JP7526320B1 - 取付ユニット - Google Patents
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Abstract
Description
また、前記ベース部材は、前記壁面に固定されるフランジ部と、前記壁面の延在方向に沿う水平方向において所定間隔を存して対向した一対の支持板部とを備えており、前記可動部材は、前記壁面の延在方向に沿う水平方向において所定間隔を存して対向した一対の側板部を備えており、前記ベース部材における前記一対の支持板部同士の間に、当該各支持板部の内面に前記各側板部の外面がそれぞれ重ね合わされるように前記可動部材が挿入され、前記第1の締結具および前記第2の締結具によって前記可動部材が前記ベース部材に一体的に組み付けられている。
図1は、本実施形態に係る取付ユニット1によって表示灯器具2をトンネルの内壁面3に取り付けた状態の一例を示す図である。この図1では、左右方向が道路の幅方向(道路の横断方向)であり、紙面に直交する方向が道路の延長方向(道路の縦断方向)である。また、この図1では表示灯器具2が非常口表示灯である場合を示している。尚、表示灯器具2としてはこれに限らず、非常電話表示灯や非常駐車帯表示灯等であってもよい。
図2は取付ユニット1の斜視図である。図3は取付ユニット1の分解斜視図である。図4は取付ユニット1の正面図(道路の幅方向の中央側から見た図)である。図5は取付ユニット1の背面図(道路の幅方向の外側から見た図)である。図6は取付ユニット1の平面図である。図7は取付ユニット1の左側面図である。これらの図におけるX方向は道路の幅方向であり、Y方向は道路の延長方向である。また、これらの図は、後述するベース部材5に対して可動部材6が回動していない(トンネルの中央側に向けて回動していない)姿勢(図7に示すように可動部材6がベース部材5に対して最も時計回り方向に回動した姿勢)となっている場合を示している。以下では、この可動部材6の姿勢を格納姿勢と呼ぶこととする。
ベース部材5は、金属製(例えばステンレス製)の平板の折り曲げ加工によって形成されて成り、左右一対の支持板部51,51、左右一対のフランジ部52,52、および、連結板部53を備えている。
可動部材6は、金属製(例えばステンレス製)の平板の折り曲げ加工によって形成された平面視がコ字状の部材で成り、左右一対の側板部61,61、および、各側板部61,61の端部(トンネルの内壁面3とは反対側の端部)同士を連結する支持板部62を備えている。
次に、前述した取付ユニット1を使用してトンネルの内壁面3に表示灯器具2を取り付ける作業について説明する。
次に、トンネルの内壁面3の形状に応じて可動部材6の回動姿勢および位置を変化させた複数の取り付けパターンについて説明する。図8は、この複数の取り付けパターンの例を示す図である。この図8では表示灯器具2を仮想線で示している。
以上説明したように、本実施形態では、各ボルトB1,B2およびナットN1,N2の締結作業(締め込み作業)の前段階にあっては、第1締結孔51aの中心位置を回動中心とし且つ第2ボルトB2が第2締結孔(円弧形状の孔)51bの内部に沿って移動できる範囲内においてベース部材5に対する可動部材6の回動姿勢が調整可能となっている。つまり、可動部材6の回動姿勢を調整することにより、トンネルの内壁面3に対する表示灯器具2の回動姿勢を変化させる(調整する)ことができる。このため、本実施形態に係る取付ユニット1によれば、従来技術の如くトンネルの内壁面の種類(例えば壁面の傾斜角度)に応じて個別に取付金具を設計および作製しておくといったことは必要なく、1種類の取付ユニット1によって、種々のトンネルの内壁面3に対して表示灯器具2を適正に取り付けることが可能になり、種々のトンネルの内壁面3に対応した取付ユニット1の共通化を図ることができる。その結果、従来の取付金具を設計および作製するに当たって必要であったトンネルの内壁面に関する情報を複数の業者間で共有したり、トンネルの内壁面の種類毎に専用の取付金具を設計および作製したりするといった煩雑な作業は不要になり、作業の大幅な改善を図ることができる。また、トンネルの内壁面3が設計通りの形状に施工されていない状況であっても、可動部材6の回動姿勢の調整による表示灯器具2の回動姿勢の調整によって、表示灯器具2を適正に取り付けることが可能である。
次に、変形例について説明する。本変形例は、第1締結孔、第3締結孔および第4締結孔の構成が前述した実施形態のものと異なっている。また、各締結孔を利用した締結構造が前述した実施形態のものと異なっている。その他の構成は前述した実施形態のものと同様である。従って、ここでは、第1締結孔、第3締結孔および第4締結孔の構成、並びに、各締結孔を利用した締結構造について主に説明する。
尚、本発明は、前記実施形態および前記変形例に限定されるものではなく、特許請求の範囲および該範囲と均等の範囲で包含される全ての変形や応用が可能である。
2 表示灯器具(取付対象器具)
3 トンネルの内壁面(壁面)
5 ベース部材
51a 第1締結孔
51b 第2締結孔
6 可動部材
61a 第3締結孔
61b 第4締結孔
62 支持板部
62a 第5締結孔
B1 第1ボルト(第1の締結具)
B2 第2ボルト(第2の締結具)
Claims (8)
- 取付対象器具を壁面に取り付けるための取付ユニットであって、
前記壁面に固定されるベース部材と、該ベース部材に締結具によって一体的に組み付けられると共に前記取付対象器具を支持する可動部材とを含んで成り、
前記ベース部材および前記可動部材のうちの一方には、第1締結孔と該第1締結孔の中心位置を中心とした円弧形状の第2締結孔とが設けられており、
前記ベース部材および前記可動部材のうちの他方には、前記第1締結孔に対応する第3締結孔と前記第2締結孔に対応する第4締結孔とが設けられており、
前記第1締結孔および前記第3締結孔に亘って第1の締結具が挿通され、前記第2締結孔および前記第4締結孔に亘って第2の締結具が挿通された状態において、前記第1締結孔の中心位置を回動中心とし且つ前記第2の締結具が前記第2締結孔の内部に沿って移動できる範囲内において前記ベース部材に対する前記可動部材の回動姿勢が調整可能とされており、
前記第3締結孔および前記第4締結孔それぞれは、前記第1の締結具および前記第2の締結具それぞれの挿通方向に対して直交する方向であって且つ前記可動部材に支持された前記取付対象器具が前記壁面に対して接離する方向に沿って延在すると共に互いに平行な長孔で構成されていることを特徴とする取付ユニット。 - 取付対象器具を壁面に取り付けるための取付ユニットであって、
前記壁面に固定されるベース部材と、該ベース部材に締結具によって一体的に組み付けられると共に前記取付対象器具を支持する可動部材とを含んで成り、
前記ベース部材および前記可動部材のうちの一方には、第1締結孔と該第1締結孔の中心位置を中心とした円弧形状の第2締結孔とが設けられており、
前記ベース部材および前記可動部材のうちの他方には、前記第1締結孔に対応する第3締結孔と前記第2締結孔に対応する第4締結孔とが設けられており、
前記第1締結孔および前記第3締結孔に亘って第1の締結具が挿通され、前記第2締結孔および前記第4締結孔に亘って第2の締結具が挿通された状態において、前記第1締結孔の中心位置を回動中心とし且つ前記第2の締結具が前記第2締結孔の内部に沿って移動できる範囲内において前記ベース部材に対する前記可動部材の回動姿勢が調整可能とされており、
前記第3締結孔および前記第4締結孔それぞれは、前記第1の締結具および前記第2の締結具それぞれの挿通方向に対して直交する方向であって且つ前記可動部材に支持された前記取付対象器具が前記壁面に対して接離する方向において所定間隔を存して配設された複数の丸孔で構成されていることを特徴とする取付ユニット。 - 請求項1または2記載の取付ユニットにおいて、
前記ベース部材は、前記壁面に固定されるフランジ部と、前記壁面の延在方向に沿う水平方向において所定間隔を存して対向した一対の支持板部とを備えており、
前記可動部材は、前記壁面の延在方向に沿う水平方向において所定間隔を存して対向した一対の側板部を備えており、
前記ベース部材における前記一対の支持板部同士の間に、当該各支持板部の内面に前記各側板部の外面がそれぞれ重ね合わされるように前記可動部材が挿入され、前記第1の締結具および前記第2の締結具によって前記可動部材が前記ベース部材に一体的に組み付けられて成ることを特徴とする取付ユニット。 - 請求項1または2記載の取付ユニットにおいて、
前記可動部材は、前記取付対象器具を支持する支持板部を備えており、該支持板部には、前記取付対象器具を締結するための第5締結孔が設けられており、該第5締結孔は、前記第1の締結具および前記第2の締結具それぞれの挿通方向に対して直交する方向に延在する長孔で構成されていることを特徴とする取付ユニット。 - 請求項1または2記載の取付ユニットにおいて、
前記第1締結孔は、該第1締結孔が設けられている前記ベース部材および前記可動部材のうちの一方の外縁に開放されて成ることを特徴とする取付ユニット。 - 請求項1または2記載の取付ユニットにおいて、
前記壁面は、トンネルの内壁面であることを特徴とする取付ユニット。 - 取付対象器具を壁面に取り付けるための取付ユニットであって、
前記壁面に固定されるベース部材と、該ベース部材に締結具によって一体的に組み付けられると共に前記取付対象器具を支持する可動部材とを含んで成り、
前記ベース部材および前記可動部材のうちの一方には、第1締結孔と第2締結孔とが設けられており、
前記ベース部材および前記可動部材のうちの他方には、前記第1締結孔に対応する第3締結孔と前記第2締結孔に対応する第4締結孔とが設けられており、
前記第1締結孔および前記第3締結孔に亘って第1の締結具が挿通され、前記第2締結孔および前記第4締結孔に亘って第2の締結具が挿通されており、
前記第3締結孔および前記第4締結孔それぞれは、前記第1の締結具および前記第2の締結具それぞれの挿通方向に対して直交する方向であって且つ前記可動部材に支持された前記取付対象器具が前記壁面に対して接離する方向に沿って延在すると共に互いに平行な長孔で構成されていることを特徴とする取付ユニット。 - 取付対象器具を壁面に取り付けるための取付ユニットであって、
前記壁面に固定されるベース部材と、該ベース部材に締結具によって一体的に組み付けられると共に前記取付対象器具を支持する可動部材とを含んで成り、
前記ベース部材および前記可動部材のうちの一方には、第1締結孔と第2締結孔とが設けられており、
前記ベース部材および前記可動部材のうちの他方には、前記第1締結孔に対応する第3締結孔と前記第2締結孔に対応する第4締結孔とが設けられており、
前記第1締結孔および前記第3締結孔に亘って第1の締結具が挿通され、前記第2締結孔および前記第4締結孔に亘って第2の締結具が挿通されており、
前記第3締結孔および前記第4締結孔それぞれは、前記第1の締結具および前記第2の締結具それぞれの挿通方向に対して直交する方向であって且つ前記可動部材に支持された前記取付対象器具が前記壁面に対して接離する方向において所定間隔を存して配設された複数の丸孔で構成されていることを特徴とする取付ユニット。
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JP2023111378A Active JP7526320B1 (ja) | 2023-07-06 | 2023-07-06 | 取付ユニット |
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JP3091815U (ja) | 2002-07-31 | 2003-02-21 | 株式会社伸和工業 | 器材取付装置 |
JP3133319U (ja) | 2007-04-26 | 2007-07-05 | 株式会社ミスミ | 照明具取付ブラケット |
KR102293612B1 (ko) | 2021-03-17 | 2021-08-26 | 현형호 | 각도조절형 태양광 경광등 |
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2023
- 2023-07-06 JP JP2023111378A patent/JP7526320B1/ja active Active
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