JP7590246B2 - 宅配装置 - Google Patents
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Description
エレベータにより階層間の移動が可能な集合住宅内の住戸に、荷物を自律的に配達する宅配装置であって、
配達先である住戸の配達順序を設定する設定手段と、
前記設定手段が設定した配達順序に基づいて、前記宅配装置の移動を制御する移動制御手段と、
前記宅配装置の周囲の物標を検知する検知手段と、を備え、
前記設定手段は、
配達先として同じ階層に複数の住戸がある場合であって、前記階層で最も前記エレベータに近い住戸が前記複数の住戸に含まれる場合、最も前記エレベータに近い住戸を最初に配達する住戸に設定し、
前記検知手段は、
前記宅配装置が前記エレベータのかごから降りた場合、前記エレベータから見て共用廊下の奥側に設けられている識別子を検知し、
前記移動制御手段は、
前記検知手段が検出した前記識別子を基準として、前記共用廊下の延設方向を認識することにより、前記宅配装置を移動させる、
ことを特徴とする宅配装置が提供される。
図1(A)は本発明の一実施形態に係る宅配装置1の側面図、(B)は宅配装置1の内部構造の説明図である。図中矢印Xは宅配装置1の前後方向を示しFが前をRが後を示す。矢印Y、Zは宅配装置1の幅方向(左右方向)、上下方向を示す。
図2は宅配装置1の制御系のブロック図である。宅配装置1は、制御ユニット(ECU)15を備える。制御ユニット15は、CPUに代表されるプロセッサ、半導体メモリ等の記憶デバイス、外部デバイスとのインタフェース等を含む。記憶デバイスにはプロセッサが実行するプログラムやプロセッサが処理に使用するデータ等が格納される。プロセッサ、記憶デバイス、インタフェースは、宅配装置1の機能別に複数組設けられて互いに通信可能に構成されてもよい。
図3は集合住宅100における宅配装置1による宅配サービスの例の説明図である。集合住宅100は複数の階層を有しており、エレベータ103によって階層間を移動可能である。タワーマンションのように住戸数が多い集合住宅において、宅配装置1による宅配サービスが有利であり、配達員の負担を軽減しつつ、より短時間で荷物の配達を行うことができる。
配達員200によって複数の配達先が入力されると、制御ユニット15は配達先の住戸101の配達順序を設定する。ここで、配達順序は、配達の効率に影響する。特に、同じ階層に複数の配達先の住戸がある場合、宅配装置1の移動態様の制約から配達順序が、配達の効率に特に影響する。
エレベータ103のかご103aから宅配装置1が下りて配達先の住戸101に移動する際の移動制御の例を図5~図10を参照して説明する。図5は制御ユニット15のプロセッサが実行する処理例のフローチャートであり、宅配装置1の移動制御に関する処理例を示している。図6~図10は宅配装置1の動作説明図である。
図6~図12の例では、かご103aの出入り方向に共用廊下102が延設されている例を説明したが、かご103aの出入り方向に対して共用廊下102が交差する方向に延設されていてもよい。図13及び図14はその一例を示しており、目的階の平面視図である。図示の例では共用廊下102が、かご103aの出入り方向に対して直交する方向に延設している。住戸101は図6~図12の例と同様、共用廊下102に沿って配置されている。
宅配装置1が、配達先の住戸101の前で停止し、配達処理を行う際、宅配装置1の一や姿勢によって、玄関扉101aが宅配装置1と干渉する、或いは、住人Pが荷物を取り出し辛いといった場合がある。そこで、宅配装置1の停止位置を住人Pが調整できるようにする。以降の配達先においても住人Pは異なるものの同様の印象を受けるとみなして、一度、調整がなされた場合、調整後の停止位置を基準として宅配装置1を停止させてもよい。
上記実施形態の宅配装置1では、検知ユニット8と検知ユニット10の数により前方の物標検知性能と後方の物標検知性能に差がある構成であった。しかし、例えば、前方の物標を検知する検知ユニットを撮像装置とライダとし、後方の物標を検知する検知ユニットを撮像装置のみとするなど、前方と後方で検知ユニットの種類が異なることにより物標検知性能に差があってもよい。また、例えば、前方と後方で検知ユニットは共に撮像装置であり、数も同じ(例えば1つ)だが、画像の解像度が異なる、画角が異なる等、検知ユニットの性能に差があることにより、物標検知性能に差があってもよい。
上記実施形態は以下の宅配装置を少なくとも開示する。
エレベータ(103)により階層間の移動が可能な集合住宅(100)内の住戸(101)に、荷物を自律的に配達する宅配装置であって、
配達先である住戸の配達順序を設定する設定手段(15,図4)と、
前記設定手段が設定した配達順序に基づいて、前記宅配装置の移動を制御する移動制御手段(15,図5)と、を備え、
前記設定手段は、
配達先として同じ階層に複数の住戸がある場合であって、前記階層で最も前記エレベータに近い住戸が前記複数の住戸に含まれる場合、最も前記エレベータに近い住戸を最初に配達する住戸に設定する(S4,S5,図8)。
この実施形態によれば、同じ階層に複数の配達先の住戸がある場合に、より効率的に各配達先に荷物の配達が可能な宅配装置を提供することができる。最初の配達を迅速に行うことができ、かつ、前記宅配装置が配達先への移動に戸惑う可能性が低い。配達によって荷物が取り出されることで前記宅配装置の重量が軽くなるため、その後、前記宅配装置が軽快に移動することが可能となる。
前記設定手段は、
配達先として同じ階層に複数の住戸がある場合であって、前記階層で最も前記エレベータに近い住戸が前記複数の住戸に含まれる場合、最も前記エレベータに近い住戸を最初に配達する住戸に設定し、前記エレベータから最も離れた住戸を次に配達する住戸に設定する(S4,S5,図9)。
この実施形態によれば、移動途中でその後の配達先の住戸の位置を確認でき、その後の配達を迅速に行える。移動が後進であっても、その後の配達先に前進で移動できる。
前記設定手段は、
配達先として同じ階層に複数の住戸がある場合であって、前記階層で最も前記エレベータに近い住戸が前記複数の住戸に含まれない場合、前記エレベータから最も離れた住戸を最初に配達する住戸に設定する(S4,S6,図12)。
この実施形態によれば、移動途中でその後の配達先の住戸の位置を確認でき、その後の配達を迅速に行える。移動が後進であっても、その後の配達先に前進で移動できる。
エレベータ(103)により階層間の移動が可能な集合住宅(1)内の住戸(101)に、荷物を自律的に配達する宅配装置であって、
配達先である住戸の配達順序を設定する設定手段(15,図4)と、
前記設定手段が設定した配達順序に基づいて、前記宅配装置の移動を制御する移動制御手段(15,図5)と、を備え、
前記設定手段は、
配達先として同じ階層に複数の住戸がある場合、前記エレベータから最も離れた住戸を最初に配達する住戸に設定する(S6,図12)。
この実施形態によれば、同じ階層に複数の配達先の住戸がある場合に、より効率的に各配達先に荷物の配達が可能な宅配装置を提供することができる。移動途中でその後の配達先の住戸の位置を確認でき、その後の配達を迅速に行える。移動が後進であっても、その後の配達先に前進で移動できる。
前記移動制御手段は、
前記エレベータのかごに搭乗する場合は、前記宅配装置を前進させ、
前記かごから降りる場合は、前記宅配装置を後進させる。
この実施形態によれば、前記宅配装置の旋回空間が無い場合でも、前記宅配装置をよりスムーズに配達先の住戸に移動することができる。
前記移動制御手段は、
前記エレベータのかごに搭乗する場合は、前記宅配装置を前進させ、
前記かごから降りる場合は、前記宅配装置を後進させ、
前記移動制御手段は、前記最も離れた住戸まで、前記宅配装置を後進させる。
この実施形態によれば、前記宅配装置の旋回空間が無い場合でも、前記宅配装置をよりスムーズに配達先の住戸に移動することができる。
前記宅配装置の周囲の物標を検知する検知手段(8-10)を備える。
この実施形態によれば、前記宅配装置の周囲の状況を確認しつつ、その移動を行うことができる。
前記検知手段は、前記宅配装置の前方よりも後方の方が、物標の検知性能が劣る。
この実施形態によれば、前記宅配装置の前方、後方で物標の検知性能に差がある場合でも、前記宅配装置をよりスムーズに配達先の住戸に移動することができる。
前記検知手段は、
前記宅配装置の前方の物標を検知する前方検知手段(8)と、
前記宅配装置の後方の物標を検知する後方検知手段(10)と、を含み、
前記前方検知手段よりも前記後方検知手段の方が数が少ない。
この実施形態によれば、前記宅配装置の前方、後方で物標の検知性能に差がある場合でも、前記宅配装置をよりスムーズに配達先の住戸に移動することができる。
前記宅配装置が前記エレベータのかごから降りた場合、前記検知手段は、前記エレベータから見て共用廊下の奥側に設けられている識別子を検知し、前記移動制御手段は、前記検知手段が検出した前記識別子を基準として、前記宅配装置を移動させる。
この実施形態によれば、前記識別子を基準として前記宅配装置を移動するので、エレベータのかごから降りた後、よりスムーズに配達先の住戸に前記宅配装置を移動することができる。
Claims (8)
- エレベータにより階層間の移動が可能な集合住宅内の住戸に、荷物を自律的に配達する宅配装置であって、
配達先である住戸の配達順序を設定する設定手段と、
前記設定手段が設定した配達順序に基づいて、前記宅配装置の移動を制御する移動制御手段と、
前記宅配装置の周囲の物標を検知する検知手段と、を備え、
前記設定手段は、
配達先として同じ階層に複数の住戸がある場合であって、前記階層で最も前記エレベータに近い住戸が前記複数の住戸に含まれる場合、最も前記エレベータに近い住戸を最初に配達する住戸に設定し、
前記検知手段は、
前記宅配装置が前記エレベータのかごから降りた場合、前記エレベータから見て共用廊下の奥側に設けられている識別子を検知し、
前記移動制御手段は、
前記検知手段が検出した前記識別子を基準として、前記共用廊下の延設方向を認識することにより、前記宅配装置を移動させる、
ことを特徴とする宅配装置。 - 請求項1に記載の宅配装置であって、
前記設定手段は、
配達先として同じ階層に複数の住戸がある場合であって、前記階層で最も前記エレベータに近い住戸が前記複数の住戸に含まれる場合、最も前記エレベータに近い住戸を最初に配達する住戸に設定し、前記エレベータから最も離れた住戸を次に配達する住戸に設定する、
ことを特徴とする宅配装置。 - 請求項1に記載の宅配装置であって、
前記設定手段は、
配達先として同じ階層に複数の住戸がある場合であって、前記階層で最も前記エレベータに近い住戸が前記複数の住戸に含まれない場合、前記エレベータから最も離れた住戸を最初に配達する住戸に設定する、
ことを特徴とする宅配装置。 - エレベータにより階層間の移動が可能な集合住宅内の住戸に、荷物を自律的に配達する宅配装置であって、
配達先である住戸の配達順序を設定する設定手段と、
前記設定手段が設定した配達順序に基づいて、前記宅配装置の移動を制御する移動制御手段と、
前記宅配装置の周囲の物標を検知する検知手段と、を備え、
前記設定手段は、
配達先として同じ階層に複数の住戸がある場合、前記エレベータから最も離れた住戸を最初に配達する住戸に設定し、
前記検知手段は、
前記宅配装置が前記エレベータのかごから降りた場合、前記エレベータから見て共用廊下の奥側に設けられている識別子を検知し、
前記移動制御手段は、
前記検知手段が検出した前記識別子を基準として、前記共用廊下の延設方向を認識することにより、前記宅配装置を移動させる、
ことを特徴とする宅配装置。 - 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の宅配装置であって、
前記移動制御手段は、
前記エレベータのかごに搭乗する場合は、前記宅配装置を前進させ、
前記かごから降りる場合は、前記宅配装置を後進させる、
ことを特徴とする宅配装置。 - 請求項2又は請求項4に記載の宅配装置であって、
前記移動制御手段は、
前記エレベータのかごに搭乗する場合は、前記宅配装置を前進させ、
前記かごから降りる場合は、前記宅配装置を後進させ、
前記移動制御手段は、前記最も離れた住戸まで、前記宅配装置を後進させる、
ことを特徴とする宅配装置。 - 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の宅配装置であって、
前記検知手段は、前記宅配装置の前方よりも後方の方が、物標の検知性能が劣る、
ことを特徴とする宅配装置。 - 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の宅配装置であって、
前記検知手段は、
前記宅配装置の前方の物標を検知する前方検知手段と、
前記宅配装置の後方の物標を検知する後方検知手段と、を含み、
前記前方検知手段よりも前記後方検知手段の方が数が少ない、
ことを特徴とする宅配装置。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2021055778A JP7590246B2 (ja) | 2021-03-29 | 2021-03-29 | 宅配装置 |
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| JP2021055778A Active JP7590246B2 (ja) | 2021-03-29 | 2021-03-29 | 宅配装置 |
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