初期状態で傾斜して配置される場合でもその傾斜位置を基準(初期状態)としてシンク部を伸縮機構によって任意の傾斜角で調整することができる。
前記(6)の構成によれば、装置本体を任意の場所に容易に移動させることができる。
本発明によれば、車椅子使用者が車椅子に乗った状態で車椅子を傾斜可能として散髪または洗髪などの理容または美容のサービスを受け、かつその際に車椅子自体の傾斜にともなう不安感を払拭するとともにその利便性を高めることができる。
以上、本発明について簡潔に説明した。さらに、以下に説明される発明を実施するための形態(以下「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細はさらに明確化されるだろう。
本発明に係る実施形態の車椅子支持装置の概要を例示する全体斜視図 図1に示す前輪保持部の構成を例示する拡大斜視図 図1に示す車輪ストッパ機構の構成を例示する拡大斜視図 図1に示す旋回保持部の構成を例示する平面図 図1に示す載置部の構成を例示する平面図 図1に示す昇降機構の構成を例示する拡大斜視図 本発明に係る実施形態の洗髪台装置の概要を例示する全体斜視図 図7に示す洗髪台装置の構成を例示する側面図 使用者が車椅子に乗った状態で洗髪のサービスを受ける様子を例示する斜視図 図8に示す第1リンク機構およびガイド片部を含む構造の第1初期状態を例示する模式図 図8に示す第1リンク機構およびガイド片部を含む構造の第2初期状態を例示する模式図 図8に示す衝撃吸収機構の第1初期状態での動作を例示する模式図 図8に示す衝撃吸収機構の第2初期状態での動作を例示する模式図
本発明に係る理容室用車椅子支持装置および理容室用洗髪台装置に関する実施形態について、各図を参照しながら以下に説明する。
ただし、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。たとえば、すでによく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することは意図されていない。また、添付図面のそれぞれは符号の向きに従って参照するものとする。また、以下の説明で特に断らない限り、装置本体のそれぞれの「前後方向」とは車椅子が載置または設置された状態でその車椅子の前後方向に沿う方向とし、装置本体のそれぞれの「左右方向」または「幅方向」はその左右方向または幅方向に沿う方向とする。
(第1実施形態)
図1~図13に基づいて、本発明に係る実施形態1について説明する。
[・理容室用車椅子支持装置の基本構成について]
図1を参照しながら、本実施形態に係る理容室用車椅子支持装置100(以下「車椅子支持装置」ともいう。)の基本構成の一例について説明する。図1は、本発明に係る実施形態の車椅子支持装置100の概要を例示する全体斜視図である。
なお、図1は、車椅子10が載置部110に載置された状態で後述する載置部110の第1載置部120が上昇された(リフトアップされた)様子を示している。車椅子支持装置100の初期状態は、載置部110の第1載置部120が降下されて第2載置部140とその高さが略一致されて、載置部110はその全体で平坦状にされる(後述参照)。この高さが略一致された際、車椅子使用者はその車椅子10に乗った状態で装置本体の後方から乗り入れする。また、図1では、車椅子使用者の図示は省略されており、車椅子10のみの図示となっている。
図1に示すように、本実施形態の車椅子支持装置100は、車椅子10がその使用者が乗った状態で載置される載置部110と、その載置部110を一体的に旋回可能に保持する旋回保持部160と、載置部110の第1載置部120(後述参照)を昇降させる昇降部170と、を含んで構成される。
載置部110においてその第1載置部120には、車椅子10の一対の前輪20のそれぞれをその幅方向で挟持して保持する一対の前輪保持部121が配設される(後述参照)。また、第2載置部140には、車椅子10の一対の後輪30が載置部110(第2載置部140)から脱輪させないための後輪ストッパ機構143が配設される(後述参照)。
昇降部170は、装置本体の側方に配置されており、油圧ピストン装置(不図示)および支持バー171を含んで構成される。支持バー171は金属製の板状部材からなり、車椅子10が載置部110の上部で規定の位置に載置された状態でその車椅子10の左右方向(幅方向)に沿って延設されており、油圧ピストン装置がワイヤ176を介してこの支持バー171を昇降する(後述参照)。
[・・一対の前輪保持部の構成について]
図2を参照しながら、一対の前輪保持部121の構成の一例について説明する。図2は、図1に示す前輪保持部121の構成を例示する拡大斜視図である。
図2に示すように、一対の前輪保持部121のそれぞれは、長板状に形成される車輪案内部122と、この車輪案内部122の前方で隣接して配置される保持本体部124と、を含んで構成される。
車輪案内部122は長尺状の金属板からなり、またその先端部は上方(高さ方向)に向けて漸近的に湾曲して形成されており、車椅子10の前輪20が車輪案内部122の前方から脱輪しないようにその移動を規制する。また、車輪案内部122の表面には、複数の溝123がその長手方向に沿って並設される。この複数の溝123により、装置本体の前後方向で適切に車椅子10の前輪20のそれぞれが案内可能とされる。
保持本体部124は、一対の挟持爪部125と、第1スライダ部126と、第2スライダ部129と、を含んで構成される。
一対の挟持爪部125は、金属平板からなるブラケット部材であり、その基端部で第1のスライダ部に固設される。一対の挟持爪部125のそれぞれは、その間で前輪20を挟持可能とするため互いに平行して配置される。
第1スライダ部126および第2スライダ部129は、樹脂部材および金属部材を含む複合素材からなり、ガイドレール127,130およびそのガイドレール127,130に沿って移動するガイドレールスライダ128,131からなる移動機構により設けられる。
第1スライダ部126は、一対の挟持爪部125の間の離間距離を調整可能に設けられる。第2スライダ部129は、一対の挟持爪部125および第1スライダ部126を一体的に保持して車椅子10が載置部110に載置された状態でその前後方向またはその幅方向に沿ってスライド移動可能に設けられる。
そのように構成されることで、さまざまなサイズの前輪20に対し一対の挟持爪部125で前輪20のそれぞれを挟持して保持するとともに、第1スライダ部126および第2スライダ部129により任意の位置で前輪20のそれぞれが前後方向に沿った(まっすぐな)状態で規制される。その規制により、車椅子10が載置部110に載置された状態でも安全性を高めることが可能となる。
[・・後輪ストッパ機構の構成について]
図3を参照しながら、後輪ストッパ機構143の構成について説明する。図3は、図1に示す後輪ストッパ機構143の構成を例示する拡大斜視図である。
図3に示すように、後輪ストッパ機構143は、揺動部材144と、係止部材145と、ロック機構148と、を含んで構成される。
揺動部材144は中空状の金属製パイプ部材からなり、前後方向に沿って延在して配置される。また、揺動部材144の基端部にはその直径方向に沿って回転軸(不図示)が設けられ、ロック機構148はこの回転軸を回転中心として揺動部材144を揺動可能に保持する。すなわち、揺動部材144は、車椅子10が載置された状態でその前後方向に沿って棒状に延在して配置されており、第2載置部140に対しその基端部が固定された状態で高さ方向に揺動可能に支持される。
係止部材145も同様に中空状の金属パイプ部材からなり、幅方向に沿って延在して配置される。係止部材145は、その中間部で揺動部材144の先端部に連結して固設される。また、係止部材145の両端部には、係止部146が配設される。係止部146は有底円筒状の樹脂部材からなり、係止部材145の端部のそれぞれに被覆されて取り付けられる。係止部146の外周面にはたとえば摩擦力を向上させるための複数の凸部または複数の溝部が形成される(不図示)。また、係止部146の先端縁にはその周方向に亘ってフランジ部147が配設される。フランジ部147は径方向外方に向かって延在して設けられる。係止部材145の端部のそれぞれに配設される係止部146が車椅子10の一対の後輪30のそれぞれに当接することで、その一対の後輪30のそれぞれが係止される。
ロック機構148は、ロックレバー149と、レバー係止部150と、を含んで構成される。ロックレバー149は、平板状の金属部材を折り曲げて形成されており、揺動部材144に回動可能に取り付けられる。レバー係止部150も同様に金属部材を折り曲げて形成されており、第2載置部140に固設される。また、レバー係止部150には、そのロックレバー149の先端部が係止するための複数の切り欠き部151がその長手方向に沿って間欠的に形成される。その複数の切り欠き部151のいずれか1つにロックレバー149の先端部が引っ掛けられて固定されることで、複数段階で所定の位置でロックレバー149が規制(固定)される。この規制により、揺動部材144は、ロックレーバ149を介してその高さ位置で固定される。
そのように構成されることで、揺動部材144がその高さ方向で揺動されて係止部材145の係止部146が一対の後輪30に係合した際、ロック機構148によりその高さ位置で揺動部材144はロックされる。そのロックにより、載置部110に載置された状態の車椅子10がその後輪30での移動が規制され、載置部110からの脱輪が抑制される。その抑制により、車椅子10が載置部110に載置された状態でもさらに安全性を高めることが可能となる。
[・・載置部および旋回保持部の構成について]
図4および図5を参照しながら、載置部110および旋回保持部160の構成の一例について説明する。図4は、図1に示す旋回保持部160の構成を例示する平面図である。図5は、図1に示す載置部110の構成を例示する平面図である。
なお、図4では、説明の便宜のため旋回保持部160から載置部110が取り外された様子を示す。通常の使用状態では、旋回保持部160に載置部110が取り付けられる。
図4に示すように、旋回保持部160は、枠体部161と、枠体部161の裏側に配設される旋回機構162と、を含んで構成される。
枠体部161の内枠は、載置部110の外形(後述参照)に対応して略円状に形成される。旋回機構162は、軸保持部163と、複数のローラ支持軸164と、複数の受動ローラ165と、を含んで構成される。
軸保持部163は、枠体部161の内枠の中央に配置されており、第2載置部140の裏面に配設される旋回軸(不図示)を回転可能に保持する。複数のローラ支持軸164のそれぞれは、枠体部161の内枠において載置部110の旋回方向(周方向)で略等間隔になるように放射線状に配設される。また、複数のローラ支持軸164のそれぞれは、少なくとも1つの受動ローラ165を回転可能に保持する。それにより、旋回保持部160は、その受動ローラ165の上に載置部110が載置されることで載置部110を一体的に旋回可能に保持することが可能となる。
図5に示すように、載置部110は、車椅子10が載置されるために円板状(板状の一例)に形成され、水平方向に沿って延在して配置される。また、載置部110は、車椅子10が規定の位置に載置された状態でその車椅子10の前後方向で2分割される。そのため、載置部110は、その前側に配置される円弧板状の第1載置部120と、その後側に配置される円弧状の第2載置部140と、を含んで基本構成される。第1載置部120が車椅子10の前輪20を、第2載置部140がその後輪30を支持する。また、前述の昇降部170の支持バー171が上昇すると、載置部110の第1載置部120の底面がその支持バー171に係合して押し上げられる(リフトアップされる)。それにより、載置部110の第1載置部120は昇降可能に設けられる。
なお、初期状態は、載置部110の第1載置部120が降下されて第2載置部140とその高さが略一致されて、載置部110はその全体で平坦状にされる。
また、本実施形態では、第1載置部120および第2載置部140の分割面において、平面視で第2載置部140には矩形状の凸部152と、第1載置部120にはその凸部152に対応する凹部132と、が形成される。その凸部152および凹部132の嵌合により、第1載置部120および第2載置部140の旋回が一体的に実現可能とされる。また、第2載置部140にも第1載置部120と同様に一対の車輪案内部141が配設される。第2載置部140の一対の車輪案内部141は第1載置部120の車輪案内部122と前後方向で並んで配置されており、第1載置部120の車輪案内部122とともに一体的および連続的に車椅子10の前輪20および後輪30を前後方向に沿って案内することが可能である。
また、図4に示すように、支持バー171の長手方向中間部には、上方(高さ方向)に突出する一対の突出ピン172が配設されるとともに、この突出ピン172に対応して第1載置部120の裏面にはピン穴(不図示)が形成される。第1載置部120が支持バー171によりリフトアップされる際、支持バー171の突出ピン172のそれぞれが第1載置部120のピン穴に進入する。その進入により、第1載置部120の水平方向および回転の移動が規制され、第1載置部120は昇降する場合でも安定的に保持されて上昇または下降される。
前述したように昇降部170がその支持バー171を上昇させ、それにともなって載置部110の第1載置部120をリフトアップする。そのとき、本実施形態では、昇降部170は、第1載置部120を、その前端部が垂下するように、換言するとその後端部と比較してその前端部が下方に位置するように第1載置部120を傾斜させた状態でリフトアップする。
その傾斜したリフトアップにより、車椅子使用者が車椅子10に乗った状態で理容または美容のサービスを受け、かつその際に傾斜にともなう不安感を払拭するとともにその利便性を高めることが可能となる。また、その傾斜角度は8~10度の範囲に設定される。この範囲の設定により、より確実に車椅子使用者の不安感を払拭することが可能となる。
なお、図5に示すように、旋回保持部160には載置部110の旋回をロックするための一対のスライドバレルボルト166も配設される。また、本実施形態では装置本体の使用者または理容室などのスタッフが手動で旋回させる構造とされるが、これに限定されない。たとえば、チェーンベルトおよびギアが組み合わせられる動力伝達機構が軸保持部163に設けられ、第2載置部140の旋回軸がその動力伝達機構によって自動で旋回されるように構成されてもよい。
[・・昇降機構の構成について]
図6を参照しながら、昇降部170の昇降機構175の構成の一例について説明する。図6は、図1に示す昇降機構175の構成を例示する拡大斜視図である。
なお、図6には、左右両方のうちその一方の昇降部170の昇降機構175(後述参照)の構造が示される。その他方(反対側)も同様な構成であるためその図示およびその説明を省略する。
図6に示すように、昇降部170は、油圧ピストン装置(不図示)および支持バー171の他に、昇降機構175をさらに含んで構成される。昇降機構175は、ワイヤ176と、滑車177と、案内レール部178と、昇降案内部180と、を有して基本構成される。
ワイヤ176は、その基端で油圧ピストン装置に接続され、その先端部で締結突起部173に固結される。締結突起部173は、その先端部にワイヤ176を固定するための通し孔174が形成されており、支持バー171の端部のそれぞれに突出して固設される。また、ワイヤ176はたとえば昇降部170の本体に溶接などで固設される滑車177に掛架される。そのため、ワイヤ176が油圧ピストン装置で巻き上げられると、それにともなって支持バー171が滑車177およびワイヤ176を介して引き上げられて上昇する。逆に、ワイヤ176が油圧ピストン装置によって緩められると、それにともなって支持バー171が下降する。
案内レール部178は、板状の金属部材からなり上下方向(高さ方向)に沿って配設される。その表裏面および幅方向内方の側面は案内面179とされる。昇降案内部180は略箱状に形成されて、支持バー171の端部に一体的に配設される。また、昇降案内部180の内側には3つのガイドローラ181が回転可能に取り付けられる。その3つのうち2つのガイドローラ181(不図示)は、案内レール部178をその表裏方向で挟んで案内レール部178の表側の案内面179および裏側の案内面179のそれぞれに当接可能に対向して配置される。
また、この2つのガイドローラ181は、前述のように昇降案内部180に内設されており、また、その外径および案内レール部178との間に遊び(隙間距離)を在して配設される。第1載置部120に車椅子10の前輪20が載置され支持バー171が昇降された際、その遊びの存在および車椅子の前輪20の載置位置により、前述のように第1載置部120はその前端部が自動的に垂下となりその状態で上昇または下降されることが可能となる。
なお、残りの1つのガイドローラ181は、案内レール部178の側面に当接しながら転動することで幅方向の移動を規制しながら支持バー171を上下方向(高さ方向)で案内することが可能である。
[・理容室用洗髪台装置の基本構成について]
図7~図9を参照しながら、本実施形態に係る理容室用洗髪台装置200(以下「洗髪台装置200」ともいう。)の基本構成の一例について説明する。図7は、本実施形態の洗髪台装置200の概要を例示する全体斜視図である。図8は、図7に示す洗髪台装置200の構成を例示する側面図である。図9は、使用者が車椅子10に乗った状態で洗髪のサービスを受ける様子を例示する斜視図である。
なお、図8では、説明の便宜のためシンク部210および傾斜係止機構252などの図示は省略される。通常の使用状態では、シンク部210および傾斜係止機構252などは第2ベース部250に取り付けられる(後述参照)。
図7および図8に示すように、洗髪台装置200は、シンク部210と、第1ベース部220と、第1サイドフレーム230と、第2サイドフレーム240と、第2ベース部250と、ガスシリンダ260(伸縮機構の一例)と、第1リンク機構270(リンク機構の一例)と、ガイド片部280と、衝撃吸収機構290と、を含んで基本構成される。
なお、車椅子使用者に対して使用される際、洗髪台装置200は前述の車椅子支持装置100によって車椅子10が傾斜された状態で使用される。つまり、洗髪台装置200は車椅子支持装置100の後方に配置されて車椅子使用者があお向けになった状態で使用される(図9参照)。
シンク部210は、ポリエステル樹脂または繊維強化プラスチック(FRP)などの合成樹脂によりお椀(わん)状に形成される。また、シンク部210の前側部(図7で紙面奥側)中央部には首保持マット211が取り付けられており、その首保持マット211の両側(シンク部210の前側部の両端部)には窪み部212がそれぞれ設けられる。窪み部212は、幅方向内方に凹んで形成される。その窪み部212により、シンク部210と車椅子10のハンドル40との物理的干渉が回避される(図9参照)。
なお、シンク部210はスチール、ステンレススチール、アルミまたはアルミ合金などの金属板を素材としてたとえばプレス成形などにより成形されてもよい。
第1ベース部220は、金属製のパイプ部材が略U字逆に折り曲げて形成されており、一対の側部221およびこの一対の側部221の端部同士を連結する掛架部222を有する。また、第1ベース部220は、載置面(水平面)に沿って延在して配置される。第1ベース部220の先端部のそれぞれには車輪223が回転可能に配設される。それにより、使用者が、第1サイドフレーム230のハンドル部材233(後述参照)を握って装置本体を全体的に傾ける。そして、使用者は、その状態でその車輪223を回転させることで任意の場所に配置することが可能である。
第1ベース部220の一対の側部221には第1サイドフレーム230が立設される。第1サイドフレーム230も第1ベース部220と同様にパイプ部材が略U字逆に折り曲げて形成される。第1サイドフレーム230の掛架部232の中央部にはハンドル部材233が取り付けられる。さらに、第1サイドフレーム230の一対の側部231には第2サイドフレーム240が溶接などにより一体的に結合される。第2サイドフレーム240も同様にパイプ部材が略U字状に折り曲げて形成される。第2サイドフレーム240はその一対の側部241が載置面に対しともに傾斜するように、その側部241の基端部で第1サイドフレーム230の側部231の中間部にたとえば溶接などにより一体的に結合(固設)される。
第2ベース部250は、シンク部210を鉛直方向で(に沿って)傾斜可能に支持する。第2ベース部250には、平板状部251、傾斜支持部(不図示)および傾斜係止機構252が設けられる。平板状部251は第2ベース部250の構造的基礎をなし、その中央部に傾斜支持部が配設される。傾斜支持部は、その先端部でシンク部210を傾斜可能に支持する。傾斜係止機構252は、スライド孔253と、このスライド孔253に挿通される係止ロッド254と、を含んで構成される。係止ロッド254の基端部は傾斜支持部の一部と連結しており、係止ロッド254がスライド孔253の任意の位置で固定されることで、傾斜支持部はその傾斜状態でロックされる。その結果、シンク部210は所定の傾斜角度で第2ベース部250により固定保持される。
ガスシリンダ260は、第1ベース部220に対し前方に向けて傾斜して立設される。ガスシリンダ260の下端部にはフットペダル261が配設されており、使用者はそのフットペダル261を足で踏むことでガスシリンダ260の長さを調整することが可能である。つまり、ガスシリンダ260は伸縮可能に設けられる。
本実施形態では、第2ベース部250の第1初期状態および第2初期状態の、2つの初期状態が切替可能なように、洗髪台装置200は第1リンク機構270、ガイド片部280を有する(後述参照)。また、衝撃吸収機構290は、その第1初期状態および第2初期状態の切替の過程(途中)での衝撃を吸収する(後述参照)。
第1初期状態とは、第2ベース部250が水平方向に略平行に配置され、車椅子使用者以外の健常者にも適した初期状態とされる。第2初期状態とは、第2ベースが傾斜して配置され、車椅子使用者に適した初期状態とされる。そのように洗髪台装置200は第1初期状態および第2初期状態を有することで1台でさまざまな利用者に対応することが可能となる。
[・・第1リンク機構、ガイド片部およびガスシリンダの協働について]
図10および図11を参照しながら、第1リンク機構270、ガイド片部280およびガスシリンダ260の協働の一例について説明する。図10は、図8に示す第1リンク機構270およびガイド片部280を含む構造の第1初期状態を例示する模式図である。図11は、図8に示す第1リンク機構270およびガイド片部280を含む構造の第2初期状態を例示する模式図である。
図10および図11に示すように、第1リンク機構270は、長尺状の平板からなる第1リンク271および第2リンク272を有して構成される。第1リンク271および第2リンク272のそれぞれは互いに回動可能に連結されており、その第1リンク機構270の一端部である第1リンク271の上端部は第1サイドフレーム230の掛架部232に溶接などにより一体的に結合(連結の一例)される。また、その第1リンク機構270の他端部である第2リンク272の下端部は第2ベース部250の後端部(前後方向一端部:一端部の一例)に回動可能に連結される。また、第2サイドフレーム240の所定の位置に、幅方向に延在する駆動軸DAが配置される。使用者は、操作レバーCLを介して駆動軸DAを回転中心として手動で回動操作することが可能である(図8参照)。
また、第1リンク機構270に隣接しかつ第1サイドフレーム230および第2ベース部250との間に伸縮ロック機構300が配設される。伸縮ロック機構300は、ロッド301と、ロッド保持部302と、を含んで構成される。ロッド保持部302は、このロッド301がその長手方向でスライド移動可能に保持するとともにロッド301を任意のスライド位置で固定(ロック)可能に設けられる。伸縮ロック機構300は、後述するガイド片部280の回動によって第1初期状態または第2初期状態に切り替わった際にその第2ベース部250の姿勢をロックするために使用される。
ガイド片部280は長尺状に延在して形成されており、その長手方向に沿ってガイド孔281が形成される。また、ガイド片部280は、前述の駆動軸DAにその基端部が連結されるとともに当該基端部がその駆動軸DAを回転中心として回動可能に支持される。そして、第2ベース部250の前端部(前後方向他端部:他端部の一例)の側部には、ピン部255が配設される。ピン部255は、ガイド片部280のガイド孔281に挿通され、そのガイド片部280の回動移動にともなってそのガイド孔281の内部をスライド移動する。
そのように構成されることで、図10に示すように、使用者によってガイド片部280においてその長手方向が水平方向に略一致するように回動移動される場合、第1リンク機構270が全体的に縮短して第2ベース部250が水平方向に略一致するような姿勢に設定される。その状態で伸縮ロック機構300がロックして、第2ベース部250はその姿勢で固定される。それにより、洗髪台装置200の第1初期状態が実現される。
その一方、図11に示すように、使用者によってガイド片部280においてその長手方向が略鉛直方向(高さ方向)に沿うように回動移動される場合、第1リンク機構270が全体的に伸長して第2ベース部250がその前端部が上方となるように傾斜した姿勢となる。同様にその状態で伸縮ロック機構300がロックして第2ベース部250はその姿勢で固定される。それにより、洗髪台装置200の第2初期状態が実現される。その結果、シンク部210がその初期状態で傾斜して配置されることになり、前述の車椅子支持装置100によって傾斜して支持される車椅子使用者の頭部に対し、洗髪台装置200を適切に設置することが可能となる(図9参照)。
そのようにして、洗髪台装置200は、第1リンク機構270とガイド片部280を含んで構成され、第2ベース部250の側部に配設されるピン部255がガイド片部280のガイド孔281に挿通されることで、第1初期状態および第2初期状態の、2つの初期状態の切替が実現される。それにより、前述したように本実施形態の洗髪台装置200は、健常者または車椅子使用者などのさまざまな利用者に対応して初期状態を適宜切り替えることで1台で対応することが可能となる。
そして、図10および図11に示すように、本実施形態では、第2ベース部250の下端(裏面)側に突出フレーム部256(突出部の一例)が一体的に配設される。突出フレーム部256は、略U字状に形成されており、一対の縦棒部(不図示)、およびその一対の縦棒部の先端部同士を連結する横棒部(不図示)を有する。一対の縦棒部のそれぞれはその基端部で第2ベース部250の下端部に固設される。横棒部はその長手方向が幅方向に沿うように配置されており、その端部のそれぞれで縦棒部の先端部と結合する。
図11に示すように、第2初期状態に切り替えられる場合、つまり、前述の駆動軸DAによるガイド片部280の回動移動にともなって突出フレーム部256がガスシリンダ260の先端部に近接して配置される。このとき、使用者がフットペダル261を操作することでガスシリンダ260を伸長させることでガスシリンダ260の先端部を突出フレーム部256の横棒部の周面に当接させる。この当接の状態でさらにガスシリンダ260が伸長することで突出フレーム部256を上方に向けて押圧する。
その押圧により、シンク部210は第2ベース部250を介して突出フレーム部256および第2ベース部250を介して第1ベース部220に対して首振り可能に支持される。つまり、シンク部210が第2初期状態で傾斜して配置される場合でもその傾斜位置を基準(初期状態)としてシンク部210をガスシリンダ260によって任意の傾斜角で調整することが可能となる。
[・・衝撃吸収機構の構成について]
図12および図13を参照しながら、衝撃吸収機構290の構成の一例について説明する。図12は、図8に示す衝撃吸収機構290の第1初期状態での動作を例示する模式図である。図13は、図8に示す衝撃吸収機構290の第2初期状態での動作を例示する模式図である。
図12および図13に示すように、衝撃吸収機構290は、第1初期状態および第2初期状態の切替の過程で第2ベース部250が急に傾斜または落下するのを防止するために取り付けられる。衝撃吸収機構290は、バネシリンダ291と、スライドガイド部293と、第2リンク機構295と、支持片部297と、を含んで基本構成される。
バネシリンダ291は、バネの弾性付勢力によって伸縮方向の衝撃を直接的に吸収可能に設けられる。バネシリンダ291は、その先端において第2ベース部250に対し鉛直方向で回動可能に連結する。また、スライドガイド部293は有底箱状に形成されており、バネシリンダ291はその基端部でスライドガイド部293に収納される。そのため、バネシリンダ291はスライドガイド部293によってその伸縮方向でスライド可能に案内される。また、バネシリンダ291の基端部には係止ピン部292が配設され、スライドガイド部293にはその係止ピン部292に対応して係止長孔294が形成される。バネシリンダ291がスライドガイド部293に案内される際、係止ピン部292が係止長孔294をスライド移動(摺動)することでスライドガイド部293からの脱落が防止される。つまり、バネシリンダ291およびスライドガイド部293は分離することなく連結状態が維持される。
支持片部297は長板状に形成されており、第1ベース部220から水平方向に沿って延設される。支持片部297は、第2リンク機構295の構造的基礎となる。第2リンク機構295は複数のリンク296が連結して設けられており、その先端でスライドガイド部293の下端部に結合され、その基端で支持片部297の先端部に結合される。つまり、第2リンク機構295は、バネシリンダ291およびスライドガイド部293の案内状況に対応してバネシリンダ291およびスライドガイド部293を適応的に支持する。
そのように構成されることで、第1初期状態および第2初期状態の切替の過程で第2ベース部250の姿勢変化に適宜対応して、衝撃吸収機構290はスライドガイド部293および第2リンク機構295によってバネシリンダ291を適応的に案内することが可能となる。それにより、衝撃吸収機構290は、第2ベース部250が急に傾斜または落下した場合でもその衝撃をバネシリンダ291によって直接的に吸収することが可能となる。
[・本実施形態の利点]
以上説明したように本実施形態の理容室用車椅子支持装置100によれば、車椅子10が載置されるために板状に延在して形成され、車椅子10が載置された状態で車椅子10の一対の前輪20が載置されて支持する第1載置部120と、車椅子10が載置された状態で車椅子10の一対の後輪30が載置されて支持する第2載置部140と、に分割される載置部110と、載置部110を一体的に旋回可能に保持する旋回保持部160と、第1載置部120を高さ方向に沿って昇降するとともに、第1載置部120を上昇させる際、第1載置部120の、車椅子10の前後方向に沿う前端部が後端部と比較して下方となるように第1載置部120を傾斜させる昇降部170と、含む。
このため、昇降部170は、第1載置部120をその前端部が垂下するように、換言するとその後端部と比較して下方となるように第1載置部120を傾斜させた状態でリフトアップする。この傾斜したリフトアップにより、車椅子使用者が車椅子10に乗った状態で車椅子10を傾斜可能として散髪または洗髪などの理容または美容のサービスを受け、かつその際に車椅子10自体の傾斜にともなう不安感を払拭するとともにその利便性を高めることができる。
また、本実施形態の理容室用車椅子支持装置100によれば、第1載置部120には、一対の前輪20のそれぞれをその幅方向で挟持して保持する一対の前輪保持部121が設けられており、前輪保持部121のそれぞれは、一対の挟持爪部125と、一対の挟持爪部125の間の離間距離を調整可能とする第1スライダ部126と、一対の挟持爪部125および第1スライダ部126を一体的に保持して車椅子10が載置部110に載置された状態でその前後方向またはその幅方向に沿ってスライド移動させる第2スライダ部129と、を含む。
このため、さまざまなサイズの前輪20に対し一対の挟持爪部125で前輪20のそれぞれを挟持して保持するとともに、第1スライダ部126および第2スライダ部129により任意の位置で前輪20のそれぞれが前後方向に沿った(まっすぐな)状態で規制されることになる。これにより、車椅子10が載置部110に載置された状態でも安全性を高めることができる。
また、本実施形態の理容室用車椅子支持装置100によれば、第2載置部140には、一対の後輪30が第2載置部140から脱輪させないための後輪ストッパ機構143が設けられており、後輪ストッパ機構143は、車椅子10が載置された状態でその前後方向に沿って棒状に延在して配設され、その先端部が第2載置部140に対し高さ方向に沿って揺動可能に支持される揺動部材144と、車椅子10が載置された状態でその幅方向に沿って棒状に延在して配設され、その中間部で揺動部材144の先端部に連結し、かつその両端部のそれぞれには車椅子10が載置された状態で一対の後輪30を係止するための係止部146が配設される係止部材145と、揺動部材144がその高さ方向で揺動されて係止部材145の係止部146が一対の後輪30に係合した際、その高さ位置で揺動部材144をロックするロック機構148と、を含む。
このため、揺動部材144がその高さ方向で揺動されて係止部材145の係止部146が一対の後輪30に係合した際、ロック機構148によりその高さ位置で揺動部材144がロックされる。このロックにより、載置部110に載置された状態の車椅子10がその後輪30での移動が規制され、載置部110からの脱輪が抑制される。その抑制により、車椅子10が載置部110に載置された状態でもさらに安全性を高めることができる。
また、本実施形態の理容室用洗髪台装置200によれば、シンク部210と、シンク部210も含めて装置全体を載置面から支持する第1ベース部220と、第1ベース部220の少なくとも一方の側部221に立設される第1サイドフレーム230および第2サイドフレーム240と、シンク部210を鉛直方向で傾斜可能に保持する第2ベース部250と、第1リンク271および第2リンク272(複数のリンクの一例)を有してその第1リンク271および第2リンク272のそれぞれは互いに回動可能に連結されており、かつその一端部は第1サイドフレーム230に連結するとともにその他端部は第2ベース部250の一端部に回動可能に連結する第1リンク機構270(リンク機構の一例)と、長尺状に延在して形成され、その長手方向に沿ってガイド孔281が形成され、かつ所定の駆動軸DAにその基端部が連結されるとともに当該基端部が所定の駆動軸DAを回転中心として回動可能に支持されるガイド片部280と、を含む。第2ベース部250の他端部の側部には、ピン部255が配設され、ピン部255は、ガイド片部280のガイド孔281に挿通される。
このため、使用者によってガイド片部280においてその長手方向が水平方向に略一致するように回動移動される場合、第1リンク機構270(リンク機構の一例)が全体的に縮短して第2ベース部250が水平方向に略一致するような姿勢に設定される。これにより、洗髪台装置200の第1初期状態が実現される。その一方、使用者によってガイド片部280においてその長手方向が略鉛直方向(高さ方向)に沿うように回動移動される場合、第1リンク機構270が全体的に伸長して第2ベース部250がその前端部が上方となるように傾斜した姿勢となる。これにより、洗髪台装置200の第2初期状態が実現される。その結果、シンク部210がその初期状態で傾斜して配置されることになり、車椅子支持装置100によって傾斜して支持される車椅子使用者の頭部に対し、洗髪台装置200を適切に設置することができる。つまり、第1リンク機構270とガイド片部280を含んで構成され、第2ベース部250の側部に配設されるピン部255がガイド片部280のガイド孔281に挿通されることで、第1初期状態および第2初期状態の、2つの初期状態の切替が実現される。これにより、健常者または車椅子使用者などのさまざまな利用者に対応して初期状態を適宜切り替えることで1台で対応することができる。
また、本実施形態の理容室用洗髪台装置200によれば、第2ベース部250の下端側には突出フレーム部256(突出部の一例)が配設され、第1ベース部220に立設され、伸縮可能に設けられるガスシリンダ260(伸縮機構の一例)をさらに含む。所定の駆動軸DAによるガイド片部280の回動にともなって突出フレーム部256がガスシリンダ260の先端部に近接して配置された際、ガスシリンダ260が伸長することで突出フレーム部256を上方に向けて押圧することにより、シンク部210は突出フレーム部256および第2ベース部250を介して第1ベース部220に対して首振り可能に支持される。
このため、シンク部210は第2ベース部250を介して突出フレーム部256(突出部の一例)および第2ベース部250を介して第1ベース部220に対して首振り可能に支持される。つまり、シンク部210が第2初期状態で傾斜して配置される場合でもその傾斜位置を基準(初期状態)としてシンク部210をガスシリンダ260(伸縮機構の一例)によって任意の傾斜角で調整することができる。
また、本実施形態の理容室用洗髪台装置200によれば、第1ベース部220には、複数の車輪223が配設される。このため、装置本体を任意の場所に容易に移動させることができる。
以上で具体的実施形態の説明を終えるが、本開示はかかる例としての実施形態に限定されないことはいうまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例、修正例、置換例、付加例、削除例、均等例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。また、発明の趣旨を逸脱しない範囲において、前述した実施形態における各構成要素を任意に組み合わせてもよい。
本発明は車椅子使用者が車椅子に乗った状態で車椅子を傾斜可能として散髪または洗髪などの理容または美容のサービスを受け、かつその際に車椅子自体の傾斜にともなう不安感を払拭するとともにその利便性を高めることができる理容室用車椅子支持装置および理容室用洗髪台装置として有用である。
10 :車椅子
20 :前輪
30 :後輪
40 :ハンドル
100 :車椅子支持装置(理容室用車椅子支持装置)
110 :載置部
120 :第1載置部
121 :前輪保持部
122 :車輪案内部
123 :溝
124 :保持本体部
125 :挟持爪部
126 :第1スライダ部
127 :ガイドレール
128 :ガイドレールスライダ
129 :第2スライダ部
130 :ガイドレール
131 :ガイドレールスライダ
132 :凹部
140 :第2載置部
141 :車輪案内部
143 :後輪ストッパ機構
144 :揺動部材
145 :係止部材
146 :係止部
147 :フランジ部
148 :ロック機構
149 :ロックレバー
150 :レバー係止部
151 :切り欠き部
152 :凸部
160 :旋回保持部
161 :枠体部
162 :旋回機構
163 :軸保持部
164 :ローラ支持軸
165 :受動ローラ
166 :スライドバレルボルト
170 :昇降部
171 :支持バー
172 :突出ピン
173 :締結突起部
174 :通し孔
175 :昇降機構
176 :ワイヤ
177 :滑車
178 :案内レール部
179 :案内面
180 :昇降案内部
181 :ガイドローラ
200 :洗髪台装置(理容室用洗髪台装置)
210 :シンク部
211 :首保持マット
212 :窪み部
220 :第1ベース部
221 :側部
222 :掛架部
223 :車輪
230 :第1サイドフレーム
231 :側部
232 :掛架部
233 :ハンドル部材
240 :第2サイドフレーム
241 :側部
250 :第2ベース部
251 :平板状部
252 :傾斜係止機構
253 :スライド孔
254 :係止ロッド
255 :ピン部
256 :突出フレーム部(突出部の一例)
260 :ガスシリンダ(伸縮機構の一例)
261 :フットペダル
270 :第1リンク機構(リンク機構の一例)
271 :第1リンク
272 :第2リンク
280 :ガイド片部
281 :ガイド孔
290 :衝撃吸収機構
291 :バネシリンダ
292 :係止ピン部
293 :スライドガイド部
294 :係止長孔
295 :第2リンク機構
296 :リンク
297 :支持片部
300 :伸縮ロック機構
301 :ロッド
302 :ロッド保持部
CL :操作レバー
DA :駆動軸

Claims (3)

  1. 車椅子が載置されるために板状に延在して形成され、前記車椅子が載置された状態で前記車椅子の一対の前輪が載置されて支持する第1載置部と、前記車椅子が載置された状態で前記車椅子の一対の後輪が載置されて支持する第2載置部と、に分割される載置部と、
    前記載置部を一体的に旋回可能に保持する旋回保持部と、
    前記第1載置部を高さ方向に沿って昇降するとともに、前記第1載置部を上昇させる際、前記第1載置部の、前記車椅子の前後方向に沿う前端部が後端部と比較して下方となるように前記第1載置部を傾斜させる昇降部と、
    含む、
    理容室用車椅子支持装置。
  2. 前記第1載置部には、前記一対の前輪のそれぞれをその幅方向で挟持して保持する一対の前輪保持部が設けられており、
    前記前輪保持部のそれぞれは、
    一対の挟持爪部と、
    前記一対の挟持爪部の間の離間距離を調整可能とする第1スライダ部と、
    前記一対の挟持爪部および前記第1スライダ部を一体的に保持して前記車椅子が前記載置部に載置された状態でその前後方向またはその幅方向に沿ってスライド移動させる第2スライダ部と、
    を含む、
    請求項1に記載の理容室用車椅子支持装置。
  3. 前記第2載置部には、前記一対の後輪が前記第2載置部から脱輪させないための後輪ストッパ機構が設けられており、
    前記後輪ストッパ機構は、
    前記車椅子が載置された状態でその前後方向に沿って棒状に延在して配設され、その先端部が前記第2載置部に対し高さ方向に沿って揺動可能に支持される揺動部材と、
    前記車椅子が載置された状態でその幅方向に沿って棒状に延在して配設され、その中間部で前記揺動部材の先端部に連結し、かつその両端部のそれぞれには前記車椅子が載置された状態で前記一対の後輪を係止するための係止部が配設される係止部材と、
    前記揺動部材がその高さ方向で揺動されて前記係止部材の前記係止部が前記一対の後輪に係合した際、その高さ位置で前記揺動部材をロックするロック機構と、
    を含む、
    請求項1または2に記載の理容室用車椅子支持装置。
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