JP7519118B2 - サウナシステム - Google Patents

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Description

本発明は、サウナシステムに関し、特にウェット式のサウナシステムに関する。
サウナとしては高温低湿のドライ式のサウナと、スチームやミストを用いた低温高湿のウェット式のサウナが存在する。
例えば、特許文献1(特開2015-524692号公報)には、サウナ室内の空気を循環させる循環空気送風装置と、空気を加熱する加熱装置と、空気を加湿する加湿装置とを備えるミストサウナ装置が開示されている。
また、ウェット式のサウナでは、天井などの結露が問題となることもあるため、特許文献2(特開2002-035080号公報)ではウェット式のサウナのサウナ室の壁面にサーキュレータを設置して室内の温度分布を改善するとともに、天井部分に発生する結露の水滴の温度を下げることが開示されている。
特開2015-524692号公報 特開2002-035080号公報
特許文献2では、サウナ室の壁面にサーキュレータを設置し、サウナ室内の空気を循環するとともに天井部分に発生する結露の温度を低下させ、滴下した水滴に当たっても不快感ややけどを負うようなことは無いと述べている。
しかしながら、特許文献2の構成であっても、結露を完全になくすことはできず、結露により天井や壁面に傷みが発生するという課題があった。
また、特許文献2では、サーキュレータを使用して空気の流れを生じさせているが、空気をどのように循環させているのか開示されておらず、サーキュレータの駆動により空気を循環させるために電気代などのコストが増大する場合もある。
このため、サウナ室内の空気を循環させようとする場合において、省電力で空気の循環を行いたいという課題もあった。
そこで本発明は上記課題を解決すべくなされ、その目的とするところは、ウェット式サウナのサウナ室内の結露を防止するとともに、省電力でサウナ室内の空気の循環を行えるサウナシステムを提供することにある。
本発明のサウナシステムによれば、利用者が出入り可能な空間を有するサウナ室と、前記サウナ室内に蒸気を供給する蒸気供給管と、前記サウナ室内の所定箇所に配置された流体循環発生装置と、を具備しており、前記流体循環発生装置は、上部から下部に向けて水が流下する冷却塔と、前記冷却塔の上部に水を供給する水供給管と、を有しており、前記流体循環発生装置は、前記サウナ室内で蒸気を上下方向に循環させる構成であることを特徴としている。
この構成を採用することによって、サウナ室内で蒸気が上下方向に(すなわち、天井と床との間を往復して)循環されるため、サウナ室の天井や壁面での結露を防止することができる。また、上下方向に蒸気を循環させるため、無作為方向に蒸気を循環させる場合と比べて、省電力化を実現することができる。
さらに、この構成によれば、サウナ室内の蒸気が冷却塔に接することによって冷やされ、冷やされた蒸気は下降する。このためサウナ室内で蒸気が上下方向に循環することとなる。また、冷却塔に接して温度が低下した蒸気に含まれる水分の一部が冷却塔を流下する水と一緒に流下するため、サウナ室の天井や壁面での結露を防止することができる。さらに、蒸気を循環させるための電力を使用しないサウナシステムを実現することができる。
また、前記冷却塔は、上下方向に所定間隔をあけて配置された複数の受皿部と、複数の前記受皿部の外周縁を支持する複数の支持柱と、を有しており、複数の前記受皿部には、前記水供給管から流出する水を落下させるための通水孔が複数形成されていることを特徴としてもよい。
また、複数の前記受皿部における複数の前記通水孔は、平面視すると時計回り又は反時計回りとなるように上下方向の軸線が傾斜して形成されていることを特徴としてもよい。
この構成によれば、受皿部から落下する水は時計回り又は反時計回りに傾斜して落下する。このとき、この落下する水に接するサウナ室内の蒸気も受皿部から落下する水に追従し、時計回り又は反時計回りに回転する方向の流れとなり、冷却塔を中心として回転する方向に蒸気を循環することができる。
前記水供給管は、複数の前記受皿部の中心を貫通して下方から上方に向けて配置され、最上部の前記受皿部の上方に開口部が設けられていることを特徴としてもよい。
この構成によれば、水供給管から流出する水を確実に受皿部を介して下に落下させることができる。
また、本発明のサウナシステムによれば、利用者が出入り可能な空間を有するサウナ室と、前記サウナ室内に蒸気を供給する蒸気供給管と、前記サウナ室内の所定箇所に配置された流体循環発生装置と、を具備しており、前記流体循環発生装置は、前記サウナ室の上部に設けられた超音波霧化装置を有しており、前記超音波霧化装置は、前記サウナ室内の蒸気を結露させ、前記サウナ室の上部から液滴を落下させることによって、前記サウナ室内で蒸気を上下方向に循環させる構成であることを特徴としている。
この構成によれば、サウナ室内の上部の蒸気が超音波霧化装置によって結露して、液滴として下降(落下)する。このためサウナ室内で蒸気が上下方向に循環することとなる。したがって、サウナ室の天井や壁面での結露を防止することができる。
さらに、本発明のサウナシステムによれば、利用者が出入り可能な空間を有するサウナ室と、前記サウナ室内に蒸気を供給する蒸気供給管と、前記サウナ室内の所定箇所に配置された流体循環発生装置と、を具備しており、前記サウナ室の床面が簀の子状に形成されており、前記蒸気供給管は、前記簀の子状の床面の下方に配置されて蒸気を下方に向けて吐出するように蒸気の排出孔が形成され、前記蒸気供給管の下方に配置されて蒸気供給管の排出孔から吐出された蒸気が当接するセラミックプレートを有しており、前記流体循環発生装置は、前記サウナ室内で蒸気を上下方向に循環させる構成であることを特徴としている。
この構成によれば、蒸気をサウナ室の下方から供給させることで、温度が高い蒸気は確実にサウナ室内を上昇していくためサウナ室内の温度平均化を図ることができ、また蒸気をいったん下向きにしてセラミックプレートに当てているため、蒸気供給管からの蒸気を人体に直接当てることが無く火傷などを防止できる。また、セラミックプレートが蒸気によって加熱されることでセラミックプレートから照射される遠赤外線の効果も得られる。
本発明によれば、サウナ室内の結露を防止するとともに、省電力でサウナ室内の空気の循環を行える。
第1実施形態のサウナシステムにおけるサウナ室の平面図である。 利用者の利用空間の側面図である。 利用者の利用空間の正面図である。 冷却塔の斜視図である。 冷却塔の側面図である。 冷却塔の受皿部の断面図である。 受皿部の通水孔を示す平面図である。 サウナ室内の蒸気の上下方向の循環を示す説明図である。 サウナ室内の蒸気の水平方向の循環を示す説明図である。 第2実施形態のサウナシステムの外観図である。 第2実施形態のサウナ室の正面図である。 第2実施形態のサウナ室の側面図である。 第3実施形態のサウナ室の側面図である。 第4実施形態のサウナ室の側面図である。 第5実施形態のサウナ室の側面図である。 第6実施形態のサウナ室の側面図である。
先ず、各実施形態におけるサウナシステムの概要について説明する。各実施形態におけるサウナシステムは、いわゆるウェット式サウナシステムであり、外部から電源若しくは水源を取るインフラタイプ、又は外部電源若しくは外部水源を必要としないオフグリッドタイプのいずれであってもよい。
続いて、各実施形態におけるサウナ室10、44の概要について説明する。各実施形態におけるサウナ室10、44は、上記したサウナシステムにおいて、サウナ利用者が出入り可能な空間を有しており、浴場等の所定の場所に部屋(特に別室)として設けられていてもよく、また、独立した建屋、移動式サウナ室等であってもよい。なお、いずれのサウナ室であっても、上記したインフラタイプ又はオフグリッドタイプで実現可能である。
続いて、本発明における流体循環発生装置100の概要について説明する。各実施形態における流体循環発生装置100の具体的な構成は異なるが、いずれの場合も、蒸気の上昇と、流体循環発生装置100によってなされる流体(液体又は気体)の移動(上昇又は下降)と、を組み合わせることによって、蒸気の上下方向の循環を発生させている。
また、「上下方向の循環」とは、流体循環発生装置100によって流体が移動(上昇又は下降)し、サウナ室10、44の壁面側で逆方向の移動(下降又は上昇)するように、サウナ室10、44の天井と床との間で蒸気が循環することを意味する。
(第1実施形態)
図1に第1実施形態のサウナ室10全体の平面図を示す。
本実施形態におけるサウナ室10は、平面視正八角形状である。ただし、サウナ室10の形状としては平面視正八角形状に限定するものではない。
サウナ室10の正八角形の頂点から八角形の中心に向かう直線で区切られた空間12が、サウナ利用者一人が居住する一人用の空間12として構成されている。それぞれの空間12同士はカーテン等で仕切られている。
複数の利用者一人用の空間12のそれぞれの下方には、蒸気発生装置30が設けられている。
ただし、複数の利用者一人用の空間12のうちの一つは、後述する水の貯留槽21として構成されており、この部分だけは蒸気発生装置30が設けられていない。
本実施形態における流体循環発生装置100は、上部から下部に向けて水が流下する冷却塔20と、冷却塔20の上部に水を供給する水供給管22と、を有している。
より具体的には、正八角形の中心には冷却塔20が配置されている。冷却塔20は、上部から下部に向けて水を流すことによって冷却塔20近傍の蒸気を冷却して、結露の防止及びサウナ室10内の蒸気の対流を実現する。
冷却塔20は、サウナ室10の底面から天井まで届く高さとして構成されており、冷却塔20の中心には下から上に向けて水供給管22が配置されている。水供給管22の上端部は開口しており、常時水が流れ出るようにしている。
冷却塔20の周囲は、冷却塔20から流れ落ちてきた水を貯留する貯留槽21として構成されている。また、冷却塔20の周囲は、利用者一人用の空間12として構成される略台形状の場所と連通し、これらを合わせて貯留槽21として構成される。
貯留槽21にはオーバーフロー配管(図示せず)が設けられており、貯留槽21内は常に一定の水位になるように構成されている。
図2及び図3に利用者一人用の空間の側面図及び正面図を示す。
利用者一人用の空間12の床面は、所定幅の木材を一定間隔をあけて配置した簀の子14により構成されている。
簀の子14から所定距離下方にはコンクリート製の下床17が設けられており、簀の子14と下床17との間が蒸気発生空間15となる。それぞれの蒸気発生空間15内には、蒸気発生装置30が設けられており、蒸気発生装置30で発生した蒸気は、簀の子14の隙間から上昇する。
蒸気発生装置30は、蒸気供給管32と、蒸気供給管32の下方に配置されたセラミックプレート34と、を有している。また蒸気供給管32はサウナ室外部に設けられたボイラー等の蒸気発生装置(図示せず)に接続されており、蒸気発生装置によって生成された蒸気が蒸気供給管32に供給される。
蒸気供給管32には、長さ方向に沿って複数の排出孔33が下方に向けて形成されており、この排出孔33から下方に向けて蒸気が排出される。
本実施形態のように、利用者が利用する空間12の下方で蒸気を発生させて簀の子14の隙間から上昇させることによって、一般的なミストサウナでよく見受けられる足元が冷えて頭が熱いという状態にはならず、高さ方向に均一な温度分布として快適なサウナ空間とすることができる。
蒸気供給管32の下方にはセラミックプレート34が配置されており、排出孔33から出た蒸気はセラミックプレート34にあたり、セラミックプレート34で反射して上方に向かう。このため、蒸気を直接人体に当てることがないため、火傷等の危険性を排除できる。また、蒸気をセラミックプレート34に当ててセラミックプレート34が加熱することで、セラミックプレート34から遠赤外線も放射されるため、利用者の体を芯から温めることができる。セラミックプレート34は、図2に示すように1枚で構成するのではなく複数枚のセラミックプレート34を所定間隔をあけて配置してもよい。
また、本実施形態においては、図3に示すように、セラミックプレート34は平板状のものを採用しているが、特に平板状のものに限定することはない。
また、蒸気供給管32の排出孔33は、正面視すると左右両側の斜め下に形成されている。このため、図3に示すように、蒸気は斜め下向きに排出されて、セラミックプレート34で所定の角度で反射する。このため、広範囲にわたって蒸気を供給することができる。
なお、蒸気供給管32の排出孔33は鉛直下向きに形成し、セラミックプレート34の表面に対して垂直に蒸気をあててもよい。
図4に冷却塔を斜め上方から見た斜視図を示し、図5に冷却塔の側面図を示す。また、図6に冷却塔の水供給管と受皿部の概略構成図を示す。
本実施形態における冷却塔20は、全体が透明なアクリルによって構成されているが、特に材質はアクリルに限定するものではなく、また透明でなくてもよい。ただし、透明な材質を使用することで、水が流れ落ちる際の光の反射によって美しさを演出することができる。
また、本実施形態における冷却塔20の外観形状は、様々な意匠が施されており美術品のような形状ではあるが、このような形状に限定するものではない。
冷却塔20の中心部には上下方向に延びる水供給管22が配置されており(図4、図5では図示せず)、水供給管22の上端部は開口している。この開口した上端部から水が常時流れ出るように設定されている。水供給管22からの水の流出は勢いよく流れ出る必要はない。
冷却塔20には、上下方向に沿って所定間隔をあけて複数の受皿部24が設けられており、複数の受皿部24の外周縁を複数の支持柱26が支持するように設けられている。また、それぞれの受皿部24には、水供給管22から流出する水を落下させるため複数の通水孔28が形成されている。
水供給管22の上端部から流れ出た水は、支持柱26を伝わって落ちるか、又は受皿部24の通水孔28から落下する。すなわち、水は冷却塔20の外側と内側の両方から流れ落ちる。
また、支持柱26から外側に向けて広がるフランジ部27が上下方向に沿って複数個所に設けられている。フランジ部27は、装飾的な目的もあるが、特に階段状に形成した箇所29を設けることによって、支持柱26を伝わって流れ落ちてきた水をゆっくり流し、蒸気との接触面積を増やすことによって、蒸気が水に接触する機会を増やして蒸気の冷却効率を向上させる。
受皿部24に形成された複数の通水孔28は、鉛直下向きではなく、所定方向に傾斜して形成されている。
図7に受皿部の平面図の一例を示す。本実施形態の通水孔28は、複数の通水孔28の傾斜が反時計回りとなるように形成されている。したがって、受皿部24の複数の通水孔28から落下する水は反時計回りを描いて落下する。このため、通水孔28を落下する水に接触する蒸気も反時計回りに回転する動きが付加される。
冷却塔20を流れ落ちる水を反時計回りにする構成としては、複数の支持柱26及び/又はフランジ部27の表面に斜め(平面視すると反時計回りになる方向)に溝を形成して、支持柱26の表面及び又はフランジ部27の表面を水が斜めに流れ落ちる構成としてもよい。また、フランジ部27において階段状に形成した箇所29をそれぞれが反時計回りになるような向きに配置してもよい。
また、受皿部24の通水孔28の傾斜と、これら複数の支持柱26及び/又はフランジ部27の表面に斜めに溝を形成する構成と、フランジ部27において階段状に形成した箇所29をそれぞれが反時計回りになるような向きに配置する構成とを組み合わせた構成でもよい。
本実施形態では、蒸気がサウナ室10内を反時計回りに回転するような構成を採用しているが、蒸気が時計回りに回転するように構成してもよい。
図8に空気の流れを示すサウナ室の概略側面図を、図9に空気の流れを示す概略平面図を示す。
サウナ室10の中央に配置した冷却塔20において水を下へ流すことにより、水に接した蒸気は冷却され、重くなった蒸気は下降する。また蒸気発生装置30で発生した蒸気は暖かいため上昇する。このため、サウナ室10内では、中央部で下降して外側で上昇するような上下方向の蒸気の循環サイクルが生じる。
このように蒸気が循環することによって一般的なミストサウナでみられるような、足元が寒く頭が熱いというような不都合が解消され、快適なサウナ空間を提供できる。
さらに、冷却塔20において水に接した蒸気が冷却され、このときに蒸気が凝縮して液体の水となって冷却塔20の水と一緒に流れ落ちる。このようにして冷却塔20の周囲の空気中の水分が減少し、天井や壁等における結露の防止を図ることができる。
そして、冷却塔20の受皿部24は、複数の通水孔28が平面視すると反時計回りに傾斜して形成され、複数の通水孔28から落下する水は反時計回りに回転するように落下する。このため、通水孔28を落下する水に接触する蒸気も冷却塔20を中心に反時計回りに回転する動きが付加されて、サウナ室10全体において反時計回りとなるような蒸気の循環が生じる。これによりサウナ室10内の温度平均化を図ることができる。
なお、蒸気発生装置30から発生する蒸気とは別に、ミストを供給するミスト供給管(図示せず)を設けてもよい。
(第2実施形態)
本実施形態では円筒を横置きにした形状のサウナ室44の実施形態について説明する。
図10に本実施形態のサウナ建造物の外観形状を示し、図11にサウナ室44内部の正面図を示し、図12にサウナ室44内部の側面図を示す。
本実施形態のサウナ建造物40は、円筒を横置きにした形状であり、他の建物とは独立して設置可能となるように、ボイラー等も全て内蔵するように構成されている。サウナ建造物40の一方の端面には利用者の出入口用のドア42が設けられている。
サウナ建造物40の大きさとしては全長が3200mm程度、直径は2200mm程度を想定しており、全長方向の中央部1900mm程度がサウナ室44である。サウナ室44の前方側が出入口用空間46となっており、サウナ室44の後方側はボイラー等が設置された機械室47となっている。出入口用空間46とサウナ室44との間は、利用者がサウナ室44に出入りするための内側ドア45が設けられている。
また、サウナ建造物40は円筒を横置きにした形状のため、地面に固定するために固定ブロック48をもうけ、サウナ建造物40を固定ブロック48の上に設置している。
サウナ室44は、利用者が向かい合って座れるような形状となっており、腰かけるか又は横になることができる座部50と、座部50に利用者が腰かけた場合に足が位置するよう座部50よりも下に設けられた底面部52とを有している。
座部50と底面部52は、所定幅の木材を一定間隔をあけて配置した簀の子により構成されている。
底面部52よりも下方には蒸気発生装置30が設けられており、蒸気発生装置30で発生した蒸気は、座部50及び底面部52の簀の子の隙間から上昇する。
蒸気発生装置30は、蒸気供給管32と、蒸気供給管32の下方に配置されたセラミックプレート34と、を有している。また蒸気供給管32はボイラー等の蒸気発生装置(図示せず)に接続されており、蒸気発生装置によって生成された蒸気が蒸気供給管32に供給される。
蒸気供給管32には、長さ方向に沿って複数の排出孔33が下方に向けて形成されており、この排出孔33から下方に向けて蒸気が排出される。
本実施形態のように、利用者が利用する空間の下方で蒸気を発生させて座部50及び底面部52の簀の子の隙間から上昇させることによって、一般的なミストサウナでよく見受けられる足元が冷えて頭が熱いという状態にはならず、高さ方向に均一な温度分布として快適なサウナ空間とすることができる。
蒸気供給管32の排出孔33は、正面視すると左右両側の斜め下に形成されている。また、本実施形態のセラミックプレート34は、蒸気供給管32が位置する幅方向中心に向けて凸となる山型に形成されている。
このため、図11に示すように、蒸気は斜め下向きに排出されて、セラミックプレート34で中心から外側に向けて幅広く反射する。したがって、セラミックプレート34から蒸気が底面部52だけでなく座部50の方向に斜めに噴射させるため、蒸気供給管32が幅方向中心に設けられていてもサウナ室44全体に蒸気を供給できる。
なお、蒸気発生装置30は、底面部52の下方に設けることに限定するものではなく、各座部50の下方に設けるようにしてもよい。
本実施形態では、冷却塔20を長さ方向の後方側に配置しており、第1実施形態と同様に冷却塔20の上部から下に向けて水を流している。
冷却塔20への水供給管22は、冷却塔20の上部に設けてもよいし、第1実施形態と同様に下部から冷却塔20内部を貫通して配置してもよい。また水供給管22の上端の開口部から水が常時流れ出るように設定されている。
冷却塔20から流れ落ちた水は、第1実施形態のように貯留部を設けてもよいが、貯留部を設けるスペースがとれない場合は、冷却塔20の下方に排水口(図示せず)を設け、貯留せずに排水口からサウナ室44の外部に排水する。
なお、冷却塔20の詳細な構造について第1実施形態と同様の構造のため、ここでは説明を省略する。
ただし、本実施形態では冷却塔20を長さ方向の後方側に配置するため、冷却塔20を中心にして蒸気を反時計回りに循環させる構成は無くてもよい。
本実施形態においても冷却塔20を設けることによって、サウナ室44の後方側に配置した冷却塔20において水を下へ流すことにより、水に接した蒸気は冷却され、重くなった蒸気は下降する。また蒸気発生装置30で発生した蒸気は暖かいため上昇する。このため、サウナ室10内では、後方側で下降してそれ以外の箇所で上昇するような上下方向の蒸気の循環サイクルが生じる。
このように蒸気が循環することによって一般的なミストサウナでみられるような、足元が寒く頭が熱いというような不都合が解消され、快適なサウナ空間を提供できる。
さらに、冷却塔20において水に接した蒸気が冷却され、このときに蒸気が凝縮して液体の水となって冷却塔20の水と一緒に流れ落ちる。このようにして冷却塔20の周囲の空気中の水分が減少し、天井や壁等における結露の防止を図ることができる。
本実施形態では、サウナ室44の長さ方向の後方側であって幅方向中心に1台の冷却塔20を設ける例について説明したが、長さ方向の2箇所の座部50のそれぞれの後方側に冷却塔20を設けてもよい。
なお、蒸気発生装置30から発生する蒸気とは別に、ミスト供給管55を設けてもよい。ミスト供給管55は機械室47内に設けられたタンク(図示せず)から水を霧状にして噴射する。
(第3実施形態)
本実施形態では、第1実施形態において流体循環発生装置100が冷却塔20と水供給管22とを有する代わりに、第1輸送管60と第2輸送管62とを有する場合について説明する。第1輸送管60と第2輸送管62と以外の構成については、第1実施形態と同様なので、説明を省略する場合がある。
図13に本実施形態のサウナ室10の側面図を示す。
第1輸送管60は、平面視正八角形状のサウナ室10の平面視中心に位置しており、サウナ室10の下部からサウナ室10の室温よりも低温の気体(空気)を上向きに吐出する構成である。
図10では、第1輸送管60の吐出口は、座部50よりも上部に位置しているが、これに限定されるものではない。
また、第1輸送管60は、一例として、金属材料(ステンレス合金等)によって形成されており、管径は数cm~数十cm程度である。
第1輸送管60は、サウナ室10の内部又は外部に設けられた図示しない公知の送風機等に接続されており、サウナ室10内に気体(空気)を吐出する。なお、気体(空気)は、サウナ室10の室温よりも低温であればよく、外気であっても構わない。
第2輸送管62は、平面視正八角形状のサウナ室10の平面視中心に位置しており、サウナ室10の上部からサウナ室10内の気体(空気)を吸入する構成である。
第2輸送管62の吸入口は第1輸送管60の吐出口に対向して、第1輸送管60の吐出口よりも上に位置していればよいが、サウナ室10の天井に近い位置である程好適である。
また、第2輸送管62は、一例として、金属材料(ステンレス合金等)によって形成されており、管径は数cm~数十cm程度である。
第2輸送管62は、サウナ室10の内部又は外部に設けられた図示しない公知の換気装置等に接続されており、サウナ室10内の気体(空気)を吸入する。
また、第2輸送管62は、換気装置の代わりに図示しない公知の除湿機に接続されていてもよく、この場合、サウナ室10の天井の空気を除湿することができるため、サウナ室10の天井の結露をさらに防止することができる。
なお、第1輸送管60と第2輸送管62とは、一の空調システムとして構成されていてもよく、この場合、第1輸送管60と第2輸送管62とは、サウナ室10の内部又は外部に設けられた図示しない公知の空調機等に接続されている。
第1輸送管60がサウナ室10の下部からサウナ室10の室温よりも低温の気体(空気)を吐出して、第2輸送管62がサウナ室10の上部からサウナ室10内の気体を吸入することにより、サウナ室10の平面視中央部において、気体(空気)は上昇する。そして、サウナ室10の下部に向かうにしたがって低温となるため、サウナ室10の壁面側では、気体(空気)は下降する。これにより、サウナ室10内で蒸気が上下方向に循環されるため、サウナ室10の天井や壁面での結露の防止を図ることができる。
(第4実施形態)
本実施形態では、第2実施形態において流体循環発生装置100が冷却塔20と水供給管22とを有する代わりに、第3実施形態における第1輸送管60と第2輸送管62とを有する場合について説明する。第1輸送管60と第2輸送管62と以外の構成については、第2実施形態と同様なので、説明を省略する場合がある。
図14に本実施形態のサウナ室44の側面図を示す。
本実施形態では、第1輸送管60と第2輸送管62とが、サウナ室44の長さ方向の後方側に配置しており、第3実施形態と同様に、第1輸送管60がサウナ室44の下部からサウナ室44よりも低温の気体(空気)を上向きに吐出しており、第2輸送管62がサウナ室44の上部からサウナ室44内の気体(空気)を吸入する構成である。
上記構成によれば、サウナ室44の長さ方向の後方側において、気体(空気)は上昇する。そして、サウナ室44の下部に向かうにしたがって低温となるため、サウナ室10の壁面側(図14では、内側ドア45側)では、気体(空気)は下降する。これにより、サウナ室44内で蒸気が上下方向に循環されるため、サウナ室44の天井や壁面での結露の防止を図ることができる。
本実施形態では、サウナ室44の長さ方向の後方側であって幅方向中心に一組の第1輸送管60と第2輸送管62とを設ける例について説明したが、長さ方向の2箇所の座部50のそれぞれの後方側に一組の第1輸送管60と第2輸送管62とを設けてもよい。
(第5実施形態)
本実施形態では、第1実施形態において流体循環発生装置100が冷却塔20と水供給管22とを有する代わりに、超音波霧化装置70を有する場合について説明する。超音波霧化装置70以外の構成については、第1実施形態と同様なので、説明を省略する場合がある。
図15に本実施形態のサウナ室10の側面図を示す。
超音波霧化装置70は、サウナ室10の上部であって、平面視正八角形状のサウナ室10の平面視中心に位置しており、サウナ室10内の蒸気を結露させ、サウナ室10の上部から液滴を落下させることによって、サウナ室10内で蒸気を循環させる構成である。
また、超音波霧化装置70は、一例として、超音波振動子と、超音波によって振動する超音波振動面と、を有しており、振動する超音波振動面に付着した液体を霧化(ミスト化)する公知の超音波霧化装置70である。
超音波霧化装置70は、サウナ室10の内部又は外部に設けられた図示しない電源に接続されている。
また、超音波霧化装置70は、サウナ室10の天井に近い位置である程好適である。
さらに、超音波霧化装置70の真下には、落下した液滴を貯留する図示しない貯留槽が設けられていてもよい。この場合、当該貯留槽には、水位が常に一定となるような図示しないオーバーフロー配管が設けられていてもよい。
上記構成によれば、サウナ室10内の上部の蒸気が超音波霧化装置70によって結露して、液滴として下降(落下)する。また、サウナ室10の壁面側では、蒸気は上昇する。このためサウナ室10内で蒸気が上下方向に循環される。したがって、流体循環発生装置100が超音波霧化装置70を有する構成においても、サウナ室の天井や壁面での結露を防止することができる。
(第6実施形態)
本実施形態では、第2実施形態において流体循環発生装置100が冷却塔20と水供給管22とを有する代わりに、第5実施形態における超音波霧化装置70を有する場合について説明する。超音波霧化装置70以外の構成については、第2実施形態と同様なので、説明を省略する場合がある。
図16に本実施形態のサウナ室44の側面図を示す。
本実施形態では、超音波霧化装置70が、サウナ室44の上部であって、サウナ室44の長さ方向の後方側に配置しており、第5実施形態と同様に、超音波霧化装置70が、サウナ室44内の蒸気を結露させ、サウナ室44の上部から液滴を落下させることによって、サウナ室44内で蒸気を循環させる構成である。
超音波霧化装置70は、サウナ室44の内部又は外部(一例として、機械室47内)に設けられた図示しない電源に接続されている。
また、超音波霧化装置70の真下には、落下した液滴を貯留する図示しない貯留槽が設けられていてもよい。この場合、当該貯留槽には、水位が常に一定となるような図示しないオーバーフロー配管が設けられていてもよい。
上記構成によれば、サウナ室44内の上部の蒸気が超音波霧化装置70によって結露して、液滴として下降(落下)する。また、サウナ室44の壁面側(図16では、内側ドア45側)では、蒸気は上昇する。このためサウナ室44内で蒸気が上下方向に循環される。したがって、流体循環発生装置100が超音波霧化装置70を有する構成においても、サウナ室の天井や壁面での結露を防止することができる。
本実施形態では、サウナ室44の長さ方向の後方側であって幅方向中心に一台の超音波霧化装置70を設ける例について説明したが、長さ方向の2箇所の座部50のそれぞれの後方側に超音波霧化装置70を設けてもよい。
10 サウナ室
12 空間
14 簀の子
15 蒸気発生空間
17 下床
20 冷却塔
21 貯留槽
22 水供給管
24 受皿部
26 支持柱
27 フランジ部
28 通水孔
29 階段状の箇所
30 蒸気発生装置
32 蒸気供給管
33 排出孔
34 セラミックプレート
40 サウナ建造物
42 ドア
44 サウナ室
45 内側ドア
46 出入口用空間
47 機械室
48 固定ブロック
50 座部
52 底面部
55 ミスト供給管
60 第1輸送管
62 第2輸送管
70 超音波霧化装置
100 流体循環発生装置

Claims (6)

  1. 利用者が出入り可能な空間を有するサウナ室と、
    前記サウナ室内に蒸気を供給する蒸気供給管と、
    前記サウナ室内の所定箇所に配置された流体循環発生装置と、を具備しており、
    前記流体循環発生装置は、上部から下部に向けて水が流下する冷却塔と、前記冷却塔の上部に水を供給する水供給管と、を有しており、
    前記流体循環発生装置は、前記サウナ室内で蒸気を上下方向に循環させる構成であることを特徴とするサウナシステム。
  2. 前記冷却塔は、
    上下方向に所定間隔をあけて配置された複数の受皿部と、
    複数の前記受皿部の外周縁を支持する複数の支持柱と、を有しており、
    複数の前記受皿部には、前記水供給管から流出する水を落下させるための通水孔が複数形成されていることを特徴とする請求項1記載のサウナシステム。
  3. 複数の前記受皿部における複数の前記通水孔は、平面視すると時計回り又は反時計回りとなるように上下方向の軸線が傾斜して形成されていることを特徴とする請求項2記載のサウナシステム。
  4. 前記水供給管は、複数の前記受皿部の中心を貫通して下方から上方に向けて配置され、最上部の前記受皿部の上方に開口部が設けられていることを特徴とする請求項2又は請求項3記載のサウナシステム。
  5. 利用者が出入り可能な空間を有するサウナ室と、
    前記サウナ室内に蒸気を供給する蒸気供給管と、
    前記サウナ室内の所定箇所に配置された流体循環発生装置と、を具備しており、
    前記流体循環発生装置は、前記サウナ室の上部に設けられた超音波霧化装置を有しており、
    前記超音波霧化装置は、前記サウナ室内の蒸気を結露させ、前記サウナ室の上部から液滴を落下させることによって、前記サウナ室内で蒸気を上下方向に循環させる構成であることを特徴とするサウナシステム。
  6. 利用者が出入り可能な空間を有するサウナ室と、
    前記サウナ室内に蒸気を供給する蒸気供給管と、
    前記サウナ室内の所定箇所に配置された流体循環発生装置と、を具備しており、
    前記サウナ室の床面が簀の子状に形成されており、
    前記蒸気供給管は、前記簀の子状の床面の下方に配置されて蒸気を下方に向けて吐出するように蒸気の排出孔が形成され、
    前記蒸気供給管の下方に配置されて蒸気供給管の排出孔から吐出された蒸気が当接するセラミックプレートを有しており、
    前記流体循環発生装置は、前記サウナ室内で蒸気を上下方向に循環させる構成であることを特徴とするサウナシステム。
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