JP7514080B2 - ドローンポートシステムとその運転方法 - Google Patents
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Description
ドローンが離着陸するドローンポートの離着陸面には、従来、開口部の少ない平板が主に用いられていた。しかし、この場合、ドローンにより発生するダウンウォッシュが離着陸面ではね返り、ドローンの回転翼周辺は下降流と上昇流が混在する状態となる。そのため、離着陸時のドローンの姿勢制御が困難となり、着陸精度が低下し、安全性が損なわれる、可能性があった。
(1)例えば自走式駐車場の屋上等の駐車スペースに隣接して複数設置できること。
(2)天候等の影響でドローンの着陸精度が低下し、ドローンが搬送した荷物の位置が変動しても、荷物を確実に内部に搬送し、安全に保管できること。
(3)ドローンから発生するダウンウォッシュの影響を低減できること。
(4)ドローンの着陸面に干渉物がなくフラットであること。
(5)保管する荷物を風雨から守ることができ、かつ外部から第3者が荷物にアクセスできず荷物を安全に保管できること。
(1)受取ボックス上部の着陸板をスライドして開口すると、受取ボックスの外側にスライドした着陸板が大きく張り出す。そのため、受取ボックスを隣接して設置できない。
また、この張り出しを無くすと、着陸板の大きさが半減し、ドローンの正確な着陸が困難になる。あるいは受取ボックスの大型化が必要になる。
(2)着陸板上の荷物はスライドする着陸板と共に移動に、受取ボックス内のランダムな位置に落下する。そのため荷物を整列して保管できない。
(3)着陸板の周囲にスライドガイドや荷物落としガードがある。そのため、これらが干渉物となりドローンの着陸面を完全なフラットにできない。
(4)雨天時に受取ボックス上部を開口すると、内部に雨水が直接流入する。そのため保管中の荷物を風雨から守ることができない。
(1)離着陸台の盤面に貫通孔部と開閉切替部が設けられるため、離着陸台の開口率が低く、ダウンウォッシュのはね返りが大きい。
(2)ダウンウォッシュは高速であり、空気吸引部が高速下降流を吸引するには、大型の空気吸引部(例えば大型のファンモータ)を必要とする。そのため、必要となるエネルギ(例えば電力)が大きい。
(3)ダウンウォッシュ(空気の下降流)には高速領域があり、空気吸引部を用いても吸引が不十分になりやすく、はね返りの低減効果が少ない。
また、第2の目的は、ダウンウォッシュのはね返りを大幅に低減することができ、ドローンの着陸面に干渉物がなくフラットにでき、かつ、保管する荷物を風雨及び第3者から安全に保管することができることにある。
中空内部を有し上面に前記ドローンが着陸可能な大きさの上面開口を有する中空構造と、
前記ドローンが着陸する着陸面を有し、着陸用の上昇高さとその下方の下降高さとの間で前記着陸面を昇降可能なランディングユニットと、
前記着陸面に載る前記荷物を着陸面上の基準線上まで水平移動させるセンタリング装置と、
前記基準線上の前記荷物を、前記着陸面の下方に搬送する搬送装置と、を備え、
前記ランディングユニット、前記センタリング装置、及び、前記搬送装置が前記中空内部に設置されている、ドローンポートシステムが提供される。
(A)前記上昇高さの前記着陸面に前記ドローンが着陸し、搬送した前記荷物を残して離陸した後、前記着陸面を中空構造内に下降させ、
(B)前記センタリング装置により前記荷物を前記着陸面の前記基準線上まで水平移動させ、
(C)次いで、前記搬送装置により前記基準線上の前記荷物を、前記着陸面の下方に搬送する、ドローンポートシステムの運転方法の運転方法が提供される。
さらに、基準線上の荷物を、着陸面の下方に搬送する搬送装置を備えるので、ドローンが搬送した荷物を着陸面の下方に搬送でき、かつ搬送した荷物を風雨及び第3者から安全に保管することができる。
この図において、ドローンポートシステム100は、中空構造10を備え、その上にドローン1が着陸し、ドローン1が搬送した荷物9を中空構造10の内部に保管する。
図2は、中空構造10の説明図であり、(A)は正面図、(B)は上面図、(C)は右側面図である。
中空構造10は、中空内部11を有し、かつ上面にドローン1が着陸可能な大きさの上面開口12を有する。
中空内部11はこの例では矩形柱であり、上面開口12は矩形開口であり中空構造10の上面中央に位置する。なお、本発明はこの例に限定されず、円形開口であっても、上面開口12が中央から外れていてもよい。
また、中空構造10は、その側面(この例で正面)に中空内部11を外部と連通させる外壁開口14を有する。
上述した構成により、中空構造10を互いに干渉することなく隣接して複数設置することができる。
以下、この図において、幅方向をX方向、奥行方向をY方向、高さ方向をZ方向と呼ぶ。また、X-XはX方向の中心軸、Y-YはY方向の中心軸、Mは平面視における中心であり、中心軸X-Xと中心軸Y-Yの交点である。
スライドルーフ20とランディングユニット30、及び後述するセンタリング装置40と搬送装置60は、中空構造10の内部(すなわち中空内部11)に設置されている。
また、ランディングユニット30は、ドローン1が着陸する着陸面33を有し、着陸用の上昇高さH1とその下方の下降高さH3との間で着陸面33を昇降可能に構成されている。
なお、この例で、上昇高さH1と下降高さH3の中間に中間高さH2が設定されている。
なお、上昇高さH1は、中空構造10の上面より上であっても、下であってもよい。
例えば、この例で荷物9の大きさが、幅200mm、奥行き200mm、高さ200mmの箱形である場合、中間高さH2は、上面開口12に位置するスライドルーフ20(ルーフ板22の下面)より200mm+α(例えば10mm以上)の下方であるのがよい。
図5は、スライドルーフ20の上面図であり、図6はスライドルーフ20の正面図である。
図5と図6において、スライドルーフ20は、長方形の複数のルーフ板22とルーフ開閉装置26を有する。
複数(この例で4枚)のルーフ板22は、X方向に互いに隣接して上面開口12を水平に塞ぐ。
ルーフ板22は、全閉位置Cにおいて、上面開口12を水平に塞ぐ。また、ルーフ板22は、全開位置Oにおいて、上面開口12を全開する。なお、全開位置Oでは、図6に細線で示すように、複数のルーフ板22は中空構造10の内壁に沿って鉛直に位置する。
ルーフ板22は、それぞれ複数のガイドローラ23を有する。複数のガイドローラ23は、ルーフ板22の上面開口12の奥行方向両端外側に設けられ奥行方向Yの水平軸を中心に自由に回転する。
この例で、上面開口12の中心軸Y-Y(基準線L)の左右に2枚ずつのルーフ板22a,22bが配置されている。2枚ずつのルーフ板22a,22bのY方向両端にはそれぞれ3つずつガイドローラ23が取り付けられている。また、3つのうち中央のガイドローラ23(23a)は、2枚ずつのルーフ板22a,22bの両方に取り付けられ、両者間を水平軸を中心に回転可能に連結している。
図5、図6において、ルーフ開閉装置26は、ガイドプレート27とルーフ駆動装置28を有する。
ガイドプレート27は、着陸面33の奥行方向両端外側に設けられ、ガイドローラ23を全閉位置Cと全開位置Oとの間で案内する。
この例で、ルーフ駆動装置28は、複数のスプロケット28a、複数のエンドレスチェーン28b、及び連結軸28cを有する。
複数のスプロケット28aは、上面開口12のX方向外側に位置しY方向の水平軸を中心に回転可能に構成されている。
複数のエンドレスチェーン28bは、上面開口12の外側(すなわち外側空間11b)のY方向両側に設けられ、スプロケット28aで案内されてX方向に水平に延びる。
連結軸28cは、外側空間11bに位置し、Y方向両側のスプロケット28aを連結して同期させる。
複数のスプロケット29aは、上面開口12のX方向外側に上下に間隔を隔てて位置しスプロケット28aの一部(図6で左側)を回転可能に構成されている。
チェーン駆動装置29cは、上面開口12のX方向外側の下方に位置し、スプロケット29aとスプロケット28aを介して、エンドレスチェーン28bを駆動する。
この構成により、チェーン駆動装置29cにより、上下のエンドレスチェーン28bを互いに反対方向に水平移動させ、アタッチメント24を介して基準線Lに最も近い2枚のルーフ板22aを互いに反対方向に同期して水平移動させることができる。
スライドルーフ20のその他の箇所にも、雨水の流入を防ぐシール材が取り付けられている。
この構成により、スライドルーフ20の全閉位置Cにおいて、中空構造10の内部に雨水が流入するのを防ぐことができる。
搬送装置60は、この例では開閉扉装置53、扉駆動装置54、揺動駆動装置55、主コンベア装置62、保管装置64、補助コンベア装置65、及び外壁開閉装置70を備える。
図7は、着陸台32の平面図である。着陸台32は、水平に配列されたフレーム32aと、その上面に水平に取り付けられた着陸板32bとからなる。
着陸台32は、平面視で上面開口12の内側(すなわち内側空間11a)に位置し、ドローン1が離着陸可能な大きさの着陸面33を有する。着陸面33は、着陸板32bの上面である。
荷物用開口32cは、着陸面33の基準線上に位置し荷物9を上下方向に通す大きさを有する。荷物用開口32cの奥行方向長さは、中心軸Y-Y(基準線L)に沿って着陸台32の奥行方向長さ-β(βはフレーム32aの幅であり、例えば80mm以内)であることが好ましい。例えば荷物用開口32cの大きさは、例えば幅430mm、奥行き1400mmである。
荷物用開口32cには、開閉可能な荷物用扉51が設けられている。また荷物用扉51の上面は全閉時において、着陸面33と同一高さに設定されている。
開閉扉装置53は、着陸台32又は昇降支持台34に固定され、荷物用開口32cを開閉可能に構成されている。荷物用扉51の開閉構造は後述する。
図8は、昇降支持台34の平面図である。
昇降支持台34は、着陸台32の下方に一定の間隔を隔てて固定され、四隅の耳部34aのみが上面開口12の外側(すなわち外側空間11b)に位置する。
後述するガイドバー36aの上端は、上面開口12の外側(外側空間11b)において昇降支持台34の四隅の耳部34aに固定されている。
また、昇降支持台34は、平面視で荷物用開口32cに相当する箇所にフレームがなく、荷物用開口32cから落下する荷物9がそのまま下方に素通りするようになっている。
図9は、着陸台32と昇降支持台34を一体化した図であり、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は右側面図である。
なお、本発明はこの構成に限定されず、着陸台32と昇降支持台34を一体の単一部材で構成してもよい。
また、着陸台32と昇降支持台34は、平面視で上面開口12の内側(内側空間11a)に上面開口12の内縁から隙間を隔てて位置する。この隙間は、ドローン1の離着陸に支障のない限りで小さいことが好ましく、例えば5~20mmである。
図3において、昇降ガイド36は、複数(例えば4本)のガイドバー36aと複数(例えば4つ)のガイド板36bを有する。ガイドバー36aは、外側空間11bにおいて昇降支持台34の四隅の耳部34aに上端が固定され鉛直下方に延びる。ガイド板36bは、外側空間11bにおいて図示しない本体フレームに固定されガイドバー36aが嵌合する鉛直貫通穴を有する。
この昇降ガイド36の構成により、着陸面33を水平に保持した状態で着陸面33を上昇高さH1と下降高さH3との間で昇降可能に案内することができる。
図3において、昇降駆動ユニット38は、例えばボールねじを電動機と減速機で回転駆動して取付盤38aを直線ガイドに沿って昇降させる電動リフタである。これにより、昇降駆動ユニット38は、取付盤38aに固定された連結金具38bを介して、昇降支持台34を水平を保持して昇降させるようになっている。
図3と図4において、ランディングユニット30は、さらに、着陸面33に載る荷物9を着陸面上の基準線上まで水平移動させるセンタリング装置40を有する。
この図において、センタリング装置40は、1対の荷物寄せ部材42を有する。1対の荷物寄せ部材42は、着陸面33に近接し着陸面上の基準線Lに対し平行かつ水平に延び、着陸面33の外側と基準線Lの近傍との間で基準線Lに対し対称に水平移動する。
1対の荷物寄せ部材42の長さは、着陸台32の奥行方向長さより長いことが好ましい。また、センタリング装置40の作動時において、荷物寄せ部材42の着陸面33からの高さは、荷物9の重心より低い範囲で上下動してもよい。
また、荷物寄せ部材42は、この例では円管状部材である。円管状部材は、その軸心を中心に自由に回転できることが好ましいが、固定してもよい。
また、1対の荷物寄せ部材42を着陸面33の外側から基準線Lの近傍まで中心に向けて互いに対称に水平移動することで、着陸面上の任意の位置に載る荷物9を基準線Lの上まで水平移動(センタリング)することができる。
この図において、センタリング装置40は、さらに、複数の吊下部材44を有する。
またこの例で、荷物寄せ部材42は、例えば直径20~40mmの円管状部材(中空管)であり、吊下部材44は、例えば金属製平板である。この構成により、吊下部材44により吊り下げられた荷物寄せ部材42がおもりとして機能し、上端44bを中心にX方向に振子のように自由に揺動するようになっている。
従って、吊下部材44の上端44bは、スライドルーフ20の全開時に上面開口12の外側の外側空間11bに位置し、かつスライドルーフ20の全閉時に平面視で上面開口12の内側の内側空間11aにおいて基準線Lに対し対称位置に位置する。
なおセンタリング装置40の作動時に、着陸面33は、上昇高さH1と下降高さH3の中間の中間高さH2に位置する。
また、スライドルーフ20の全閉動作により、吊下部材44に吊り下げられた1対の荷物寄せ部材42が着陸面33の外側から基準線Lの近傍まで中心に向けて互いに対称に水平移動される。これにより、着陸面上の任意の位置に載る荷物9を基準線Lの上まで水平移動することができる。
この図において、センタリング装置40は、上面開口12の外側(外側空間11b)において上端が荷物寄せ部材42に固定され、下方に延びる制御アーム46を有する。制御アーム46は、例えば金属製平板であり、下端46aにY方向の水平軸を中心に自由に回転するローラを有することが好ましい。
また、ランディングユニット30は、着陸面33の外側かつ着陸面33より下方に固定されたガイド部材39a,39bを有する。またガイド部材39a,39bは、着陸面33の昇降時に制御アーム46の下端46aと接触する制御面を有する。
この構成により、荷物寄せ部材42が着陸面33の内側(内側空間11a)に入り、上昇する着陸面33と干渉するのを確実に防止することができる。
この構成により、基準線Lの近傍において、1対の荷物寄せ部材42を基準線Lに対し対称に位置決めすることができ、荷物寄せ部材42で挟まれた荷物9を正確に基準線上に位置決めすることができる。
この構成により、着陸面33が中間高さH2から下降高さH3へ下降する際に、荷物9から荷物寄せ部材42を外側に離し、荷物9に作用する荷物寄せ部材42の抵抗を無くすことができる。
図13は、図10のC-C断面図(A)とその部分上面図(B)である。
この図において、搬送装置60は、荷物用開口32cを開閉可能な開閉扉装置53を有する。
開閉扉装置53は、1対の荷物用扉51と扉駆動装置54とを有する。
1対の荷物用扉51は、隣接して水平に位置し、荷物用開口32cを全閉する。1対の荷物用扉51のX方向外端は、Y方向の回転軸51aを中心に回転可能に支持されている。
扉駆動装置54は、1対の荷物用扉51を回転軸51aを中心にそれぞれ下方に揺動(旋回)させる。扉駆動装置54は、この例では、1対の揺動駆動装置55からなる。
なお、1対の荷物用扉51の揺動は、同期させても、一方を先行し他方を少し遅らせてもよい。一方を先行させることで、荷物9の一辺を先行する荷物用扉51に沿わせて、Y-Y方向に整列することができる。
図3と図4において、搬送装置60は、さらに荷物用開口32cの下方に位置し、荷物9を水平にY方向に搬送する主コンベア装置62と、荷物9をX方向に搬送し保管する保管装置64とを有する。
この構成により、コンベア装置62を荷物用開口32cの真下近くまで上昇させることで、荷物用開口32cから落下する荷物9の損傷を防止することができる。また、保管装置64と整合する高さ、及び外壁開口14と整合する高さにコンベア装置62を位置決めすることができる。
この構成により、外壁扉72を全開した際に、荷物9に容易にアクセスでき、外部へ荷物9を取りだすことができる。
保管装置64は、例えば荷物9をY方向とX方向との間で方向転換させる直角方向転換機(図示せず)とこれに連続して設置されX方向に荷物9を搬送するコンベア装置(図示せず)とからなる。
この構成により、保管装置64に複数の荷物9を整列して保管することができる。
なお、保管装置64の上部に屋根を付けてもよい。この構成により、雨天時にドローン1が着陸する際に、荷物9が雨で濡れることを防止できる。
図4において、搬送装置60は、さらに外壁開口14を開閉する外壁開閉装置70を備える。
外壁開閉装置70は、外壁開口14を中空構造10の内側から全閉する外壁扉72と、外壁扉72を中空構造10の内側から開閉駆動する開閉駆動装置74とを備える。
開閉駆動装置74は、外壁扉72を前面から後退させて上方にスライドさせるスライドガイド75と、外壁扉72を上下動させる上下駆動装置76とからなる。
この構成により、外壁扉72を中空構造10の内側から開閉駆動して、外壁開口14を開閉することができる。
なお、外壁開閉装置70は、外壁扉72を手動で開閉できるようにしてもよい。
待機状態では、図2に示した中空構造10の上面の上面開口12は、ルーフ板22により全閉され、正面の外壁開口14は、外壁扉72により全閉されている。
従って、待機状態において、中空構造10の内部に保管されている荷物9に第3者が外部からアクセスすることができず、荷物9を安全に保管することができる。
また、待機状態において、スライドルーフ20に設けられたシール材により、中空構造10の内部に雨水が流入するのを防ぐことができる。
図14は、ドローン着陸時の運転方法の説明図である。この図において、(A)は、待機状態、(B)は着陸時を示している。
図14(A)の状態において、ドローン1が着陸する際、ドローン1が近づくとスライドルーフ20を全開させ、次いで着陸面33を上昇高さH1まで上昇させる。この状態で、上昇高さH1の着陸面33にドローン1が着陸する。
従って、ドローン着陸時において、図14(B)に示すように、上面開口12の内側には着陸面33のみが露出しており、かつ着陸面33の高さは上昇高さH1(好ましくは、中空構造10の上面高さ)に位置している。そのためドローン1が着陸する着陸面33の周囲に干渉物が全くなく完全なフラットにでき、かつ中空構造10の上面(枠部分)も着陸用に用いることができる。
従って、天候等(例えば風)の影響でドローン1の着陸精度が低下しても、中空構造10の上面に容易に着陸できる。
なお、上述の構成により、スライドルーフ20の全閉動作により、これと連動して同時に荷物9を着陸面33の基準線上まで水平移動させることが好ましい。
さらに、ドローンポートシステム100の管理者(又は使用者)は、例えばリモコンスイッチ又はドローンポートの操作パネルで、主コンベア装置62、保管装置64及び外壁開閉装置70を作動させて、内部に保管した荷物9をいつでも外部に取り出すことができる。
この図に示すように、上面開口12は円形であってもよい。
この場合、ランディングユニット30の着陸台32及び着陸面33を円形にすることで実現可能である。
スライドルーフ20、センタリング装置40、及び、搬送装置60は上述した構成をそのまま適用することができる。
この図において、着陸面33は、上面の空気を下方に流す複数の排気開口33aを有する。
また中空構造10は、排気開口33aから下方に流出した空気流を外部に排気する外部排気口15を有する。着陸面33は、例えば、金網、パンチングメタル、格子板、又は連子板の上面である。
中空構造10の高さHは例えば約2.3mであり、外部排気口15は中空構造10の下端に複数設けられ、その隙間高さは、例えば20~100mmである。
その他の構成は、第1実施形態と同様である。
従って、ドローン1の回転翼により発生するダウンウォッシュ(空気の下降流)の大部分を着陸面33の下方へ流出(通過)させることができる。
制御装置80は、ドローン1が着陸面33に荷物9を置く場合に、ドローン1から認証情報を受信し、荷物9を着陸面上の基準線上まで水平移動させるようにセンタリング装置40を動作させる。
次いで、制御装置80は、中空内部11における複数の保管スペースに荷物9を搬送するように搬送装置60を制御し、保管スペースの位置を示す位置情報と認証情報とを互いに関連づけて保持する。
その後、制御装置80は、認証情報が入力された場合に、認証情報と、保持している認証情報とが一致するときに、認証情報と関連付けられた位置情報が示す位置の保管スペースの荷物9を外壁開口14へ搬送するように搬送装置60を制御する。
第1に制御装置80は、認証情報と関連付けられた位置情報が示す位置の格納スペースの荷物9を外壁開口14へ搬送するように搬送装置60を制御する。また、第2に制御装置80は、外壁扉72の駆動装置(図示せず)を制御して外壁開口14を開ける位置へ外壁扉72を動作させる。
また、受取人は、手動で、外壁扉72を、外壁開口14を閉める位置から開ける位置へ動作させてもよい。この場合、制御装置80は、外壁開口14を閉める位置の外壁扉72の施錠を解除する。
図17(A)は、制御装置80が、気象値に基づいて、ドローン1又はドローン1の管制装置85と通信するシステムの構成例1を示す。
さらに、基準線上の荷物9を、着陸面33の下方に搬送し保管する搬送装置60を備えるので、ドローン1が搬送した荷物9を定位置に搬送して保管でき、かつ保管する荷物9を風雨及び第3者から安全に保管することができる。
また、上述した排気開口33aと外部排気口15を設けることで、着陸面33によるダウンウォッシュのはね返りを大幅に低減することができる。
L 基準線、M 中心、O 全開位置、X 幅方向、XM 最小水平距離、
Y 奥行方向、Z 高さ方向、1 ドローン、9 荷物、
10 中空構造、11 中空内部、11a 内側空間、
11b 外側空間、12 上面開口、14 外壁開口、
20 スライドルーフ、22,22a,22b ルーフ板、
23,23a,23b ガイドローラ、24 アタッチメント、
26 ルーフ開閉装置、27 ガイドプレート、
28 ルーフ駆動装置、28a スプロケット、
28b エンドレスチェーン、28c 連結軸、
29a スプロケット、29b エンドレスチェーン、
29c チェーン駆動装置、30 ランディングユニット、
32 着陸台、32a フレーム、32b 着陸板、
32c 荷物用開口、33 着陸面、33a 排気開口、
34 昇降支持台、34a 耳部、35 連結金具、
36 昇降ガイド、36a ガイドバー、36b ガイド板、
38 昇降駆動ユニット、38a 取付盤、38b 連結金具、
40 センタリング装置、42 荷物寄せ部材、44 吊下部材、
46 制御アーム、46a 下端、48 水平駆動装置、
48a 直線ガイド、48b ボールねじ駆動装置、
51 荷物用扉、51a 回転軸、53 開閉扉装置、
54 扉駆動装置、55 揺動駆動装置、60 搬送装置、
62 コンベア装置、63 連結金具、64 保管装置、
65 補助コンベア装置、66 目隠し板、
68 昇降駆動ユニット、68a 取付盤、
70 外壁開閉装置、72 外壁扉、74 開閉駆動装置、
80 制御装置、81 気象値取得装置(風速計)、
83 判定装置、85 管制装置、87 気象データ元、
100 ドローンポートシステム
Claims (18)
- 上面にドローンが着陸し、ドローンが搬送した荷物を内部に保管するドローンポートシステムであって、
中空内部を有し上面に前記ドローンが着陸可能な大きさの上面開口を有する中空構造と、
前記ドローンが着陸する着陸面を有し、着陸用の上昇高さとその下方の下降高さとの間で前記着陸面を昇降可能なランディングユニットと、
前記着陸面に載る前記荷物を着陸面上の基準線上まで水平移動させるセンタリング装置と、
前記基準線上の前記荷物を、前記着陸面の下方に搬送する搬送装置と、を備え、
前記ランディングユニット、前記センタリング装置、及び、前記搬送装置が前記中空内部に設置されており、
前記センタリング装置は、前記着陸面に近接し前記着陸面上の基準線に対し平行かつ水平に延び、前記着陸面の外側と前記基準線の近傍との間で前記基準線に対し対称に水平移動する1対の荷物寄せ部材を有し、
前記センタリング装置の作動時に、前記着陸面は、前記上昇高さと前記下降高さの中間の中間高さに位置し、
前記中空構造の内側において前記中空構造の前記上面開口を前記基準線に対し対称に開閉可能なスライドルーフを備え、
前記センタリング装置は、前記荷物寄せ部材の両端部に下端が固定され、上方に延び、上端が前記スライドルーフに回動可能に固定された複数の吊下部材を有し、
前記吊下部材の前記上端は、前記スライドルーフの全開時に平面視で前記上面開口の外側の外側空間に位置し、かつ前記スライドルーフの全閉時に平面視で前記上面開口の内側の内側空間において前記基準線に対し対称位置に位置する、ドローンポートシステム。 - 前記センタリング装置は、前記外側空間において上端が前記荷物寄せ部材に固定され、下方に延びる制御アームを有し、
前記ランディングユニットは、前記着陸面の外側かつ前記着陸面より下方に固定されたガイド部材を有し、
該ガイド部材は、前記着陸面の昇降時に前記制御アームの下端と接触する制御面を有し、
前記制御面は、前記着陸面が前記下降高さから前記中間高さへ上昇する際に、前記荷物寄せ部材を前記外側空間に案内し、
前記中間高さにおいて、前記基準線から前記荷物寄せ部材までの最小水平距離を制限し、
前記中間高さから前記下降高さへ下降する際に、前記荷物寄せ部材を前記最小水平距離より外側に広げる、請求項1に記載のドローンポートシステム。 - 前記ランディングユニットは、
前記着陸面を有し四隅の耳部のみが前記外側空間に位置する昇降支持台と、
前記着陸面を水平に保持して前記昇降支持台を昇降可能に案内する昇降ガイドと、
前記昇降支持台を昇降させる昇降駆動ユニットと、を有する、請求項1に記載のドローンポートシステム。 - 上面にドローンが着陸し、ドローンが搬送した荷物を内部に保管するドローンポートシステムであって、
中空内部を有し上面に前記ドローンが着陸可能な大きさの上面開口を有する中空構造と、
前記ドローンが着陸する着陸面を有し、着陸用の上昇高さとその下方の下降高さとの間で前記着陸面を昇降可能なランディングユニットと、
前記着陸面に載る前記荷物を着陸面上の基準線上まで水平移動させるセンタリング装置と、
前記基準線上の前記荷物を、前記着陸面の下方に搬送する搬送装置と、を備え、
前記ランディングユニット、前記センタリング装置、及び、前記搬送装置が前記中空内部に設置されており、
前記センタリング装置は、前記着陸面に近接し前記着陸面上の基準線に対し平行かつ水平に延び、前記着陸面の外側と前記基準線の近傍との間で前記基準線に対し対称に水平移動する1対の荷物寄せ部材を有し、
前記センタリング装置の作動時に、前記着陸面は、前記上昇高さと前記下降高さの中間の中間高さに位置し、
前記中空構造の内側において前記中空構造の前記上面開口を前記基準線に対し対称に開閉可能なスライドルーフを備え、
前記スライドルーフは、互いに隣接して前記上面開口を水平に塞ぐ長方形の複数のルーフ板と、
複数の前記ルーフ板を、前記上面開口を水平に塞ぐ全閉位置と、前記中空構造の内壁に沿って鉛直に位置決めして前記上面開口を全開する全開位置との間を移動させるルーフ開閉装置と、を有する、ドローンポートシステム。 - 前記ルーフ板は、前記上面開口の奥行方向両端外側に設けられ奥行方向の水平軸を中心に自由に回転する複数のガイドローラを有し、
前記ルーフ開閉装置は、
前記上面開口の奥行方向両端外側に設けられ、前記ガイドローラを前記全閉位置と前記全開位置との間で案内するガイドプレートと、
前記上面開口の外側に設けられ、前記全閉位置と前記全開位置との間で前記ルーフ板を駆動するルーフ駆動装置と、を有する、請求項4に記載のドローンポートシステム。 - 上面にドローンが着陸し、ドローンが搬送した荷物を内部に保管するドローンポートシステムであって、
中空内部を有し上面に前記ドローンが着陸可能な大きさの上面開口を有する中空構造と、
前記ドローンが着陸する着陸面を有し、着陸用の上昇高さとその下方の下降高さとの間で前記着陸面を昇降可能なランディングユニットと、
前記着陸面に載る前記荷物を着陸面上の基準線上まで水平移動させるセンタリング装置と、
前記基準線上の前記荷物を、前記着陸面の下方に搬送する搬送装置と、を備え、
前記ランディングユニット、前記センタリング装置、及び、前記搬送装置が前記中空内部に設置されており、
前記搬送装置は、
前記着陸面の前記基準線上に位置し前記荷物を上下方向に通す荷物用開口と、
前記荷物用開口を開閉可能な開閉扉装置と、を有し、
前記搬送装置は、前記荷物用開口の下方に位置し、前記荷物を水平に搬送する主コンベア装置を有し、
前記中空構造は、その側面に前記中空内部を外部と連通させる外壁開口を有し、
前記搬送装置は、その上の前記荷物を前記外壁開口の内側直前まで搬送する補助コンベア装置を有する、ドローンポートシステム。 - 前記搬送装置は、前記主コンベア装置を介して前記荷物を前記外壁開口の反対側内側に保管する保管装置を有する、請求項6に記載のドローンポートシステム。
- 前記着陸面は、上面の空気を下方に流す複数の排気開口を有し、
前記中空構造は、前記排気開口から下方に流出した空気流を外部に排気する外部排気口を有する、請求項1、4又は6に記載のドローンポートシステム。 - 前記着陸面は、金網、パンチングメタル、格子板、又は連子板の上面である、請求項8に記載のドローンポートシステム。
- 前記ランディングユニット、前記センタリング装置、及び、前記搬送装置を制御する制御装置を備え、
前記制御装置は、
前記ドローンが前記着陸面に前記荷物を置く場合に、前記ドローンから認証情報を受信し、
前記荷物を前記着陸面上の前記基準線上まで水平移動させるように前記センタリング装置を動作させ、
次いで、前記中空内部における複数の保管スペースに前記荷物を搬送するように前記搬送装置を制御し、
前記保管スペースの位置を示す位置情報と前記認証情報とを互いに関連づけて保持し、
その後、前記認証情報が入力された場合に、前記認証情報と、保持している前記認証情報とが一致するときに、前記認証情報と関連付けられた前記位置情報が示す位置の前記保管スペースの前記荷物を前記外壁開口へ搬送するように前記搬送装置を制御する、請求項6に記載のドローンポートシステム。 - 前記制御装置は、前記保管スペースの前記荷物を前記外壁開口へ搬送する場合に、前記外壁開口を開ける位置へ外壁扉を動作させ又は前記外壁開口を閉じている前記外壁扉の施錠を解除する、請求項10に記載のドローンポートシステム。
- 前記中空構造の位置に関する気象値を計測又は受信する気象値取得装置と、
前記気象値が許容範囲内であるかを判定し、判定の結果が否定である場合には、前記着陸面へ前記ドローンが着陸することを禁止する禁止信号を前記ドローン又はその管制装置へ送信する判定装置と、を備える、請求項1、4又は6に記載のドローンポートシステム。 - 前記荷物が保管される前記中空内部の温度を調節する温度調節装置を備える、請求項1、4又は6に記載のドローンポートシステム。
- 前記上昇高さは、前記中空構造の上面高さであり、
前記着陸面は干渉物がないフラットな形状である、請求項1、4又は6に記載のドローンポートシステム。 - 前記上昇高さは、前記中空構造の上面より下であり、前記着陸面はフラットである、請求項1、4又は6に記載のドローンポートシステム。
- 請求項1、4又は6に記載のドローンポートシステムの運転方法であって、
(A)前記上昇高さの前記着陸面に前記ドローンが着陸し、搬送した前記荷物を残して離陸した後、前記着陸面を前記中空構造内に下降させ、
(B)前記センタリング装置により前記荷物を前記着陸面の前記基準線上まで水平移動させ、
(C)次いで、前記搬送装置により前記基準線上の前記荷物を、前記着陸面の下方に搬送する、ドローンポートシステムの運転方法。 - 前記(A)の前に、前記上面開口を開閉可能なスライドルーフを全開させ、次いで前記着陸面を前記上昇高さまで上昇させ、
前記(B)の前又は前記(B)と同時に、前記スライドルーフを全閉する、請求項16に記載のドローンポートシステムの運転方法。 - 前記(C)において、前記基準線上に位置する荷物用開口を全開して、前記荷物用開口の下方に位置する主コンベア装置に前記荷物を移載する、請求項16に記載のドローンポートシステムの運転方法。
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