JP7655871B2 - 掘削孔埋戻し方法、地中構造物処理方法、及び既設杭撤去方法 - Google Patents
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Description
図1を参照しながら上記既設杭除去工程について説明する。既設杭除去工程は、以下で説明する地盤掘削工程と、解体撤去工程と、を有し、これらの工程が交互に繰返し実行される。
地盤掘削工程では、既設杭1の周囲の地盤100を掘り下げるとともに掘り下げた部分に既設杭1を囲む土留壁5を構築する。具体的には、初回の地盤掘削工程では、図1(b)に示されるように、既設杭1の周囲の地盤100が深さ約2m分掘削され掘り下げられて掘削孔3が形成される。掘削孔3は、既設杭1と同心の円形をなし、掘削孔3の直径は例えば約2.5mである。また、2回目以降の地盤掘削工程であれば、既に存在する上記掘削孔3が更に深さ約2m分掘り下げられる。
解体撤去工程では、上記地盤掘削工程で掘り下げられた掘削空間に突出する既設杭1の上端部を解体撤去する。前述の通り、地盤掘削工程で掘り下げられた掘削孔3(掘削空間)の底部からは、残存する既設杭1の上端部が突出しているので、作業者は、この既設杭1の外周面と掘削孔3の内壁面との間の作業スペースに入る。そして作業者は、図1(c)に示されるように、突出した既設杭1の上端部を斫り取って除去する。
上記解体撤去工程の後、再び前述の地盤掘削工程が実行され、図1(d)に示されるように、掘削孔3が更に深さ約2m分掘り下げられるとともに、土留壁5が下方に約2m分延長される。そして、再び解体撤去工程が実行され、図1(e)に示されるように、突出した既設杭1の上端部が斫り取られる。その後も同様にして、地盤掘削工程及び解体撤去工程が繰り返される。このように地盤掘削工程と解体撤去工程とが交互に繰返し実行されることで、既設杭1は上部から下方に向けて徐々に解体除去されていき、最終的には、図1(f)に示されるように、既設杭1の全部が除去されて、既設杭除去工程が完了する。そして、既設杭除去工程の完了後には、土留壁5で囲まれた掘削孔3が地盤100中に残留する。
続いて、図2~図4を参照しながら上記掘削孔埋戻し工程について説明する。掘削孔埋戻し工程は、本発明の実施形態に係る掘削孔埋戻し方法によって実行される。前述の通り、既設杭除去工程の完了後には、図1(f)に示されるように土留壁5で囲まれた掘削孔3が地盤100に残留するので、掘削孔埋戻し工程は、この掘削孔3を埋戻し材で埋め戻すものである。埋戻し材としては、砂等を使用することも考えられるが、ここでは、埋戻し後の地盤100の沈下等を適切に抑制するために、流動性をもつ硬化性の材料が埋戻し材として採用される。本実施形態では、埋戻し材として流動化処理土が採用される。流動化処理土は、現地で発生した土とセメント(または更に固化剤等)が混合されたものであり、当初は液状(流動体)であるが、セメントの水和反応によって硬化する。掘削孔埋戻し工程は、以下で説明する埋戻材注入工程と、台船吊下し工程、土留壁除去工程と、台船引上げ工程と、を有し、これらの工程が順に繰返し実行される。
まず、掘削孔埋戻し工程の前処理として、図1(f)に示される掘削孔3の底部に作業員が降りて土留壁5の最下部が約2m分程度解体除去される。更に、掘削孔3内に、埋戻し材を搬送するための搬送管11(図2(a)、図5参照)と、搬送管11の上端に接続されたホッパ13(図2(a)参照)と、が設置される。搬送管11は、タラップ9の近傍で土留壁5の壁面に沿って地表近傍から掘削孔3底面近傍まで鉛直に延びている。ホッパ13は、地表面に設置され、アジテータ車15から投入される流動化処理土Sを受けるものである。
埋戻材注入工程では、図2(a)に示されるように、アジテータ車15からホッパ13に流動化処理土Sが投入される。流動化処理土Sは自重によりホッパ13から搬送管11を通じて掘削孔3の底部に搬送される。そして、初回の埋戻材注入工程であれば、流動化処理土Sは掘削孔3の底部に溜まり、掘削孔3内に残存する土留壁5の下端5aの近傍(例えば下端5aよりもやや低い位置)まで流動化処理土Sの液面が上昇した状態となる。2回目以降の埋戻材注入工程であれば、流動化処理土Sの液面が約1m上昇し、掘削孔3内に残存する土留壁5の下端5aの近傍(例えば下端5aよりもやや低い位置)まで流動化処理土Sの液面が上昇した状態となる。
台船吊下し工程では、図2(b)に示されるように、鋼鉄製の台船17がクレーン21によって掘削孔3内に吊り降ろされる。台船17は掘削孔3に溜まった流動化処理土Sの液面上に浮かんだ状態となる。図5(a)は、台船17が導入された掘削孔3の状態を示す平面図であり、図5(b)は、その鉛直断面図である。台船17は、平面視において掘削孔3よりもやや小径の(例えば直径約2.2mの)円の一部が直線的に切り欠かれた形状をなしている。この切欠きは台船17とタラップ9及び搬送管11との干渉を回避するためのものである。台船17は有底の器状をなし流動化処理土S上で浮力を得る。台船17は、必要な人数の作業者や器具等を載せた状態で十分な浮力が得られるとともに、台船17底部の沈み込みが適切な深さになるように設計されている。具体的には、台船17は、例えば、必要な人数の作業者や器具等を載せて沈み込んだ状態で、土留壁5の下端5aが台船17の上端よりもやや高い位置に位置するように、設計されている。
土留壁除去工程では、上記のように流動化処理土S上に浮かべられた台船17まで、地上から作業者がタラップ9を用いて移動する。そして、図3(a)に示されるように、台船17に載った作業者Pは、上記掛止部材19(図5)で台船17を掘削孔3の内壁面に掛止する。そして作業者Pは、この台船17を作業足場として作業を行ない、残存する土留壁5の下端部5bを解体除去する。ここでは、例えば、ライナープレート2段分に相当する上下幅約1m分の下端部5bが解体除去される。前述のように台船17底部の沈み込みが適切な深さになるように設計されていることで、解体除去に係る土留壁5の下端部5bが作業者Pにとって作業し易い高さに位置するので、作業性がよい。この解体除去で発生したライナープレート部品7(図5)等の資材は、台船17上に載置すればよい。その後、作業者Pは掛止部材19による台船17の掛止を解除しタラップ9を用いて地上に戻る。
台船引上げ工程では、図3(b)に示されるように、流動化処理土S上の台船17がクレーン21によって掘削孔3から地上に吊り上げられる。このとき、台船17上に載置されていたライナープレート部品7等の資材は、台船17上に積載された状態で一緒に引上げられ、地上で回収される。この方法によれば、土留壁5の解体除去で発生する上記資材を掘削孔3内から搬出するための作業を軽減することができる。
台船引上げ工程で台船17が地上に引上げられた後、図4(a)に示されるように、再び前述の埋戻材注入工程が実行されて流動化処理土Sの液面が約1m上昇し、掘削孔3内に残存する土留壁5の下端5aよりもやや下方の位置まで液面が達する。その後、図4(b)に示されるように、台船吊下し工程及び土留壁除去工程が実行されて残存する土留壁5の下端部5bが上下幅約1m分だけ解体除去される。その後、台船引上げ工程により台船17が地上に引上げられライナープレート部品7等の資材が回収される。このように埋戻材注入工程と、土留壁除去工程と、台船引上げ工程と、台船吊下し工程と、が順に繰返し実行される。
Claims (5)
- 土留壁で囲まれた掘削孔を埋戻し材で埋め戻す掘削孔埋戻し方法であって、
前記掘削孔内に溜まった流動性をもつ前記埋戻し材の液面上に台船を浮かべた状態で、前記台船を作業足場として作業者が前記土留壁の少なくとも一部を除去する土留壁除去工程を備え、
前記埋戻し材は流動化処理土である、掘削孔埋戻し方法。 - 前記掘削孔内に前記埋戻し材を注入し、前記掘削孔内に残存する前記土留壁の下端部の近傍まで前記液面を上昇させる埋戻材注入工程を更に備え、
前記埋戻材注入工程と、前記土留壁の前記下端部を除去する前記土留壁除去工程と、が交互に繰り返される、請求項1に記載の掘削孔埋戻し方法。 - 前記土留壁除去工程により除去された前記土留壁の材料部材が前記台船上に積載された状態で、前記台船を前記掘削孔から地上に引上げる台船引上げ工程を更に備える、請求項1又は2に記載の掘削孔埋戻し方法。
- 地盤を掘削し土留壁を構築しながら前記地盤中の地中構造物の処理を行なう地中構造物処理工程と、
前記地中構造物処理工程で構築された前記土留壁で囲まれた掘削孔を、請求項1~3の何れか1項に記載の掘削孔埋戻し方法により埋戻し材で埋め戻す掘削孔埋戻し工程と、を備える、地中構造物処理方法。 - 地盤中に埋設された既設杭を撤去する既設杭撤去方法であって、
前記既設杭の周囲の地盤を掘り下げるとともに掘り下げられた掘削空間に前記既設杭を囲む土留壁を構築する地盤掘削工程と、前記地盤掘削工程で掘り下げられた前記掘削空間に突出する前記既設杭の上端部を解体撤去する解体撤去工程と、が繰り返されて前記既設杭が除去される既設杭除去工程と、
前記既設杭除去工程で構築された前記土留壁で囲まれた掘削孔を、請求項1~3の何れか1項に記載の掘削孔埋戻し方法により埋戻し材で埋め戻す掘削孔埋戻し工程と、を備える、既設杭撤去方法。
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